JP2016038623A - 移動支援サーバ、障害者側通信端末、施設側通信端末、および移動支援システム - Google Patents

移動支援サーバ、障害者側通信端末、施設側通信端末、および移動支援システム Download PDF

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Abstract

【課題】障害者が移動支援情報を予め取得し、移動に対する介助依頼を予め予約できる技術を提供する。
【解決手段】障害者の移動を支援する移動支援システム2に適用される移動支援サーバ20の情報データベース22は、障害者の移動を支援する移動支援情報を記憶しており、移動予定取得部24は、障害者側通信端末10から障害者の移動日時と移動範囲とを取得する。情報抽出部26は、移動範囲において障害者が利用できる移動支援情報を情報データベース22から抽出し、情報通知部28は、情報抽出部24が抽出する移動支援情報を障害者側通信端末10に通知する。介助依頼通知部30は、移動日時に障害者が利用する施設における介助依頼を障害者側通信端末10から取得して施設側通信端末40に通知する。可否通知部32は、施設側通信端末40から取得する介助依頼に対する受け付けの可否を障害者側通信端末10に通知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、障害者の移動を支援する技術に関する。
障害者の移動を支援する技術が種々提案されている。特許文献1には、障害者が電車で移動しているときに、障害者の降車駅、ならびに障害者が乗車している車両の位置等の情報を障害者の通信端末から電車の管理端末に通知し、さらに電車の管理端末から降車駅の管理端末に通知する技術が開示されている。これにより、降車駅で待機している駅員に障害者の降車を介助してもらおうとしている。
このように、移動当日に交通機関等の施設で移動を介助してもらう以外に、障害者の移動を支援する移動支援情報を障害者が予め知りたいという要求がある。
移動支援情報としては、例えば、障害者が移動を予定している範囲において、エレベータ、段差のないスロープなど、移動を支援する設備が利用する施設または施設に向かう途中に設置されているか否か、設置されている場合にはどこに設置されているか等である。さらに、移動支援情報として、利用する施設において介助を受けられるのか否か、介助を依頼する場合に施設のどこに連絡すればよいのか等が考えられる。
特開2010−86098号公報
移動支援情報は施設のホームページ等を調べれば取得できる。しかし、移動範囲で利用する施設のホームページを障害者が調べて移動支援情報を取得することは煩雑である。さらに、障害者が移動しているときに移動の介助を駅等の施設に依頼しても、施設側ですぐに介助するための人員を準備できないおそれがある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、障害者が移動支援情報を予め取得し、移動に対する介助依頼を予め予約できる技術を提供することを目的とする。
本発明の移動支援サーバは、障害者の移動を支援する移動支援システムに適用され、障害者側通信端末と障害者が移動するときに利用する施設の施設側通信端末と通信する移動支援サーバであって、情報データベースと、移動予定取得手段と、情報抽出手段と、情報通知手段と、介助依頼通知手段と、可否通知手段と、を備えている。
情報データベースは障害者の移動を支援する移動支援情報を記憶しており、移動予定取得手段は障害者側通信端末から障害者の移動日時と移動範囲とを取得し、情報抽出手段は移動範囲において障害者が利用できる移動支援情報を情報データベースから抽出する。
情報通知手段は情報抽出手段が抽出する移動支援情報を障害者側通信端末に通知し、介助依頼通知手段は、移動日時に障害者が利用する施設における介助依頼を障害者側通信端末から取得し、移動日時における介助依頼を施設側通信端末に通知する。可否通知手段は、施設側通信端末から取得する介助依頼に対する受け付けの可否を障害者側通信端末に通知する。
この構成によれば、障害者が移動日時と移動範囲とを移動支援サーバに通知すれば、障害者は、移動範囲において障害者が利用可能な移動支援情報を予め取得できる。
さらに、移動日時において障害者が利用する施設、例えば駅、美術館等における介助依頼を障害者が移動支援サーバに通知し、施設が介助依頼を受け付ける場合には。障害者は予め移動日時における施設の介助依頼を予約できる。施設にとっても、予め介助依頼を受けることにより、障害者の移動日時に介助依頼を行う人員の配備、介助依頼に使用する設備の準備を行うことができる。 尚、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本実施形態の移動支援システムを示す機能ブロック図。 障害者側通信端末における経路の候補の表示例を示す図。 障害者側通信端末における経路案内の表示例を示す図。 施設側通信端末における介助対象者一覧と現在位置の表示例を示す図。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
[1−1.構成]
図1に示す移動支援システム2は、障害者側通信端末10と、移動支援サーバ20と、施設側通信端末40と、施設のウェブサイト50と、経路検索アプリケーション60と、を備えている。障害者側通信端末10と移動支援サーバ20と施設側通信端末40とは、ネットワークを介して通信する。
障害者側通信端末10は、スマートフォン等の携帯通信端末、あるいはパーソナルコンピュータ等のネットワークとの通信機能を備える情報端末のいずれであってもよい。また、障害者側通信端末10として、移動前に障害者が後述する移動支援情報を取得する場合はパーソナルコンピュータを使用し、移動当日に障害者が移動しながら経路案内等に使用する場合はスマートフォンを使用してもよい。
障害者側通信端末10には、移動支援サーバ20と各種情報をやりとりするための移動支援アプリケーションが導入されている。障害者側通信端末10は、障害者自身が操作してもよいし、障害者の代わりに他の人が操作してもよい。
障害者側通信端末10は、移動予定通知部12と、情報取得部14と、介助依頼通知部16と、可否取得部18とを備えている。
移動予定通知部12は、障害者の移動予定として、移動日時と、移動日時における移動範囲として出発地および目的地とを移動支援サーバ20に通知する。情報取得部14は、出発地と目的地との間で障害者が利用できる移動支援情報と移動支援サーバ20から取得する。
介助依頼通知部16は、移動範囲において障害者が利用する施設における介助依頼を移動支援サーバ20に通知する。可否取得部18は、介助依頼に対する施設の受け付けの可否を移動支援サーバ20から取得する。
移動支援サーバ20は、情報データベース22と、移動予定取得部24と、情報抽出部26と、情報通知部28と、介助依頼通知部30と、可否通知部32と、位置取得部34と、経路案内部36と、移動状況通知部38とを備えている。
情報データベース22には、障害者が移動するときに利用する各種施設、例えば交通機関、美術館、店舗等から障害者の移動を支援する設備に関する情報、交通機関の場合にはさらに経路情報が、移動支援情報として各種施設のウェブサイト50から定期的に取得され記憶されている。
移動予定取得部24は、障害者側通信端末10から障害者の移動予定として、移動日時と移動範囲とを取得する。情報抽出部26は、障害者の移動日時における移動範囲において、障害者が利用できる移動支援情報を情報データベース22から抽出する。
情報通知部28は、情報抽出部26が情報データベース22から抽出する移動支援情報を障害者側通信端末10に通知する。介助依頼通知部30は、移動日時に障害者が利用する施設における介助依頼を障害者側通信端末10から取得し、移動日時における介助依頼を施設の施設側通信端末40に通知する。可否通知部32は、施設側通信端末40から取得する介助依頼に対する受け付けの可否を障害者側通信端末10に通知する。
位置取得部34は、障害者側通信端末10から障害者の現在位置を取得する。経路案内部36は、位置取得部34が障害者側通信端末10から取得する障害者の現在位置に基づいて、移動日時において障害者が移動する経路を案内する。移動状況通知部38は、位置取得部34が障害者側通信端末10から取得する障害者の現在位置、ならびに移動範囲において障害者が利用する施設に到着する時刻を施設側通信端末40に通知する。
移動支援サーバ20は、障害者が移動するときの交通機関の経路を検索する場合には、情報データベース22に記憶している経路情報から検索してもよいし、インターネット上で利用できる経路検索アプリケーション60を利用して検索してもよい。
障害者の移動を支援する設備としては、段差のない通路の有無およびその位置、エレベータの有無およびその位置、階段昇降機の有無およびその位置等である。
施設側通信端末40は、例えばパーソナルコンピュータで構成されており、介助依頼取得部42と、可否通知部44とを備えている。
介助依頼取得部42と、障害者の移動日時と、障害者の移動を介助する介助依頼とを、移動支援サーバ20から取得する。可否通知部44は、介助依頼の受け付けの可否を移動支援サーバ20に通知する。
施設側通信端末40は、障害者が移動するときに利用する施設が交通機関であれば、交通機関の駅毎に設置されていてもよいし、交通機関全体で一括して管理するために交通機関の管理センタに設置されていてもよい。
[1−2.処理]
移動支援システム2が実行する移動支援処理について図1〜図4に基づいて説明する。移動支援システム2は、移動支援処理として、以下に説明する定常処理、移動準備処理、移動当日処理を実行する。尚、図1〜図4では、障害者が施設として交通機関の駅を利用して移動する例について示している。
(定常処理)
移動支援サーバ20は、交通機関のウェブサイト50等から障害者の移動を支援する移動支援情報を定期的に取得して情報データベース22に記憶している。
(移動準備処理)
移動支援システム2は、障害者の移動準備のために、以下に説明する(1−1)〜(1−7)の処理を行う。(1−×)および移動当日処理で示す(2−×)の番号は図1に示す(1−×)、(2−×)の番号と対応している。
(1−1)障害者は、障害者側通信端末10から、障害者の移動予定として、移動日時、ならびに移動範囲として出発地および目的地を移動支援サーバ20に通知する。障害者は、出発地および目的地として駅名を障害者側通信端末10から移動支援サーバ20に通知する。
(1−2)移動支援サーバ20は、情報データベース22に記憶している移動支援情報に基づいて出発駅と目的駅との間の経路を検索して抽出する。移動支援サーバ20は、インターネット上で使用できる経路検索アプリケーション60を利用して、出発駅と目的駅との間の経路を検索してもよい。
さらに、移動支援サーバ20は、障害者が利用する施設の情報として、検索された駅に設置されている障害者の移動を支援する設備の情報、駅で乗り降りするときの介助の有無等も移動支援情報として情報データベース22から抽出する。
(1−3)移動支援サーバ20は、検索した複数の経路の候補と、経路において利用する駅で乗り降りの介助を受けることができるか否かの介助情報と、駅に設置されている移動支援設備の設備情報とを障害者側通信端末10に通知する。
図2に、移動日時として2014年6月16日12:30、出発駅としてA駅、目的駅としてC駅を障害者側通信端末10から移動支援サーバ20に通知した結果に対し、移動支援サーバ20から障害者側通信端末10に通知された移動支援情報の表示例を示す。
移動支援サーバ20は、障害者側通信端末10から通知された移動日時(2014年6月16日12:30)、出発駅(A駅)、目的駅(C駅)の情報から、2通りの経路1、2を検索する。経路1、2の名前の横に示されている星印の数は、移動の容易度を示している。図2では、経路1が星3個を示し、経路2が星2個を示している。車椅子での移動距離の短い経路1のほうが経路2よりも星の数が多く、移動が容易であることを示している。
経路1、2ともに、A駅からC駅へはB駅を経由して移動する。A駅、B駅およびC駅では、降車するとき、ならびに乗車するときに介助を依頼できることが示されている。さらに、A駅、B駅およびC駅の各駅において、障害者が乗り降りするホームと、各駅での移動距離と、乗降車する路線名およびその行き先と、A駅からB駅およびB駅からC駅までの駅数と、車椅子で乗車するときに適切な号車番号と、出発時刻と、到着時刻と、等が示されている。
車椅子で乗車するときに適切な号車番号は、例えば、車椅子の設置スペースが確保されている車両か、降車したときに利用するエレベータまでの距離が短い車両を示している。
図2には、経路1の場合には設備情報として、B駅で甲線ホームから乙線ホームに移動するとき、ならびにC駅で乙線ホームから改札へ移動するときにエレベータが利用できることが示されている。
経路2の場合には設備情報として、B駅で甲線ホームから丙線ホームに移動するときに階段昇降機を利用できること、C駅で丙線ホームから改札へ移動するときにエレベータが利用できることが示されている。
(1−4)障害者は、図2に示された経路1、2のうち利用する経路側の選択ボタンを操作することにより、障害者側通信端末10から移動支援サーバ20に決定経路として通知する。経路が決定されると、介助を依頼できる乗車駅および降車駅に対する介助依頼が自動的に移動支援サーバ20に通知される。
尚、乗車駅および降車駅で乗り降りするときの介助を依頼するか否かを障害者側で選択できるように、障害者側通信端末10のディスプレイ上に、介助の必要、不要を選択できるボタンが表示されていてもよい。
(1−5)移動支援サーバ20は、障害者通信端末10から通知された決定経路と介助依頼とにしたがい、障害者側通信端末10から介助依頼を通知される駅の施設側通信端末40に、介助依頼、介助対象者である障害者の氏名、障害者の移動日時、出発駅、目的駅、該当駅において障害者を介助する場所、を通知する。本実施形態では、施設側通信端末40は駅毎に設置されているものとして説明する。
移動支援サーバ20は、障害者の障害の程度を障害者側通信端末10から取得し、施設側通信端末40に通知してもよい。
(1−6)介助を依頼された駅の施設側通信端末40は、障害者の移動日時に介助の人員を確保できる場合には、介助依頼に対する受け付けが可能であることを移動支援サーバ20に通知し、障害者の移動日時に介助の人員を確保できない場合には、介助依頼に対する受け付けが不可能であることを移動支援サーバ20に通知する。
(1−7)移動支援サーバ20は、施設側通信端末40から通知された介助依頼に対する受け付けの可否を障害者側通信端末10に通知する。障害者側通信端末10は移動支援サーバ20から介助依頼に対する受付可能を取得すると、移動日時における移動経路、移動時刻等の情報を読み出せるように、メモリに記憶して管理する。
(移動当日処理)
移動支援システム2は、障害者の移動当日に、以下に説明する(2−1)〜(2−3)の処理を行う。
(2−1)移動支援サーバ20は、移動日時になると、図3に示すように、A駅からC駅までの移動経路において、障害者に移動の経路案内を障害者側通信端末10のディスプレイに表示する。図3の左側において四角枠で囲まれている箇所が障害者の現在の移動状況を示している。
図3の右側では、さらに移動状況の詳細として、障害者が1号車に乗ってB駅の甲線ホームに到着し介助を受けて降車するところを示している。障害者は、これからエレベータに乗ってB駅の乙線ホームに移動するところである。
障害者の現在の移動状況は、車両の運行予定時刻と現在時刻との関係、ならびに障害者側通信端末10でGPSにより測位し障害者側通信端末10から移動支援サーバ20に通知される現在位置に基づいて、移動支援サーバ20により障害者側通信端末10に表示される。
(2−2)障害者側通信端末10は、GPSにより測位した現在位置を移動支援サーバ20に通知する。
(2−3)移動支援サーバ20は、本日の介助対象者の移動経路に該当する各駅の施設側通信端末40に、介助対象者である障害者の氏名、障害者の現在位置、予定到着時刻、障害者の介助を行う場所等の情報を通知する。
図4の(A)、(B)に、本日の12:40と12:46とにおいてB駅の施設側通信端末40に表示される介助対象者の現在位置と、介助対象者の現在の移動状況と、B駅に到着する予定時刻とを示す。介助対象者である田中様はX駅側からB駅に向かっており、介助対象者である木村様はD駅側からB駅に向かっている。
介助対象者である木村様、田中様が乗車している車両の運行状態として、「遅れなし」、「遅延」、「到着」等の車両の運行状態は色分けして表示される。図4では便宜上、斜線の種類により車両の運行状態を示している。
図4の(A)に示す12:40において、介助対象者である木村様は車両に乗車中であり、車両はD駅で遅延していることを示している。介助対象者である田中様は車両に乗車中であり、乗車している車両に遅れがないことを示している。
図4の(B)に示す12:46において、木村様は車両に乗車中であり、車両はD駅で遅延していることを示している。田中様はB駅に到着し、降車の介助を受けることを示している。
[1−3.効果]
以上説明した上記実施形態によると、障害者が交通機関を利用した移動を予定するときに、障害者側通信端末10から移動日時と出発駅と目的駅とを移動支援サーバ20に通知することにより、複数の移動経路の候補と、駅における介助の有無の情報と、障害者が移動するときに利用できる設備の情報と、などの移動支援情報を一括して容易に取得することができる。
そして、取得した複数の移動経路の候補から、移動日時に利用する移動経路と、移動経路の乗降駅で乗り降りするときの介助依頼とを障害者側通信端末10から移動支援サーバ20に通知することにより、乗降駅に対して介助依頼の連絡先が分からなくても、移動支援サーバ20を介して介助依頼の予約を行うことができる。
[2.他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、以下の種々の形態を取り得る。
(1)上記実施形態では、障害者が移動するときに利用する施設として交通機関を例にして説明した。これ以外に障害者が移動するときに利用する施設として、美術館、各種店舗等の建物が考えられる。
例えば、美術館を利用する場合、障害者側通信端末10から移動日時と移動範囲として美術館とを移動支援サーバ20に通知することにより、美術館において段差のない通路の位置、エレベータの位置等の障害者が美術館内を移動するときに利用できる設備の情報と、障害者が移動するときに介助が必要な場合に介助を依頼できるか否かの情報とを一括して取得できる。
介助を受けることができる美術館であれば、障害者側通信端末10から介助依頼を移動支援サーバ20に通知することにより、移動支援サーバ20から美術館のパーソナルコンピュータ等の施設側通信端末に、介助依頼と、介助対象者である障害者の移動日時、障害者の氏名等の情報を通知する。移動支援サーバ20は、美術館の施設側通信端末から取得した介助依頼に対する受け付けの可否を障害者側通信端末10に通知する。
これにより、障害者は移動日時において、介助の依頼を美術館に予約できる。美術館側では、障害者の移動日時において障害者の介助を行う人員を予め用意できる。
(2)障害者側通信端末10から移動支援サーバ20への移動支援情報の問い合わせは、その都度障害者の氏名等の必要事項を入力してもよいし、予め移動支援サーバ20に会員登録をしておき、登録IDを入力することにより必要事項の入力を省略してもよい。
(3)上記実施形態における一つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を一つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加または置換してもよい。尚、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
(4)上述した移動支援システム、移動支援サーバ、障害者側通信端末、施設側通信端末の他、当該移動支援サーバ、障害者側通信端末、施設側通信端末としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した記録媒体、移動支援方法など、種々の形態で本発明を実現することもできる。
2:移動支援システム、10:障害者側通信端末、12:移動予定通知部(移動予定通知手段)、14:情報取得部(情報取得手段)、16:介助依頼通知部(介助依頼通知手段)、18:可否取得部(可否取得手段)、20:移動支援サーバ、22:情報データベース、24:移動予定取得部(移動予定取得手段)、26:情報抽出部(情報抽出手段)、28:情報通知部(情報通知手段)、30:介助依頼通知部(介助依頼通知手段)、32:可否通知部(可否通知手段)、34:位置取得部(位置取得手段)、36:経路案内部(経路案内手段)、38:移動状況通知部(移動状況通知手段)、40:施設側通信端末、42:介助依頼取得部(介助依頼取得手段)、44:可否通知部(可否通知手段)

Claims (8)

  1. 障害者の移動を支援する移動支援システム(2)に適用され、障害者側通信端末(10)と前記障害者が移動するときに利用する施設の施設側通信端末(40)と通信する移動支援サーバ(20)であって、
    前記障害者の移動を支援する移動支援情報を記憶している情報データベース(22)と、
    前記障害者側通信端末から前記障害者の移動日時と移動範囲とを取得する移動予定取得手段(24)と、
    前記移動範囲において前記障害者が利用できる前記移動支援情報を前記情報データベースから抽出する情報抽出手段(26)と、
    前記情報抽出手段が抽出する前記移動支援情報を前記障害者側通信端末に通知する情報通知手段(28)と、
    前記移動日時に前記障害者が利用する前記施設における介助依頼を前記障害者側通信端末から取得し、前記移動日時における前記介助依頼を前記施設側通信端末に通知する介助依頼通知手段(30)と、
    前記施設側通信端末から取得する前記介助依頼に対する受け付けの可否を前記障害者側通信端末に通知する可否通知手段(32)と、
    を備えることを特徴とする移動支援サーバ。
  2. 請求項1に記載の移動支援サーバであって、
    前記情報抽出手段は、前記移動範囲において前記障害者が移動する経路の候補を前記情報データベースに記憶されている前記移動支援情報に基づいて検索して抽出し、
    前記情報通知手段は、前記情報抽出手段が抽出した複数の前記経路の候補を前記障害者側通信端末に通知し、
    前記介助依頼通知手段は、複数の前記経路の候補から選択された決定経路において前記移動日時に前記障害者が利用する前記施設における介助依頼を前記障害者側通信端末から取得し、前記移動日時における前記介助依頼を前記施設側通信端末に通知する、
    ことを特徴とする移動支援サーバ。
  3. 請求項2に記載の移動支援サーバであって、
    前記情報データベースは、前記施設として交通機関の経路情報を前記移動支援情報の一部として記憶しており、
    前記移動予定取得手段は、前記移動範囲として前記交通機関の出発駅と目的駅とを前記障害者側通信端末から取得し、
    前記情報抽出手段は、前記移動予定取得手段が取得する前記出発駅と前記目的駅との間の前記交通機関の複数の経路の候補を前記情報データベースから検索して抽出し、
    前記情報通知手段は、前記情報抽出手段が抽出した複数の前記経路の候補を前記障害者側通信端末に通知する、
    ことを特徴とする移動支援サーバ。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の移動支援サーバであって、
    前記障害者が前記移動日時において移動するときに前記障害者の位置を前記障害者側通信端末から取得する位置取得手段(34)と、
    前記位置取得手段が取得する前記障害者の位置に応じて、前記移動範囲において前記障害者が移動する経路案内を前記障害者側通信端末に対して行う経路案内手段(36)と、
    を備えることを特徴とする移動支援サーバ。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の移動支援サーバであって、
    前記障害者が前記移動日時において移動するときに前記障害者の位置を前記障害者側通信端末から取得する位置取得手段と、
    前記位置取得手段が取得する前記障害者の位置、ならびに前記移動範囲において前記障害者が利用する前記施設に到着する時刻を前記施設側通信端末に通知する移動状況通知手段(38)と、
    を備えることを特徴とする移動支援サーバ。
  6. 障害者の移動を支援する移動支援システム(2)に適用され、前記障害者の移動を支援する移動支援情報を記憶している情報データベース(22)を備える移動支援サーバ(20)と通信する障害者側通信端末(10)であって、
    前記移動支援サーバに、前記障害者の移動日時と移動範囲とを通知する移動予定通知手段(12)と、
    前記移動範囲において前記情報データベースから抽出された前記障害者が利用できる前記移動支援情報を前記移動支援サーバから取得する情報取得手段(14)と、
    前記移動日時に前記障害者が利用する前記施設における介助依頼を前記移動支援サーバに通知する介助依頼通知手段(16)と、
    前記介助依頼に対する前記施設の受け付けの可否を前記移動支援サーバから取得する可否取得手段(18)と、
    を備えることを特徴とする障害者側通信端末。
  7. 障害者の移動を支援する移動支援システム(2)に適用され、前記障害者の移動を支援する移動支援情報を記憶している情報データベース(22)を備える移動支援サーバ(20)と通信する施設側通信端末(40)であって、 前記障害者の移動日時と、前記障害者の移動を介助する介助依頼とを、前記移動支援サーバから取得する介助依頼取得手段(42)と、
    前記介助依頼の受け付けの可否を前記移動支援サーバに通知する可否通知手段(44)と、
    を備えることを特徴とする施設側通信端末。
  8. 請求項1から5のいずれか一項に記載の移動支援サーバ(20)と、
    請求項6に記載の障害者側通信端末(10)と、
    請求項7に記載の施設側通信端末(40)と、
    を備えることを特徴とする移動支援システム(2)。
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