JP2021031109A - ボトル - Google Patents

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玲太 石井
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Tsuyoshi Uchiyama
剛志 内山
俊樹 坂口
Toshiki Sakaguchi
俊樹 坂口
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Abstract

【課題】内容物の液体を注ぎ出しやすいボトルを提供する。【解決手段】ボトル1は、底部7と、胴部3と、肩部5と、口部6とを備える。底部7は、少なくとも一部で水平な面に接地するように構成されている。胴部3は、底部7よりも上方に設けられた略鉛直な壁として形成され、底部7に接続されている。肩部5は、胴部3よりも上方に設けられた鉛直に対して傾いた壁として形成され、胴部3に接続されている。口部6は、胴部3の中心軸上に肩部5よりも上方に設けられ、水平断面が胴部3よりも小さく、上端に開口を持ち、肩部5に接続されている。胴部3と肩部5との境界の底部7からの高さが、胴部3の周方向の位置に応じて異なる。【選択図】図1B

Description

本発明は、ボトルに関する。
飲料用などのボトルにおいて、内容物である液体が多い状態でボトルから器に液体を注ぐとき、ボトルから注ぎ出される液体の量が周期的に変化する脈動と呼ばれる現象が生じることがある。この脈動は、ボトルの口を満たしながら液体がボトルから注ぎ出されることと、周囲の空気がボトル内に流入することとが交互に繰り返されることで生じる。脈動が生じると、ボトル内の液体を器に注ぎにくい。
このような脈動を抑制するための工夫がなされたボトルが、例えば特許文献1に開示されている。この文献に開示されているボトルでは、注ぎ口がボトルの中央ではなく偏った位置に設けられている。注ぎ口を上側にしてボトル内の液体が注ぎ出されることで、注ぎ口の下側で液体が流出し、注ぎ口の上側で空気が流入し、脈動が抑制されることが開示されている。
特開2007−302337号公報
特許文献1に開示されたボトルは、脈動を抑制する一方法ではある。しかしながら、注ぎ口が偏って設けられたボトルを製造するためには、注ぎ口が中央に設けられたボトルの製造に用いられている装置とは異なる製造装置が必要になる。また、注ぎ口が偏って設けられたボトルに液体を充填するためには、注ぎ口が中央に設けられたボトルに液体を充填する場合と異なる充填機が必要になる場合もある。したがって、脈動が生じにくい他の形態のボトルも求められている。
本発明は、内容物の液体を注ぎ出しやすいボトルを提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、ボトルは、底部と、胴部と、肩部と、口部とを備える。前記ボトルが水平な面に静置された状態では、前記底部は、少なくとも一部で水平な面に接地するように構成されており、前記胴部は、前記底部よりも上方に設けられた略鉛直な壁として形成され、前記底部に接続されており、前記肩部は、前記胴部よりも上方に設けられた鉛直に対して傾いた壁として形成され、前記胴部に接続されており、前記口部は、前記胴部の中心軸上に前記肩部よりも上方に設けられ、水平断面が前記胴部よりも小さく、上端に開口を持ち、前記肩部に接続されており、前記胴部と前記肩部との境界の前記底部からの高さが、前記胴部の周方向の位置に応じて異なる。
本発明によれば、内容物の液体を注ぎ出しやすいボトルを提供できる。
図1Aは、一実施形態に係るボトルの構成例を示す正面図である。 図1Bは、一実施形態に係るボトルの構成例を示す右側面図である。 図1Cは、一実施形態に係るボトルの構成例を示す背面図である。 図1Dは、一実施形態に係るボトルの構成例を示す平面図である。 図1Eは、一実施形態に係るボトルの構成例を示す斜視図である。 図2は、一実施形態に係るボトルの形状について説明するための従来型のボトルの図である。 図3は、一実施形態に係るボトルの形状について説明するための図である。 図4Aは、従来型のボトルで生じる脈動について説明するための図である。 図4Bは、従来型のボトルで生じる脈動について説明するための図である。 図5は、一実施形態に係るボトルで脈動が生じにくいことを説明するための図である。 図6Aは、ボトルからの液体の注ぎ始めにおける口部の高さについて説明するための図である。 図6Bは、ボトルからの液体の注ぎ始めにおける口部の高さについて説明するための図である。 図7Aは、ボトルからの液体の注ぎ始めにおける口部の高さの計測について説明するための図である。 図7Bは、脈動開始角度の計測について説明するための図である。 図8は、一実施形態に係るボトルに把手を取り付けた場合の構成例を示す図である。 図9は、変形例に係るボトルの構成例を示す斜視図である。 図10は、変形例に係るボトルの構成例を示す斜視図である。
[ボトルの構造]
一実施形態について図面を参照して説明する。図1A乃至図1Eは、本実施形態のボトル1の形状を示す。図1Aはボトル1の正面図であり、図1Bはボトル1の右側面図であり、図1Cはボトル1の背面図であり、図1Dはボトル1の平面図であり、図1Eはボトル1の左側面、正面及び下面を示す斜視図である。図1Aを正面図としたのは説明のためであり、ボトル1が使用される際のボトルとしての正面は、図1Aに示される面に限らず、図1Cに示される面又は図1Bに示される面など他の面であってもよい。ボトル1は、これに限らないが、例えば飲料用のボトルであり、例えばペットボトルである。
ボトル1は、飲料用に限らず、例えば、調味料、洗剤、薬品など他の液体が入れられてもよい。また、ボトル1の材料は、ポリエチレンテレフタレートに限らず、他のエチレンテレフタレート系熱可塑性ポリエステル樹脂を用いても形成され得る。熱可塑性ポリエステル樹脂としては、ポリエチレンテレフタレートの他、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、非晶ポリアリレート、ポリ乳酸、ポリエチレンフラノエート又はこれらの共重合体などが用いられてもよい。また、これらの樹脂の混合物、あるいは、これらの樹脂と他の樹脂との混合物などが用いられてもよい。また、ポリカーボネート、アクリロニトリル樹脂、ポリプロピレン、プロピレン−エチレン共重合体、ポリエチレンなども使用され得る。
図1Bが本実施形態の特徴をよく表す。図1Bに示されるように、本実施形態に係るボトル1は、非対称な形状をしている。このような形状を有することで、図1Aに示す正面側を上側にして内容物である液体を注ぎ出す場合に、ボトル1を大きく傾けて、コップなど液体を受ける器に口部6をより近づけられるようになる。また、液体を注ぎ出すときに、脈動ともいわれる、ボトル1内から口部6をいっぱいに使って液体が出ることと、周囲の空気が口部6を介してボトル1内に流入することとが交互に繰り返されることで生じる、液体の注ぎ出し量が周期的に変化する現象が抑制され得る。
ボトル1は、概して縦長の四角柱形状をしている。図1Aに示すように、底部7が水平面に接地して口部6を上側にして静置された状態を正立した状態とする。以下、ボトル1の形状の説明では、特に記載がない場合は正立した状態を基準とした上下、水平及び鉛直などを用いて説明する。
図1A乃至図1Eに示されるように、ボトル1は、容器周囲の壁が水平面に対して略鉛直となっている胴部3を有する。また、ボトル1は、胴部3から上方にある口部6に向けて徐々に細くなっている部分、言い換えると、容器周囲の壁が鉛直に対して傾いている部分である肩部5を有する。肩部5の上方にある口部6は、おおよそ円筒形状をしており、その上端が開口している。口部6には、口部6に取り付けられるキャップのためのねじとキャップがあたるフランジ状のネックリング66とが設けられている。肩部5と口部6との境界を首線61と称することにする。ボトル1の底部7は、中央部がボトル1の内側に窪み、周縁部が接地するように平らになっている。ボトル1の高さ方向の中央付近の胴部3には、帯状に内側に窪んだくびれ部4が設けられている。くびれ部4の形状により、ボトル1の全体の剛性が向上している。
ボトル1には、開口部である口部6の上端から内容物である液体が出し入れされる。液体は、胴部3及び肩部5の内部に収容されることになる。
図1Dに示されるように、口部6は、ボトルの水平方向中央に配置されている。すなわち、胴部3の中心軸と口部6の中心軸とは一致している。このことは、ボトル1を延伸ブロー成形する場合に、従前のブロー成形機を用いることができることに寄与する。また、ボトル1に液体を充填するときに、従前の充填機を用いることができることに寄与する。一般に、胴部3の中心軸と口部6の中心軸とが一致しているボトルが多いので、このような一般的なボトルの製造や、一般的なボトルへの充填に用いる装置を利用できることは利点がある。例えば、口部がボトルの端の方に寄せて設けられている場合、一般的な口部が中央部に配置されたボトルをブロー成形するためのブロー成形機を用いることができない。また、一般的な口部が中央部に配置されたボトルに液体を充填するための充填機を用いることができない。このように、口部6がボトルの水平方向中央に配置されていることは、ボトル1の製造のしやすさ、取り扱いやすさ、コストの抑制などに貢献する。なお、胴部3の中心軸と口部6の中心軸とは完全に一致している必要はなく、多少ずれていてもよい。例えば、口部6の開口内に胴部3の中心軸が入っている等、口部6が胴部3の中心軸上に設けられていればよい。
くびれ部4よりも下方の胴部3の水平断面形状は、図1Dに示されるように、角が面取りされた正方形又は長方形をしている。説明のため、ボトル1において、図1Aに示される正面側を向いている面を正面120とし、図1Bに示される右側面側を向いている面を右面110とし、図1Cに示される背面側面を向いている面を背面130とし、右面110と対向する面を左面140とする。本実施形態のボトル1では、右面110の形状と左面140の形状とは対称になっている。正面120と右面110との間及び正面120と左面140との間をつなぐ高さ方向に細長い柱状の面を正面側柱170と称する。背面130と右面110との間及び背面130と左面140との間をつなぐ高さ方向に細長い柱状の面を背面側柱180と称する。
図1Aに示されるように、正面120は、くびれ部4よりも上方の胴部3を形成する正面上部1211と、くびれ部4よりも下方の胴部3を形成する正面下部1212と、正面上部1211よりも上方の肩部5を形成する正面肩部123とを有する。正面上部1211と正面下部1212とを合わせて正面胴部121と称することにする。正面胴部121は、おおよそ縦長の長方形をした鉛直な平面を有する。正面肩部123は、おおよそ等脚台形をしており、鉛直に対して傾いている。正面肩部123は、ボトル1の外側にわずかに凸の湾曲面となっている。首線61の近傍はややボトル1の外側に膨らんだ凸部223を形成する。
凸部223は、ボトル1の製造工程、充填工程等で、把持装置が首線61の近傍でボトル1を把持する際の引っ掛かりとなる部分である。首線61直下の形状が周方向で異なると、ボトルを把持する際の治具の引っかかり易さが周方向で異なることになる。その結果、搬送時などにボトルが傾き、搬送不良などが発生し易くなる。このため、ボトル1では、首線61の直下の形状を周方向で同一としており、凸部223が形成されている。また、正面肩部123が外側に凸の曲面となっていることで、ボトル1のブロー成形における型開き時に、正面肩部123が金型に張り付き引っ張られるヒケと呼ばれる現象が生じにくくなっている。
図1B及び図1Eに示されるように、右面110と左面140とは対称な形状を有している。右面110と左面140とを合わせて側面と称することにする。側面の胴部3を構成する部分は、くびれ部4よりも上方の側面上部111と、くびれ部4よりも下方の側面下部112とを有する。側面下部112は、胴部3を形成する、おおよそ長方形の鉛直な平面を有する。側面上部111は、胴部3を形成する、おおよそ三角形の鉛直な平面を有する。
図1Cに示されるように、背面130は、くびれ部4よりも上方の胴部3を形成する背面上部1311と、くびれ部4よりも下方の胴部3を形成する背面下部1312と、背面上部1311よりも上方の肩部5を形成する背面肩部133とを有する。背面上部1311と背面下部1312とを合わせて背面胴部131と称することにする。背面胴部131は、それぞれおおよそ長方形の鉛直な平面を有する。背面肩部133は、おおよそ等脚台形をしており、鉛直に対して傾いた湾曲面を有している。
図1B及び図1Eに示されるように、側面上部111と正面肩部123との間には、これら面をつなぎ、これら面に対して傾いている、肩部5を形成する耳介形状の曲面である側斜面150が設けられている。
言い換えるとボトル1は次のように構成されている。互いに対向する正面120及び背面130の胴部3を形成する面をそれぞれ第1の胴面及び第2の胴面と称することにする。また、互いに対向する右面110及び左面140の胴部を形成する面をそれぞれ第3の胴面及び第4の胴面と称することにする。このとき、第3の胴面と第4の胴面とは、それぞれ第1の胴面と第2の胴面とをつなぐように設けられている。第1の胴面の上方に設けられた肩部5を形成する正面肩部123を第1の肩面と称することにする。このとき、第1の肩面である正面肩部123と第3の胴面及び第4の胴面である側面上部111との接続部分には、面取りするように設けられた斜面である側斜面150が設けられている。
図1Aに示されるように、正面側柱170は、正面胴柱171と、正面肩柱173とを有する。正面胴柱171は、略長方形をしており、正面胴部121と側面とをつなぎ、胴部3を形成する。正面肩柱173は、略台形をしており、正面肩部123と側斜面150とをつなぎ、肩部5を形成する。
図1Cに示されるように、背面側柱180は、背面胴柱181と背面肩柱183とを有する。背面胴柱181は、略長方形をしており、背面胴部131と側面とをつなぎ、胴部3を形成する。背面肩柱183は、略台形をしており、背面肩部133と側斜面150とをつなぎ、肩部5を形成する。
以上のように、本実施形態のボトル1は、次のような形状を有する。図2に模式的に示すように、胴部3aが略直方体であり、この胴部3aの上端と円筒形状の口部6aの下端とが、略四角錐台で形成された肩部5aで接続された形状を有するボトル1aを基礎形状とする。本実施形態のボトル1は、図2に示すボトル1aに対して、次のように面取りした形状を有する。正面120aの口部6aの下方からくびれ部4aの上方にかけて、破線90aで示すような面取りをする。このように面取りされた部分を面取り部20と称することにする。さらに、このようにして形成された面と、右面110a及び左面とをつなぐように斜めに面取りをする。一方、背面130aは面取りをしない。
図3は、以上のようにして形成された本実施形態のボトル1の形状を模式的に示す。鉛直な側面を有する胴部3と鉛直に対して傾いた斜面を有する肩部5との境界を肩線50とする。図1A乃至図1Eに示されるように、肩線50は、側面上部111と側斜面150との境界である側面肩線51と、正面胴部121と正面肩部123との境界である正面肩線52と、背面胴部131と背面肩部133との境界である背面肩線53と、正面胴柱171と正面肩柱173との境界である正面柱肩線57と、背面胴柱181と背面肩柱183との境界である背面柱肩線58とを含む。
図2に示す基礎形状のボトル1aでは、肩線50aが水平であるのに対して、図3に示す本実施形態に係るボトル1では、肩線50が水平ではなく傾いている。すなわち、図3に示すように、背面130の肩線50(背面肩線53)の高さH1は高く、正面120の肩線50(正面肩線52)の高さH2は低く、高さH1と高さH2とは異なる。右面110及び左面140において肩線50(側面肩線51)は、水平に対して斜めに傾いている部分を有する。本実施形態に係るボトル1では、右面110及び左面140の肩線50は、正面120の肩線50と背面130の肩線50とをつなぐように、正面120側から背面130側に向けて単調に高くなっている。このように、本実施形態のボトル1では、胴部3と肩部5との境界の底部7からの高さが、胴部3の周方向の位置に応じて異なっている。言い換えると、互いに対向する正面120と背面130との胴部3をそれぞれ第1の胴面及び第2の胴面と称した場合に、第1の胴面の高さは、第2の胴面の高さよりも低くなっている。
なお、側斜面150も面取りされていることは、製造上の利点も有する。すなわち、ボトル1のブロー成形における金型について考える。ブロー成形時の金型の型締め及び型開きにおいて、対角に位置する一つの正面側柱170及び一つの背面側柱180の部分をパーティングラインとして、移動中心に対して金型が円弧を描くように移動するものとする。この場合、側斜面150の面取りがされていないと、その部分がアンダーカット部となり、型開きできないことになる。これに対して本実施形態では、側斜面150も面取りされていることでアンダーカット部がなくなっている。
図1A乃至図1Eを参照して、ボトル1の形状についてさらに説明する。本実施形態のボトル1では、くびれ部4よりも下方の胴部3は、それぞれ下部パネル290を備える。下部パネル290は、凹凸を有しており、ボトル1の各々の壁面の強度を向上させる機能を有する。また、図1Cに示されるように、背面上部1311にも、下部パネル290と同様の、背面上部1311の強度を向上させるパネル230が設けられている。耐熱ボトルにおいて、これらのパネルは、内容物である液体を高温の状態で充填してボトル1を密閉したときに、冷却に伴って生じる内部の減圧を吸収する機能を有する。
図1Aに示されるように、正面肩部123には、凹凸によって描かれた矢じり型の正面マーク221が設けられている。正面マーク221は、その凹凸形状によって当該面の強度を向上させ、内容物の充填後に生じ得るボトル1内の減圧によって、正面肩部123が大きく凹むことを抑制する。また、矢じり型の模様は、内容物を注ぐときに正面120が上側にされるべきであることを示す印として機能する。矢じり型に限らず、正面120が上側にされるべきであることを示せば、他の模様が付されてもよい。正面肩部123に模様が付されずに、他の面に正面120が上側にされるべきであることを示す模様が付されてもよい。また、このような模様はなくてもよい。
また、正面肩部123には、正面肩パネル222が設けられている。この正面肩パネル222も、当該面の強度を向上させ、内容物の充填後に生じ得るボトル1内の減圧によって、正面肩部123が大きく凹むことを抑制する。正面肩部123が外側に凸の曲面形状となっていることと、正面肩部123に凹凸が設けられていることとがあわさって、正面肩部123の大変形が抑制されている。
ここに示したボトルの形状は、一例である。例えば、パネルの形状は、どのような形状であってもよい。また、耐熱ボトルでなければ、パネルはなくてもよい。内容物の種類やその充填方法などに応じて、ボトルに与えられる機能は異なり、機能に応じてボトルの形状は異なり得る。また、意匠の観点からもボトルの形状は適宜に変更され得る。
図1B及び図1Eに示されるように、側面上部111には、窪み210が設けられている。窪み210底部には、補強のためのリブ211が設けられている。ボトル1から液体を注ぐとき、正面120が上側になるようにしてボトル1が傾けられるので、両側の側面上部111は、ユーザの親指及び親指以外の指によって挟まれる。側面上部111の窪み210は、ユーザの親指又は親指以外の指が納まり、窪みの縁にこれら指が引っ掛かるように構成されている。
また、側斜面150には、側面肩線51に沿って、突条250が設けられている。これらの突条は、側斜面150を補強する。さらに、これらの突条は、ボトル1から液体を注ぐとき、側面上部111の窪み210に収まったユーザの親指又は親指以外の指の一部が引っ掛かるように構成されている。
このように、側面上部111の窪み210と側斜面150の突条250とは、ユーザによるボトル1の保持を確実にする機能を有する。さらに、ユーザが把持する側面上部111には、応力が集中しやすいので、これらの部分に凹凸を設けて強度を向上させることは、容器の変形防止に効果を奏する。容器の変形が防止されることは、内容物である液体の注ぎやすさの向上にも寄与する。
また、側面上部111の窪み210やその周囲の形状は、正面120が上側になるようにユーザが把持することを誘導する形状であってもよい。例えば、窪み210の形状がユーザの指の形状に合わせた形状であってもよい。例えば、窪み210の深さが正面120側よりも背面130側の方が深くなっていてもよいし、リブ211が正面120側は外側に凸であり背面130側は内側に凸であるなど、リブ211の形状や凹凸が調整されてもよい。窪み210や突条250の形状なども、適宜に変更され得る。
[従来型のボトルと本実施形態に係るボトルとの比較]
本実施形態の肩線50の高さが正面120と背面130で異なり肩線50が水平でないボトル1の形状は、液体の注ぎ出し時の脈動と呼ばれる現象を抑制する。ここで、脈動とは、ボトル1内から口部6をいっぱいに使って液体が出ることと、周囲の空気が口部6を介してボトル1内に流入することとが交互に繰り返されることで、液体の注ぎ出し量が周期的に変化する現象をいう。
面取り部20を設けていない従来型のボトル1aで生じる脈動について、図4A及び図4Bを参照して説明する。肩部5aと口部6aとの境界のうち最も高い位置を第1の注目点461aとする。一点鎖線で示す液面411が、破線で示した第1の注目点461aを通る水平面410よりも低いとき、液面411と第1の注目点461aとの間に空気が通る空間ができる。このような場合、液体が口部6aから注ぎ出されながら、当該空間を通して空気が外部からボトル1a内に流入するので、脈動は生じない。
これに対して、図4Aに示した場合よりもボトル1aをより傾けると、図4Bに示すように、一点鎖線で示す液面411が、破線で示した第1の注目点461aを通る水平面410よりも高くなる。このとき、ボトル1a内の液面411よりも上にある空気が存在する空間414は、外部と遮断される。その結果、口部6aをいっぱいに使ってボトル1内の液体が外に出ることと、液面411を押し下げて、すなわち、液体の注ぎ出し量を減少させて、第1の注目点461aと液面411との間に空気の通り道を作り、当該通り道を介して空気がボトル1a内に流入することとが交互に繰り返し、脈動が生じる。
このように、脈動は、第1の注目点461aを通る水平面410よりも上側のボトル1a内の空間412の体積が、液面411よりも上側のボトル1a内の空間414の体積よりも大きくなったときに生じる。したがって、ボトル1a内の液体の量が多く、ボトル1aを大きく傾けたときに、脈動は生じやすい。
これに対して、本実施形態に係るボトル1は、液体を注ぎ出すときに、図5に示すように、正面120を上に背面130を下にして、すなわち、面取り部20を上側にして用いられる。このようにしてボトル1を傾けたとき、そのボトルの形状ゆえに、肩部5と口部6との境界のうち最も高い位置である第1の注目点461を通る鎖線で示す水平面420よりも上側のボトル1内の空間422の体積は、比較的小さくなる。したがって、第1の注目点461を通る水平面420よりも上側のボトル1内の空間422の体積は、一点鎖線で示す液面421よりも上側のボトル1内の空間424の体積よりも大きくならない。言い換えると、ボトル1を大きく傾けても、一点鎖線で示す液面421は、第1の注目点461を通る水平面420よりも低くなる。その結果、液面421と第1の注目点461との間に空気の通り道ができ、脈動は生じない。
本実施形態に係るボトル1では、正面120の上部が面取りされているのみならず、側斜面150も面取りされている。このため、第1の注目点461を通る水平面420よりも上側のボトル1内の空間422の体積が、正面120の上部のみが面取りされている場合と比較してより小さくなっており、上述の効果はより大きいものとなっている。以上のように脈動が生じないことで、本実施形態に係るボトル1は、液体を注ぎやすいボトルであるといえる。
さらに、本実施形態の肩線50の高さが正面120と背面130で異なり肩線50が水平でないボトル1の形状は、注ぎ始めの口部6の高さを低くする。このことについて、図6A及び図6Bを参照して説明する。図6Aは、面取り部が設けられていない従来型のボトル1aの場合を模式的に示し、図6Bは、面取り部20が設けられている本実施形態に係るボトル1の場合を模式的に示す。
図6Aに示すように、ボトル1aから液体が注ぎ始められるのは、一点鎖線で示す液面411が、口部6aの開口端の最も低い第2の注目点462aよりも高くなるときである。言い換えると、第2の注目点462aを通る水平面よりも上側のボトル1a内の空間416が、ボトル内の空気の体積よりも大きくなったときである。したがって、特にボトル1a内の液体の量が多いとき、ボトル1aをわずかに傾けても、液体の注ぎ出しが始まる。
図6Bに示すように、本実施形態に係るボトル1を、正面120を上に背面130を下にして、すなわち、面取り部20を上側にして用いる場合を考える。このとき、口部6の開口端の最も低い第2の注目点462よりも上側のボトル1内の空間426の体積は、その形状ゆえに、図6Aに示す従来型のボトル1aの場合よりも小さくなる。したがって、本実施形態に係るボトル1は、一点鎖線で示す液面411が第2の注目点462を通る注ぎ始めに際して、従来型のボトル1aの場合よりも、大きく傾けられ得る。したがって、図6Bに示す本実施形態に係るボトル1の場合の注ぎ始める時のボトル1の口部6の高さH4は、図6Aに示す従来型のボトル1aの場合の注ぎ始める時のボトル1aの口部6aの高さH3よりも低くなる。このため、本実施形態に係るボトル1の方が、コップなどの液体を受ける器に口部6をより近づけることができるため、液体を注ぎやすいといえる。
脈動の抑制や注ぎ始めの口部6の高さを低くするためには、正面120と背面130とを非対称にせずに、ボトルの全周に亘って肩線を低くして、胴部3を低く肩部5を大きくすることもできる。一方で胴部3に巻かれるラベルが需要者の目に留まりやすく、胴部3が大きい方がボトル1のデザイン上の自由度も高くなる。本実施形態に係るボトル1は、背面130側から見ると肩線50が高く、胴部3が大きい。したがって、背面130側をボトル1の正面としてラベルなどをデザインすることで、デザインの自由度が高くなる。また、本実施形態に係るボトル1は、全周に亘って肩線を低くするよりも、容器高や底面積を大きくすることなく、大きな容積を確保しやすい。
なお、ボトル1にラベルを巻き付ける工程では、非対称な形状をしたボトル1を一定の向きにそろえる必要があるが、非対称な形状を利用してボトル1の向きがそろえられてもよい。
[実施例]
上述の脈動を抑制する効果と注ぎ始めの口部6の高さを低くする効果について、以下の試験を行い検討した。試験は、5種類のボトルを用いて行った。すなわち、比較例として、図2に示すように、面取り部20を設けていない従来型のボトル1aを用いた。また、図3に示す肩線50の高い側の高さH1に対する低い側の高さH2の割合(H2/H1)が80%、75%、50%、25%である4種類の本実施形態に係るボトル1を用いた。
各々のボトルは、次のように作製した。すなわち、ポリエチレンテレフタレートを原料として、射出成形により36gのプリフォームを作製した。このプリフォームを、二軸延伸成形により、内容量が800mLの上記5種類のボトルを作製した。
注ぎ始めの高さの計測は、次のように行った。各ボトルに、ヘッドスペースが30mLとなるように水を充填した。図7Aに示すように、面取り部20を上側にしてボトル1を徐々に傾けた。ボトル1内の水が出始めるとき、すなわち、口部6の開口端の最も低い第2の注目点462を通る水平面430に液面が達したときの、ボトルの最も低い位置から第2の注目点462までの高さH5を、注ぎ始め高さとして計測した。
脈動開始角度の計測は、次のように行った。各ボトルに、ヘッドスペースが30mLとなるように水を充填し、キャップによって閉栓した。図7Bに示すように、面取り部20を上側にしてボトル1を徐々に傾けた。液面が肩部5と口部6との境界のうち最も高い位置である第1の注目点461を通る水平面420に一致したときのボトル1の角度θ1を、脈動開始角度として計測した。
計測結果を表1に示す。この表に示すように、肩線50の高い側の高さH1に対する低い側の高さH2の割合(H2/H1)が小さいほど、すなわち、面取り部20について低い位置まで大きく面取りされているほど、注ぎ始め高さは低くなり、脈動開始角度は大きくなった。一般的に多く使用されている紙コップの高さが80mmであることなどを考慮すると、H2/H1が50%以下であると、このような紙コップにも注ぎやすいと考えられる。
H2/H1が80%より大きいと、脈動を抑制する効果が小さくなることが分かった。したがって、H2/H1は80%以下であることが好ましい。表1に示す通り計測結果では、H2/H1の値が小さいほど、脈動開始角度は大きくなった。図5を参照して説明した原理を考慮すると、H2/H1が0%、すなわち、正面120には鉛直な面を有する胴部3がなくて鉛直に対して傾いた面を有する肩部5のみがある場合まで、この関係は成り立つことがわかる。
一方で、H2/H1が25%未満になると、正面120の胴部3が低くなり、製造時、搬送時又は陳列時において正面120の胴部3を極めて低い位置でしか支持することができなくなり、支障が生じるおそれがある。したがって、製造時、搬送時又は陳列時に、胴部3が支持されることを考慮すると、H2/H1は25%以上であること、又は、正面120の胴部3の高さH2は50mm以上であることが好ましい。
なお、口部6の径が同一であれば、ボトル1の内容量が大きいほど、脈動は生じやすいので、本実施形態の効果は、内容量が大きいほど得られやすい。例えば、内容量が700mL以上のボトルで、本実施形態の効果は特に得られやすい。
Figure 2021031109
[把手について]
図8に示すように、本実施形態に係るボトル1には、把手300が取り付けられてもよい。把手300は、ボトル1の肩部5の上部の形状に合わせて成形された固定部320を有する。固定部320は、開閉自在に形成されており、肩部5とネックリング66とでボトル1に固定されたり、取り外されたりできるように構成されている。固定部320には、ユーザが把持するように構成された把持部310が接続されている。把手300がボトル1に取り付けられたとき、把持部310は、正面120側、すなわち、面取り部20側に配置されるように、把手300は構成されている。
把手300が取り付けられることで、ユーザがボトル1の向きを特別に意識しなくても、把持部310が把持されてボトル1内の液体が注がれることで、自然と面取り部20が上側を向くようになる。その結果、形状に由来するボトル1の本実施形態の効果が確実に得られるようになる。
[変形例]
上述のボトル1の形状は一例であり、肩線が水平に対して傾いており、場所によって肩線の高さが異なっていれば、他の形状であっても、上述の実施形態と同様の効果が得られる。
例えば、上述の実施形態では、ボトル1は、四角柱形状をしたボトルの一側面の上部が面取りされた形状を有している。これに対して、ボトル1bは、図9に示すような面取り部20bを含む形状を有していてもよい。このボトル1bの面取り部20bは、四角柱形状をしたボトルの側面ではなく、第1の側面511と第2の側面512とに挟まれた一つの柱部513を中心に、第1の側面511と第2の側面512とを含めて面取りされて形成されている。面取り部20bの斜面520bは、口部6bの下の肩部5bから胴部3bのくびれ部4bの上側までが外側に凸の曲面となるように形成されている。このような形状を有するボトル1bも、上述の実施形態のボトル1と同様の効果を発揮する。
また、ボトル1cは、図10に示すように、円筒形状をしたボトルの一部の上部が面取りされた形状を有していてもよい。このボトル1cの面取り部20cの斜面520cは、
口部6cの下の肩部5cから胴部3cのくびれ部4cの上側までが外側に凸の曲面となるように形成されている。このような形状を有するボトル1cも、上述の実施形態のボトル1と同様の効果を発揮する。
これらの例のように、ボトルにおいて、肩線が最も低い位置と肩線が最も高い位置とは、ボトルの中心軸に対して互いに反対側の領域にあってよい。ここで、反対側の領域とは、中心軸に対して厳密に対称な位置を意図するものではなく、おおよそ反対側の幅のある範囲を意図する。したがって、ボトルの形状は、対称ではなく、偏りがある形状であってもよい。また、上述の実施形態のボトル1のように、最も低い位置と最も高い位置とは、点ではなくて、それぞれ幅を持っており、およそ水平になっている領域であってもよい。また、肩線が最も低い位置から肩線が最も高い位置までを結ぶ肩線は、徐々に高くなっていてよい。ここで、徐々に高くなるとは、上述の実施形態のボトル1のように水平な部分を含む態様であってもよいし、局所的には高低を繰り返しながらも広い範囲で見れば徐々に高くなるような部分を含む態様であってもよい。
なお、ボトルは、複数の面が面取りされた形状であってもよい。例えば、ボトルは、正面と背面とが面取りされた形状であってもよい。
以上、本発明について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明は、前述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることはいうまでもない。
1 ボトル
3 胴部
4 くびれ部
5 肩部
6 口部
7 底部
110 右面
111 側面上部
112 側面下部
120 正面
121 正面胴部
1211 正面上部
1212 正面下部
123 正面肩部
130 背面
131 背面胴部
1311 背面上部
1312 背面下部
133 背面肩部
140 左面
150 側斜面
170 正面側柱
171 正面胴柱
173 正面肩柱
180 背面側柱
181 背面胴柱
183 背面肩柱
20 面取り部
50 肩線
51 側面肩線
52 正面肩線
53 背面肩線
57 正面柱肩線
58 背面柱肩線
61 首線
66 ネックリング
210 窪み
211 リブ
221 正面マーク
222 正面肩パネル
223 凸部
230 パネル
250 突条
290 下部パネル

Claims (8)

  1. 底部と、胴部と、肩部と、口部とを備えるボトルであって、
    前記ボトルが水平な面に静置された状態では、
    前記底部は、少なくとも一部で水平な面に接地するように構成されており、
    前記胴部は、前記底部よりも上方に設けられた略鉛直な壁として形成され、前記底部に接続されており、
    前記肩部は、前記胴部よりも上方に設けられた鉛直に対して傾いた壁として形成され、前記胴部に接続されており、
    前記口部は、前記胴部の中心軸上に前記肩部よりも上方に設けられ、水平断面が前記胴部よりも小さく、上端に開口を持ち、前記肩部に接続されており、
    前記胴部と前記肩部との境界の前記底部からの高さが、前記胴部の周方向の位置に応じて異なる、
    ボトル。
  2. 前記底部から前記境界まで高さについて、最も高いところの高さに対する最も低いところの高さは80%以下である、請求項1に記載のボトル。
  3. 前記底部から前記境界まで高さについて、最も低いところの高さは50mm以上である、請求項1又は2に記載のボトル。
  4. 前記境界が最も低い第1の位置と前記境界が最も高い第2の位置とは、前記中心軸に対して互いに反対側の領域にあり、
    前記第1の位置から前記第2の位置まで前記境界は徐々に高くなっている、
    請求項1〜3のうち何れか1項に記載のボトル。
  5. 前記胴部の水平断面形状は略正方形又は略長方形であり、
    前記胴部の互いに対向する第1の胴面と第2の胴面とのうち、前記第1の胴面の高さは、前記第2の胴面の高さよりも低い、
    請求項1〜4のうち何れか1項に記載のボトル。
  6. 前記第1の胴面と前記第2の胴面とをつなぐように設けられた互いに対向する第3の胴面及び第4の胴面の、前記第1の胴面の上方に設けられた肩部を形成する第1の肩面との接続部分には、面取りするように設けられた斜面が形成されている、請求項5に記載のボトル。
  7. 前記第1の胴面と前記第2の胴面とをつなぐように設けられた互いに対向する第3の胴面及び第4の胴面は、ユーザの指が掛かるように構成された凹凸を有する、請求項5又は6に記載のボトル。
  8. 前記口部と前記肩部との境界の近傍に凸部が形成されている、請求項1〜7のうち何れか1項に記載のボトル。
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