JP2007124241A - スピーカ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワーク素子を備えるスピーカ装置であって、簡単な構造でネットワーク素子の破損を防止することができるスピーカ装置を提供すること、ネットワーク素子を取り付けるための余分な取付けスペースを設ける必要がないスピーカ装置を提供すること、ネットワーク素子を固定する固定構造を別途設ける必要がないスピーカ装置を提供すること。
【解決手段】振動板17を駆動し、その振動板17の放音側に配置された磁気回路100と、スピーカの外枠の全部又は一部を構成するとともに振動板17を支持するフレーム部材の内側の中央部に形成されて当該振動板17の中心部を後方から貫通して放音側に突出する先端部に、磁気回路100を支持する磁気回路支持部10Bと、磁気回路支持部10Bの内部に備えられたネットワーク素子20とを設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、スピーカ装置に関するものである。
一般に、スピーカには、チョークコイルやキャパシタ,抵抗などのネットワーク素子が接続されて、スピーカに入力される音響信号(電気信号)をコントロールするようになっている。一般的にネットワーク素子は、スピーカフレームと別体のコントロール・ボックス内に納められ、延長コードによって、スピーカフレームに配置された中継端子に接続されている。しかし例えば車載用スピーカ等の場合には、コントロール・ボックスを取り付けるスペースをドア内やコンソール内などに確保して配線を行うという煩雑な取付け作業が必要である。そこで近年では、図1に示すように、ネットワーク素子N1がスピーカフレームF2に取付けられたスピーカ装置P1が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−236424号公報
しかし、上述したスピーカでは、フレームの後方にネットワーク素子が突出するように取付けられているので、そのネットワーク素子をフレーム後方に固定する固定構造を別途設ける必要がある。また上述したスピーカでは、スピーカ取付け時や取付け後に、フレームの後方に突出するように取付けられたネットワーク素子を破損する虞がある。また上述したスピーカでは、ネットワーク素子がフレームの後方に突出するように取付けられているので、ネットワーク素子の分だけ余計な取付けスペースが必要となる。
本発明は、このような問題に対処することを課題の一例とするものである。すなわち、ネットワーク素子を備えるスピーカ装置であって、簡単な構造でネットワーク素子の破損を防止することができるスピーカ装置を提供すること、ネットワーク素子を取り付けるための余分な取付けスペースを設ける必要がないスピーカ装置を提供すること、ネットワーク素子を固定する固定構造を別途設ける必要がないスピーカ装置を提供すること、等を目的とする。
このような目的を達成するために、本発明は、以下の各独立請求項に係る構成を少なくとも具備するものである。
請求項1に記載の発明に係るスピーカ装置は、振動板を駆動し、当該振動板の放音側に配置された磁気回路と、スピーカの外枠の全部又は一部を構成するとともに前記振動板を支持するフレーム部材の内側の中央部に形成されて当該振動板の中心部を後方から貫通して放音側に突出する先端部に、前記磁気回路を支持する磁気回路支持部と、前記磁気回路支持部の内部に備えられたネットワーク素子とを有することを特徴とする。
本発明の一実施形態に係るスピーカ装置は、振動板を駆動し、当該振動板の放音側に配置された磁気回路と、スピーカの外枠の全部又は一部を構成するとともに振動板を支持するフレーム部材の内側の中央部に形成されて当該振動板の中心部を後方から貫通して放音側に突出する先端部に、磁気回路を支持する磁気回路支持部と、磁気回路支持部の内部に備えられたネットワーク素子とを有することを特徴とする。
上記構成のスピーカ装置では、例えばボイスコイルなどに入力される音響信号(電気信号)をコントロールする、チョークコイルや、キャパシタ、抵抗等の電子素子からなるネットワーク素子を、上記磁気回路支持部の内部に設けたので、簡単な構造でネットワーク素子の破損を防止することができる。また上記磁気回路支持部の内部にネットワーク素子を設けたので、ネットワーク素子を取り付けるための余分な取付けスペースを設ける必要がない。またネットワーク素子を固定する固定構造を別途設ける必要がない。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態に係るスピーカ装置を説明する。
[第1実施形態]
図2は本発明の第1実施形態に係るスピーカ装置1を説明するための断面図である。
本実施形態に係るスピーカ装置1は、図2に示すように、フレーム本体部10Aと、磁気回路支持部10B、第1プレート11、マグネット12、第2プレート13、支持フレーム14、ヨーク15、ボイスコイルボビン16、第1のボイスコイル16A、第2のボイスコイル16B、振動板17、エッジ部18、ダンパ19、およびネットワーク素子20を有する。磁気回路支持部10Bは本発明に係る磁気回路支持部の一実施形態に相当する。ネットワーク素子20は本発明に係るネットワーク素子の一実施形態に相当する。また、例えば第1プレート11、マグネット12、第2プレート13、支持フレーム14、ヨーク15により構成される磁気回路100は、本発明に係る磁気回路の一実施形態に相当する。以下、各構成要素を詳細に説明する。
本実施形態に相当するスピーカ装置1は、例えば図2に示すように、スピーカの外壁部分を構成する略椀形状のフレーム本体部10Aと、このフレーム本体部10Aの底部内側の中央部分からフレーム本体部10Aの開口側に同心状に延びるように一体的に形成された略円柱状の磁気回路支持部10Bとによって構成されている。本実施形態ではフレーム本体部10Aと磁気回路支持部10Bとが、スピーカの外枠の全部又は一部を構成するとともに振動板17を支持するフレーム部材(フレーム)10に相当する。本実施形態では図2に示すようにフレーム本体部10Aの側面には、通気孔部を備えたスピーカフレーム側面部101が形成されている。
磁気回路支持部10Bには、放音側に対して反対方向に向けて開口した形状の凹部110が形成されている。本実施形態に係る磁気回路支持部10Bは、図2に示すように、磁気回路支持部10Bの中央部付近にまで凹部110が形成されている。この磁気回路支持部10Bの凹部110の内部には、ネットワーク素子20が備えられている。
また、磁気回路支持部10Bの先端面(図2において左側端面)に、磁気回路支持部10Bの外径よりも大きい外径を有するリング状の第1プレート11が同心状に固定され、この第1プレート11の前面(図2において左側の面)側に、第1プレート11の外径よりも小さい外径を有する円筒状のマグネット12が同心状に固定されている。さらに、このマグネット12の前面(図2において左側の面)側に第1プレート11と同じ外径を有する第2プレート13が同心状に固定されている。そして、第2プレート13の前面側に、第1プレート11およびマグネット12,第2プレート13のそれぞれの外径よりも大きな外径を有する円筒状の支持フレーム14が同心状に固定されている。
この支持フレーム14には、第1プレート11および第2プレート13の外径よりも内径が小さく外径が大きい円環状の溝14Aが、支持フレーム14の本体と同心状にかつ後面側に開口するように形成されている。この溝14Aの深さ(支持フレーム14の中心軸(o)方向の幅)は、振動板17の振幅よりも大きくなるように設定されている。本実施形態では、図2に示すように、第1プレート11、マグネット12、第2プレート13の中心軸oに沿って配置されたネジ形状の固定部材120により、支持フレーム14が固定されている。
この支持フレーム14の後面(図2において右側の面)には、この支持フレーム14の溝14Aの外径(溝14Aの外側の内壁の径)と同じ内径を有するリング状のヨーク15が同心状に固定されており、このヨーク15の内周面と第1プレート11の外周面および第2プレート13の外周面との間に、それぞれ、磁気ギャップ51が形成されている。以上のように、第1プレート11とマグネット12,第2プレート13,支持フレーム14,ヨーク15によって、磁気回路100が構成されている。
さらに、フレーム10のフレーム本体部10Aと第1プレート11,マグネット12,第2プレート13には、ボイスコイルボビン16が同心状でかつ中心軸o方向に振動自在に外嵌されており、このボイスコイルボビン16の前端部分(図2の左側部分)が、第1プレート11および第2プレート13とヨーク15との間に形成されている前述した磁気ギャップ51内に嵌挿されている。
そして、このボイスコイルボビン16の磁気ギャップ51内において第1プレート11の外周面に対向する部分に第1ボイスコイル16Aが巻回され、第2プレート13の外周面に対向する部分に第2ボイスコイル16Bが巻回されている。このボイスコイルボビン16の後端部外周面に、コーン形状の振動板17の内周部が固定され、この振動板17の外周部が、エッジ18を介してフレーム本体部10Aの前端外周部に支持されている。そして、ボイスコイルボビン16の後端部の振動板17に連結されている部分とフレーム本体部10Aとの間にダンパ19が介装されて、このダンパ19によって、ボイスコイルボビン16および振動板17が中心軸(o)方向に振動自在に支持されている。
また、上述したようにフレーム10の背面側、磁気回路支持部10Bの凹部110の内部には、ネットワーク素子20が取り付けられている。ネットワーク素子20は、スピーカに入力される音響信号(電気信号)をコントロールするための電子素子であり、例えばチョークコイルや、キャパシタ、抵抗等の電子素子を採用することができる。本実施形態に係るネットワーク素子20では、チョークコイル21を採用する。またネットワーク素子20は、その中心軸がフレーム10又は磁気回路支持部10Bの中心軸oに対して略平行な向きとなるように取り付けられている。詳細には、ネットワーク素子20であるチョークコイル21が、フレーム10又は磁気回路支持部10Bの中心軸oに対して略平行な向きの中心軸の回りに巻回されている。
上記構成のスピーカ装置1では、音響信号(電気信号)が図2に示すように、フレーム本体部10Aの側面部に設けられた端子部130からネットワーク素子20を介して入力されてネットワーク素子20から第1ボイスコイル16Aおよび第2ボイスコイル16Bに電流が流されると、マグネット12による磁界との作用によって、ボイスコイルボビン16がその中心軸(o)方向(図2において左右方向)に沿って振動され、これにより振動板17が振動されることによって音波(粗密波)の出力を行う。
以上説明したように、振動板17を駆動し、その振動板17の放音側に配置された磁気回路100と、スピーカの外枠の全部又は一部を構成するとともに振動板17を支持するフレーム部材の内側の中央部に形成されて当該振動板17の中心部を後方から貫通して放音側に突出する先端部に、磁気回路100を支持する磁気回路支持部10Bと、磁気回路支持部10Bの内部に備えられたネットワーク素子20とを設けたので、簡単な構造でネットワーク素子の破損を防止することができる。また、上記磁気回路支持部10Bの内部にネットワーク素子を設けたので、ネットワーク素子20を取り付けるための余分な取付けスペースを設ける必要がない。また、ネットワーク素子20を固定する固定構造を別途設ける必要がない。
詳細には、磁気回路支持部10Bは、放音側に対して反対方向に向けて開口した凹部110が形成された簡単な構造を有し、ネットワーク素子20を、その凹部110の内側に配置するという工程により、本発明に係るスピーカ装置1を簡単に得ることができる。
また、ネットワーク素子20をスピーカの本体と一体的に取り付けることができるので、例えば、車載用スピーカとして利用した場合に、その取り付け性を大幅に向上させることができる。
また、ネットワーク素子20は、磁気回路支持部10B内部に設けられているので、磁気回路100に対する影響が小さくなり、スピーカの性能低下を防止することができる。
また、上記スピーカ装置1によれば、磁気回路100がコーン状の振動板17の放音側に配置されているので、この磁気回路100が振動板17の内側に設けることにより、スピーカ装置1の薄型化を図ることが出来るようになる。
[第2実施形態]
図3は、本発明の第2実施形態に係るスピーカ装置1bを説明するための断面図である。上記第1実施形態に係るスピーカ装置1のネットワーク素子20であるチョークコイル21が、磁気回路支持部10B及びフレーム10と同心の中心軸oを中心に巻回されていたのに対して、第2実施形態に係るスピーカ装置1bは、図3に示すように、磁気回路支持部10Bの内部にネットワーク素子20が配置され、その中心軸20pがフレーム10又は磁気回路支持部10Bの中心軸oに対して略直交する向きになるように取り付けられている。詳細には本実施形態に係るネットワーク素子20ではチョークコイル21を採用し、チョークコイル21が、フレーム10又は磁気回路支持部10Bの中心軸oに対して略直交する向きの中心軸20pの回りに巻回されている。図3に示すように、本実施形態に係るスピーカ装置1bは、他の部分の構成については、第1実施形態に係るスピーカ装置1と略同様であり、同一の構成部分については図2と同一の符号が付されている。
以上説明したように、本実施形態に係るスピーカ装置1bでは、磁気回路支持部10Bの内部にネットワーク素子20が配置され、その中心軸20pがフレーム10又は磁気回路支持部10Bの中心軸oに対して略直交する向きになるように取り付けられているので、例えば縦長のチョークコイル21を磁気回路支持部10B内に上述したように配置することで、第1実施形態に係るスピーカ装置1と比べて、中心軸oに沿って磁気回路支持部10Bを小さくすることができる。これによりスピーカ装置1bの薄型化を図ることができる。
[第3実施形態]
図4は、本発明の第3実施形態に係るスピーカ装置1cを説明するための断面図である。第3実施形態に係るスピーカ装置1cは、図4に示すように、磁気回路支持部10Bの内部に複数個のネットワーク素子20、詳細にはチョークコイル21とキャパシタ22とが配置されている。チョークコイル21は、その中心軸21pがフレーム10又は磁気回路支持部10Bの中心軸oに対して略平行な向きとなるように取り付けられている。キャパシタ22は、チョークコイル21の隣に配置され、その中心軸22pがフレーム10又は磁気回路支持部10Bの中心軸oに対して略平行な向きとなるように取り付けられている。ここではキャパシタ22の長軸を中心軸22pとしている。本実施形態に係るスピーカ装置1cは、他の部分の構成については、第1,2実施形態に係るスピーカ装置と略同様であり、同一の構成部分については説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態に係るスピーカ装置1cでは、磁気回路支持部10Bの内部に複数個のネットワーク素子20、詳細にはチョークコイル21とキャパシタ22を配置し、チョークコイル21およびキャパシタ22それぞれは、中心軸が、フレーム10又は磁気回路支持部10Bの中心軸oに対して略平行な向きとなるように隣接して取り付けられているので、第1,第2実施形態と比べて複数個のネットワーク素子20を有するスピーカ装置1cを得ることができる。
また例えば縦長のチョークコイル21及びキャパシタ22を、それぞれの中心軸が、フレーム10又は磁気回路支持部10Bの中心軸oに対して略平行な向きとなるように、磁気回路支持部10B内に取り付けることで、磁気回路支持部10Bの凹部110の内径が小さい場合であっても、複数個のネットワーク素子20を磁気回路支持部10B内に配置することができる。
[第4実施形態]
図5は、本発明の第4実施形態に係るスピーカ装置1dを説明するための断面図である。第4実施形態に係るスピーカ装置1dは、図5に示すように、磁気回路支持部10Bの内部に複数個のネットワーク素子20、詳細にはチョークコイル21とキャパシタ22とが配置されている。チョークコイル21は、その中心軸21pがフレーム10又は磁気回路支持部10Bの中心軸oに対して略直交する向きとなるように取り付けられている。キャパシタ22は、チョークコイル21の隣に配置され、その中心軸22pがフレーム10又は磁気回路支持部10Bの中心軸oに対して略直交する向きとなるように取り付けられている。具体的にはキャパシタ22は、チョークコイル21よりも磁気回路支持部10Bの内側に配置されている。本実施形態に係るスピーカ装置1dは、他の部分の構成については、第1〜3実施形態に係るスピーカ装置と略同様であり、同一の構成部分については説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態に係るスピーカ装置1dでは、磁気回路支持部10Bの内部に複数個のネットワーク素子20、詳細にはチョークコイル21とキャパシタ22を配置し、チョークコイル21およびキャパシタ22それぞれは、中心軸が、フレーム10又は磁気回路支持部10Bの中心軸oに対して略直交する向きとなるように隣接して取り付けられているので、第3実施形態と比べて、中心軸oに沿って磁気回路支持部10Bを小さくすることができる。これによりスピーカ装置1dの薄型化を図ることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限られるものではない。
例えば上述した実施形態では、ネットワーク素子20としてチョークコイル21とキャパシタ22を説明したが、この形態に限られるものではない。例えばネットワーク素子20として、チョークコイル21、キャパシタ22以外にも、抵抗、増幅素子、スイッチング素子、トランジスタ等の各種電子素子を採用してもよい。この構成のネットワーク素子20により、ボイスボビンコイルなどに入力される音響信号(電気信号)をより高精度に制御することができる。
また、上述した実施形態では、コーン形状の振動板を有するスピーカ装置を説明したが、この形態に限られるものではない。例えばコーン形状、ドーム形状、平面形状、円形状、楕円形状、各種形状の振動板を有するスピーカ装置であってもよい.
また、上述した実施形態では、導電型の駆動方式のスピーカを説明したが、この形態に限られるものではない。例えば、電磁型、静電型、圧電型等、各種駆動方式を採用してもよい。また磁気回路として、内磁型磁気回路や外磁型磁気回路のいずれを採用してもよい。磁気回路支持部10Bの内部にネットワーク素子20が備えられていればよい。
以上説明したように、本発明に係るスピーカは、振動板17を駆動し、その振動板17の放音側に配置された磁気回路100と、スピーカの外枠の全部又は一部を構成するとともに振動板17を支持するフレーム部材の内側の中央部に形成されて当該振動板17の中心部を後方から貫通して放音側に突出する先端部に、磁気回路100を支持する磁気回路支持部10Bと、磁気回路支持部10Bの内部に備えられたネットワーク素子20とを設けたので、簡単な構造でネットワーク素子の破損を防止することができる。また、上記磁気回路支持部10Bの内部にネットワーク素子を設けたので、ネットワーク素子20を取り付けるための余分な取付けスペースを設ける必要がない。また、ネットワーク素子20を固定する固定構造を別途設ける必要がない。
従来のスピーカ装置の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るスピーカ装置1を説明するための断面図である。 本発明の第2実施形態に係るスピーカ装置1bを説明するための断面図である。 本発明の第3実施形態に係るスピーカ装置1cを説明するための断面図である。 本発明の第4実施形態に係るスピーカ装置1dを説明するための断面図である。
符号の説明
1 スピーカ装置
10 フレーム
10A フレーム本体部
10B 磁気回路支持部
11 プレート
12 マグネット
13 プレート
14 支持フレーム
15 ヨーク
16 ボイスコイルボビン
16A ボイスコイル
16B ボイスコイル
17 振動板
18 エッジ
19 ダンパ
20 ネットワーク素子
21 チョークコイル
22 キャパシタ
51 磁気ギャップ
100 磁気回路
101 スピーカフレーム側面部
110 凹部
120 固定部材
130 端子部

Claims (5)

  1. 振動板を駆動し、当該振動板の放音側に配置された磁気回路と、
    スピーカの外枠の全部又は一部を構成するとともに前記振動板を支持するフレーム部材の内側の中央部に形成されて当該振動板の中心部を後方から貫通して放音側に突出する先端部に、前記磁気回路を支持する磁気回路支持部と、
    前記磁気回路支持部の内部に備えられたネットワーク素子と
    を有することを特徴とするスピーカ装置。
  2. 前記磁気回路支持部は、前記放音側に対して反対方向に向けて開口した凹部を有し、
    前記ネットワーク素子は、前記磁気回路支持部の前記凹部の内側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  3. 前記ネットワーク素子は、チョークコイル、キャパシタ、および抵抗のいずれかである請求項1または請求項2に記載のスピーカ装置。
  4. 前記ネットワーク素子は、その中心軸が前記磁気回路支持部の中心軸と略平行な向きとなるように、前記磁気回路支持部内に備えられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一に記載のスピーカ装置。
  5. 前記ネットワーク素子は、その中心軸が前記磁気回路支持部の中心軸と略直交する向きとなるように、前記磁気回路支持部内に備えられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一に記載のスピーカ装置。
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