JP2021030529A - 液体吐出装置、液体吐出方法、及びインクジェットプリンタ - Google Patents

液体吐出装置、液体吐出方法、及びインクジェットプリンタ Download PDF

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Norinaga Takeda
昇修 武田
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Abstract

【課題】吐出ヘッドの洗浄を適切に行う。【解決手段】液体吐出装置である印刷装置であって、吐出ヘッドであるインクジェットヘッドと、キャリッジと、液体流路であるインク流路110とを備え、インク吐出時において、キャリッジは、液体容器であるインク容器104を更に保持し、インク流路110は、ヘッド側流路202と、切替部208と、容器側流路204と、洗浄用流路206とを有し、インク吐出時において、切替部208は、容器側流路204とヘッド側流路202とを接続することで、吐出用液体であるインクをヘッド側流路202へ流し、インクジェットヘッド102の洗浄時において、切替部208は、洗浄用流路206とヘッド側流路202とを接続することで、ヘッド側流路202へ洗浄用液体を流す。【選択図】図2

Description

本発明は、液体吐出装置、液体吐出方法、及びインクジェットプリンタに関する。
従来、インクジェット方式で印刷を行う印刷装置であるインクジェットプリンタが広く用いられている。また、インクジェットプリンタの構成として、キャリッジの外部に配設されたインクの容器(インクボトル等)からインクジェットヘッドへインクを供給する構成が広く用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2018−001644号公報
インクジェットプリンタにおいて、キャリッジの外部からインクジェットヘッドへインクを供給する場合、例えばチューブ等のインク流路を用いて、キャリッジの外部にあるインクの容器からインクジェットヘッドへインクを供給する。そして、この場合、インク流路に含まれるインクが無駄になる場合がある。より具体的に、インクジェットプリンタにおいては、例えば使用するインクの色を変更する場合や、定期的なメンテナンス時等に、洗浄液を用いてインクジェットヘッドの洗浄を行うことが必要になる場合がある。そして、この場合、洗浄液を流す前にチューブ等に含まれているインクを破棄することが必要になり、チューブ等の経路の長さ分のインクが無駄になる。
また、洗浄を行った後等には、チューブ等に再度インクを充填することが必要になる。そして、この場合、キャリッジの外部にあるインクの容器からインクジェットヘッドへインクを供給するような長いチューブ等を用いると、インクを充填するために多くの時間がかかることになる。そのため、従来、インクジェットヘッドの洗浄を行うために、多くの時間やコストがかかるという問題が生じていた。また、このような問題については、インクジェットプリンタに限らず、液体を吐出する吐出ヘッドを用いる構成において、同様に生じていた。そこで、本発明は、上記の課題を解決できる液体吐出装置、液体吐出方法、及びインクジェットプリンタを提供することを目的とする。
本願の発明者は、インクジェットヘッド等の吐出ヘッドに対し、より適切に洗浄を行い得る構成について、鋭意研究を行った。そして、先ず、キャリッジの外部から吐出ヘッドへインク等を供給するのではなく、キャリッジ内に保持した容器から吐出ヘッドへインク等を供給することを考えた。このように構成すれば、例えば、インク等の供給経路長を削減することで、洗浄時に無駄になるインク等の量を適切に低減できる。また、インク等の充填に要する時間等も適切に短縮することができる。
しかし、この場合において、インク等の容器をキャリッジ上に搭載するのみでは、吐出ヘッドの洗浄を適切に行うことが難しくなるおそれがある。そこで、本願の発明者は、更なる鋭意研究により、吐出ヘッドへ供給する液体を切り替える切替部を更に用いて、必要に応じて吐出ヘッドへ洗浄液等を供給することを考えた。このように構成すれば、例えば、吐出ヘッドの洗浄を適切に行うことができる。
また、本願の発明者は、更なる鋭意研究により、このような効果を得るために必要な特徴を見出し、本発明に至った。上記の課題を解決するために、本発明は、液体を吐出する液体吐出装置であって、液体を吐出する吐出ヘッドと、前記吐出ヘッドを保持するキャリッジと、前記吐出ヘッドへ供給する液体を流す液体流路とを備え、少なくとも、前記吐出ヘッドに吐出させる液体である吐出用液体を前記吐出ヘッドに吐出させる液体吐出時において、前記キャリッジは、前記吐出用液体を貯留する容器である液体容器を更に保持し、前記液体流路は、前記吐出ヘッドにつながるヘッド側流路と、前記ヘッド側流路につながる流路を切り替える切替部と、前記液体容器につながる流路であり、前記切替部を介して前記ヘッド側流路とつながる容器側流路と、前記吐出ヘッドの洗浄を行うヘッド洗浄時に前記吐出ヘッドの洗浄に用いる液体である洗浄用液体を流す流路であり、前記切替部を介して前記ヘッド側流路とつながる洗浄用流路とを有し、前記液体吐出時において、前記切替部は、前記容器側流路と前記ヘッド側流路とを接続することで、前記ヘッド側流路へ前記吐出用液体を流し、前記ヘッド洗浄時において、前記切替部は、前記洗浄用流路と前記ヘッド側流路とを接続することで、前記ヘッド側流路へ洗浄用液体を流すことを特徴とする。
このように構成すれば、例えば、ヘッド側流路とつながる流路を切替部により切り替えることで、必要に応じて洗浄用液体を吐出ヘッドへ流すことができる。また、これにより、例えば、吐出ヘッドの洗浄を適切に行うことができる。また、この場合において、例えばキャリッジの外部から吐出ヘッドへ吐出用液体を供給する場合と比べ、短い流路で吐出用液体の供給を行うことができる。また、これにより、例えば、ヘッド洗浄時において、無駄になる吐出用液体の量や洗浄に要する時間を適切に低減できる。また、例えば、液体の流路への吐出用液体の充填等についても、短時間で適切に行うことができる。
この構成において、切替部としては、例えば、三方弁等を好適に用いることができる。また、洗浄用液体としては、例えば公知の洗浄液等を好適に用いることができる。また、洗浄用液体としては、例えば、水等を用いることも考えられる。また、この構成において、キャリッジは、例えば、液体容器を交換可能に保持する。また、液体容器については、例えば、液体吐出時にキャリッジの外部にある容器から吐出用液体の供給を受けない容器等と考えることができる。この場合、液体容器は、貯留している吐出用液体を、吐出ヘッドへ供給する。また、この場合、液体容器としては、例えば、使い捨ての容器等を好適に用いることができる。このように構成すれば、例えば、吐出ヘッドへ供給する液体を変更する場合等にも、液体容器の洗浄を適切に省略することができる。また、この構成において、液体容器については、例えば、キャリッジ上に搭載されるインクタンク等と考えることができる。
また、この構成において、液体吐出装置は、キャリッジを移動させるキャリッジ駆動部を更に備えてよい。この場合、キャリッジ駆動部は、キャリッジを移動させることで、キャリッジと共に吐出ヘッドを移動させる。このように構成すれば、例えば、吐出ヘッドにより吐出用液体を吐出する位置を様々に変更することができる。また、この場合も、キャリッジに保持された液体容器を用いることで、キャリッジの位置によらず、吐出ヘッドへの吐出用液体の供給を適切に行うことができる。
また、ヘッド洗浄時において、洗浄用流路は、例えば、キャリッジの外部に設置される容器から供給される洗浄用液体を流す。このように構成すれば、例えば、吐出ヘッドへ洗浄用液体を適切に供給することができる。また、この場合、キャリッジの外部から洗浄用液体を供給することで、キャリッジに搭載される構成の重量が過度に重くなること等を適切に防ぐことができる。また、この場合、液体吐出装置は、洗浄用液体を貯留する容器をキャリッジの外部において保持する洗浄用容器保持部を更に備えることが好ましい。また、この場合、洗浄用容器保持部には、例えば、ヘッド洗浄時において、洗浄用液体を貯留する容器が取り付けられる。また、液体吐出時は、洗浄用液体を貯留する容器について、洗浄用容器保持部から取り外すことが考えられる。
また、この構成において、液体吐出装置は、吐出用液体に対して脱気を行う脱気部を更に備えてもよい。この場合、キャリッジにより脱気部を更に保持することが好ましい。また、脱気部は、例えば、液体容器から吐出ヘッドへ吐出用液体が流れる経路の途中において、吐出用液体に対して脱気を行う。このように構成すれば、例えば、吐出用液体に対する脱気を適切に行うことができる。また、これにより、例えば、吐出ヘッドからの吐出用液体の吐出をより安定して行うことができる。
また、液体吐出装置の用途によっては、キャリッジ上の液体容器から吐出用液体の供給を受ける吐出ヘッドの他に、キャリッジの外から吐出用液体の供給を受ける吐出ヘッドを更に用いること等も考えられる。この場合、液体吐出装置は、例えば、キャリッジの外部において吐出用液体を貯留する容器である外部容器から吐出用液体が供給される吐出ヘッドを更に備える。
より具体的に、例えば、吐出ヘッドから吐出する吐出用液体の変更を行い、変更の度に吐出ヘッドの洗浄を行う場合等には、ヘッド洗浄時に生じる吐出用液体の無駄の低減や洗浄に要する時間に短縮を行うことが望ましい。そして、このような場合には、キャリッジ上に搭載した液体容器から吐出用液体の供給を行うことが好ましいと考えられる。しかし、例えば吐出ヘッドを洗浄する頻度が少ないのであれば、キャリッジの外部からチューブ等を介して吐出用液体を供給したとしても、問題が生じにくいと考えられる。また、多くの吐出用液体を吐出する吐出ヘッドについては、キャリッジの外部から吐出用液体を吐出する方が好ましい場合もある。
そして、液体吐出装置の用途等によっては、一部の吐出ヘッドのみについて、吐出用液体の変更をある程度よりも高い頻度で行うこと等も考えられる。そして、このような場合には、キャリッジ上の液体容器から吐出用液体の供給を受ける吐出ヘッドと、キャリッジの外から吐出用液体の供給を受ける吐出ヘッドとを併用することが好ましい。このように構成すれば、例えば、それぞれの吐出ヘッドの用い方に応じた方法で吐出用液体の供給を行うことができる。
また、このような構成の液体吐出装置としては、例えば、吐出用液体としてインクを用いる印刷装置等を考えることができる。この場合、キャリッジに保持される液体容器から吐出用液体が供給される吐出ヘッドをキャリッジ内液体供給ヘッドと定義し、外部容器から吐出用液体が供給される吐出ヘッドをキャリッジ外液体供給ヘッドと定義すると、液体吐出装置は、例えば、互いに異なる色のインクを吐出する複数のキャリッジ外液体供給ヘッドと、1個以上のキャリッジ内液体供給ヘッドとを備える。また、この場合、複数のキャリッジ外液体供給ヘッドのそれぞれは、例えば、減法混色法等でのカラー表現に用いる基本色であるプロセスカラーの各色のインクを吐出する。また、キャリッジ内液体供給ヘッドは、プロセスカラー以外の色である特色のインクを吐出する。
このように構成した場合、特色のインクをキャリッジ内液体供給ヘッドにより吐出することで、使用する特色のインクを変更する場合にも、吐出ヘッドの洗浄等をより容易かつ適切に行うことができる。また、キャリッジ外液体供給ヘッドではプロセスカラーのインクを吐出することで、例えば特色のインクを変更する場合にも、キャリッジ外液体供給ヘッドでは、同じ色のインクを使用し続けることができる。また、これにより、例えば、キャリッジ外液体供給ヘッドに対して洗浄を行う頻度を適切に低減することができる。
また、本発明については、例えば洗浄以外の観点での特徴を考えることもできる。また、このような特徴として、例えば、キャリッジ上の液体容器から吐出用液体の供給を受ける吐出ヘッドと、キャリッジの外から吐出用液体の供給を受ける吐出ヘッドとを併用する構成等を考えることもできる。この場合、本発明は、例えば、複数の吐出ヘッド、及びキャリッジを備える液体吐出装置において、複数の吐出ヘッドの一部に対してはキャリッジに保持される液体容器から吐出用液体が供給され、この一部の吐出ヘッド以外の他の吐出ヘッドに対してはキャリッジの外部の外部容器から吐出用液体が供給されることを特徴とする。このように構成すれば、例えば、複数の吐出ヘッドのそれぞれに対し、それぞれの吐出ヘッドの用い方に応じた方法で吐出用液体の供給を行うことができる。
また、本発明の構成として、上記と同様の特徴を有する液体吐出方法及びインクジェットプリンタ等を用いることも考えられる。この場合も、例えば、上記と同様の効果を得ることができる。
本発明によれば、例えば、吐出ヘッドの洗浄を適切に行うことができる。
本発明の一実施形態に係る印刷装置10について説明をする図である。図1(a)は、印刷装置10の要部の構成の一例を示す。図1(b)は、印刷装置10におけるヘッド部12の構成の一例を示す。 インク流路110の詳細な構成の一例を示す図である。 インク流路110の構成の一例をより具体的に示す図である。 インクジェットヘッド102を洗浄する動作の一例を示すフローチャートである。 インクを充填する動作の一例を示すフローチャートである。 印刷装置10の構成の変形例について説明をする図である。図6(a)は、印刷装置10の要部の構成の一例を示す。図6(b)は、印刷装置10におけるヘッド部12の構成の一例を示す。
以下、本発明に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る印刷装置10について説明をする図である。図1(a)は、印刷装置10の要部の構成の一例を示す。本例において、印刷装置10は、印刷対象の媒体(メディア)50に対してインクジェット方式で印刷を行うインクジェットプリンタであり、ヘッド部12、プラテン14、ガイドレール16、走査駆動部18、メンテナンス部20、及び制御部30を備える。
尚、本例において、印刷装置10は、液体を吐出する液体吐出装置の一例である。また、上記及び以下に説明をする点を除き、印刷装置10は、公知のインクジェットプリンタと同一又は同様の特徴を有してよい。例えば、印刷装置10は、図示した要部の構成以外に、公知のインクジェットプリンタと同一又は同様の各種の構成を更に備えてもよい。また、本例において、印刷装置10は、大型の媒体50に対して印刷を行う印刷装置(大判プリンタ)である。この場合、大型の媒体50とは、例えば、幅が50cm程度以上(好ましくは、1m程度以上)の媒体のことである。また、媒体50の幅とは、以下において説明をする主走査動作時にヘッド部12を移動させる主走査方向における幅のことである。
ヘッド部12は、媒体50へインクを吐出するインクジェットヘッドを有する部分である。また、本例において、ヘッド部12は、キャリッジ、インクジェットヘッド、及びインク容器等を有する。ヘッド部12の特徴については、後に更に詳しく説明をする。プラテン14は、媒体50を支持する台状部材である。本例において、プラテン14は、ヘッド部12と対向する位置において上面に媒体50を載置することで、ヘッド部12と対向させた状態で媒体50を保持する。
ガイドレール16は、ヘッド部12の移動をガイドするレール状部材である。本例において、ガイドレール16は、所定の主走査方向へ延伸しており、主走査動作時におけるヘッド部12の移動をガイドする。この場合、主走査動作とは、インクジェットヘッドが主走査方向へ移動しつつインクを吐出する動作のことである。また、ガイドレール16は、ヘッド部12におけるキャリッジを移動可能に保持する。また、これにより、ガイドレール16は、キャリッジに保持されている各構成(例えば、インクジェットヘッド等)についても、主走査方向への移動可能に保持する。
走査駆動部18は、媒体50に対して相対的に移動する走査動作をヘッド部12におけるインクジェットヘッドに行わせる駆動部である。また、本例において、走査駆動部18は、主走査動作及び副走査動作をインクジェットヘッドに行わせる。この場合、副走査動作とは、主走査方向と直交する副走査方向へプラテン14に対して相対的に移動する動作のことである。より具体的に、走査駆動部18は、ガイドレール16に沿ってヘッド部12を移動させつつヘッド部12におけるインクジェットにインクを吐出させることで、インクジェットヘッドに主走査動作を行わせる。また、走査駆動部18は、例えば副走査方向と平行な搬送方向へ媒体50を移動させることで、インクジェットヘッドに副走査動作を行わせる。走査駆動部18は、例えばヘッド部12の側を移動させることで、インクジェットヘッドに主走査動作を行わせてもよい。
このような走査駆動部18を用いることで、例えば、ヘッド部12におけるインクジェットヘッドによりインクを吐出する位置を様々に変更することができる。また、これにより、例えば、媒体50の各位置に対して適切にインクを吐出することができる。また、本例において、走査駆動部18については、キャリッジを移動させるキャリッジ駆動部の一例と考えることもできる。この場合、キャリッジ駆動部については、例えば、キャリッジを移動させることでキャリッジと共にインクジェットヘッド等を移動させる構成等と考えることができる。
メンテナンス部20は、ヘッド部12に対するメンテナンスを行うための構成である。また、本例において、メンテナンス部20は、ヘッド部12におけるインクジェットヘッドのクリーニング(ヘッドクリーニング)や、インクジェットヘッドの洗浄等を行う。この場合、ヘッドクリーニングとは、例えば、インクジェットヘッドの外側の面の汚れ等を除去することである。また、本例において、メンテナンス部20は、ヘッドクリーニングとして、公知の方法と同一又は同様にして、ノズル面に対するワイピングを行う。この場合、ノズル面とは、インクジェットヘッドにおいてインクを吐出するノズルが形成されている面のことである。また、ワイピングとは、ワイパ等での拭き取りを行うことである。また、インクジェットヘッドの洗浄とは、インクジェットヘッドの内部におけるインクの流路に対して洗浄を行うことである。本例において、メンテナンス部20は、洗浄液を用いて、インクジェットヘッドの洗浄を行う。インクジェットヘッドの洗浄の仕方については、後に更に詳しく説明をする。
制御部30は、印刷装置10のCPUを含む構成であり、印刷装置10の各部の動作を制御する。本例によれば、例えば、媒体50に対する印刷を適切に行うことができる。
続いて、本例におけるヘッド部12の特徴について、更に詳しく説明をする。図1(b)は、印刷装置10におけるヘッド部12の構成の一例を示す。本例において、ヘッド部12は、キャリッジ100、複数のインクジェットヘッド102、複数のインク容器104、及び複数のインク流路110を有する。
キャリッジ100は、ヘッド部12における他の構成を保持する保持部材である。また、本例において、キャリッジ100は、複数のヘッド保持部152及び複数の容器保持部154を有する。複数のヘッド保持部152は、複数のインクジェットヘッド102を保持する構成である。それぞれのヘッド保持部152は、インクの吐出方向が媒体に向かうように、それぞれのインクジェットヘッド102を保持する。また、複数の容器保持部154は、複数のインク容器104を保持する構成である。また、後に更に詳しく説明をするように、本例において、インク容器104としては、空になった場合に交換される容器を用いる。そのため、本例において、それぞれの容器保持部154は、それぞれのインク容器104について、交換可能に保持する。この場合、インク容器104を交換可能に保持するとは、例えばメンテナンス部20(図1参照)において行うインクジェットヘッド102の洗浄時(ヘッド洗浄時)等にインク容器104を容易に交換できるようにインク容器104を保持することである。また、この場合、少なくとも、インクジェットヘッド102にインクを吐出させるインク吐出時において、容器保持部154にインク容器104を保持させる。また、これにより、少なくともインク吐出時において、キャリッジ100は、複数のインク容器104を保持する。また、図示は省略したが、キャリッジ100は、複数のインク流路110を構成する各部材を保持する構成等を更に有してもよい。
複数のインクジェットヘッド102は、インクジェット方式でインクを吐出する吐出ヘッドである。また、本例において、複数のインクジェットヘッド102のそれぞれは、キャリッジ100によりインクジェットヘッド102と共に保持されているインク容器104から供給されるインクを吐出する。また、本例において、複数のインクジェットヘッドのそれぞれは、吐出ヘッドの一例である。
尚、本例において、インク吐出時は、吐出ヘッドに吐出用液体を吐出させる液体吐出時の一例である。この場合、吐出用液体とは、吐出ヘッドに吐出させる液体のことである。また、それぞれのインクジェットヘッド102から吐出するインクは、吐出用液体の一例である。また、それぞれのインクジェットヘッド102については、キャリッジ内液体供給ヘッドの一例と考えることもできる。この場合、キャリッジ内液体供給ヘッドとは、キャリッジに保持される液体容器から吐出用液体が供給される吐出ヘッドのことである。
複数のインク容器104のそれぞれは、キャリッジ100上においてインクを貯留する液体容器であり、インク吐出時において、それぞれのインクジェットヘッド102へインクを供給する。また、本例において、インク容器104は、キャリッジ100に保持される液体容器の一例である。インク容器104については、例えば、キャリッジ100上に搭載されるインクタンク等と考えることもできる。
また、本例において、インク容器104は、空になった場合に交換される容器であり、インク吐出時にキャリッジ100の外部にある容器からインクの供給を受けずに、貯留しているインクをインクジェットヘッド102へ供給する。この場合、キャリッジ100の外部にある容器からインクの供給をインク容器104が受けないことについては、例えば、インク吐出時のインクの経路においてインク容器104が最上流になること等と考えることができる。また、インク容器104としては、例えば、使い捨ての容器等を好適に用いることができる。このように構成すれば、例えば、インクジェットヘッド102の洗浄時において、インク容器104に対する洗浄を行うことを省略することができる。また、インク容器104としては、例えば、キャリッジ100への取り付け後にインクを注入する容器等を用いてもよい。この場合も、インク吐出時のインク容器104の動作については、キャリッジ100の外部にある容器からインクの供給を受けずにインクジェットヘッド102へインクを供給していると考えることができる。
また、上記のように、本例において、インク容器104は、必要に応じて適宜交換がされる部品である。そして、この場合、印刷装置10において印刷を実行しないタイミングにおいては、インク容器104を取り外しておくこと等も考えられる。そのため、ヘッド部12の定義の仕方によっては、図1(b)に示した構成から複数のインク容器104を除いた構成について、ヘッド部12を構成する要素と考えることもできる。
複数のインク流路110は、複数のインク容器104と複数のインクジェットヘッド102とをつなぐインクの流路である。また、この場合、それぞれのインク流路110は、それぞれのインク容器104とそれぞれのインクジェットヘッド102とをつなぐことにより、それぞれのインク容器104からそれぞれのインクジェットヘッド102へインクを流す。また、本例において、それぞれのインク流路110は、吐出ヘッドへ供給する液体を流す液体流路の一例である。インク流路110の構成については、以下において更に詳しく説明をする。
図2は、インク流路110の詳細な構成の一例を示す図であり、ヘッド部12における一つのインク流路110について、要部の構成の一例を示す。この場合、ヘッド部12における他のインク流路110についても、同様の構成を有すると考えることができる。また、本例において、インク流路110は、ヘッド側流路202、容器側流路204、洗浄用流路206、及び切替部208を有する。
ヘッド側流路202は、インクジェットヘッド102につながる流路であり、切替部208とインクジェットヘッド102とを接続する。また、これにより、インク吐出時において、ヘッド側流路202は、インク容器104から供給されるインクをインクジェットヘッド102へ向けて流す。また、インクジェットヘッド102の洗浄時において、ヘッド側流路202は、切替部208を介して洗浄液ボトル302から供給される洗浄液をインクジェットヘッド102へ向けて流す。
また、本例において、ヘッド側流路202は、脱気部224及び圧力調整部226を有し、インク吐出時において、脱気部224及び圧力調整部226を介して、インクジェットヘッド102へインクを流す。また、本例においては、脱気部224及び圧力調整部226についても、インクジェットヘッド102と共にキャリッジ100(図1参照)に保持されていると考えることができる。
脱気部224は、インクに対して脱気を行うための構成であり、ヘッド側流路202中に設けられることで、インク容器104からインクジェットヘッド102へインクが流れる経路の途中において、インクに対して脱気を行う。また、本例において、脱気部224については、例えば、キャリッジ100により保持されることでキャリッジ100上で脱気を行う構成等と考えることもできる。脱気部224を用いることにより、例えば、インクに対する脱気を適切に行うことができる。また、これにより、例えば、インクジェットヘッド102からのインクの吐出をより安定して行うことができる。脱気部224としては、公知の脱気モジュール等を好適に用いることができる。圧力調整部226は、インクジェットヘッド102へ供給するインクの圧力を調整するための構成である。圧力調整部226としては、例えば公知の加圧ダンパ等の圧力ダンパを好適に用いることができる。
容器側流路204は、インク容器104につながる流路であり、インク容器104と切替部208とを接続する。また、これにより、インク吐出時において、容器側流路204は、切替部208及びヘッド側流路202を介して、インクジェットヘッド102へ向けてインクを流す。容器側流路204については、例えば、切替部208を介してヘッド側流路202とつながる流路と考えることもできる。
また、本例において、容器側流路204は、フィルタ222を有し、インク吐出時において、フィルタ222を介して、インク容器104から切替部208へインクを流す。フィルタ222は、インク中の不純物等を除去するための構成である。フィルタ222としては、公知のフィルタを好適に用いることができる。また、この場合、フィルタ222についても、インクジェットヘッド102と共にキャリッジ100に保持されていると考えることができる。
洗浄用流路206は、インクジェットヘッド102の洗浄時に用いる洗浄液を流す流路であり、洗浄液ボトル302と切替部208とを接続する。また、これにより、インクジェットヘッド102の洗浄時において、洗浄用流路206は、切替部208及びヘッド側流路202を介して、インクジェットヘッド102へ向けて洗浄液を流す。洗浄用流路206については、例えば、切替部208を介してヘッド側流路202とつながる流路と考えることもできる。
また、本例において、洗浄液は、インクジェットヘッド102の洗浄に用いる液体である洗浄用液体の一例である。洗浄液としては、インクジェットヘッド102の洗浄に用いる公知の洗浄液と同一又は同様の液体を用いることが考えられる。また、洗浄の目的によっては、洗浄用液体として、水等を用いることも考えられる。
また、洗浄液ボトル302は、洗浄用液体を貯留する容器の一例である。本例において、洗浄液ボトル302は、洗浄液を貯留するボトル状の容器であり、インクジェットヘッド102の洗浄時において、キャリッジ100の外部に設置される。このように構成した場合、キャリッジ100の外部から洗浄液を供給することで、例えば、キャリッジ100に搭載される構成の重量が過度に重くなること等を適切に防ぎつつ、インクジェットヘッド102へ洗浄液を適切に供給することができる。
また、洗浄用流路206については、例えば、キャリッジ100の外部にある液体の流路を介して洗浄液ボトル302と接続されていると考えることができる。そして、この場合、洗浄液ボトル302と切替部208とをつなぐ液体の流路のうち、キャリッジ100上にある部分について、洗浄用流路206と考えることができる。また、印刷装置10(図1参照)は、キャリッジ100の外部において洗浄液ボトル302を保持する洗浄用容器保持部を更に備えることが好ましい。この場合、洗浄液ボトル302は、インクジェットヘッド102の洗浄時に洗浄用容器保持部に設置され、インクジェットヘッド102へ洗浄液を供給する。また、印刷装置10において印刷の動作を実施するインク吐出時においては、洗浄液ボトル302について、洗浄用容器保持部から取り外すことが考えられる。このように構成すれば、例えば、必要に応じて印刷装置10に洗浄液ボトル302を取り付けることができる。
切替部208は、ヘッド側流路202につながる流路を切り替えるための構成であり、容器側流路204及び洗浄用流路206のうちの一方を選択的にヘッド側流路202と接続する。より具体的に、インクジェットヘッド102にインクを吐出させるインク吐出時において、切替部208は、容器側流路204とヘッド側流路202とを接続することで、容器側流路204を介してインク容器104から供給されるインクをヘッド側流路202へ流す。また、インクジェットヘッド102の洗浄時において、切替部208は、洗浄用流路206とヘッド側流路202とを接続することで、洗浄用流路206を介して洗浄液ボトル302から供給される洗浄液をヘッド側流路202へ流す。切替部208としては、公知の三方弁(三方コック)を好適に用いることができる。また、本例においては、切替部208についても、インクジェットヘッド102と共にキャリッジ100に保持されていると考えることができる。
本例によれば、例えば、ヘッド側流路202を介してインクジェットヘッド102へ供給する液体として、インク及び洗浄液を適切に選択することができる。また、これにより、インクジェットヘッド102によるインクの吐出やインクジェットヘッド102の洗浄を適切に行うことができる。また、上記においても説明をしたように、本例において、インク容器104は、インクジェットヘッド102と共に、キャリッジ100に保持されている。そのため、例えばキャリッジ100の外部からインクジェットヘッド102へインクを供給する場合と比べ、短いインク流路110によりインクの供給を行うことができる。また、これにより、例えばインクジェットヘッド102の洗浄時等において、無駄になるインクの量や洗浄に要する時間等を適切に低減することができる。また、例えば、インク流路110へのインクの充填等についても、短時間で適切に行うことができる。
図3は、インク流路110の構成の一例をより具体的に示す図であり、キャリッジ100(図1参照)上における複数のインク流路110における各構成の配置の一例を複数のインク容器104と共に示す。図中に示すように、本例において、インク流路110におけるフィルタ222、脱気部224、圧力調整部226、及び切替部208は、インク容器104と共に、キャリッジ100上に設置されている。また、この場合、図中に符号を付して示した各構成の間を適宜液体の流路で接続することで、インク流路110(図2参照)が構成されている。本例によれば、例えば、インク流路110の各構成をキャリッジ100上に適切に設置することができる。
続いて、本例においてインクジェットヘッド102を洗浄する動作について、更に詳しく説明をする。図4は、インクジェットヘッド102を洗浄する動作の一例を示すフローチャートである。
本例において、インクジェットヘッド102の洗浄を行う場合、先ず、残っているインク(残インク)の抜き取りを行う(S102)。この場合、残インクとは、例えば、インク容器104内等に残っているインクのことである。また、より具体的に、残インクについては、例えば、インク容器104、インク流路110、及びインクジェットヘッド102内に残っているインク等と考えることもできる。また、本例においては、切替部208により容器側流路204とヘッド側流路202とを接続した状態で、インクジェットヘッド102内の空気を抜くためにインクジェットヘッド102とつながる流路又はインクジェットヘッド102に設けられているバルブであるヘッドエア抜きバルブを介して残インクの吸引を行うことで、残インクの抜き取りを行う。この場合、例えば、インクジェットヘッド102内の空気を抜く場合に用いる治具であるエア抜き治具をエア抜きバルブに接続し、キャリッジ100の外部に設置される吸引ポンプによる吸引を行うことで、残インクを吸引する。また、残インクを吸引する作業を行った後には、エア抜き治具を取り外す。
そして、インク容器104及びフィルタ222を取り外し(S104)、ヘッドクリーニングを行う(S106)。この場合、ヘッドクリーニングとしては、メンテナンス部20(図1参照)において、ワイパ等での拭き取りを行う。
また、ヘッドクリーニングが完了した後には、洗浄液ボトル302を設置する(S108)。洗浄液ボトル302の設置については、例えば、ヘッドクリーニングが完了する前に行ってもよい。また、洗浄液ボトル302を設置した後、切替部208を操作して、洗浄用流路206とヘッド側流路202とを接続する(S110)。また、これにより、洗浄液ボトル302からインクジェットヘッド102へ洗浄液が供給されるようにする。
そして、ヘッドエア抜きバルブからの吸引を行うことで、インクジェットヘッド102内に洗浄液を流して、インクジェットヘッド102の洗浄を行う(S112)。この場合、ヘッドエア抜きバルブからの吸引については、例えば残インクの抜き取り時と同一又は同様にして行うことが考えられる、このように構成すれば、例えば、洗浄液を用いてインクジェットヘッド102の洗浄を適切に行うことができる。また、この場合、例えば、洗浄液が150ml程度(例えば、100〜200ml)程度排出されるように、洗浄液の吸引を行うことが考えられる。
そして、必要な量の洗浄液をインクジェットヘッド102に流した後に、ヘッドクリーニングを行って(S114)、更に、切替部208を操作して、洗浄液ボトル302からインクジェットヘッド102へ洗浄液が供給されなくなるように、洗浄用流路206とヘッド側流路202とを切り離す(S116)。また、これにより、例えば、ヘッド側流路202と容器側流路204とを再度接続する。
そして、例えば残インクの抜き取り時と同一又は同様にして吸引ポンプによる吸引を行うことで、ヘッドエア抜きバルブを介して、インク流路110内やインクジェットヘッド102内に残っている洗浄液を排出する(S118)。また、この作業後には、エア抜き治具を取り外す。また、本例においては、その後、更にヘッドクリーニングを行って(S120)、インクジェットヘッド102を洗浄する動作を完了する。本例によれば、インクジェットヘッド102の洗浄を適切に行うことができる。
また、インクジェットヘッド102の洗浄を行った後、例えば新たな印刷の動作を開始する前等には、必要に応じて、インク流路110へのインクの充填を行う。図5は、インクを充填する動作の一例を示すフローチャートである。
本例において、インク流路110及びインクジェットヘッド102へのインクの充填を行う場合、先ず、インク容器104及びフィルタ222の設置を行う(S202)。この場合、必要に応じて、インク容器104やフィルタ222の交換を行うことが考えられる。また、必要に応じて、脱気部224の交換等を更に行ってもよい。
そして、インク容器104等を設置した後には、インク容器104から容器側流路204の側へインクを流すことで、インク流路110及びインクジェットヘッド102へのインクの充填を行う(S204)。この場合、切替部208については、容器側流路204とヘッド側流路202とを接続する状態にしておく。
また、この場合、例えばインク容器104内のインクへ圧力を加えることで、インク容器104内のインクを容器側流路204へ押し出してもよい。より具体的に、本例において、インク容器104としては、例えば、シリンジ型の容器等を用いることも考えられる。そして、この場合、例えば、シリンジに挿入したピストンにより圧力を加えること等が考えられる。
尚、シリンジ型のインク容器104を用いる場合、例えば、インク容器104内のインクの量を示す目盛りが付けられた容器を用いること等が考えられる。このように構成すれば、例えば、インク容器104内のインクの量を容易かつ適切に確認することができる。また、本例のように、インク流路110に脱気部224が配設されている場合、インクを充填する作業により、例えば、15ml程度(例えば、10〜20ml程度)のインクが消費される。また、インクの充填時において、エア抜きバルブに対しては、残インクの抜き取り時や洗浄液の排出時と同一又は同様にして、エア抜き治具を接続しておくことが考えられる。このように構成すれば、例えば、充填したインクがインクジェットヘッドからあふれた場合等にも、あふれたインクを適切に排出することができる。また、この場合、所定の量のインクを充填する作業を行った後には、エア抜き治具を取り外す。
また、ステップS204においてインクの充填を行った後には、ヘッドクリーニングを行う(S206)。また、ヘッドクリーニングを行った後には、所定のテストパターンを印刷するテストプリントを行って(S208)、ノズルの状態を確認する。そして、テストプリントの結果に問題がなれば、インクを充填する動作を完了する。
尚、ステップS208でのテストプリントの結果において、ノズルの状態に不吐出等の問題があることが判明した場合には、例えばヘッドクリーニングを再度行うことが考えられる。また、所定の回数のヘッドクリーニングを行ってもノズルの状態に問題が残る場合には、改めて詳細な点検等を行うことが考えられる。
続いて、上記において説明をした各構成に関する補足説明や、変形例の説明等を行う。上記のように、本例においては、キャリッジ100に保持されたインク容器104を用いる。この場合、例えば、キャリッジ100の位置によらず、インクジェットヘッド102へのインクの供給を適切に行うことができる。また、上記においても説明をしたように、この場合、インク容器104からインクジェットヘッド102へインクを供給するためのインク流路110を短くすることが可能になるため、インクジェットヘッド102の洗浄時に無駄になるインクの量を低減することや、インクの洗浄及び充填にかかる時間を短くすること等が可能になる。
また、この場合、インクジェットヘッド102の洗浄やインクの充填時に生じる問題の影響を抑えることで、インクジェットヘッド102において使用するインクを変更すること等も容易になる。この場合、インクジェットヘッド102において使用するインクを変更するとは、例えば、インクジェットヘッド102から吐出するインクの色を変更することや、インクの種類を変更すること等である。そのため、本例の印刷装置10については、例えば、使用するインクを変更する頻度が高い用途等において、特に好適に利用することができる。
また、この場合、使用するインクを変更する頻度が高い用途としては、例えば、様々な特色のインクを切り替えて用いる用途等を考えることができる。この場合、特色については、例えば、プロセスカラー以外の色等と考えることができる。また、プロセスカラーについては、例えば、減法混色法等でのカラー表現に用いる基本色等と考えることができる。この場合、印刷装置10において、一部のインク容器104として特色のインクの用の容器を用い、他のインク容器104としてはプロセスカラー用の容器を用いることが考えられる。また、印刷装置10の用途によっては、全てのインク容器104として、特色用の容器を用いること等も考えられる。この場合、印刷装置10において、互いに異なる複数の特色のインクを用いて、媒体への印刷を行うことが考えられる。また、この場合、特色のインクとしては、例えば、印刷に使用する色に合わせて予め調色された色のインクを用いること等も考えられる。このように構成すれば、例えば、所望の色での印刷をより高い精度で行うことができる。また、特色のインクの用い方によっては、特色のインクについて、例えば、他の色のインクと混色させずにそのままの色を表現するためのインク等と考えることもできる。また、使用するインクを変更する頻度が高い用途としては、例えば、様々なインクを用いた実験を行う用途等も考えられる。この場合、印刷装置10について、例えば、このような実験に用いる装置等と考えることもできる。
また、印刷装置10の用途等によっては、例えば、一部のインクジェットヘッドのみについて、使用するインクを変更する頻度が高くなること等も考えられる。そして、この場合、一部のインクジェットヘッド及びそのインクジェットヘッドと対応するインクの流路においてのみ、インクジェットヘッドの洗浄やインクの充填時の問題が大きくなること等も考えられる。
より具体的に、例えば、インクジェットヘッドから吐出するインクの変更を行い、変更の度にインクジェットヘッドの洗浄を行う場合等には、インクの無駄の低減や洗浄に要する時間を短縮することが好ましいと考えられる。そのため、このような場合には、キャリッジ100上に搭載したインク容器104からインクの供給を行うことが好ましいと考えられる。しかし、例えばインクジェットヘッドを洗浄する頻度が少ないのであれば、キャリッジ100の外部からチューブ等を介してインクを供給したとしても、問題が生じにくいと考えられる。また、多くのインクを吐出するインクジェットヘッドについては、キャリッジ100の外部からインクを吐出する方が好ましい場合もある。そして、このような場合、一部のインクジェットヘッドに対してのみキャリッジ100上のインク容器104からインクを供給し、他のインクジェットヘッドに対しては、キャリッジ100の外にあるインクの容器からインクを供給すること等も考えられる。
図6は、印刷装置10の構成の変形例について説明をする図である。図6(a)は、印刷装置10の要部の構成の一例を示す。図6(b)は、印刷装置10におけるヘッド部12の構成の一例を示す。以下に説明をする点を除き、図6において、図1〜5と同じ符号を付した構成は、図1〜5における構成と、同一又は同様の特徴を有してよい。
本変形例において、印刷装置10は、キャリッジ100上のインク容器104からインクの供給を受けるインクジェットヘッド102の他に、キャリッジ100の外からインクの供給を受けるインクジェットヘッド122を更に用いる。また、より具体的に、本変形例において、印刷装置10は、図1に示した印刷装置10の構成と比べて、インク供給部26及び外部インク流路28を更に備える。また、インク供給部26は、複数のインク容器312を有する。この場合、複数のインク容器312のそれぞれについては、例えば、キャリッジ100の外部においてインクを貯留する容器等と考えることができる。また、本変形例において、複数のインク容器312のそれぞれは、キャリッジ100の外部においてインクを貯留する外部容器の一例である。インク容器312としては、公知のインクボトルやインクカートリッジ等を好適に用いることができる。また、ヘッド部12は、複数のインクジェットヘッド122を更に有する。この場合、キャリッジ100における複数のヘッド保持部152の一部は、例えば図中に示すように、インクジェットヘッド122を保持する。
また、ヘッド部12における複数のインクジェットヘッド102のそれぞれについては、例えば、キャリッジ100上のインク容器104からインクの供給を受ける吐出ヘッドと考えることができる。また、複数のインクジェットヘッド122のそれぞれについては、例えば、キャリッジ100の外部にあるインク容器312からインクが供給される吐出ヘッドと考えることができる。また、本変形例において、それぞれのインクジェットヘッド102は、キャリッジ内液体供給ヘッドの一例である。また、それぞれのインクジェットヘッド122は、キャリッジ外液体供給ヘッドの一例である。この場合、キャリッジ内液体供給ヘッドとは、上記においても説明をしたように、キャリッジに保持される液体容器から吐出用液体が供給される吐出ヘッドのことである。また、キャリッジ外液体供給ヘッドとは、外部容器から吐出用液体が供給される吐出ヘッドのことである。
また、本変形例において、複数のインクジェットヘッド102のそれぞれは、特色のインクを吐出する。また、複数のインクジェットヘッド122のそれぞれは、プロセスカラーの各色のインクを吐出する。また、この場合、プロセスカラーの各色のインクとしては、例えば、シアン色(C色)、マゼンタ色(M色)、イエロー色(Y色)、及びブラック色(K色)の各色のインクを用いることが考えられる。また、本変形例における印刷装置10の構成については、例えば、互いに異なる色のインクを吐出する複数のキャリッジ外液体供給ヘッドと、1個以上のキャリッジ内液体供給ヘッドとを備える構成等と考えることもできる。
本変形例によれば、例えば、キャリッジ100内のインク容器104からインクの供給を受けるインクジェットヘッド102と、キャリッジ100の外からインクの供給を受けるインクジェットヘッド122とを適切に併用することができる。また、これにより、例えば、それぞれのインクジェットヘッドに応じた方法により、インクジェットヘッド102及びインクジェットヘッド122へのインクの供給を適切に行うことができる。
また、この場合、例えば、特色のインクをインクジェットヘッド102により吐出することで、使用する特色のインクを変更する場合にも、インクジェットヘッド102の洗浄等をより容易かつ適切に行うことができる。また、インクジェットヘッド122ではプロセスカラーのインクを吐出することで、例えばインクジェットヘッド102で用いる特色のインクを変更する場合にも、インクジェットヘッド122において、同じ色のインクを使用し続けることができる。また、これにより、例えば、インクジェットヘッド122に対して洗浄を行う頻度を適切に低減することができる。
また、印刷装置10の構成については、更に変形を行うこと等も考えられる。例えば、図6に示した構成の場合、インクジェットヘッド102及びインクジェットヘッド122について、同じキャリッジ100により保持されていると考えることができる。しかし、インクジェットヘッド122については、例えば、インクジェットヘッド102用のキャリッジ100とは別のキャリッジ100により保持をしてもよい。この場合、印刷装置10におけるヘッド部12について、複数のキャリッジ100を有すると考えることができる。
また、上記においては、キャリッジ100上に保持されるインク容器104について、例えば、使い捨ての容器を用いる場合について、説明をした。しかし、インク容器104としては、インクの継ぎ足しが可能な容器を用いてもよい。この場合、インク容器104へのインクの継ぎ足しとは、例えば、インクジェットヘッド102でのインクの吐出時以外のタイミングで行う継ぎ足しのことである。また、インクの吐出時以外のタイミングで行う継ぎ足しとは、例えば、印刷装置10において媒体50への印刷を行う前後や、印刷の動作を中断したタイミングで行う継ぎ足しのことである。また、このような継ぎ足しについては、例えばメンテナンス部20等において、インク容器104に常に接続されているチューブ等を用いずに行うことが考えられる。
また、印刷装置10の構成の更なる変形例においては、このようなインクの継ぎ足しについて、自動的に行うこと等も考えられる。この場合、例えば、インク容器104内のインクが所定の量よりも少なくなった場合等に、ヘッド部12をメンテナンス部20へ移動させて、自動的にインクの継ぎ足しを行うこと等が考えられる。また、この場合、キャリッジ100の外部からインクを供給するための構成を一時的にキャリッジ100に接続することで、インクの継ぎ足しを行うことが考えられる。
また、上記においても説明をしたように、図1〜6を用いて説明をした印刷装置10は、液体吐出装置の一例である。また、印刷装置10については、例えば、媒体上に2次元の画像を描くインクジェットプリンタ等と考えることができる。これに対し、上記において説明をした印刷装置10の主な特徴については、印刷装置10以外の液体吐出装置において用いること等も考えられる。
より具体的に、液体吐出装置としては、例えば、立体的な造形物を造形する造形装置等を用いることも考えられる。この場合、造形物の材料として吐出する液体について、吐出用液体の一例と考えることができる。また、液体吐出装置としては、例えば薬品液等の様々な機能性の液体を吐出する装置を用いることも考えられる。この場合、機能性の液体について、吐出用液体の一例と考えることができる。これらの場合、用途に合わせて印刷装置10の構成を適宜変更した装置を液体吐出装置として用いることが考えられる。また、これらの場合も、印刷装置10におけるヘッド部12と同一又は同様のヘッド部を用いて吐出用液体を吐出することで、上記と同様の効果を得ることができる。
本発明は、例えば液体吐出装置に好適に利用できる。
10・・・印刷装置、12・・・ヘッド部、14・・・プラテン、16・・・ガイドレール、18・・・走査駆動部、20・・・メンテナンス部、26・・・インク供給部、28・・・外部インク流路、30・・・制御部、50・・・媒体、100・・・キャリッジ、102・・・インクジェットヘッド、104・・・インク容器、110・・・インク流路、122・・・インクジェットヘッド、152・・・ヘッド保持部、154・・・容器保持部、202・・・ヘッド側流路、204・・・容器側流路、206・・・洗浄用流路、208・・・切替部、222・・・フィルタ、224・・・脱気部、226・・・圧力調整部、302・・・洗浄液ボトル、312・・・インク容器

Claims (11)

  1. 液体を吐出する液体吐出装置であって、
    液体を吐出する吐出ヘッドと、
    前記吐出ヘッドを保持するキャリッジと、
    前記吐出ヘッドへ供給する液体を流す液体流路と
    を備え、
    少なくとも、前記吐出ヘッドに吐出させる液体である吐出用液体を前記吐出ヘッドに吐出させる液体吐出時において、前記キャリッジは、前記吐出用液体を貯留する容器である液体容器を更に保持し、
    前記液体流路は、
    前記吐出ヘッドにつながるヘッド側流路と、
    前記ヘッド側流路につながる流路を切り替える切替部と、
    前記液体容器につながる流路であり、前記切替部を介して前記ヘッド側流路とつながる容器側流路と、
    前記吐出ヘッドの洗浄を行うヘッド洗浄時に前記吐出ヘッドの洗浄に用いる液体である洗浄用液体を流す流路であり、前記切替部を介して前記ヘッド側流路とつながる洗浄用流路と
    を有し、
    前記液体吐出時において、前記切替部は、前記容器側流路と前記ヘッド側流路とを接続することで、前記ヘッド側流路へ前記吐出用液体を流し、
    前記ヘッド洗浄時において、前記切替部は、前記洗浄用流路と前記ヘッド側流路とを接続することで、前記ヘッド側流路へ洗浄用液体を流すことを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記液体吐出時において、前記液体容器は、前記キャリッジの外部にある容器から前記吐出用液体の供給を受けることなく、貯留している前記吐出用液体を、前記吐出ヘッドへ供給することを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記ヘッド洗浄時において、前記洗浄用流路は、前記キャリッジの外部に設置される容器から供給される前記洗浄用液体を流すことを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記液体容器から前記吐出ヘッドへ前記吐出用液体が流れる経路の途中において前記吐出用液体に対して脱気を行う脱気部を更に備え、
    前記キャリッジは、前記脱気部を更に保持することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の液体吐出装置。
  5. 前記キャリッジの外部において前記吐出用液体を貯留する容器である外部容器から前記吐出用液体が供給される前記吐出ヘッドを更に備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の液体吐出装置。
  6. 前記液体吐出装置は、前記吐出用液体としてインクを用いる印刷装置であり、
    前記キャリッジに保持される前記液体容器から前記吐出用液体が供給される前記吐出ヘッドをキャリッジ内液体供給ヘッドと定義し、前記外部容器から前記吐出用液体が供給される前記吐出ヘッドをキャリッジ外液体供給ヘッドと定義した場合、
    互いに異なる色のインクを吐出する複数の前記キャリッジ外液体供給ヘッドと、
    1個以上の前記キャリッジ内液体供給ヘッドと
    を備え、
    前記複数のキャリッジ外液体供給ヘッドのそれぞれは、カラー表現に用いる基本色であるプロセスカラーの各色のインクを吐出し、
    前記キャリッジ内液体供給ヘッドは、前記プロセスカラー以外の色である特色のインクを吐出することを特徴とする請求項5に記載の液体吐出装置。
  7. 液体を吐出する液体吐出装置であって、
    液体を吐出する複数の吐出ヘッドと、
    前記吐出ヘッドを保持するキャリッジと
    を備え、
    少なくとも、前記吐出ヘッドに吐出させる液体である吐出用液体を前記吐出ヘッドに吐出させる液体吐出時において、前記キャリッジは、前記吐出用液体を貯留する容器である液体容器を更に保持し、
    前記複数の吐出ヘッドの一部に対しては、前記キャリッジに保持される前記液体容器から前記吐出用液体が供給され
    前記一部の前記吐出ヘッド以外の他の前記吐出ヘッドに対しては、前記キャリッジの外部において前記吐出用液体を貯留する容器である外部容器から前記吐出用液体が供給されることを特徴とする液体吐出装置。
  8. 液体を吐出する液体吐出方法であって、
    液体を吐出する吐出ヘッドと、
    前記吐出ヘッドを保持するキャリッジと、
    前記吐出ヘッドへ供給する液体を流す液体流路と
    を用い、
    少なくとも、前記吐出ヘッドに吐出させる液体である吐出用液体を前記吐出ヘッドに吐出させる液体吐出時において、前記キャリッジにより、前記吐出用液体を貯留する容器である液体容器を更に保持し、
    前記液体流路は、
    前記吐出ヘッドにつながるヘッド側流路と、
    前記ヘッド側流路につながる流路を切り替える切替部と、
    前記液体容器につながる流路であり、前記切替部を介して前記ヘッド側流路とつながる容器側流路と、
    前記吐出ヘッドの洗浄を行うヘッド洗浄時に前記吐出ヘッドの洗浄に用いる液体である洗浄用液体を流す流路であり、前記切替部を介して前記ヘッド側流路とつながる洗浄用流路と
    を有し、
    前記液体吐出時において、前記切替部により、前記容器側流路と前記ヘッド側流路とを接続することで、前記ヘッド側流路へ前記吐出用液体を流し、
    前記ヘッド洗浄時において、前記切替部により、前記洗浄用流路と前記ヘッド側流路とを接続することで、前記ヘッド側流路へ洗浄用液体を流すことを特徴とする液体吐出方法。
  9. 液体を吐出する液体吐出方法であって、
    液体を吐出する複数の吐出ヘッドと、
    前記吐出ヘッドを保持するキャリッジと
    を用い、
    少なくとも、前記吐出ヘッドに吐出させる液体である吐出用液体を前記吐出ヘッドに吐出させる液体吐出時において、前記キャリッジにより、前記吐出用液体を貯留する容器である液体容器を更に保持し、
    前記複数の吐出ヘッドの一部に対しては、前記キャリッジに保持される前記液体容器から前記吐出用液体を供給し、
    前記一部の前記吐出ヘッド以外の他の前記吐出ヘッドに対しては、前記キャリッジの外部において前記吐出用液体を貯留する容器である外部容器から前記吐出用液体を供給することを特徴とする液体吐出方法。
  10. インクジェット方式で印刷を行うインクジェットプリンタであって、
    インクを吐出するインクジェットヘッドと、
    前記インクジェットヘッドを保持するキャリッジと、
    前記インクジェットヘッドへ供給するインクを流すインク流路と
    を備え、
    少なくとも、インクを前記インクジェットヘッドに吐出させるインク吐出時において、前記キャリッジは、インクを貯留する容器であるインク容器を更に保持し、
    前記インク流路は、
    前記インクジェットヘッドにつながるヘッド側流路と、
    前記ヘッド側流路につながる流路を切り替える切替部と、
    前記インク容器につながる流路であり、前記切替部を介して前記ヘッド側流路とつながる容器側流路と、
    前記インクジェットヘッドの洗浄を行うヘッド洗浄時に前記インクジェットヘッドの洗浄に用いる液体である洗浄用液体を流す流路であり、前記切替部を介して前記ヘッド側流路とつながる洗浄用流路と
    を有し、
    前記インク吐出時において、前記切替部は、前記容器側流路と前記ヘッド側流路とを接続することで、前記ヘッド側流路へインクを流し、
    前記ヘッド洗浄時において、前記切替部は、前記洗浄用流路と前記ヘッド側流路とを接続することで、前記ヘッド側流路へ洗浄用液体を流すことを特徴とするインクジェットプリンタ。
  11. インクジェット方式で印刷を行うインクジェットプリンタであって、
    インクを吐出する複数のインクジェットヘッドと、
    前記インクジェットヘッドを保持するキャリッジと
    を備え、
    少なくとも、インクを前記インクジェットヘッドに吐出させるインク吐出時において、前記キャリッジは、インクを貯留する容器であるインク容器を更に保持し、
    前記複数のインクジェットヘッドの一部に対しては、前記キャリッジに保持される前記インク容器からインクが供給され
    前記一部の前記インクジェットヘッド以外の他の前記インクジェットヘッドに対しては、前記キャリッジの外部においてインクを貯留する容器である外部容器からインクが供給されることを特徴とするインクジェットプリンタ。
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