JP2021025158A - 衣服本体及び衣服 - Google Patents

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Abstract

【課題】送風装置が外れ難くい構造を有する衣服本体、及び、衣服本体に送風装置が取り付けられた衣服を提供する。【解決手段】衣服本体10は、服地部11と、補強部材12と、裏地部13とを備え、服地部、補強部材及び裏地部には、それぞれ、外気を取り込む送風装置を取り付けるための貫通穴116、131が形成され、補強部材は服地部上に、貫通穴の中心が貫通穴116の中心と略一致した状態で配置されている。裏地部は補強部材上に、貫通穴131の中心が貫通穴116の中心と略一致した状態で配置されている。服地部と、補強部材と、裏地部とは、各取付穴116、131よりも外側に位置する第一縫合線S1と、第一縫合線よりも外側に位置する第二縫合線S2とによって縫合されている。【選択図】図2

Description

本発明は、衣服本体及び衣服に関する。
外気を取り込む送風装置を備えた衣服が知られている(例えば特許文献1)。このような衣服では、送風装置を駆動させることにより衣服内に外気を取り込み、衣服内を流れる気体によって着用者の体を冷却する。
また、取り付けた送風装置が簡単には外れないようにするために、衣服のうち、送風装置を取り付ける部位に補強板を縫合した衣服も知られている(例えば特許文献2、特許文献3)。
特開2018−193622号公報 特許第5672642号公報 WO2006/009108号公報
従来の衣服では、送風装置の取付箇所の強度が十分とは言えなかった。そのため、送風装置の繰り返しの着脱に伴い取付箇所が変形し、送風装置の取付が緩くなることがあった。
本発明は、送風装置が外れ難くい構造を有する衣服本体、及び、当該衣服本体に送風装置が取り付けられた衣服を提供することを目的とする。
本発明は以下に掲げる態様の発明を提供する。
(項目1)
外気を取り込む送風装置を取り付けるための第一取付穴が形成された服地部と、
前記送風装置を取り付けるための第二取付穴を有し、前記第二取付穴の中心が前記第一取付穴の中心と略一致して前記服地部上に配置された補強部材と、
前記送風装置を取り付けるための第三取付穴を有し、前記第三取付穴の中心が前記第一取付穴の中心と略一致して前記補強部材上に配置された裏地部と、
を備え、
前記服地部と、前記補強部材と、前記裏地部とは、各取付穴よりも外側に位置する第一縫合線と、前記第一縫合線よりも外側に位置する第二縫合線と、によって縫合されている、
衣服本体。
(項目2)
前記補強部材の外縁の輪郭形状は、前記裏地部の外縁の輪郭形状と同じである、
項目1に記載の衣服本体。
(項目3)
前記裏地部の外縁の輪郭形状、及び、前記補強部材の外縁の輪郭形状は、矩形状である、
項目1又は2に記載の衣服本体。
(項目4)
前記裏地部の外縁の輪郭形状は、矩形状であり、
前記補強部材の外縁の輪郭形状は、角丸矩形状である、
項目1又は2に記載の衣服本体。
(項目5)
前記第二取付穴の内縁から前記補強部材の外縁までの距離は8mm以上である、
項目1から4のいずれか1項に記載の衣服本体。
(項目6)
項目1から5のいずれか1項に記載の衣服本体の前記第一取付穴、前記第二取付穴及び前記第三取付穴に前記送風装置が取り付けられて成る衣服。
本発明の衣服では、第二縫合線の位置にも補強部材が存在し、第二縫合線によっても、服地部、補強部材及び裏地部が互いに縫合されている。これにより、服地部、補強部材及び裏地部をより強固に固定することができるため、補強部材が変形し難くなる。その結果、送風装置を繰り返し着脱しても、送風装置の強固な取付を維持できる。
(a)衣服の正面図、(b)衣服の背面図である。 (a)衣服本体の背面図(外面側から見た図)、(b)内面側から見た衣服本体の貫通穴付近の拡大図、(c)(a)のIIc−IIc線端面図である。 補強部材の平面図である。 (a)送風装置の分解平面図、(b)送風装置の組立平面図である。 送風装置取付部の製造手順を示す図である。 送風装置取付部の製造手順を示す図である。 送風装置取付部の製造手順を示す図である。 送風装置取付部の製造手順を示す図である。 送風装置取付部の製造手順を示す図である。
本発明の衣服1及び衣服本体10について図面を参照しながら説明する。以下では、衣服1としてジャンパタイプの上半身用衣服を例に挙げ説明する。しかしながら、本発明は当該実施形態に限定されず、その主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
<1 衣服>
図1(a)は衣服1の正面図、図1(b)は衣服1の背面図である。図1(a)に示すように、着用者を基準として、衣服1及び衣服本体10の上下方向及び左右方向を規定する。また、「衣服本体の内面」とは「着用者側の面」のことを意味し、「衣服本体の外面」とは「内面と反対側の面」のことを意味する。
衣服1は、衣服本体10と、送風装置20と、電源手段(不図示)と、を備える。送風装置20は、衣服本体10に着脱可能に取り付けられている。電源手段は、送風装置20を駆動するための電気的手段であり、送風装置20と接続されている。送風装置20を起動することにより、衣服本体10内に外気が取り込まれ、着用者の体を冷却することができる。以下、衣服1の各構成要素について詳細に説明する。
<1−1 衣服本体>
図1から図3を参照して衣服本体について説明する。図2(a)は衣服本体10の背面図、図2(b)は衣服本体10の内面側から見た部分拡大図、図2(c)は図2(a)のIIc−IIc線端面図である。
衣服本体10は、服地部11と、補強部材12(図2(c)参照)と、裏地部13(図2(b)及び(c)参照)と、を備える。服地部11は、前身頃111と、後身頃112と、袖部113と、襟部114と、絞り部115と、を備える。前身頃111、後身頃112、袖部113、襟部114及び絞り部115は縫合により接続されている。
服地部11の素材は、柔軟性を有し、内面側から外面側へ気体が流通し難い素材から成る。服地部11の素材は例えばポリエステルである。
絞り部115は、前身頃111の下端及び後身頃112の下端に設けられている。絞り部115は、ゴムなどの伸縮性素材を内包している。これにより、絞り部115は、その身幅が前身頃111及び後身頃112の上下方向における中間部の身幅よりも小さくなるよう絞られている。絞り部115は、好ましくは着用者の体に密着する。
後身頃112の腰部には、左右方向に間隔をあけて、二つの円形の貫通穴116が設けられている。後身頃112のうち、貫通穴116が設けられた箇所の内面上には補強部材12が配置されている。補強部材12上には、裏地部13が配置されている。補強部材12及び裏地部13は、後身頃112と共に、送風装置20を取り付けるための送風装置取付部を構成している。
図3は、補強部材12の平面図である。補強部材12は、中央に円形の貫通穴121を有し、輪郭形状が矩形状(例えば正方形)の部材から成る。補強部材12は、服地部11及び裏地部13よりも剛性が高く、変形し難い材料から成る。補強部材12は、例えば0.2mm〜0.3mmの厚みを有するプラスチック製のシートから作製される。補強部材12の外縁と貫通穴121の内縁との間の間隔は8mm以上であることが好ましい。
裏地部13は中央に円形の貫通穴131を有し、輪郭形状が矩形状(例えば正方形)の部材から成る(図5(b)参照。ただし、図5(b)に示す裏地部13は貫通穴131が形成される前の状態を示す)。裏地部13の一辺の長さは、補強部材12の一辺の長さよりも大きい。裏地部13は、例えば服地部11と同一の素材から作製することができる。
図2(c)に示すように、後身頃112の貫通穴116の中心、補強部材12の貫通穴121の中心、及び裏地部13の貫通穴131の中心は略一致している。後述するように、これらの貫通穴116、121、131には、送風装置20の一部が挿入される。
後身頃112の貫通穴116の直径、補強部材12の貫通穴121の直径、及び裏地部13の貫通穴131の直径はいずれも後述する送風装置20の円筒部213aの直径D1(図4(a)参照)よりもわずかに大きい。また、後身頃112の貫通穴116の直径は、後述する送風装置20のフランジ部212の直径D2(図4(a)参照)よりも小さい。
図2に示すように、後身頃112、補強部材12及び裏地部13は、貫通穴116、121、131と同心円状の第一縫合線S1によって互いに縫合されている。さらに、後身頃112、補強部材12及び裏地部13は、第一縫合線S1よりも外側の位置において、第二縫合線S2によって互いに縫合されている。第二縫合線S2は、裏地部13の外縁と略平行に延びている。つまり、第二縫合線S2は、矩形状である。
<1−2 送風装置及び電源手段>
図4(a)は送風装置20の分解平面図、図4(b)は送風装置20の組立平面図である。送風装置20はファンであり、本体部21と、リング22と、羽根(不図示)と、駆動部(不図示)と、を備える。本体部21は、第一部分211と、フランジ部212と、第二部分213と、係止爪214とを備える。
第一部分211は、複数の開口部(不図示)を有している。フランジ部212は、第一部分211の外縁から外方に延びている。フランジ部212の外縁は円形である。第二部分213は、円筒部213aと、ドーム部213bとを備える。円筒部213aは、フランジ部212の外縁よりも内側の位置から立ち上がっている。つまり、円筒部213aの直径D1はフランジ部212の直径D2よりも小さい。ドーム部213bは円筒部213aと一体形成され、円筒部213aから内方に傾斜している。ドーム部213bは複数の開口部を有する。係止爪214は、第二部分213の外面に、径方向における対称位置に1つずつ設けられている。
羽根及び羽根を駆動させる駆動部(例えばモータ)は本体部21内に収容されている。
リング22は円筒状部材から成り、リング本体221と、係止爪(不図示)とを備える。リング22は、本体部21に着脱可能に取り付けられる。リング本体221の内径D3は円筒部213aの直径D1よりも大きく、リング本体221の外径D4はフランジ部212の直径D2と略同じである。係止爪は、リング本体221の内面に、径方向における対称位置にそれぞれ1つずつ設けられている。リング22の係止爪は、本体部21の係止爪214に着脱可能に係止可能である。
電源手段は、電源と、ケーブルと、を備え、送風装置20に電力を供給する。電源は好ましくは携帯型電源である。ケーブルは、電源と、送風装置20の駆動部とを電気的に接続している。
送風装置取付部に送風装置20を取り付ける際には、まず本体部21を衣服本体10の外面側から貫通穴116、121、131に挿入する。このとき、後身頃112の貫通穴116の直径はフランジ部212の直径D2よりも小さいため、図4(b)に示すように、第一部分211及びフランジ部212は貫通穴116内には挿入されず、後身頃112の外面側に位置する。次に、衣服本体10の内面側からリング22を本体部21に嵌め込み、本体部21の係止爪214とリング22の係止爪とを係止する。こうして、後身頃112、補強部材12及び裏地部13をフランジ部212とリング22とで挟み込む。
電源手段によって駆動部及び羽根を回転させると、第一部分211から外気が流入し、第二部分213のドーム部213bから外気が衣服本体10内に流出する。衣服本体10の下部には絞り部115が設けられているため、絞り部115と着用者との間の隙間からは、外気は排出され難くなっている。したがって、衣服本体10内に流入した外気のほとんどは上昇し、襟部114と着用者との間の隙間、及び、袖部113と着用者との間の隙間から衣服本体10外へ排出される。
<2 送風装置取付部の製造方法>
以下では、送風装置取付部の製造手順について説明する。図5から図9は送風装置取付部の製造方法の手順を示す図である。送風装置取付部の製造方法は特許文献2に開示された方法とほぼ同一の手順で行われるため、簡潔に説明する。なお、送風装置取付部の製造は、製造容易性の観点から、後身頃112が服地部11の他の部位(前身頃111など)と縫合される前の状態(すなわち、生地から切り出されたパーツの状態)で行われることが好ましい。したがって、縫合後の後身頃112と区別するため、送風装置取付部の製造段階における後身頃を、「後身頃パーツ14」と表記する。
図5(a)及び(b)に示すように、後身頃パーツ14及び裏地部13を準備する。この段階の後身頃パーツ14には未だ貫通穴116は形成されていない。また、裏地部13には、未だ貫通穴131は形成されていない。
図6(a)に示すように、裏地部13に、円Cを描く。この円Cの直径は送風装置20の円筒部213aの直径D1よりもわずかに大きい。
図6(b)に示すように、後身頃パーツ14のうち、貫通穴116を形成予定の箇所の一方側の面に、裏地部13を配置する。
図6(c)及び(d)に示すように(図6(d)は(c)を反対側の面から見たときの図である)、後身頃パーツ14と裏地部13とを、円Cに沿って縫合する。円Cに沿った縫合線を、第三縫合線S3と表記する。
図7(a)及び(b)に示すように(図7(b)は(a)を反対側の面から見たときの図である)、第三縫合線S3の内側に、円形の貫通穴15を形成する。貫通穴15の直径は、補強部材12の貫通穴121の直径、及び、第三縫合線S3(円C)の直径よりも小さい。貫通穴15の直径は第三縫合線S3の直径よりも小さいため、貫通穴15の内縁と第三縫合線S3との間には、後身頃パーツ14及び裏地部13が残存することになる。このように、貫通穴15の内縁と第三縫合線S3との間に後身頃パーツ14及び裏地部13の一部を残すため、貫通穴15の直径は、第三縫合線S3の直径の0.5〜0.9倍であることが好ましい。
図8(a)及び(b)に示すように(図8(b)は(a)を反対側の面から見たときの図である)、貫通穴15の内縁と第三縫合線S3との間に存在する後身頃パーツ14及び裏地部13に複数の切り込みを入れる。具体的には、貫通穴15の内縁から第三縫合線S3に向けた切り込みを、貫通穴15の周方向に間隔をあけて複数形成する。周方向における切り込み間の間隔は均一でなくてもよい。切り込みはできる限り、第三縫合線S3の近傍まで入れることが好ましい。この切り込みにより、裏地部13の切り込み片132と、後身頃パーツ14の切り込み片141とが形成される。
図9(a)に示すように、補強部材12を、その貫通穴121の中心が貫通穴15の中心と一致するよう、後身頃パーツ14の他方側の面(すなわち、裏地部13が配置されている側とは反対側の面)に配置する。
図9(b)に示すように、後身頃パーツ14の一方側の面に配置された裏地部13を、貫通穴15を通して他方側(すなわち、補強部材12が配置された側)に引き出す。
図9(c)に示すように、引き出した裏地部13を補強部材12上に被せるように折り返す。前記の通り、裏地部13の一辺の長さは補強部材12の一辺の長さよりも大きいため、補強部材12は裏地部13によって覆われる。
図2(c)及び図9(d)に示すように(図9(d)では明確性のため切り込み片132を除いて裏地部13は省略している)、裏地部13を折り返すことにより、裏地部13の切り込み片132、及び、後身頃パーツ14の切り込み片141も補強部材12上に折り返される(図9(d)において切り込み片141は切り込み片132と重なっているため見えない)。こうして、貫通穴116及び貫通穴131が形成される。
後身頃パーツ14、補強部材12、及び裏地部13を互いに縫合する。図2(a)から図2(c)に示すように、まず、貫通穴116、121、131の内縁よりも外側の位置で、且つ、切り込み片132、141の外縁よりも内側の位置において、貫通穴116、121、131と同心円状に縫合する。こうして、第一縫合線S1により、切り込み片132を含む裏地部13、切り込み片141を含む後身頃パーツ14及び補強部材12が共に縫合される。
次に、図2(a)から図2(c)に示すように、切り込み片132、141の外縁よりも外側の位置で、且つ、補強部材12の外縁よりも内側の位置において、裏地部13の外縁(辺)と略平行に縫合する。こうして、第二縫合線S2により、後身頃パーツ14、補強部材12及び裏地部13が共に縫合される。このときの縫合は、できる限り裏地部13の外縁近傍の箇所で行われることが好ましい。
<3 特徴>
本発明では、第二縫合線S2の位置にも補強部材12が存在し、第二縫合線S2によっても、後身頃112、補強部材12及び裏地部13が互いに縫合されている。これにより、後身頃112、補強部材12及び裏地部13をより強固に固定することができるため、補強部材13が変形し難くなる。
また、後身頃112及び裏地部13は柔軟な材料であるため縫合しにくい。本発明では、第二縫合線S2による縫合予定箇所まで補強部材12が存在しており、後身頃112(後身頃パーツ14)及び裏地部13と共に補強部材12も縫合するため、後身頃112及び裏地部13のみを縫合する場合と比較して縫合がし易くなる。
補強部材12を作製する際には、通常、一枚の大きな矩形状のシートから切り出すことにより作製される。従来のように輪郭形状が円形の場合には、材料のロスがでる。これに対し、補強部材12の輪郭形状を矩形状にすることにより、材料のロスを減らすことができる。
補強部材12の外縁と貫通穴121の内縁との間の間隔が8mm以上であることにより、縫い代が大きくなるため、縫合が行い易くなる。さらに、補強部材12の外縁と貫通穴121の内縁との間の面積が大きくなるため、送風装置取付部が変形し難くなり、送風装置20を繰り返し着脱しても、送風装置20が外れ難くなる。
<4 変形例>
衣服1及び衣服本体10の変形例について説明する。以下で説明する変形例は、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜組み合わせ可能である。
(1)補強部材12の形状は、矩形状に限定されず、三角形や台形などの多角形や、多角形の角を丸くした角丸多角形(例えば、角丸矩形状)であってもよい。矩形状の角を丸くすることにより、尖った角によって服地部11や裏地部13が損傷することを防止できる。
(2)裏地部13は衣服本体10を外面から見たとき、補強部材12が露出しないよう補強部材12を覆うことが可能な大きさ及び形状を有していればよい。
(3)第二縫合線S2は必ずしも裏地部13の外縁と略平行である必要はないが、略平行であるほうが美的外観の観点から好ましい。
(4)衣服本体10は上半身用衣服本体に限定されず、ズボンなどの下半身用衣服本体であってもよい。
1 衣服
10 衣服本体
11 服地部
116 貫通穴(第一取付穴)
12 補強部材
121 貫通穴(第二取付穴)
13 裏地部
131 貫通穴(第三取付穴)
20 送風装置
S1 第一縫合線
S2 第二縫合線

Claims (6)

  1. 外気を取り込む送風装置を取り付けるための第一取付穴が形成された服地部と、
    前記送風装置を取り付けるための第二取付穴を有し、前記第二取付穴の中心が前記第一取付穴の中心と略一致して前記服地部上に配置された補強部材と、
    前記送風装置を取り付けるための第三取付穴を有し、前記第三取付穴の中心が前記第一取付穴の中心と略一致して前記補強部材上に配置された裏地部と、
    を備え、
    前記服地部と、前記補強部材と、前記裏地部とは、各取付穴よりも外側に位置する第一縫合線と、前記第一縫合線よりも外側に位置する第二縫合線と、によって縫合されている、
    衣服本体。
  2. 前記補強部材の外縁の輪郭形状は、前記裏地部の外縁の輪郭形状と同じである、
    請求項1に記載の衣服本体。
  3. 前記裏地部の外縁の輪郭形状、及び、前記補強部材の外縁の輪郭形状は、矩形状である、
    請求項1又は2に記載の衣服本体。
  4. 前記裏地部の外縁の輪郭形状は、矩形状であり、
    前記補強部材の外縁の輪郭形状は、角丸矩形状である、
    請求項1又は2に記載の衣服本体。
  5. 前記第二取付穴の内縁から前記補強部材の外縁までの距離は8mm以上である、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の衣服本体。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の衣服本体の前記第一取付穴、前記第二取付穴及び前記第三取付穴に前記送風装置が取り付けられて成る衣服。
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