JP2021018139A - 情報処理装置、情報処理システム、プログラム、および情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、プログラム、および情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】屋外において要介助者を支援する情報処理装置を提供する。【解決手段】情報処理装置10は制御部21を有する。制御部はルート探索の要求を取得すると二地点間内のルートに含まれる車椅子で移動する部分を、車椅子で移動可能なリンクおよびノードから作成する。また、制御部はルート探索の要求者の位置および時刻に基づいて、ルートにおける車椅子で移動する部分上の報知装置に、報知装置の存在地への到達予定時刻を通知する。【選択図】図2

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理システム、プログラム、および情報処理方法に関する。
従来、要介助者の支援が求められている。要介助者の起立動作の支援のために、要介助者の位置まで、障害物を回避しながら屋内を移動する自走式介助ロボットが提案されている(特許文献1参照)。
特許第608385号公報
要介助者の支援は、屋内だけでなく、屋外においても求められている。
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、屋外において要介助者を支援することにある。
本開示の一実施形態に係る情報処理装置は、
二地点間のルート探索の要求を認識するとき、前記二地点間内のルートに含まれる、車椅子で移動する部分を、車椅子で移動可能なリンクおよびノードから作成する制御部、を備える。
本開示の一実施形態に係る情報処理システムは、
二地点間のルート探索の要求を認識するとき、前記二地点間内のルートに含まれる、車椅子で移動する部分を、車椅子で移動可能なリンクおよびノードから作成する制御部を有する情報処理装置と、
前記情報処理装置と通信する報知装置と、を備え、
前記制御部は、前記ルート探索の要求者の位置および該要求者が該位置にいた時刻に基づいて、前記ルートにおける車椅子で移動する部分上の報知装置に、該報知装置の存在地への到達予定時刻を通知する。
本開示の一実施形態に係るプログラムは、
二地点間のルート探索の要求を認識するステップと、
前記ルート探索の要求を認識するとき、前記二地点間内のルートに含まれる、車椅子で移動する部分を、車椅子で移動可能なリンクおよびノードから作成するステップとを、情報処理装置に実行させる。
本開示の一実施形態に係る情報処理方法は、
情報処理装置による情報処理方法であって、
前記情報処理装置は、
二地点間のルート探索の要求を認識し、
前記ルート探索の要求を認識するとき、前記二地点間内のルートに含まれる、車椅子で移動する部分を、車椅子で移動可能なリンクおよびノードから作成する。
本開示の一実施形態に係る情報処理装置、情報処理システム、プログラム、および情報処理方法によれば、屋外において要介助者は支援され得る。
本開示の一実施形態にかかる情報処理装置を含む情報処理システムの全体構成を示す構成図である。 図1の第1の情報処理装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 図1の報知装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 図1の第2の情報処理装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 図1の端末装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 図2の第1の情報処理装置の制御部が実行するルート作成処理を説明するための第1のフローチャートである。 図2の第1の情報処理装置の制御部が実行するルート作成処理を説明するための第2のフローチャートである。 図2の第1の情報処理装置の制御部が実行する介助享受処理を説明するためのフローチャートである。 図3の報知装置の制御部が実行する報知処理を説明するためのフローチャートである。 図4の第2の情報処理装置の制御部が実行する支援要請処理を説明するためのフローチャートである。 図4の第2の情報処理装置の制御部が実行する支援受諾処理を説明するためのフローチャートである。 図4の第2の情報処理装置の制御部が実行する接近通知処理を説明するためのフローチャートである。 図5の端末装置の制御部が実行する支援通知処理を説明するためのフローチャートである。 図5の報知装置の制御部が実行する実行通知処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1を参照して、本開示の一実施形態に係る第1の情報処理装置10を含む情報処理システム11の概要について説明する。情報処理システム11は、第1の情報処理装置10、報知装置12、第2の情報処理装置13、および端末装置14を備える。第1の情報処理装置10は、例えば情報処理システム11に専用の電子機器であるが、これに限られずスマートフォンまたはタブレットなどの汎用の電子機器であってもよい。報知装置12は、例えば、通信機能を有する、スピーカまたはディスプレイなどのように情報を音声または画像により報知する機器であって、エレベータのように要介助者による優先的な使用が認められている設備に設けられている。第2の情報処理装置13は、1つまたは互いに通信可能な複数のサーバ装置を含む。端末装置14は、例えばスマートフォンまたはタブレットなどの汎用の携行型電子機器であるが、これらに限られず、情報処理システム11に専用の電子機器であってもよい。図1では説明の簡便のため、第1の情報処理装置10、報知装置12、および端末装置14についてはそれぞれ1つずつ図示しているが、情報処理システム11が備える第1の情報処理装置10、報知装置12、および端末装置14の数はそれぞれ1つ以上であればよい。第1の情報処理装置10、報知装置12、第2の情報処理装置13、および端末装置14のそれぞれは、例えば移動体通信網およびインターネットなどを含むネットワーク15と通信可能に接続される。
本実施形態の概要として、車椅子16に着脱自在に取付けられる第1の情報処理装置10は、二地点間のルート探索が要求されると、車椅子16で移動可能な部分を含むルートを作成し、要介助者に報知する。車椅子16は、例えば、歩行困難者用の手動または電動の車椅子、および高齢者用のシニアカーであって、日本の道路交通法上歩行者とみなされる用具である。第1の情報処理装置10は、提示するルートに報知装置12がある場合、当該報知装置12への到達予定時刻を当該報知装置12に通知する。到達予定時刻が通知された報知装置12は、到達予定時刻以前から、報知装置12周辺に対して、車椅子16の到来を報知することによって、報知装置12が設けられる設備への要介助者の優先使用を促す。第1の情報処理装置10は、提示するルートに、特定種類の施設がある場合、当該特定種類の施設の到着予定時刻における支援要請を、例えば、第2の情報処理装置13を介して、端末装置14に送信する。第1の情報処理装置10は、特定種類の施設が第1の施設である場合、第1の施設に対する支援要請である第1の支援要請を端末装置14に送信する。第1の情報処理装置10は、第1の支援要請に対して第1の施設を通過するリンクおよびノードにおける介助が可能であると認識するとき、当該リンクおよびノードを、車椅子16で移動する部分の作成への適用を許可する。支援要請を取得した端末装置14は、端末装置14の保持者に支援要請および到着予定時刻を報知する。端末装置14は、支援要請に対して介助の可否の入力を検出するとき、第2の情報処理装置13を介して介助の可否を第1の情報処理装置10に通知する。第1の情報処理装置10は、支援要請の送信後、当該特定種類の施設の近傍に到達すると、支援要請を送信した少なくとも一部の端末装置14に、例えば第2の情報処理装置13を介して、接近通知を送信する。端末装置14は、接近通知を取得すると、車椅子16が特定種類の施設近傍にあることを保持者に報知する。第1の情報処理装置10は、介助が実行されたことの、介助を受けた要介助者による入力を検出するとき、介助者に、第2の情報処理装置13を介して得点を送信巣る。得点を取得した介助者は、得点に応じた特典を享受する。
次に、情報処理システム11の各構成について詳細に説明する。
第1の情報処理装置10は、例えばナビゲーション装置である。図2に示すように、第1の情報処理装置10は、取得部17、通信部18、出力部19、記憶部20、および制御部21を備える。
取得部17は、第1の情報処理装置10への指令、および情報の少なくとも1つを取得する。取得部17は、例えば、ネットワーク15に接続する通信モジュールを含み、ネットワーク15を介して第2の情報処理装置13および端末装置14などの外部機器から、多様な指令および情報を取得可能である。取得部17は、例えば、第1の情報処理装置10に設けられるGPS(Global Positioning System)受信機などが受信する情報を取得可能である。取得部17は、例えば、第1の情報処理装置10に設けられるタイマから現在時刻を取得可能である。
取得部17は、例えば、第1の情報処理装置10に設けられる入力インタフェースが検出したユーザ入力の情報を取得可能である。例えば、入力インタフェースは、物理キー、静電容量キー、出力部19のディスプレイと一体的に設けられたタッチスクリーン、または音声入力を受け付けるマイクなどである。取得部17は、二地点間のルート探索の要求のユーザ入力を取得可能である。探索対象の二地点は、店舗などの車椅子16の要介助者の受入が認定された地点を含んでよい。また、探索対象の二地点は、受入れが認定された施設内部の特定の地点も含んでよい。
通信部18は、例えば、ネットワーク15に接続する通信モジュールを含む。通信部18は、例えば、支援要請、接近通知、後述する種々の情報、および指令を、端末装置14および第2の情報処理装置13などの外部機器に送信する。なお、通信部18は、取得部17と一体的であってよい。
出力部19は、情報を出力してユーザに通知する1つ以上のインタフェースを含む。例えば、出力部19は、情報を映像で出力するディスプレイ、又は情報を音声で出力するスピーカ等であるが、これらに限られない。
記憶部20は、例えば、半導体メモリ、磁気メモリ、又は光メモリ等であるが、これらに限られない。記憶部20は、例えば、主記憶装置、補助記憶装置、またはキャッシュメモリとして機能してもよい。
記憶部20は、第1の情報処理装置10の動作に用いられる任意の情報を記憶する。記憶部20は、例えば、システムプログラム、アプリケーションプログラムなどを記憶してもよい。記憶部20は、多様なルートを構成する多数のリンクおよび多数のノードを記憶してよい。リンクおよびノードは道路ネットワークの構成要素である。リンクは、2つの異なるノードを連結する道路部分である。ノードは、交差点、分岐点、および道路の属性が変化する地点を示す道路部分である。記憶部20は、車椅子16による移動の可否を各リンクおよび各ノードに関連付けて記憶してよい。記憶部20は、電車およびバスなど、車椅子16以外の乗物の種類毎に、当該乗物による移動の可否を各リンクおよび各ノードに関連付けて記憶してよい。記憶部20は、後述する、特定種類の施設の位置を各リンクおよび各ノードに関連付けて記憶してよい。記憶部20は、報知装置12の存在地および識別情報を各リンクおよび各ノードに関連付けて記憶してよい。報知装置12の識別情報は、情報処理システム11において報知装置12をそれぞれ一意に識別可能な情報である。記憶部20は、第1の情報処理装置10の識別情報を記憶してよい。第1の情報処理装置10の識別情報は、情報処理システム11において第1の情報処理装置10をそれぞれ一意に識別可能な情報である。記憶部20に記憶された情報は、例えば取得部17を介してネットワーク15から取得される情報で更新可能であってもよい。
制御部21は、1つ以上のプロセッサを含む。本実施形態において「プロセッサ」は、汎用のプロセッサ、又は特定の処理に特化した専用のプロセッサであるが、これらに限られない。制御部21は、第1の情報処理装置10全体の動作を制御する。
制御部21は、取得部17における二地点間のルート探索を要求するユーザ入力を認識するとき、ルートを作成する。制御部21は、少なくとも一部において車椅子16で移動する部分を含むルートを作成する。例えば、制御部21は、すべてを車椅子16で移動するルート、または、一部において車椅子16以外の乗物で移動し、別の一部において車椅子16で移動するルートを作成する。
制御部21は、ルートの作成において、記憶部20に記憶されたリンクおよびノードを用いる。制御部21は、ルートの作成において、二地点間内のルートに含まれる、車椅子16で移動する部分を、車椅子16で移動可能なリンクおよびノードから作成する。制御部21は、例えば、二地点間内における車椅子16以外の乗物によって移動するリンクおよびノードを記憶部20から検出する。制御部21は、読出したリンクおよびノードの間において、車椅子16による移動が可能なリンクおよびノードを記憶部20から検出する。制御部21は、車椅子16以外の乗物によって移動するリンクおよびノードと、当該リンクおよびノードの間における車椅子16による移動が可能なリンクおよびノードを用いることにより、ルートを作成する。
制御部21は、作成するルートの車椅子16で移動する部分が特定種類の施設を含む場合、当該施設への到着予定時刻を算出する。特定種類の施設は、第1の施設および第2の施設を含んでよい。第1の施設は、例えば、勾配の大きな坂道、車両または電車への乗降地などの車椅子16の移動に介助が必要な施設である。第2の施設は、例えば、段差、坂道、およびスロープなどの車椅子16の移動に介助が望ましい施設である。
制御部21は、到着予定時刻の算出に、ルート探索の要求者の位置、当該要求者が当該位置にいた時刻、および特定種類の施設の位置を用いる。制御部21は、例えば、第1の情報処理装置10の現在位置および現在時刻をそれぞれ、ルート探索の要求者の位置、当該要求者が当該位置にいた時刻とみなしてよい。制御部21は、到着予定時刻の算出後、到着予定時刻および第1の情報処理装置10の識別情報を含む支援要請を作成する。支援要請とは、車椅子16の乗員である要介助者、言換えるとルート探索の要求者の、特定種類の施設における将来の移動の介助の要請である。
制御部21は、特定種類の施設が第1の施設である場合、ルート確定前に第1の施設に対する支援要請を第1の支援要請の情報として、到着予定時刻に当該第1の施設近傍に位置する予定である端末装置14に、通信部18を介して送信する。第1の施設近傍は、介助のために介助者が移動を許容すると想定できる距離範囲内であって、具体的には、半径100mの範囲に定められてよい。第1の支援要請を送信する端末装置14は、複数であってもよい。
制御部21は、第1の支援要請を端末装置14に直接送信しても、第2の情報処理装置13を介して送信してもよい。第1の支援要請を直接送信する構成においては、制御部21は、多様な端末装置14と通信しながら、到着予定時刻に第1の施設近傍にいる予定である少なくとも1つの端末装置14を探索し、探索した端末装置14に送信する。第1の支援要請を第2の情報処理装置13を介して間接的に送信する構成においては、制御部21は、第1の支援要請を第2の情報処理装置13に送信する。
制御部21は、第1の支援要請の送信後に、当該第1の支援要請に対して第1の施設を通過するリンクおよびノードにおける介助可能を示す介助可否情報を取得部17が取得するとき、当該リンクおよびノードにおける介助が可能であると認識する。制御部21は、例えば、第1の支援要請に対して端末装置14から送信される、後述する、支援受諾を、介助可否情報として取得してよい。制御部21は、例えば、第2の情報処理装置13から閾値を超える数の端末装置14に第1の支援要請を送信したことの通知を、介助可否情報として取得してよい。制御部21は、例えば、到着予定時刻に当該第1の施設近傍にいる予定である端末装置14の探索において、探索された端末装置14の識別情報を、介助可否情報として取得してよい。なお、制御部21は、例えば、到着予定時刻に当該第1の施設近傍にいる予定である端末装置14の探索において、取得した識別情報の数、言換えると端末装置14の数が閾値を超える場合、介助が可能であると認識する。
制御部21は、介助が可能であると認識するとき、当該リンクおよびノードの、ルート作成への適用を許可する。したがって、制御部21は、介助が不可能であると認識するとき、当該リンクおよびノードを用いずにルート作成を行う。制御部21は、第1の支援要請の送信後に第1の待機時間が経過するまでに、介助可否情報を取得できない場合、介助が不可能であると認識してよい。第1の待機時間は、ルート探索の待ち時間として許容されると想定される長さに予め定められ、例えば1分などに定められてよい。
制御部21は、作成したルートを出力部19に出力させることにより、ルートを車椅子16の乗員に提示する。
制御部21は、ルートの作成後に当該ルートにおける車椅子16で移動する部分上に報知装置12が位置する場合、当該報知装置12の存在地への到達予定時刻を算出する。制御部21は、到着予定時刻の算出に、ルート探索の要求者の位置、当該要求者が当該位置にいた時刻、および報知装置12の存在位置を用いる。制御部21は、例えば、第1の情報処理装置10の現在位置および現在時刻をそれぞれ、ルート探索の要求者の位置、当該要求者が当該位置にいた時刻とみなす。なお、制御部21は、到着予定時刻の算出のために、リンクまたはノードに関連付けられて記憶されている報知装置12の位置を記憶部20から読出す。制御部21は、到着予定時刻の情報を通信部18を介して送信することにより、到着予定時刻を報知装置12に通知する。
制御部21は、到達予定時刻を報知装置12に直接通知しても、第2の情報処理装置13を介して間接的に通知してもよい。到達予定時刻を直接通知する構成においては、制御部21は、報知装置12の識別情報に基づいて、当該報知装置12に到達予定時刻を通知する。到達予定時刻を第2の情報処理装置13を介して間接的に通知する構成においては、制御部21は、到着予定時刻および報知装置12の識別情報を第2の情報処理装置13に通知する。
制御部21は、上述の特定種類の施設が第2の施設である場合、ルート作成後に第2の施設に対する支援要請を第2の支援要請の情報として、到着予定時刻に当該第2の施設近傍に位置する予定である端末装置14に、通信部18を介して送信する。第2の施設近傍は、第1の施設近傍と同じ範囲であってよい。第1の支援要請を送信する端末装置14は、複数であってもよい。
制御部21は、第1の支援要請を端末装置14に直接送信しても、第2の情報処理装置13を介して送信してもよい。第1の支援要請を直接送信する構成においては、制御部21は、多様な端末装置14と通信しながら、到着予定時刻に第2の施設近傍にいる予定である少なくとも1つの端末装置14を探索し、探索した端末装置14に送信する。第2の支援要請を第2の情報処理装置13を介して間接的に送信する構成においては、制御部21は、第2の支援要請を第2の情報処理装置13に送信する。
制御部21は、第2の支援要請に対して端末装置14が送信する、後述する、支援受諾を、介助が可能であることを示す介助可否情報として取得部17が取得するとき、支援受諾に含まれる端末装置14の識別情報を記憶部20に格納する。また、制御部21は、支援の要請が受諾されたことを出力部19に出力させる。制御部21は、支援の要請が受諾されたこととともに当該第2の施設の場所も、出力部19に出力させる。
制御部21は、第1の支援要請および第2の支援要請の送信後、ルート探索の要求者の現在位置が特定種類の施設の所定範囲内に存在しているか否かを判別する。制御部21は、例えば、第1の情報処理装置10の現在位置を、ルート探索の要求者の現在位置とみなす。所定範囲は、例えば、支援を検討している者が許容し得る時間内に特定種類の施設に到達可能な距離の範囲内であって、具体的には、半径50mの範囲であってよい。
制御部21はルート探索者の現在位置が特定種類の施設の所定範囲内に入る場合、第1の情報処理装置10の識別情報を含む接近通知を作成する。接近通知とは、現在、車椅子16の乗員でありルート探索者である要介助者が特定種類の施設の付近にいることの通知である。制御部21は、接近通知の作成とともに、あるいは時間的に前後して、特定種類の施設の所定範囲内にいることを出力部19に出力させてよい。
制御部21は、作成した接近通知を情報として、特定種類の施設近傍に位置する端末装置14に通信部18を介して送信する。制御部21は、支援受諾から抽出して記憶部20に格納した端末装置14の識別情報に基づいて、支援要請に対する支援応諾を通知した端末装置14のみに接近通知を送信してよい。制御部21は、支援要請と同様に、接近通知を端末装置14に直接送信しても、第2の情報処理装置13を介して送信してもよい。
制御部21は、接近通知に対して、移動の介助が実行されたか否かを判別する。制御部21は、多様な方法により、移動の介助が実行されたか否かを判別してよい。制御部21は、例えば、車椅子16の乗員のユーザ入力により、移動の介助が実行されたと判断してよい。また、制御部21は、例えば、第1の情報処理装置10の位置の変化に基づいて移動の介助が実行されたと判断してよい。また、制御部21は、端末装置14のディスプレイなどに表示されるコードを、第1の情報処理装置10が有するカメラに撮像させることにより、移動の介助が実行されたと判断してよい。
制御部21は、接近通知の送信後から第2の待機時間が経過するまでの間に、介助の実行が行われたことの判断ができないとき、介助は実行されなかったと判断してよい。第1の待機時間は、到着予定時刻より後に車椅子16または介助者が到着しても、要請された支援が実行され得る長さに予め定められ、例えば10分などに定められてよい。
制御部21は、移動の介助が実行されたと判断するとき、移動の介助を行った介助者に得点を、通信部18を介して与える。制御部21は、移動の介助を行った介助者への得点を、多様な方法により与えてよい。
制御部21は、例えば、通信部18を介して、端末装置14と近距離通信を行うことにより端末装置14に与える得点を、端末装置14を保持する介助者への得点として与えてよい。また、制御部21は、例えば、ディスプレイである出力部19に符号を表示させ、端末装置14のカメラで撮像することにより端末装置14に与える得点を、端末装置14を保持する介助者への得点として与えてよい。また、制御部21は、例えば、端末装置14のディスプレイに表示される符号を、第1の情報処理装置10が有するカメラに撮像させて復号してよい。制御部21は、復号により得られる端末装置14の識別情報を第2の情報処理装置13に通知することにより、第2の情報処理装置13を介して端末装置14に与える得点を、端末装置14を保持する介助者への得点として与えてよい。
あるいは、制御部21は、第2の情報処理装置13において得点を管理している構成においては、介助者の識別情報、または当該介助者が保持する端末装置14の識別情報を第2の情報処理装置13に送信することにより、介助者に得点を与える。制御部21は、介助者または端末装置14の識別情報を多様な方法で取得してよい。制御部21は、例えば、端末装置14との近距離通信、ディスプレイである出力部19に表示させた符号を端末装置14のカメラで撮像させた後に端末装置14から通信などを介した送信、端末装置14のディスプレイに表示させた符号を撮像して当該符号の復号などの方法により、介助者または端末装置14の識別情報を取得してよい。
図3に示すように、報知装置12は、通信部22、記憶部23、出力部24、タイマ25、および制御部26を備える。
通信部22は、ネットワーク15に接続する通信モジュールを含む。例えば、通信部22は、4G及び5G等の移動体通信規格に対応する通信モジュールを含んでもよい。本実施形態において、報知装置12は、通信部22を介してネットワーク15に接続される。
記憶部23は、例えば、半導体メモリ、磁気メモリ、又は光メモリ等であるが、これらに限られない。記憶部23は、例えば主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能してもよい。記憶部23は、報知装置12の動作に用いられる任意の情報を記憶する。例えば、記憶部23は、システムプログラム、アプリケーションプログラムを記憶してもよい。記憶部23は、報知装置12の識別情報を記憶する。記憶部23に記憶された情報は、例えば通信部22を介してネットワーク15から取得される情報で更新可能であってもよい。
出力部24は、情報を出力してユーザに通知する1つ以上のインタフェースを含む。例えば、出力部24は、情報を映像で出力するディスプレイ、又は情報を音声で出力するスピーカ等であるが、これらに限られない。
タイマ25は、現在時刻を計時する。
制御部26は、1つ以上のプロセッサを含む。制御部26は、報知装置12全体の動作を制御する。
制御部26は、第1の情報処理装置10から取得する到着予定時刻を記憶部23に格納する。
制御部26は、取得した到着予定時刻を基準とした報知時間を決定する。報知時間は、例えば2分間などの予め定められた時間間隔を有する。報知時間は、到着予定時刻を内包すればよく、例えば、報知時間の中間が到着予定時刻となるように定められる。
制御部26は、現在時刻が、報知時間の開始時刻であるかを判別する。制御部26は、現在時刻が報知時間の開始時刻である場合、要介助者が接近していることの報知の出力を出力部24に開始させる。制御部26は、出力後から報知時間の経過後に、出力を停止させる。
図4に示すように、第2の情報処理装置13は、取得部27、通信部28、記憶部29、および制御部30を備える。
取得部27は、例えば、ネットワーク15に接続する通信モジュールを含む。取得部27は、例えば、有線LAN(Local Area Network)規格に対応する通信モジュールを含んでもよい。本実施形態において、第2の情報処理装置13は、取得部27を介してネットワーク15に接続される。取得部27は、第1の情報処理装置10から、第1の情報処理装置10が作成したルート、報知装置12への到着予定時刻、支援要請、接近通知、および介助者に与えられる得点などを情報として取得可能である。取得部27は、端末装置14から、支援受諾を情報として取得可能である。
通信部28は、例えば、ネットワーク15に接続する通信モジュールを含む。通信部28は、例えば、有線LAN規格に対応する通信モジュールを含んでもよい。通信部28は、例えば、後述する少なくとも1種の種々の情報を、第1の情報処理装置10および端末装置14に送信する。なお、通信部28は、取得部27と一体的であってよい。
記憶部29は、例えば、半導体メモリ、磁気メモリ、又は光メモリ等であるが、これらに限られない。記憶部29は、例えば、主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能してもよい。記憶部29は、第2の情報処理装置13の動作に用いられる任意の情報を記憶する。記憶部29は、システムプログラム、アプリケーションプログラムを記憶してよい。記憶部29は、多様なルートを構成する多数のリンクおよび多数のノードを、車椅子16を含む乗物別の移動の可否の関連付けとともに記憶してよい。記憶部29は、リンクおよびノードに関連付けて、リンクまたはノード上に存在する報知装置12の存在地または識別情報を記憶してもよい。記憶部29に記憶された情報は、例えば、取得部27を介してネットワーク15から取得される情報で更新可能であってもよい。
制御部30は、1つ以上のプロセッサを含む。制御部30は、第2の情報処理装置13全体の動作を制御する。
制御部30は、第2の情報処理装置13の管理者が提供する要介助者支援サービスのウェブサイトを、ネットワーク15を介して、第1の情報処理装置10および端末装置14に提供する。制御部30は、当該ウェブサイトにおいて、介助者の募集、介助者の登録、および要介助者によるサービス提供依頼の登録を行う。
制御部30は、端末装置14から介助支援の登録要求を取得するとき、端末装置14の識別情報とともに、端末装置14の保持者のスケジュールを関連付けて、記憶部29に格納する。保持者のスケジュールは、保持者の時間別の滞在地を含む。
制御部30は、第1の情報処理装置10から介助サービス提供依頼を取得するとき、第1の情報処理装置10の識別情報を記憶部29に格納することにより、第1の情報処理装置10を登録する。制御部30は、車椅子16で移動可能なリンクおよびノード、ならびに移動手段別のリンクおよびノードを、登録された第1の情報処理装置10に送信する。制御部30は、送信済みのリンクおよびノードにおいて移動手段の可否に変更がある場合に、登録された第1の情報処理装置10に変更後のリンクおよびノードを送信する。
制御部30は、第1の情報処理装置10から報知装置12への到着予定時刻および報知装置12の識別情報を取得するとき、取得した識別情報の報知装置12別に、当該報知装置12への到着予定時刻を通知する。
制御部30は、第1の情報処理装置10から支援要請を取得するとき、当該支援要請を当該第1の情報処理装置10の識別情報に関連付けて記憶部29に格納する。また、制御部30は、特定種類の施設の存在地に予定到着時刻に滞在予定の保持者を、記憶部29から検出する。
制御部30は、記憶部29に記憶された介助支援が登録された端末装置14の保持者のスケジュールに基づいて、当該滞在予定の保持者を検出する。制御部30は、保持者を検出すると、当該保持者の端末装置14に第2の情報処理装置13の識別情報を含めた支援要請を送信する。
制御部30は、支援要請を送信した端末装置14の識別情報を、支援要請を行った第1の情報処理装置10の識別情報と関連付けて記憶部29に格納する。制御部30は、第1の支援要請を送信する端末装置14の数が閾値を超える場合、第1の情報処理装置10に、第1の支援要請を送信する端末装置14の数が閾値を超えることを通知してよい。
制御部30は、支援要請に対して端末装置14から支援受諾を取得するとき、支援受諾から、第1の情報処理装置10の識別情報を抽出する。制御部40は、抽出した当該識別情報に基づいて、当該支援受諾を、支援要請を行った第1の情報処理装置10に送信する。制御部30は、支援受諾を行った端末装置14の識別情報を第1の情報処理装置10の識別情報に関連付けて記憶部29に格納する。
制御部30は、第1の情報処理装置10から接近通知を取得するとき、当該第1の情報処理装置10の識別情報に関連付けて記憶した識別情報の端末装置14に接近通知を送信する。
制御部30は、第1の情報処理装置10から端末装置14に送信する得点を取得するとき、当該端末装置14の識別情報に関連付けて記憶させている得点に、加算して記憶部29に格納する。制御部30は、支援要請における特定種類の施設への到着予定時刻から、第3の待機時間が経過するまで、得点加算の処理を待機してよい。第3の待機時間とは、第2の待機時間と同様に、予め定められる時間であって、例えば10分などに定められてよい。第3の待機時間は、第2の待機時間と異なっていてもよい。
図5に示すように、端末装置14は、通信部31、記憶部32、出力部33、入力部34、および制御部35を備える。
通信部31は、ネットワーク15に接続する通信モジュールを含む。例えば、通信部31は、4G及び5G等の移動体通信規格に対応する通信モジュールを含んでもよい。本実施形態において、端末装置14は、通信部31を介してネットワーク15に接続される。
記憶部32は、例えば、半導体メモリ、磁気メモリ、又は光メモリ等であるが、これらに限られない。記憶部32は、例えば主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能してもよい。記憶部32は、端末装置14の動作に用いられる任意の情報を記憶する。例えば、記憶部32は、システムプログラム、アプリケーションプログラム、および端末装置14の識別情報などを記憶してもよい。記憶部32に記憶された情報は、例えば通信部31を介してネットワーク15から取得される情報で更新可能であってもよい。
出力部33は、情報を出力してユーザに通知する1つ以上のインタフェースを含む。例えば、出力部33は、情報を映像で出力するディスプレイ、又は情報を音声で出力するスピーカ等であるが、これらに限られない。
入力部34は、ユーザ入力を検出する1つ以上のインタフェースを含む。例えば、入力部34は、物理キー、静電容量キー、出力部33のディスプレイと一体的に設けられたタッチスクリーン、または音声入力を受け付けるマイクなどであるが、これらに限られない。
制御部35は、1つ以上のプロセッサを含む。制御部35は、端末装置14全体の動作を制御する。
制御部35は、第1の情報処理装置10または第2の情報処理装置13から、支援要請を取得するとき、第1の情報処理装置10の識別情報を抽出する。また、制御部35は、支援要請に第2の情報処理装置13の識別情報が含まれている場合、当該識別情報を抽出する。制御部35は、抽出した識別情報を支援要請に関連付けて記憶部32に格納する。
さらに、制御部35は、介助が要請されている場所および到着予定時刻を、出力部33に出力させる。制御部35は、支援要請に対して、支援の可否の入力の要求を出力部33に出力させてもよい。制御部35は、支援可能を示すユーザ入力を入力部34が検出するとき、第1の情報処理装置10および端末装置14それぞれの識別情報を含めた支援受諾を第1の情報処理装置10に送信する。制御部35は、支援要請の取得後に到着予定時刻が経過するまで、支援受諾のユーザ入力の有無を判別してよい。
制御部35は、直接的、または第2の情報処理装置13を介して間接的に第1の情報処理装置10に送信してよい。制御部35は、記憶部32に記憶した第1の情報処理装置10の識別情報に基づいて、第1の情報処理装置10に支援受諾を送信する。または、制御部35は、記憶部32に記憶された第2の情報処理装置13の識別情報に基づいて、第2の情報処理装置13に支援受諾を送信する。
制御部35は、第1の情報処理装置10または第2の情報処理装置13から、接近通知を取得するとき、介助の実行が要請されていることを、出力部33に出力させる。制御部35は、接近通知に対して、介助の完了の入力の要求を出力部33に出力させてもよい。制御部35は、介助の完了を示すユーザ入力を入力部34が検出するとき、第1の情報処理装置10に得点を要求することを出力部33に出力させてよい。制御部35は、前述のように、第1の情報処理装置10が行い得る多様な方法で、介助者の得点として、得点を取得してよい。制御部35は、接近通知の取得後に第4の待機時間が経過するまで、介助の完了のユーザ入力の検出を行ってよい。第4の待機時間は、端末装置14の保持者が到着予定時刻前後において出力部33を確認して、要介助者を探し、介助を完了するのにかかる長さに予め定められ、例えば、5分に定められてよい。
次に、本実施形態において第1の情報処理装置10の制御部21が実行するルート作成処理について、図6、7のフローチャートを用いて説明する。ルート作成処理は、例えば、取得部17が二地点間のルート探索の要求を取得するときに開始する。
ステップS100において、制御部21は、ルート探索を要求された二地点間のリンクおよびノードを記憶部20から読出す。読出し後、プロセスはステップS101に進む。
ステップS101では、制御部21は、ステップS100において読出したリンクおよびノードの中から、二地点間において車椅子16以外の乗物を利用するルートの一部の候補となるリンクおよびノードを、選択する。選択後、プロセスはステップS102に進む。
ステップS102では、制御部21は、ステップS100において読出したリンクおよびノードの中から、ステップS101で選択したノードおよびリンクを除外する。さらに、制御部21は、除外後に残るリンクおよびノードの中から、車椅子16で移動可能なリンクおよびノードを抽出する。抽出後、プロセスはステップS103に進む。
ステップS103では、制御部21は、ステップS102で抽出したリンクおよびノードにおいて、第1の施設の存否を判別する。第1の施設が無い場合、プロセスはステップS111に進む。第1の施設がある場合、プロセスはステップS104に進む。
ステップS104では、制御部21は、第1の情報処理装置10の現在地および現在時刻を取得部17から取得する。また、制御部21は、ステップS103において存在すると判断した第1の施設の存在位置を、記憶部20から読出す。取得および読出し後、プロセスはステップS105に進む。
ステップS105では、制御部21は、ステップS104において取得した現在地および現在時刻、ならびにステップS104において読出した存在位置に基づいて、第1の施設毎の到着予定時刻を算出する。算出後、プロセスはステップS106に進む。
ステップS106では、制御部21は、ステップS105において算出した到着予定時刻および第1の情報処理装置10の識別情報を含む第1の支援要請を、直接的または間接的に端末装置14に送信する。送信後、プロセスはステップS107に進む。
ステップS107では、制御部21は、介助可能を示す介助可否情報を取得しているか否か判別する。当該情報を取得している場合、プロセスはステップS108に進む。当該情報を取得していない場合、プロセスはステップS109に進む。
ステップS108では、制御部21は、ステップS103において、第1の施設を有するリンクおよびノードの、ルート作成への適用を許可する。許可後、プロセスはステップS111に進む。
ステップS109では、制御部21は、第1の支援要請の送信後に第1の待機時間が経過しているか否か判別する。第1の待機時間が経過していない場合、プロセスはステップS107に戻る。第1の待機時間が経過している場合、プロセスはステップS110に進む。
ステップS110では、制御部21は、ステップS103において、第1の施設を有するリンクおよびノードの、ルート作成への適用を禁止する。禁止後、プロセスはステップS111に進む。
ステップS111では、制御部21は、ステップS101において選択したリンクおよびノードと、ステップS102において抽出したリンクおよびノードすべてまたはステップS110において適用が禁止されたリンクおよびノードを除くリンクおよびノードとを用いてルートを作成する。作成後、プロセスはステップS112に進む。
ステップS112では、制御部21は、ステップS111において作成したルートを出力部19に出力させる。出力後、プロセスはステップS113に進む。
ステップS113では、制御部21は、ステップS111において作成したルートにおける車椅子16で移動する部分上の報知装置12の有無を判別する。報知装置12が無い場合、プロセスはステップS117に進む。報知装置12がある場合、プロセスはステップS114に進む。
ステップS114では、制御部21は、ステップS113において存在すると判断した報知装置12の存在位置を、記憶部20から読出す。読出し後、プロセスはステップS115に進む。
ステップS115では、制御部21は、ステップS104において取得した現在地および現在時刻、ならびにステップS114において読出した存在位置に基づいて、報知装置12毎の到着予定時刻を算出する。算出後、プロセスはステップS116に進む。
ステップS116では、制御部21は、直接的または間接的に報知装置12に、第1の情報処理装置10の識別情報を含む到着予定時刻を通知する。通知後、プロセスはステップS117に進む。
ステップS117では、制御部21は、ステップS111において作成したルートにおける車椅子16で移動する部分上の第2の施設の有無を判別する。第2の施設が無い場合、ルート作成処理は終了する。第2の施設がある場合、プロセスはステップS118に進む。
ステップS118では、制御部21は、ステップS117において存在すると判断した第2の施設の存在位置を、記憶部20から読出す。読出し後、プロセスはステップS119に進む。
ステップS119では、制御部21は、ステップS104において取得した現在地および現在時刻、ならびにステップS118において読出した存在位置に基づいて、第2の施設毎の到着予定時刻を算出する。算出後、プロセスはステップS120に進む。
ステップS120では、制御部21は、ステップS119において算出した到着予定時刻および第1の情報処理装置10の識別情報を含む第2の支援要請を、直接的または間接的に端末装置14に送信する。送信後、ルート作成処理は終了する。
次に、本実施形態において第1の情報処理装置10の制御部21が実行する介助享受処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。介助享受処理は、支援要請の送信後に開始する。
ステップS200において、制御部21は、第1の情報処理装置10の現在地を取得部17から取得する。取得後、プロセスはステップS201に進む。
ステップS201では、制御部21は、ステップS200において取得した現在地が、支援要請の送信の対象となった特定種類の施設から所定範囲内に位置するか否かを判別する。位置しない場合、プロセスはステップS200に戻る。位置する場合、プロセスはステップS202に進む。
ステップS202では、制御部21は、ステップS201において現在地が所定範囲内である特定種類の施設の到着予定時刻を含む、支援要請を送信した端末装置14に、接近通知を送信する。送信後、プロセスはステップS203に進む。
ステップS203では、制御部21は、介助が実行されたか否かを判別する。介助が実行されない場合、プロセスはステップS204に進む。介助が実行された場合、プロセスはステップS205に進む。
ステップS204では、制御部21は、ステップS202における接近通知の送信後に第2の待機時間が経過したか否かを判別する。経過していない場合、プロセスはステップS203に戻る。経過している場合、介助享受処理は終了する。
ステップS205では、制御部21は、介助を実行した介助者に得点を付与する。付与後、介助享受処理は終了する。
次に、本実施形態において報知装置12の制御部26が実行する、報知処理について、図9のフローチャートを用いて説明する。報知処理は、第1の情報処理装置10から到着予定時刻の通知の取得後に開始する。
ステップS300において、制御部26は、第1の情報処理装置10から通知を受けた報知装置12への到着予定時刻を基に、報知時間を決定する。決定後、プロセスはステップS301に進む。
ステップS301では、制御部26は、ステップS300において決定した報知時間の開始時刻であるか否かを判別する。開始時刻でない場合、プロセスはステップS301に戻る。開始時刻である場合、プロセスはステップS302に進む。
ステップS302では、制御部26は、要介助者に設備の利用を優先させる要請を周辺に報知する出力を、出力部24に開始させる。出力後、プロセスはステップS303に進む。
ステップS303では、制御部26は、ステップS300において決定した報知時間の終了時刻であるか否かを判別する。終了時刻でない場合、プロセスはステップS303に戻る。終了時刻である場合、プロセスはステップS304に進む。
ステップS304では、制御部26は、ステップS302において開始した出力を、出力部24に停止させる。停止後、報知処理は終了する。
次に、本実施形態において第2の情報処理装置13の制御部30が実行する、支援要請処理について、図10のフローチャートを用いて説明する。支援要請処理は、第1の情報処理装置10から支援要請の取得後に開始する。
ステップS400において、制御部30は、支援要請から、特定種類の施設の存在位置、到着予定時刻、および第1の情報処理装置10の識別情報を抽出する。さらに、制御部30は、当該存在位置に当該到着予定時刻に滞在予定の保持者が保持する端末装置14を記憶部29から検出する。さらに、制御部30は、第1の情報処理装置10の識別情報を支援要請に関連付けて記憶部29に格納する。格納後、プロセスはステップS401に進む。
ステップS401では、制御部30は、ステップS400において検出した端末装置14に、取得した支援要請を送信する。送信後、支援要請処理は終了する。
次に、本実施形態において第2の情報処理装置13の制御部30が実行する、支援受諾処理について、図11のフローチャートを用いて説明する。支援受諾処理は、端末装置14から支援受諾の取得後に開始する。
ステップS500において、制御部30は、支援受諾から、第1の情報処理装置10の識別情報を抽出する。制御部30は当該識別情報に基づいて、支援要請を送信した第1の情報処理装置10を検出する。検出後、プロセスはステップS501に進む。
ステップS501では、制御部30は、ステップS500において検出した第1の情報処理装置10に支援受諾を送信する。さらに、制御部30は、支援受諾を送信した端末装置14の識別情報を第1の情報処理装置10の識別情報と関連付けて記憶部29に格納する。格納後、支援受諾処理は終了する。
次に、本実施形態において第2の情報処理装置13の制御部30が実行する、接近通知処理について、図12のフローチャートを用いて説明する。接近通知処理は、第1の情報処理装置10から接近通知の取得後に開始する。
ステップS600において、制御部30は、接近通知から、第1の情報処理装置10の識別情報を抽出する。さらに、制御部30は、当該識別情報に関連付けられた端末装置14の識別情報を記憶部29から読出す。制御部30は、当該識別情報に基づいて、接近通知を送信する端末装置14を検出する。検出後、プロセスはステップS501に進む。
ステップS601では、制御部30は、ステップS600において検出した端末装置14に接近通知を送信する。送信後、プロセスはステップS602に進む。
ステップS602では、制御部30は、第1の情報処理装置10から、端末装置14への得点の付与を認識しているか否かを判別する。認識していない場合、プロセスはステップS603に進む。認識している場合、プロセスはステップS604に進む。
ステップS603では、制御部30は、接近通知を送信してから第3の待機時間が経過したか否かを判別する。経過している場合、接近通知処理は終了する。経過していない場合、プロセスはステップS602に戻る。
ステップS604では、制御部30は、ステップS602において送信が確認された得点とともに送信される端末装置14の識別情報を抽出する。さらに、制御部30は、当該識別情報に関連付けられた得点に加算して、記憶部29に格納する。格納後、接近通知処理は終了する。
次に、本実施形態において端末装置14の制御部35が実行する、支援通知処理について、図13のフローチャートを用いて説明する。支援通知処理は、支援要請の取得後に開始する。
ステップS700において、制御部35は、取得した支援要請から第1の情報処理装置10の識別情報を抽出する。また、制御部35は、第2の情報処理装置13の識別情報が含まれる場合、当該識別情報を抽出する。さらに、制御部35は、抽出した識別情報を支援要請に関連付けて記憶部32に格納する。さらに、制御部35は、支援要請に基づいて、介助が要請されている場所および到着予定時刻を出力部33に出力させる。出力後、プロセスはステップS701に進む。
ステップS701では、制御部35は、支援の可否のユーザ入力を入力部34が検出したか否かを判別する。検出した場合、プロセスはステップS702に進む。検出しない場合、プロセスはステップS703に進む。
ステップS702では、制御部35は、記憶部32に記憶した第1の情報処理装置10の識別情報に基づいて、支援受諾を支援要請を送信した第1の情報処理装置10に送信する。送信後、支援通知処理は終了する。
ステップS703では、制御部35は、取得した支援要請に含まれる到着予定時刻を経過しているか否かを判別する。経過していない場合、プロセスはステップS701に戻る。経過している場合、支援通知処理は終了する。
次に、本実施形態において端末装置14の制御部35が実行する、実行通知処理について、図14のフローチャートを用いて説明する。実行通知処理は、接近通知の取得後に開始する。
ステップS800において、制御部35は、取得した接近通知に基づいて、介助の実行が要請されていることを出力部33に出力させる。出力後、プロセスはステップS801に進む。
ステップS801では、制御部35は、介助の完了のユーザ入力を入力部34が検出したか否かを判別する。検出した場合、プロセスはステップS802に進む。検出しない場合、プロセスはステップS803に進む。
ステップS802では、制御部35は、第1の情報処理装置10に得点を要求することを出力部33に出力させる。さらに、制御部35は、多様な方法により、第1の情報処理装置10から得点を取得する。取得後、実行通知処理は終了する。
ステップS803では、制御部35は、接近通知の取得後から第4の待機時間が経過しているか否かを判別する。経過していない場合、プロセスはステップS801に戻る。経過している場合、実行通知処理は終了する。
以上のような構成の本実施形態の第1の情報処理装置10は、ルート探索が要求された二地点間内のルートに含まれる、車椅子16で移動する部分を、車椅子16で移動可能なリンクおよびノードから作成する。このような構成により、第1の情報処理装置10は、車椅子16の乗員となり得る要介助者に、車椅子16で目的地までの到達ルートを認識させ得る。したがって、第1の情報処理装置10は、未知の目的地であっても、ルートすべてにおいて介助のための付添者が不要なルートを認識させ得る。これにより、第1の情報処理装置10は、付添者がいなくても、要介助者に外出する気持ちを生じさせる。その結果、第1の情報処理装置10は、屋外において要介助者を支援し得る。
また、本実施形態の第1の情報処理装置10は、作成されたルートにおける車椅子16で移動する部分上の報知装置12に、到着予定時刻を通知する。このような構成により、第1の情報処理装置10は、エレベータおよび通行上の店舗などの設備に設けられる報知装置12に、到着予定時刻頃に、報知装置12周囲の当該設備の利用者に要介助者の存在を報知させ得る。したがって、第1の情報処理装置10は、当該設備の利用者に当該設備を要介助者に優先使用させる意思を生じさせ得るので、屋外における要介助者をいっそう支援し得る。
また、本実施形態の第1の情報処理装置10は、ルートの車椅子16で移動する部分が特定種類の施設を含む場合、当該施設の到着予定時刻における支援要請を送信する。このような構成により、第1の情報処理装置10は、特定種類の施設における支援を、当該設備の近辺の人が認識し得る。したがって、第1の情報処理装置10は、軽度のボランティア活動を望む人に支援の必要性を認識させ得るので、移動の介助が行われる可能性が向上する。
また、本実施形態の第1の情報処理装置10は、特定種類の施設が第1の施設である場合に第1の施設に対する第1の支援要請を送信し、第1の支援要請に対して第1の施設を通過するリンクおよびノードにおける介助が可能であると認識するとき、当該リンクおよびノードの、ルートにおける車椅子16で移動する部分の作成への適用を許可する。このような構成により、第1の情報処理装置10は、介助者がいれば、より近道となるルートを作成させ得る。また、このような構成により、第1の情報処理装置10は、勾配の大きな坂道、車両または電車への乗降地などのように、要介助者単独で移動が困難な施設を第1の施設として定めることにより、当該第1の施設において支援を集め得るので、投資効率などから要介助者用の設備が設けられない場所においても、車椅子16による移動を可能にさせ得る。
また、本実施形態の第1の情報処理装置10は、ルート探索の要求者の現在位置が特定種類の施設の所定範囲内にある場合、接近通知を送信する。このような構成により、第1の情報処理装置10は、要介助者が周知の人に問いかけなどの直接の要請を実行すること無く、周囲の人にルート探索の要求者の接近を認識させ、介助を要請し得る。
また、本実施形態の第1の情報処理装置10は、移動の介助を行った場合に介助者に得点を送信する。このような構成により、第1の情報処理装置10は、車椅子16の移動の介助に対するインセンティブを与えるので、より多くの人に移動の介助をする気持ちを生じさせ得る。
本開示を諸図面及び実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形および修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形および修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成または各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段またはステップなどを1つに組み合わせたり、あるいは分割したりすることが可能である。
例えば、上述した実施形態において第1の情報処理装置10において実行される一部の処理動作が第2の情報処理装置13において実行されてもよい。例えば、第2の情報処理装置13が、第1の情報処理装置10から二地点間のルート探索の要求を取得して、二地点間内における車椅子16以外の乗物によって移動するリンクおよびノード以外は、車椅子16で移動可能なリンクおよびノードからルートを作成する構成して、作成したルートを第1の情報処理装置10に送信する構成であってもよい。また、第2の情報処理装置13が、ルート作成をする構成においては、第1の支援要請を送信する端末装置14の数が閾値を超える場合、第1の施設において移動の介助が可能と認識してよい。
また、例えばスマートフォン又はコンピュータ等の汎用の電子機器を、上述した実施形態に係る第1の情報処理装置10または第2の情報処理装置13として機能させる構成も可能である。具体的には、実施形態に係る第1の情報処理装置10などの各機能を実現する処理内容を記述したプログラムを、電子機器のメモリに格納し、電子機器のプロセッサによって当該プログラムを読み出して実行させる。したがって、本実施形態に係る発明は、プロセッサが実行可能なプログラムとしても実現可能である。
10 第1の情報処理装置
11 情報処理システム
12 報知装置
13 第2の情報処理装置
14 端末装置
15 ネットワーク
16 車椅子
17 取得部
18 通信部
19 出力部
20 記憶部
21 制御部
22 通信部
23 記憶部
24 出力部
25 タイマ
26 制御部
27 取得部
28 通信部
29 記憶部
30 制御部
31 通信部
32 記憶部
33 出力部
34 入力部
35 制御部

Claims (20)

  1. 二地点間のルート探索の要求を認識するとき、前記二地点間内のルートに含まれる、車椅子で移動する部分を、車椅子で移動可能なリンクおよびノードから作成する制御部を備える
    情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、前記ルート探索の要求者の位置および該要求者が該位置にいた時刻に基づいて、前記ルートにおける車椅子で移動する部分上の報知装置に、該報知装置の存在地への到達予定時刻を通知する
    情報処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、前記ルートの前記車椅子で移動する部分が特定種類の施設を含む場合、該特定種類の施設の到着予定時刻における支援要請を送信する
    情報処理装置。
  4. 請求項3に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、前記特定種類の施設が第1の施設である場合に前記第1の施設に対する第1の前記支援要請を送信し、該第1の支援要請に対して前記第1の施設を通過するリンクおよびノードにおける介助が可能であると認識するとき、該リンクおよびノードの、前記ルートにおける車椅子で移動する部分の作成への適用を許可する
    情報処理装置。
  5. 請求項3または4に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、前記ルート探索の要求者の現在位置が前記特定種類の施設の所定範囲内にある場合、前記要求者が接近していることを示す接近通知を送信する
    情報処理装置。
  6. 請求項5に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、移動の介助が実行された場合に、該移動の介助を実行した介助者に得点を与える
    情報処理装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理装置と、
    前記情報処理装置と通信する報知装置と、を備え、
    前記制御部は、前記ルート探索の要求者の位置および該要求者が該位置にいた時刻に基づいて、前記ルートにおける車椅子で移動する部分上の報知装置に、該報知装置の存在地への到達予定時刻を通知する
    情報処理システム。
  8. 請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理装置と、
    前記情報処理装置と通信する端末装置と、を備え、
    前記制御部は、前記ルートの前記車椅子で移動する部分が特定種類の施設を含む場合、該特定種類の施設の到着予定時刻における支援要請を前記端末装置に送信する
    情報処理システム。
  9. 二地点間のルート探索の要求を認識するステップと、
    前記ルート探索の要求を認識するとき、前記二地点間内のルートに含まれる、車椅子で移動する部分を、車椅子で移動可能なリンクおよびノードから作成するステップとを、情報処理装置に実行させる
    プログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムであって、
    前記ルート探索の要求者の位置および該要求者が該位置にいた時刻に基づいて、前記ルートにおける車椅子で移動する部分上の報知装置に、該報知装置の存在地への到達予定時刻を通知するステップを、さらに前記情報処理装置に実行させる
    プログラム。
  11. 請求項9または10に記載のプログラムであって、
    前記ルートの前記車椅子で移動する部分が特定種類の施設を含む場合、該特定種類の施設の到着予定時刻における支援要請を送信するステップを、さらに前記情報処理装置に実行させる
    プログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムであって、
    前記特定種類の施設が第1の施設である場合に前記第1の施設に対する第1の前記支援要請を送信するステップと、
    該第1の支援要請に対して前記第1の施設を通過するリンクおよびノードにおける介助が可能であると認識するとき、該リンクおよびノードの、前記ルートにおける車椅子で移動する部分の作成への適用を許可するステップと、をさらに前記情報処理装置に実行させる
    プログラム。
  13. 請求項11または12に記載のプログラムであって、
    前記ルート探索の要求者の現在位置が前記特定種類の施設の所定範囲内にある場合、前記要求者が接近していることを示す接近通知を送信するステップを、さらに前記情報処理装置に実行させる
    プログラム。
  14. 請求項13に記載のプログラムであって、
    移動の介助が実行された場合に、該移動の介助を実行した介助者に得点を与えるステップを、さらに前記情報処理装置に実行させる
    プログラム。
  15. 情報処理装置による情報処理方法であって、
    前記情報処理装置は、
    二地点間のルート探索の要求を認識し、
    前記ルート探索の要求を認識するとき、前記二地点間内のルートに含まれる、車椅子で移動する部分を、車椅子で移動可能なリンクおよびノードから作成する
    情報処理方法。
  16. 請求項15に記載の情報処理方法であって、
    前記情報処理装置は、
    前記ルート探索の要求者の位置および該要求者が該位置にいた時刻に基づいて、前記ルートにおける車椅子で移動する部分上の報知装置に、該報知装置の存在地への到達予定時刻を通知する
    情報処理方法。
  17. 請求項15または16に記載の情報処理方法であって、
    前記情報処理装置は、
    前記ルートの前記車椅子で移動する部分が特定種類の施設を含む場合、該特定種類の施設の到着予定時刻における支援要請を送信する
    情報処理方法。
  18. 請求項17に記載の情報処理方法であって、
    前記情報処理装置は、
    前記特定種類の施設が第1の施設である場合に前記第1の施設に対する第1の前記支援要請を送信し、
    該第1の支援要請に対して前記第1の施設を通過するリンクおよびノードにおける介助が可能であると認識するとき、該リンクおよびノードの、前記ルートにおける車椅子で移動する部分の作成への適用を許可する
    情報処理方法。
  19. 請求項17または18に記載の情報処理方法であって、
    前記情報処理装置は、
    前記ルート探索の要求者の現在位置が前記特定種類の施設の所定範囲内にある場合、前記要求者が接近していることを示す接近通知を送信する
    情報処理方法。
  20. 請求項19に記載の情報処理方法であって、
    前記情報処理装置は、
    移動の介助が実行された場合に、該移動の介助を実行した介助者に得点を与える
    情報処理方法。
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