JP2020052856A - 救援支援サーバ、救援支援システム及びプログラム - Google Patents

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Takehiro Mori
健広 森
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Sachiyo Obata
幸代 小畠
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Yutaka Kozuki
裕 上月
小原 剛
Takeshi Obara
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Abstract

【課題】適切な救援者を救援に向かわせることが可能な救援支援サーバ、救援支援システム及びプログラムを提供する。【解決手段】救援支援サーバ1は、カメラCから画像データを受信する収集データ受信部11と、救援者Pが所持する携帯端末Mの位置情報を受信する位置情報受信部12と、カメラCから受信した画像データに基づいて、被救援者Qの有無を判断する救援判断部13と、救援判断部13により被救援者Qがいると判断した場合に、画像データと、カメラCの位置情報とに基づく救援属性情報を付与する属性付与部14と、救援者Pの属性情報を記憶した救援者属性記憶部33を参照して、救援属性情報に適合する救援者Pを、適合度合いに応じて順位付ける順位付与部16と、上位に順位付けがされた救援者Pの携帯端末Mに対して、被救援者Qの位置情報と、画像データに基づいた要請内容とを含む救援依頼を通知する依頼通知部17とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、救援支援サーバ、救援支援システム及びプログラムに関する。
従来、高齢者の見守りサービスに代表されるように、救援が必要な状況を受けて救援に向かうための技術には、様々なものがある。例えば、救援が必要な状況になったときに、予め登録された身内に連絡をすることで、身内が救援を行うものがある。また、例えば、救援が必要な状況になったときに、予め登録された警備会社等の企業に通知されて、近くにいる警備員等が救援に向かうものがある。
近くにいる者が救援に向かう場合に、救助を要請する利用者の携帯端末の位置情報が示す位置を中心にした探索範囲の半径距離内に位置する担当者の携帯端末に、捜索を要請する援助要請情報を送信する緊急通報装置が開示されている(例えば、特許文献1)。
特開2017−4194号公報
特許文献1に記載の装置は、救助を要請する携帯端末の位置情報に基づいて捜索の困難さを示す捜索難易度と、担当者からの距離に応じた捜索の困難さを示す距離レベルとを用いて、捜索範囲の半径距離を特定し、その範囲の担当者の携帯端末を抽出する。そのため、救助を要請する携帯端末の位置と、捜索をする担当者の携帯端末の位置とに基づいて、距離だけではない他の要素も加味して担当者を抽出するものである。
しかし、救助を要請する側の状況によっては、担当者が早く救助に向かうことができるものの、適切な対応ができない場合がある。
本発明は、適切な救援者を救援に向かわせることが可能な救援支援サーバ、救援支援システム及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
第1の発明は、収集データを取得する状況収集装置と、救援者が所持する救援者端末とに対して通信可能に接続された救援支援サーバであって、前記救援者の属性情報を記憶した救援者属性記憶部と、前記収集データを受信する収集データ受信手段と、前記救援者端末の位置情報を受信する位置受信手段と、前記状況収集装置から受信した前記収集データに基づいて、被救援者の有無を判断する救援判断手段と、前記救援判断手段により被救援者がいると判断した場合に、前記収集データと、前記状況収集装置の位置情報とに基づく救援属性情報を付与する属性付与手段と、前記救援者属性記憶部を参照して、前記救援属性情報に適合する救援者を、適合度合いに応じて順位付ける順位付与手段と、前記順位付与手段により上位に順位付けがされた前記救援者の前記救援者端末に対して、被救援者の位置情報と、前記収集データに基づいた対応内容とを含む救援依頼を通知する依頼通知手段と、を備えること、を特徴とする救援支援サーバである。
第2の発明は、第1の発明の救援支援サーバにおいて、前記救援属性情報は、前記状況収集装置の位置情報から得られる場所の属性情報と、前記収集データから得られる要請内容の属性情報と、前記収集データから得られる被救援者の属性情報とのうち少なくともいずれかを含み、前記順位付与手段は、前記救援者が前記状況収集装置の位置に到達するまでに要する到達推定時間、及び、前記救援者属性記憶部に記憶された前記救援者の属性情報と前記救援属性情報との適合度合いを各々スコア化して、スコア順に前記救援者を順位付けること、を特徴とする救援支援サーバである。
第3の発明は、第2の発明の救援支援サーバにおいて、前記救援属性情報に前記要請内容を含む場合に、前記要請内容に対応した救援道具情報を含み、前記順位付与手段は、前記救援者の位置情報と、前記救援道具情報の設置位置と、前記状況収集装置との間の位置関係に基づいてスコア化し、スコア順に前記救援者を順位付けること、を特徴とする救援支援サーバである。
第4の発明は、第1の発明から第3の発明までのいずれかの救援支援サーバにおいて、前記救援属性情報に基づいて緊急度を算出する緊急度算出手段を備え、前記依頼通知手段は、前記緊急度算出手段により算出した前記緊急度に応じた通知範囲の前記救援者の前記救援者端末に対して、前記救援依頼を通知すること、を特徴とする救援支援サーバである。
第5の発明は、第1の発明から第4の発明までのいずれかの救援支援サーバにおいて、前記救援依頼を通知した前記救援者端末から前記救援依頼に対する応答を受信する応答受信手段を備え、前記依頼通知手段は、前記応答受信手段による受信した応答が救援不可の場合に、前記救援依頼をした前記救援者を除いて上位に順位付けがされた前記救援者の前記救援者端末に対して、前記救援依頼を通知すること、を特徴とする救援支援サーバである。
第6の発明は、第5の発明の救援支援サーバにおいて、前記応答受信手段による受信した応答が救援可の場合に、前記救援者の周辺に位置する他の救援者の前記救援者端末に、前記救援者が不在の旨を通知する不在通知手段を備えること、を特徴とする救援支援サーバである。
第7の発明は、第1の発明から第6の発明までのいずれかの救援支援サーバにおいて、前記救援者が救援可能であるか否かを示す救援可否情報を記憶する救援可否記憶部を備え、前記順位付与手段は、前記救援可否記憶部に記憶された前記救援可否情報が救援可である前記救援者から、前記救援属性情報に適合する救援者を順位付けること、を特徴とする救援支援サーバである。
第8の発明は、第7の発明の救援支援サーバにおいて、前記依頼通知手段により前記救援依頼を通知した前記救援者端末を所持する前記救援者に対する前記救援可否記憶部の前記救援可否情報を、救援不可に更新する救援可否更新手段を備えること、を特徴とする救援支援サーバである。
第9の発明は、第1の発明から第8の発明までのいずれかの救援支援サーバと、前記状況収集装置と、前記救援者端末と、を備えた救援支援システムであって、前記状況収集装置は、カメラ及び/又はマイクであり、前記収集データは、画像データ及び/又は音声データであり、前記救援支援サーバの前記救援判断手段は、前記収集データを解析処理した結果、環境の異常状態を検知した場合に、被救援者がいると判断し、前記救援支援サーバの前記属性付与手段は、前記環境の異常状態応じた前記救援属性情報を付与すること、を特徴とする救援支援システムである。
第10の発明は、第1の発明から第8の発明までのいずれかの救援支援サーバと、前記状況収集装置と、前記救援者端末と、を備えた救援支援システムであって、前記状況収集装置は、被救援者が所持する被救援者端末であり、前記収集データは、前記被救援者の生体データ及び前記被救援者の動作データの少なくとも一方を含む被救援者状況データであり、前記状況収集装置は、前記収集データと共に、前記状況収集装置の位置情報を、前記救援支援サーバに送信するデータ送信手段を備え、前記救援支援サーバの前記救援判断手段は、時間の経過に伴う前記収集データの変化の度合いに基づいて、前記被救援者に対する救援が必要であるか否かを判断し、前記救援支援サーバの前記属性付与手段は、前記被救援者に対する救援が必要であると判断した場合に、前記状況収集装置の位置情報と、前記収集データの変化度合いとに基づいて推定した前記救援属性情報を付与すること、を特徴とする救援支援システムである。
第11の発明は、第10の発明の救援支援システムにおいて、前記状況収集装置は、他の前記状況収集装置を所持する前記被救援者を救援可能な前記救援者端末であること、を特徴とする救援支援システムである。
第12の発明は、第1の発明から第8の発明までのいずれかの前記救援支援サーバとしてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
第13の発明は、第9の発明から第11の発明までのいずれかの救援支援システムの前記救援支援サーバとしてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、適切な救援者を救援に向かわせることが可能な救援支援サーバ、救援支援システム及びプログラムを提供することができる。
第1実施形態に係る救援支援システムの概要を示す図である。 第1実施形態に係る救援支援システムの全体構成図及び救援支援サーバの機能ブロック図である。 第1実施形態に係る救援支援サーバで属性付与及び緊急度算出の具体例を示す図である。 第1実施形態に係る救援支援サーバで属性付与の具体例を示す図である。 第1実施形態に係る救援支援サーバの救援支援処理を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る救援支援サーバの救援者選定処理を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る救援支援サーバの応答後処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る救援支援システムの全体構成図及び救援支援サーバの機能ブロック図である。 第2実施形態に係る携帯端末の機能ブロック図である。 第2実施形態に係る救援支援サーバの救援支援処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る救援支援サーバの救援者選定処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、これは、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
(第1実施形態)
<救援支援システム100>
図1は、第1実施形態に係る救援支援システム100の概要を示す図である。
図2は、第1実施形態に係る救援支援システム100の全体構成図及び救援支援サーバ1の機能ブロック図である。
図1に示す救援支援システム100は、例えば、ビル等の建物や、ショッピングモール等の商業施設等の大勢の人が出入りする場所において用いられる。救援支援システム100は、カメラCが撮影した画像に基づいて、救援が必要な、例えば、一般人である被救援者Qを発見する。そして、救援支援システム100は、被救援者Qを発見した場合に、被救援者Qの発見時の状況や、被救援者Qのいる場所に対して、適切な救援を行うことが可能な救援者P2を選定して、被救援者Qの位置に救援者P2を向かわせる。
図1に示す例では、2つの建物E1、E2からなる施設において、救援支援システム100を用いるものである。図1では、救援者P1からP6は、例えば、建物E1、E2を巡回中の警備員である。また、その他の人は、建物E1、E2にいる一般人等である。
図1及び図2に示す救援支援システム100は、救援支援サーバ1と、複数台のカメラC(状況収集装置)と、複数人の救援者P1,P2,・・・の各々が所持する複数台の携帯端末M1,M2,・・・(救援者端末)とを備える。なお、以降の説明において、個々の救援者P1、P2や、個々の携帯端末M1、M2等を特定しない場合には、単に、救援者P、携帯端末Mとして説明する。救援支援サーバ1は、カメラC及び携帯端末Mに対して、通信ネットワークNを介して通信可能に接続されている。通信ネットワークNは、例えば、インターネット回線等である。また、通信ネットワークNは、例えば、Bluetooth(登録商標)規格に基づく短距離無線通信等を用いるものであってもよい。
<救援支援サーバ1>
救援支援サーバ1は、カメラCが送信した画像データ(収集データ)に基づいて被救援者Qを発見し、被救援者Qを救援するための救援者Pを選定して、被救援者Qを救援するための通知をするためのデータ処理を行うサーバである。
救援支援サーバ1は、制御部10と、記憶部30と、通信インタフェース部39とを備える。
制御部10は、救援支援サーバ1の全体を制御する中央処理装置(CPU)である。制御部10は、記憶部30に記憶されているオペレーティングシステム(OS)やアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部10は、収集データ受信部11(収集データ受信手段)と、位置情報受信部12(位置受信手段)と、救援判断部13(救援判断手段)と、属性付与部14(属性付与手段)と、緊急度算出部15(緊急度算出手段)と、順位付与部16(順位付与手段)と、依頼通知部17(依頼通知手段)と、応答処理部18(救援可否更新手段、応答受信手段、不在通知手段)とを備える。
収集データ受信部11は、建物E1、E2の各空間を撮影する複数台のカメラCが撮影した画像データを、カメラCから取得する。ここで、収集データ受信部11は、カメラCから画像データを直接受信してもよい。また、収集データ受信部11は、カメラCにより撮影された画像データを、既存の監視システム等の他の装置(図示せず)から受信してもよい。
位置情報受信部12は、各携帯端末Mの位置情報を受信する。位置情報受信部12は、例えば、携帯端末Mから直接位置情報を受信することができる。その際、携帯端末Mは、GPS(Global Positioning System)や、PDR(Pedestrian Dead Reckoning)の技術を用いて得た緯度経度情報を、位置情報として救援支援サーバ1に送信してもよい。また、救援支援システム100が、建物E1、E2に図示しないBLE(Bluetooth Low Energy)ビーコンやWi−Fi(Wireless Fidelity)等の通信装置を複数設けて、携帯端末Mが、通信装置から受信した信号に含まれる通信装置の識別情報を、救援支援サーバ1に送信する。そうすることで、位置情報受信部12は、通信装置の位置から携帯端末Mの位置を特定してもよい。さらに、位置情報受信部12は、例えば、携帯端末Mからではなく、通信装置から携帯端末Mの識別情報を受信することで、通信装置の位置から携帯端末Mの位置情報を取得してもよい。
救援判断部13は、収集データ受信部11によって取得した画像データから被救援者Qの有無を判断する。例えば、救援判断部13は、収集データ受信部11によって取得した画像データに対して、画像認識処理等の解析処理を行って、環境が異常状態であるか否か、つまり、被救援者Qの有無を判断する。解析処理によって、例えば、人物が倒れ込んだことを検知した場合、救援判断部13は、環境が異常状態であり、被救援者Qがいると判断する。
ここで、環境が異常状態になっていると判断するのは、例えば、体調不良によって倒れ込んだり、座り込んだりした者等の救護が必要な者がいるということに限定されない。例えば、不審な動きをしている者や、立入禁止の場所に侵入する者等、警備や監視が必要な者を検出した場合に、環境が異常状態であると判断してもよい。また、例えば、大勢の人で混雑しているのを検出した場合に、環境が異常状態であると判断してもよい。
画像認識処理の一例として、救援判断部13は、公知の手法により、画像に含まれる顔画像や、人を検出して、被救援者Qの存在を判断することができる。
ここで、人検出の手法としては、例えば、HOG特徴量を用いるものがある。HOG特徴量を用いた人検出に関しては、「N.Dalal and B.Triggs.Histograms of Oriented Gradients for Human Detection.In CVPR,pages886−893,2005」に記載されている。救援判断部13は、人検出の手法を用いることで、例えば、人が倒れたりしゃがんだりした状況、不審な動きをする人物、混雑状況等を得ることができる。
また、顔検出の手法としては、例えば、Haar−like特徴を用いるものがある。Haar−like特徴を用いた顔検出に関しては、「P.Viola and M.J.Jones:“Rapid Object Detection Using a Boosted Cascade of Simple Features”,Proceedings of the 2001 IEEE Computer Society Conference on Computer Vision and Pattern Recognition,pp.511−518,(2001).」に記載されている。救援判断部13は、顔検出の手法を用いることで、例えば、倒れたりしゃがんだりした人物の表情を得ることができる。
属性付与部14は、救援判断部13により被救援者Qがいると判断された場合に、画像データと、カメラCの位置情報とに基づいて、救援属性情報を付与する。
ここで、救援属性情報は、カメラCの位置から得られる場所の属性情報と、画像データから得られる要請内容の属性情報と、画像データから得られる被救援者Qの属性情報とのうち少なくともいずれかを含む。
緊急度算出部15は、救援属性情報に基づいて、緊急度を算出する。
ここで、属性付与部14により付与される救援属性情報と、緊急度算出部15により算出される緊急度について、図3Aを例に説明する。
図3Aは、第1実施形態に係る救援支援サーバ1で属性付与及び緊急度算出の具体例を示す図である。
図3Aでは、例1から例6までについて、救援属性情報51と、緊急度52との具体例を示す。なお、制御部10は、属性付与部14及び緊急度算出部15の処理の経過で得られるデータを、記憶部30に一時記憶する。
図3Aに示すトラブル内容及び検出内容の項目は、画像データを解析した結果得られるものである。また、要請内容は、検出内容に基づくものであり、その属性は、要請内容の属性情報である。さらに、図3Aに示す検出場所及びその属性は、カメラCの位置情報から得られるものである。さらにまた、図3Aに示す緊急度と通知範囲とは、画像データの解析によって得られた各種の内容から算出される。
例えば、例1と例2とは、救援が必要な状況を検出した場合である。例1は、座り込みであるのに対して、例2は、転倒であるので、例2の方がより緊急度が高い。また、どちらの検出位置も、女子トイレや女子更衣室付近であって、男性が好ましくない場所であるため、位置情報に基づく属性には、女性が付与される。よって、救援者Pとして、女性を優先的に選ぶようにすることができる。
例3及び例4は、被救援者Qが不審者である場合である。また、例5及び例6は、混雑を検出した場合である。いずれの場合においても、救援支援サーバ1は、画像データを解析して得られた要請内容と、救援を求めている位置情報とから得られた属性情報を付与する。
なお、上記の例示では、画像データから得られる被救援者Qの属性情報について、記載していない。画像データから得られる被救援者Qの属性情報として、例えば、画像データから判別可能な被救援者Qの性別を要請内容に加えてもよい。
順位付与部16は、後述する救援者属性記憶部33を参照して、救援属性情報に適合する救援者Pを、適合度合いに応じて順位付ける。順位付与部16は、例えば、救援者Pの位置に到達するまでに要する到達推定時間、及び、救援者属性記憶部33に記憶された救援者Pの属性情報と救援属性情報との適合度合いを各々スコア化して、スコア順に救援者Pを順位付けることができる。また、順位付与部16は、救援可である救援者Pの中から救援属性情報に適合する救援者Pを順位付ける。つまり、他の救援を行っている救援者Pを除外した上で、順位付与部16は、救援者Pを順位付ける。
依頼通知部17は、順位付与部16により上位に順位付けがされた救援者Pの携帯端末Mに対して、被救援者Qの位置情報と、画像データに基づいた要請内容(対応内容)とを含む救援依頼を通知する。その際、依頼通知部17は、緊急度算出部15により算出した緊急度に応じた通知範囲の救援者Pの携帯端末Mに対して、救援依頼を通知する。図3Aを例に説明すると、緊急度による通知範囲が「普通」の場合には、依頼通知部17は、救援者Pを、例えば、2人選定して通知する。他方、緊急度による検知範囲が「人数多め」の場合には、依頼通知部17は、救援者Pを、例えば、4人選定して通知する。
応答処理部18は、救援依頼を通知した携帯端末Mから救援依頼に対する応答を受信する。そして、応答処理部18は、受信した応答が救援可の場合に、救援者Pの周辺に位置する他の救援者Pの携帯端末Mに、救援可を応答した救援者Pが不在の旨を通知する。また、救援依頼を通知した携帯端末Mを所持する救援者Pについて、新たな救援に対する救援が不可であるようにする。
他方、応答処理部18が救援不可の応答を受信した場合には、依頼通知部17は、救援依頼をした救援者Pを除いて上位に順位付けがされた救援者Pの携帯端末Mに対して、救援依頼を通知する。
記憶部30は、制御部10が各種の処理を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶領域である。
記憶部30は、プログラム記憶部31と、カメラ位置記憶部32と、救援者属性記憶部33と、救援者位置記憶部34と、救援可否記憶部35とを備える。
プログラム記憶部31は、各種のプログラムを記憶する記憶領域である。プログラム記憶部31は、救援支援プログラム31aを記憶している。救援支援プログラム31aは、救援支援サーバ1の制御部10が実行する各種機能を行うためのプログラムである。
カメラ位置記憶部32は、建物E1、E2に設置したカメラCの位置を記憶する記憶領域である。カメラ位置記憶部32は、カメラCの位置と、位置に対応した属性情報とを対応付けて記憶する。位置に応じた属性情報とは、例えば、女子トイレ等の空間の名称や、フロアの名称等である。なお、複数階ある建物の場合には、階数を含んでもよい。
救援者属性記憶部33は、救援者Pの属性情報を記憶する記憶領域である。救援者Pの属性情報とは、例えば、看護師、救急救命士等の救援者Pの技能や資格に関するものを含む。
救援者位置記憶部34は、救援者Pの位置情報を記憶する記憶領域である。救援者位置記憶部34は、例えば、救援者Pを識別する救援者ID(IDentification)をキーとして、位置情報受信部12が受信した救援者Pに対応する携帯端末Mの位置情報を記憶する。
救援可否記憶部35は、救援者Pが救援可能な状態であるか否かを記憶する記憶領域である。救援可否記憶部35は、例えば、救援者IDをキーとして、救援可能か否かを示すフラグ(救援可否情報)を記憶する。
通信インタフェース部39は、通信ネットワークNを介して携帯端末M及びカメラCとの間の通信を行うためのインタフェースである。
ここで、コンピュータとは、制御部、記憶装置等を備えた情報処理装置をいい、救援支援サーバ1は、制御部10、記憶部30等を備えた情報処理装置であり、コンピュータの概念に含まれる。
<カメラC>
カメラCは、建物E1、E2に設置され、建物E1、E2の各空間を撮影する。
カメラCは、視野内を撮影する撮像部と、撮像部により撮影された画像を送信する送信部(いずれも図示せず)とを備える。
カメラCは、動画像を撮影し続けるものであっても、所定の時間間隔で静止画を撮影するものであってもよい。
<携帯端末M>
携帯端末Mは、救援者Pが所持する、例えば、スマートフォンやタブレットに代表されるコンピュータの機能を併せ持った携帯型の装置である。携帯端末Mは、制御部と、記憶部と、タッチパネルディスプレイと、通信インタフェース部等(いずれも図示せず)とを備える。携帯端末Mは、その他、GPS受信部を備えてもよい。携帯端末Mは、救援支援サーバ1との間で通信を行い、救援支援サーバ1が送信する救援依頼の通知を受信したり、応答したりするためのアプリケーションプログラムを、記憶部に記憶している。
<処理の説明>
次に、被救援者Qを発見して救援者Pを選定する処理について説明する。
図4は、第1実施形態に係る救援支援サーバ1の救援支援処理を示すフローチャートである。
図5は、第1実施形態に係る救援支援サーバ1の救援者選定処理を示すフローチャートである。
図6は、第1実施形態に係る救援支援サーバ1の応答後処理を示すフローチャートである。
図4のステップS(以下、単に「S」という。)10において、救援支援サーバ1の制御部10(収集データ受信部11)は、各カメラCによって撮影された画像である画像データを、各カメラCから取得する。収集データ受信部11は、カメラCの電源が投入されている間は、常時、カメラCから画像データを取得してもよい。また、収集データ受信部11は、1分おき等の所定のタイミングで定期的に、カメラCから画像データを取得してもよい。
S11において、制御部10(救援判断部13)は、取得した各画像データに対して画像認識技術を用いた画像認識処理(解析処理)を行う。
S12において、制御部10(救援判断部13)は、解析処理の結果、被救援者Qがいるか否かを判断する。被救援者Qがいると判断した場合(S12:YES)には、制御部10は、処理をS13に移す。他方、被救援者Qがいないと判断した場合(S12:NO)には、制御部10は、処理をS10に移し、画像データの取得から画像認識処理までを繰り返す。
S13において、制御部10は、被救援者Qに対する救援者Pを選定する救援者選定処理を行う。
ここで、救援者選定処理について、図5に基づき説明する。
図5のS20において、制御部10(属性付与部14)は、画像データと、その画像データを取得したカメラCの位置とから救援属性情報を付与する。
S21において、制御部10(緊急度算出部15)は、救援属性情報に基づいて緊急度を算出する。このS20及びS21の処理によって、制御部10は、例えば、図3Aに示すような情報を得る。
S22において、制御部10(位置情報受信部12)は、携帯端末Mの位置情報を取得し、救援者位置記憶部34に記憶させる。なお、携帯端末Mの位置情報を取得し、救援者位置記憶部34に記憶させる処理は、例えば、1分おき等の所定のタイミングで繰り返し行うものであってもよい。
S23において、制御部10(順位付与部16)は、救援属性情報に適合する救援者Pの順位付けを、救援者Pの位置情報も加味した上で行う。
ここで、順位付けについて、具体例に基づき、より詳細に説明する。
例えば、スコア付けを、
(A)要請内容による点数
(B)被救援者Qの位置からの距離による点数
(C)場所による点数
の3つの指標の合算とし、上記点数の算出に、救援者の属性情報を加味するようにする。
図3Aに示す例1の場合、要請内容は「応急手当が必要」であるため、救援者Pとして求められる属性は「誰でも」である。そのため、(A)は、どの救援者Pであっても同じ点数になる。また、緊急度が「中」で、通知範囲が「普通」のため、例えば、2人に通知を送信する。
次に、(B)については、救援者Pと、被救援者Qとの間の距離に連動して、例えば、100m以内であれば10点、200m以内であれば5点等が加点される。その際、建物が異なると減点したり、フロアが異なると、1階ごとに−2点(階段を上る場合であり、階段を下りる場合は−1点)にしたりする等、到達推定時間に応じた点数の加減を行ってもよい。
(C)については、位置情報の属性が「女性」であるため、救援者Pの属性情報に女性が含まれていれば、10点等が加算される。
このようにして、制御部10は、救援者Pごとにスコアを付与し、スコアが高いほど、上位に順位付けがされるようにする。
さらに、順位付けについて、スコア付けに、
(D)救援器具の近さによる点数
を加えた4つの指標の合算としてもよい。
図3Bは、図3Aに示す救援属性情報51の一部を示すものであり、必要な救援道具の項目を追加し、要請内容を一部追加したものである。
また、図示しないが、記憶部30には、必要な救援道具の設置場所に関する情報を記憶しておく。
そして、救援者Pの位置情報と、救援道具の設置位置と、被救援者Qの位置との間の位置関係に基づいてスコア付けをする。
例えば、図3Bに示す例1の場合、要請内容は「応急手当が必要(救急箱等があれば持ってきて下さい)」であり、必要な救援道具は「救急箱」である。その場合、(D)については、例えば、救援者Pの位置の付近(例えば、30m以内や、被救援者Qに到達するまでの道のり等)に該当の救援機器がある場合には、10点等が加算される。
このようにすることで、救援に行った先で救援道具が無く、救援者Pが再度救援道具を取りに行く手間を省くことができる。そして、救援道具が近くにあったり、救援先に向かう途中にあったりした場合に、より高いスコアを付与することで、救援者Pが、被救援者Qに適切な救援道具を持って、被救援者Qの場所に向かうことができる。
図5のS24において、制御部10は、救援可否記憶部35を参照し、順位付けが上位の救援可能な救援者Pを、緊急度による通知範囲に対応した人数分選定する。その後、制御部10は、処理を図4のS14に移す。
図4のS14において、制御部10(依頼通知部17)は、選定した救援者の携帯端末Mに対して救援依頼を通知する。通知の方法としては、例えば、携帯端末Mのプログラムによって、タッチパネルディスプレイに救援を求めている者がいる旨を出力してもよい。また、携帯端末Mで使用可能なメッセージや電子メール等の伝達方法によって、救援を求めている者がいる旨を出力してもよい。その際、制御部10は、少なくとも被救援者Qの位置と、救援属性情報に含まれる要請内容(必要な救急道具がある場合には、その救急道具情報を含む。また、救急道具の位置情報を含んでもよい。)とを、救援依頼情報として出力する。
救援依頼の通知を受信した携帯端末Mの救援者Pは、被救援者Qの位置と要請内容とを確認する。救援者Pは、確認した依頼に対して救援の対応ができるか否かを、携帯端末Mを用いて返答する。そして、救援者Pは、救援可能である場合には、被救援者Qの救援に向かう。
S15において、制御部10は、救援依頼に対する応答を受信したか否かを判断する。救援依頼に対する応答を受信した場合(S15:YES)には、制御部10は、処理をS16に移す。他方、応答を受信していない場合(S15:NO)は、制御部10は、応答を受信するまで、本処理にとどまる。なお、例えば、3分等の特定時間に応答がない場合には、制御部10は、後述する図6のS30の処理がNOである場合の処理を行うようにしてもよい。
S16において、制御部10(応答処理部18)は、応答後処理を行う。
ここで、応答後処理について、図6に基づき説明する。
図6のS30において、制御部10は、応答内容が救援可能なものであるか否かを判断する。応答内容が救援可能なものである場合(S30:YES)には、制御部10は、処理をS31に移す。他方、応答内容が救援不可なものである場合(S30:NO)には、制御部10は、処理をS33に移す。
S31において、制御部10は、救援可否記憶部35に記憶された救援者IDが選定された該当の救援者Pの救援可否のフラグを、救援不可に更新する。このようにすることで、救援者Pが今回の被救援者Q対応をしている間は、携帯端末Mは、他の被救援者Qの救援依頼通知を受けることがない。
S32において、制御部10は、該当の救援者Pを除く、周辺に位置する救援者Pの携帯端末Mに、該当の救援者Pが不在である旨を通知する。ここで、制御部10は、周辺に位置する救援者Pを、救援者位置記憶部34を参照して抽出する。また、制御部10は、該当の救援者Pが不在であるため、他の周辺の救援者Pの位置を、均等に再配置した位置を算出した上で、その情報を、周辺に位置する救援者Pの携帯端末Mに送信してもよい。そのようにすることで、周辺の救援者Pの位置を動かしてもよい。その後、制御部10は、処理を図4に移し、本処理を終了する。
図6のS33において、制御部10は、救援可否記憶部35を参照し、順位付けが上位の救援可能な救援者Pを、再度選定する。その際、救援依頼をした救援者Pは、再度の選定においては選定対象外にする。
S34において、制御部10(依頼通知部17)は、選定した救援者Pの携帯端末Mに対して救援依頼を通知する。
S35において、制御部10は、救援依頼に対する応答を受信したか否かを判断する。救援依頼に対する応答を受信した場合(S35:YES)には、制御部10は、処理をS30に移す。他方、応答を受信していない場合(S35:NO)は、制御部10は、応答を受信するまで、本処理にとどまる。なお、最初の応答時と同様、特定時間に応答がない場合には、制御部10は、処理をS33に移してもよい。
このように、第1実施形態の救援支援システム100によれば、以下のような効果がある。
(1)救援支援サーバ1は、カメラCが撮影した画像データから被救援者Qの可否を判断して、被救援者Qがいると判断した場合には、救援属性情報を付与する。そして、救援支援サーバ1は、救援属性情報に基づいて、救援者Pを選定する。ここで、救援属性情報は、画像データと、カメラCの位置とに基づくものであり、要請内容や救援場所の特性を含む。よって、選定する救援者Pは、被救援者Qに対する要請内容や、救援場所に基づくものになるため、適切な救援者Pを救援に向かわせることができる。
(2)救援支援サーバ1は、救援者Pとして、救援属性情報との適合度合いに応じて順位付けをした上位の者を選定するので、より被救援者Qのニーズに合致した救援者Pを向かわせることができる。
そして、救援者PがカメラCの位置に到達するまでに要する到達推定時間、及び、救援者属性記憶部33に記憶された救援者Pの属性情報と救援属性情報との適合度合いを各々スコア化して、スコア順に救援者Pを順位付ける。よって、救援者Pが被救援者Qの位置に到達するまでの時間を加味した上で、被救援者Qのニーズに合致した救援者Pを向かわせることができる。
(3)救援支援サーバ1は、救援属性情報に基づいて緊急度を算出し、算出した緊急度の通知範囲にしたがって救援者Pを選定する。よって、緊急度に応じて、被救援者Qに向かわせる救援者Pの人数を変えることができ、より実態に即した救援を行うことができる。
(4)救援支援サーバ1は、選定した救援者Pが救援不可の場合には、その救援者Pを除いて上位に順位付けがされた救援者Pを再度選定する。よって、選定した救援者Pが救援に向かえない場合であっても、他の救援者Pによって救援ができる。
(5)救援支援サーバ1は、救援者Pが被救援者Qの救援を行う場合に、救援に向かう救援者Pの周辺に位置する他の救援者Pに、該当の救援者Pが不在になる旨を連絡する。よって、救援に向かう救援者Pの周辺に位置する他の救援者Pは、該当の救援者Pが不在であることを認識し、例えば、警護や見回り等を行わせることができる。
(6)救援支援サーバ1は、救援者Pが被救援者Qの救援を行う場合に、救援可否記憶部35の該当の救援者Pを、救援不可にするので、次に被救援者Qの選定を行う際に、既に被救援者Qの救援を行っている救援者Pを除外できる。
なお、第1実施形態による救援支援システム100は、種々の変形が可能である。
(1)被救援者の判断には、種々の方法が考えられる。例えば、カメラによる撮影範囲にマイクを設置し、周囲の音(音声)を集音することで、音声認識処理によって被救援者の有無を判断してもよい。また、音声認識処理と、画像認識処理との両方の処理によって、被救援者の有無を判断してもよい。
さらに、音声によって、救援属性情報を付与してもよい。例えば、音声認識処理によって認識した音声データの内容が大きな衝突音であり、その場所が駐車場である場合、救援属性情報として、応急手当や、交通整理が必要という情報を付与する、といったものである。また、例えば、音声認識処理によって認識した音声データの内容が、外国語で争っている音であり、場所が案内所である場合、救援属性情報として、警備や翻訳が必要という情報を付与する、といったものである。
(2)通知を受けた救援者は、救援依頼に対して自らが応答をすることを前提としたが、救援者の状態や場所によって、自動で応答をするようにしてもよい。例えば、交通誘導に関する救援要請が生じた場合、既に別の場所で混雑のための交通誘導をしていたら、救援依頼に対する応答をすることが難しい。よって、救援者の位置を撮影するカメラによって得た画像データに基づいて、救援支援サーバは、自動的に救援不可であると判断してもよい。
(第2実施形態)
第2実施形態では、一般人の携帯端末に、救援依頼が通知されるものを説明する。なお、以降の説明において、上述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
<救援支援システム200>
図7は、第2実施形態に係る救援支援システム200の全体構成図及び救援支援サーバ201の機能ブロック図である。
図8は、第2実施形態に係る携帯端末204の機能ブロック図である。
図7に示す救援支援システム200は、例えば、ショッピングモール等の大勢の人が集う場所で用いられるシステムであり、ショッピングモールに訪れている一般人や従業者等が被救援者にも、救援者にもなり得る者である。以降の説明において、ショッピングモールに訪れている一般人や従業者等の被救援者にも、救援者にもなり得る者を、単にユーザともいう。
図7に示す救援支援システム200は、救援支援サーバ201と、携帯端末204(救援者端末、被救援者端末)とを備える。救援支援サーバ201と、携帯端末204とは、通信ネットワークNを介して通信可能に接続されている。
<救援支援サーバ201>
救援支援サーバ201は、携帯端末204からセンサデータ(収集データ、動作データ)を取得し、取得したセンサデータに基づいて被救援者を発見する。そして、救援支援サーバ201は、被救援者を救援するための救援者を、ユーザの中から選定して、被救援者を救援するための通知をする。
救援支援サーバ201は、制御部210と、記憶部230と、通信インタフェース部39とを備える。
制御部210は、収集データ受信部211(収集データ受信手段)と、位置情報受信部12と、救援判断部213(救援判断手段)と、属性付与部214(属性付与手段)と、緊急度算出部15と、順位付与部16と、依頼通知部17と、応答処理部18とを備える。
収集データ受信部211は、ユーザが所持する携帯端末204が送信したセンサデータ(収集データ)を受信する。ここで、収集データ受信部211は、例えば、ショッピングモールにいるユーザの各携帯端末204からセンサデータを常に受信してもよい。また、収集データ受信部211は、センサデータの値が一定の値を超えた場合に、センサデータをその後の数分間にわたって受信してもよい。
救援判断部213は、収集データ受信部211によって取得したセンサデータから被救援者の有無を判断する。例えば、救援判断部213は、収集データ受信部211によって取得したセンサデータの値の変移(時間の経過に伴う収集データの変化の度合い)によって、被救援者の有無を判断する。センサデータの値の変移によって、例えば、人物が倒れ込んでそのまま動きがないことを検知した場合、救援判断部213は、被救援者がいると判断してもよい。
属性付与部214は、救援判断部213により被救援者がいると判断された場合に、センサデータと、携帯端末204の位置情報とに基づいて、救援属性情報を付与する。
ここで、救援属性情報は、携帯端末204の位置から得られる場所の属性情報と、センサデータから得られる要請内容の属性情報とのうち少なくとも一方を含む。
記憶部230は、プログラム記憶部231と、救援者属性記憶部233と、救援者位置記憶部234と、救援可否記憶部35とを備える。
プログラム記憶部231は、救援支援サーバ201の制御部210が実行する各種機能を行うためのプログラムである救援支援プログラム231aを記憶している。
救援者属性記憶部233は、ユーザの属性情報を記憶する記憶領域である。ユーザの属性情報は、例えば、年齢や性別等であってもよい。
救援者位置記憶部234は、各ユーザの位置情報を記憶する記憶領域である。救援者位置記憶部234は、例えば、ユーザ識別するユーザID(IDentification)をキーとして、ユーザの所持する携帯端末204の位置情報を記憶する。
<携帯端末204>
携帯端末204は、ユーザが所持する、例えば、スマートフォンやタブレットに代表されるコンピュータの機能を併せ持った携帯型の装置である。
図8に示すように、携帯端末204は、制御部240と、記憶部245と、タッチパネルディスプレイ246と、加速度センサ248と、通信インタフェース部249とを備える。
制御部240は、携帯端末204の全体を制御するCPUである。制御部240は、記憶部245に記憶されているOSやアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部240は、例えば、センサデータと共に、携帯端末204の位置情報を、救援支援サーバ201に送信するデータ送信手段等を備える。
記憶部245は、制御部240が各種の処理を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するための半導体メモリ素子等の記憶領域である。記憶部245は、端末アプリ245aを記憶している。端末アプリ245aは、例えば、ショッピングモールで各種のサービスを利用するのに用いることができる、専用のアプリケーションプログラムである。
タッチパネルディスプレイ246は、液晶パネル等で構成される表示部としての機能と、ユーザの指等によるタッチ入力を検出する入力部としての機能とを有する。
加速度センサ248は、携帯端末204の動きを検出する。加速度センサ248は、携帯端末204の動きを検出した場合に、加速度情報を、制御部240に出力する機能を備える。なお、制御部240は、加速度情報を、センサデータとして、救援支援サーバ201に送信する。
通信インタフェース部249は、通信ネットワークNを介して救援支援サーバ201との間の通信を行うためのインタフェースである。
<処理の説明>
次に、被救援者を発見して、ユーザが救援者になる処理について説明する。
図9は、第2実施形態に係る救援支援サーバ201の救援支援処理を示すフローチャートである。
図10は、第2実施形態に係る救援支援サーバ201の救援者選定処理を示すフローチャートである。
図9のS210において、救援支援サーバ201の制御部210(収集データ受信部211)は、ショッピングモール内の各携帯端末204が送信したセンサデータを、各携帯端末204から取得する。収集データ受信部211は、上述したように、センサデータの値が一定値以上になった場合に、携帯端末204が送信するセンサデータを受信してもよい。また、収集データ受信部211は、常に、センサデータを携帯端末204から受信してもよい。
S211において、制御部210(救援判断部213)は、取得したセンサデータの値が閾値以上であるか否かを判断する。この処理は、センサデータが異常状態を示す値であるか否かを判断するものであり、閾値は、異常状態を判断するための値である。センサデータの値が閾値以上である場合(S211:YES)には、制御部210は、処理をS212に移す。他方、センサデータの値が閾値未満である場合(S211:NO)には、制御部210は、処理をS210に移す。
S212において、制御部210(救援判断部213)は、取得したセンサデータの値及び時間の経過に伴う値の変移に基づいて、環境の異常状態を判断したか、つまり、被救援者がいるか否かを判断する。被救援者がいると判断した場合(S212:YES)には、制御部210は、処理をS213に移す。他方、被救援者がいないと判断した場合(S212:NO)には、制御部210は、処理をS210に移す。
S213において、制御部210は、被救援者に対する救援者を選定する救援者選定処理を行う。
ここで、救援者選定処理について、図10に基づき説明する。
図10のS220において、制御部210(属性付与部214)は、センサデータと、センサデータを送信した携帯端末204の位置とから救援属性情報を付与する。
S221からS224までの処理は、第1実施形態(図5)のS21からS24までの処理と同様である。S224の処理の後、制御部210は、処理を図9のS214に移す。
なお、具体例として、センサデータの値及びその後の時間経過に伴う値の変移によって、人が転倒したことを検知した場合、救援支援サーバ201は、応急手当が必要であると判断する。
図9のS214以降の処理は、第1実施形態(図4)のS14以降の処理と同様である。
このように、第2実施形態の救援支援システム200によれば、以下のような効果がある。
救援支援サーバ201は、携帯端末204が送信したセンサデータから被救援者の可否を判断して、被救援者がいると判断した場合には、救援属性情報を付与する。そして、救援支援サーバ201は、救援属性情報に基づいて、救援者になり得るユーザを選定する。ここで、救援属性情報は、センサデータと、被救援者の携帯端末204の位置とに基づくものであり、要請内容や救援場所の特性を含む。そして、選定する救援者は、被救援者に対する要請内容や、救援場所に基づくものになる。そのため、適切なユーザを救援者として救援に向かわせることができる。
なお、第2実施形態による救援支援システム200は、種々の変形が可能である。
(1)携帯端末と通信可能なウェアラブル端末をユーザが備える場合に、携帯端末の加速度センサの他に、ウェアラブル端末が取得した、例えば、ユーザの脈拍や体温のデータ(生体データ)を加味して、被救援者の有無を判断してもよい。
(2)携帯端末から取得したセンサデータのみならず、例えば、ショッピングモールに設置されたカメラが取得した画像を含めて、被救援者の有無を判断してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)第1実施形態では、建物の警備員による救援を、第2実施形態では、ショッピングモールにおいて、一般のユーザによる救援を例に説明した。しかし、これらに限定されるものではない。例えば、コンサートや、スポーツ観戦等の特定施設の空間において、入場時に救援支援のためのアプリケーションプログラムを有する専用端末を観客に配布すれば、観客であれば誰でも、救援者になり得るものにできる。そして、その専用端末に観客が自分の技能や資格等の情報を入力しておけば、近くに困った人(被救援者)がいた場合に、周囲が救援者を探すことなく、通知を受けた観客が駆けつけて救援をすることができる。よって、被救援者のニーズに合った救援者のマッチングが容易になる。また、何に困っているかが分かるため、手助けしやすくなる。
(2)第1実施形態では、状況収集装置として予め配置されたカメラを用いるものを例に説明したが、これに限定されない。
例えば、一般のユーザが、身近に被救援者を発見した場合に、被救援者を含む画像データを救援支援サーバに送信しても、同様に適切な救援者に救援依頼を通知できる。その際、一般のユーザは、被救援者の救援属性情報(例えば、要請内容、場所等)をテキスト入力すれば、より適性のある救援者を救援に向かわせることができる。
また、例えば、警備員が所持する携帯端末から、携帯端末が備える救助依頼ボタンを操作することで、収集データを送信するものであってもよい。
1,201 救援支援サーバ
10,210,240 制御部
11,211 収集データ受信部
12 位置情報受信部
13,213 救援判断部
14,214 属性付与部
15 緊急度算出部
16 順位付与部
17 依頼通知部
18 応答処理部
30,230,245 記憶部
31a,231a 救援支援プログラム
32 カメラ位置記憶部
33,233 救援者属性記憶部
34,234 救援者位置記憶部
35 救援可否記憶部
100,200 救援支援システム
204 携帯端末
248 加速度センサ
C カメラ
M 携帯端末
P 救援者
Q 被救援者

Claims (13)

  1. 収集データを取得する状況収集装置と、救援者が所持する救援者端末とに対して通信可能に接続された救援支援サーバであって、
    前記救援者の属性情報を記憶した救援者属性記憶部と、
    前記収集データを受信する収集データ受信手段と、
    前記救援者端末の位置情報を受信する位置受信手段と、
    前記状況収集装置から受信した前記収集データに基づいて、被救援者の有無を判断する救援判断手段と、
    前記救援判断手段により被救援者がいると判断した場合に、前記収集データと、前記状況収集装置の位置情報とに基づく救援属性情報を付与する属性付与手段と、
    前記救援者属性記憶部を参照して、前記救援属性情報に適合する救援者を、適合度合いに応じて順位付ける順位付与手段と、
    前記順位付与手段により上位に順位付けがされた前記救援者の前記救援者端末に対して、被救援者の位置情報と、前記収集データに基づいた対応内容とを含む救援依頼を通知する依頼通知手段と、
    を備えること、
    を特徴とする救援支援サーバ。
  2. 請求項1に記載の救援支援サーバにおいて、
    前記救援属性情報は、前記状況収集装置の位置情報から得られる場所の属性情報と、前記収集データから得られる要請内容の属性情報と、前記収集データから得られる被救援者の属性情報とのうち少なくともいずれかを含み、
    前記順位付与手段は、前記救援者が前記状況収集装置の位置に到達するまでに要する到達推定時間、及び、前記救援者属性記憶部に記憶された前記救援者の属性情報と前記救援属性情報との適合度合いを各々スコア化して、スコア順に前記救援者を順位付けること、
    を特徴とする救援支援サーバ。
  3. 請求項2に記載の救援支援サーバにおいて、
    前記救援属性情報に前記要請内容を含む場合に、前記要請内容に対応した救援道具情報を含み、
    前記順位付与手段は、前記救援者の位置情報と、前記救援道具情報の設置位置と、前記状況収集装置との間の位置関係に基づいてスコア化し、スコア順に前記救援者を順位付けること、
    を特徴とする救援支援サーバ。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の救援支援サーバにおいて、
    前記救援属性情報に基づいて緊急度を算出する緊急度算出手段を備え、
    前記依頼通知手段は、前記緊急度算出手段により算出した前記緊急度に応じた通知範囲の前記救援者の前記救援者端末に対して、前記救援依頼を通知すること、
    を特徴とする救援支援サーバ。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の救援支援サーバにおいて、
    前記救援依頼を通知した前記救援者端末から前記救援依頼に対する応答を受信する応答受信手段を備え、
    前記依頼通知手段は、前記応答受信手段による受信した応答が救援不可の場合に、前記救援依頼をした前記救援者を除いて上位に順位付けがされた前記救援者の前記救援者端末に対して、前記救援依頼を通知すること、
    を特徴とする救援支援サーバ。
  6. 請求項5に記載の救援支援サーバにおいて、
    前記応答受信手段による受信した応答が救援可の場合に、前記救援者の周辺に位置する他の救援者の前記救援者端末に、前記救援者が不在の旨を通知する不在通知手段を備えること、
    を特徴とする救援支援サーバ。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載の救援支援サーバにおいて、
    前記救援者が救援可能であるか否かを示す救援可否情報を記憶する救援可否記憶部を備え、
    前記順位付与手段は、前記救援可否記憶部に記憶された前記救援可否情報が救援可である前記救援者から、前記救援属性情報に適合する救援者を順位付けること、
    を特徴とする救援支援サーバ。
  8. 請求項7に記載の救援支援サーバにおいて、
    前記依頼通知手段により前記救援依頼を通知した前記救援者端末を所持する前記救援者に対する前記救援可否記憶部の前記救援可否情報を、救援不可に更新する救援可否更新手段を備えること、
    を特徴とする救援支援サーバ。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれかに記載の救援支援サーバと、前記状況収集装置と、前記救援者端末と、を備えた救援支援システムであって、
    前記状況収集装置は、カメラ及び/又はマイクであり、
    前記収集データは、画像データ及び/又は音声データであり、
    前記救援支援サーバの前記救援判断手段は、前記収集データを解析処理した結果、環境の異常状態を検知した場合に、被救援者がいると判断し、
    前記救援支援サーバの前記属性付与手段は、前記環境の異常状態応じた前記救援属性情報を付与すること、
    を特徴とする救援支援システム。
  10. 請求項1から請求項8までのいずれかに記載の救援支援サーバと、前記状況収集装置と、前記救援者端末と、を備えた救援支援システムであって、
    前記状況収集装置は、被救援者が所持する被救援者端末であり、
    前記収集データは、前記被救援者の生体データ及び前記被救援者の動作データの少なくとも一方を含む被救援者状況データであり、
    前記状況収集装置は、前記収集データと共に、前記状況収集装置の位置情報を、前記救援支援サーバに送信するデータ送信手段を備え、
    前記救援支援サーバの前記救援判断手段は、時間の経過に伴う前記収集データの変化の度合いに基づいて、前記被救援者に対する救援が必要であるか否かを判断し、
    前記救援支援サーバの前記属性付与手段は、前記被救援者に対する救援が必要であると判断した場合に、前記状況収集装置の位置情報と、前記収集データの変化度合いとに基づいて推定した前記救援属性情報を付与すること、
    を特徴とする救援支援システム。
  11. 請求項10に記載の救援支援システムにおいて、
    前記状況収集装置は、他の前記状況収集装置を所持する前記被救援者を救援可能な前記救援者端末であること、
    を特徴とする救援支援システム。
  12. 請求項1から請求項8までのいずれかに記載の前記救援支援サーバとしてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  13. 請求項9から請求項11までのいずれかに記載の救援支援システムの前記救援支援サーバとしてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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