JP2021031255A - 移動式クレーン - Google Patents

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浩樹 市川
Hiroki Ichikawa
浩樹 市川
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【課題】ウインチドラムの層数を正確に知ることができる移動式クレーンを提供する。【解決手段】 ワイヤロープの一端に接続され、前記ワイヤロープを繰り入れ又は繰り出しするウインチドラムと、前記ワイヤロープを掛けるシーブと、前記ワイヤロープの他端に接続されるフックと、制御手段と、前記シーブを撮影する撮影手段と、を有し、前記制御手段は、前記撮影手段により撮影された画像に基づき、前記ワイヤロープに関する前記ウインチドラムの層数を算出する、移動式クレーン。【選択図】図1

Description

本発明は、移動式クレーンに関するものである。
移動式のクレーンの自動運転時等で、目標経路及び目標速度が与えられたとき、フック速度を正確に制御する必要がある。所望のフック速度に対応するウインチドラム回転速度は、ドラムの層数によって異なるため、ドラムの層数を正確に知ることは重要である。
従来、移動式のクレーンには、安全装置に接続されたウインチドラム回転数検出器によってドラムの回転した回数を取得し、ロープ長さやブームの姿勢等と比較することでウインチドラムの層数を推定している(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−17277号公報
しかしながら、例えば上記のロープ長さからウインチドラムの層数を決定する場合、オペレータによって入力されたロープ全体の長さが実際と異なる場合や、乱巻き等により整然と巻かれていない場合、ウインチドラムの層数を正確に知ることはできないという問題点があった。
そこで、本発明は、ウインチドラムの層数を正確に知ることができる移動式クレーンを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の移動式クレーンは、ワイヤロープの一端に接続され、前記ワイヤロープを繰り入れ又は繰り出しするウインチドラムと、前記ワイヤロープを掛けるシーブと、前記ワイヤロープの他端に接続されるフックと、制御手段と、前記シーブを撮影する撮影手段と、を有し、前記制御手段は、前記撮影手段により撮影された画像に基づき、前記ワイヤロープに関する前記ウインチドラムの層数を算出することを特徴としている。
本実施形態に係る移動式クレーンは、ドラムの層数を正確に知ることができる。
本発明の一実施形態に係るクレーンの全体構成を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係るクレーンのブーム先端部を示す側面図である。 本発明の一実施形態にかかるクレーンの制御手段の構成を示す図である。 本発明の一実施形態にかかるクレーンにおいてドラム層数を算出するフローチャートである。
以下、本発明に係る一実施形態について図面を参照して説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成要素は例示であり、本発明の技術範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(移動式クレーンの構成)
以下に、図1を参照して、本実施形態に係る移動式クレーンについて説明する。なお、移動式クレーンとしては、例えば、ラフテレーンクレーン、オールテレーンクレーン、トラッククレーン、積載形トラッククレーン等が挙げられ、本発明を適用可能である。また、以後、本実施形態に係る移動式クレーンは、単にクレーンと呼ぶことがある。
図1に、本発明の一実施形態に係るクレーンの全体構成を示す側面図を示す。図1に示すように、クレーン1は、不特定の場所に移動可能な移動式クレーンであり、車両2、クレーン装置6を有する。
車両2は、クレーン装置6を搬送するものである。車両2は、複数の車輪3を有し、図示しないエンジンを動力源として走行する。車両2には、アウトリガ5が設けられている。
アウトリガ5は、車両2の幅方向両側に油圧によって延伸可能な張り出しビームと、地面に垂直な方向に延伸可能な油圧式のジャッキシリンダと、から構成されている。車両2は、アウトリガ5を車両の幅方向に延伸させるとともにジャッキシリンダを接地させることにより、クレーン1の作業可能範囲を広げることができる。
クレーン装置6は、搬送物Wをワイヤロープによって吊り上げるものである。クレーン装置6は、旋回台7、伸縮ブーム8、ジブ13、メインフックブロック14、サブフックブロック15、起伏シリンダ16、メインウインチ17、サブウインチ18、メインワイヤロープ19、サブワイヤロープ20、キャビン21等を具備する。
旋回台7は、クレーン装置6を旋回可能に構成するものである。旋回台7は、円環状の軸受を介して車両2のフレーム上に設けられる。円環状の軸受は、その回転中心が車両2の設置面に対して垂直になるように配置されている。旋回台7は、円環状の軸受の中心を回転中心として回転自在に構成されている。また、旋回台7は、図示しない油圧式の旋回モータによって回転されるように構成されている。
ブームである伸縮ブーム8は、搬送物Wを吊り上げ可能な状態にワイヤロープを支持するものである。伸縮ブーム8は、複数のブーム部材から構成され、図1に示す例ではベースブーム部材8a、セカンドブーム部材8b、サードブーム部材8c、フォースブーム部材8d、フィフスブーム部材8e、トップブーム部材8fから構成されている。
各ブーム部材8a〜8fは、互いに相似な多角形断面を有する中空円筒状に形成されている。各ブーム部材8a〜8fは、断面積の大きさの順にその内部に挿入可能な大きさに形成されている。つまり、最も断面積の小さいトップブーム部材8fは、トップブーム部材8fの次に断面積が大きいフィフスブーム部材8eの内部に挿入可能な大きさに形成されている。フィフスブーム部材8eは、フィフスブーム部材8eの次に断面積が大きいフォースブーム部材8dの内部に挿入可能な大きさに形成されている。このように、伸縮ブーム8は、最も断面積の大きいベースブーム部材8aの内部にセカンドブーム部材8b、サードブーム部材8c、フォースブーム部材8d、フィフスブーム部材8e、トップブーム部材8fが断面積の大きさの順に入れ子式に挿入されている。
また、伸縮ブーム8は、ベースブーム部材8aに対してセカンドブーム部材8b、サードブーム部材8c、フォースブーム部材8d、フィフスブーム部材8e、トップブーム部材8fが伸縮ブーム8の軸方向に移動可能に構成されている。つまり、伸縮ブーム8は、各ブーム部材を図示しない伸縮シリンダで移動させることで伸縮自在に構成されている。伸縮ブーム8は、ベースブーム部材8aの基端が旋回台7上に搖動可能に設けられている。これにより、伸縮ブーム8は、車両2のフレーム上で水平回転可能に構成さている。さらに、伸縮ブーム8は、旋回台7に対してベースブーム部材8aの基端を中心として搖動自在に構成されている。
次に、図2を参照して、伸縮ブーム8周辺の詳細構成について説明する。図2に、本発明の一実施形態に係るクレーンのブーム先端部を示す側面図を示す。
図2に示すように、伸縮ブーム8のトップブーム部材8fの先端には、メインガイドシーブ9、サブガイドシーブ10、メインシーブ11及びサブシーブ12が設けられている。トップブーム部材8fの先端の背面側(伸縮ブーム8起立時の搖動方向側の側面)には、メインワイヤロープ19が巻き掛けられるメインガイドシーブ9とサブワイヤロープ20が巻き掛けられるサブガイドシーブ10とが回転自在に設けられている。
トップブーム部材8fの先端には、サブワイヤロープ20が巻き掛けられるサブシーブ12とメインワイヤロープ19が巻き掛けられるメインシーブ11が回転自在に設けられている。また、トップブーム部材8fの先端部には、ジブ支持部8gが設けられている。
図1に示すように、ジブ13は、クレーン装置6の揚程や作業半径を拡大するものである。ジブ13は、伸縮ブーム8のベースブーム部材8aに設けられたジブ支持部8gによってベースブーム部材8aに沿った姿勢で保持されている。ジブ13の基端は、トップブーム部材8fのジブ支持部8gに連結可能に構成されている。ジブ13は、ジブ支持部8gに図示しないピンを打ち込むことにより伸縮ブーム8のトップブーム部材8fの先端に連結可能に構成されている。
メインフックブロック14は、搬送物Wを吊るものである。メインフックブロック14には、メインワイヤロープ19が巻き掛けられるフックシーブ14aと、搬送物Wを吊るメインフック14bとが設けられている。また、サブフックブロック15も同様に、搬送物Wを吊るものであり、搬送物Wを吊るサブフック15aが設けられている。
メインワイヤロープ19は、メインウインチドラム17からメインガイドシーブ9を介してメインシーブ11とフックシーブ14aとに巻き掛けられている。また、サブワイヤロープ20は、サブウインチドラム18からサブガイドシーブ10とサブシーブ12とを介してサブフックブロック15に接続されている。
また、本実施形態に係るクレーン1は、フックシーブ14aを監視するための撮影手段30が設けられている。図2に示す例では、撮影手段30は、例えばメインシーブ11の近傍に配置されているが、本発明はこの点において限定されず、フックシーブ14aを撮影することができる如何なる場所に配置されていても良い。また、本実施形態においては、撮影手段30によるフックシーブ14aの回転角速度に基づき後述する方法でドラムの層数を決定するため、フックシーブ14aの回転角速度を正確に計算できるよう、フックシーブ14aには回転の目印として印をつけておくことが好ましい。
起伏シリンダ16は、油圧シリンダから構成され、伸縮ブーム8を起立及び倒伏させ、伸縮ブーム8の姿勢を保持するものである。起伏シリンダ16は、一方の端部が旋回台7に搖動自在に連結され、他方の端部が伸縮ブーム8のベースブーム部材8aに搖動自在に連結されている。
油圧ウインチドラムであるメインウインチドラム17は、メインワイヤロープ19の繰り入れ(巻き上げ)及び繰り出し(巻き下げ)を行うものである。メインウインチドラム17は、メインワイヤロープ19が巻きつけられるドラムが油圧モータによって回転されるように構成されている。
また、油圧ウインチドラムであるサブウインチドラム18は、サブワイヤロープ20の繰り入れ(巻き上げ)及び繰り出し(巻き下げ)を行うものである。サブウインチドラム18は、サブワイヤロープ20が巻きつけられるドラムが油圧モータによって回転されるように構成されている。
また、クレーン1は、車両2の走行やクレーン装置6の動作を制御するための制御手段100(図3参照)を備えている。制御手段100は、実体的には、CPU、ROM、RAM、HDD等がバスで接続される構成であってもよく、あるいはワンチップのLSI等からなる構成であってもよい。制御手段100は、入力側に接続された装置から入力信号を受信すると、CPUが、入力信号に基づいてROMに記憶されたプログラムを読み出すとともに、入力信号によって検出された状態をRAMに記憶したり、出力側に接続された装置に出力信号を送信したりする。
メインウインチドラム17及びサブウインチドラム18には、ドラム回転数検出器32(図3参照)が接続されており、検出されたドラム回転速度は、制御手段100に送信されるよう構成されている。
(制御手段100の構成)
次に、図3を参照して、本実施形態に係るクレーンの制御手段の構成について説明する。図3に、本発明の一実施形態にかかるクレーンの制御手段の構成を示す図を示す。なお、本明細書においては、説明のために、制御手段100が、ウインチドラムの回転速度としてメインウインチドラム17の回転速度を、フックシーブの回転速度としてフックシーブ14aの回転速度を算出する場合についてのみ説明するが、本発明はこの点において限定されず、他のウインチドラムやフックシーブの回転速度も算出可能である。
図3に示すように、制御手段100は、メインウインチドラム17の回転速度を算出するドラム回転速度算出部102と、フックシーブ14aの回転速度を算出するシーブ回転速度算出部104と、メインウインチドラム17のドラム層数を算出するドラム層数算出部106と、メインウインチドラム17の回転速度を制御するドラム回転制御部108と、を有する。
また、制御手段100は、フックシーブ14aを撮影する撮影手段30、メインウインチドラム17の回転速度を検出するドラム回転速度検出器32、メインウインチドラム17を駆動するドラム駆動部34に接続されている。
ドラム回転速度算出部102は、ドラム回転数検出器32からメインウインチドラム17の回転数の値を取得し、メインウインチドラム17の回転速度を算出する。シーブ回転速度算出部104は、撮影手段30からフックシーブ14aの画像を取得し、取得された画像に基づきフックシーブ14aの回転速度を算出する。ドラム層数算出部106は、メインウインチドラム17の回転速度及びフックシーブ14aの回転速度等から、後述する方法によりドラム層数を算出する。ドラム回転制御部108は、算出されたドラム層数に基づき、メインウインチドラム17が所定の回転角速度となるよう制御信号をドラム駆動部34に送信する。
次に、図4を用いてドラム層数を算出する方法について説明する。図4に、本発明の一実施形態にかかるクレーンにおいてドラム層数を算出するフローチャートを示す。
図4に示すように、ステップS200において、制御手段100は、ドラム層数の算出を開始し、ステップをステップS202及びステップS206へと移行させる。なお、ステップS202及びステップS206は、同時に開始して並列に進行してもよいし、別途進行してもよい。
ステップS202において、制御手段100は、撮影手段30からフックシーブ14aの画像を取得する。そして、ステップS204において、取得した画像に基づき、シーブ回転速度算出部104は、フックシーブ14aのシーブ回転速度を算出する。
また、ステップS206において、制御手段100は、ドラム回転数検出器32から、メインウインチドラム17の回転数を取得する。そして、ステップS208において、取得したメインウインチドラム17の回転数に基づき、ドラム回転速度算出部102は、メインウインチドラム17の回転速度を算出する。
そして、ステップS204及びステップS208で算出されたシーブ回転速度及びドラム回転速度に基づき、ドラム層数算出部106は、ステップS210において、ドラム層数を算出する。
ステップS210における、ドラム層数算出部106のドラム層数の算出方法について、詳細に説明する。ステップS204で算出されたシーブ回転速度(回転角速度)ωsheaveと、フックシーブ14aのシーブ半径Rsheave(既知)と、ワイヤロープのフック掛け数n(既知)とから、下記式(1)によりワイヤロープのロープ巻出し速度vropeが計算される。
sheaveωsheave/n=vrope・・・式(1)
また、ロープ巻出し速度vropeは、ステップS208で算出されたメインウインチドラム17の回転速度(回転角速度)ωdrumと、ワイヤロープを含むメインウインチドラム17のドラム半径Rdrumとから、下記式(2)によっても計算することができる。
drum-1ωdrum=vrope・・・式(2)
式(1)と式(2)からワイヤロープを含むメインウインチドラム17のドラム半径Rdrumが算出される。このワイヤロープを含むメインウインチドラム17のドラム半径Rdrum-1は、下記式(3)に示すように、ワイヤロープを巻いていないメインウインチドラム17のドラム半径Rdrum-0(既知)に、隣り合う層のワイヤロープ中心間のドラム半径方向距離Drope(既知)とドラム層数xの積を加えたものであるため、このドラム半径Rdrumからドラム層数xが算出される。
drum-1=Rdrum-0+Drope×x・・・式(3)
なお、ドラム層数算出部106は、使用するメインウインチドラム17やフックシーブ14aの種類、ロープの掛数等に応じて、予めシーブ回転速度ωsheaveと、ドラム回転速度ωdrunと、ドラム層数xとを関連付けたテーブルを格納しており、このテーブルを参照することでドラム層数xを算出してもよいし、オペレータが他のパラメータを入力インタフェースに入力し、入力値に基づき上記式(1)乃至式(3)からドラム層数xを算出してもよい。
即ち、本実施形態に係るクレーンは、ウインチドラムと、シーブと、フックと、制御手段と、シーブを撮影する撮影手段と、を有し、制御手段は、撮影手段により撮影された画像に基づき、ワイヤロープに関するウインチドラムの層数を算出することができる。撮影手段により撮影されたシーブの画像からシーブの回転速度を算出し、それを利用してウインチドラムの層数を算出するため、ウインチドラムの層数を正確に知ることができる。また、本実施形態に係る方法では、オペレータによって入力されたワイヤロープ全体の長さが実際の長さと異なる場合や、ワイヤロープが整然と巻かれていない場合であっても、正確にウインチドラムの層数を知ることができる。
さらに、本実施形態によりウインチドラムの層数を正確に知ることで、必要なフック速度に対応するドラム回転速度を算出することができるため、フック速度を正確に制御することができる。
またさらに、従来の、安全装置に接続されたウインチドラム回転数検出器によってドラムの回転した回数を取得し、ロープ長さやブームの姿勢等と比較することで推定されたウインチドラムの層数と、本実施形態によって算出されたウインチドラムの層数とが異なる場合、ウインチドラムワイヤロープが整然と巻かれていない又は誤設定状態にあると推定される。その場合、制御手段100が図示しない報知器に、異なる旨の報知を行うように制御信号を送信するよう構成することができる。これにより、オペレータに注意喚起を促すことが可能なクレーンを構成可能である。
1 クレーン
2 車両
6 クレーン装置
7 旋回台
8 伸縮ブーム
13 ジブ
14 メインフックブロック
15 サブフックブロック
17 メインウインチ
18 サブウインチ
19 メインワイヤロープ
20 サブワイヤロープ
30 撮影手段
32 ドラム回転数検出器
34 ドラム駆動部
100 制御手段
102 ドラム回転速度算出部
104 シーブ回転速度算出部
106 ドラム層数算出部
108 ドラム回転制御部

Claims (4)

  1. ワイヤロープの一端に接続され、前記ワイヤロープを繰り入れ又は繰り出しするウインチドラムと、
    前記ワイヤロープを掛けるシーブと、
    前記ワイヤロープの他端に接続されるフックと、
    制御手段と、
    前記シーブを撮影する撮影手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記撮影手段により撮影された画像に基づき、前記ワイヤロープに関する前記ウインチドラムの層数を算出する、
    移動式クレーン。
  2. 前記制御手段は、シーブ回転速度算出部、ドラム回転速度算出部、及びドラム層数推定部を有し、
    前記シーブ回転速度算出部は、前記撮影手段により撮影された画像に基づき、前記シーブの回転角速度を算出し、
    前記ドラム回転速度算出部は、前記ウインチドラムの回転速度を算出し、
    前記ドラム層数推定部は、前記シーブの回転角速度と前記シーブのシーブ半径と前記ワイヤロープのフック掛け数から前記ワイヤロープの繰り出し速度を算出し、前記繰り出し速度と前記ウインチドラムの回転速度から前記ウインチドラムに巻かれた前記ワイヤロープの半径を算出し、前記半径に基づき前記ウインチドラムの層数を算出する、
    請求項1に記載の移動式クレーン。
  3. 前記制御手段は、算出された前記ウインチドラムの層数に基づき前記ウインチドラムが所定の回転角速度となるよう前記ウインチドラムの動作を制御する、
    請求項1又は2に記載の移動式クレーン。
  4. 前記移動式クレーンは更に、ワイヤロープ全長入力手段、報知制御手段及び報知器を有し、
    前記報知制御手段は、前記ワイヤロープ全長入力手段に入力された前記ワイヤロープの全長及び前記ウインチドラムの回転速度に基づき前記ウインチドラムの層数を算出し、前記報知制御手段により算出された層数と、前記制御手段により算出された層数とが異なるか否かを判断し、異なる場合に異なる旨の報知を行うよう前記報知器の動作を制御する、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の移動式クレーン。
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