JPH0750890A - スピーカー装置 - Google Patents

スピーカー装置

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JPH0750890A
JPH0750890A JP5194998A JP19499893A JPH0750890A JP H0750890 A JPH0750890 A JP H0750890A JP 5194998 A JP5194998 A JP 5194998A JP 19499893 A JP19499893 A JP 19499893A JP H0750890 A JPH0750890 A JP H0750890A
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JP
Japan
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capacitor
speaker device
pole piece
conductive pattern
voice coil
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JP5194998A
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Teruo Yamada
輝穂 山田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R3/00Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R3/12Circuits for transducers, loudspeakers or microphones for distributing signals to two or more loudspeakers
    • H04R3/14Cross-over networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R9/00Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
    • H04R9/06Loudspeakers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2201/00Details of transducers, loudspeakers or microphones covered by H04R1/00 but not provided for in any of its subgroups
    • H04R2201/34Directing or guiding sound by means of a phase plug
    • HELECTRICITY
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    • H04R2400/00Loudspeakers
    • H04R2400/11Aspects regarding the frame of loudspeaker transducers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2499/00Aspects covered by H04R or H04S not otherwise provided for in their subgroups
    • H04R2499/10General applications
    • H04R2499/13Acoustic transducers and sound field adaptation in vehicles

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クロスオーバーネットワーク用のコンデンサ
ー12bを備え、入力される音声信号のうちの高音域あ
るいは低音域のみを主に再生するスピーカー装置におい
て、ネットワークユニットの外形形状によるかさばりを
なくして、車両等の製造工程で短時間に取付け可能とす
る。 【構成】 コンデンサー12bをポールピース2の端面
に穿った穴2aの中に収容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主に自動車音響再生
装置などに用いられるクロスオーバーネットワーク(以
下、単にネットワークという。)付きのスピーカ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15は例えば特開昭60−21779
2号公報に示された従来のネットワーク付き車載用スピ
ーカーユニットを示す外観図である。図16は図15の
スピーカユニットを構成する部品のうちネットワーク部
分の構成を示す図である。また、図14は上記図15,
16に示すスピーカーユニット(高音用)と低音用スピ
ーカユニットとの組み合わせの一例を示す回路図であ
る。
【0003】図14において高音用スピーカユニットに
は直列にコンデンサ(後述するコンデンサ12bに相
当)が挿入されハイパスフィルターを構成する。なおこ
のハイパスフィルターの減衰特性は6dB/octでコンデ
ンサの静電容量値は上記減衰特性に基づき遮断せんとす
る周波数によって一義的に定まる。一般にスピーカのネ
ットワーク回路とはこのハイパスまたはローパスフィル
ターまたはその組み合わせを指す。この回路において直
列に挿入されたコンデンサをもつ高音用スピーカユニッ
トは、低音用スピーカユニットに並列に接続され2者合
せて2ウエイと呼ばれるスピーカシステムを構成する。
車載用のスピーカシステムではこの例のように構成され
た比較的簡単なものが多い。
【0004】図15において、1はスピーカユニットの
フレーム、2はポールピース、3はマグネット、4は端
子板、5は端子板4にかしめられた端子、7はフレーム
1に穿たれた取付け用の穴、10は端子5に半田付けさ
れたリード線、12はネットワークユニットでリード線
10に接続されている。11はリード線でネットワーク
ユニット12とコネクタユニット13間に接続されてい
る。
【0005】図16はネットワークユニット12の部品
構成を示す図である。この図16において12aはプリ
ント基板、12bはネットワーク用のコンデンサ、12
c,12dはプリント基板12aの表面に構成された電
極パターンである。コンデンサ12bは電極パターン1
2c,12d間に半田付けされて接続される。さらにリ
ード線10,11はそれぞれ対応する各電極パターンに
半田付けされている。
【0006】また図16において、12eはスピーカー
ユニットに音声入力信号を加えるためのコネクターで、
リード線11に接続されている。車両側の信号ハーネス
はこのコネクター12eに接続される。12fは熱収縮
性チューブで、コンデンサ12bをプリント基板12a
に半田付けし、次にリード線10,11をプリント基板
12aの所定の電極パターンに半田付けした後、さらに
これら全体を絶縁固縛するものである。12gはクッシ
ョンで発砲性のシート状樹脂などよりなりネットワーク
ユニット全体をロール状に包んでいる。
【0007】なお、クッション12gは、車の走行中に
ネットワークユニット12を構成する硬い材料(プリン
ト基板12a等)が車両内部で移動、衝突して異常な音
を発することを防止するために設けられたものである。
コネクターユニット13も同様な理由によりクッション
材で覆われる。
【0008】次に動作について説明する。上記図15に
示すスピーカユニットによれば、高音域を歪少なく再生
し、低音スピーカユニットとの組み合わせで、高忠実度
な再生が可能となる。すなわち、車両の音響再生品質に
対する要求はより高忠実度な再生が求められており、例
えば従来は1個のスピーカーユニットで低音から高音ま
での全体域を再生せんとするいわゆるフルレンジ型のス
ピーカーユニットが多く用いられてきたが、これには再
生周波数範囲や低歪化に限界があった。ところが、上記
ネットワーク付きのスピーカユニットによれば、再生帯
域に応じた複数のスピーカーユニットを組み合わせたマ
ルチチャンネル再生が可能となり、高忠実度な再生が実
現される。
【0009】また次に上記スピーカユニットの取付け方
法について説明する。図17は上記スピーカーユニット
を車両に取付ける際の取付け方法の一例を示したもので
ある。図17において、20は車両のインスツルメント
パネル、21はスピーカーユニットの収容スペースであ
る。22はコネクター、23はコネクター22に接続さ
れた信号ハーネスで、車両側の電力増幅器出力端から出
て収容スペース21の中に入ってその姿を見せており、
これとスピーカーユニットのコネクター13を接続すれ
ば音響再生ができる。24はネジで車両にスピーカーユ
ニットを締め付け固定するものであり、25はフロント
ガラスである。
【0010】車両にスピーカーユニットを取付ける順序
は、まずコネクターユニット13を車両側のコネクター
22と接続した後、フレーム全体を収容スペース21に
落し込み、しかる後にネジ24をフレーム1に穿たれた
取付け穴7を通してインスツルメントパネル20に締め
付け固定する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のスピーカー装置
は以上のように構成されているので、以下のような各種
の問題点があった。
【0012】第1に、スピーカーユニットを最適な設置
場所に設置し難く、車両の製造コスト低減あるいは車両
の自由な設計を阻害していた。すなわち、自動車製造工
程における組立時間の多寡はその製造コストに影響する
ところ大でこれの短縮は大きな課題となっているが、上
記のように構成された従来のネットワーク付きの車載用
スピーカーユニットはその外形寸法が大きいと予め車両
側に設けられた収容スペースに収め難かったり、収め得
る収容スペースは設けられていても正確に取付けるため
の所要時間が増大してしまうという問題点があった。
【0013】というのは、スピーカーユニットはその再
生周波数によって最適の設置場所があり、車両内のどこ
に設置してもいいとはいえない。特に高音は低音に比べ
指向性が鋭く、反射による減衰量も多い。このため、高
音専用スピーカーユニットはその放射する音波の放射軸
を運転車の両耳に向ける方が好ましく、これがために図
17に示す如くインスツルメントパネル20上に設置さ
れる場合が多い。
【0014】そして、インスツルメントパネル20に取
付けられる前記従来のスピーカーユニットにあっては、
それに接続されている前記リード線10,11、ネット
ワークユニット12、コネクターユニット13などがか
さばり、フロントガラス25などに妨げられて目視も困
難な狭隘な場所であるから、それらを整理整頓するに困
難でスピーカーユニットを所定の位置に収納固定するに
支障が起きる場合があった。
【0015】例えば、ネットワークユニット12はプリ
ント基板12a自体の大きさに加えてコンデンサ12b
は通常無極性電解コンデンサが多く用いられているので
外形寸法がかさばると同時に、さらにその上から絶縁と
保護を兼ねた熱収縮性チューブ12fで覆われ、その外
周はさらに柔軟な発砲性材料でできたクッション12g
で覆われた構成となっているので、全体の外形寸法は大
きくならざるを得ない。
【0016】また、これらはスピーカーユニットをイン
スツルメントパネル20の収容スペース21に収納する
際、ポールピース2の下敷になったり、収容スペース2
1外周部にはみ出したりして取付け作業を困難にする問
題点があった。そして、かようにクッション材12gで
覆われた部品はかさばり、一般的にはステレオ再生用と
して2個のスピーカーユニットが必要であるから車両の
合理的製造上の負担となっていた。
【0017】すなわち、これがために車両側の収容スペ
ース21はそのように車両を小型化する上で無視し得な
い支障を生じることになる。なぜなら、車両インスツル
メントパネル20内部は走行上必要な制御系機器が多く
集中している部分であり、また運航に欠かせない速度
計、回転計、燃料計に代表される表示機器類も集中して
いる場所である。すなわち、車両の運航に直接関係しな
い音響再生機器のためにスペースを確保することが必ず
しも容易ではなかった。このように高音専用スピーカー
ユニットの設置場所については二律背反がありこれをい
かに解決するかは車両設計上の問題点となっていた。
【0018】第2に、ネットワークユニット12の接続
部の強度が弱く、外力等により断線等が生じ易いという
問題点があった。すなわち、スピーカーユニットに信号
を送るに必要な電線路の途中にはネットワークユニット
12が介在しているが、前述したように、コンデンサ1
2bをプリント基板12aの電極パターン上に半田付け
し、そのプリント基板12aにリード線を半田付けした
方法が一般的であったため、この半田付け部分の機械的
強度が低く、リード線10,11に加わる引張り、ねじ
れ屈曲などの外力がある限度を越えると断線しやすい欠
点があった。なお、これら断線事故は車両にスピーカー
ユニットを取付ける製造工程で発生する場合と車両走行
時の振動衝撃による場合が最も多かった。
【0019】また第3に、従来のスピーカーユニットは
それ自体製造コストが高く、この点でも車両のコスト低
減の支障となっていた。これはスピーカーユニット自体
の製造コストに加えそれ以外にネットワークユニット1
2やコネクターユニット13をクッション材12gで覆
うコスト、さらにこれらを電線で結ぶ経費も加算されて
いることが無視できない要因であった。例えばプリント
基板12aにコンデンサ12bを半田付けする部分のコ
ストは自動半田付け装置などの自動化された製造装置を
用いることにより比較的安価なコストに抑えることが可
能であるが、コンデンサ付きのプリント基板12aをク
ッション材12gで覆うことは生産数量が余程多くない
限り手作業によらざるを得ず、これが製造コストを押上
げる要因になっていた。
【0020】なお、手作業が多く用いられる理由として
は、外形が不製形で自動機と馴染みにくいという理由の
他に、クッション材12gで覆った後はリード線を半田
付けし難く、逆にリード線を半田付けした後は自動機と
馴染みにくいという矛盾があった。即ち、自動機で生産
するに最適な組立順序が見出せないという問題があり、
これが人手による手作業組立を採らざるを得ない大きな
理由であった。加えて、ネットワークユニット12はク
ッション材12gで覆う前に熱収縮性チューブ12fで
まず覆うことが必要とされ、これも同様の理由で人手に
依る手作業を採らざるを得ないという問題点があった。
【0021】なお、従来技術に関連する技術文献として
は、例えば実開昭60−4089号公報に示されたもの
がある。
【0022】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ネットワークユニットの外形形
状によるかさばりをなくし、車両等の製造工程で短時間
に取付け可能な、また断線等の故障の少ない、さらに製
造し易く安価なコストで提供できるスピーカー装置を得
ることを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るスピーカー装置は、音声信号のうちの高音域あるいは
低音域のみを主に再生するスピーカー装置において、ク
ロスオーバーネットワーク用のコンデンサをポールピー
スに穿った穴の中に収容したものである。
【0024】請求項2記載の発明に係るスピーカー装置
は、前記入力信号電路の一部となる導電パターンを有す
る印刷配線基板をポールピースの端面上に配設し、前記
コンデンサの前記入力信号電路への電気接続部を前記印
刷配線基板の導電パターン上に形成したものである。
【0025】請求項3記載の発明に係るスピーカー装置
は、前記入力信号電路の一部となる導電パターンを有す
る保護カバーを前記ポールピースの端部を覆うように配
設し、前記コンデンサの前記入力信号電路への電気接続
部を前記保護カバーの導電パターン上に形成したもので
ある。
【0026】請求項4記載の発明に係るスピーカー装置
は、音声信号のうちの高音域あるいは低音域のみを主に
再生するスピーカー装置において、入力信号電路の一部
となる導電パターンを有する印刷配線基板をポールピー
ス端面上に配設し、この印刷配線基板に前記コンデンサ
を面実装し、コンデンサの前記入力信号電路への電気接
続部を前記印刷配線基板の導電パターン上に形成したも
のである。
【0027】請求項5記載の発明に係るスピーカー装置
は、前記印刷配線基板の形状を前記ポールピース端部を
覆う保護カバーと同様の形状とし、前記導電パターンを
この印刷配線基板の内面に形成し、前記コンデンサを前
記印刷配線基板の内面に面実装したものである。
【0028】請求項6記載の発明に係るスピーカー装置
は、前記保護カバー又は印刷配線基板を高透磁性材料を
用いて形成したものである。
【0029】請求項7記載の発明に係るスピーカー装置
は、音声信号のうちの高音域あるいは低音域のみを主に
再生するスピーカー装置において、入力信号電路の一部
となる導電パターンを有する端子板をフレームに固設
し、コンデンサをチップ状として前記端子板の平面部に
面実装し、前記コンデンサの前記入力信号電路への電気
接続部を前記端子板の導電パターン上に形成したもので
ある。
【0030】請求項8記載の発明に係るスピーカー装置
は、音声信号のうちの高音域あるいは低音域のみを主に
再生するスピーカー装置において、入力信号電路の一部
となる導電パターンをフレームに形成し、コンデンサを
チップ状として前記フレーム上に面実装し、前記コンデ
ンサの前記入力信号電路への電気接続部を前記フレーム
の導電パターン上に形成したものである。
【0031】請求項9記載の発明に係るスピーカー装置
は、前記コンデンサを収容する穴を、ポールピースの軸
中心線上に形成したものである。
【0032】
【作用】請求項1記載の発明におけるスピーカー装置
は、ネットワークユニットに用いるコンデンサをそのス
ピーカーユニット自体のポールピース内に収容したか
ら、コンデンサが外部に露出してかさばることがなく車
両のインスツルメントパネル等に装着し易くなる。
【0033】請求項2記載の発明におけるスピーカー装
置は、前記コンデンサの電気接続部がポールピース端面
上に設けた印刷配線基板の導電パターン上にあるから、
ネットワークユニットに直接外力が加わらず、断線など
の故障がなく信頼性の高いネットワーク付きのスピーカ
ーシステムが得られる。
【0034】請求項3記載の発明におけるスピーカー装
置は、前記コンデンサの電気接続部がポールピース端部
を覆う保護カバーに形成した導電パターン上にあるか
ら、やはりネットワークユニットに直接外力が加わら
ず、断線などの故障がなく信頼性の高いネットワーク付
きのスピーカーシステムが得られる。
【0035】請求項4記載の発明におけるスピーカー装
置は、ポールピース端面上に印刷配線基板を設け、これ
にクロスオーバーネットワーク用のコンデンサを面実装
したから、上記コンデンサをほぼ平面に配置し得るとと
もに、強固な接続が可能となる。このため、さらにスピ
ーカーユニットを小型化できさらに信頼性が向上する。
【0036】請求項5記載の発明におけるスピーカー装
置は、前記印刷配線基板の形状はポールピース端部を覆
う保護カバーと同様の形状とし、この内面に設けた導電
パターンに対して前記コンデンサを面実装したから、ス
ピーカーユニットを小型化可能にするとともに、前記印
刷配線基板をスピーカーユニットの保護カバーとしても
機能させて、部品の供用化を図ることができる。
【0037】請求項6記載の発明におけるスピーカー装
置は、前記保護カバー又は印刷配線基板は高透磁性材料
を用いて形成したから、磁気シールド効果も合せもつネ
ットワーク回路が得られる。
【0038】請求項7記載の発明におけるスピーカー装
置は、クロスオーバーネットワーク用のコンデンサを、
チップ状とし、フレームに対して固定状態に設けられた
端子板の平面部に面実装したから、やはり上記コンデン
サをほぼ平面に配置し得るとともに、強固な接続が可能
となる。
【0039】請求項8記載の発明におけるスピーカー装
置は、クロスオーバーネットワーク用のコンデンサを、
チップ状とし、スピーカフレーム上に面実装したから、
やはり上記コンデンサをほぼ平面に配置し得るととも
に、強固な接続が可能となる。
【0040】請求項9記載の発明におけるスピーカー装
置は、前記コンデンサを収容する穴をポールピースの軸
中心線上に形成したから、振動板の駆動のための磁界に
ほとんど影響を与えず、スピーカとしての性能が高く維
持される。(なぜなら、磁束はポールピースの表面部分
を集中的に通過するからである。)
【0041】
【実施例】
実施例1.以下、請求項1,2又は9記載の発明の一実
施例を図1〜5により説明する。図1は本実施例のスピ
ーカー装置の側断面図、図2は図1のA矢視部分詳細図
(特に端子とフレキシブルプリント基板の接続方法を示
す図)、図3は同スピーカー装置の斜視図(特に端子と
ネットワーク回路の接続方法を示す図)、図4は図3の
部分詳細図(特にフレーム1と端子板4の組立方法を示
す図)、図5は同スピーカー装置のネットワーク部品を
抜き出した状態を示す側断面図(特にフレキシブルプリ
ント基板の端末形状を示す図)である。なお、図15等
に示す前述の従来例と同様の要素には同符号を付してそ
の説明を省略する。
【0042】図1〜3において、1aは振動板、1dは
円筒状ボビンの表面に螺旋状に巻かれたボイスコイル、
1b及び1cはこのボイスコイル1dの巻始め,巻終り
両端を後述の端子5c又は中継端子5bにそれぞれ接続
するは綿糸線、1eはガスケット、2aはポールピース
2の軸中心線上に穿ったコンデンサ12bを収めるため
の穴、4aはフレーム1の両側に形成され各端子板4が
固定される端子板保持台、4bはこの端子板保持台4a
に各端子板4をかしめて固定するはとめ、5a,5cは
フレーム1の両側に固定された端子板4の一方の表面に
それぞれはとめ4bでかしめて固定された端子、5bは
他方の端子板4の表面にやはりはとめ4bでかしめて固
定された中継端子である。
【0043】また、12hはコンデンサ12bの電極リ
ード線、30はプリント基板(印刷配線基板)、31a
はフレキシブルプリント基板(印刷配線基板)、31b
はコンデンサ12bの各電極リード線12hにそれぞれ
接続されて両端末に伸びるようにフレキシブルプリント
基板31a上に形成された導電パターン、31は電極リ
ード線12hをこの導電パターン31bに接続している
半田、31cはフレキシブルプリント基板31aの両端
末に形成されたスリットである。
【0044】ここで、プリント基板30とフレキシブル
プリント基板31aとは面同士で接着されている。この
場合、プリント基板30は、単にフレキシブルプリント
基板31aの補強材として作用しているのみである。ま
た、フレキシブルプリント基板31aの各導電パターン
31bの両端末は、スリット31cを中継端子5b又は
端子5aの鉛直板状部分にそれぞれに嵌合させて半田付
けすることで、中継端子5b又は端子5aにそれぞれ接
続される構成となっている。なお、半田付けの方法によ
っては、必ずしもスリット31cを形成する必要はな
い。
【0045】次に動作について説明する。上記スピーカ
ー装置では、端子5a,5cに前述のコネクター22を
嵌合させて信号入力用の信号ハーネス23を接続すれ
ば、ハイパスフィルタとしてのコンデンサ12bが挿入
された図14に示す前述のネットワーク回路が形成され
るから、マルチチャンネル再生システムにおける高音用
スピーカとして高忠実度な再生を実現する。
【0046】しかも、上記スピーカー装置であると、コ
ンデンサ12bをそのスピーカーユニット自体のポール
ピース2内に収容したから、コンデンサ12bが外部に
露出してかさばることがなく車両のインスツルメントパ
ネル等に装着し易くなる。また、コンデンサ12bの電
気接続部がポールピース2の端面上に設けた印刷配線基
板30,31a上にあるから、コンデンサ12bの各電
極リード線12hに直接外力が加わらず、断線,接触不
良などの故障の恐れがなく信頼性が向上する。
【0047】さらに、上記実施例では、コンデンサ12
bを収容する穴2aをポールピース2の軸中心線上に形
成したから、高音用スピーカとしての前記性能が高く維
持される。というのは、磁束はポールピース2の表面部
分を集中的に通過するから、穴2aが形成されていて
も、振動板1aを駆動するための磁界にほとんど影響を
与えないからである。
【0048】実施例2.次に、請求項1,2,9記載の
発明の他の実施例を図6により説明する。図6は本実施
例のスピーカー装置の側断面図である。図6において、
30はプリント基板、32,32はビニール電線、60
は保護カバーである。各ビニール電線32の一端はプリ
ント基板30の表面上に形成された導電パターン(図示
省略)に、他端はスピーカユニットの端子5a又は5b
にそれぞれ半田付けされて接続されている。保護カバー
60は、プリント基板30の電極パターン面やこれに半
田付けされたコンデンサ12bの電極リード線12hを
絶縁保護するものである。
【0049】次に動作について説明する。上記スピーカ
ー装置であっても、実施例1と同様に、マルチチャンネ
ル再生システムにおける高音用スピーカとして高忠実度
な再生を実現するとともに、車両のインスツルメントパ
ネル等に装着し易い、あるいは断線,接触不良などの故
障の恐れがなく信頼性が向上するという効果を奏する。
【0050】しかも、保護カバー60により、車両等に
おける他の部品との短絡事故等をも防止されるという固
有の効果がある。また、プリント基板30の導電パター
ンと端子5a又は5bが比較的強度の高い一般的なビニ
ール電線32により接続されているので、この部分にお
ける断線等に対する強度も高くなっている。なお、ビニ
ール電線32の代りに実施例1で示したようなフレキシ
ブルプリント基板を使用すれば、保護カバー60の厚さ
寸法を小さくできることはいうまでもない。
【0051】実施例3.次に、請求項3記載の発明の一
実施例を図7,8により説明する。図7は本実施例のス
ピーカー装置の側断面図、図8は同スピーカー装置の斜
視図である。図において、35はプラスチック製の保護
カバーで、その表面に導電パターン35aが2本形成さ
れたものである。この保護カバー35はポールピース2
及びマグネット3を覆うような寸法形状になっており、
垂直部寸法を長くしてある。
【0052】導電パターン35aは、例えば化学メッ
キ、溶射、スパッタリングなどの処理によりプラスチッ
クよりなる保護カバー35の表面に形成された導電性の
高い膜である。この導電パターン35aには、コンデン
サ12bの電極12hが半田付けされている。なお、コ
ンデンサ12bがポールピース2の軸中心に穿たれた穴
2aに挿入されている構成、及び2本の導電パターン3
5aの端末にスリットが形成されて端子5a又は5bに
それぞれ接続されている構成等は、実施例1と同様であ
る。
【0053】次に動作を説明する。上記スピーカー装置
であっても、実施例1と同様に、マルチチャンネル再生
システムにおける高音用スピーカとして高忠実度な再生
を実現するとともに、車両のインスツルメントパネル等
に装着し易い、あるいは断線,接触不良などの故障の恐
れがなく信頼性が向上するという効果を奏する。特に、
本実施例の場合、フレキシブルプリント基板を含む剛性
のない電線が一切使用されていないので、断線等に対す
る強度は極めて高くなっている。
【0054】しかも、保護カバー35により、マグネッ
ト3の危険な角部を露出させないで、作業者等の怪我を
防止できるという固有の効果がある。というのは、通常
マグネット3はセラミックスをパイナップル状に輪切り
にして製作されるので、角部が極めて鋭くなり、例えば
本スピーカユニットが車両のリアーシェルフに取り付け
られた場合等には、このマグネット3の角がトランク内
部に突出すことになるので、このトランクに手を差し入
れる組立作業者や車両使用者が怪我をする可能性がある
が、この可能性が解消されるのである。
【0055】実施例4.次に、請求項4記載の発明の一
実施例を図9,10により説明する。図9は本実施例の
スピーカー装置の側断面図、図10は印刷配線基板の実
装部を示す側断面図である。図において、45はポール
ピース2の端面上に配設された印刷配線基板、40は印
刷配線基板45の基材、40aは絶縁層、40bは導電
パターン、41は印刷配線基板45上に実装されたチッ
プ状のコンデンサである。
【0056】基材40は、エポキシ,フェノール系など
の絶縁物材料以外にアルミニウム,鉄板等の導電性材料
を用いることができるが、ここでは、導電性材料を用い
て形成されている。絶縁層40aは、基材40の表面に
塗布,焼き付けなどの手段により形成されている。導電
パターン40bは、絶縁層40aの表面にエッチングな
どの手段で形成されているものである。コンデンサ41
は、いわゆるチップ部品と呼ばれる超小型の電子部品で
あり、半田31により導電パターン40b上に接続され
ている。また、印刷配線基板45は、接着などの手段に
よりポールピース2の端面上に取り付けられている。な
お、印刷配線基板45から端子5a,5bへの結線の構
成は、実施例1又は2と同様であり、図示及び説明を省
略する。
【0057】次に動作について説明する。上記スピーカ
ー装置であっても、実施例1と同様に、マルチチャンネ
ル再生システムにおける高音用スピーカとして高忠実度
な再生を実現するとともに、車両のインスツルメントパ
ネル等に装着し易い効果、あるいは断線,接触不良など
の故障の恐れがなく信頼性が向上するという効果を奏す
る。
【0058】しかも、上記装置は、超小型のチップ状コ
ンデンサ41を使用しているため、ポールピース2に穴
を形成していない構成でありながら、ネットワーク回路
を構成する部分が小型になり、印刷配線基板45上にさ
らにコンデンサを実装しても小型さが維持されて、上記
装着のし易さ等の効果が維持される。このため、ポール
ピース2に穴を加工する手数,費用が削減され、また、
コンデンサの容量が不足する場合には、さらにチップ状
コンデンサを複数並列に実装接続して容量を調整すると
いったように、設計の自由度が向上するという固有の効
果がある。
【0059】実施例5.次に、請求項5,6記載の発明
の一実施例を図11,12により説明する。図11は本
実施例のスピーカー装置の側断面図、図12は印刷配線
基板を示す斜視図である。図において、50は基材が鉄
板のような強磁性体で形成され、マグネット3及びポー
ルピース2を覆う保護カバー状の印刷配線基板、42は
この印刷配線基板50をポールピース2の端面に固定す
るネジである。
【0060】印刷配線基板50は、前記実施例4におけ
る印刷配線基板45と同様の積層構造であるが、この場
合導電パターン40bに相当する導電パターン50b
が、図12に示すようにネジ42を避けるように内端面
に形成されている。また、この印刷配線基板50の導電
パターン40bは、印刷配線基板50の内側面に沿って
両側に配設されたフレキシブルプリント基板31aによ
り端子5a,5bに接続されている。そして、コンデン
サ41は、この印刷配線基板50の内面に実装され、前
記導電パターン40bとフレキシブルプリント基板31
aにより端子5a,5bに接続されている。
【0061】次に動作について説明する。上記スピーカ
ー装置であっても、実施例1と同様に、マルチチャンネ
ル再生システムにおける高音用スピーカとして高忠実度
な再生を実現するとともに、車両のインスツルメントパ
ネル等に装着し易い効果、あるいは断線,接触不良など
の故障の恐れがなく信頼性が向上するという効果を奏す
る。
【0062】しかも、上記装置は、コンデンサ41が内
側に実装され印刷配線基板50が保護カバーとしても機
能するから、装置全体の構成が簡略化できる効果があ
る。また、コンデンサの容量が不足する場合には、さら
にチップ状コンデンサを複数並列に実装接続して容量を
調整するといったように、設計の自由度が向上するとい
う固有の効果がある。
【0063】さらに、印刷配線基板50の基材が強磁性
体により構成されているので、マグネット3からの漏れ
磁束を防止して、いわゆる防磁型スピーカーとすること
ができる。このため、スピーカー装置から漏れた磁束が
車両に搭載されたナビゲーションシステム等のCRTに
悪影響を与えて色ずれを起こす等の不具合や、ナビゲー
ションシステムの地磁気センサーに妨害を与えて位置情
報に誤差を生じる等の不具合が防止される。
【0064】実施例6.次に、請求項7記載の発明の一
実施例を図13により説明する。図13は本実施例のス
ピーカー装置の端子板4の構成とこの端子板4とボイス
コイル1dとの接続状態を示す図である。なお、本実施
例の場合、端子板としては端子5a,5cがかしめられ
て固定された端子板4のみが片側に設けられており、図
13に示す構成以外は、実施例1等と同様である。図1
3において、60aは、端子板4上に形成された導電パ
ターンである。
【0065】導電パターン60aは、一端側が端子5a
に接続され、他端側が端子5a及び端子5cの間の位置
において端子5bを形成している。そして、チップ状の
コンデンサ41は、導電パターン60aの途上に接続さ
れて端子板4上に実装されている。なお、端子5b,5
cは綿糸線1c,1bによりボイスコイル1dにそれぞ
れ接続されている。
【0066】次に動作について説明する。上記スピーカ
ー装置であっても、実施例1と同様に、マルチチャンネ
ル再生システムにおける高音用スピーカとして高忠実度
な再生を実現するとともに、車両のインスツルメントパ
ネル等に装着し易い効果、あるいは断線,接触不良など
の故障の恐れがなく信頼性が向上するという効果を奏す
る。
【0067】なお、チップ状のコンデンサ41は、必ず
しも絶縁物材料の上に配置する必要なない。例えば、フ
レーム1の表面に導電パターンを設けることにより、フ
レーム1上に実装することもでき、同様の効果を奏する
ことができる。さらにいえば、スピーカユニットを構成
する部品表面上ならどこにでもネットワーク回路を設け
ることができ、このように構成したスピーカユニット
は、小型化と高い信頼性と車両に対する良好な取り付け
性を期待できる。
【0068】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、ネットワークユニットに用いるコンデンサをそのス
ピーカーユニット自体のポールピース内に収容するよう
に構成したので、コンデンサが外部に露出してかさばる
ことがなく車両のインスツルメントパネル等に装着し易
くなり、自動車製造工程における生産性の向上等に貢献
できる効果がある。
【0069】請求項2記載の発明によれば、前記コンデ
ンサの電気接続部がポールピース端面上に設けた印刷配
線基板の導電パターン上にあるように構成したので、ネ
ットワークユニットに直接外力が加わらず、断線などの
故障がなく信頼性の高いネットワーク付きのスピーカー
システムが得られる効果がある。
【0070】請求項3記載の発明によれば、前記コンデ
ンサの電気接続部がポールピース端部を覆う保護カバー
に形成した導電パターン上にあるように構成したので、
やはりネットワークユニットに直接外力が加わらず、断
線などの故障がなく信頼性の高いネットワーク付きのス
ピーカーシステムが得られる効果がある。
【0071】請求項4記載の発明によれば、ポールピー
ス端面上に印刷配線基板を設け、これにクロスオーバー
ネットワーク用のコンデンサを面実装するように構成し
たので、上記コンデンサをほぼ平面に配置し得るととも
に、強固な接続が可能となる。このため、さらにスピー
カーユニットを小型化できさらに信頼性が向上する効果
がある。
【0072】請求項5記載の発明によれば、前記印刷配
線基板の形状はポールピース端部を覆う保護カバーと同
様の形状とし、この内面に設けた導電パターンに対して
前記コンデンサを面実装するように構成したので、スピ
ーカーユニットを小型化できるとともに、前記印刷配線
基板をスピーカーユニットの保護カバーとしても機能さ
せて、部品の供用化を図ることができる効果がある。
【0073】請求項6記載の発明によれば、前記保護カ
バー又は印刷配線基板は高透磁性材料を用いて形成する
ように構成したので、磁気シールド効果を発揮して、車
両等に設けられた他の電気機器に悪影響を与える恐れを
解消できる効果がある。
【0074】請求項7記載の発明によれば、クロスオー
バーネットワーク用のコンデンサを、チップ状とし、フ
レームに対して固定状態に設けられた端子板の平面部に
面実装するように構成したので、やはり上記コンデンサ
をほぼ平面に配置して小型化を図るとともに、強固な接
続が可能となる効果がある。
【0075】請求項8記載の発明によれば、クロスオー
バーネットワーク用のコンデンサを、チップ状とし、ス
ピーカフレーム上に面実装するように構成したので、や
はり上記コンデンサをほぼ平面に配置し小型化を図ると
ともに、強固な接続が可能となる効果がある。
【0076】請求項9記載の発明によれば、前記コンデ
ンサを収容する穴をポールピースの軸中心線上に形成す
るように構成したので、振動板の駆動のための磁界にほ
とんど影響を与えず、スピーカとしての性能が高く維持
される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,2,9記載の発明の一実施例による
スピーカー装置を示す側断面図である。
【図2】請求項1,2,9記載の発明の一実施例による
スピーカー装置における端子とフレキシブルプリント基
板の接続方法を示す部分詳細図である。
【図3】請求項1,2,9記載の発明の一実施例による
スピーカー装置の斜視図である。
【図4】請求項1,2,9記載の発明の一実施例による
スピーカー装置におけるフレームと端子板の構造を示す
部分詳細図である。
【図5】請求項1,2,9記載の発明の一実施例による
スピーカー装置においてネットワーク部品を抜き出した
状態を示す側断面図である。
【図6】請求項1,2,9記載の発明の他の実施例によ
るスピーカー装置の側断面図である。
【図7】請求項3記載の発明の一実施例によるスピーカ
ー装置の側断面図である。
【図8】請求項3記載の発明の一実施例によるスピーカ
ー装置の斜視図である。
【図9】請求項4記載の発明の一実施例によるスピーカ
ー装置の側断面図である。
【図10】請求項4記載の発明の一実施例によるスピー
カー装置における印刷配線基板の実装部を示す側断面図
である。
【図11】請求項5,6記載の発明の一実施例によるス
ピーカー装置の側断面図である。
【図12】請求項5,6記載の発明の一実施例によるス
ピーカー装置における印刷配線基板を示す斜視図であ
る。
【図13】請求項7記載の発明の一実施例のスピーカー
装置の端子板の構成とこの端子板とボイスコイルとの接
続状態を示す図である。
【図14】クロスオーバネットワーク用回路を備える高
音用スピーカーユニットと低音用スピーカユニットとの
組み合わせの一例を示す回路図である。
【図15】従来のネットワーク付き車載用スピーカーユ
ニットを示す外観図である。
【図16】従来のスピーカユニットを構成する部品のう
ちネットワーク部分の構成を示す図である。
【図17】従来のスピーカーユニットを車両に取付ける
際の取付け状態の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 フレーム 1a 振動板 1d ボイスコイル 2 ポールピース 2a 穴 3 マグネット 4 端子板 12b,41 コンデンサ 31b,35a,40b,50a,60a 導電パタン
ーン 35 保護カバー 45,50 印刷配線基板

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マグネットが取り付けられたポールピー
    スと、このポールピースにより生じる磁界において所定
    の電磁力を受けるように配設されたボイスコイルと、こ
    のボイスコイルに連結されて前記電磁力により前記ボイ
    スコイルとともに振動して音声を発生させる振動板と、
    前記ボイスコイルに音声信号を入力する入力信号電路上
    にハイパスフィルター又はローパスフィルターを形成す
    べく挿入されたクロスオーバーネットワーク用のコンデ
    ンサとを備え、前記音声信号のうちの高音域あるいは低
    音域のみを主に再生するスピーカー装置において、前記
    コンデンサを前記ポールピースの端面に穿った穴の中に
    収容したことを特徴とするスピーカー装置。
  2. 【請求項2】 前記入力信号電路の一部となる導電パタ
    ーンを有する印刷配線基板を前記ポールピースの端面上
    に配設し、前記コンデンサの前記入力信号電路への電気
    接続部を前記印刷配線基板の導電パターン上に形成した
    ことを特徴とする請求項1記載のスピーカー装置。
  3. 【請求項3】 前記入力信号電路の一部となる導電パタ
    ーンを有する保護カバーを前記ポールピースの端部を覆
    うように配設し、前記コンデンサの前記入力信号電路へ
    の電気接続部を前記保護カバーの導電パターン上に形成
    したことを特徴とする請求項1記載のスピーカー装置。
  4. 【請求項4】 マグネットが取り付けられたポールピー
    スと、このポールピースにより生じる磁界において所定
    の電磁力を受けるように配設されたボイスコイルと、こ
    のボイスコイルに連結されて前記電磁力により前記ボイ
    スコイルとともに振動して音声を発生させる振動板と、
    前記ボイスコイルに音声信号を入力する入力信号電路上
    にハイパスフィルター又はローパスフィルターを形成す
    べく挿入されたクロスオーバーネットワーク用のコンデ
    ンサとを備え、前記音声信号のうちの高音域あるいは低
    音域のみを主に再生するスピーカー装置において、前記
    入力信号電路の一部となる導電パターンを有する印刷配
    線基板を前記ポールピース端面上に配設し、この印刷配
    線基板に前記コンデンサを面実装し、前記コンデンサの
    前記入力信号電路への電気接続部を前記印刷配線基板の
    導電パターン上に形成したことを特徴とするスピーカー
    装置。
  5. 【請求項5】 前記印刷配線基板の形状を前記ポールピ
    ース端部を覆う保護カバーと同様の形状とし、前記導電
    パターンをこの印刷配線基板の内面に形成し、前記コン
    デンサを前記印刷配線基板の内面に面実装したことを特
    徴とする請求項4記載のスピーカー装置。
  6. 【請求項6】 前記保護カバー又は印刷配線基板を高透
    磁性材料を用いて形成したことを特徴とする請求項3又
    は5記載のスピーカー装置。
  7. 【請求項7】 マグネットが取り付けられたポールピー
    スと、このポールピースにより生じる磁界において所定
    の電磁力を受けるように配設されたボイスコイルと、こ
    のボイスコイルに連結されて前記電磁力により前記ボイ
    スコイルとともに振動して音声を発生させる振動板と、
    この振動板及び前記ポールピースを保持するフレーム
    と、前記ボイスコイルに音声信号を入力する入力信号電
    路上にハイパスフィルター又はローパスフィルターを形
    成すべく挿入されたクロスオーバーネットワーク用のコ
    ンデンサとを備え、前記音声信号のうちの高音域あるい
    は低音域のみを主に再生するスピーカー装置において、
    前記入力信号電路の一部となる導電パターンを有する端
    子板を前記フレームに固設し、前記コンデンサをチップ
    状として前記端子板の平面部に面実装し、前記コンデン
    サの前記入力信号電路への電気接続部を前記端子板の導
    電パターン上に形成したことを特徴とするスピーカー装
    置。
  8. 【請求項8】 マグネットが取り付けられたポールピー
    スと、このポールピースにより生じる磁界において所定
    の電磁力を受けるように配設されたボイスコイルと、こ
    のボイスコイルに連結されて前記電磁力により前記ボイ
    スコイルとともに振動して音声を発生させる振動板と、
    この振動板及び前記ポールピースを保持するフレーム
    と、前記ボイスコイルに音声信号を入力する入力信号電
    路上にハイパスフィルター又はローパスフィルターを形
    成すべく挿入されたクロスオーバーネットワーク用のコ
    ンデンサとを備え、前記音声信号のうちの高音域あるい
    は低音域のみを主に再生するスピーカー装置において、
    前記入力信号電路の一部となる導電パターンを前記フレ
    ームに形成し、前記コンデンサをチップ状として前記フ
    レーム上に面実装し、前記コンデンサの前記入力信号電
    路への電気接続部を前記フレームの導電パターン上に形
    成したことを特徴とするスピーカー装置。
  9. 【請求項9】 前記コンデンサを収容する穴は、前記ポ
    ールピースの軸中心線上に形成したことを特徴とする請
    求項1記載のスピーカー装置。
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