JP2021029005A - 音響用の加振装置及び車載音響装置 - Google Patents

音響用の加振装置及び車載音響装置 Download PDF

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Abstract

【課題】取り付け作業時に掴みやすく、ダンパーの変形や破壊が生じることを防止できる音響用の加振装置を提供する。【解決手段】車載音響装置1において、質量部3と、質量部3に設けられた磁気回路部4と、磁気回路部4の磁気ギャップG内に位置するコイル32を支持しているコイル支持部材21と、質量部3とコイル支持部材21とを連結するダンパー33と、を備えた音響用の加振装置2は、車両の内装材50に固定されるカプラー22と、コイル支持部材21をカプラー22に固定する相互固定機構Aとを有する。コイル支持部材21には、質量部3の周囲の少なくとも一部を囲む保護部21eが設けられている。そのため、取り付け作業時に加振装置2が掴みやすく、また、ダンパー33の変形や破壊が生じることを防止できる。【選択図】図3

Description

本発明は、車両の内装材に固定される音響用の加振装置、および前記加振装置と内装材とを含む車載音響装置に関する。
特許文献1に、車両の内装材に固定され、車両の内装材を加振させる音響用の加振装置に関する発明が記載されている。
特許文献1の図2に記載された実施の形態2の音響用の加振装置は、カプラー、ボイスコイルが巻回されたボイスコイルボビン、プレート、磁石、ヨーク、ダンパー、スペーサ、防塵ダンパーで構成されたエキサイタ、およびエキサイタを振動部材に固着するブラケットにより構成されている。
振動部材に固着するブラケットの中央部には雄ねじが形成されており、カプラーの中央部に形成された雌ねじがブラケットの雄ねじに螺合して取り付けられることで、音響用の加振装置は車両の内装材に固定される。
特開2007−124366号
特許文献1では、ブラケットを振動部材に固着した後に、ブラケットに形成された雄ねじに、エキサイタのカプラーに形成された雌ねじを嵌め合わせて締結する。この作業では、エキサイタを把持して取り付けることになるが、カプラーはエキサイタの前方の薄い領域に設けられているので、掴むことが難しい。しかし、磁気回路部を掴んで取り付けようとすると、剛性の低いダンパーが、磁気回路部からブラケットまでの間であり、取り付け作業時に加えられる力が伝達する経路に存在しているので、剛性の低いダンパーに変形や破壊が発生してしまうおそれがあるという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、取り付け作業時に掴みやすく、ダンパーの変形や破壊が生じることを防止できる音響用の加振装置を提供することを目的とする。
質量部と、前記質量部に設けられた磁気回路部と、前記磁気回路部の磁気ギャップ内に位置するコイルを支持しているコイル支持部材と、前記質量部と前記コイル支持部材とを連結するダンパーと、を備えた音響用の加振装置において、
車両の内装材に固定されるカプラーと、前記コイル支持部材を前記カプラーに固定する相互固定機構とを有しており、
前記コイル支持部材には、前記質量部の周囲の少なくとも一部を囲む保護部が設けられていることを特徴とするものである。
前記カプラーが筒状部を有し、前記コイル支持部材が前記筒状部の内側に位置して、前記相互固定機構によって、前記コイル支持部材と前記カプラーとが固定されていることが好ましい。
前記相互固定機構は、例えば、前記筒状部の内周面に形成された雌ねじ部と、前記コイル支持部材に設けられた雄ねじ部とを有するねじ締め機構である。
あるいは、前記相互固定機構は、前記筒状部の内周面と、前記コイル支持部材との間に設けられた凹凸嵌合機構である。
前記保護部は、前記筒状部よりも、前記カプラーに離れる方向である後方へ突出していることが好ましい。
前記保護部は、前記ダンパーよりも後方へ突出していることが好ましい。
前記保護部は、その後端部が前記質量部の後端部と同じ位置かそれよりも後方へ突出していることが好ましい。
前記ダンパーは、第1ダンパーと第2ダンパーとを有し、前記質量部は前記磁気回路部を支持するフレームを有し、
前記第1ダンパーが、前記フレームと、その内側に位置する前記コイル支持部材の一部との間に設けられ、前記第2ダンパーは、前記フレームと、その外側に位置する前記コイル支持部材の一部との間に設けられていることが好ましい。
また、本発明は、振動用の加振装置を備え、前記カプラーが、車両の内装材に固定され、前記質量部と前記ダンパーで連結された前記コイル支持部材が前記カプラーに固定されていることを特徴とするものである。
本発明は、車両の内装材に固定されるカプラーと、コイル支持部材をカプラーに固定する相互固定機構とを有し、カプラーとコイル支持部材とがねじ止め機構や凹凸嵌合などの相互固定機構を介して固定されている。コイル支持部材には、質量部の周囲の少なくとも一部を囲む保護部が設けられているため、保護部を持ってカプラーへの取り付け作業を行うことができ、質量部を掴む必要がなくなって取付け作業が行いやすい。また、質量部とコイル支持部材の間に設けられているダンパーの変形や破壊を防止することができる。
本発明の第1実施形態の音響用の加振装置が車両の内装材に固定された車載音響装置を示す全体斜視図。 本発明の第1実施形態の加振装置の分解斜視図。 本発明の第1実施形態の加振装置において、加振装置が内装材に固定された状態を示す断面図。 本発明の第2実施形態の加振装置において、加振装置が内装材に固定された状態を示す断面図。 本発明の第3実施形態の加振装置において、加振装置が内装材に固定された状態を示す断面図。
以下、本発明の第1実施形態に係る車載音響装置1について、図1〜図3を参照して説明する。また、以下の説明において、内装材50に直交する方向を前後方向とし、図示下方向(Y1方向)が前方であり、図示上方向(Y2方向)が後方である。
図1に示すように、車載音響装置1は、音響用の加振装置2と、この加振装置2が取り付けられる車両の内装材50とを有する。車載音響装置1は、内装材50が加振装置2によって振動され、車室内に音が出力される。内装材50は、例えばルーフ内装材である。ルーフ内装材は軟質なシートであり、発泡ウレタン樹脂などの発泡樹脂シートで形成されている。
図2に示すように、加振装置2は、質量部3、コイル支持部材21、カプラー22、コイル32及びダンパー33を有している。
図3に示すように、質量部3は、磁気回路部4と、この磁気回路部4を保持するフレーム5とを有している。磁気回路部4は、円盤形状の磁石7と、磁石7の後方(Y2方向)に配置されるヨーク6と、磁石7の前方(Y1方向)に配置されるプレート8とを有している。磁石7の後方(Y2方向)に向く面はヨーク6と固定されており、磁石7の前方(Y1方向)に向く面はプレート8と固定されている。ヨーク6とプレート8とは、フェライト系や鉄系などの磁性材料で形成されている。ヨーク6の外周部には前方(Y1方向)に向けて曲げられた部分円筒形状の側壁部6aが形成されており、プレート8の外周面と側壁部6aの内面との間に磁気ギャップGが形成されている。フレーム5は、円筒形状であり、ヨーク6の外周側に配置されヨーク6よりも前方(Y1方向)に一部突出している。フレーム5の内周面にヨーク6の側壁部6aの外周面が保持されて固定されている。フレーム5は、合成樹脂材料や非磁性合金などの非磁性材料で形成されていることが好ましいが、磁性材料で形成されていてもよい。
コイル支持部材21は、質量部3の前方(Y1方向)に、質量部3と離れて配置されている。コイル支持部材21は非磁性材料で形成されていることが好ましいが、磁性材料で形成することも可能である。コイル支持部材21では、底部21a、突起部21b、筒部21c、雄ねじ部21d、保護部21e、および開口部21fが一体に形成されている。突起部21bにボビン部21mが固定されている。実施形態では、ボビン部21mがコイル支持部材21の一部を構成している。底部21aは、コイル支持部材21の底となる部分を形成する。底部21aは、コイル支持部材21の前方(Y1方向)の端部に設けられている。突起部21bは、底部21aの中央に形成された円形の開口部21fの周縁部から後方(Y2方向)に突出して形成されている。筒部21cは、底部21aの外周面から後方(Y2方向)に延びるように形成されている。雄ねじ部21dは、筒部21cの外周面に形成されている。筒部21cは、筒部21cの後端側の所定の範囲に、保護部21eを有する。保護部21eは、筒部21cの周方向の全てではなく、周方向の一部に設けられていてもよい。
コイル支持部材21の一部を構成しているボビン部21mは、前方(Y1方向)の端部が、突起部21bに支持されており、後方(Y2方向)の端部にコイル32が巻かれている。コイル32は、磁気回路部4の磁気ギャップGの内部に挿入されている。
ボビン部21mと、質量部3を構成するフレーム5との間にダンパー33が設けられている。すなわち、質量部3とその内側に位置するコイル支持部材21の一部との間のダンパー33が設けられている。ダンパー33は、化学繊維の織布または不織布とフェノール樹脂との複合体などで形成されている。ダンパー33は、全体がリング形状であり、リング状の凸部とリング状の凹部とが半径方向に繰り返すコルゲート形状である。ダンパー33の内周端33aはボビン部21mの外周面に接着されて固定されており、ダンパー33の外周端33bは、フレーム5の前方(Y1方向)に突出している前端面に接着されて固定されている。
カプラー22は、コイル支持部材21の前方(Y1方向)に配置されている。カプラー22は非磁性材料で形成されていることが好ましいが、磁性材料で形成することも可能である。カプラー22は、カプラー底部22aと筒状部22bと雌ねじ部22cとを有する。カプラー底部22aは、カプラー22の底となる部分を形成する。筒状部22bは、カプラー底部22aから後方に延びるように形成されており、コイル支持部材21の筒部21cの外側に配置される。雌ねじ部22cは、筒状部22bの内周面に形成されている。筒状部22bは、筒状部22bの雌ねじ部22cを有しない範囲に切り欠きが形成され、周方向に間欠的な筒形状であってもよい。
本実施形態における相互固定機構Aは、コイル支持部材21の雄ねじ部21dと、カプラー22の雌ねじ部22cとを有するねじ締め機構である。コイル支持部材21の雄ねじ部21dとカプラー22の雌ねじ部22cとが互いに螺合されることで、コイル支持部材21とカプラー22とは固定される。
コイル支持部材21の一部である保護部21eの後端面21gは、カプラー22に形成された筒状部22bの後端面22gよりも後方(Y2方向)に突出している。また、後端面21gは、ダンパー33よりも後方に位置している。さらに、保護部21eの後端面21gは、磁気回路部4のヨーク後端面6gすなわち質量部3の後端面と前後方向(Y1−Y2方向)で同じ位置となっているか、あるいはそれより後方(Y2方向)に突出している。
次に、本発明の第1実施形態の加振装置2を車両の内装材50に取り付ける方法を説明する。
まず、カプラー22を内装材50に接着手段やねじ止め手段などで固定する。続いて、質量部3の少なくとも一部を囲んでおり、ヨーク後端面6gより後方(Y2方向)へ突出しているコイル支持部材21の保護部21eを掴み、コイル支持部材21の筒部21cを、カプラー22の筒状部22bの内側に位置させるよう位置合わせを行う。そして、保護部21eを持った状態で、前方(Y1方向)に少し押しながら、前後方向(Y1−Y2方向)の軸周りに回転させることで、相互固定機構Aのねじ締め機構である、コイル支持部材21に設けられた雄ねじ部21dと、カプラー22の雌ねじ部22cとが嵌め合わされ、コイル支持部材21とカプラー22とが固定される。
このように、本発明の第1実施形態によれば、コイル支持部材21の保護部21eが、質量部3の少なくとも一部を囲んでおり、ヨーク後端面6gより後方へ突出しているため、取り付け作業時に保護部21eを容易に持つことができ、加振装置2を車両の内装材50に取り付ける作業性が高い。さらに、コイル支持部材21の保護部21eを把持して、相互固定機構Aのねじ締め機構でコイル支持部材21とカプラー22とを固定することができ、質量部3を把持して取り付け作業を行う必要がないため、取り付け作業時に加振装置2に負荷される力がダンパー33に伝達することがなく、ダンパー33の変形や破壊を防止することができる。
また、本発明の実施形態の加振装置2を使用した車載音響装置1の発音動作を説明する。
加振装置2は、コイル32に電流が与えられると、磁気回路部4においてコイル32を横断してコイル32に作用する磁界と、電流とで励起される電磁力において互いに反発する方向へ振動しようとする。加振装置2は内装材50と接しているので、内装材50が加振され、内装材50の前方(Y1方向)である例えば車室内に音が出力される。
次に、図4を参照して、本発明の第2実施形態に係る、車載音響装置1について説明する。第2実施形態では、第1実施形態と同様の構成要素には第1実施形態と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施形態の車載音響装置1は、加振装置2の相互固定機構Aが異なっていること以外は、第1実施形態と同じ構成を有している。第2実施形態では、コイル支持部材21が雄ねじ部21dを、カプラー22が雌ねじ部22cを備えていない。本実施形態の相互固定機構Aは、カプラー22の筒状部22bの内周面と、コイル支持部材21との間に設けられた凹凸嵌合機構である。
第2実施形態のコイル支持部材21は、筒部21cの外周面に複数の凸部21hが形成される。カプラー22は、筒状部22bに複数の凹部22hが形成される。複数の凸部21hと複数の凹部22hは、中心線Oを中心とした径方向に沿ってそれぞれ対応して設けられる。相互固定機構Aは、コイル支持部材21の複数の凸部21hと、カプラー22の複数の凹部22hとを有する。
第2実施形態においては、保護部21eを持った状態で、前方(Y1方向)に押すことで、相互固定機構Aの凹凸嵌合機構である、コイル支持部材21の複数の凸部21hと、カプラー22の複数の凹部22hとが嵌め合わされ、コイル支持部材21と、カプラー22とが固定される。
第2実施形態では、コイル支持部材21の保護部21eが、質量部3の少なくとも一部を囲んでおり、ヨーク後端面6gより後方へ突出しているため、取り付け作業時に保護部21eを容易に持つことができ、加振装置2を車両の内装材50に取り付ける作業性が高い。また、コイル支持部材21の保護部21eを把持して、相互固定機構Aの凹凸嵌合機構でコイル支持部材21とカプラー22とを固定することができ、質量部3を把持して取り付け作業を行う必要がないため、取り付け作業時に加振装置2に負荷される力がダンパー33に伝達することがなく、ダンパー33の変形や破壊を防止することができる。
次に、図5を参照して、本発明の第3実施形態に係る、車載音響装置1について説明する。本実施形態では、第1実施形態と同様の構成要素には第1実施形態と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
第3実施形態の車載音響装置1では、加振装置2のダンパーとして、第1ダンパー33と第2ダンパー34とを備えている。第3実施形態の第1ダンパー33は、図3に示した第1実施形態のダンパー33と同じものである。第3実施形態では、第2ダンパー34を設けたこと、およびコイル支持部材21の形状が第1実施形態と少し異なっていること以外は、第1実施形態の車載用音響装置と同じ構成を有している。
図5に示されるように、第3実施形態のコイル支持部材21は、底部21aの外周面から後方(Y2方向)に延びるように下筒部21jが形成され、下筒部21jの上端から外周側に曲げられて第2ダンパー取り付け部21iが形成され、第2ダンパー取り付け部21iの外周面から後方(Y2方向)に突出して上筒部21kが形成される。
第2ダンパー34は、コイル支持部材21の第2ダンパー取り付け部21iと、質量部3を構成するフレーム5との間に設けられている。すなわち、第2ダンパー34は、質量部3とその外周側に位置するコイル支持部材21の一部との間に設けられている。第2ダンパー34は、ダンパー33と同じく、化学繊維の織布または不織布とフェノール樹脂との複合体などで形成されている。また、第2ダンパーは、ダンパー33と同じく、全体がリング形状であり、リング状の凸部とリング状の凹部とが半径方向に繰り返すコルゲート形状である。第2ダンパー34の第2ダンパー内周端34aは、フレーム5の後方(Y2方向)に突出している後端面に接着されて固定されており、第2ダンパー34の第2ダンパー外周端34bは、第2ダンパー取り付け部21iの前端面に接着されて固定されている。
このような構成によれば、第1実施形態と同様に、質量部3を把持して取り付け作業を行う必要がないため、取り付け作業時に加振装置2に負荷される力がダンパー33や第2ダンパー34に伝達することがなく、ダンパー33や第2ダンパー34の変形や破壊を防止することができる。
さらに第3実施形態では、質量部3とその内側に位置するコイル支持部材21の一部との間に第1ダンパー33が設けられ、質量部3とその外側に位置するコイル支持部材21の一部との間に第2ダンパー34が設けられているため、質量部3をより安定して支持することができる。これにより、質量部3の質量による傾きを抑制できるので、車載音響装置1の発音動作時に、質量部3が傾いていることで、ボビン部21mやコイル32と磁気回路部4との接触が生じて、破損してしまうことや音響特性が悪化してしまうことを防止することができる。
1 車載用音響装置
2 加振装置
3 質量部
4 磁気回路部
5 フレーム
6 ヨーク
6a 側壁部
6g ヨーク後端面
7 磁石
8 プレート
21 コイル支持部材
21a 底部
21b 突起部
21c 筒部
21d 雄ねじ部
21e 保護部
21f 開口部
21g 保護部後端面
21h 凸部
21m ボビン部
22 カプラー
22a カプラー底部
22b 筒状部
22c 雌ねじ部
22d 筒状部後端面
22h 凹部21i 第2ダンパー取り付け部
21j 下筒部
21k 上筒部
32 コイル
33 ダンパー(第1ダンパー)
34 第2ダンパー
50 内装材
A 相互固定機構
G 磁気ギャップ

Claims (9)

  1. 質量部と、前記質量部に設けられた磁気回路部と、前記磁気回路部の磁気ギャップ内に位置するコイルを支持しているコイル支持部材と、前記質量部と前記コイル支持部材とを連結するダンパーと、を備えた音響用の加振装置において、
    車両の内装材に固定されるカプラーと、前記コイル支持部材を前記カプラーに固定する相互固定機構とを有しており、
    前記コイル支持部材には、前記質量部の周囲の少なくとも一部を囲む保護部が設けられていることを特徴とする音響用の加振装置。
  2. 前記カプラーが筒状部を有し、前記コイル支持部材が前記筒状部の内側に位置して、前記相互固定機構によって、前記コイル支持部材と前記カプラーとが固定されている請求項1記載の音響用の加振装置。
  3. 前記相互固定機構は、前記筒状部の内周面に形成された雌ねじ部と、前記コイル支持部材に設けられた雄ねじ部とを有するねじ締め機構である請求項2記載の音響用の加振装置。
  4. 前記相互固定機構は、前記筒状部の内周面と、前記コイル支持部材との間に設けられた凹凸嵌合機構である請求項2記載の音響用の加振装置。
  5. 前記保護部は、前記筒状部よりも、前記カプラーに離れる方向である後方へ突出している請求項2ないし4のいずれかに記載の音響用の加振装置。
  6. 前記保護部は、前記ダンパーよりも後方へ突出している請求項5記載の音響用の加振装置。
  7. 前記保護部は、その後端部が前記質量部の後端部と同じ位置かそれよりも後方へ突出している請求項6記載の音響用の加振装置。
  8. 前記ダンパーは、第1ダンパーと第2ダンパーとを有し、前記質量部は前記磁気回路部を支持するフレームを有し、
    前記第1ダンパーが、前記フレームと、その内側に位置する前記コイル支持部材の一部との間に設けられ、前記第2ダンパーは、前記フレームと、その外側に位置する前記コイル支持部材の一部との間に設けられている請求項1ないし7のいずれかに記載の音響用の加振装置。
  9. 請求項1ないし8に記載の振動用の加振装置を備え、前記カプラーが、車両の内装材に固定され、前記質量部と前記ダンパーで連結された前記コイル支持部材が前記カプラーに固定されていることを特徴とする車載音響装置。
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