JP2021024268A

JP2021024268A - 河川工事向けの耐摩耗コンクリート製造装置

Info

Publication number: JP2021024268A
Application number: JP2019210935A
Authority: JP
Inventors: 徐盈; Ying Xu
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2019-08-02
Filing date: 2019-11-22
Publication date: 2021-02-22
Also published as: CN110405945A; CN110405945B

Abstract

【課題】河川工事向けの耐摩耗コンクリート製造装置の提供。【解決手段】原料箱１１及び固定箱を含み、前記原料箱１１の中には上方に開口した原料空間１２が設置され、前記原料空間１２の中にはコンクリート原料が貯蔵され、第一傘歯車が第二傘歯車により回転ロッドを駆動して回転させることで、スライドブロックを下方に移動させ、移動機構１０１が固定箱を上下に移動させることにより、掘削バケットを原料空間の中に入らせ、コンクリート原料が掘削バケットの中に入れ、そして動力機構と伝動機構との協働により、掘削バケットを回転させ、掘削バケットの中のコンクリート原料を輸送機構１０４に輸送する。以上の過程において、手動でスコップを利用してコンクリートを運ぶ必要がなく、労働力を減らし、コンクリート原料を輸送する効率を向上させる。【選択図】図１

Description

本願発明はコンクリート生産技術分野に関し、具体的には河川工事向けの耐摩耗コンクリート製造装置である。

コンクリートは、セメントをセメント系固化材とし、砂や砂利などを骨材とし、水と一定の割合で混合撹拌して作れられるものであり、建築土木工事の材料として幅広く利用される。
一般に、コンクリートを製造する過程において、手動でスコップを利用してコンクリート原料を輸送ベルトに輸送し、その後に輸送ベルトを介して攪拌装置に輸送するのである。この製造方法では労働力をかなり要求し、効率が低下する。また、コンクリート原料を撹拌装置に入れる時、埃をたてるが、普通のコンクリート製造装置内部には埃を処理する機構を設置していないため、環境を汚染する。

中国特許出願公開第１０８９０８７０８号明細書

本願発明は河川工事向けの耐摩耗コンクリート製造装置を提供し、既存技術にある上記の欠点を解消することを目的とする。

本願発明実施例の河川工事向けの耐摩耗コンクリート製造装置は、原料箱及び固定箱を含み、前記原料箱の中には上方に開口した原料空間が設置され、前記原料空間の中にはコンクリート原料が貯蔵され、前記固定箱が前記原料箱の真上に位置し、前記原料箱の右側には移動機構が設置され、前記移動機構が前記固定箱を上下に移動させることができ、前記固定箱の中には下方に開口したラック空間が設置され、前記ラック空間の中にはネジ山ブロックがスライドできるように装着され、前記ラック空間の中には動力機構が設置され、前記動力機構が前記ネジ山ブロックを左右に移動させることができ、前記ネジ山ブロックの左側面には固定板が前後対称的にかつ固定的に装着され、前後両側の前記固定板の間には掘削バケットがヒンジで連結され、前記移動機構が前記固定箱を駆動して下方に移動させた後、前記掘削バケットが前記原料空間の中に入り、コンクリート原料が前記掘削バケットの中に入り、前記ネジ山ブロックの左側面には左方に開口したスライド空間が設置され、前記スライド空間の中にはスライドブロックがスライドできるように装着され、前記スライドブロックと前記掘削バケットとの間にはヒンジロッドがヒンジで連結され、前記ネジ山ブロックと前記ラック空間との間には伝動機構が設置され、前記伝動機構が前記スライドブロックを上下に移動させることができ、前記原料箱の左側には加工箱が設置され、前記加工箱と前記原料箱との間にはコンクリート原料を輸送する輸送機構が設置され、前記動力機構が前記ネジ山ブロックを駆動して左方に移動させる時、前記ネジ山ブロックが伝動機構により前記スライドブロックを駆動して下方に移動させ、前記スライドブロックが前記ヒンジロッドにより前記掘削バケットを回転させ、前記掘削バケットの中のコンクリートが前記輸送機構の中に入れられ、前記加工箱の中にはコンクリート原料を撹拌する撹拌機構が設置され、前記加工箱の中には上方に開口した原料落とし空間が設置され、前記原料落とし空間の左側内壁にはファン空間が連通するように設置され、前記ファン空間の中にはコンクリートが前記原料落とし空間に入る過程に生じた埃をろ過するろ過機構が設置されている。

上記の技術プラインに基づき、前記移動機構は固定台を含み、前記固定台が前記原料箱の右側面に固定的に装着され、前記固定台の頂面には液圧ポンプが前後対称的にかつ固定的に装着され、前記液圧ポンプの頂面には液圧ロッドが伝動できるように連結され、前記液圧ロッドの頂面が前記固定箱の底面と固定的に装着されている。

上記の技術プラインに基づき、前記動力機構は第一モーターを含み、前記第一モーターが前記ラック空間の左側内壁に固定的に装着され、前記第一モーターにおいて右向きの出力軸の右側面にはネジロッドが固定的に装着され、前記ネジロッドが右方へ前記ラック空間の右側内壁に延在し、前記ネジ山ブロックが前記ネジロッドとネジ山により装着されている。

上記の技術プラインに基づき、前記伝動機構はラックを含み、前記ラックが前記ラック空間の左右内壁に固定的に装着され、前記ラックが前記ネジ山ブロックとスライドできるように装着され、前記スライド空間の上方には噛合空間が設置され、前記噛合空間の後側には歯車空間が設置され、前記歯車空間と前記噛合空間との間には短ロッドが回転できるように装着され、前記短ロッドの後側面には第一歯車が固定的に装着され、前記第一歯車が前記ラックと噛み合い、前記短ロッドの前側面には第一傘歯車が固定的に装着され、前記第一傘歯車の底壁の中には回転ロッドが回転できるように装着され、前記回転ロッドが前記噛合空間の底壁を貫通し、前記回転ロッドの頂面には第二傘歯車が固定的に装着され、前記第二傘歯車が前記第一傘歯車と噛み合う。

上記の技術プラインに基づき、前記輸送機構は連結板を含み、前記連結板が前記原料箱の左側面に前後対称的にかつ固定的に装着され、前後両側の前記連結板の間には連結ロッドが回転できるように装着され、前記加工箱の頂面には固定ブロックが前後対称的にかつ固定的に装着され、前後両側の前記固定ブロックの間には長ロッドが回転できるように装着され、前記長ロッド及び前記連結ロッドにはローラーが固定的に装着され、左右両側の前記ローラーの間には輸送ベルトが伝動できるように装着され、後側の前記固定ブロックの中にはモーター空間が設置され、前記モーター空間が下方に延在して前記加工箱の頂面を貫通し、前記モーター空間の後側内壁には第二モーターが固定的に装着され、前記第二モーターにおいて前向きの出力軸の前側面には伝動ロッドが固定的に装着され、前記ファン空間の上方には伝動空間が設置され、前記伝動ロッドが前方に延在して前記伝動空間の後側内壁を貫通し、前記伝動ロッドにおいて前記モーター空間の中に位置する部分には第二歯車が固定的に装着され、前記長ロッドが後方に延在して前記モーター空間の前側内壁を貫通し、前記長ロッドの後側面には第三歯車が固定的に装着され、前記第三歯車と前記第二歯車との間にはチェーンが伝動できるように装着されている。

上記の技術プラインに基づき、前記撹拌機構は水槽を含み、前記水槽が前記加工箱の頂面に固定的に装着され、前記水槽の中には水を蓄え、前記水槽の右側内壁には水管バルブが連通するように設置され、前記水管バルブの右側には水管が固定的に装着され、前記水管が前記原料落とし空間の中に伸びる。

上記の技術プラインに基づき、前記原料落とし空間の底壁には撹拌空間が連通するように設置され、前記撹拌空間の右側内壁には第三モーターが固定的に装着され、前記第三モーターにおいて左向きの出力軸の左側面には動力ロッドが固定的に装着され、前記動力ロッドが左方へ前記撹拌空間の左側内壁に延在し、前記動力ロッドには撹拌ロッドが固定的に装着され、前記撹拌空間の底壁には出口が連通するように設置され、前記出口が前記加工箱の底面を貫通し、前記出口の頂壁にはバルブが固定的に装着されている。

上記の技術プラインに基づき、前記ろ過機構は第三傘歯車を含み、前記第三傘歯車が前記伝動ロッドの前側面に固定的に装着され、前記伝動空間と前記ファン空間との間にはファンロッドが回転できるように設置され、前記ファンロッドの頂面には第四傘歯車が固定的に装着され、前記第四傘歯車が前記第三傘歯車と噛み合い、前記ファンロッドの底面にはファンが固定的に装着され、前記ファン空間の頂壁には連結空間が連通するように設置され、前記加工箱の左側面には左方に開口したろ過空間が設置され、前記ろ過空間が前記連結空間と連通し、前記ろ過空間の中にはフィルターが固定的に装着されている。

本願発明の有益な効果は：本願発明は、移動機構が固定箱を上下に移動させることにより、掘削バケットを原料空間の中に入らせ、コンクリート原料が掘削バケットの中に入れ、そして動力機構と伝動機構との協働により、掘削バケットを回転させ、掘削バケットの中のコンクリート原料を輸送機構に輸送する。以上の過程において、手動でスコップを利用してコンクリートを運ぶ必要がなく、労働力を減らし、コンクリート原料を輸送する効率を向上させ、また、輸送機構がコンクリート原料を輸送すると同時に、ろ過機構内部のファンが回転し、コンクリート原料が原料落とし空間に入る過程に生じた埃をろ過空間に吸い込んでフィルターでろ過し、環境を保護し、普及する価値がある。

下記に図１〜４をあわせて本願発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する：図１は本願発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図１の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。

図１は本願発明の構成概略図図２は本願発明の図１におけるＡの拡大図図３は本願発明の図１におけるＢ―Ｂ方向の断面構成概略図図４は本願発明の図２におけるＣ―Ｃ方向の断面構成概略図

図１〜４を参照し、本願発明実施例の河川工事向けの耐摩耗コンクリート製造装置は、原料箱１１及び固定箱４６を含み、前記原料箱１１の中には上方に開口した原料空間１２が設置され、前記原料空間１２の中にはコンクリート原料が貯蔵され、前記固定箱４６が前記原料箱１１の真上に位置し、前記原料箱１１の右側には移動機構１０１が設置され、前記移動機構１０１が前記固定箱４６を上下に移動させることができ、前記固定箱４６の中には下方に開口したラック空間４３が設置され、前記ラック空間４３の中にはネジ山ブロック４９がスライドできるように装着され、前記ラック空間４３の中には動力機構１０２が設置され、前記動力機構１０２が前記ネジ山ブロック４９を左右に移動させることができ、前記ネジ山ブロック４９の左側面には固定板６３が前後対称的にかつ固定的に装着され、前後両側の前記固定板６３の間には掘削バケット４２がヒンジで連結され、前記移動機構１０１が前記固定箱４６を駆動して下方に移動させた後、前記掘削バケット４２が前記原料空間１２の中に入り、コンクリート原料が前記掘削バケット４２の中に入り、前記ネジ山ブロック４９の左側面には左方に開口したスライド空間５１が設置され、前記スライド空間５１の中にはスライドブロック５２がスライドできるように装着され、前記スライドブロック５２と前記掘削バケット４２との間にはヒンジロッド４８がヒンジで連結され、前記ネジ山ブロック４９と前記ラック空間４３との間には伝動機構１０３が設置され、前記伝動機構１０３が前記スライドブロック５２を上下に移動させることができ、前記原料箱１１の左側には加工箱３２が設置され、前記加工箱３２と前記原料箱１１との間にはコンクリート原料を輸送する輸送機構１０４が設置され、前記動力機構１０２が前記ネジ山ブロック４９を駆動して左方に移動させる時、前記ネジ山ブロック４９が伝動機構１０３により前記スライドブロック５２を駆動して下方に移動させ、前記スライドブロック５２が前記ヒンジロッド４８により前記掘削バケット４２を回転させ、前記掘削バケット４２の中のコンクリートが前記輸送機構１０４の中に入れられ、前記加工箱３２の中にはコンクリート原料を撹拌する撹拌機構１０５が設置され、前記加工箱３２の中には上方に開口した原料落とし空間３８が設置され、前記原料落とし空間３８の左側内壁にはファン空間２９が連通するように設置され、前記ファン空間２９の中にはコンクリートが前記原料落とし空間３８に入る過程に生じた埃をろ過するろ過機構１０６が設置されている。

また、一つの実施例において、前記移動機構１０１は固定台１３を含み、前記固定台１３が前記原料箱１１の右側面に固定的に装着され、前記固定台１３の頂面には液圧ポンプ１４が前後対称的にかつ固定的に装着され、前記液圧ポンプ１４の頂面には液圧ロッド１５が伝動できるように連結され、前記液圧ロッド１５の頂面が前記固定箱４６の底面と固定的に装着され、
前記固定箱４６が上下に移動する時、前後両側の前記液圧ポンプ１４が作動して前記液圧ロッド１５により前記固定箱４６を駆動して上下に移動させ、前記掘削バケット４２を前記原料空間１２に入らせてコンクリート原料を入れる。

また、一つの実施例において、前記動力機構１０２は第一モーター４４を含み、前記第一モーター４４が前記ラック空間４３の左側内壁に固定的に装着され、前記第一モーター４４において右向きの出力軸の右側面にはネジロッド４５が固定的に装着され、前記ネジロッド４５が右方へ前記ラック空間４３の右側内壁に延在し、前記ネジ山ブロック４９が前記ネジロッド４５とネジ山により装着され、
前記ネジ山ブロック４９が左右に移動する時、前記第一モーター４４が作動して前記ネジロッド４５を駆動して回転させることで、前記ネジ山ブロック４９が左右に移動できる。

また、一つの実施例において、前記伝動機構１０３はラック４７を含み、前記ラック４７が前記ラック空間４３の左右内壁に固定的に装着され、前記ラック４７が前記ネジ山ブロック４９とスライドできるように装着され、前記スライド空間５１の上方には噛合空間５７が設置され、前記噛合空間５７の後側には歯車空間５８が設置され、前記歯車空間５８と前記噛合空間５７との間には短ロッド６１が回転できるように装着され、前記短ロッド６１の後側面には第一歯車５９が固定的に装着され、前記第一歯車５９が前記ラック４７と噛み合い、前記短ロッド６１の前側面には第一傘歯車６０が固定的に装着され、前記第一傘歯車６０の底壁の中には回転ロッド５０が回転できるように装着され、前記回転ロッド５０が前記噛合空間５７の底壁を貫通し、前記回転ロッド５０の頂面には第二傘歯車６２が固定的に装着され、前記第二傘歯車６２が前記第一傘歯車６０と噛み合い、
前記ネジ山ブロック４９が左方に移動する時、前記第一歯車５９が前記ラック４７により回転し、前記第一歯車５９が前記短ロッド６１及び前記第一傘歯車６０を駆動して回転させ、前記第一傘歯車６０が前記第二傘歯車６２により前記回転ロッド５０を駆動して回転させることで、前記スライドブロック５２を下方に移動させる。

また、一つの実施例において、前記輸送機構１０４は連結板１７を含み、前記連結板１７が前記原料箱１１の左側面に前後対称的にかつ固定的に装着され、前後両側の前記連結板１７の間には連結ロッド１６が回転できるように装着され、前記加工箱３２の頂面には固定ブロック２１が前後対称的にかつ固定的に装着され、前後両側の前記固定ブロック２１の間には長ロッド１９が回転できるように装着され、前記長ロッド１９及び前記連結ロッド１６にはローラー２０が固定的に装着され、左右両側の前記ローラー２０の間には輸送ベルト１８が伝動できるように装着され、後側の前記固定ブロック２１の中にはモーター空間５３が設置され、前記モーター空間５３が下方に延在して前記加工箱３２の頂面を貫通し、前記モーター空間５３の後側内壁には第二モーター５５が固定的に装着され、前記第二モーター５５において前向きの出力軸の前側面には伝動ロッド４１が固定的に装着され、前記ファン空間２９の上方には伝動空間２６が設置され、前記伝動ロッド４１が前方に延在して前記伝動空間２６の後側内壁を貫通し、前記伝動ロッド４１において前記モーター空間５３の中に位置する部分には第二歯車５４が固定的に装着され、前記長ロッド１９が後方に延在して前記モーター空間５３の前側内壁を貫通し、前記長ロッド１９の後側面には第三歯車５６が固定的に装着され、前記第三歯車５６と前記第二歯車５４との間にはチェーン６５が伝動できるように装着され、
前記長ロッド１９がコンクリート原料を輸送する時、前記第二モーター５５が作動して前記伝動ロッド４１を駆動して回転させ、前記伝動ロッド４１が前記第二歯車５４、前記第三歯車５６、及び前記チェーン６５の間で動力伝達により前記長ロッド１９を駆動して回転させることで、ローラー２０を回転させ、前記長ロッド１９がコンクリート原料を前記原料落とし空間３８の中に輸送する。

また、一つの実施例において、前記撹拌機構１０５は水槽２４を含み、前記水槽２４が前記加工箱３２の頂面に固定的に装着され、前記水槽２４の中には水を蓄え、前記水槽２４の右側内壁には水管バルブ２３が連通するように設置され、前記水管バルブ２３の右側には水管２２が固定的に装着され、前記水管２２が前記原料落とし空間３８の中に伸び、
手動で前記水管バルブ２３を開けることにより、前記原料落とし空間３８の中に水を注ぐことができる。

また、一つの実施例において、前記原料落とし空間３８の底壁には撹拌空間６４が連通するように設置され、前記撹拌空間６４の右側内壁には第三モーター３６が固定的に装着され、前記第三モーター３６において左向きの出力軸の左側面には動力ロッド３７が固定的に装着され、前記動力ロッド３７が左方へ前記撹拌空間６４の左側内壁に延在し、前記動力ロッド３７には撹拌ロッド３５が固定的に装着され、前記撹拌空間６４の底壁には出口３４が連通するように設置され、前記出口３４が前記加工箱３２の底面を貫通し、前記出口３４の頂壁にはバルブ３３が固定的に装着され、
コンクリート原料と水が前記撹拌空間６４に入る時、前記第三モーター３６が作動して前記動力ロッド３７を駆動して回転させ、前記動力ロッド３７が前記撹拌ロッド３５を駆動して回転させ、前記撹拌ロッド３５がコンクリート原料及び水を撹拌し、その後、前記バルブ３３を開けて撹拌されたコンクリート原料と水を取り出すことができる。

また、一つの実施例において、前記ろ過機構１０６は第三傘歯車２５を含み、前記第三傘歯車２５が前記伝動ロッド４１の前側面に固定的に装着され、前記伝動空間２６と前記ファン空間２９との間にはファンロッド２８が回転できるように設置され、前記ファンロッド２８の頂面には第四傘歯車４０が固定的に装着され、前記第四傘歯車４０が前記第三傘歯車２５と噛み合い、前記ファンロッド２８の底面にはファン３９が固定的に装着され、前記ファン空間２９の頂壁には連結空間２７が連通するように設置され、前記加工箱３２の左側面には左方に開口したろ過空間３０が設置され、前記ろ過空間３０が前記連結空間２７と連通し、前記ろ過空間３０の中にはフィルター３１が固定的に装着され、
前記伝動ロッド４１が回転する時、前記伝動ロッド４１が前記第三傘歯車２５を駆動して回転させ、前記第三傘歯車２５が前記第四傘歯車４０により前記ファンロッド２８及び前記ファン３９を駆動して回転させ、前記ファン３９が回転することにより、コンクリートが前記原料落とし空間３８に入る過程に生じた埃を前記ファン空間２９の中に吹き込み、その後、埃が前記連結空間２７を介して前記ろ過空間３０に入って前記フィルター３１によりろ過されてから排出される。

コンクリートを製造する過程において、固定箱４６を上下に移動させるには、前後両側の液圧ポンプ１４を作動させ、液圧ロッド１５により固定箱４６を上下に移動させ、固定箱４６の上下移動により掘削バケット４２が原料空間１２に入ってコンクリート原料を入れ、ネジ山ブロック４９が左方に移動する時、第一歯車５９がラック４７により回転し、第一歯車５９が短ロッド６１及び第一傘歯車６０を駆動して回転させ、第一傘歯車６０が第二傘歯車６２により回転ロッド５０を駆動して回転させることで、スライドブロック５２を下方に移動させ、スライドブロック５２がヒンジロッド４８により掘削バケット４２を回転させ、掘削バケット４２の中のコンクリート原料を輸送ベルト１８に置き、その後、第二モーター５５を作動させることにより伝動ロッド４１を駆動して回転させ、伝動ロッド４１が第二歯車５４、第三歯車５６、及びチェーン６５の間で動力を伝達することにより長ロッド１９を駆動して回転させることで、ローラー２０を回転させ、長ロッド１９がコンクリート原料を原料落とし空間３８の中に輸送し、手動で水管バルブ２３を開けることにより、原料落とし空間３８の中に水を注ぐことができ、コンクリート原料と水が撹拌空間６４に入る時、第三モーター３６が作動して動力ロッド３７を駆動して回転させ、動力ロッド３７が撹拌ロッド３５を駆動して回転させ、撹拌ロッド３５がコンクリート原料及び水を撹拌し、その後、バルブ３３を開けて撹拌されたコンクリート原料と水を取り出すことができ、伝動ロッド４１が回転する時、伝動ロッド４１が第三傘歯車２５を駆動して回転させ、第三傘歯車２５が第四傘歯車４０によりファンロッド２８及びファン３９を駆動して回転させ、ファン３９が回転することにより、コンクリートが前記原料落とし空間３８に入る過程に生じた埃をファン空間２９の中に吹き込み、その後、埃が連結空間２７を介してろ過空間３０に入ってフィルター３１によりろ過された後に排出される。

当業者は明確できることは、本出願の総体精神及び構想から離脱しない限り、上記実施例に各種の変型を行うことができる。それらの変型はいずれも本出願の保護範囲中にカバーすべきである。本出願の保護方案は本出願に添付した特許の請求の範囲を基準とするべきである。

Claims

原料箱及び固定箱を含み、前記原料箱の中には上方に開口した原料空間が設置され、前記原料空間の中にはコンクリート原料が貯蔵され、前記固定箱が前記原料箱の真上に位置し、前記原料箱の右側には移動機構が設置され、前記移動機構が前記固定箱を上下に移動させることができ、前記固定箱の中には下方に開口したラック空間が設置され、前記ラック空間の中にはネジ山ブロックがスライドできるように装着され、前記ラック空間の中には動力機構が設置され、前記動力機構が前記ネジ山ブロックを左右に移動させることができ、前記ネジ山ブロックの左側面には固定板が前後対称的にかつ固定的に装着され、前後両側の前記固定板の間には掘削バケットがヒンジで連結され、前記移動機構が前記固定箱を駆動して下方に移動させた後、前記掘削バケットが前記原料空間の中に入り、コンクリート原料が前記掘削バケットの中に入り、前記ネジ山ブロックの左側面には左方に開口したスライド空間が設置され、前記スライド空間の中にはスライドブロックがスライドできるように装着され、前記スライドブロックと前記掘削バケットとの間にはヒンジロッドがヒンジで連結され、前記ネジ山ブロックと前記ラック空間との間には伝動機構が設置され、前記伝動機構が前記スライドブロックを上下に移動させることができ、前記原料箱の左側には加工箱が設置され、前記加工箱と前記原料箱との間にはコンクリート原料を輸送する輸送機構が設置され、前記動力機構が前記ネジ山ブロックを駆動して左方に移動させる時、前記ネジ山ブロックが伝動機構により前記スライドブロックを駆動して下方に移動させ、前記スライドブロックが前記ヒンジロッドにより前記掘削バケットを回転させ、前記掘削バケットの中のコンクリートが前記輸送機構の中に入れられ、前記加工箱の中にはコンクリート原料を撹拌する撹拌機構が設置され、前記加工箱の中には上方に開口した原料落とし空間が設置され、前記原料落とし空間の左側内壁にはファン空間が連通するように設置され、前記ファン空間の中にはコンクリートが前記原料落とし空間に入る過程に生じた埃をろ過するろ過機構が設置されていることを特徴とする河川工事向けの耐摩耗コンクリート製造装置。
前記移動機構は固定台を含み、前記固定台が前記原料箱の右側面に固定的に装着され、前記固定台の頂面には液圧ポンプが前後対称的にかつ固定的に装着され、前記液圧ポンプの頂面には液圧ロッドが伝動できるように連結され、前記液圧ロッドの頂面が前記固定箱の底面と固定的に装着されていることを特徴とする請求項１に記載の河川工事向けの耐摩耗コンクリート製造装置。
前記動力機構は第一モーターを含み、前記第一モーターが前記ラック空間の左側内壁に固定的に装着され、前記第一モーターにおいて右向きの出力軸の右側面にはネジロッドが固定的に装着され、前記ネジロッドが右方へ前記ラック空間の右側内壁に延在し、前記ネジ山ブロックが前記ネジロッドとネジ山により装着されていることを特徴とする請求項１に記載の河川工事向けの耐摩耗コンクリート製造装置。
前記伝動機構はラックを含み、前記ラックが前記ラック空間の左右内壁に固定的に装着され、前記ラックが前記ネジ山ブロックとスライドできるように装着され、前記スライド空間の上方には噛合空間が設置され、前記噛合空間の後側には歯車空間が設置され、前記歯車空間と前記噛合空間との間には短ロッドが回転できるように装着され、前記短ロッドの後側面には第一歯車が固定的に装着され、前記第一歯車が前記ラックと噛み合い、前記短ロッドの前側面には第一傘歯車が固定的に装着され、前記第一傘歯車の底壁の中には回転ロッドが回転できるように装着され、前記回転ロッドが前記噛合空間の底壁を貫通し、前記回転ロッドの頂面には第二傘歯車が固定的に装着され、前記第二傘歯車が前記第一傘歯車と噛み合うことを特徴とする請求項１に記載の河川工事向けの耐摩耗コンクリート製造装置。
前記輸送機構は連結板を含み、前記連結板が前記原料箱の左側面に前後対称的にかつ固定的に装着され、前後両側の前記連結板の間には連結ロッドが回転できるように装着され、前記加工箱の頂面には固定ブロックが前後対称的にかつ固定的に装着され、前後両側の前記固定ブロックの間には長ロッドが回転できるように装着され、前記長ロッド及び前記連結ロッドにはローラーが固定的に装着され、左右両側の前記ローラーの間には輸送ベルトが伝動できるように装着され、後側の前記固定ブロックの中にはモーター空間が設置され、前記モーター空間が下方に延在して前記加工箱の頂面を貫通し、前記モーター空間の後側内壁には第二モーターが固定的に装着され、前記第二モーターにおいて前向きの出力軸の前側面には伝動ロッドが固定的に装着され、前記ファン空間の上方には伝動空間が設置され、前記伝動ロッドが前方に延在して前記伝動空間の後側内壁を貫通し、前記伝動ロッドにおいて前記モーター空間の中に位置する部分には第二歯車が固定的に装着され、前記長ロッドが後方に延在して前記モーター空間の前側内壁を貫通し、前記長ロッドの後側面には第三歯車が固定的に装着され、前記第三歯車と前記第二歯車との間にはチェーンが伝動できるように装着されていることを特徴とする請求項１に記載の河川工事向けの耐摩耗コンクリート製造装置。
前記撹拌機構は水槽を含み、前記水槽が前記加工箱の頂面に固定的に装着され、前記水槽の中には水を蓄え、前記水槽の右側内壁には水管バルブが連通するように設置され、前記水管バルブの右側には水管が固定的に装着され、前記水管が前記原料落とし空間の中に伸びることを特徴とする請求項１に記載の河川工事向けの耐摩耗コンクリート製造装置。
前記原料落とし空間の底壁には撹拌空間が連通するように設置され、前記撹拌空間の右側内壁には第三モーターが固定的に装着され、前記第三モーターにおいて左向きの出力軸の左側面には動力ロッドが固定的に装着され、前記動力ロッドが左方へ前記撹拌空間の左側内壁に延在し、前記動力ロッドには撹拌ロッドが固定的に装着され、前記撹拌空間の底壁には出口が連通するように設置され、前記出口が前記加工箱の底面を貫通し、前記出口の頂壁にはバルブが固定的に装着されていることを特徴とする請求項１に記載の河川工事向けの耐摩耗コンクリート製造装置。
前記ろ過機構は第三傘歯車を含み、前記第三傘歯車が前記伝動ロッドの前側面に固定的に装着され、前記伝動空間と前記ファン空間との間にはファンロッドが回転できるように設置され、前記ファンロッドの頂面には第四傘歯車が固定的に装着され、前記第四傘歯車が前記第三傘歯車と噛み合い、前記ファンロッドの底面にはファンが固定的に装着され、前記ファン空間の頂壁には連結空間が連通するように設置され、前記加工箱の左側面には左方に開口したろ過空間が設置され、前記ろ過空間が前記連結空間と連通し、前記ろ過空間の中にはフィルターが固定的に装着されていることを特徴とする請求項１に記載の河川工事向けの耐摩耗コンクリート製造装置。