JP2021024594A - 定量吐出キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】内容液を必要に応じてストレート状にもシャワー状にも吐出できる定量吐出キャップを提供する。【解決手段】シャワー吐出口12を備える内側部材9とストレート吐出口13を備える外側部材7とを有し、内側部材9は、収容空間Sとシャワー吐出口12とを連通させる内側流路R1と、定量栓4を内側流路R1を開放する初期位置と内側流路R1を閉塞する閉塞位置との間で軸方向に移動可能に保持する保持筒9aとを有し、外側部材7は、ストレート吐出口13がシャワー吐出口12と整列するシャワー吐出位置と、ストレート吐出口13がシャワー吐出口12からずれるストレート吐出位置との間で、口部2aの軸心の周りに回転可能であることを特徴とする定量吐出キャップ1。【選択図】図1

Description

本発明は、定量吐出キャップに関する。
容器本体の口部に装着される定量吐出キャップが知られている。例えば、特許文献1に記載される定量吐出キャップは、吐出口と、容器本体内の内容液の収容空間と吐出口とを連通させる流路と、定量栓を流路を開放する初期位置と流路を閉塞する閉塞位置との間で軸方向に移動可能に径方向内側に保持する保持筒と、定量栓を初期位置から閉塞位置まで移動するように内容液を収容空間から保持筒の径方向内側に導入する導入口とを有している。
したがって、容器本体を傾倒してスクイズすると、収容空間内の内容液は、導入口を通じて保持筒の径方向内側に導入されて定量栓を初期位置から閉塞位置に向けて移動しつつ、流路を流れて吐出口から吐出される。そして定量栓が閉塞位置に達すると、流路が閉塞されて内容液の吐出が停止する。このように、定量栓が初期位置から閉塞位置まで移動する間だけ内容液を吐出できるので、一度に吐出する内容液の量を略一定に規制した定量吐出が可能となる。
特開2015−30488号公報
しかし、特許文献1に記載されるような定量吐出キャップは、内容液をシャワー状ではなく、ストレート状にしか吐出することができない。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、内容液を必要に応じてストレート状にもシャワー状にも吐出できる定量吐出キャップを提供することにある。
本発明の定量吐出キャップは、容器本体の口部に保持されるとともに前記口部に対して偏心して配置された複数孔からなるシャワー吐出口を備える内側部材と、前記シャワー吐出口よりも大口径の単数孔からなるストレート吐出口を備える外側部材とを有し、前記内側部材は、前記容器本体内の内容液の収容空間と前記シャワー吐出口とを連通させる内側流路と、定量栓を前記内側流路を開放する初期位置と前記内側流路を閉塞する閉塞位置との間で軸方向に移動可能に径方向内側に保持する保持筒と、前記定量栓を前記初期位置から前記閉塞位置まで移動するように前記内容液を前記収容空間から前記保持筒の径方向内側に導入する導入口とを有し、前記外側部材は、前記ストレート吐出口が前記シャワー吐出口と整列することで前記シャワー吐出口から前記内容液をシャワー状に吐出可能とするシャワー吐出位置と、前記ストレート吐出口が前記シャワー吐出口からずれることで、前記内容液を前記シャワー吐出口から前記ストレート吐出口に向けて前記外側部材と前記内側部材との間の外側流路を通じて流すことにより、前記ストレート吐出口から前記内容液をストレート状に吐出可能とするストレート吐出位置との間で、前記口部の軸心の周りに回転可能であることを特徴とする。
本発明の定量吐出キャップは、上記構成において、前記内側部材が、前記口部に保持されるとともに前記保持筒における前記初期位置側の一端側部分を有する内側部材本体と、前記内側部材本体に保持されるとともに前記シャワー吐出口と前記保持筒の他端側部分とを有する付加部材とで構成されるのが好ましい。
本発明によれば、内容液を必要に応じてストレート状にもシャワー状にも吐出できる定量吐出キャップを提供することができる。
本発明の第1の実施形態である定量吐出キャップを有する容器を示す縦断面図である。 図1に示す容器から内容液をストレート状に吐出している様子を示す縦断面図である。 図1に示す容器から内容液をシャワー状に吐出している様子を示す縦断面図である。 本発明の第2の実施形態である定量吐出キャップを有する容器を示す縦断面図である。 図4に示す状態から外側部材を半回転した状態を示す縦断面図である。 図4に示す容器から内容液をシャワー状に吐出している様子を示す縦断面図である。 図4に示す容器から内容液をストレート状に吐出している様子を示す縦断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明をより具体的に例示説明する。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態である定量吐出キャップ1(以下、キャップ1ともいう)は、容器本体2の口部2aに装着されることで、容器3を構成している。
容器本体2は、円筒状の口部2aと口部2aの下端部に連なる有底筒状の胴部2bとを有している。なお、口部2aは円筒状以外の筒状であってもよい。容器本体2の内部は、内容液Lを収容する収容空間Sとなっている。胴部2bはスクイズ(圧搾操作)可能な可撓性を有している。なお、胴部2bは有底筒状に限らず、種々の形状に設計可能である。容器本体2は、例えば合成樹脂製であり、例えばブロー成形によって形成される。
なお、本実施形態において上下方向とは、キャップ1を口部2aに装着し、図1に実線で示すようにキャップ1を閉じた状態で、口部2aの軸心である中心軸線Oに沿う方向を意味し、上方とは胴部2bから口部2aに向かう方向を意味し、下方とはその反対方向を意味している。また、本実施形態において、中心軸線Oを含む断面を縦断面という。
内容液Lの種類は、例えば化粧品、食品等であってよく、特に限定されない。また、内容液Lの粘度も特に限定されない。
キャップ1は、定量栓4、内側本体部材5、付加部材6、外側部材7及び上蓋8を有している。また、内側本体部材5と付加部材6とで内側部材9が構成されている。定量栓4は内側部材9の内部に挿入されている。外側部材7及び上蓋8は、一体に形成された外キャップ部材10を構成している。より具体的には、上蓋8はヒンジ11を介して外側部材7に回動可能に連結している。なお、外側部材7及び上蓋8は別体に形成してもよい。付加部材6は内側本体部材5に嵌め込まれ、内側本体部材5は口部2aに保持され、外側部材7は口部2aに周方向に沿って回転可能に保持されている。定量栓4、内側本体部材5、付加部材6及び外キャップ部材10の各々は、例えば合成樹脂製であり、例えば射出成形によって形成される。
付加部材6は、口部2aに対して偏心して配置された複数孔(例えば4つの孔12a)からなるシャワー吐出口12を有している。外側部材7は、シャワー吐出口12よりも大口径の単数孔からなるストレート吐出口13を有している。内側部材9には、収容空間Sとシャワー吐出口12とを連通させる内側流路R1が設けられており、内側部材9(後述する天壁6b)と外側部材7(後述する上部壁7d)との間には、シャワー吐出口12とストレート吐出口13とを連通させる外側流路R2が設けられている。
定量栓4は、有底筒状をなしている。しかし、定量栓4の形状はこれに限らず、例えば柱状又は球状等であってもよい。
内側部材9は、円筒状の保持筒9aと、保持筒9aの下端部、つまり後述する初期位置側の端部から径方向内側に延びる保持筒端部壁9bとを有している。保持筒9aは口部2aの中心軸線Oと同心に配置されているが、これに限らない。
保持筒9aは、定量栓4を、内側流路R1を開放する初期位置と内側流路R1を閉塞する閉塞位置との間で軸方向、つまり上下方向に移動可能に、径方向内側に保持している。図1では、初期位置に位置するときの定量栓4を実線で示す一方、閉塞位置に位置するときの定量栓4を二点鎖線で示している。初期位置は保持筒9aの下端位置であり、閉塞位置は保持筒9aの上端位置となっている。
また、内側部材9は、定量栓4を初期位置から閉塞位置まで移動するように内容液Lを収容空間Sから保持筒9aの径方向内側に導入する2つの導入口9cを有している。2つの導入口9cは保持筒9aの軸心を挟んで配置されている。各々の導入口9cは、保持筒9aと保持筒端部壁9bとに跨って形成されている。しかし、各々の導入口9cを設ける位置はこれに限らず、例えば、各々の導入口9cを保持筒9aの下端部のみに形成する構成としてもよい。なお、導入口9cの数は2つに限らず、適宜設計が可能である。また、内側部材9が保持筒端部壁9bを有さない構成としてもよい。
保持筒9aは、初期位置と閉塞位置との間に位置する2つの貫通口9dを有するとともに、閉塞位置に位置する1つの連通口9eを有している。つまり、内側流路R1は2つの貫通口9dと1つの連通口9eとを含んでいる。なお、貫通口9d及び連通口9eの数は適宜変更が可能である。
保持筒9aは、内側本体部材5に設けられた下部保持筒5aと、付加部材6に設けられた上部保持筒6aとで構成されている。つまり、内側本体部材5は、保持筒9aにおける初期位置側の一端側部分である下部保持筒5aを有し、付加部材6は、保持筒9aにおける他端側部分である上部保持筒6aを有している。各々の貫通口9dは下部保持筒5aの上端部に設けられているが、これに限らず、貫通口9dの位置は適宜設計可能である。
下部保持筒5aの上端部からは、外筒5bが段差状に拡径して上方に延びている。外筒5bの上端部からは、フランジ壁5cが径方向外側に延びている。付加部材6に設けられた天壁6bとフランジ壁5cとの間には、内側流路R1における連通口9eとシャワー吐出口12との間の部分を構成する隙間Gが形成されている。隙間Gは、フランジ壁5cに設けられた径方向外側に向けて上方にオフセットする段差部5dによって形成されている。
フランジ壁5cの外周縁部からは、係合筒5eが下方に延びている。係合筒5eは、軸方向係止部5fと周方向係止部5gとを介して口部2aの外周面に取付られている。軸方向係止部5fは互いに係合する環状凸部で構成されているが、これに限らない。周方向係止部5gは、互いに係合する口部2a側の突起群と係合筒5e側の突起とで構成されているが、これに限らない。このように、内側本体部材5は口部2aに固定状態で保持されている。
フランジ壁5cにおける係合筒5eと段差部5dとの間の部分からは、シール筒5hが下方に延び、口部2aの内周面に密接している。なお、シール筒5hを設けない構成としてもよい。フランジ壁5cにおける段差部5dよりも径方向外側の部分からは、嵌合筒5iが上方に延びている。嵌合筒5iの内周面には、付加部材6の天壁6bの外周縁部の下面がフランジ壁5cにおける段差部5dよりも径方向外側の部分の上面に接した状態で、付加部材6の天壁6bの外周縁部が嵌合している。
付加部材6の天壁6bは上部保持筒6aの上端部に連結している。また、天壁6bは、上部保持筒6aよりも径方向外側の部分に位置するシャワー吐出口12を有している。また、天壁6bの下面とフランジ壁5cの上面における段差部5dよりも径方向内側の部分との間には、フランジ壁5cに対して天壁6bを周方向に係止する係止部6cが設けられている。係止部6cは、例えば、2つの凸部とその間に嵌る1つの凸部とで構成される。このように、付加部材6は内側本体部材5に固定状態で保持されている。
口部2aの外周面と内側本体部材5の係合筒5eの外周面との両方には、上部係止部7a及び下部係止部7bを介して、外側部材7に設けられた円筒状の外周壁7cが中心軸線Oの周りに周方向に沿って回転可能に取付られている。なお、外周壁7cは円筒状以外の筒状であってもよい。上部係止部7aは、係合筒5eに対して外周壁7cを軸方向に係止している。上部係止部7aは互いに係合する環状凸部で構成されているが、これに限らない。下部係止部7bは、口部2aの外周面に対して外周壁7cを軸方向に係止している。下部係止部7bは、互いに係合する口部2a側の突起群と外周壁7c側の環状凸部とで構成されているが、これに限らない。このように、外側部材7は内側部材9に対して中心軸線Oの周りに周方向に沿って回転可能に口部2aに保持されている。
外周壁7cの上端部からは、上部壁7dが径方向内側に延びている。上部壁7dは、ストレート吐出口13を径方向内側に形成する吐出筒7eの外周面における下端部に連結している。上部壁7dの下面における外周縁部には、嵌合筒5iの外周面に密接するシール段部7fが設けられている。
外側部材7は、図3に示すように、ストレート吐出口13がシャワー吐出口12と整列することでシャワー吐出口12から内容液Lをシャワー状に吐出可能とするシャワー吐出位置と、図2に示すように、ストレート吐出口13がシャワー吐出口12からずれることで、内容液Lをシャワー吐出口12からストレート吐出口13に向けて外側部材7と内側部材9との間の外側流路R2を通じて流すことにより、ストレート吐出口13から内容液Lをストレート状に吐出可能とするストレート吐出位置との間で、口部2aの軸心の周りに周方向に沿って回転可能である。
図1に示すように、フランジ壁5cにおける嵌合筒5iよりも径方向外側の部分と、上部壁7dにおけるシール段部7fよりも径方向外側の部分との間には、ストレート吐出位置からシャワー吐出位置に切替たときと、シャワー吐出位置からストレート吐出位置に切替たときとの両方において、内側部材9に対する外側部材7の回転を止めるストッパ7gが設けられている。ストッパ7gは、中心軸線Oを挟む2箇所に設けられたフランジ壁5c側の凸部と、上部壁7d側の凸部とで構成されているが、これに限らない。本実施形態では、シャワー吐出位置とストレート吐出位置との切替のために内側部材9に対して外側部材7を半回転、つまり180°回転させたときに、その回転がストッパ7gによって停止されるようになっている。なお、その回転角度は180°に限らない。
上蓋8は、筒状の周壁8aと、周壁8aの上端部から径方向内側に延びる頂壁8bとを有している。周壁8aは、ヒンジ11を介して外側部材7の外周壁7cと連結している。ヒンジ11は、中心軸線Oに対してストレート吐出口13と反対側に配置されている。頂壁8bからは、吐出筒7eの内周面に密接する筒状のシール体8cが下方に延びている。頂壁8bにおけるシール体8cの径方向外側の部分からは、シール体8cと同心の支持筒8dが下方に延びている。支持筒8dの下端部は外側部材7の上部壁7dに当接している。上蓋8は、ヒンジ11を介して回動することにより、ストレート吐出口13を開閉可能である。上蓋8を閉じることにより、上蓋8の周壁8aと外側部材7の上部壁7dとは、嵌合部8eを介して着脱可能に嵌合する。嵌合部8eは、互いに係合する周壁8a側の環状溝と上部壁7d側の環状凸部とで構成されているが、これに限らない。
容器3の使用に際しては、上蓋8が開き、外側部材7がストレート吐出位置にある状態から図2に示すように容器3を傾倒し、胴部2bをスクイズすると、内容液Lが図2において太線矢印で示すように、収容空間Sから内側流路R1、シャワー吐出口12、外側流路R2を順次流れ、ストレート吐出口13からストレート状に吐出される。また、このとき、内容液Lが収容空間Sから各々の導入口9cを通じて保持筒9aの径方向内側に導入されて、その液圧を受けることにより、定量栓4が図2において白抜き矢印で示すように、内側流路R1を開放する初期位置から内側流路R1を閉塞する閉塞位置まで移動する。したがって、定量栓4が初期位置から閉塞位置に移動するまでの間だけ内容液Lを吐出できるので、一度に吐出する内容液Lの量を略一定に規制した定量吐出で、内容液Lをストレート状に吐出することができる。
また、容器3は、必要に応じて内容液Lをストレート状にもシャワー状にも吐出することができる。すなわち、上蓋8が開き、外側部材7がシャワー吐出位置にある状態から図3に示すように容器3を傾倒し、胴部2bをスクイズすると、内容液Lが図3において太線矢印で示すように、収容空間Sから内側流路R1を流れ、シャワー吐出口12からシャワー状に吐出される。また、このとき、内容液Lが収容空間Sから各々の導入口9cを通じて保持筒9aの径方向内側に導入されて、定量栓4が図3において白抜き矢印で示すように、内側流路R1を開放する初期位置から内側流路R1を閉塞する閉塞位置まで移動する。したがって、定量栓4が初期位置から閉塞位置に移動するまでの間だけ内容液Lを吐出できるので、一度に吐出する内容液Lの量を略一定に規制した定量吐出で、内容液Lをシャワー状に吐出することができる。なお、ストレート吐出口13の形状及び大きさは、シャワー吐出口12からシャワー状に吐出される内容液Lがストレート吐出口13を真っすぐに通過できるように、シャワー吐出口12の形状及び大きさに合わせて適宜設計できる。
前述したように、本発明の第1の実施形態である定量吐出キャップ1は、外側部材7がシャワー吐出位置とストレート吐出位置との間で口部2aの軸心の周りに周方向に沿って回転可能に構成されている。しかし、キャップ1は、これに限らず、例えば、図4〜図7に示す本発明の第2の実施形態である定量吐出キャップ1のように、外側部材7がシャワー吐出位置とストレート吐出位置との間で口部2aの軸心の周りにねじ部14に沿って回転可能に構成されてもよい。なお、図4〜図7においては、図1〜図3に示す要素と対応する要素に同一の符号を付している。
図4に示すように、第2の実施形態においては、外側部材7の外周壁7cは、ねじ部14を介して口部2aの外周面に取付られている。シャワー吐出位置は、ねじ部14の螺合方向の停止位置に設定されている。なお、外側部材7をねじ部14の螺合方向に停止させる螺合方向ストッパ15が外側部材7と内側部材9との間に設けられている。螺合方向ストッパ15は嵌合筒5iの上面と、これに当接する上部壁7dの下面とで構成されているが、これに限らない。また、図5に示すように、ストレート吐出位置は、ねじ部14の螺脱方向の停止位置に設定されている。なお、外側部材7をねじ部14の螺脱方向に停止させる螺脱方向ストッパ16が外側部材7と内側部材9との間に設けられている。螺脱方向ストッパ16は外周壁7cの内周面に設けられた環状凸部と、これに当接する係合筒5eの外周面に設けられた環状凸部とで構成されているが、これに限らない。本実施形態では、シャワー吐出位置とストレート吐出位置との切替のために内側部材9に対して外側部材7を半回転、つまり180°回転させたときに、その回転が螺合方向ストッパ15又は螺脱方向ストッパ16によって停止されるようになっている。なお、その回転角度は180°に限らない。また、嵌合筒5iとシール段部7fとは、ねじ部14を介した上下方向の相対移動に亘って密接するように設計されている。
なお、本実施形態では、上蓋8は支持筒8dを有していない。また、吐出筒7eが第1の実施形態の場合よりも上方に延びている。その他の構成は、前述した第1の実施形態の場合と同様である。
本実施形態のキャップ1によれば、上蓋8が開き、外側部材7がシャワー吐出位置にある状態から図6に示すように容器3を傾倒し、胴部2bをスクイズすることにより、定量吐出で内容液Lをシャワー状に吐出することができる。また、上蓋8が開き、外側部材7がストレート吐出位置にある状態から図7に示すように容器3を傾倒し、胴部2bをスクイズすることにより、定量吐出で内容液Lをストレート状に吐出することができる。ここで、本実施形態ではシャワー吐出位置をねじ部14の螺合方向の停止位置に設定しているので、シャワー吐出位置においてストレート吐出口13とシャワー吐出口12との軸方向位置を近づけることができ、シャワー状に吐出される内容液Lがストレート吐出口13を真っすぐに通り易くなる。したがって、ストレート吐出口13の形状及び大きさの設計の自由度を高めることができる。しかし、本実施形態のキャップ1はこのような構成に限らず、シャワー吐出位置をねじ部14の螺脱方向の停止位置に設定するとともにストレート吐出位置をねじ部14の螺合方向の停止位置に設定した構成としてもよい。
本発明は前記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記の実施形態では胴部2bをスクイズ可能に構成しているが、これに限らず、内容液Lを自重によって吐出するように構成してもよい。また、保持筒9aは円筒状以外の筒状であってよく、保持筒9aの形状は定量栓4の形状と合わせて適宜変更可能である。また、上蓋8の形状は適宜変更が可能である。上蓋8を有さない構成としてもよい。
1 定量吐出キャップ
2 容器本体
2a 口部
2b 胴部
3 容器
4 定量栓
5 内側本体部材
5a 下部保持筒
5b 外筒
5c フランジ壁
5d 段差部
5e 係合筒
5f 軸方向係止部
5g 周方向係止部
5h シール筒
5i 嵌合筒
6 付加部材
6a 上部保持筒
6b 天壁
6c 係止部
7 外側部材
7a 上部係止部
7b 下部係止部
7c 外周壁
7d 上部壁
7e 吐出筒
7f シール段部
7g ストッパ
8 上蓋
8a 周壁
8b 頂壁
8c シール体
8d 支持筒
8e 嵌合部
9 内側部材
9a 保持筒
9b 保持筒端部壁
9c 導入口
9d 貫通口
9e 連通口
10 外キャップ部材
11 ヒンジ
12 シャワー吐出口
13 ストレート吐出口
14 ねじ部
15 螺合方向ストッパ
16 螺脱方向ストッパ
L 内容液
S 収容空間
O 中心軸線
R1 内側流路
R2 外側流路
G 隙間

Claims (2)

  1. 容器本体の口部に保持されるとともに前記口部に対して偏心して配置された複数孔からなるシャワー吐出口を備える内側部材と、前記シャワー吐出口よりも大口径の単数孔からなるストレート吐出口を備える外側部材とを有し、
    前記内側部材は、前記容器本体内の内容液の収容空間と前記シャワー吐出口とを連通させる内側流路と、定量栓を前記内側流路を開放する初期位置と前記内側流路を閉塞する閉塞位置との間で軸方向に移動可能に径方向内側に保持する保持筒と、前記定量栓を前記初期位置から前記閉塞位置まで移動するように前記内容液を前記収容空間から前記保持筒の径方向内側に導入する導入口とを有し、
    前記外側部材は、前記ストレート吐出口が前記シャワー吐出口と整列することで前記シャワー吐出口から前記内容液をシャワー状に吐出可能とするシャワー吐出位置と、前記ストレート吐出口が前記シャワー吐出口からずれることで、前記内容液を前記シャワー吐出口から前記ストレート吐出口に向けて前記外側部材と前記内側部材との間の外側流路を通じて流すことにより、前記ストレート吐出口から前記内容液をストレート状に吐出可能とするストレート吐出位置との間で、前記口部の軸心の周りに回転可能であることを特徴とする定量吐出キャップ。
  2. 前記内側部材が、前記口部に保持されるとともに前記保持筒における前記初期位置側の一端側部分を有する内側部材本体と、前記内側部材本体に保持されるとともに前記シャワー吐出口と前記保持筒の他端側部分とを有する付加部材とで構成される、請求項1に記載の定量吐出キャップ。
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