JP2021024028A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、および物品の製造方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、および物品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】検証中のロボット装置の動作に係る干渉(衝突、接触)などの警告事象や、それについて必要な対処を容易かつ直感的に判断できるようにする。【解決手段】ロボット制御データに基づき仮想環境で動作させた仮想ロボット装置の動作を表示装置の3Dモデル表示部201でアニメーション表示させる。その際、3Dモデル表示部201のアニメーション表示に同期して、仮想ロボット装置の動作パラメータに関する情報を事象表示部200に表示させる。制御部(101)は、仮想ロボット装置の動作パラメータを解析し、仮想ロボット装置の動作に係る干渉、衝突あるいはしきい値を超える近接状態などの警告事象を特定する。特定した警告事象に関連する仮想ロボット装置の特定部位の動作は、警告事象確認画面303のアニメーション表示領域の画角内に納めてアニメーション表示させる。【選択図】図5

Description

本発明は、仮想ロボット装置を仮想環境で動作させる情報処理装置、情報処理装置の制御方法、および物品の製造方法に関する。
一般に、ロボットを用いて作業を行う装置の場合、ロボットの周辺には冶具や隣接するロボットや壁などの障害物が存在する。そのため、ロボットがこれらの障害物と干渉(衝突、接触)する可能性がある。ロボットが干渉(衝突、接触)を生じずに動作できるかを実機で確認することは容易ではない。そのため、仮想空間でロボットの動作を検証できるシミュレータが用いられることがある。この種のシミュレータでは、実機の構造や寸法に基づき作成された3Dモデルを、実機と同様の教示点データやロボットプログラムを用いて仮想空間中で稼働させる。そしてその様子を、例えばディスプレイ上に3Dアニメーションなどの形態で表示することにより、ワーク搬送や組み立てなどの動作を検証できる。
このようなシミュレータを用いることで、干渉(衝突、接触)の有無の確認や、そのような干渉を生じる可能性のある特定のロボット動作の修正を、実機を用いることなく実行できる。干渉(衝突、接触)の検出は、ロボットや障害物の3Dモデルの仮想空間中での位置関係を識別する干渉監視タスクを動かしておき、例えば干渉すべきではない、ロボットと、障害物のモデルがともに同一の空間を占めていないか判定することにより行う。
もし、干渉監視タスクが干渉(衝突、接触)を検出した場合には、3Dモデルを表示しているディスプレイに干渉検出状態を表示し、ユーザに通知する。この時の表示の手法として、一般に実施されているのは、仮想空間内で干渉(衝突、接触)を生じている3Dモデルの全体、あるいは当該の部位の表示色を変更するものである(例えば下記の特許文献1)。
特開2013−136123号公報
上記のように3Dモデルやその当該部位の表示色を干渉発生に応じて変更する従来構成は、静止した状態で干渉が発生していたり3D仮想表示が静止画となっているような状態では、ユーザが容易にその状態を確認できる。しかし、3Dモデルをアニメーション(動画)表示などにより仮想表示中で連続的に動作させている間の表示では視認が難しい場合があり、干渉が発生しているか否かを直感的に判断するのが難しい場合がある。
また、3Dモデルのアニメーション(動画)表示中にユーザが干渉状態を確認し、直ちにアニメーションを停止させる操作を行っても、動画表示は問題のタイミングの表示より先に進んだ位置で停止する場合がある。その場合、表示フレームを過去の方向に駒送りさせるなどの作業を行わなければ干渉発生のタイミングを表示させることができず、また、この種のGUI操作は一般に煩雑である。特に、仮想環境を表示させるのにアニメーション(動画)表示を用いる場合には、1フレームだけ瞬間的に干渉が起きている場合や、他の3Dモデルの影になっている個所で干渉が起きている場合など、表示画面による状態確認が難しい場合があった。このような状況で確認漏れを防ぐには、3Dモデルの動作を1フレームずつ前後に駒送りして確認する手法が考えられるが、検証している動作のタクトが長ければ、確認作業に多大な工数がかかり効率がよくない場合がある。
本発明の課題は、以上の問題に鑑み、この種の情報処理装置において、検証中のロボット装置の動作に係る干渉(衝突、接触)などの警告事象や、それについて必要な対処を容易かつ直感的に判断できるようにすることにある。
上記課題を解決するため、本発明においては、表示装置に対する表示を制御する制御部を備えた情報処理装置において、前記制御部は、ロボット制御データに基づき仮想環境で動作させた仮想ロボット装置の動作を前記表示装置の動作表示領域にアニメーション表示させるとともに、前記アニメーション表示に同期して、前記仮想ロボット装置の動作パラメータに関する情報を前記表示装置の情報表示領域に表示させ、前記制御部は、前記動作パラメータを解析し、前記仮想ロボット装置に係る警告事象を特定し、特定した前記警告事象の状態における、前記仮想ロボット装置の特定部位の動作を前記表示装置のアニメーション表示領域の画角内に納めてアニメーション表示させる構成を採用した。
上記構成によれば、ロボット装置のモデルの干渉などの警告事象に係る部位を表示装置のアニメーション表示領域の画角内に納めて表示するようにしている。そのため、ユーザは干渉などの警告事象に係る部位を容易かつ直感的に判断することができる。即ち、検証中のロボット装置の動作に係る干渉(衝突、接触)などの警告事象や、それについて必要な対処を容易かつ直感的に判断することができる、という優れた効果がある。
実施形態1に係わるハードウェア構成を示した説明図である。 実施形態1に係わるシミュレータ装置の制御系を示したブロック図である。 実施形態1に係わるシミュレーションソフトウェアおよび表示出力の概要を示した説明図である。 実施形態1に係わるシミュレータ装置の処理手順を示したフローチャート図である。 実施形態1に係わる出力画面の表示例を示した説明図である。 実施形態1に係わる出力画面の他の表示例を示した説明図である。 実施形態1に係わる出力画面のさらに異なる表示例を示した説明図である。 本発明に係わるシミュレータ装置により検証されたロボット制御データにより動作し、物品を製造するロボット装置を示した説明図である。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための形態につき説明する。なお、以下に示す構成はあくまでも一例であり、例えば細部の構成については本発明の趣旨を逸脱しない範囲において当業者が適宜変更することができる。また、本実施形態で取り上げる数値は、参考数値であって、本発明を限定するものではない。
以下、本実施形態に係わる情報処理装置の構成、およびその表示制御につき、図1から図5を参照して説明する。本実施形態の情報処理装置は、ロボット装置のハードウェア構成に対応する仮想ロボット装置を仮想環境で動作させるロボットシミュレータ装置として構成されている。図1に示すように、このロボットシミュレータ装置は、コンピュータ本体Aと、コンピュータ本体Aに接続されたディスプレイB、マウスC、キーボードDを備える。
コンピュータ本体Aには、シミュレーションソフトウェアEがインストールされており、後述する同ソフトウェア(E)の処理により、ディスプレイBにシミュレーション画面の表示が行われる。図1では、ディスプレイB上のシミュレーションソフトウェアEの画面表示に相当する部分を示している。
図2は、本実施形態のシミュレーションソフトウェアEの実行環境である制御系の構成例を示している。図2の構成は、ハードウェア的には、上記のコンピュータ本体Aの制御回路によって構成されるが、同図は機能的なブロック構成の図示であり、図中の各機能ブロックは、ハードウェア構成のみならずソフトウェアにより構成される機能ブロックを含んでいる。
図2では、制御部101(CPU)に対して、表示部102、操作部103、入出力部104、記憶部105、および解析部106が接続されている。表示部102は、例えば図1のディスプレイBに相当し、後述の3Dモデル表示部や事象表示部の表示を行えるものであれば、その表示方式はどのようなものであっても構わない。また、操作部103は、ユーザインターフェースの一部を構成するもので、例えば、図1のマウスC、およびキーボードDに相当する。操作部103のハードウェアとしては、トラックパッドなど他のポインティングデバイスが含まれていてもよい。また、表示部102と操作部103は、タッチパネルのようなデバイスを用いることによって、一体化されていても構わない。
例えば、シミュレーションソフトウェアEは、図3に示すような形態で図2の表示部102の画面の描画を制御する。この例では、表示部102に、3Dモデル表示部201と、事象表示部200と、解析条件設定部203、解析実行ボタン204が表示されている。
上記のような構成において、本実施形態のロボットシミュレータ装置は、概略、以下のようなロボットシミュレーション、解析、表示制御を行う。
制御部101は、ロボット制御データに基づき仮想環境で動作させた仮想ロボット装置の動作を表示装置(ディスプレイB、表示部102)の動作表示領域(3Dモデル表示部201)にアニメーション表示させる。その際、動作表示領域(3Dモデル表示部201)のアニメーション表示に同期して、仮想ロボット装置の動作パラメータに関する情報を表示装置(ディスプレイB、表示部102)の情報表示領域(事象表示部200)に表示させる。
また、制御部101は、仮想ロボット装置の動作パラメータを解析し、仮想ロボット装置の動作に係る警告事象(干渉、衝突あるいはしきい値を超える近接状態など)を特定する。そして、特定した警告事象に関連する仮想ロボット装置の特定部位の動作を、後述の警告事象確認画面303のアニメーション表示領域の画角内に納めてアニメーション表示させる。
また、制御部101は、ユーザの所定操作に基づき、時間的に前又は後ろの警告事象を特定し、特定された警告事象における前記仮想ロボットの状態を、前記の動作表示領域および/または情報表示領域に表示させる。また、制御部101は、情報表示領域を介して、前記動作表示領域でアニメーション表示させる前記仮想ロボット装置の動作を指定するユーザ操作を受け付ける。
また、後述の警告事象確認画面303のアニメーション表示領域は、表示ウィンドウにより構成することができる。そして、制御部101は、必要に応じて、警告事象確認画面303の表示ウィンドウを前記表示装置にポップアップ表示させる。
また、動作表示領域(3Dモデル表示部201)や、アニメーション表示領域(警告事象確認画面303)でアニメーション表示している仮想ロボット装置の動作のタイミングは、情報表示領域(事象表示部200)上で特定可能に表示させることができる。
また、動作表示領域(3Dモデル表示部201)のアニメーション表示が警告事象に対応するタイミングで、警告事象確認画面303の表示ウィンドウをポップアップ表示させることができる。
また、警告事象は、動作表示領域(3Dモデル表示部201)や、情報表示領域(事象表示部200)を用いて、警告事象の種類及び段階に応じて異なる表示態様で、表示させることができる。
また、動作表示領域(3Dモデル表示部201)と、情報表示領域(事象表示部200)と、の表示は主に経時的な関係において関連付けて、同期的に制御することができる。例えば、これらいずれか一方の表示領域に対するユーザ操作が行われた場合、他方の表示領域の表示状態を当該操作に応じて更新するよう制御することもできる。
また、動作表示領域(3Dモデル表示部201)やアニメーション表示領域(警告事象確認画面303)の仮想ロボット装置のアニメーション表示は、警告事象が発生するタイミングでアニメーション動作を停止させ、静止画表示に切り換えるよう制御できる。以下、本実施形態のロボットシミュレータ装置の構成、および動作につき、さらに詳細に説明する。
3Dモデル表示部201、事象表示部200、解析条件設定部203の表示は、仮想環境中におけるロボット装置の3Dモデルの動作を介して、また、図2の表示部102と操作部103によるユーザ操作を介して連動的に制御する。例えば、3Dモデル表示部201で表示中の描画フレームに該当する事象表示部200上の時間軸上の位置に、カーソルや縦棒を表示してこれら2つの表示を関連付ける。また、3Dモデル表示部201でアニメーション表示を行う場合は、事象表示部200の表示は、3Dモデル表示部201の表示に相当する時間軸上の位置が表示部102内に収まるよう自動的にスクロールさせる。また、同時に上記のカーソルや縦棒を時間軸上の3Dモデル表示部201の表示に相当する位置を取るよう、自動的に移動させる。
3Dモデル表示部201に表示されている情報、ないし事象表示部200に表示されている情報、のいずれかを操作部で指定ないし選択すると、他方の表示部に表示されている情報が当該の操作に応じて更新されるよう制御するのが望ましい。
また、好ましくは、3Dモデル表示部201、事象表示部200、解析条件設定部203の表示は、表示部102によって、ユーザが関連のある部分を同時に視認できるような態様で表示される。例えば、表示部102が1台のディスプレイBにより構成される場合には、1表示画面中にこれら各表示部(201〜203)をマルチウィンドウやタブの形式で表示する。ただし、表示部102を構成するディスプレイBが複数台(いわゆるマルチヘッド構成)存在する場合には、上記の各表示部(201〜203)が複数の異なるディスプレイの表示画面にそれぞれ表示されるような構成であってもよい。
例えば、3Dモデル表示部201、事象表示部200、解析条件設定部203を表示部102の1表示画面中に同時に表示させる。その場合の各部(201〜203)を構成する表示ウィンドウの画面上の分割態様や、オーバーラップ態様などは、多くのオペレーティングシステムにおけるGUIでの操作慣習などに従って変更できるようにしておく。また、ディスプレイBが1台のみではなく複数台のモニタから構成されているような場合には、3Dモデル表示部201、事象表示部200、解析条件設定部203の任意の部分が別のモニタ装置の表示画面にそれぞれ表示されるような構成であってもよい。
3Dモデル表示部201は、装置を再現した3Dモデルを表示する。視点の変更や3Dモデルの配置の変更などを行うことができる。
本実施形態の事象表示部200は、解析実行ボタン204とグラフ表示部202を備えている。
事象表示部200のグラフ表示部202は、時間軸に沿った表示を行うためのもので、例えば、動作の時刻とロボット装置の各軸の指令値との関係を図示のようなグラフ形式で表示する。本実施形態では、画面表示中では、グラフ表示部202の時間軸は、主に図中の左右方向に沿って配置された状態で図示されている。図3のグラフ表示部202では、ロボット装置(の3Dモデル:Robot1)の2つの関節軸(Joint1、2)の関節位置(関節角度)の時間軸に沿った変化をグラフ表示する表示状態にある。
グラフ表示部202の時間軸の単位には、基準時刻(例えば、OSのエポック、ロボットプログラムや教示点データなどのロボット制御データにより記述された動作の開始時刻など)からの経過時間(秒、ミリ秒など)を用いればよい。グラフ表示部202の時間軸の単位は、GMTやJSTなどの標準時刻を用いるなど、当業者において任意に採用して構わない。なお、グラフ表示部202の画面上での時間軸のスケール(縮尺)は、例えば、グラフ表示部202の1画面に対応する時間幅を選択するような適当なユーザインターフェースを介して変更(拡大、縮小)できるようにしておくとよい。
グラフ表示部202の表示は、時間軸(例えば左右方向)に沿ってスクロールさせる、また、表示項目が多い場合には、その項目の方向(例えば上下方向)にスクロールできるようにしておく。例えば図3のグラフ表示部202では下縁部、右端縁部にいわゆるスクロールバーを設けてあり、このスクロールバーをマウスC(図1)などで操作し、上記のようなスクロールを行わせる。なお、スクロールバーの表示位置は、上縁部、左端縁部などに取っても構わない。また、上記のような表示のスクロールは、マウスCに設けられたホイール(不図示)などによって行ってもよい。
解析条件設定部203は、図2の解析部106の後述の解析条件の選択を行うためのものである。また、図2の入出力部104は、シミュレーションに必要なデータの入出力を行う。記憶部105は、入出力部104で入力されたデータと、後述する解析部106の結果を保存する。この記憶部105は、ROM、RAM、HDDやSDDなどの外部記憶装置によって構成することができる。その場合、後述のフローチャートなどにより示す制御手順を記述した制御プログラムは記憶部105のROM領域や、HDDやSDDなどの外部記憶装置に格納しておくことができる。これらの本発明に係る制御手順を記述した制御プログラムの格納手段は、本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体を構成する。また、本発明に係る制御プログラムの格納手段は、ROM領域や、HDDやSDDなどの外部記憶装置などの固定的な記憶ハードウェアのみならず、着脱可能な記憶メディア(各種の磁気ディスクや光ディスク、半導体メモリデバイス)であってもよい。また、本発明に係る制御プログラムは、これらの記憶メディアを介して運搬され、また、これらの記憶メディアからシミュレータ装置にインストールされたり、インストール済みの制御プログラムを更新したりすることができる。あるいは、さらに、シミュレータ装置への本発明に係る制御プログラムのインストールや更新(アップデート)は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体による他、ネットワークなどを介して行われるものであってよい。
また、記憶部105のRAM領域は、制御部101や解析部106を実現するCPUのための主記憶領域(ないしワークエリア)として用いられる。この主記憶領域は、RAM領域だけではなく、ROM領域と、さらにHDDやSDDなどの外部記憶装置に配置されたスワップ領域から成る、いわゆる仮想記憶(領域)として構成されていてもよい。
本実施形態の解析部106は、本シミュレータ装置で検証するロボット装置の3Dモデルの動作に関する事象を解析する。解析部106は、ロボット装置の3Dモデルの動作に関する警告事象を特定する。本実施形態の解析部106は、特に干渉判定、即ち、仮想環境中で動作するロボット装置のモデルと、他の障害物モデルと、の干渉が生じたか否かの判定を行い、干渉(衝突あるいは接触)が生じた場合に、その事象を警告事象として特定する。即ち、本実施形態の解析部106は、干渉判定110の機能を備える(図2)。
解析条件設定部203で、マウスC、キーボードDなどを用いて解析実行ボタン204を操作すると、解析部106は、干渉判定110の処理を行う。ここでは、仮想環境中で動作しているロボット装置や他の物体のモデルの状態に関するシミュレーションデータを解析し、ロボット装置と他の物体のモデルとの干渉を警告事象として検出する。
なお、解析条件設定部203、事象表示部200は、図3では別の表示ウィンドウ(あるいはペイン)として図示してあるが、解析条件設定部203は事象表示部200の一部を構成する、と考えてよい。また、解析条件設定部203の表示部位は、事象表示部200の表示ウィンドウ(あるいはペイン)の内側に表示される構成であってもよい。
本実施形態では、3Dモデル表示部201、事象表示部200、解析条件設定部203の表示の連動的な制御に関しては、上記のような解析条件の設定操作や、解析実行ボタン204の操作によるものがある。また、本実施形態では、例えば解析条件設定部203、解析実行ボタン204の操作により、干渉(衝突、接触)などの検索(解析)条件を満たすイベント(事象)が検索されると、これに応じて、事象表示部200のグラフ表示部202の表示を更新する。例えば、検索されたイベント(事象)に該当する時間軸上の位置がグラフ表示部202に現れるよう、グラフ表示部202の表示を更新する。また、当該のイベント(事象)は、後述のように表示色変更などの表示態様の制御を伴って、グラフ表示部202に表示させる。
上記のように、事象表示部200のグラフ表示部202の表示は、ユーザが注目する事象がその表示内に表われるように、時間軸に沿って(あるいは項目の配列方向に)スクロールできる。このスクロールは、制御条件によっては自動的に行うことができ、あるいはスクロールに係るユーザの手動操作を受け付けるよう実装できる。そして、このようなスクロール操作、グラフ表示部202に表示中の注目事象に対するマウスCのクリックなどに連動して、3Dモデル表示部201で表示されるロボット装置(の3Dモデル)の動作状態を、その注目事象に相当する状態に更新する。
解析条件設定部203による解析条件の設定操作や、解析実行ボタン204の操作を用いたシミュレーション解析は、例えば図4に示すような制御手順によって行う。
まず、ステップS1でシミュレーション対象のデータを入力する。このシミュレーション対象のデータには、例えば、シミュレーション対象のロボット装置の3Dモデル、それら3Dモデルの配置情報、ロボット装置の可動軸(関節)の指令値などを用いることができる。これらのシミュレーション対象のデータを用いて、仮想環境中で実機を模擬した仮想ロボットのモデルを動作させることができる。上記のシミュレーション対象のデータを入力すると、シミュレーション処理を行い、例えば図3の3Dモデル表示部201に示すように仮想ロボットのモデルを表示することができる。この時、同時に事象表示部200(例えば図3)に動作の時間と装置の可動軸の指令値との関係を文字列や数値データ、グラフ表示などを用いた表示形式で表示することができる。図3の事象表示部200では、1番のロボット(Robot)装置の1番、2番の関節(Joint)角度を時間軸上に波形表示するグラフ表示(グラフ表示部202)の形式が用いられている。
次に、ステップS2で解析の条件の設定を行う。例えば、図3のユーザインターフェースの例では、ユーザは解析条件設定部203で、干渉(衝突、接触)または閾値付き干渉のいずれかをいわゆるラジオボタン形式の操作ボタンにより選択することができる。ここで、「干渉」とは2つ以上の3Dモデルが接触している状態をいう。また、「閾値付き干渉」とは、2つ以上の3Dモデルが解析条件設定部203で指定した値以内の距離に位置する状態をいう。これは加工精度やロボットの機差などによりシミュレータとの差が発生して干渉することを未然に防ぐための機能である。ユーザが選択した解析条件は記憶部105に保存する。
次に、ステップS3で動作に対する解析を実行する。図3のユーザインターフェースの例では、ユーザは解析実行ボタン204を用いて解析実行を指令する。ユーザが解析実行を指令すると、1フレームずつ全ての動作に対して干渉判定を行う。このとき、ステップS2で設定した条件で干渉判定を行い、干渉、閾値付き干渉、干渉なしの3種類の状態を判別する。干渉または閾値付き干渉が発生した動作のフレームと、発生させた3Dモデルの情報を合わせて記憶部105に保存する。
次に、解析を行ったステップS4でロボット動作プログラムを特定する。ステップS3により記憶部105に保存した動作のフレームについて、そのフレームがロボット動作プログラムのどの部分(のコマンドやステートメント)と対応するかを特定する。特定したロボット動作プログラムを参照可能なポインタアドレスなどのデータはステップS3の解析結果と関連付けの上、記憶部105に保存する。
次に、ステップS5でロボットの動作情報を作成する。ステップS4により記憶部105に保存したロボット動作プログラムのポインタアドレスなどを介して、ロボット動作プログラムを取得する。そして、シミュレータ処理を行い、ロボット動作プログラムの内容を解析してロボットの動作情報を作成し、記憶部105に保存する。ここで、動作情報とは、例えばロボットを構成する3Dモデルとそれらを移動するための座標情報の集合である。この座標情報はロボット動作プログラムが完了するまでのフレーム分、作成する。後述のようにアニメーションなどによりロボットの動作を再現する場合は、フレームごとに各3Dモデルを作成した座標情報に従って移動させ、3Dモデル表示部201中に表示しているロボット装置のモデルに対応する動作を行わせることができる。
次に、ステップS6にて警告事象を視認しやすいように動作情報を修正する。ステップS5で作成した動作情報の中で、ステップS3の解析結果をもとに干渉している3Dモデルを判別する。干渉状態を確認しやすいように判別した3Dモデルとその周辺部の3Dモデルのみに限定する。どこまでの範囲を周辺部と識別するかは、警告事象確認画面303の大きさなどにより変更することができる。また、警告事象確認画面303や3Dモデル表示部201の表示(図5)で表示を行う時に、干渉している3Dモデルの動作が他の3Dモデルが手前にあって隠蔽されてしまう場合は、その障害物となっている3Dモデルを非表示にするよう処理してもよい。以上のようにして修正した動作情報は記憶部105に保存する。
次に、ステップS7にて動作確認用のアニメーションを作成する。ステップS6で作成した動作情報をユーザの要求に対して高速に再生を開始することができるようなアニメーション形式に変換する。ここでのアニメーション形式はソフトウェア内で表示可能なオブジェクトとしてメモリ上に展開しておくことが好ましいが、容量が大きい場合はAVIやWMVに代表される一般的な動画形式などを用いて、HDDなどの外部記憶装置に保存してもよい。
上記処理により特定した警告事象に関連するロボット装置の特定部位は、下記のように警告事象確認画面303のアニメーション表示領域の画角内に納めて表示する。例えば、図5に示すように、上記処理により解析した結果と作成したアニメーションを、シミュレーションソフトウェアEの画面上に表示する。シミュレーションソフトウェアEは、どのフレームにアニメーションを保存したかを、アニメーション保存期間枠301(図中の実線)で表示する。そして、例えば図示のようにユーザがマウスCを使用してマウスカーソル302をアニメーション保存期間枠301上に移動すると、ステップS6で作成したアニメーションを警告事象確認画面303で再生する。
このようにして、特定した警告事象に関連するロボット装置の特定部位(のみ)を下記のように警告事象確認画面303のアニメーション表示領域の画角内に納めてアップ表示によりアニメーション表示する。これにより、干渉などの警告事象に係る周囲の部分のみを強調表示してユーザが認識しやすくすることができる。
また、例えば、警告事象確認画面303のアニメーション表示は、3Dモデル表示部201の縦横表示サイズよりも小さく取ることができる。また、警告事象確認画面303のアニメーション表示の表示倍率は、例えば、3Dモデル表示部201のものと少なくとも同等か、それ以上大きく取ることができる。例えば、警告事象確認画面303にアニメーション表示する警告に係る特定部位の大きさは、3Dモデル表示部201(動作表示領域)に表示される前記特定部位の大きさよりも大きくする。特に、警告事象確認画面303の表示倍率を3Dモデル表示部201よりも大きく取り、警告事象確認画面303をアップ表示、あるいは拡大表示とすることにより、干渉などの警告事象に係る周囲の部分をユーザが認識しやすくなる。
なお、警告事象確認画面303でアニメーションを表示する時は、これに同期して3Dモデル表示部201でも3Dモデルのアニメーション表示を行うようにしてもよい。あるいは、警告事象確認画面303でアニメーションを表示する時は、3Dモデル表示部201側ではアニメーションを停止させる制御を行うようにしてもよい。例えば、干渉の生じる少し前の時点で3Dモデル表示部201側ではアニメーション動作を停止して静止画表示とする。そして、例えば、警告事象確認画面303でその状態から、続くアニメーション表示が行われるように制御する。
また、以上では、3Dモデル表示部201に加えて、アニメーション表示を行う警告事象確認画面303をポップアップ表示する例を示しているが、3Dモデル表示部201に換えて警告事象確認画面303を表示するようにしてもよい。その場合、好ましくは、3Dモデル表示部201の表示範囲を警告事象に関連するロボット装置の特定部位(のみ)をアニメーション表示の画角内に納めるように変更する。この時、3Dモデル表示部201の表示画面上のサイズを変更しないのであれば、必要に応じて表示倍率を拡大して、警告事象に係る特定部位(のみ)の周囲のみがアップ表示となるよう表示を調節する。
また、警告事象確認画面303でアニメーションを再生するタイミングは、例えばマウスカーソル302(ポインタ)がアニメーション保存期間枠301上にマウスオーバーしたタイミングとする。警告事象確認画面303を表示する位置は、例えば図5のようにマウスカーソル302の近傍に取る。しかしながら、警告事象確認画面303の表示位置は、必ずしもマウスカーソル302の近傍である必要はない。例えば、警告事象確認画面303の表示位置は、図6のように対象となるアニメーション保存期間枠301(図5)の上部とするよう制御してもよい。また、警告事象確認画面303は、図7のように専用の領域を設けて表示してもよい。図7の例では、警告事象確認画面303の表示位置は、解析条件設定部203の上部に取り、この固定的な位置で、アニメーションを行うようにしている。
また、警告事象確認画面303のアニメーション再生は、例えばマウスカーソルがアニメーション保存期間枠301(図5)の上にある間、連続して同じアニメーションを再生、例えばリピート再生するよう制御する。例えば、マウスカーソル302がアニメーション保存期間枠301の内側にある間、同じアニメーションを繰り返し表示する。そして、例えばマウスカーソル302がアニメーション保存期間枠301の外に移動したタイミングで、警告事象確認画面303を非表示にするか、あるいは、その動画表示を停止させるよう制御する。
また、警告事象確認画面303は、例えば一度だけアニメーションを再生して、動画終了時に非表示にするか、あるいは、その動画表示を停止させるよう制御する。また、一旦、マウスカーソル302をアニメーション保存期間枠301の外に移動した後に、再びアニメーション保存期間枠301内に移動した場合は、警告事象確認画面303非表示から表示アクティブに変更し、対応するアニメーションを再生する。
以上のようにして、警告事象確認画面303でアニメーション表示を行うことにより、ユーザはどのフレームでどのように干渉が発生するかを容易に確認することができる。警告事象確認画面303の表示は、仮想環境中の3Dモデル表示であるから、実機のロボット装置を動作させる必要がなく、実環境中のロボット装置や障害物の干渉を発生することがない。このため、実環境中のロボット装置や配置された事物を破損させたり、故障させたりする問題を生じずに、ロボット動作プログラムを検証することができる。
ここで、図1、図2のシミュレータ装置により検証されたロボット制御データ(教示点データやロボットプログラム)によって動作するロボット装置のより具体的な構成例や、そのロボットアームを生産システムに適用した場合の構成などにつき示しておく。
図8は、図1、図2のシミュレータ装置によって検証されたロボット制御データ(教示点データやロボットプログラム)によって動作するロボット装置1001の全体構成を示している。図8において、ロボット装置1001(ロボット装置)は、例えば6軸(関節)の垂直多関節形式のロボットアーム本体1201を備える。ロボットアーム本体1201の各関節は、各関節にそれぞれ設けられたサーボモータをサーボ制御することにより所望の位置姿勢に制御することができる。
ロボットアーム本体1201の先端(手先)には、例えばハンド1202のようなツールが装着され、このハンド1202によって、ワーク1203を把持し、ワーク1203を組み付けたり、加工したりする生産作業を行わせることができる。ワーク1203は、自動車や電機製品などの工業製品の例えば部品であって、ロボット装置1001はこのような生産システム(生産ライン)に生産装置として配置することができる。
ロボット装置1001のロボットアーム本体1201の動作は、ロボット制御装置1200(ロボットコントローラ)により制御される。ロボット装置1001のためのロボット制御データは、ロボット制御装置1200に接続された操作端末1204(例えばティーチングペンダント)によってプログラミング(教示)する、あるいは微修正などの編集を加えることもできる。
また、ロボット装置1001ないしロボット制御装置1200は、ネットワークNWを介して図1、図2に示したシミュレータ装置から、上述のように最適化されたロボット制御データないし軌道データを受信することができる。これにより、上記の処理によって最適化されたロボット制御データに基づき、ロボット装置1001を生産システム(生産ライン)を構成し物品の製造動作を行う生産装置として動作させ、ロボット装置1001により物品を製造することができる。
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する構成でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
A…コンピュータ本体、B…ディスプレイ、C…マウス、D…キーボード、E…シミュレーションソフトウェア、101…制御部、102…表示部、103…操作部、104…入出力部、105…記憶部、106…解析部、200…事象表示部、201…3Dモデル表示部、203…解析条件設定部、204…解析実行ボタン、301…アニメーション保存期間枠、302…マウスカーソル、303…警告事象確認画面、1001…ロボット装置、1200…ロボット制御装置、1202…ハンド、1203…ワーク、1204…操作端末。

Claims (15)

  1. 表示装置に対する表示を制御する制御部を備えた情報処理装置において、
    前記制御部は、ロボット制御データに基づき仮想環境で動作させた仮想ロボット装置の動作を前記表示装置の動作表示領域にアニメーション表示させるとともに、前記アニメーション表示に同期して、前記仮想ロボット装置の動作パラメータに関する情報を前記表示装置の情報表示領域に表示させ、
    前記制御部は、前記動作パラメータを解析し、前記仮想ロボット装置に係る警告事象を特定し、特定した前記警告事象の状態における、前記仮想ロボット装置の特定部位の動作を前記表示装置のアニメーション表示領域の画角内に納めてアニメーション表示させる情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、前記制御部は、ユーザの所定操作に基づき、時間的に前又は後ろの前記警告事象を特定し、特定された警告事象における前記仮想ロボット装置の状態を、前記動作表示領域および/または前記情報表示領域に表示する情報処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の情報処理装置において、前記制御部は、前記情報表示領域を介して、前記動作表示領域でアニメーション表示させる前記仮想ロボット装置の動作を指定するユーザ操作を受け付ける情報処理装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置において、前記アニメーション表示領域が表示ウィンドウにより構成され、前記制御部が、前記アニメーション表示領域の前記表示ウィンドウを前記表示装置にポップアップ表示させる情報処理装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置において、前記制御部が、前記動作表示領域および/またはアニメーション表示領域でアニメーション表示している前記仮想ロボット装置の動作のタイミングを、前記情報表示領域で特定可能に表示させる情報処理装置。
  6. 請求項4に記載の情報処理装置において、前記動作表示領域のアニメーション表示が前記警告事象に対応するタイミングにおいて、前記制御部が、前記アニメーション表示領域の前記表示ウィンドウを前記表示装置にポップアップ表示させる情報処理装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理装置において、前記制御部は、前記警告事象を、その種類及び段階に応じて異なる表示態様で、前記動作表示領域および/または前記情報表示領域により表示させる情報処理装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の情報処理装置において、前記制御部は、前記動作表示領域と、前記情報表示領域と、のいずれか一方の表示領域に対するユーザ操作が行われた場合、他方の表示領域の表示状態を当該操作に応じて更新する情報処理装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の情報処理装置において、前記制御部が、前記動作表示領域および/または前記情報表示領域で前記ロボット制御データに基づき前記仮想ロボット装置の動作をアニメーション表示させ、前記警告事象が発生するタイミングでアニメーション表示している動作を停止させ、静止画表示に切り換える情報処理装置。
  10. 前記アニメーション表示領域に表示される前記特定部位の大きさは、前記動作表示領域に表示される前記特定部位の大きさよりも大きいことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 表示装置の表示を制御する制御部を備えた情報処理装置の制御方法において、
    前記制御部が、ロボット制御データに基づき仮想環境で動作させた仮想ロボット装置の動作を前記表示装置の動作表示領域にアニメーション表示させる工程と、
    前記制御部が、前記アニメーション表示に同期して、前記仮想ロボット装置の動作パラメータに関する情報を前記表示装置の情報表示領域に表示させる工程と、
    前記制御部が、前記動作パラメータを解析し、前記仮想ロボット装置に係る警告事象を特定し、特定した前記警告事象の状態における前記仮想ロボット装置の特定部位の動作を前記表示装置のアニメーション表示領域の画角内に納めてアニメーション表示させる工程と、を含む情報処理装置の制御方法。
  12. 請求項11に記載の制御方法の各工程を前記制御部を構成するコンピュータに実行させるための制御プログラム。
  13. 請求項12に記載の制御プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  14. 請求項1から9のいずれか1項に記載の情報処理装置を用いて、前記仮想環境で前記仮想ロボット装置を動作させて検証した動作を、物品の製造動作を行うロボット装置に実行させて物品を製造する物品の製造方法。
  15. 請求項1から10のいずれか1項に記載の情報処理装置において、ロボット装置のハードウェア構成に対応する前記仮想ロボット装置を前記仮想環境で動作させるロボットシミュレータ装置として構成された情報処理装置。
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