JP2021014291A - 包装用容器 - Google Patents

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修也 川島
Shuya Kawashima
修也 川島
関根 学
Manabu Sekine
学 関根
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Abstract

【課題】ミシン目が真っ直ぐか否かに関わらず、ヒンジを介して一体的に成型された蓋体が容器本体に嵌合するときに、容器本体及び蓋体にヒンジからの引っ張り応力が伝わりにくい包装用容器を提供すること。【解決手段】容器本体C1と蓋体C2とがヒンジ部1を介して一体的に連結された蓋一体型の包装用容器であって、閉蓋時に互いに嵌合しあう本体嵌合突出部22a,22aと蓋体嵌合突出部42a,42aとを備え、ヒンジ部1には、切断部11と非切断部12,12が交互に形成された折り曲げ線13が蓋体C2の回動支点となるようにヒンジ部1の長手方向に沿って形成され、ヒンジ部1の長手方向中央領域には、切断部11のみ形成される。【選択図】図1

Description

本発明は、容器本体にヒンジを介して蓋体が一体的に成型された包装用容器に関する。
従来から、スーパーマーケットやコンビニエンスストアで販売される生鮮品等の食品を収容する包装用容器には、例えば、食品を載置する容器本体と、容器本体を閉じる蓋体と、容器本体と蓋体とを連結すると共に容器本体に対して蓋体を回動させるヒンジとを備えたものがあった。ヒンジは、容器本体に蓋体を嵌合した状態で、例えば、垂直方向からの端面形状でC型やコの字型のものがあった。
また、特許文献1には、蓋体がヒンジを介して容器本体と分離可能につながっている包装用容器が開示されている。詳細には、ヒンジは、容器本体と蓋体とを分ける切れ込みである切断部と、容器本体と蓋体とをつなぐ接続部とが、破線状に交互に並んで構成されたミシン目であり、容器保体のフランジ部及び蓋体のフランジ部の長辺に沿って真っ直ぐ縦に延びている。また、切断部は、接続部より長く設けられている(段落[0030]参照。)。
特開2019−48654公報
しかしながら、特許文献1では、ヒンジとして蓋体の回動の中心となるミシン目が真っ直ぐに形成されにくい。すなわち、成型・裁断工程にてミシン目が真っ直ぐに形成されたとしても、加熱やシート両面から受けるテンション及び成型後の形状に伴う残存応力により歪んでしまうことが懸念される。
そして、ミシン目が真っ直ぐでないと、蓋体が所望の軌道で回動しないため、容器本体に嵌合しにくい。すなわち、蓋体が容器本体に嵌合しようとすればするほど、ミシン目が蓋体の回動の中心からずれてしまい、ミシン目以外の部分が蓋体の回動の支点になろうとするため、容器本体及び蓋体に引っ張り応力が生じる。したがって、蓋体が引っ張り応力を受け続けている分、蓋体が容器本体に嵌合しきれないため、不用意に蓋体が外れてしまうことが懸念される。
このような問題に対し、発明者等はミシン目の構造の改善が課題であることに辿り着いた。すなわち、特許文献1のような従来からのミシン目は、切断部と接続部(非切断部)とを交互に連続して設けた構造であるため、容器本体及び蓋体に対する剛性が相対的に高い。換言すれば、ミシン目の切断部及び非切断部の数や長さが、容器本体及び蓋体に対してヒンジが与える引っ張り応力の度合いを左右しがちである。
そこで、本発明の目的は、ミシン目が真っ直ぐか否かに関わらず、ヒンジを介して一体的に成型された蓋体が容器本体に嵌合するときに、容器本体及び蓋体にヒンジからの引っ張り応力が伝わりにくい包装用容器を提供することにある。
すなわち、本発明は、合成樹脂製シートから熱成型され、容器本体と蓋体とがヒンジ部を介して一体的に連結された蓋一体型の包装用容器であって、閉蓋時に互いに嵌合しあう本体嵌合突出部と蓋体嵌合突出部とを備え、上記ヒンジ部には、切断部と非切断部が交互に形成された折り曲げ線が上記蓋体の回動支点となるように上記ヒンジ部の長手方向に沿って形成され、上記ヒンジ部の長手方向中央領域には、切断部のみ形成されることを特徴とする。
また、上記容器本体が、本体嵌合部を備え、上記本体嵌合部が、上記蓋体側に位置する円弧状の本体嵌合内側角部と、上記本体嵌合内側角部より外側に位置する円弧状の本体嵌合外側角部とを有し、上記本体嵌合内側角部には、上記本体嵌合突出部が設けられていないことが望ましい。
また、上記蓋体が、蓋体嵌合部を備え、上記蓋体嵌合部が、上記容器本体側に位置する円弧状の蓋体嵌合内側角部と、上記蓋体嵌合内側角部より外側に位置する円弧状の蓋体嵌合外側角部とを有し、上記蓋体嵌合外側角部には、上記蓋体嵌合突出部が設けられていることが望ましい。
本発明による包装用容器によれば、ミシン目が真っ直ぐか否かに関わらず、ヒンジを介して一体的に成型された蓋体が容器本体に嵌合するときに、容器本体及び蓋体にヒンジからの引っ張り応力が伝わりにくくすることができる。すなわち、容器本体と蓋体とがヒンジ部の長手方向中央領域で連結していないことにより、蓋体が容器本体に嵌合するときに、容器本体及び蓋体にヒンジ部からの引っ張り応力が伝わりにくいため、蓋体が外れにくくなる効果を期待できる。
本発明の一実施形態における開蓋状態の包装用容器の斜視図である。 本発明の一実施形態における閉蓋状態の包装用容器の正面図である。 本発明の一実施形態における開蓋状態の包装用容器の平面図である。 上記包装用容器の部分拡大図である。 上記包装用容器の正面図である。
以下、図1〜図5を参照しつつ、本発明の一実施形態における包装用容器(以下「本包装用容器」)について説明する。
これらの図において、複数個存在する同一の部位については、一つの部位のみに付番した部分もある。説明の便宜上、所定の部位やこの引き出し線をかくれ線(破線)や想像線(二点鎖線)で示した部分もある。
説明において、上方、下方、側方、垂直方向、水平方向等の方向を示す用語は、基本的に、通常使用する向きに包装用容器を設置した状態(使用状態)での位置関係とする。
<包装用容器の概要>
図1に示すように、本包装用容器は、例えば、ブドウ等の果物・プチトマト等の野菜・惣菜等の食品を収納するものである。本包装用容器は、平面視で略長方形状の容器本体C1と、平面視で容器本体C1と同形状かつ容器本体C1より高さのある箱型ドーム状の蓋体C2とを備えている。本包装用容器は、容器本体C1と蓋体C2とが直線状のヒンジ部1を介して一体的に連結された蓋一体型である。食品の収納時には、本包装用容器をひっくり返して蓋体C2が下方にある状態で容器本体C1で閉蓋し、陳列時には、図2に示すように、再び本包装用容器をひっくり返して容器本体C1が下方にある状態で棚等に載置する。
なお、容器本体C1及び蓋体C2は、ヒンジ部1が形成される限り、平面視で略正方形状・略半円形状・略楕円形状でもよい。蓋体C2は、半球型ドーム状でもよい。容器本体C1と蓋体C2との高さの比率は、特に制限はないが1:10〜1:1であればよく、好ましくは1:8〜1:2、より好ましくは1:6〜1:3である。上記陳列時が、本包装用容器Cの使用状態であってもよい。使用状態において、容器保体C1が上方、蓋体C2が下方でもよい。容器本体C1及び蓋体C2のサイズに、限定はない。
また、包装用容器の容量は、特に制限はないが、400〜1500cmであればよく、好ましくは500〜1250cm、より好ましくは600〜1000cm、さらに好ましくは600〜900cmである。容量が大きいほど、収容物が多くなり、重量が重くなるため嵌合の利き具合が重要になる。
<容器本体C1の説明>
図1に示すように、容器本体C1は、使用状態において、平面視で略長方形状の底面部Bと、底面部Bの周状の外端縁から連続で上方に立ち上がっている本体側壁部W1と、本体側壁部W1の周状の上端縁から連続で外方に突出している本体嵌合部2と、本体嵌合部2の周状の下端縁から連続で外方かつ平面状に延出している本体フランジ部3とを備えている。
なお、底面部Bには、使用状態前に食品が詰められた蓋体C2の開口を容器本体C1で閉じるときに加圧する順番を示す番号が付されていてもよい。
ここで、容器本体C1の高さには特に制限はないが、5〜25mmであればよく、好ましくは8〜20mm、より好ましくは10〜17mmである。
<本体嵌合部2の説明>
本体嵌合部2は、蓋体C2側に位置する円弧状の本体嵌合内側角部21,21と、本体嵌合内側角部21,21より外側に位置する円弧状の本体嵌合外側角部22,22と、本体嵌合内側角部21,21同士又は本体嵌合外側角部22,22同士と連続している直線状の本体嵌合長辺部23,23と、隣り合う本体嵌合内側角部21及び本体嵌合外側角部22と連続している直線状の本体嵌合短辺部24,24とを有する。
<本体フランジ部3の説明>
本体フランジ部3は、本体嵌合内側角部21,21側及び本体嵌合外側角部22,22側に位置する直線状の本体フランジ長辺部31と、隣り合う本体嵌合内側角部21及び本体嵌合外側角部22側に位置する直線状の本体フランジ短辺部32と、本体フランジ長辺部31及び本体フランジ短辺部32と連続して設けられている湾曲状の本体フランジ角部33とを有する。
なお、本体フランジ部3の外端縁は、ヒンジ部1が形成される限り、平面視で底面部Bと同じ形状でも異なった形状でもよい。本体フランジ部3は、滑り止めや変形防止のためにエンボス状や波型状に成形されていてもよい。
<蓋体C2の説明>
蓋体C2は、使用状態において、平面視で略長方形状の天面部Sと、天面部Sの周状の外端縁から連続で下方に拡がって傾斜している複数のダイア状に形成された蓋体側壁部W2と、蓋体側壁部W2の周状の下端縁から連続で外方に突出している蓋体嵌合部4と、蓋体嵌合部4の周状の下端縁から連続で外方かつ平面状に延出している蓋体フランジ部5とを備えている。
なお、蓋体側壁部W2は、平面状に形成されていてもよい。
ここで、蓋体C2の高さには特に制限はないが、25mmを超え75mm以下であればよく、好ましくは40〜65mm、より好ましくは45〜55mmである。
<蓋体嵌合部4の説明>
蓋体嵌合部4は、使用状態において、本体嵌合部2に外嵌合する。蓋体嵌合部4は、容器本体C1側に位置する円弧状の蓋体嵌合内側角部41,41と、蓋体嵌合内側角部41,41より外側に位置する円弧状の蓋体嵌合外側角部42,42と、蓋体嵌合内側角部41,41同士又は蓋体嵌合外側角部42,42同士と連続している直線状の蓋体嵌合長辺部43,43と、隣り合う蓋体嵌合内側角部41及び蓋体嵌合外側角部42と連続している直線状の蓋体嵌合短辺部44,44とを有する。
なお、蓋体嵌合部4は、本体嵌合部2に内嵌合してもよい。本体嵌合部2と蓋体嵌合部4とが嵌合している状態とは、通常の使用において容器本体C1と蓋体C2とが容易に外れない程度のみならず、容易に外れる程度に嵌合している状態を意味してもよい。
<蓋体フランジ部5の説明>
蓋体フランジ部5は、平面視で本体フランジ部3と同じ形状で、使用状態において、本体フランジ部3に面し、かつ周状の蓋体フランジ部5の外端縁と本体フランジ部3の外端縁とが一致する。蓋体フランジ部5は、蓋体嵌合内側角部41,41側及び蓋体嵌合外側角部42,42側に位置する直線状の蓋体フランジ長辺部51と、隣り合う蓋体嵌合内側角部41及び蓋体嵌合外側角部42側に位置する直線状の蓋体フランジ短辺部52と、蓋体フランジ長辺部51及び蓋体フランジ短辺部52と連続して設けられている湾曲状の蓋体フランジ角部53とを有する。
なお、蓋体フランジ部5は、本体フランジ部3と同じく、滑り止めや変形防止のためにエンボス状や波型状に成形されていてもよい。
<本体嵌合部2及び蓋体嵌合部4のさらに詳細な説明>
本体嵌合内側角部21,21の曲率半径は、特に制限はないが、15〜30mmであればよく、好ましくは17〜25mmであり、より好ましくは18〜22mmである。15mm未満だと、蓋が閉めづらくなるほか、成型性も悪くなってしまうことが懸念され、30mmを超えてしまうと、嵌合が利かなくなってしまったり、蓋の天面が小さくなってしまい見栄えが損なわれてしまうことが懸念される。本体嵌合内側角部21,21は、外方に向かって突出する本体嵌合突出部がなく、本体嵌合外側角部22,22は、外方に向かって突出する本体嵌合突出部22a,22aを有する。
なお、本体嵌合突出部22a,22aは、本体嵌合長辺部23に渡って設けられていてもいなくてもよく、本体嵌合短辺部24に渡って設けられていてもよい。
蓋体嵌合内側角部41,41の曲率半径は、本体嵌合内側角部21,21の曲率半径と略同等である。蓋体嵌合長辺部43,43の長さは、本体嵌合長辺部23,23の長さと略同等である。蓋体嵌合内側角部41,41は、内方に向かって突出する蓋体嵌合突出部がなく、蓋体嵌合外側角部42,42は、内方に向かって突出する蓋体嵌合突出部42a,42aを有する。
なお、蓋体嵌合突出部42a,42aは、蓋体嵌合長辺部43に渡って設けられていてもいなくてもよく、蓋体嵌合短辺部44に渡って設けられていてもよい。
この構成によれば、本体嵌合内側角部21,21と蓋体嵌合内側角部41,41とは、本体嵌合突出部22a,22aと蓋体嵌合突出部42a,42aとが嵌合する本体嵌合外側角部22,22と蓋体嵌合外側角部42,42とに比べて、嵌合の度合いが相対的に低いため、ヒンジ部1から引っ張り応力を受けても、突発的に外れるおそれを回避することができる。一方、本体嵌合外側角部22,22と蓋体嵌合外側角部42,42とは、本体嵌合内側角部21,21と蓋体嵌合内側角部41,41とに比べて、ヒンジ部1から相対的に遠いため、ヒンジ部1から引っ張り応力を受けても、本体嵌合突出部22a,22aと蓋体嵌合突出部42a,42aとが突発的に外れるおそれを回避することができる。
<ヒンジ部1の説明>
図1及び図3に示すとおり、ヒンジ部1は、一体的に成型された一方の本体フランジ長辺部31及び一方の蓋体フランジ長辺部51に直交する方向(短手方向)の幅が略同等となる位置に切断されたスリット状の切断部11と、本体フランジ長辺部31及び蓋体フランジ長辺部51の両端側付近に位置して切断されずに残った非切断部12,12と、容器本体C1に対する蓋体C2の回動支点となるように切断部11と非切断部12,12とが交互に形成された直線状の折り曲げ線13とを備えている。
ここで、ヒンジ部の長さには特に制限はないが、70〜220mmであればよく、好ましくは110〜200mm、より好ましくは120〜180mm、さらに好ましくは140〜180mmである。ヒンジ部の長さが長くなると加熱やシート両面から受けるテンション及び成型後の形状に伴う残存応力が大きくなり嵌合度合いに与える影響が大きくなるので、本発明のような工夫が必要になる。
<切断部11及び非切断部12の説明>
図4に示すとおり、切断部11は、ヒンジ部1の長手方向の中央領域に形成された切断中央部11aと、切断中央部11aの長手方向両側の最端部分より外側に形成された切断外側部11b,11b,11c,11cとを有する。
非切断部12,12は、切断中央部11aの長手方向両側の最端部分に隣接する位置に設けられた非切断第1部12a,12aと、非切断第1部12a,12aに隣接する切断外側部11b,11bの長手方向外側の最端部分に隣接する位置に設けられた非切断第2部12b,12bとを有する。
なお、切断部11は、本体フランジ長辺部31側又は蓋体フランジ長辺部51側に位置してもよい。
<切断部11及び非切断部12のさらに詳細な説明>
切断中央部11aの長さLは、本体嵌合長辺部23及び蓋体嵌合長辺部43の長さより短く、本体嵌合長辺部23の長手方向両側の最端部分に設けられて外方に突出している本体嵌合長辺突出部23a,23a同士及び蓋体嵌合長辺部43の長手方向両側の最端部分に設けられて内方に突出している蓋体嵌合長辺突出部43a,43a同士の距離よりも短い。換言すれば、切断中央部11aは、本体嵌合長辺部23のうち本体嵌合長辺突出部23a,23aが設けられていない部分及び蓋体嵌合長辺部43のうち蓋体嵌合長辺突出部43a,43aが設けられていない部分の長さに相当する長さで設けられている。
例えば、切断中央部の長さLには、特に制限はないが50〜130mmであればよく、好ましくは65〜115mmであり、より好ましくは80〜100mmである。
なお、切断外側部11b,11b,11c,11cの長さは、切断中央部11aの長さや非切断部12の長さに応じて決定してもよい。
例えば、非切断第1部12aと非切断第2部12bの間に形成される切断外側部11bの長さには特に制限はないが、10〜25mmであればよく、好ましくは13〜22mmであり、より好ましくは15〜20mmである。
非切断第1部12a,12aは、本体嵌合長辺部23のうち本体嵌合長辺突出部23a,23aが設けられていない部分及び蓋体嵌合長辺部43のうち蓋体嵌合長辺突出部43a,43aが設けられていない部分に相当する位置に設けられているが、本体嵌合長辺突出部23a,23a及び蓋体嵌合長辺突出部43a,43aが設けられている部分に相当する位置に渡って設けられていてもよい。
非切断第2部12b,12bは、本体嵌合内側角部21,21と本体嵌合長辺部23との境界より本体嵌合長辺部23側及び蓋体嵌合内側角部41,41と蓋体嵌合長辺部43との境界より蓋体嵌合長辺部43側に位置している。換言すれば、非切断第2部12b,12bは、本体嵌合長辺部23のうち本体嵌合長辺突出部23a,23aが設けられている部分及び蓋体嵌合長辺部43のうち蓋体嵌合長辺突出部43a,43aが設けられている部分に相当する位置に設けられている。
非切断第1部12a,12a及び非切断第2部12b,12bの長さは、使用状態及び通常の蓋体C2の回動にて断裂しにくく、かつ容器本体C1から蓋体C2を取り外すときに断裂しやすければ限定はなく、0.5〜1.5mmでもよく、好ましくは0.8〜1.2mmであり、包装用容器Cのサイズに応じて選択してもよい。
この構成によれば、切断中央部11aの両脇かつ切断外側部11b,11bを挟むように相対的に短めな非切断第1部12a,12a及び非切断第2部12b,12bのみで本体フランジ長辺部31と蓋体フランジ長辺部51とを連結しているため、折れ曲げ線13が支点となって回動しても、本体フランジ長辺部31及び蓋体フランジ長辺部51が、ヒンジ部1からの引っ張り応力を受けにくくすることができる。
なお、非切断部12は、非切断第1部12a,12a及び非切断第2部12b,12b以外に設けられてもよい。
<ヒンジ部1の成型方法>
ここで、ヒンジ部1の成型方法について説明する。
容器本体C1及びC2を、図5に示す状態に成型後、一体成型された本体フランジ長辺部31及び蓋体フランジ長辺部51を切断機で切断し、図4に示す本体フランジ長辺部31及び蓋体フランジ長辺部51の長手方向中央寄りに切断中央部11a、切断中央部11aより長手方向外寄りに切断外側部11b,11b,11c,11cを形成すると共に、非切断第1部12a,12a及び非切断第2部12b,12bを形成する。
なお、本実施形態における容器本体C1及び蓋体C2は、例えば真空成型、熱板圧空成型、真空圧空成型、両面真空成型等のシート成型で、合成樹脂シートを熱成型することにより形成されてもよい。合成樹脂シートとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂で、単層や多層のシートを使用してもよく、有色又は無色透明でも、不透明であってもよい。樹脂としては、例えば、発泡樹脂を使用すれば、軽量かつ断熱性があり好ましい。さらに、シートの表面または裏面を合成樹脂フィルムで覆ってもよく、表面を覆った場合は印刷を施してもよい。合成樹脂シートの厚みは特に制限はないが、0.2〜0.45mmであればよく、好ましくは0.23〜0.40mm、さらに好ましくは0.23〜0.30mmである。
C 包装用容器
C1 容器本体
C2 蓋体
1 ヒンジ部
11 切断部
11a 切断中央部
11b 切断外側部
11c 切断外側部
12 非切断部
13 折り曲げ線
2 本体嵌合部
21 本体嵌合内側角部
22 本体嵌合外側角部
22a 本体嵌合突出部
23 本体嵌合長辺部
23a 本体嵌合長辺突出部
24 本体嵌合短辺部
3 本体フランジ部
31 本体フランジ長辺部
32 本体フランジ短辺部
33 本体フランジ角部
4 蓋体嵌合部
41 蓋体嵌合内側角部
42 蓋体嵌合外側角部
42a 蓋体嵌合突出部
43 蓋体嵌合長辺部
43a 蓋体嵌合長辺突出部
44 蓋体嵌合短辺部
5 蓋体フランジ部
51 蓋体フランジ長辺部
52 蓋体フランジ短辺部
53 蓋体フランジ角部

Claims (3)

  1. 合成樹脂製シートから熱成型され、容器本体と蓋体とがヒンジ部を介して一体的に連結された蓋一体型の包装用容器であって、
    閉蓋時に互いに嵌合しあう本体嵌合突出部と蓋体嵌合突出部とを備え、
    前記ヒンジ部には、切断部と非切断部が交互に形成された折り曲げ線が前記蓋体の回動支点となるように当該ヒンジ部の長手方向に沿って形成され、
    前記ヒンジ部の長手方向の中央領域には、切断部のみ形成される
    ことを特徴とする包装用容器。
  2. 前記容器本体が、本体嵌合部を備え、
    前記本体嵌合部が、前記蓋体側に位置する円弧状の本体嵌合内側角部と、当該本体嵌合内側角部より外側に位置する円弧状の本体嵌合外側角部とを有し、
    前記本体嵌合内側角部には、前記本体嵌合突出部が設けられていない
    ことを特徴とする請求項1に記載の包装用容器。
  3. 前記蓋体が、蓋体嵌合部を備え、
    前記蓋体嵌合部が、前記容器本体側に位置する円弧状の蓋体嵌合内側角部と、当該蓋体嵌合内側角部より外側に位置する円弧状の蓋体嵌合外側角部とを有し、
    前記蓋体嵌合外側角部には、前記蓋体嵌合突出部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の包装用容器。
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