JP7396359B2 - 支援者選定装置、支援者選定方法、及びプログラム - Google Patents

支援者選定装置、支援者選定方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ユーザが外出先で他者に支援を依頼しようとする際、ユーザの依頼内容と支援者の状況を考慮し、複数の候補の中から最適な支援者を選定して通知する技術に関連するものである。
外出先で何らかの困難に直面し、他者の助けを必要とする場面は誰もが経験し得る。視覚障がい者や肢体不自由者などの移動に困難を抱える人であればそのような状況に置かれることはより多いと考えられる。
しかし、他者にとっては助けを求めたいが見ず知らずの人に声をかけづらい、重度の視覚障がい者であれば人がどこにいるのかわからないため声をかけられないという問題がある。この問題を解決することを目指した種々の従来技術(例えば非特許文献1)がある。
非特許文献1には、街なかでの移動に関して困りごとを抱える人と、そうした人を手助けしたいサポーターを結びつけることを目的とする技術が開示されている。
「&HANDプロジェクト」https://www.andhand-project.com/
しかし、従来技術では、支援しようとする人の状況をシステムは把握しないため、支援しようとする人は支援する意思があっても依頼のタイミングや依頼内容によっては対応できなかったり、十分な対応ができなかったりすることもあった。例えば、依頼者が道に迷ってしまい目的地までの誘導を依頼したのに、支援者が時間に余裕がなく途中までしか誘導できないなどのケースが考えられる。
また、従来技術では、依頼内容が支援者に通知されても具体的にどのようにサポートすればいいのかまでは支援者に提示されない。このため支援者はサポートの方法がわからず、適切な対応ができないことがあった。例えば、視覚障がい者を誘導する際は支援者の腕や肩につかまってもらい、支援者が一歩前を歩くことが望ましく、角を曲がるときや段差があるとき、そのことを言葉で伝えながら進むことが望ましい。しかし、支援者がそのようなサポート方法がわからなければ、無言で誘導してしまい支援を依頼した視覚障がい者が不安や危険を感じるケースが考えられる。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、支援候補者の状況に基づき支援者を選定し、選定した支援者に対してサポート方法を通知することを可能とする技術を提供することを目的とする。
開示の技術によれば、支援を必要としている依頼者に対する支援者を選定する支援者選定装置であって、
支援候補者端末から受信した支援候補者情報を格納する第1記憶部と、
サポート方法を格納する第2記憶部と、
前記第1記憶部を参照することにより、少なくとも依頼者と支援候補者との距離に基づいて、当該依頼者に対する支援者を支援候補者の中から選定し、前記第2記憶部を参照することにより、当該依頼者に対するサポート方法を決定する支援者選定部と、
前記支援者として選定された支援候補者の支援候補者端末に、前記依頼者に対するサポート方法を通知する通知部とを備え、
前記支援者選定部は、支援候補者と依頼者との距離が閾値以内で、支援候補者の次の予定時刻まで第1閾値以上の時間があるか、次の予定時刻まで第1閾値以上の時間はないが第2閾値より多い時間があり、かつ、支援候補者が支援候補者の現在地周辺に来訪した回数が閾値以上である、という条件を満たす支援候補者が存在するか否かを判断し、当該支援候補者が存在する場合に、当該支援候補者を支援者として選定する
支援者選定装置が提供される。
開示の技術によれば、支援候補者の状況に基づき支援者を選定し、選定した支援者に対してサポート方法を通知することを可能とする技術が提供される。
本発明の実施の形態におけるシステム構成図である。 装置のハードウェア構成例を示す図である。 支援候補者が情報を登録する際のフローチャートである。 実施例1のフローチャートである。 支援候補者情報記憶部が持つ情報の例を示す図である。 支援候補者状態の例を示す図である。 来訪回数の例を示す図である。 サポート方法記憶部が持つ情報の例を示す図である。 支援候補者端末の入力画面の例を示す図である。 依頼者端末の入力画面の例を示す図である。 支援候補者端末の出力画面の例1を示す図である。 依頼者端末の出力画面の例を示す図である。 実施例2のフローチャートである。 支援候補者端末の出力画面の例2を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態(本実施の形態)を説明する。以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
(システムの全体構成)
図1に、本実施の形態におけるシステム構成例を示す。図1に示すように、本システムは、支援者選定を行う支援者選定装置102を有し、ネットワーク(インターネット等)を介して依頼者端末101と支援候補者端末103が支援者選定装置102と通信するように構成されている。
本実施の形態では、支援者選定装置102をWebサービスとして実現する場合を想定しているが、支援者選定装置102をWebサービスとして実現することは一例である。
図1に示すとおり、支援者選定装置102は、支援者選定部1、通知部2、支援候補者状態判断部3、サポート方法記憶部4、支援候補者情報記憶部5、通知内容記憶部6を有する。なお、支援候補者情報記憶部5を第1記憶部と呼び、サポート方法記憶部4を第2記憶部と呼んでもよい。
依頼者端末101は、画面入力部11、現在地取得部12、スケジュール記憶部13、出力部14、支援者接近検知部15を有する。支援候補者端末103は、画面入力部21、現在地取得部22、スケジュール記憶部23、出力部24、依頼者接近検知部25を有する。依頼者端末101及び依頼者端末101はいずれも、例えば、スマートフォンやタブレットなどのユーザ端末である。
支援を依頼するユーザ(以下、依頼者とする)は依頼者端末101から支援者選定装置102にアクセスし、画面入力部11からデータを入力する。支援する意思のあるユーザ(以下、支援候補者とする)は支援候補者端末103から支援者選定装置102にアクセスし、画面入力部21からデータを入力する。
支援者選定装置102により支援者選定処理が行われ、依頼者端末101の出力部14、及び支援候補者端末103の出力部24に支援者選定処理の結果が送られ、当該結果が出力される。
(装置のハードウェア構成例)
支援者選定装置102、依頼者端末101、及び支援候補者端末103はいずれも、例えば、コンピュータにプログラムを実行させることにより実現できる。
すなわち、これらの装置は、コンピュータに内蔵されるCPUやメモリ等のハードウェア資源を用いて、当該装置で実施される処理に対応するプログラムを実行することによって実現することが可能である。上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(可搬メモリ等)に記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記プログラムをインターネットや電子メール等、ネットワークを通して提供することも可能である。
図2は、上記コンピュータのハードウェア構成例を示す図である。図2のコンピュータは、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置1000、補助記憶装置1002、メモリ装置1003、CPU1004、インタフェース装置1005、表示装置1006、及び入力装置1007等を有する。
当該コンピュータでの処理を実現するプログラムは、例えば、CD-ROM又はメモリカード等の記録媒体1001によって提供される。プログラムを記憶した記録媒体1001がドライブ装置1000にセットされると、プログラムが記録媒体1001からドライブ装置1000を介して補助記憶装置1002にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体1001より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置1002は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置1003は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置1002からプログラムを読み出して格納する。CPU1004は、メモリ装置1003に格納されたプログラムに従って、当該装置に係る機能を実現する。インタフェース装置1005は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられ、ネットワークを介した入力手段及び出力手段として機能する。表示装置1006はプログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。入力装置157はキーボード及びマウス、ボタン、又はタッチパネル等で構成され、様々な操作指示を入力させるために用いられる。
以下、本実施の形態に係るシステムの動作例として、実施例1と実施例2を説明する。
(実施例1)
まず、実施例1について説明する。実施例1では、視覚に障がいがある支援依頼者が目的地までの移動のサポートを依頼する場合の実施例である。目的地までの移動のサポートを行う人は、支援候補者の中でも時間に十分な余裕があるか、支援依頼者と目的地が同じ人が望ましい。そのような支援候補者がいない場合は、時間に少し余裕があり、かつ、その場所を何度も訪れていて地の利があり、かつ、依頼者の近くにいる人が次に望ましい。実施例1では、このような観点で支援候補者を選定している。
実施例1の動作を図3、図4のフローチャートを参照して説明する。支援候補者選定の前提として、支援候補者は予め支援候補者情報を登録しておく。支援候補者が情報を登録する際の処理を図3のフローチャートの手順に沿って説明する。
<S101>
S101において、支援候補者端末103のディスプレイ(画面入力部21及び出力部24を構成する)には例えば図9に示す入力画面が表示されている。画面入力部21は、この入力画面を表示する機能、入力画面から情報を入力する機能、入力された情報を送信する機能を含む。
支援候補者が当該入力画面から支援候補者IDを入力する。例えば、支援候補者IDとして「01」と入力する。なお、これらの入力の方法として、画面をタップして行う一般的な入力方法や音声入力方法など、その他様々な方法がある。次に、支援候補者が送信ボタンを押す。
<S102>
S102において、支援候補者ID「01」と、緯度経度情報と、次の予定時刻と、目的地と、来訪回数とが、支援者選定装置102の支援候補者状態判断部3へ渡される。
緯度経度情報は、現在地取得部22によって取得される情報であり、例えば「35.225695,139.663323」である。
スケジュール記憶部23には次の予定時刻、目的地、来訪回数が記憶されており、スケジュール記憶部23からこれらの情報が取得され、支援候補者状態判断部3へ渡される。次の予定時刻は例えば「13:00」であり、目的地は例えば「A駅北改札口」である。来訪回数は支援候補者の現在地の半径200m以内のエリアを訪れた回数(「200m」は閾値の一例)であり、図7は来訪回数の例を示す。来訪回数は、図7より例えば「5+」である。なお、選定される支援候補者と依頼者との距離は近いので、支援候補者が現在地周辺に多く訪れたことがあれば、依頼者の現在地周辺に多く訪れたことになり、地の利がありスムーズにサポートできると考えられることから、来訪回数を、支援候補者が支援候補者の現在地周辺(上記の例では、現在地を中心とする半径200mの円内のエリア)に訪れた回数と定義している。
なお、スケジュール記憶部23は一般的にスマートフォンやタブレットに装備されているスケジューラ機能を想定しているが、このような機能を備えていない端末であった場合、支援候補者が画面入力部21において次の予定時刻や目的地を直接入力してもよい。
<S103>
続いてS103において、支援者選定装置102の支援候補者状態判断部3が、緯度経度情報、次の予定時刻及び目的地から支援候補者状態を決定する。例えば、支援候補者ID01の現在地である緯度経度情報「35.225695,139.663323」の地点と目的地「A駅北改札口」との距離が80mで、現在時刻が12:25であるとする。また、支援候補者状態が図6に示すように定められているとする。
支援候補者状態判断部3は、現在地から次の目的地までの距離が100m以内で、次の予定時刻まで30分以上の時間があれば「時間に十分な余裕がある」と判断し、図6より支援候補者ID01の支援候補者状態を「A」と定める。
また、例えば、現在地と目的地の距離が100m以上で、次の予定時刻まで10分以下の時間しかなければ図6より「時間に余裕がない」として支援候補者状態を「C」と定める。また、それ以外の場合を「時間に少し余裕がある」として支援候補者状態を「B」と定める。
なお、「100m」、「30分」、「10分」はそれぞれ閾値の一例であり、「100m」、「30分」、「10分」以外の値を閾値として使用してもよい。また、支援候補者状態を「A」、「B」、「C」に区分することも一例である。
<S104>
次に、S104において、支援候補者状態判断部3は支援候補者IDと緯度経度情報、目的地、支援候補者状態、来訪回数を支援候補者情報記憶部5に記憶する。
具体的には、支援候補者状態判断部3は、支援候補者ID「01」と緯度経度情報「35.225695,139.663323」、目的地「A駅北改札口」、支援候補者状態「A」、来訪回数「5+」を支援候補者情報記憶部5に記憶する。支援候補者情報記憶部5に格納される情報の例を図5に示す。複数の支援候補者について同様の処理が行われ、支援候補者情報記憶部5は複数の支援候補者の支援候補者情報を保持する。
<S105>
支援候補者状態判断部3は、支援候補者端末103の画面入力部21から終了命令を受けていないかどうかを判定し、受けていなければS102~S104を一定の時間ごとに繰り返す。
すなわち、一度支援候補者情報が登録された後も、画面入力部21から終了命令を受けるまで、S102からS104までの処理を一定の時間ごとに繰り返し、支援候補者情報は上書きされる。終了命令を受けた場合、S106に進む。
<S106>
終了命令は例えば図9の画面であれば終了ボタンが押された時に発せられ、終了命令があれば、S106において支援候補者情報記憶部5から該当する支援候補者IDの支援候補者情報を削除する。
次に、支援依頼者が支援を依頼し、支援者選定装置102が支援者を選定する処理について図4のフローチャートの手順に沿って説明する。
<S201>
S201において、依頼者端末101のディスプレイ(画面入力部11及び出力部14を構成する)には例えば図10に示す入力画面が表示されている。画面入力部11は、この入力画面を表示する機能、入力画面から情報を入力する機能、入力された情報を送信する機能を含む。
依頼者が当該入力画面から依頼者IDを入力する。例えば、依頼者IDとして「101」と入力する。次に支援を依頼したい項目として「目的地までの移動をサポートしてほしい」を選択し、依頼者属性として「視覚に障がいがある」を選択する。なお、これらの入力の方法として、画面をタップして行う一般的な入力方法や音声入力方法、その他様々な方法を適用することができる。
次に、依頼者が送信ボタンを押すと、依頼者ID「101」と、緯度経度情報と、目的地と、依頼者属性が支援者選定部1に送られる。緯度経度情報は現在地取得部12により取得され、例えば「35.224237,139.663318」である。また、目的地はスケジュール記憶部13から取得され、例えば「Bビル」である。
なお、スケジュール記憶部13は一般的にスマートフォンやタブレットに装備されているスケジューラ機能を想定しているが、このような機能を備えていない端末であった場合、依頼者が画面入力部11において目的地を直接入力してもよい。
<S202>
次に、S202において、支援者選定部1はサポート方法記憶部4を参照して、依頼者属性、依頼項目に対応するサポート方法を取得する。
サポート方法記憶部4に格納される情報の例を図8に示す。ここでは、支援者選定部1は、依頼者属性「視覚に障がいがある」、依頼項目「目的地までの移動をサポートしてほしい」に対応するサポート方法「腕や肩につかまってもらい、あなたが一歩前を歩く。角を曲がるときや段差があるとき、そのことを言葉で伝えながら進む。」を取得する。
また、S202において、支援者選定部1は、図5に示す情報を格納する支援候補者情報記憶部5を参照して支援候補者情報を取得する。
<S203>
S203において、支援者選定部1は、支援候補者情報記憶部5から参照した支援候補者の中に、条件1を満たす支援候補者がいるか否かを判断する。条件1は、「支援候補者と依頼者との距離が200m以内で、支援候補者は時間に余裕がある、または、支援候補者と依頼者との距離が200m以内で、支援候補者の目的地が依頼者と同じである」ことである。なお、「200m」は閾値の一例である。
具体的には、支援者選定部1は、依頼者との距離が200m以内で、支援候補者状態が時間に十分な余裕がある「A」、または、依頼者との距離が200m以内で、目的地が依頼者ID101と同じ「Bビル」である支援候補者を探す。ここでは支援候補者ID01がこれに該当するためS207に進む。該当する支援候補者が見つからない場合はS204へ進む。
<S207>
S207において、支援者選定部1は、該当する支援候補者ID、依頼者の緯度経度情報、依頼項目、サポート方法、依頼者ID、「支援者が見つかりました」という依頼者向け通知文を通知内容記憶部に保存する。
具体的には、支援者選定部1は、選定した支援候補者の支援候補者ID「01」と、依頼者の緯度経度情報「35.224237,139.663318」、依頼項目「目的地までの移動をサポートしてほしい」、サポート方法「腕や肩につかまってもらい、あなたが一歩前を歩く。角を曲がるときや段差があるとき、そのことを言葉で伝えながら進む。」、目的地「Bビル」、依頼者ID「101」、「支援者が見つかりました」という依頼者向け通知文を通知内容記憶部6に保存する。
<S204>
S204において、支援者選定部1は、支援候補者情報記憶部5から参照した支援候補者の中に、条件2を満たす支援候補者がいるか否かを判断する。条件2は、「支援候補者と依頼者との距離が100m以内で、支援候補者状態が時間に少し余裕がある「B」、かつ、来訪回数が5回以上の「5+」である」ことである。なお、「100m」、「5回」はそれぞれ閾値の一例である。来訪回数は、支援候補者の現在地の半径200m以内のエリアを訪れた回数(「200m」は閾値の一例)である。
該当支援候補者がいる場合にはS207に進み、支援候補者が見つからない場合はS205へ進む。
<S205>
S205において、支援者選定部1は、依頼者ID「101」と、「支援者が見つかりませんでした」という依頼者向け通知文を通知内容記憶部6に保存する。
<S206>
S205からS206に遷移する場合、通知部2は、通知内容記憶部6に記憶された依頼者ID「101」の依頼者端末101の出力部14に「支援者が見つかりませんでした」という依頼者向け通知文を渡し、出力部14が当該通知文を出力する。
S207からS206に遷移する場合、通知部2は、通知内容記憶部6に記憶された支援候補者IDの端末103の出力部24に依頼者の位置情報と依頼項目とサポート方法を渡し、依頼者端末101の出力部14に通知文を渡し、それぞれの出力部24、14が渡された情報を出力する。
具体的には、通知部2は、まず、通知内容記憶部6に記憶された選定された支援候補者の支援候補者ID「01」と、依頼者の緯度経度情報「35.224237,139.663318」、依頼項目「目的地までの移動をサポートしてほしい」、目的地「Bビル」、サポート方法「腕や肩につかまってもらい、あなたが一歩前を歩く。角を曲がるときや段差があるとき、そのことを言葉で伝えながら進む。」、依頼者ID「101」、「支援者が見つかりました」という依頼者向け通知文を読み出す。
続いて、通知部2は、支援候補者ID01の端末103の出力部24に依頼者の緯度経度情報「35.224237,139.663318」に基づいた依頼者の位置情報と、依頼項目「目的地までの移動をサポートしてほしい」と、目的地「Bビル」、サポート方法「腕や肩につかまってもらい、あなたが一歩前を歩く。角を曲がるときや段差があるとき、そのことを言葉で伝えながら進む。」を渡し、出力部24がこれらの情報を出力する。
また、通知部2は、依頼者ID101の端末101の出力部14に、通知文「支援者が見つかりました」を渡し、出力部14がこれを出力する。
図11に、支援候補者端末103の出力画面の例を示し、図12に、依頼者端末101の出力画面の例を示す。
なお、支援候補者端末103の出力部24における出力方法、及び依頼者端末101の出力部14における出力方法については、画面に視覚的に表示する方法や、音声により出力する方法、その他様々な方法を適用することができる。
<S208>
更に、S208において通知部2は、通知内容記憶部6に記憶された支援候補者IDを依頼者端末101の支援者接近検知部15に渡し、依頼者IDを支援候補者端末103の依頼者接近検知部25に渡す。
支援者接近検知部15は、支援候補者と依頼者が接近したら出力部14に出力命令を出し、出力部14が、支援候補者と依頼者が接近したことを示す情報を出力する。同様に、支援者接近検知部25は、支援候補者と依頼者が接近したら出力部24に出力命令を出し、出力部24が、支援候補者と依頼者が接近したことを示す情報を出力する。
支援者接近検知部15及び依頼者接近検知部25は、例えばBluetooth(登録商標)のような近距離無線通信技術などを使って実現できる。
また、支援候補者端末103の出力部24における出力方法、依頼者端末101の出力部14における出力方法については、音声、振動、発光により出力する方法、その他様々な方法を適用することができる。これにより、白杖を持たない視覚障がい者や聴覚障がい者など、外見では障がいがあるとわからない依頼者に対し、支援者が確実に支援を実施できるようになる。
(実施例2)
次に、実施例2を説明する。実施例2は、車イスを利用している支援依頼者が近くのトイレまでの移動のサポートを依頼する場合の実施例である。トイレまでの移動のサポートは緊急を要する支援依頼であり、支援候補者の中でも特に依頼者との距離が近く、時間に余裕があり、かつ、その場所を何度も訪れていて地の利がある人が望ましいと考えられる。そのような支援候補者がいない場合は、依頼者との距離が近く、時間に余裕がある人が次に望ましいと考えられる。そのような支援候補者もいない場合は、依頼者との距離が近い人が望ましいと考えられる。実施例2ではこのような観点で支援者選定を行う。
実施例2においても、支援候補者は予め支援候補者情報を登録しておく。支援候補者が情報を登録する際の処理は実施例1と同様である。
次に、支援依頼者が支援を依頼し、支援者選定装置102が支援者を選定する処理について図13のフローチャートの手順に沿って説明する。
<S301>
S301において、依頼者端末101のディスプレイ(画面入力部11及び出力部14を構成する)には例えば図10に示す入力画面が表示されている。画面入力部11は、この入力画面を表示する機能、入力画面から情報を入力する機能、入力された情報を送信する機能を含む。
依頼者が当該入力画面から依頼者IDを入力する。例えば、依頼者IDとして「102」と入力する。次に支援を依頼したい項目として「近くのトイレまでの移動をサポートしてほしい」を選択し、依頼者属性として「車イスを利用している」を選択する。なお、これらの入力の方法として、画面をタップして行う一般的な入力方法や音声入力方法、その他様々な方法を適用することができる。
次に、依頼者が送信ボタンを押すと、依頼者ID「102」と、緯度経度情報と、依頼者属性が支援者選定部1に送られる。緯度経度情報は現在地取得部12により取得され、例えば「35.658529,139.745420」である。
<S302>
次に、S302において、支援者選定部1はサポート方法記憶部4を参照して、依頼者属性、依頼項目に対応するサポート方法を取得する。
サポート方法記憶部4に格納される情報の例は図8に示したとおりである。ここでは、支援者選定部1は、依頼者属性「車イスを利用している」、依頼項目「近くのトイレまでの移動をサポートしてほしい」に対応するサポート方法「バリアフリートイレを案内する。車イスは急に動かさず声をかけてから動かすようにする。」を取得する。
また、S302において、支援者選定部1は、図5に示す情報を格納する支援候補者情報記憶部5を参照して支援候補者情報を取得する。
<S303>
S303において、支援者選定部1は、支援候補者情報記憶部5から参照した支援候補者の中に、条件3を満たす支援候補者がいるか否かを判断する。条件3は、「支援候補者と依頼者との距離が100m以内で、支援候補者状態が時間に十分な余裕がある「A」か少し余裕がある「B」、かつ、来訪回数が5回以上の「5+」である」ことである。なお、「100m」、「5回」はそれぞれ閾値の一例である。来訪回数は、支援候補者の現在地の半径200m以内のエリアを訪れた回数(「200m」は閾値の一例)である。
ここでは該当する支援候補者がいないため、S304に進む。該当する支援候補者がいる場合にはS308に進む。
<S304>
S304において、支援者選定部1は、支援候補者情報記憶部5から参照した支援候補者の中に、条件4を満たす支援候補者がいるか否かを判断する。条件4は、「支援候補者と依頼者との距離が100m以内で、支援候補者状態が時間に十分な余裕がある「A」か少し余裕がある「B」である」ことである。
ここでは支援候補者ID04がこれに該当するためS308へ進む。ここでも支援候補者が見つからない場合にはS305に進む。
<S308>
S308において、支援者選定部1は、該当する支援候補者ID、依頼者の緯度経度情報、依頼項目、サポート方法、依頼者ID、「支援者が見つかりました」という依頼者向け通知文を通知内容記憶部6に保存する。
具体的には、支援者選定部1は、選定した支援候補者の支援候補者ID「04」、依頼者の緯度経度情報「35.658529,139.745420」、依頼項目「近くのトイレまでの移動をサポートしてほしい」、サポート方法「バリアフリートイレを案内する。車イスは急に動かさず声をかけてから動かすようにする。」、依頼者ID「102」、「支援者が見つかりました」という依頼者向け通知文を通知内容記憶部6に保存する。
<S305>
S305において、支援者選定部1は、支援候補者情報記憶部5から参照した支援候補者の中に、条件5を満たす支援候補者がいるか否かを判断する。条件5は、「支援候補者と依頼者との距離が100m以内である」ことである。
支援候補者がいない場合は、S306に進む。該当する支援候補者がいる場合にはS308に進む。
<S306>
S306において、支援者選定部1は、依頼者ID「102」と、「支援者が見つかりませんでした」という依頼者向け通知文を通知内容記憶部6に保存する。
<S307>
S306からS307に遷移する場合、通知部2は、通知内容記憶部6に記憶された依頼者ID「102」の依頼者端末101の出力部14に「支援者が見つかりませんでした」という依頼者向け通知文を渡し、出力部14が当該通知文を出力する。
S308からS307に遷移する場合、通知部2は、通知内容記憶部6に記憶された支援候補者IDの端末103の出力部24に依頼者の位置情報と依頼項目とサポート方法を渡し、依頼者端末101の出力部14に通知文を渡し、それぞれの出力部24、14が渡された情報を出力する。
具体的には、通知部2は、まず、通知内容記憶部6に記憶された選定された支援候補者の支援候補者ID「04」と、依頼者の緯度経度情報「35.658529,139.745420」、依頼項目「近くのトイレまでの移動をサポートしてほしい」、サポート方法「バリアフリートイレを案内する。車イスは急に動かさず声をかけてから動かすようにする。」、依頼者ID「102」、「支援者が見つかりました」という依頼者向け通知文を読み出す。
続いて、通知部2は、支援候補者ID04の端末103の出力部24に依頼者の緯度経度情報「35.658529,139.745420」に基づいた依頼者の位置情報と、依頼項目「近くのトイレまでの移動をサポートしてほしい」と、サポート方法「バリアフリートイレを案内する。車イスは急に動かさず声をかけてから動かすようにする。」を渡し、出力部24がこれらの情報を出力する。
また、通知部2は、依頼者ID101の端末101の出力部14に、通知文「支援者が見つかりました」を渡し、出力部14がこれを出力する。
図14に、支援候補者端末103の出力画面の例を示し、図12に、依頼者端末101の出力画面の例を示す。
なお、支援候補者端末103の出力部24における出力方法、及び依頼者端末101の出力部14における出力方法については、画面に視覚的に表示する方法や、音声により出力する方法、その他様々な方法を適用することができる。
<S309>
更に、S309において通知部2は、通知内容記憶部6に記憶された支援候補者IDを依頼者端末101の支援者接近検知部15に渡し、依頼者IDを支援候補者端末103の依頼者接近検知部25に渡す。
支援者接近検知部15は、支援候補者と依頼者が接近したら出力部14に出力命令を出し、出力部14が、支援候補者と依頼者が接近したことを示す情報を出力する。同様に、支援者接近検知部25は、支援候補者と依頼者が接近したら出力部24に出力命令を出し、出力部24が、支援候補者と依頼者が接近したことを示す情報を出力する。
支援者接近検知部15及び依頼者接近検知部25は、例えばBluetooth(登録商標)のような近距離無線通信技術などを使って実現できる。
また、支援候補者端末103の出力部24における出力方法、依頼者端末101の出力部14における出力方法については、音声、振動、発光により出力する方法、その他様々な方法を適用することができる。これにより、白杖を持たない視覚障がい者や聴覚障がい者など、外見では障がいがあるとわからない依頼者に対し、支援者が確実に支援を実施できるようになる。
(バリエーション)
以上、2つの実施例について説明したが、処理の方法はこれまでに説明したものに限られるわけではない。
例えば、実施例1においては、依頼者が予め設定すれば、S203で該当する支援候補者が見つからなった場合、S204に進まずに205に進むこととしてよい。
この処理は、S203における、「依頼者との距離が200m以内で、時間に余裕がある、または、目的地が依頼者と同じ支援候補者」とは、つまり、無理なく依頼者を支援できる支援候補者であるが、そのような無理なく支援ができる支援候補者がいれば支援を依頼したいが、そうでなければ支援の必要はないという依頼者にとって有効な処理である。
また、例えば、支援候補者と依頼者が予め情報を登録する際の処理として、自身の性別の情報を登録することとしてもよい。性別の情報を利用することで、実施例2においては、依頼者が予め設定すれば、S303やS304、S305において依頼者と同じ性別の支援候補者を探す処理を行うことができる。
この処理は、実施例2における近くのトイレまでの移動のサポートは、同性の支援候補者により支援を受けたいと考える依頼者にとって有効な処理である。特に視覚障がい者にとっては、トイレの入り口までの移動をサポートしてもらったとしても、空いている個室はどこか、便器を洗浄するためのボタンはどこか、手を洗う場所はどこかを見て知ることはできない。依頼者と同性の支援者がサポートすれば、トイレ内まで同行して必要とされる案内をすることができる。支援候補者と依頼者双方の性別の情報を保持することはこのような課題を解決する手段となる。
また、1つの依頼項目に対する適切なサポート方法も1つだけとは限らない。例えば、車イスを利用している依頼者が目的地までの移動のサポートを依頼する場合、依頼者自身の力では乗り越えられない段差や階段などの移動を含む可能性もある。このような時、一般的な車イス利用者の移動サポートの方法に加え、段差や階段の乗り越え方を具体的に提示する必要がある。更に、サポートの方法によっては支援候補者の選定の処理にも工夫が必要である。段差や階段の乗り越方を具体的に提示するサポート方法が選択された場合は、体力があり確実に段差や階段の乗り越えをサポートできる若い男性が支援者として望ましいと考えられる。このような選定方法を可能とするために、支援候補者情報記憶部5は、例えば、支援候補者の性別や年齢の情報を保持する。
また、例えば、支援候補者が予め情報を登録する際の処理として、自身がどんな属性の依頼者を、何回支援したことがあるかという情報を登録することとしてもよい。
支援者選定装置102内に各支援候補者が支援を実施した履歴を記憶する機能を持たせることにより、支援候補者が手動で入力しなくても、支援候補者記憶部5に支援した履歴の情報を保持することができる。依頼者が予め設定すれば、依頼者と同じ属性の依頼者を一定の回数以上支援したことがある支援候補者を探す処理を行うこととしてもよい。この処理は、支援を依頼することが初めてである場合など、支援を受けることに不安を抱く依頼者にとって有効な処理である。
(実施の形態のまとめ)
本明細書には、少なくとも下記各項の支援者選定装置、支援者選定方法、及びプログラムが記載されている。
(第1項)
支援を必要としている依頼者に対する支援者を選定する支援者選定装置であって、
支援候補者端末から受信した支援候補者情報を格納する第1記憶部と、
サポート方法を格納する第2記憶部と、
前記第1記憶部を参照することにより、少なくとも依頼者と支援候補者との距離に基づいて、当該依頼者に対する支援者を支援候補者の中から選定し、前記第2記憶部を参照することにより、当該依頼者に対するサポート方法を決定する支援者選定部と、
前記支援者として選定された支援候補者の支援候補者端末に、前記依頼者に対するサポート方法を通知する通知部と
を備える支援者選定装置。
(第2項)
前記支援者選定部は、依頼者と支援候補者との距離、及び、支援候補者の時間余裕度に基づいて支援者を選定する
第1項に記載の支援者選定装置。
(第3項)
前記支援者選定部は、依頼者と支援候補者との距離、支援候補者の時間余裕度、及び、支援候補者が支援候補者の現在地周辺に来訪した回数に基づいて支援者を選定する
第1項に記載の支援者選定装置。
(第4項)
前記支援者選定部は、依頼者と支援候補者との距離、及び、支援候補者の目的地が依頼者の目的地と同じか否かに基づいて支援者を選定する
第1項に記載の支援者選定装置。
(第5項)
前記第2記憶部には、依頼者属性と依頼項目とに対応付けてサポート方法が格納されており、
前記支援者選定部は、依頼者端末から受信した依頼者属性と依頼項目に基づいて、前記第2記憶部からサポート方法を取得する
第1項ないし第4項のうちいずれか1項に記載の支援者選定装置。
(第6項)
前記通知部は、支援者として選定された支援候補者のIDを依頼者端末に通知し、依頼者のIDを、支援者として選定された支援候補者の支援候補者端末に通知し、
依頼者と支援者が互いに接近した場合に、当該依頼者端末と当該支援候補者端末のそれぞれにおいて、依頼者と支援者が互いに接近したことを示す出力が行われる
第1項ないし第5項のうちいずれか1項に記載の支援者選定装置。
(第7項)
支援を必要としている依頼者に対する支援者を選定する支援者選定装置が実行する支援者選定方法であって、
支援候補者端末から受信した支援候補者情報を第1記憶部に格納するステップと、
前記第1記憶部を参照することにより、少なくとも依頼者と支援候補者との距離に基づいて、当該依頼者に対する支援者を支援候補者の中から選定し、サポート方法を格納する第2記憶部を参照することにより、当該依頼者に対するサポート方法を決定するステップと、
前記支援者として選定された支援候補者の支援候補者端末に、前記依頼者に対するサポート方法を通知するステップと
を備える支援者選定方法。
(第8項)
コンピュータを、第1項ないし第6項のうちいずれか1項に記載の支援者選定装置における各部として機能させるためのプログラム。
以上、本実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
101 依頼者端末
11 画面入力部
12 現在地取得部
13 スケジュール記憶部
14 出力部
15 支援者接近検知部
102 支援者選定装置
1 支援者選定部
2 通知部
3 支援候補者状態判断部
4 サポート方法記憶部
5 支援候補者情報記憶部
6 通知内容記憶部
103 支援候補者端末
21 画面入力部
22 現在地取得部
23 スケジュール記憶部
24 出力部
25 依頼者接近検知部
1000 ドライブ装置
1001 記録媒体
1002 補助記憶装置
1003 メモリ装置
1004 CPU
1005 インタフェース装置
1006 表示装置
1007 入力装置

Claims (5)

  1. 支援を必要としている依頼者に対する支援者を選定する支援者選定装置であって、
    支援候補者端末から受信した支援候補者情報を格納する第1記憶部と、
    サポート方法を格納する第2記憶部と、
    前記第1記憶部を参照することにより、少なくとも依頼者と支援候補者との距離に基づいて、当該依頼者に対する支援者を支援候補者の中から選定し、前記第2記憶部を参照することにより、当該依頼者に対するサポート方法を決定する支援者選定部と、
    前記支援者として選定された支援候補者の支援候補者端末に、前記依頼者に対するサポート方法を通知する通知部とを備え、
    前記支援者選定部は、支援候補者と依頼者との距離が閾値以内で、支援候補者の次の予定時刻まで第1閾値以上の時間があるか、次の予定時刻まで第1閾値以上の時間はないが第2閾値より多い時間があり、かつ、支援候補者が支援候補者の現在地周辺に来訪した回数が閾値以上である、という条件を満たす支援候補者が存在するか否かを判断し、当該支援候補者が存在する場合に、当該支援候補者を支援者として選定する
    支援者選定装置。
  2. 前記第2記憶部には、依頼者属性と依頼項目とに対応付けてサポート方法が格納されており、
    前記支援者選定部は、依頼者端末から受信した依頼者属性と依頼項目に基づいて、前記第2記憶部からサポート方法を取得する
    請求項1に記載の支援者選定装置。
  3. 前記通知部は、支援者として選定された支援候補者のIDを依頼者端末に通知し、依頼者のIDを、支援者として選定された支援候補者の支援候補者端末に通知し、
    依頼者と支援者が互いに接近した場合に、当該依頼者端末と当該支援候補者端末のそれぞれにおいて、依頼者と支援者が互いに接近したことを示す出力が行われる
    請求項1又は2に記載の支援者選定装置。
  4. 支援を必要としている依頼者に対する支援者を選定する支援者選定装置が実行する支援者選定方法であって、
    支援候補者端末から受信した支援候補者情報を第1記憶部に格納するステップと、
    前記第1記憶部を参照することにより、少なくとも依頼者と支援候補者との距離に基づいて、当該依頼者に対する支援者を支援候補者の中から選定し、サポート方法を格納する第2記憶部を参照することにより、当該依頼者に対するサポート方法を決定する支援者選定ステップと、
    前記支援者として選定された支援候補者の支援候補者端末に、前記依頼者に対するサポート方法を通知するステップとを備え、
    前記支援者選定ステップにおいて、支援候補者と依頼者との距離が閾値以内で、支援候補者の次の予定時刻まで第1閾値以上の時間があるか、次の予定時刻まで第1閾値以上の時間はないが第2閾値より多い時間があり、かつ、支援候補者が支援候補者の現在地周辺に来訪した回数が閾値以上である、という条件を満たす支援候補者が存在するか否かを判断し、当該支援候補者が存在する場合に、当該支援候補者を支援者として選定する
    支援者選定方法。
  5. コンピュータを、請求項1ないしのうちいずれか1項に記載の支援者選定装置における各部として機能させるためのプログラム。
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