JP2021031072A - 箱体 - Google Patents

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Naoya Suzuki
直哉 鈴木
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Abstract

【課題】強度の増大が期待できる箱体を提供する。【解決手段】段ボールのシート材料により作製される箱体1であって、矩形状の底壁面2と、前記底壁面2に対して折り曲げ可能に連設された外側の側壁面31a、32a、33a、34aと、前記外側の側壁面31a、32a、33a、34aに対して折り曲げ可能に連設された内側の側壁面31b、32b、33b、34bと、を具備し、展開状態の正対視において、前記段ボールのシート材料の筋目10が斜め方向に連続していて、前記外側の側壁面31a、32a、33a、34aと前記内側の側壁面31b、32b、33b、34bとの前記筋目10が交差するように構成される。【選択図】図2

Description

本発明は、段ボールシートを折り曲げて作製される箱体に関する。
従来から、例えば、工場において部品等を入れて搬送や移送に繰り返し使用される箱体として、通い箱が用いられている。通い箱は、循環型の箱体であり、主として工場間を行き来したりして循環して使用される。
通常、通い箱は、軽量で機械的な強度が大きいプラスチック製の段ボール箱であり、また、機械的な強度を充分確保するために、金属製のリベット等の固定手段、フレーム部材やコーナー部材等の補強部材が固定して用いられている。
一方、紙製の段ボール箱において、ライナー間の波状の中芯における筋目が斜め方向になるようにして、圧縮強度を大きくするものが知られている。
特開平4−242536号公報 特開2001−354228号公報 特開2009−18842号公報 特開2010−149934号公報 実開昭54−61828号公報 実開昭63−99876号公報 実開昭61−164114号公報 実開平2−135446号公報 実用新案登録第3109087号公報 実用新案登録第3182505号公報
しかしながら、上記のようなプラスチック製の段ボール箱では、リベット等の固定手段や補強部材を必要とする。また、紙製の段ボール箱においては、圧縮強度を大きくする方法が示されてはいるものの、さらなる強度の増大が期待できる構成の提案が望まれている。
本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、強度の増大が期待できる箱体を提供することを目的とする。
本発明の本実施形態による箱体は、段ボールのシート材料により作製される箱体であって、矩形状の底壁面と、前記底壁面に対して折り曲げ可能に連設された外側の側壁面と、 前記外側の側壁面に対して折り曲げ可能に連設された内側の側壁面と、を具備し、展開状態の正対視において、前記段ボールのシート材料の筋目が斜め方向に連続していて、前記外側の側壁面と前記内側の側壁面との前記筋目が交差するように構成されることを特徴とする。
かかる発明によれば、強度を向上することができる。段ボールのシート材料は、プラスチック製の段ボール材料を好適に用いることができるが、これに限定されるものではない。紙製の段ボール材料であっても適用可能である。
本発明の実施形態によれば、強度の増大が期待できる箱体を提供することができる。
本発明の実施形態に係る箱体としての通い箱を示す斜視図である。 同通い箱の展開図である。 プラスチック製の段ボールの一部を切欠いて示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る通い箱の組み立て手順を示す斜視図である(第1段階)。 同じく、通い箱の組み立て手順を示す斜視図である(第2段階)。 同じく、通い箱の組み立て手順を示す斜視図である(第3段階)。 同じく、通い箱の組み立て手順を示す斜視図である(第4段階)。 同じく、通い箱の組み立て手順を示す斜視図である(第5段階)。 同通い箱における筋目の方向を示すために側壁面の一部を切欠いて示す平面図である。 同じく、通い箱における筋目の方向を示すために側壁面の一部を切欠いて示す平面図である。 折り目部を形成する場合について説明するための説明図である。 同通い箱のシート材料を裁断する状態を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態に係る箱体について図1乃至図12を参照して説明する。本実施形態の箱体は、例えば、通い箱に好適に用いられるものであり、圧縮強度を大きくし、変形や破損を回避できるものである。
図1は、箱体としての通い箱の斜視図を示し、図2は、通い箱の展開図を示している。図3は、プラスチック製の段ボールの一部を切欠いて示す斜視図であり、図4乃至図8は、通い箱の組み立て手順を示す斜視図である。
図1に示すように通い箱1は、略直方体形状をなす箱体であり、底壁面2と、側壁面3とを備えている。通い箱1は、プラスチック段ボール箱であり、裁断したプラスチック製の段ボールのシート材料を、折り曲げて組み立てて形成されている。ポリプロピレン樹脂(PP)材料から形成されており、そのサイズは長さ寸法が約500mm、幅寸法が約360mm、高さ寸法が約260mm、シート材料の厚さ寸法が約5mmである。
また、底面壁2には、補強のための底板4が重合するように設けられている。さらに、側壁面3には樹脂製の把手5、側壁面3の上端部の角部には樹脂製のコーナー部材6が嵌合してスナップフィット式に固定されている。なお、詳細を後述するように側壁面3は、2重及び3重の構造となっている。
図2に示すように展開状態の裁断材料において、底壁面2と、側壁面3と、底板4とが示されている。なお、展開状態は通い箱1の内面側を示しており、符号F〜F12は、折り目部を示している。折り目部は、押圧加工や熱罫線加工によって形成されていて、折り目部に沿って折り曲げ可能になっている。
まず、図2の展開状態の正対視、つまり、真正面から相対して見た場合において、段ボールのシート材料の筋目10は、斜め方向に連続するように軌道が形成されており、具体的には、筋目10は45度に傾斜している。なお、説明上、筋目10の一部のみを図示している。
図3に示すようにプラスチック製の段ボールの素材は、一般的には、ポリプロピレン樹脂(PP)を原材料として、表裏の2枚の平板11間に多数のリブ12を平行に、かつ一体的に形成したものである。したがって、中空部13を有して中空構造をなし、軽さと強度を両立させたものである。そして、リブ12が連続するように形成する軌道によって筋目10が形成されるようになっている。
再び、図2を参照して説明するように底壁面2は、矩形状をなしていて、その四辺に側壁面3が折り目部F、F、F及びF11を介して連設されている。具体的には、底壁面2は長方形状であり、これに連設された側壁面3は、第1の側壁面31、第2の側壁面32、第3の側壁面33及び第4の側壁面34から構成されている。第1の側壁面31及び第2の側壁面32は、底壁面2の両短辺側に折り目部F及びFを介して連続して設けられており、第3の側壁面33及び第4の側壁面34は、底壁面2の両長辺側に折り目部F及びF11を介して連続して設けられている。
第1の側壁面31は、外側の側壁面31a、内側の側壁面31b及び一対の中間の側壁面31c及び31dを有している。外側の側壁面31aは、長方形状であり、折り目部Fに直接的に接続されていて、把手取り付け孔51aが形成されている。
内側の側壁面31bは、同様に長方形状であり、折り目部Fを介して外側の側壁面31aの長辺側に接続されている。内側の側壁面31bには、折り曲げたときに前記把手取り付け孔51aに対応するように把手取り付け孔51bが形成されている。さらに、内側の側壁面31bの自由端側の両側には、係止切欠部31bが形成されている。
また、折り目部Fは所定の間隔を空けて2本の折り目が形成されている。これは、内側の側壁面31bを折り曲げたときに、通い箱1の上端部を略平坦な面状にするためである。詳しくは、プラスチック製の段ボールの厚さ寸法は約5mmであり、内側の側壁面31bを折り曲げると、外側の側壁面31aに重なり、2重の側壁面が形成され、厚さ寸法が約5mm×2=約10mmとなる。前記所定の間隔を約10mm以内、すなわち、段ボールの厚さ寸法の2倍以内に設定することにより若干の弾性変形を伴いつつ通い箱1の上端部15(図1参照)を平坦な面状にすることが可能となる。
一対の中間の側壁面31c及び31dは、略長方形状であり、折り目部F及びFを介して外側の側壁面31aの短辺側に連設して接続されている。また、自由端側には、自由端から折り目部F及びF方向、すなわち、内側へ向かって拡大して膨出するように係合切欠部7c及び7dが形成されている。さらに、自由端側であって外方の角部は、突出量を少なくするために切断されてカット部31c及び31dが形成されている。
第2の側壁面32は、外側の側壁面32a、内側の側壁面32b及び一対の中間の側壁面32c及び32dを有している。なお、第2の側壁面32は、第1の側壁面31と略同様な構成であり、第1の側壁面31と同一部分には相当する符号を付して、重複する説明は省略する。
中間の側壁面32c及び32dの自由端側には、外側へ向かって延出する係合片8c及び8dが形成されている。係合片8c及び8dは、自由端から延出する連結部8c及び8dと、この連結部8c及び8dの先端側に形成され、延出方向と交差する方向に拡大して突出する膨出部8c及び8dとを有している。この係合片8c及び8dは、前述の係合切欠部7c及び7dに嵌合されて噛み合って係合するようになっている。
したがって、前記中間の側壁面31c及び31d、32c及び32dは、自由端側に係合切欠部7c及び7dが形成されている中間の側壁面31c及び31dと、自由端側に係合切欠部7c及び7dと係合する係合片8c及び8dが形成されている中間の側壁面32c及び32dとを有している。
次に、第3の側壁面33は、外側の側壁面33a及び内側の側壁面33bを有している。外側の側壁面33aは、長方形状であり、折り目部Fに直接的に接続されている。この外側の側壁面33aの長辺側に、折り目部F10を介して長方形状の内側の側壁面33bが連設して接続されている。
内側の側壁面33bの自由端側の両側には、係止片33bが形成されている。また、角部は、突出量を少なくするために切断されてカット部33bが形成されており、中央部には半円形状に切欠かれた手掛け部33bが形成されている。
また、前述と同様に、折り目部F10は所定の間隔を空けて2本の折り目が形成されている。内側の側壁面33bを、中間の側壁面31c及び32cを挟んで折り曲げたときに、通い箱1の上端部を略平坦な面状にするためである。内側の側壁面33bを折り曲げると、中間の側壁面31c及び32cを挟んで、外側の側壁面33aに重なり、3重の側壁面が形成され、厚さ寸法が約5mm×3=約15mmとなる。前記所定の間隔を約15mm以内、すなわち、段ボールの厚さ寸法の3倍以内に設定することにより若干の弾性変形を伴いつつ通い箱1の上端部16(図1参照)を平坦な面状にすることが可能となる。
第4の側壁面34は、第3の側壁面33と同様な構成であり、第3の側壁面33と同一部分には相当する符号を付して、重複する説明は省略する。
底板4は、プラスチック製の段ボール材料から作られていて、底壁面2と略同じ矩形状であり、筋目10が長手方向に連続するように配置されている。また、一短辺側には手掛け部41が形成されている。底板4を底壁面2に重ねるように配設した場合、底板4の筋目10と底壁面2の筋目10との方向が異なり交差するようになるので、荷重強度を大きくすることができる。
以上のような構成において、段ボールのシート材料の筋目10は、斜め方向に連続するように軌道が形成されている。換言すれば、筋目10は、折り目部F〜F12の方向に対して、斜め方向に連続するように形成されている。
次に、図4乃至図8を参照して通い箱1の組み立て手順について説明する。
図2に示す状態から、図4に示すように内側の側壁面31bを折り目部Fを介して内側へ折り曲げる。同様に、内側の側壁面32bを折り目部Fを介して内側へ折り曲げる。
次いで、図5に示すように把手取り付け孔51a及び51b、把手取り付け孔52a及び52bに嵌合するように圧入して把手5を取り付ける。この把手5の取り付けによって、外側の側壁面31a及び内側の側壁面31bは、相互に密着するように2重の側壁面を形成する。外側の側壁面32a及び内側の側壁面32bについても同様に2重の側壁面が形成される。
図6に示すように、外側の側壁面31aを折り目部Fを介して内側へ折り曲げる。この状態で同時に、中間の側壁面31c及び31dを、折り目部F及びFを介して内側へ折り曲げる。また、同様に、外側の側壁面32aを折り目部Fを介して内側へ折り曲げるとともに中間の側壁面32c及び32dを、折り目部F及びFを介して内側へ折り曲げる。このとき、中間の側壁面32cの係合片8cが中間の側壁面31cの係合切欠部7cに嵌合し係合されるようになり、中間の側壁面32dの係合片8dが中間の側壁面31dの係合切欠部7dに嵌合し係合されるようになる。
図7に示すように、外側の側壁面34aを折り目部F11を介して内側へ折り曲げ、内側の側壁面34bを折り目部F12を介して内側内方へ折り込むようにして折り曲げる。このとき、内側の側壁面34bにおける自由端側の両側には係止片34bが形成されており、隣接する内側の側壁面31b及び32bにおける自由端側の両側には係止切欠部31b及び32bが形成されており、係止片34bが係止切欠部31b及び32bに入り込み係止されるようになる。同様に、外側の側壁面33aを折り目部Fを介して内側へ折り曲げ、内側の側壁面33bを折り目部F10を介して内側内方へ折り込むようにして折り曲げることにより、係止片33bが内側の側壁面31b及び32bの係止切欠部31b及び32bに入り込み係止する。
このような状態では、外側の側壁面33a、内側の側壁面33b、この外側の側壁面33aと内側の側壁面33bとの間に介在する中間の側壁面31c及び32cによって3重の側壁面が形成されるようになる。同様に、外側の側壁面34a、内側の側壁面34b、この外側の側壁面34aと内側の側壁面34bとの間に介在する中間の側壁面31d及び32dによって3重の側壁面が形成される。
図8に示すように、底板4を底壁面2に重ねるようにして配置し、コーナー部材6を角部に上方から圧入するようにして固定する。これにより通い箱1は完成する。なお、組み立て順序は、前述の順序に限定されることなく、不都合が生じない範囲で適宜変更可能である。また、通い箱1として不使用で保管等の場合には、基本的には組み立て順序とは逆の順序で組み立て状態を展開し、折畳んで重ねておくことが可能である。
以上のような本実施形態の通い箱1の構成によれば、リベット等の固定手段を用いることなく、展開状態の裁断材料を折り込んで組み立てることにより、圧縮強度が大きく、変形や破損がし難い強度の増大が期待できる箱体を提供することができる。
具体的には、図9及び図10に示すように外側の側壁面と内側の側壁面との筋目が交差するように構成される。図9及び図10は、筋目の方向を示すために側壁面の一部を切欠いて外側から見て表した平面図である。
図9は、2重の側壁面を形成している部分であり、外側の側壁面31aと内側の側壁面31bとの筋目10が交差する状態となる。したがって、側壁面が2重となり、しかも、筋目10が交差するようになるため、圧縮力の多様な方向性に対する強度を高めることが可能となる。外側の側壁面32aと内側の側壁面32bとの筋目10の関係も同様である。
図10は、3重の側壁面を形成している部分であり、外側の側壁面33a、中間の側壁面31c及び32c、内側の側壁面33bによって3重の側壁面が形成されている。また、外側の側壁面33aの筋目10と、中間の側壁面31c及び32c並びに内側の側壁面33bとの筋目10が交差するようになっている。したがって、側壁面が3重となり、筋目10が交差するようになるため、圧縮力の多様な方向性に対する強度を一層高めることができる。外側の側壁面34a、中間の側壁面31d及び32d、内側の側壁面34bとの関係も同様である。
また、図10に示すように中間の側壁面32cの係合片8cが中間の側壁面31cの係合切欠部7cに嵌合し係合されるので、図示矢印P方向の力がかかった場合にも通い箱1の形態を維持することが可能となり、強度の向上を実現できる。係合片8dと係合切欠部7dとの関係も同様である。
さらに、図11に示おいて、折り目部Fを形成する場合について説明する。図11は、プラスチック製の段ボールの側面端を示している。符号11は表裏の平板、符号12はリブ、符号13は中空部を示している。図示破線で示すように折り目部Fは、リブ12等の関係において、その形成位置が一定になり難い。例えば、リブ12の位置であったり、中空部13の位置であったりする。この場合、従来のように筋目に沿って、すなわち、真っ直ぐ平行に連続しているリブ12や中空部13に沿って折り目部Fを形成すると、リブ12の剛性等が影響して折り目部Fの折り目に従って折り曲げることができず、設計どおりの寸法精度を確保できないという課題が生じる。
しかしながら、本実施形態では、筋目が斜め方向に連続しているので、折り目部Fは筋目を横断するように形成され、寸法精度を確保することができる。加えて、段ボール材料が折り目部Fから裂け易くなるのを改善することができる。
また、通う箱1は、リベット等の固定手段を用いておらず、ポリプロピレン樹脂(PP)材料から形成されているのでリサイクルが可能である。
次に、図12を参照してプラスチック製の段ボールシートの素材100から通い箱1のシート材料を裁断する状態について説明する。
四角形状の段ボールシートの素材100において、筋目10が縦方向に平行となるようにセットされている。型抜きプレス機やCAD連動のカッティングマシーンによって段ボールシート100を約45度傾いた展開状態に裁断する。この場合、前述のようにカット部31c及び31d1、カット部33bが形成されているので、通い箱1の裁断するシート材料の外延を小さくすることができ、段ボールシートの素材100の面積を小さくすることができる。つまり、段ボールシートの素材100の外側へ延出する領域Sの分、材料の節減を図ることができる。なお、カット部31c及び31d1、カット部33bは通い箱1を構成する場合に、切断しても機能的に支障のない部分である。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。また、上記実施形態は、一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、コーナー部材を設ける場合は、通い箱を複数段に積重ねて使用する場合に適するが、必要不可欠な部材ではない。また、上記実施形態では、プラスチック製の段ボール材料を用いているが、紙製の段ボール材料であっても適用可能である。さらに、箱体のサイズが限定されるものではなく、用途も格別限定されるものではない。
1・・・・・・・・・・・・・・・・箱体(通い箱)
2・・・・・・・・・・・・・・・・底壁面
3・・・・・・・・・・・・・・・・側面壁
4・・・・・・・・・・・・・・・・底板
5・・・・・・・・・・・・・・・・把手
6・・・・・・・・・・・・・・・・コーナー部材
31a、32a、33a、34a・・外側の側壁面
31b、32b、33b、34b・・内側の側壁面
10・・・・・・・・・・・・・・・筋目
31c、31d、32c、32d・・中間の側壁面
7c、7d・・・・・・・・・・・・係合切欠部
8c、8d・・・・・・・・・・・・係合片
33b、34b・・・・・・・・・係止片
31b、32b・・・・・・・・・係止切欠部
〜F12・・・・・・・・・・・・折り目部
31c、31d1、33b・・・・・カット部

Claims (8)

  1. 段ボールのシート材料により作製される箱体であって、
    矩形状の底壁面と、
    前記底壁面に対して折り曲げ可能に連設された外側の側壁面と、
    前記外側の側壁面に対して折り曲げ可能に連設された内側の側壁面と、
    を具備し、
    展開状態の正対視において、前記段ボールのシート材料の筋目が斜め方向に連続していて、前記外側の側壁面と前記内側の側壁面との前記筋目が交差するように構成されることを特徴とする箱体。
  2. 前記外側の側壁面と前記内側の側壁面との間には、中間の側壁面が介在していることを特徴とする請求項1に記載の箱体。
  3. 前記中間の側壁面は、自由端側に係合切欠部が形成されている中間の側壁面と、自由端側に前記係合切欠部と係合する係合片が形成されている中間の側壁面とを有していることを特徴とする請求項2に記載の箱体。
  4. 前記内側の側壁面における自由端側の両側には係止片が形成されており、隣接する内側の側壁面における自由端側の両側には係止切欠部が形成されており、前記係止片が前記係止切欠に係止されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の箱体。
  5. 前記内側の側壁面は、前記外側の側壁面に対し折り曲げ部を介して折り曲げ可能に連設されており、前記折り曲げ部は、所定の間隔を空けて2本の折り目が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の箱体。
  6. 前記段ボールのシート材料には、外延を小さくするためのカット部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の箱体。
  7. 前記底壁面に配置される段ボール材料で作られた底板を有し、前記底壁面と底板との筋目が交差するように構成されることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の箱体。
  8. 前記段ボールのシート材料は、プラスチック材料であることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の箱体。
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