JP2021029690A - 遊技機 - Google Patents

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潔人 兼子
真 宮永
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真 宮永
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Abstract

【課題】シールをシール貼付面の正しい位置に安定して貼り付けることが可能な遊技機を提供する。【解決手段】本発明のパチンコ遊技機の遊技機構成部品の1つであるカバープレート50には、平坦かつ非円形のシール貼付面51とそれを包囲する包囲段差部52Eとが備えられている。また、シール貼付面51にはシール53が貼付されて、カバープレート50が装飾されている。包囲段差部52Eの段差面52Dは、シール貼付面51とシール貼付面51より外側のカバープレート50の前面と直交している。そのため、シール53が段差面52Dに当接して、シール53全体を平坦な状態で貼付することができる。【選択図】図7

Description

本開示は、シールが装飾された遊技機構成部品を有する遊技機に関する。
従来、この種の遊技機として、遊技機構成部品にシール貼付面を包囲する包囲段差部が形成され、その包囲段差部の内側にシールが収まるように貼付されているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−140130号公報(段落[0057])
しかしながら、上記した従来の遊技機では、包囲段差部とシールとのクリアランスにより、シールの位置がシール貼付面内でばらつく。このため、シールをシール貼付面の正しい位置に安定して貼り付けることが可能な遊技機の開発が求められている。
上記課題を解決するためになされた請求項1の発明は、平坦かつ非円形のシール貼付面を有する遊技機構成部品と、前記シール貼付面を包囲しかつ前記シール貼付面から段付き状に突出する包囲段差部と、前記シール貼付面に貼付されて、前記遊技機構成部品を装飾するシールとを有する遊技機において、前記包囲段差部の段差面は、前記シール貼付面と前記シール貼付面より外側の遊技機構成部品の前面と直交し、前記シールが前記段差面に当接して、前記シール全体を平坦な状態で貼付することが可能な遊技機である。
本開示の実施形態の遊技機が有する遊技板の正面図 遊技板の一部を拡大した正面図 入賞突部の正断面図 入賞突部の正断面図 遊技機構成部品の前側斜視図 遊技機構成部品の後側斜視図 シールをシール貼付凹部に貼り付ける過程の斜視図 (A)障害釘が正規の状態の遊技板の一部拡大正面図、(B)障害釘が異常に傾いた状態の遊技板の一部拡大正面図 遊技機構成部品の分解斜視図 遊技機構成部品の分解斜視図 ダクト本体から入球口アダプタが分離した状態の斜視図 入球口アダプタが分解された状態の斜視図 ダクト本体にアダプタ本体が組み付けられた状態の斜視図
以下、図1〜図13を参照して、本開示の遊技機に相当するパチンコ遊技機の一実施形態について説明する。本実施形態のパチンコ遊技機は、図1に示された遊技板11を図示しない遊技枠に組み付けてなる。遊技板11は、例えば、透明な樹脂からなる。また、遊技板11の前面には、ガイドレール12に包囲された遊技領域R1が備えられ、その遊技領域R1が、遊技枠のガラス窓を通して視認可能になっている。そして、遊技枠に備えたハンドルの操作によって遊技球が遊技領域R1の左上の進入口13から遊技領域R1内に打ち込まれて流下する。また、遊技領域R1内には、複数の入賞口が備えられると共に、遊技領域R1における遊技板11の前面からは、遊技球をランダムに流下させるための複数の障害釘29が突出している。そして、遊技球が何れかの入賞口に入賞するか否か、及び、一部の入賞口への入賞に伴って行われる当否判定で当りになるか否かを遊技者は楽しむことができる。
具体的には、遊技板11には、遊技領域R1内に演出窓15が貫通した状態に形成され、遊技板11の後部に備えられた表示装置14の表示画面14Gが演出窓15を通して前方に臨んでいる。また、演出窓15には、前方から装飾枠16が嵌め込まれ、その装飾枠16に備えた入球規制突片16Tが演出窓15の開口縁のうち下辺部を除く全体から前方に突出し、遊技球が演出窓15内に進入することを規制している。
演出窓15の開口縁の下辺部には、遊技球が転動するステージ17が形成されている。そのステージ17は、下方に膨らむ湾曲形状をなすと共に、前縁部には遊技球の前側への転落を防ぐ土手壁17Wが備える。また、ステージ17の最下端部には、土手壁17Wを切除して遊技球を1つずつ排出可能な第1排出部17Aが形成されると共に、その両側に第1排出部17Aより幅広に土手壁17Wを切除して1対の第2排出部17Bが形成されている。
装飾枠16の左辺の下端部には、ダクト18が備えられている。ダクト18の内部は、遊技球が1つずつ通過可能な大きさをなし、そのダクト18の上端部は、装飾枠16から左側方を向いて開口し、ダクト18の下端部は、ステージ17上で後方に向かって開口している。つまり、ダクト18を通して遊技球がステージ17に案内されるようになっている。
演出窓15の下部の右隣には、大入賞口21Kが設けられている。大入賞口21Kは、遊技板11の前面に開口して、横長の長方形をなしている。また、大入賞口21Kは、その下縁部を中心に回動する扉21Tによって通常は閉塞されている。そして、後述する何れかの始動入賞口(19K,25A,25B)への入賞を条件にして行われる特図判定で当りになると、扉21Tが複数回に亘って斜め前に倒れて開き、遊技球を大入賞口21Kに案内する。
大入賞口21Kの横方向の略中央の上方位置には、普通入賞口20Kが設けられている。普通入賞口20Kは、遊技板11の前面から前方に突出する入賞突部20の上面に開口している。
普通入賞口20Kの右上には、始動入賞口19Kが設けられている。始動入賞口19Kは、遊技板11の前面から突出してガイドレール12に隣接配置された入賞突部19の左側面に開口している。また、始動入賞口19Kは、始動入賞口19Kの下端部に回動軸を有する回動扉19Tによって通常は閉塞されている。そして、所定の条件の成立を条件にして行われる普図判定で当りになると、回動扉19Tが左側に倒れて遊技球を始動入賞口19Kに案内する。
遊技領域R1の左下部には、普通入賞口22K,23Kとアウト口26A,26Bとが設けられている。普通入賞口22Kとアウト口26Aは、遊技板11の前面から突出する入賞突部22の上部に隣り合わせに設けられている。また、普通入賞口23Kは、入賞突部22の斜め右下に配置されて遊技板11の前面から突出する入賞突部23の上部に設けられている。さらに、アウト口26Bは、入賞突部23の斜め右下に配置され、遊技板11の前面に開口している。そして、ガイドレール12の下辺部に到達した遊技球がガイドレール12に案内されてアウト口26Bに取り込まれるようになっている。
第1排出部17Aの真下には、入球口42が設けられている。入球口42は、遊技板11から突出した入賞突部43の上面に開口していて、第1排出部17Aから遊技球の2〜4個分離れた位置に配置されている。また、前述した複数の障害釘29に含まれる1対の特別障害釘29Aは、入球口42の両側部の上方に隣接配置されている。
図2に示すように、入賞突部43の下端部は、ガイドレール12の最下端部に重なっている。また、入賞突部43内の底部のうち入球口42の真下となる位置にはアウト口26Cが設けられ、その両横には1対の始動入賞口25A,25Bが備えられている。また、各始動入賞口25A,25Bのアウト口26Cとは反対側の横にはアウト口26D,26Eが設けられている。
上述した始動入賞口25A,25B及びアウト口26C〜26Eは、入賞突部43内のうち遊技板11の前面と略面一になる面に開口していて、それらの前方には、上方から流下してきた遊技球を各始動入賞口25A,25B及び各アウト口26C〜26Eに案内するガイド部27,28が設けられている。具体的には、始動入賞口25A,25Bのガイド部27は、断面円弧状の溝形構造をなし、後方に向かって湾曲しながら下るように傾斜している。また、アウト口26C〜26Eのガイド部28は、後方に向かって直線状に下るように傾斜した1対のリブからなる。
入賞突部43のうち遊技球が流下する内部流路90Rには、上端寄り位置に、横幅が最も狭くなった絞り部44が設けられている。絞り部44は、遊技球の直径より僅かに大きな横幅をなしている。また、絞り部44の真下には、振分部材45が備えられている。図3に示すように、振分部材45は、下方に向かって横幅が広がる左右対称形状をなし、その左右の両辺は、僅かに窪むように湾曲した1対の球受面45Mになっている。また、振分部材45のうち対称中心CL1の下端寄り位置には、回動中心45Pが備えられ、そこを中心に左右対称に例えば30〜40度ずつ左右に回動するように支持されている。さらには、振分部材45の対称中心CL1上には、回動中心45Pより上側に第1磁石45Gが保持され、振分部材45の後方の壁部には、対称中心CL1の鉛直方向と平行になったときに第1磁石45Gに対向する第2磁石45J(図12参照)が保持されている。また、第1と第2の磁石45G,45J同士は反発力により、振分部材45が、左右の何れか一方の傾斜姿勢に保持されて何れか一方の球受面45Mが上方を向くようになっている。そして、図3に示すように、右側の傾斜姿勢の振分部材45の球受面45Mに遊技球が受け止められると、その遊技球の重心が振分部材45の回動中心45Pより左側に位置して、振分部材45が図4に示すように左側の傾斜姿勢になる位置まで回動し、その左側の傾斜姿勢の振分部材45の球受面45Mに遊技球が受け止められると逆の動作を行う。このようにして、振分部材45により遊技球が1つずつ左右に振り分けられる。
図2に示すように、入賞突部43の内側面のうち絞り部44より下側部分には、絞り部44に近い側から順番に第1円弧面46A、第2円弧面46B、及び、傾斜面46Cが連なり、下方に向かうに従って入賞突部43内の横幅が広くなっている。また、第1円弧面46Aは、振分部材45の球受面45Mに遊技球が乗った状態で振分部材45が回動したときに、その遊技球と僅かなクリアランスを保ち、遊技球が球受面45Mから転落することを規制する。そして、振分部材45が左右の一端まで回動すると、遊技球が第1円弧面46Aから離間して、球受面45Mから始動入賞口25A,25Bのガイド部27上に落下する。落下した遊技球は、そのまま始動入賞口25A,25Bに入賞するか、ガイド部27上で弾んでアウト口26C〜26Eに入球する。
図3に示すように、入賞突部43の内側面のうち絞り部44より上側部分の内側面は、左右非対称な形状になっている。具体的には、絞り部44の上側の右内側面49は、段付き形状をなし、上下方向の途中位置に球受段差面49Bを有する。その球受段差面49Bは、極めて緩やかな勾配で左下がりに傾斜している。また、球受段差面49Bの右側端部からは、略鉛直に上段側面49Aが起立している。一方、球受段差面49Bの左側端部からは、下段側面49Cが垂下している。その下段側面49Cは、僅かに窪むように丸みを帯びかつ下方に向かうに従って僅かに右側に向かうように傾斜している。また、下段側面49Cと球受段差面49Bとの角部は、R面取りされて面取面49Pになっている。
絞り部44の上側の左内側面48は、上端から上下方向の途中位置までの間が、下方に向かうに従って左側に向かうように略直線状に傾斜し、そこから絞り部44までの間が、僅かに丸みを帯びかつ下方に向かうに従って右側に向かうように傾斜している。また、左内側面48のうち最も右側に位置する上下方向の途中位置は、右内側面49の球受段差面49Bより上方の位置している。さらに、右内側面49のうち最も右側に位置する球受段差面49Bと左内側面48のいずれの位置との間も遊技球の直径の1倍以上、2倍未満になっている。また、入球口42の上側近傍の前述した1対の特別障害釘29Aの間は、入球口42の開口幅より僅かに小さく、例えば遊技球の直径の1.5倍以上、2倍未満になっている。
以上の構造により、絞り部44に向かう遊技球が入賞突部43内で噛み合ってしまうことを防いでいる。即ち、1対の特別障害釘29Aによって入球口42に2つの遊技球が水平横並びになって同時に入球することが防がれ、2つの遊技球が同時に入球するときには、右下がりに並んだ状態か左下がりに並んだ状態になる。
2つの遊技球が右下がりに並んだ状態で入球口42に入球すると、図4に示すように、右側の遊技球は球受段差面49Bで受け止められると共に、左側の遊技球に押されて上段側面49Aに押し付けられる。これにより、左側の遊技球がスムーズに絞り部44へと向かい、その後、右側の遊技球が絞り部44に向かう。
また、図3に示すように、2つの遊技球が右下がりに並んだ状態で入球口42に入球して、右側の遊技球が右内側面49の面取面49Pに当接したときには、右側の遊技球の中心が面取面49Pより左側に位置することになり、右側の遊技球が左側の遊技球より先に絞り部44に向かう。なお、2つの遊技球が左下がりに並んだ状態で入球口42に入球して、そのまま左側の遊技球が絞り部44にスムーズに向かう。
以上のようにして、絞り部44に向かう遊技球が入賞突部43内で噛み合うことが防がれる。また、図6に示すように、入球口42の前側の開口縁には、その略中央に上部突壁42Tが設けられている。上部突壁42Tは、下辺が上辺より長く、左右の両側辺は下辺から上方に向かって平行な直線で延び、途中から上辺の端部に向かって湾曲した形状になっている。また、上部突壁42Tの前側部分は入賞突部43の前面から前方に突出し、後面は、上辺から下方に向かうに従って後方に向かうよう傾斜する中央傾斜面42T1と、左右の両側辺から中央傾斜面42T1に向かって傾斜するサイド傾斜面42T2,42T2とが形成されている。入球口42の開口縁の内側は左右非対称の形状になっており、右側の角部は前後共に略直角になっていて、左側の角部は前後共に丸みのある角になっている。また、左側の角部は、後側角部42Aより前側角部42Bが上方に位置する、段違いの位置関係となっている。
図2に示すように、入賞突部43の両外側面47は、上から順番に、屈曲斜面47A,円弧面47B,裾斜面47Cを連ねてなる。屈曲斜面47Aは、入賞突部43の上端部から鉛直に垂下し、途中で僅かに外側に傾斜している。また、円弧面47Bは、丸みを帯びて屈曲斜面47Aの下端より外側に傾斜し、裾斜面47Cは、平坦でかつ緩やかな角度で傾斜している。また、円弧面47Bと裾斜面47Cは、前述した振分部材45と傾斜面46Cの裏側に位置している。
また、入賞突部43の左側の側面には、傾斜面46Cの下端から入賞突部43全体の下端まで鉛直側面47Eが垂下している。また、その鉛直側面47Eの左横には、遊技板11の前面にアウト口26Bが開口している。
一方、入賞突部43の右側の側面には、傾斜面46Cの下端から僅かに段付き状に下がって傾斜面46Cと同じ勾配で傾斜する中継斜面47Dが設けられている。また、その中継斜面47Dの下った先には、前後方向に延びる1対の円弧溝24Mが横並びに形成され、それら1対の円弧溝24Mに対応した1対のアウト口24が遊技板11の前面に開口している。なお、円弧溝24M内には、前後方向に延びるガイドリブ24Gが形成されている。
入賞突部43の前面は、カバープレート50によって覆われている。そのカバープレート50は、入賞突部43の両側面47より両側方に張り出している。また、カバープレート50の左側部分の下端部は、三角形の突片構造をなして側方に張り出し、アウト口26Bの一部を前方から覆うと共に、アウト口26Bへと遊技球を案内するリブ47Fを備えている。一方、カバープレート50の右側部分は、1対のアウト口24の全体を前方から覆う位置まで延長されている。
カバープレート50は、透明な樹脂からなり、図5に示したシール53が貼付されて装飾されている。そのために、カバープレート50の前面には、シール53に対応した形状のシール貼付面51が設けられている。具体的には、シール53は、例えば、厚さが1[mm]以下の透明な樹脂シートであり、左右対称の台形の底辺を下方に僅かに膨らむように湾曲させた形状をなしている。また、シール53の後面には接着材を塗布されていて、前面に図柄53Aが印刷されている。
シール貼付面51は、シール貼付面51以外のカバープレート50の前面から段付き状に陥没し、その陥没深さは、シール53の厚さと同じ又はそれより深くなっている。また、シール貼付面51は、シール53より僅かに大きくかつ略相似した形状になっている。さらに、シール貼付面51とそれより外側部分との間の包囲段差部52Eにおける段差面52Dと、シール貼付面51及びそれより外側部分の前面とは、ピン角状態に直交している(つまり、面取りされていない状態で直交している)。これにより、シール53の側面53Sが、前述の段差面52Dに当接した状態でシール貼付面51に貼り付けられても、シール53の縁部を含む全体が平坦な状態でシール貼付面51に貼り付けられる。
図7に示すように、シール貼付面51の左右の斜辺部分の包囲段差部52Eには、それら上端部をシール貼付面51の左右方向の中央側に段付き状に突出させて1対の位置決段差部52Aが形成されている。また、1対の位置決段差部52Aにおける段差面52Dは、それら位置決段差部52Aを除くシール貼付面51の左右の斜辺部分の全体の段差面52Dより内側に平行移動した位置関係になっている。さらには、シール53の左右の斜辺部分の側面53Sが、1対の位置決段差部52Aの両方の段差面52Dに当接したときに、シール53の上辺部分の側面53Sがシール貼付面51の上辺部分の段差面52Dの全体に当接するか隣接する位置関係になっている。これにより、シール53をシール貼付面51に貼付する際に、シール53の上端部をシール貼付面51の上端部の位置決段差部52Aに当接させて、シール53の全体をシール貼付面51に対して左右方向と上下方向との両方向で2次元的に位置決めして貼付作業を行うことができる。これにより、シール貼付面51に対するシール53の貼り付け位置が安定し、シール53の両側辺及び下辺と、包囲段差部52Eとの間に均一幅の隙間が形成されて見栄えがよくなる。また、シール53のシール貼付面51に対する位置関係が安定することで、シール53の図柄53Aの一部を、シール53の近傍の遊技機構成部品の位置確認に使用することができる。
具体的には、本実施形態では、図8(A)に示すように、シール53の図柄53Aには、1対の特別障害釘29Aの真下位置で鉛直方向に延びる1対の釘目印53Bが含まれている。また、1対の特別障害釘29Aを遊技板11から突出させるために遊技板11に予め穿孔された1対の釘孔29Zの中心が、1対の各釘目印53Bの各中心線L1上に位置するように配置されている。よって、図8(A)に示すように、特別障害釘29Aが、釘孔29Zに対して真っ直ぐ嵌合されている場合には、遊技板11を前方から見て1対の特別障害釘29Aのヘッド部29Hの中心29Pが、1対の各釘目印53Bの各中心線L1上に位置する。
しかしながら、1対の特別障害釘29Aの間隔が、遊技球の衝突か又は不正操作により変更されていると、図8(B)に示すように1対の特別障害釘29Aのヘッド部29Hの中心29Pが、1対の各釘目印53Bの各中心線L1上から外れ、目視確認によって1対の特別障害釘29Aの間隔が正規の位置に対してずれていることが容易に判る。
図5及び図6には、上述した入賞突部43を一部に含んだ遊技機構成部品である入球役物90の全体が示されている。そして、入球役物90が遊技板11を形成された貫通孔に前方から組み付けられ、上述したように入賞突部43が遊技板11の前面から突出した状態になっている。なお、振分部材45等の一部の部品を除き、入球役物90の全体は、透明な樹脂で形成されている。また、大入賞口21Kや、普通入賞口20Kや、始動入賞口19K等を有する入球役物も、入球役物90と同様に遊技板11の貫通孔に組み付けられている。
以下、入球役物90の構造について説明する。図9及び図10には、入球役物90が複数の部品に分解された状態が示されている。図9において符号40は、入球ダクトであって、前述した入賞突部43を含み、遊技板11の前面に固定される。そのために、入球ダクト40から両側方に固定突片40Wが張り出されていて、それら固定突片40Wに形成されている取付孔91に図示しないネジ(具体的には、ヘッド部が円錐形の皿ネジ)が通されて遊技板11に締め付けられる。また、固定突片40Wの後面からは、位置決めピン92(図12参照)が突出していて、遊技板11の前面に形成されたピン孔(図示せず)に嵌合される。
なお、固定突片40Wの外縁部には、斜面40Rが備えられていて、遊技板11の前面を流下する遊技球が固定突片40Wに容易に乗り上がるようになっている。
図11に示すように、入球ダクト40の後面には、前述した始動入賞口25A,25Bと、アウト口26C〜26Eとが開口している。そして、始動入賞口25A,25Bに入賞した遊技球を検出するための1対の検出スイッチ60(図9参照)が入球ダクト40の後面に重ねて取り付けられる。図9に示すように、検出スイッチ60は、縦長の長方形をなし、その一端部に遊技球が通過する貫通孔60Aを備える。また、図11に示すように、入球ダクト40の後面には、始動入賞口25Aを含んだ領域と始動入賞口25Bを含んだ領域とをそれぞれ包囲するように、複数の位置決突起66が突出している。そして、入球ダクト40の後面におけるそれら2つの領域に1対の検出スイッチ60が重ねられて複数の位置決突起66にて位置決めされ、1対の検出スイッチ60の貫通孔60Aが始動入賞口25A,25Bに対向している。また、1対の検出スイッチ60を後方から覆うカバー部材65が入球ダクト40にネジ止めされることで、1対の検出スイッチ60が入球ダクト40に固定されている。
なお、図10に示すように、カバー部材65のうち1対の検出スイッチ60の貫通孔60Aが対向する部分には、貫通孔60Aを通過した遊技球を下方に案内する1対の下向ガイド65Aが設けられている。また、カバー部材65の後面には、1対の下向ガイド65Aの上方位置から後方に突出する1対の支柱65Bが設けられている。そして、それら1対の支柱65Bに図示しない背面カバーが取り付けられてアウト口24,26B〜26Eを通過した遊技球が下方に案内される。
図9に示すように、入球ダクト40の前面には、複数のネジ孔95と、複数のピン孔96と、四角形の位置決め突部94とが形成されている。それらに対応して、カバープレート50には、図10に示すように、複数の取付孔50Aと複数の位置決めピン50Cと四角形の位置決め孔50Bとが備えられている。そして、位置決め突部94と位置決め孔50Bとの嵌合と、位置決めピン50Cとピン孔96との嵌合とによってカバープレート50が入球ダクト40に位置決めされ、取付孔50Aに通したネジがネジ孔95に締め付けられてカバープレート50が入球ダクト40に固定されている。なお、位置決め突部94及び位置決め孔50Bと、一部の取付孔50A及びそこに通されたネジは、シール53に前方から覆われて隠される。
図6に示すように、前述した1対のアウト口24の円弧溝24Mの一部は、遊技板11の前面に重ねて固定される固定板54に一体に形成されている。その固定板54は、入球ダクト40の固定突片40Wと同様に、取付孔91と位置決めピン92とを有すると共に前面の外縁部に傾斜面54A(図5参照)を備える。そして、固定板54を貫通する1対のアウト口24の下縁部から円弧溝24Mが後方に突出している。また、カバープレート50の後面から連絡部材55Aが突出していて、固定板54にネジ止めされている。さらに、カバープレート50の後面には、遊技球を1対のアウト口24に案内するガイド突壁55Bが突出していて、そのガイド突壁55Bの一部がアウト口24の円弧溝24Mの一部になっている。
さて、図11に示すように、入球ダクト40は、上下方向の途中位置で下側の入球役物本体81と、上側の入球口アダプタ82とに分解されている。そして、入球役物本体81に対して、形状が異なる複数種類の入球口アダプタ82を取り付けることで、入球役物90の入球口42の大きさや位置を容易に変更することができるようになっている。
具体的には、入球ダクト40の内部流路90Rを包囲する壁部は、絞り部44を含んだ水平面で分割されている。即ち、入球役物本体81の上端部には、絞り部44が開口し、その開口縁は、水平で平坦な接合面81Kになっている。また、入球役物本体81の接合面81Kの前縁部における横方向の中央からは前面突部81Lが突出している。前面突部81Lは、前後方向から見ると四角形になっていて、前側部分が入球役物本体81の前面から前方に突出している。また、前面突部81Lの後面は、上方に向かうに従って前方に向かうように傾斜している。
入球口アダプタ82の下端部にも、絞り部44が開口し、その開口縁は、水平で平坦な接合面82K(図12参照)になっている。また、図9に示すように、入球口アダプタ82の前面の下端部には、縦溝82Lが形成され、図示しないが、その縦溝82Lは上方に向かうに従って浅くなっている。さらに、図12に示すように、接合面82Kの左右の両側部からは、1対の裾突片61Wが斜め下方に向かって張り出している。それら裾突片61Wの下端部は、次述する固定突片82Wより下方に位置している。
そして、入球役物本体81と入球口アダプタ82とが合体して入球ダクト40になったときには、接合面81K,82Kが重なり合うと共に、前面突部81Lの後部が縦溝82Lに収まり(図9参照)、前面突部81Lの前側部分が入球ダクト40の前面から突出して前述した位置決め突部94になる。また、入球口アダプタ82の1対の裾突片61Wが、入球役物本体81の絞り部44の両側の外側面に重なると共に、入球役物本体81の次述する固定突片81Wの前面に突き合わされる。
入球ダクト40の固定突片40Wは、入球役物本体81側の固定突片81Wと、入球口アダプタ82側に固定突片82Wに分割され、それらの間の分割面は、前後方向に対して傾斜している。詳細には、入球役物本体81側の固定突片81Wの前面上縁部には、接合斜面81Rが形成されると共に、入球口アダプタ82側の固定突片82Wの後面下縁部には、接合斜面82Rが形成されている。そして、入球役物本体81の接合斜面81Rに、入球口アダプタ82の接合斜面82Rが前側から重なる。なお、固定突片81W,82Wの接合斜面81R,82Rは、前後方向から見ると水平より僅かに下方に膨らむように湾曲している。
図12に示すように、入球口アダプタ82は、前後方向で第1アダプタ構成部品61と第2アダプタ構成部品62とに分割されている。第2アダプタ構成部品62は、入球口アダプタ82の内部流路90Rの後側の壁部をなす後部プレート62Pを主体としている。その後部プレート62Pは、横長の長方形状をなしている。また、後部プレート62Pの両側縁部から1対の第1嵌合筒部67が後方に突出し、それら1対の第1嵌合筒部67の下隣に1対の第2嵌合筒部68が設けられている。これら第1及び第2の嵌合筒部67,68は、同一の円筒状をなし、前側開口より後側開口が絞られている。また、第1及び第2の嵌合筒部67,68の後側開口の開口縁は、擂り鉢状に窪んだ凹部67A,68Aになっている。さらに、第1及び第2の嵌合筒部67,68は、全長に亘って互いに隣接している部分を接続されると共に、前端部同士を後部プレート62Pと平行なリブ62Lで接続されている。なお、1対の第2嵌合筒部68の後端部からは下方に1対の垂下突部69が突出している。
一方の第1アダプタ構成部品61は、入球口アダプタ82のうち内部流路90Rの後側の壁部を除いた溝形形状をなしかつ、前述した1対の固定突片82Wを備えている。また、1対の固定突片82Wの後面には、下端の絞り部44寄り位置から後方に1対の第1嵌合突部83が突出している。これら1対の第1嵌合突部83は、第2アダプタ構成部品62の1対の第1嵌合筒部67の内側に嵌合可能な円筒状をなしている。
第2アダプタ構成部品62の1対の第2嵌合筒部68の内側に嵌合可能な1対の第2嵌合突部84は、入球役物本体81に設けられている。それら1対の第2嵌合突部84は、入球役物本体81における1対の固定突片81Wの後面から後方に突出している。また、1対の第2嵌合突部84も、第1嵌合突部83と同様に、1対の第2嵌合筒部68の内側に嵌合可能な円筒状をなしている。
入球口アダプタ82は、以下のようにして入球役物本体81に取り付ける。すなわち、図13に示すように、入球口アダプタ82の第1アダプタ構成部品61は、第2アダプタ構成部品62から分離された状態で入球役物本体81に組み付けられる。
具体的には、第1アダプタ構成部品61の接合面82Kが入球役物本体81の接合面81Kに重ねられ(図3参照)、第1アダプタ構成部品61の縦溝82Lに入球役物本体81の前面突部81Lが受容され(図9参照)、第1アダプタ構成部品61の裾突片61Wが入球役物本体81の固定突片81Wの前面に突き合わされる(図9参照)。
これにより、第1アダプタ構成部品61が、入球役物本体81の前面突部81Lによって前方への移動を規制される一方、入球役物本体81の固定突片81Wによって後方への移動を規制された状態になる。
この状態になると、図13に示すように1対の第1嵌合突部83と1対の第2嵌合突部84とが、上下に並ぶ。そこで、第2アダプタ構成部品62を後方から第1アダプタ構成部品61と入球役物本体81とに接近させて、第1アダプタ構成部品61の1対の第1嵌合突部83に、第2アダプタ構成部品62の1対の第1嵌合筒部67を嵌合すると同時に、入球役物本体81の1対の第2嵌合突部84に、第2アダプタ構成部品62の1対の第2嵌合筒部68を嵌合する。そして、1対の第1嵌合筒部67と1対の第2嵌合筒部68の後側の開口を通して、図示しないネジを第1及び第2の嵌合突部83,84の内側の中心孔83N,84Nにねじ込む。これにより、第1アダプタ構成部品61と第2アダプタ構成部品62とが一体になって入球口アダプタ82が構成されると共に、その入球口アダプタ82が入球役物本体81に固定される。
なお、図示しないが入球役物本体81も、前側本体構成部品63と後側本体構成部品64とに分解可能になっていて、分解した状態で前述の振分部材45等が入球役物本体81内に組み付けられる。
本実施形態のパチンコ遊技機の遊技板11の構成に関する説明は以上である。本実施形態のパチンコ遊技機では、前述したようにシール53を、シール貼付面51を包囲する包囲段差部52Eの一部の位置決段差部52Aに当接させて、シール貼付面51に対して二次元的に位置決めすることができる。これにより、シール53をシール貼付面51の正しい位置に安定して貼り付けることが可能になる。
また、シール53は、一方向に向かって徐々に幅狭となる形状をなし、位置決段差部52Aは、シール53の幅狭側の端部における幅方向の両側の1対の非平行な側面53Sに面当接可能に形成されているので、シール53をその幅狭になる方向に移動して位置決段差部52Aに当接させれば、位置決段差部52Aをガイドにしてシール53を正規の位置に容易に移動することができる。
さらには、シール53に印刷された直線状の1対の釘目印53Bの延長線上に、1対の特別障害釘29Aが位置しているので、釘目印53Bを基準にして、特別障害釘29Aが正しい姿勢になっているか否かを容易に確認することができる。
また、本実施形態では、入球役物90が、入球口42を含んだ入球口アダプタ82とそれ以外の入球役物本体81とに分割されているので、入球役物本体81に固定する入球口アダプタ82を変更して、入球役物90の入球口42の位置又は大きさを容易に変更することができる。これにより、機種変更時に入球役物90の入球役物本体81を流用することができ、新機種の開発コスト及び製造費を抑えることができる。
本実施形態では、入球役物本体81と第1アダプタ構成部品61とに形成された1対の第1嵌合突部83と1対の第2嵌合突部84とが、第2アダプタ構成部品62に形成された1対の第1嵌合筒部67と1対の第2嵌合筒部68とに嵌合することで、入球役物本体81と第1アダプタ構成部品61と第2アダプタ構成部品62とが互いに位置決めされた状態で固定され、組み付け品質が安定する。また、第1及び第2の嵌合突部83,84と第1及び第2の嵌合筒部67,68との周面同士の当接によって負荷を受けることができ、負荷が分散される。しかも、第1及び第2の嵌合筒部67,68の後端面の貫通孔を通したネジが第1及び第2の嵌合突部83,84の中心孔83N,84Nに締め付けられることにより、第1及び第2の嵌合突部83,84と第1及び第2の嵌合筒部67,68との嵌合が深まった状態に保持され、入球役物本体81と第1アダプタ構成部品61と第2アダプタ構成部品62との固定が安定する。
また、本実施形態の構成では、入球役物本体81と入球口アダプタ82を遊技板11に固定するための固定板部81W,82Wに、前後方向に対して傾斜しかつ互いに重なり合う接合斜面81R,82Rが形成されているので、固定板部81W,82Wの一体感がまして見栄えがよくなると共に、固定板部81W,82Wの前方を遊技球がスムーズに流下するようになる。しかも、入球役物本体81の接合斜面81Rが前方を向いているので、入球役物本体81のみで使用したときに、接合斜面81Rを固定板部81Wへの遊技球の乗り上げ面として使用することができる。
さらに、入球役物本体81及び入球口アダプタ82の固定板部81W,82Wのうち、互いに重なり合っていない縁部の前面に斜面40Rが形成され、それら入球役物本体81及び入球口アダプタ82の斜面40Rが連続して延びているので、固定板部81W,82W同士の一体感が増すと共に、遊技球が容易に固定板部81W,82Wに乗り上がることができる。
[他の実施形態]
(1)前記実施形態では、始動入賞口25A,25Bとアウト口26C〜26Eを有する入球役物90に入球口アダプタ82を備えた例を示したが、普通入賞口20K,22Kを有する入球役物や、入球役物としてのダクト18に入球口アダプタを備えてもよい。
(2)前記実施形態の構成において、シール53の接着面に剥離シートをつけた状態でシール53と位置決段差部52Aとの当接によって位置決めし、シール53の一部をシール貼付面51に押しつけた状態で、他の一部の剥離シートを剥がしてシール53の一部をシール貼付面51に貼り付け、残りの剥離シートを剥がしてシール53の他の一部をシール貼付面51に貼り付けてもよい。
(3)前記実施形態では、シール53に備えた1対の釘目印53Bによって、入球口42の近傍の1対の特別障害釘29Aが正しい姿勢になっているか否かを確認できる構成になっていたが、入球口の近傍以外の位置に配置された障害釘29が正しい姿勢になっているか否かを確認できる構成にしてもよい。
(4)前記実施形態では、シール貼付面は入賞突部43の前面を覆うカバープレート50に形成されていたが、入賞突部20,22,23の前面に形成されてもよい。
<付記>
前記実施形態で例示したパチンコ機には、以下の第1〜第5の発明群が含まれていると考えることができる。なお、以下の各発明群の末尾には、発明の構成要素に対応する実施形態上の各部位が示されている。
(第1の発明群)
[発明1]
平坦かつ非円形のシール貼付面を有する遊技機構成部品と、前記シール貼付面を包囲しかつ前記シール貼付面から段付き状に突出する包囲段差部と、前記シール貼付面に貼付されて、前記遊技機構成部品を装飾するシールとを有する遊技機において、
前記包囲段差部の一部として設けられ、前記シールの側面に当接して前記シールを前記シール貼付面内で二次元的に位置決めし、前記包囲段差部の前記一部を除いた全体と前記シールとの間に隙間を形成する位置決段差部を備える遊技機。
この発明によれば、シールを、シール貼付面を包囲する包囲段差部の一部である位置決段差部に当接させて、二次元的に位置決めすることができる。これにより、シールをシール貼付面の正しい位置に安定して貼り付けることが可能になる。
[発明2]
前記シールは、一方向に向かって徐々に幅狭となる形状をなし、
前記位置決段差部は、前記シールの幅狭側の端部における幅方向の両側の1対の非平行な側面に面当接可能に形成されている発明1に記載の遊技機。
この発明によれば、シールをその幅狭になる方向に移動して位置決段差部に当接させれば、位置決段差部をガイドにしてシールを正規の位置に容易に移動することができる。
[発明3]
遊技球が流下する遊技領域を前面に有すると共に、その遊技領域に前記遊技機構成部品が固定されている遊技板と、
前記遊技板から前方に突出して遊技球と衝突する複数の障害釘と、
前記シールに印刷されて直線状に延び、その延長線上に一部の前記障害釘が位置する釘目印と、を備える発明1又は2に記載の遊技機。
この発明によれば、釘目印を基準にして、障害釘が正しい姿勢になっているか否かを容易に確認することができる。
[発明4]
前記遊技機構成部品に形成され、真上を向いて開口し、遊技球が入球可能な入球口と、
前記複数の障害釘に含まれ、前記入球口の上側近傍で、遊技球の直径以上の間隔を開けて横並びに配置された1対の特別障害釘と、を有し、
前記釘目印は、前記1対の特別障害釘のそれぞれの真下位置で、上下方向に延びている発明3に記載の遊技機。
この発明によれば、入球口の上側近傍の1対の特別障害釘の姿勢の管理が容易になる。また、それにより1対の特別障害釘の姿勢が容易に一定にすることができ、入球口に入球する確率が安定する。
[発明5]
前記遊技機構成部品は、複数の部品を組み付けてネジで固定してなり、
前記シール貼付面には、前記ネジのヘッド部が受容される凹部が形成され、
前記凹部が前記シールにて覆われている発明1乃至4の何れか1の発明に記載の遊技機。
この発明によれば、ネジのヘッド部がシールに覆い隠されて、見栄えがよくなる。
[発明6]
平坦かつ非円形のシール貼付面を有する遊技機構成部品と、前記シール貼付面を包囲しかつ前記シール貼付面から段付き状に突出する包囲段差部と、前記シール貼付面に貼付されて、前記遊技機構成部品を装飾するシールとを有する遊技機において、
前記シールが、前記包囲段差部における段差面に当接して位置決めされている発明1乃至5の何れか1の発明に記載の遊技機。
この発明によれば、シールを包囲段差部の一部として設けられた位置決段差部に当接させるだけで位置決めすることができる。これにより、シール貼付面内におけるシールの貼付位置のばらつきが抑えられる。
[第1の発明群の構成要素と実施形態上の各部位の符号及び名称の対応関係]
遊技機構成部品:50(カバープレート)、シール貼付面:51、包囲段差部:52E、位置決段差部:52A、障害釘:29,特別障害釘:29A、入球口:42、釘目印53B、凹部:50A(取付孔)、シール:53
(第2の発明群)
[発明1]
平坦かつ非円形のシール貼付面を有する遊技機構成部品と、前記シール貼付面を包囲しかつ前記シール貼付面から段付き状に突出する包囲段差部と、前記シール貼付面に貼付されて、前記遊技機構成部品を装飾するシールとを有する遊技機において、
前記包囲段差部の段差面は、前記シール貼付面と前記シール貼付面より外側の遊技機構成部品の前面と直交し、前記シールが前記段差面に当接して、前記シール全体を平坦な状態で貼付することが可能な遊技機。
この発明によれば、包囲段差部の段差面にシールを当接させることで位置決めされる。さらに、段差面がシール貼付面及びシール貼付面より外側の遊技機構成部品の前面と直交しているため、シールを段差面に当接させたときに、シール全体が平坦な状態でシール貼付面に貼付することが可能となる。これにより、シール貼付面内におけるシールの添付位置のばらつきを抑えられ、シールが貼付し易くなる。
[第2の発明群の構成要素と実施形態上の各部位の符号及び名称の対応関係]
遊技機構成部品:50(カバープレート)、シール貼付面:51、包囲段差部:52E、シール:53、段差面:52D
(第3の発明群)
[発明1]
遊技球が流下する遊技領域を前面に有する遊技板と、
少なくとも一部が前記遊技板の前面から前方に突出し、その突出部分に遊技球が入球する入球口を有する入球役物と、
前記入球役物の内部に形成され、前記入球口に入球した遊技球が流下する内部流路と、を備える遊技機において、
前記入球役物は、前記入球口を含んだ前記内部流路の一部を有する入球口アダプタと、前記一部以外の前記内部流路を有する入球役物本体とに分割されている遊技機。
この発明によれば、入球役物が、入球口を含んだ入球口アダプタとそれ以外の入球役物本体とに分割されているので、入球役物本体に固定する入球口アダプタを変更して、入球役物の入球口の位置又は大きさを変更することができる。これにより、機種変更時に入球役物の入球役物本体を流用することができ、新機種の開発コスト及び製造費を抑えることができる。
[発明2]
前記入球口アダプタは、第1アダプタ構成部品と第2アダプタ構成部品とを合体させてなり、
前記入球役物本体の少なくとも一部が、前記第1アダプタ構成部品と前記第2アダプタ構成部品とに挟まれている発明1に記載の遊技機。
この発明のように、入球口アダプタを構成する第1アダプタ構成部品と第2アダプタ構成部品とが入球役物本体の一部を挟んで固定されてもいてもよいし、入球口アダプタを入球役物に一方から重ねて固定されていてもよい。
[発明3]
前記入球役物本体と前記第1アダプタ構成部品とにそれぞれ少なくとも2つずつ形成されて互いに平行に延びる複数の嵌合突部と、
前記第2アダプタ構成部品に形成され、前記入球役物本体及び前記第1アダプタ構成部品の前記複数の嵌合突部が嵌合する複数の嵌合孔と、が形成されている発明2に記載の遊技機。
この発明によれば、入球役物本体と第1アダプタ構成部品と第2アダプタ構成部品とのそれぞれが安定して位置決めされる。
[発明4]
前記第2アダプタ構成部品には、前記複数の嵌合突部の外側に嵌合する複数の嵌合筒部が形成され、それらの内側が前記複数の嵌合孔になっている発明3に記載の遊技機。
この発明によれば、嵌合突部と嵌合筒部との周面同士の当接によって負荷を受けることができ、負荷が分散される。
[発明5]
前記複数の嵌合筒部の後端面の中心にはネジを貫通させるための貫通孔が形成され、
それら貫通孔に通されたネジが前記複数の嵌合突部の中心部に締め付けられている発明4に記載の遊技機。
この発明によれば、ネジの締め付けにより、嵌合突部と嵌合筒部との嵌合が深まった状態に保持され、入球役物本体と第1アダプタ構成部品と第2アダプタ構成部品との固定が安定する。
[発明6]
前記入球役物本体と前記入球口アダプタには、前記遊技板の前面に重ねられて固定される固定板部がそれぞれ設けられ、
前記入球役物本体及び前記入球口アダプタの前記固定板部には、前後方向に対して傾斜しかつ互いに重なり合う接合斜面が形成されている発明1乃至5の何れか1の発明に記載の遊技機。
この発明によれば、入球役物本体と入球口アダプタとの一体感を高くすることができる。
[発明7]
前記入球役物本体の前記接合斜面は前方を向き、前記入球口アダプタの前記接合斜面は後方を向いている発明6に記載の遊技機。
この発明によれば、入球役物本体の接合斜面が前方を向いているので、入球役物本体のみで使用したときに、接合斜面を固定板部への遊技球の乗り上げ面として使用することができる。
[発明8]
前記入球役物本体及び前記入球口アダプタの前記固定板部のうち、互いに重なり合っていない縁部の前面に斜面が形成され、それら入球役物本体及び入球口アダプタの縁部の前面に斜面が連続して延びている発明6又は7に記載の遊技機。
この発明によれば、入球役物本体と入球口アダプタとの一体感をより一層高くすることができる。
[発明9]
前記入球役物本体及び前記入球口アダプタの前記固定板部のそれぞれが遊技板にネジ止めされている発明6乃至8の何れか1の発明に記載の遊技機。
この発明のように、入球役物本体及び入球口アダプタの固定板部のそれぞれを遊技板にネジ止めしてもよいし、何れか一方の固定板部を遊技板にネジ止めしてもよい。
[第3の発明群の構成要素と実施形態上の各部位の符号及び名称の対応関係]
入球役物:40(入球ダクト)、内部流路:90R、入球口アダプタ:82、入球役物本体:81、入球口:42、第1アダプタ構成部品:61、第2アダプタ構成部品:62、嵌合突部:83,84(第1及び第2嵌合突部)、嵌合孔:67A,68A(凹部)、嵌合筒部:67,68(第1及び第2嵌合筒部))、固定板部:81W,82W(固定突片)、接合斜面:81R,82R
(第4の発明群)
[発明1]
遊技球が流下する遊技領域を前面に有する遊技板と、前記遊技板に固定される第1及び第2の遊技機構成部品とを有する遊技機において、
前記第1の遊技機構成部品に設けられ、前記遊技板の前面に重ねられてネジ止めされる第1固定板部と、
前記第2の遊技機構成部品に設けられ、前記遊技板の前面に重ねられてネジ止めされる第2固定板部と、
前記第1固定板部の前面の縁部に形成されて前後方向に対して傾斜した第1前側斜面と、
前記第2固定板部の後面の縁部に形成されて前後方向に対して傾斜し、前記第1前側斜面に前側から重なる第2後側斜面とを備える遊技機。
この発明によれば、第1の遊技機構成部品と第2の遊技機構成部品は、第1固定板部の第1前側斜面と、第2固定板部の第2後側斜面とが重なり、一体化して遊技板にネジ止めされている。そのため、機種変更時にどちらか一方だけを変えることができ、新機種の開発コスト及び製造費を抑えることができる。
[発明2]
前記第2後側斜面は、前記第2固定板部の縁部の一部のみに形成されると共に、前記第2後側斜面が形成されていない前記第2固定板部の縁部の前面には、前後方向に対して傾斜した第2前側斜面が形成されている発明1に記載の遊技機。
この発明では、第2固定板部の縁部のうち第2後側斜面が形成されていない部分の前面に、前後方向に対して傾斜した第2前側斜面が形成されているので、遊技球がスムーズに第2固定板部に乗り上がる。
[発明3]
前記第1固定板部と前記第2固定板部とを前側から見ると、前記第1前側斜面と前記第2前側斜面とが連続して延びている発明2に記載の遊技機。
この発明によれば、第1固定板部と第2固定板部との一体感がまして見栄えがよくなる。
[発明4]
前記第1固定板部及び前記第2固定板部は、透明又は半透明な部材で構成され、前側から前記第1前側斜面及び前記第2前側斜面の少なくとも一方を視認可能である発明2又は3に記載の遊技機。
この発明によれば、互いに重なり合った第1前側斜面又は第2前側斜面を装飾模様として見せることができる。
[第4の発明群の構成要素と実施形態上の各部位の符号及び名称の対応関係]
第1の遊技機構成部品:81(入球役物本体)、第2の遊技機構成部品:82(入球口アダプタ)、第1固定板部:81W(固定突片)、第2固定板部:82W(固定突片)、第1前側斜面:81R(接合斜面)、第2後側斜面:82R(接合斜面)
(第5の発明群)
[発明1]
遊技球が流下する遊技領域を前面に有する遊技板と、前記遊技板に固定されて、遊技機を構成する役物部品とを有する遊技機において、
前記役物部品が第1〜第3の構成部品を含む複数の構成部品からなり、
前記第1構成部品と前記第2構成部品とにそれぞれ少なくとも2つずつ形成されて互いに平行に延びる複数の嵌合突部と、
前記第3構成部品に形成され、前記第1構成部品及び前記第2構成部品の前記複数の嵌合突部が嵌合する複数の嵌合孔と、が形成されている遊技機。
この発明によれば、第1〜第3の構成部品が嵌合突部と嵌合孔との嵌合によって互いに位置と姿勢を固定され、それらを含む役物部品の組み付け品質が安定する。
[発明2]
前記第3構成部品には、前記複数の嵌合突部の外側に嵌合する複数の嵌合筒部が形成され、それらの内側が前記複数の嵌合孔になっている発明1に記載の遊技機。
この発明によれば、嵌合突部と嵌合筒部との周面同士の当接によって負荷を受けることができ、負荷が分散される。
[発明3]
前記複数の嵌合筒部の後端面の中心にはネジを貫通させるための貫通孔が形成され、
それら貫通孔に通されたネジが前記複数の嵌合突部の中心部に締め付けられている発明2に記載の遊技機。
この発明によれば、ネジの締め付けにより、嵌合突部と嵌合筒部との嵌合が深まった状態に保持され、第1〜第3の構成部品の固定が安定する。
[第5の発明群の構成要素と実施形態上の各部位の符号及び名称の対応関係]
第1構成部品:81(入球役物本体)、第2構成部品:61(第1アダプタ構成部品)、第3構成部品:62(第2アダプタ構成部品)、嵌合突部:83,84(第1及び第2嵌合突部)、嵌合孔:67A,68A(凹部)、嵌合筒部:67,68(第1及び第2嵌合筒部)
(第6の発明群)
[発明1]
遊技球が流下する遊技領域を前面に有する遊技板と、前記遊技板に固定されて、遊技機を構成する役物部品と、遊技板の前面に打ち込まれた複数の障害釘と、を有する遊技機において、
1対の平行な直線状の線模様を有する遊技機構成部品と、
前記複数の障害釘に含まれ、遊技球の直径の1倍以上、2倍未満の間隔を開けて配置され、前記1対の線模様の延長線上に配置される1対の特別障害釘と、を備える遊技機。
この発明によれば、釘目印を基準にして、特別障害釘が正しい姿勢になっているか否かを容易に確認することができる。
[第6の発明群の構成要素と実施形態上の各部位の符号及び名称の対応関係]
障害釘:29、遊技機構成部品:53(シール)、特別障害釘:29A
11 遊技板
50 カバープレート
51 シール貼付面
52D 段差面
52E 包囲段差部
53 シール

Claims (1)

  1. 平坦かつ非円形のシール貼付面を有する遊技機構成部品と、前記シール貼付面を包囲しかつ前記シール貼付面から段付き状に突出する包囲段差部と、前記シール貼付面に貼付されて、前記遊技機構成部品を装飾するシールとを有する遊技機において、
    前記包囲段差部の段差面は、前記シール貼付面と前記シール貼付面より外側の遊技機構成部品の前面と直交し、前記シールが前記段差面に当接して、前記シール全体を平坦な状態で貼付することが可能な遊技機。
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