JP2005263284A - 包装用容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 容器本体と該容器本体の外側に設けた周側枠及び蓋からなり、前記周側枠の内側に設けた枠溝部に前記容器本体先端の係止部を挿入することにより容器本体と周側枠を固定するように構成し、前記容器本体の口縁には口縁立上部を有し、前記蓋の外周部には垂下部を有し、かつ、閉蓋状態で該垂下部が前記周側枠と容器本体の口縁立上部の間に挿入されるように構成する。
【選択図】 図5
Description
例えば、発泡プラスチック板からなる周側枠の内側に、食品等の収容部を有する容器本体を配置し、透明な蓋体で覆う弁当用などの容器が普及している。この容器では周側枠を設けているので、容器本体と蓋体のみのものよりも見栄えが良く、商品価値を高めている。また、電子レンジ用の容器とする場合にも、内容物が高温になって蓋を開ける時などに
、手で持っても周側枠の断熱性のためにやけどの危険が少ないという利点がある。
このような構造の包装用容器とすれば、加熱した際に容器の断熱性を維持しつつ,容器の熱変形による捩れで蓋が外れる恐れがなくなるとされている。
また、前記特許文献2に開示されたような包装用容器では、保温目的で熱遮断空間を設けるために、中容器の口縁部の延長部を周側枠の下面まで延長して熱融着するため、周側枠の開口面積に比較して中容器の開口面積が狭くなり、食品等の内容物の収容量が少なくなってしまう。また、このような中容器は深絞り成形が必要で、成形時の不良率が高くなる欠点がある。
このような構造の包装用容器とすれば、内容物の収容力が増し、閉蓋動作が迅速かつ確実に行うことができ、しかも陳列する際に、隣同士が接触しても蓋が外れる恐れのない包装用容器とすることができる。
容器本体と蓋との嵌合部が一箇所でもあれば、容器本体と蓋との嵌合を確実になり隣同士が接触しても蓋が外れることが無くなるからである。
容器本体と蓋との確実な嵌合を得るためである。
また、蓋の最外周部が周側枠上端面より外側にはみ出ないように構成することが好ましい。
陳列した際に隣同士が接触しても蓋が外れる恐れのない包装用容器とするためである。 さらに、本発明の包装用容器では、前記蓋の外周部先端をジイグザグに形成することが好ましい。また、前記蓋の外周部最外部の平端部に、上下に凹凸を有する波形加工もしくはエンボス加工を施すことが好ましい。蓋の外周部先端をこのように構成することにより、蓋の外周を安全で丈夫な構造にした包装用容器を提供することができる。
また、蓋の外周が周側枠よりも外側に張り出すことがないので、陳列などの取り扱い時に蓋が外れる危険性が無くなる。
また、開閉する際に蓋の縁(耳)で指先にケガを負うこともなく、包装フィルムが裂断したり蓋自身が裂断することもなくなる。
図1に本発明の包装用容器の一例を平面図で示す。図1に示す本発明の包装用容器10は四角形を呈しており、内部の容器本体1は内容物を区別する仕切りによって5つの部分に分かれている。包装用容器の外形は四角形に限らず、円形、楕円形あるいは多角形であっても良い。また、内部の仕切りも任意の位置に任意の形状の区画を設けることができる。
包装用容器10の周囲には四角形の周側枠3が設けられている。図1には4隅の4カ所の嵌合部4を設けた例を示している。嵌合部は特に設けなくてもよいが、包装用容器の形状や大きさに応じて、嵌合部を容器本体の任意の位置に少なくとも1カ所設けておけば、容器本体と蓋をより確実に嵌合させることができ、外れる危険性を無くすことができる。
図1では容器本体1の嵌合部4には嵌合用起立部15が設けられており、容器本体1の上記嵌合部4を形成しない部分には、口縁立上部11が設けられており、口縁立上部11は嵌合用起立部15よりも容器外側に配置されている。これら口縁立上部11と嵌合用起立部15によって容器本体1が縁取られている。
図2及び図3に示すように、本発明の包装用容器10は内部に容器本体1を収納した周側枠3と蓋2からなっており、蓋2の大きさは周側枠3の大きさと同じか一回り小さく構成されており、蓋2が周側枠3の外側に張り出さないように構成してある。このように構成することにより、陳列する際に隣同士が接触しても蓋が外れる恐れがない包装用容器とすることができる。
容器本体1の底部は周側枠3の最下部よりも高くして、容器本体1の底を浮かせてある。
周側枠3は厚さ2〜8mm程度の発泡プラスチックが好適に利用できる。周側枠3の外側表面には木目や商品名等の装飾を施しても良い。
周側枠3の上端面31には容器本体1の先端平坦部23が載置されており、先端平坦部23の容器内側に嵌合部4を構成する嵌合用起立部15が設けられている。そして先端平坦部23の嵌合用起立部15が設けられている部分を除いた部分には、口縁立上部11が設けられている。
容器本体1は容器内側から平坦な容器フランジ部20、傾斜した立上部内側面13、突出した口縁立上部11、傾斜して垂下した立上部外側面12及び最先端の係止先端部14が連なって構成されている。
一方、蓋2は容器内側から内側底部25,中央段部24、垂下底部27及び先端平坦部23が図のように階段状に連なって構成されている。そして蓋2を容器本体1にかぶせて閉蓋状態とした時には、前記先端平坦部23は周側枠3上端の上端面31に当接して載置され、前記中央底部24は容器本体1の口縁立上部11の頂点に当接して載置され、蓋2の自重を支えると同時に容器本体1を密封する。また、蓋2の内側底部25は、容器本体1の口縁立上部11よりも容器内側に位置し、かつ口縁立上部11よりも低い位置まで下げて構成されている。また、垂下底部27は周側枠3と容器本体1の口縁立上部11の間に位置し、かつ口縁立上部11の頂上よりも低い位置まで垂下している。従って、内容物である食品等から蒸発・凝縮した水滴は、蓋2を伝って滴下してきても、口縁立上部11よりも容器内側に落下して、容器本体1の立上部内側面13を伝って容器本体内に流れ込むので、包装用容器の外面を濡らすことはない。しかも蓋2の先端底部27が周側枠3と容器本体1の口縁立上部11に挟まれているので、閉蓋時に蓋2の位置が決まり、作業に手間取ることが無く、又、蓋2と容器本体1とが密封された状態で閉蓋される。容器本体1の外周全てをこのような構造にしておけば、敢えて嵌合部を設けなくても閉蓋状態を達成することができる。
容器本体1は容器内側から平坦な容器フランジ部20、直立する嵌合起立部内側面19,平坦な嵌合用起立部頂部21,22、嵌合起立部外側面18,容器内側に窪んだ容器係止部17,水平な外平坦部16及び最外部の係止先端部14が連なって構成されている。 一方、蓋2は容器内側から内側段部25,下方に垂下する内垂下部28,容器内側に張り出す蓋系止部29,平坦な垂下底部27,上方に立ち上がる外垂下部26及び周側枠3の上端面31に載置される平坦な先端平坦部23が連なって構成されている。そして蓋2を容器本体1にかぶせて閉蓋状態とした時には、蓋2の蓋係止部29が容器本体1の容器係止部17に嵌合するとともに、蓋2の先端平坦部23は周側枠3の上端面31に当接し、また蓋2の内側段部25は容器本体1の嵌合用起立部頂部22に当接して載置されることにより、蓋2の自重を支えると同時に容器本体1を密封する。
図7は、本発明の包装用容器の蓋の外観斜視図であり、図8は図7の外周部先端Aを拡大して示す図である。
図7に示すように蓋2の周囲は先端平坦部23によって取り囲まれている。図8に先端平坦部23を拡大して示すように、本発明では外周部先端が、外側に突出部分23aと内側に切れ込んだ部分23bとによってジグザグに成形してある。このような構造にすることのより、素材の切断面の鋭利さが解消されるので、蓋を開閉する際に指先にケガを負ったり、包装フィルムを使用してラッピングする際に包装フィルムが裂断したりすることはない。
勿論、前記ジグザグ加工と併用すれば安全でかつ強度の高い蓋とすることができる。
Claims (7)
- 容器本体と該容器本体の外側に設けた周側枠及び蓋からなる包装用容器であって、
前記周側枠の内側に設けた枠溝部に前記容器本体先端の係止部を挿入することにより容器本体と周側枠を固定するように構成されてなり、前記容器本体の口縁には口縁立上部を有し、前記蓋の外周部には垂下部を有し、かつ、閉蓋状態で該蓋の垂下部が前記周側枠と容器本体の口縁立上部の間に挿入されるように構成されてなることを特徴とする包装用容器。 - 前記容器本体の口縁立上部の少なくとも一部に嵌合用起立部を具備した嵌合部を有し、該嵌合用起立部の外側面で容器本体と蓋とが嵌合することを特徴とする請求項1に記載の包装用容器。
- 前記嵌合用起立部は嵌合用起立部外側面と嵌合用起立部内側面の2面の立上り面からなり、該嵌合用起立部外側面には容器内側に窪んだ容器係止部を有し、一方、蓋の外周部の嵌合部に対応する位置には、内垂下部と外垂下部の2面からなる垂下部を有し、該内垂下部には容器内側に突出する蓋係止部を有していることを特徴とする請求項2に記載の包装用容器。
- 前記周側枠の高さが少なくとも容器本体の口縁立上部の高さと同等もしくは高いことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の包装用容器。
- 前記蓋の最外周部が、周側枠上端面より外側にはみ出ないように構成されてなることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の包装用容器。
- 前記蓋の外周部先端が、ジグザグに形成されてなることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の包装用容器。
- 前記蓋の外周部最外部の先端部に、上下に凹凸を有する波形加工もしくはエンボス加工が施されてなることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の包装用容器。
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