JP2021013696A - 滅菌処理の管理システム、情報処理装置、管理方法及びプログラム - Google Patents

滅菌処理の管理システム、情報処理装置、管理方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2021013696A
JP2021013696A JP2019131397A JP2019131397A JP2021013696A JP 2021013696 A JP2021013696 A JP 2021013696A JP 2019131397 A JP2019131397 A JP 2019131397A JP 2019131397 A JP2019131397 A JP 2019131397A JP 2021013696 A JP2021013696 A JP 2021013696A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sterilization
packaging member
information
management system
packaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019131397A
Other languages
English (en)
Inventor
古澤 幹礼
Mikinori Furusawa
幹礼 古澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2019131397A priority Critical patent/JP2021013696A/ja
Priority to PCT/JP2020/024634 priority patent/WO2021010106A1/en
Publication of JP2021013696A publication Critical patent/JP2021013696A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/26Accessories or devices or components used for biocidal treatment
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/90Identification means for patients or instruments, e.g. tags
    • A61B90/94Identification means for patients or instruments, e.g. tags coded with symbols, e.g. text
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/90Identification means for patients or instruments, e.g. tags
    • A61B90/94Identification means for patients or instruments, e.g. tags coded with symbols, e.g. text
    • A61B90/96Identification means for patients or instruments, e.g. tags coded with symbols, e.g. text using barcodes
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2202/00Aspects relating to methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects
    • A61L2202/10Apparatus features
    • A61L2202/14Means for controlling sterilisation processes, data processing, presentation and storage means, e.g. sensors, controllers, programs
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

【課題】滅菌対象物の滅菌の質を高くするための情報を提示できる、滅菌に関する処理の管理技術を提供する。【解決手段】1つ以上の滅菌対象物と、滅菌処理の達成度に応じて色が変化する変色領域を有するインジケータと、を含むセットに対して滅菌処理装置が行う滅菌処理の記録を管理する管理システムは、前記セットに対する前記滅菌処理それぞれについて、前記セットの前記インジケータの前記変色領域の色に基づき判定される前記滅菌処理の達成度と、前記セットを包装する包装部材を特定する識別情報と、を含む滅菌記録情報を保持する保持手段と、前記滅菌記録情報に基づき、前記包装部材が前記滅菌処理に使用された使用回数と前記滅菌処理の達成度との関係を判定するための情報を生成する生成手段と、を備えている。【選択図】図7

Description

本発明は、滅菌対象物の滅菌に関する処理の管理技術に関する。
病院では医療用器具といった滅菌対象物の滅菌処理を行う。この際、滅菌対象物に対する滅菌処理の達成度を判定するため、ケミカルインジケータ(以下、CI)などの、所謂、滅菌用インジケータが使用されている。CIは、滅菌剤(蒸気や過酸化水素等)による滅菌処理に必要な条件の達成度に応じて変色する変色領域を有する。特許文献1は、滅菌処理の記録を管理する管理装置を開示している。特許文献1によると、滅菌対象物に対する滅菌処理の日時、滅菌条件、CIの判定結果を記録している。
特許第3414291号公報
滅菌対象物の滅菌は、通常、滅菌工程を含む複数の工程からなるワークフローとして管理される。滅菌処理の質を高くするためには、このワークフローの各工程を適切に行うことが求められる。特許文献1は、滅菌処理の記録を整理し保管することを開示しているが、滅菌対象物の滅菌の質を高くするための情報を提示することを開示してはいない。
本発明は、滅菌対象物の滅菌の質を高くするための情報を提示できる、滅菌に関する処理の管理技術を提供するものである。
本発明の一態様によると、1つ以上の滅菌対象物と、滅菌処理の達成度に応じて色が変化する変色領域を有するインジケータと、を含むセットに対して滅菌処理装置が行う滅菌処理の記録を管理する管理システムは、前記セットに対する前記滅菌処理それぞれについて、前記セットの前記インジケータの前記変色領域の色に基づき判定される前記滅菌処理の達成度と、前記セットを包装する包装部材を特定する識別情報と、を含む滅菌記録情報を保持する保持手段と、前記滅菌記録情報に基づき、前記包装部材が前記滅菌処理に使用された使用回数と前記滅菌処理の達成度との関係を判定するための情報を生成する生成手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明によると、滅菌対象物の滅菌の質を高くするための情報を提示することができる。
一実施形態による滅菌ワークフローを示す図。 一実施形態による管理システムの構成図。 一実施形態によるCIを示す図。 一実施形態による測定装置の構成図。 一実施形態による滅菌記録情報を示す図。 一実施形態による滅菌記録情報から求められる情報を示す図。 一実施形態によるコンテナの使用回数と達成レベルの関係を示す図。 一実施形態による管理システムの機能ブロック図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
図1は、本実施形態による滅菌処理に関する滅菌ワークフローを示している。本実施形態において、滅菌ワークフローとは、滅菌対象物に対する滅菌処理に関して行われる一連の工程を意味する。組立工程は、滅菌ステーションにおいて、1つ以上の滅菌対象物をグループ化する工程である。なお、1つのグループに含まれる滅菌対象物は1つの場合もある。グループ化は、例えば、滅菌対象物が使用される手術と、滅菌対象物の滅菌処理に使用される滅菌処理装置との対応関係に基づき行われる。例えば、同じ手術で使用され、かつ、同じ滅菌処理装置により滅菌処理が行われる滅菌対象物は同じグループにグループ化され得る。包装工程は、滅菌ステーションにおいて、1つのグループの1つ以上の滅菌対象物とCIとを1つの包装部材により包装して1つのセットを形成する工程である。通常、病院等では、複数の同じ種類の滅菌対象物を使用し、よって、同じ滅菌対象物を含む複数のセットが形成され得る。以下、同じ滅菌対象物を含む複数のセットを、同じ種類のセットと呼ぶ。逆に、2つのセットの種類が異なるとは、当該2つのセットに含まれる滅菌対象物の少なくとも1つが異なることを意味する。包装工程においてセットに包装されるCIの種類は、セット内の滅菌対象物及び当該セットの滅菌処理を行う滅菌処理装置の組み合わせ等に応じて決定される。滅菌工程は、包装したセットの滅菌処理を滅菌処理装置により行う工程である。
保管工程は、滅菌工程において滅菌処理が行われたセットを保管庫に移動させて保管する工程である。払出工程は、手術等で使用するセットを、保管庫から手術室等の利用場所に移動させる工程である。開封工程は、利用場所に移動させたセットの包装を開封する工程である。手術工程は、滅菌対象物を利用する利用工程でもある。なお、開封工程または手術工程、あるいはその両方で滅菌対象物を使用する前にセットに同封したCIを用いて、滅菌処理の達成度を判定する。そして、CIにより滅菌処理の達成度が十分に行われていると判定できた場合にのみ、滅菌対象物を実際に使用する。回収工程は、滅菌対象物の利用後、滅菌対象物を滅菌ステーションに移動させる工程である。洗浄工程は、滅菌ステーションにおいて滅菌対象物を洗浄する工程である。セットを洗浄工程で洗浄した後、当該セットは、組立工程に回される。
図2は、上記滅菌ワークフローを管理する管理システム100の構成図である。ネットワークには、サーバ装置14と、複数のパーソナルコンピュータ(以下、PC)15と、滅菌処理装置13と、が接続される。サーバ装置14と、PC15と、滅菌処理装置13は、ネットワークを介して相互に通信できる。サーバ装置14は、滅菌ワークフローに関する滅菌記録情報を管理している。PC15は、ネットワークを介して、サーバ装置14が保持する滅菌記録情報への情報の追加、修正等を行うことができる。また、PC15及びサーバ装置14は、サーバ装置14が保持する滅菌記録情報に基づき、各種情報を管理システム100のユーザに提示することができる。各種情報の提示は、例えば、PC15のディスプレイに提示内容を表示したり、PC15に接続されるプリンタに提示内容を出力したり、ユーザが使用する図示しないPCに提示内容を示す情報を出力したりといった、任意の方法で行われる。この様に、ユーザに各種情報を提示/表示する態様には様々なものがあるが、以下では、これらを纏めて「管理システム100が(ユーザに情報を)提示/表示する」と表現する。なお、本発明において、ユーザとは、滅菌ワークフローの各工程において実際に作業をする作業者や、作業者の監督を行う監督者等、滅菌ワークフローに関する人を意味する。
PC15は、滅菌ワークフローにおいて、滅菌記録情報を参照したり、滅菌記録情報に情報を追加したり、滅菌記録情報を修正したりする必要がある場所に設置される。また、図2に示す様に、一部のPC15は、測定装置1に接続される。測定装置1は、CIの変色領域を測定する装置である。測定装置1は、CIを測定する必要がある場所に設置され、同じ場所に設置されたPC15に接続される。なお、図1のネットワークは、病院内で閉じたネットワークに限定されない。例えば、滅菌ステーションは、病院外であっても良く、この場合、ネットワークは、病院と、病院外の滅菌ステーションを接続するものになる。また、ネットワークは、他のネットワークに接続しないローカルエリアネットワーク(LAN)といった、閉じたネットワークであっても、LANとインターネットとを含むものであっても良い。例えば、ネットワークは、インターネットと、インターネットに接続する病院内のLANとで構成することができ、この場合、サーバ装置14を、病院外に設置してインターネットに接続することで、管理システム100を構成することができる。
また、本実施形態において、滅菌処理装置13はネットワークに接続されており、PC15及びサーバ装置14は、滅菌処理装置13から滅菌記録情報に追加する情報や、滅菌記録情報を修正するための情報を取得することができる。しかしながら、滅菌処理装置13をネットワークに接続しない構成とすることもできる。この場合、作業者は、滅菌処理装置13が出力する情報に基づき、PC15を操作して、滅菌記録情報の追加・修正等を行う。なお、作業者が管理情報の入力・更新・表示等を行うためには、PC15等を操作する必要があるが、以下では、説明の簡略化のため、PC15を操作するとの記載については省略する。例えば、作業者がPC15を操作して管理システム100に情報を入力することを、作業者が管理システム100に情報を入力とするとも表現する。
本実施形態において、各セットには、それぞれ、識別情報が付与される。識別情報は、例えば、シールに印刷されたシリアル番号やバーコードの形式であり得る。識別情報を有する媒体は、例えば、セットの包装部材の外装面に貼付される。本実施形態では、セットの包装部材の外装面に貼付されたシリアル番号を当該セットの識別情報とする。
図3は、本実施形態によるCIを示している。CIは、シート状の試験紙であり、表面に化学的処理が施された変色領域21を有する。変色領域21は、滅菌処理の達成度に応じてその色が変化する。本実施形態において、CIの変色領域21は、初期状態において色値C#1であり、滅菌処理の達成度に応じて色値C#2〜色値C#9へと変化し、最終的には色値C#10で一定となる様に構成されているものとする。以下、色値C#k(kは1から10までの整数)となるときの滅菌処理の達成度を達成度#kとする。なお、変色領域21は、色値C#1〜C値#10のいずれかとなるのではなく、色値C#1から色値C#10へと連続的に変化する。つまり、変色領域21は、色値C#m(mは、1から9までの整数)と色値C#m+1との間の色も取り得る。本実施形態では、滅菌処理の達成度のレベルを9段階で評価する。具体的には、変色領域21の色が色値C#m〜色値C#m+1の範囲内にあると、滅菌処理のレベルをレベル#mと判定する。そして、例えば、レベル#4〜#9をOKレベルとし、レベル#1〜#3をNGレベルとする。ここで、滅菌処理のレベルがレベル#mとは、滅菌処理の達成度が達成度#m〜達成度#m+1の範囲内との意味である。
図4は、一実施形態による測定装置1の断面図である。なお、図4の参照符号2は、測定装置1の測定位置に搬送されたCIを示し、点線は、測定装置1に挿入される前のCIを示している。測定装置1の挿入部4に挿入されたCIは、搬送ローラ対6により測定位置に搬送される。測定部3は、CIの変色領域21の色を測定する。CIの測定後、搬送ローラ対6を逆回転させることで、CIは測定装置1外に排出される。測定部3は、CIの変色領域21の色値に関連する光学測定値、例えば、分光反射率を光7により読み取る。制御部8は、測定装置1を制御する。制御部8の記憶部9には、測定に使用する種々の情報が格納される。また、制御部8の演算処理部10は、測定部3による測定結果、例えば、分光反射率に基づきCIの変色領域21の色値を判定する。制御部8は、判定した色値を示す色情報をPC15に出力する。
なお、図4に示す測定装置1は、挿入部4からCIを排出するものであったが、CIの測定位置に対して挿入部4とは逆側に排出部を設け、測定後、CIを排出部から排出する構成であっても良い。また、図4に示す測定装置1は、CIを測定位置に搬送後、固定された測定部3によりCIを測定するものであったが、測定部3を移動可能な様に構成することができる。つまり、測定部3を所定方向に移動させて、CIの変色領域21を読み取る構成とすることもできる。さらに、作業者が測定装置1をCIの上で移動させて、CIの変色領域21を読み取る構成とすることもできる。その様な構成は、様々なサイズのCIを利用する場合に有利である。
PC15は、測定装置1から取得する変色領域12の色値に基づき滅菌処理のレベルを判定し、判定結果を、サーバ装置14の滅菌記録情報に記録する。これにより、サーバ装置14は、例えば、セットの種類と、当該セットの滅菌処理日時と、当該セットに対して行った滅菌処理の判定したレベルと、を少なくとも含む滅菌記録情報を管理する。
上述した様に、包装工程においては、1つ以上の滅菌対象物とCIとを1つの包装部材により包装して1つのセットを形成する。ここで、包装部材には一度使用すると開封工程の後、廃棄されるものと、繰り返し利用されるものとが存在する。後者の包装部材は、例えば、金属製のコンテナであり、滅菌剤を通過させるが、菌が内部に進入することを防ぐフィルタが設けられている。コンテナの内部には、1つ以上の滅菌対象物がトレイ等に収納された状態で格納される。以下、繰り返し利用される包装部材を本実施形態においてはコンテナと表記する。
上述した様に、コンテナは、図1に示す滅菌ワークフローにおいて繰り返し利用される。なお、コンテナの1回の使用とは、包装工程においてセットの包装・収納に使用され、その後、開封工程においてセットが取り出されるまでを意味する。コンテナは、繰り返し利用されることによる劣化により滅菌剤が内部に十分に行き渡らなくなり、滅菌の質を低くする原因となり得る。したがって、滅菌の質を高く保つためには、コンテナの種類それぞれについて、繰り返し利用できる最大の回数(以下、上限回数)を把握することが重要となる。このため、本実施形態では、滅菌記録情報にコンテナの上限回数を判定するための情報を追加する。
図5は、サーバ装置14が管理する滅菌処理の履歴テーブル(滅菌記録情報)の一例を示している。作業者は、包装工程においてセットを包装する前に、当該セットのレコードを履歴テーブルに追加する。履歴テーブルの"番号"フィールドには、追加前の最後のレコードの番号フィールドの値に1を加えた値が自動的に追加される。作業者は、包装するセットの種類を"セット"フィールドに入力し、当該セットを包装するコンテナに貼付された識別子を"コンテナ識別子"フィールドに入力する。なお、コンテナに貼付された識別子がバーコード化されている場合、作業者は、PC15に接続されたバーコードリーダによりコンテナの識別子を読み取ることでコンテナ識別子フィールドに情報を入力することができる。本実施形態において、コンテナの識別子の最初の文字は、コンテナの種類を示しており、よって、"コンテナ種類"フィールドには、入力されたコンテナの識別子に対応するコンテナの種類が自動的に入力される。なお、コンテナの種類を作業者が入力する形態であっても良い。
また、作業者は、滅菌処理装置13による滅菌処理の前に、滅菌処理を行うセットに対応するレコードの"滅菌処理装置"フィールドに使用する滅菌処理装置13を特定する情報を入力し、作業者を特定する情報を"作業者"フィールドに入力する。なお、本例では、包装工程及び滅菌工程を行う作業者が同じであることを想定しているが、包装工程及び滅菌工程を行う作業者が異なり得る場合、それぞれの作業者を特定する情報がレコードに記録される。
また、作業者は、セットに対する滅菌処理を行うと、当該セットに対応するレコードの"滅菌日時"フィールドに滅菌処理を行った日時を記録する。その後、開封工程において、滅菌対象物と共にコンテナに収納されたCIの測定装置1による読み取りが行われる。測定装置1は測定結果をPC15に出力し、PC15は、セットに対する滅菌処理のレベルを判定して判定結果をサーバ装置14に送信する。サーバ装置14は、PC15から受信するセットの判定結果(レベル)を、当該セットに対応するレコードの"達成レベル"フィールドに記録する。なお、レコードの特定は、セットの識別子により行われる。
サーバ装置14は、図5に示す履歴テーブルから各コンテナの使用回数を判定することができる。例えば、番号100未満のレコードにおいてコンテナ識別子フィールドの値がM12345のレコードが存在しない場合、番号100のレコードは、識別子M12345のコンテナの最初(1回目)の利用時の記録であるとサーバ装置14は判定することができる。また、番号101から番号204のレコードにおいてコンテナ識別子フィールドの値がM12345のレコードが存在しない場合、番号205のレコードは、識別子M12345のコンテナの2回目の利用時の記録であるとサーバ装置14は判定することができる。よって、サーバ装置14は、図5に示す履歴テーブルから、図6に示す、コンテナの種類毎の使用回数と達成レベルの関係を判定することができる。よって、サーバ装置14は、図6に示す関係から、例えば、図7に示す情報をユーザに提示することができる。
図7の四角形は、図6の種類C1のコンテナについて、使用回数と達成レベルの関係をプロットしたものである。また、図7の直線は、各プロットに基づき判定される、種類C1のコンテナの使用回数と達成レベルとの関係を示している。図7の直線は、例えば、最小二乗法等の統計処理により求めることができる。例えば、閾値をレベル#4とすると、図7の直線より、達成レベルが平均的に閾値になる使用回数Rを判定することができる。そして、サーバ装置14は、例えば、使用回数Rより所定回数だけ小さい使用回数Uを上限回数と設定することができる。なお、所定回数は、マージンに対応する。なお、マージンを所定回数とするのではなく、図7の各プロットから分散を求め、分散に基づきマージンとする回数を決定することもできる。
サーバ装置14は、作業者がレコードのコンテナ識別子フィールドにコンテナの識別子を入力した際、当該コンテナの今回の使用回数を判定する。なお、今回の使用回数とは、記録対象のレコードより前のレコードから判定できるこれまでの使用回数に1を加えた値とする。例えば、図5の状態において、作業者が履歴テーブルに番号208のレコードを追加し、コンテナ識別子フィールドにM12345を入力したものとする。また、図5の履歴テーブルにおいて、コンテナ識別子フィールドにM12345が記録されているレコードが番号100及び205のレコードのみとする。この場合、今回の使用回数は3となる。つまり、今回の使用回数とは、記録対象のレコードのコンテナ識別子フィールドに入力された通りに、コンテナが包装工程において利用された場合の使用回数を意味する。そして、今回の使用回数が上限回数であると、管理システム100は、当該コンテナの利用が最後になることをユーザに提示することができる。また、使用回数が上限回数を超えていると、管理システム100は、当該コンテナをもはや利用できず、別のコンテナを使用することをユーザに警告することができる。また、管理システム100は、上限回数を越えた回数をユーザに提示して警告することもできる。また、管理システム100は、使用回数が上限回数以上であるか否かに拘わらず、使用回数、或いは、上限回数から使用回数を減じた残りの使用回数をユーザに提示する構成とすることもできる。なお、残りの使用回数が所定値より小さい場合に、残りの使用回数をユーザに提示する構成とすることもできる。また、残りの使用回数が所定値より小さくなると、管理システム100は、残りの使用回数が少ないことをユーザに提示して警告する構成とすることもできる。
なお、管理システム100は、任意のタイミングで作業者がコンテナの使用状況を確認できる様に構成される。作業者は、コンテナの使用状況の確認の際、確認対象のコンテナの識別子を管理システム100に入力する。識別子が入力されると、管理システム100は、例えば、入力された識別子で特定される確認対象のコンテナの現在の使用回数や、残りの使用回数を使用状況として作業者に提示することができる。なお、現在の使用回数とは、問い合わせの時点において履歴テーブルに記録されているレコードから判定できる使用回数である。例えば、図5の状態において、識別子M12345のコンテナの使用回数を問い合わせたものとする。また、図5の履歴テーブルにおいて、コンテナ識別子フィールドにM12345が記録されているレコードが番号100及び205のレコードのみとする。この場合、現在の使用回数は2となる。残りの使用回数は、上限回数から現在の使用回数を減じることで求められる。なお、上限回数から現在の使用回数を減じた値が1以上であれば、当該コンテナを次の包装工程において利用できる。したがって、管理システム100は、残りの使用回数に代えて、コンテナを次の包装工程において利用できるか否かを作業者に提示することができる。なお、上限回数から現在の使用回数を減じた値が負であると、使用できないコンテナを使用していることになるため、管理システム100はユーザに警告を発する。このとき、上限回数を超えて使用されている回数をユーザに通知することができる。また、管理システム100は、任意のタイミングで作業者がコンテナの種類を入力して問い合わせると、当該コンテナの種類に対して設定されている上限回数を表示することができる。
以上、コンテナの使用回数と達成レベルの関係を判定することができる情報をユーザに提示することで、ユーザは、滅菌の質を低くし得るコンテナの使用を避けることができる。これにより、滅菌の質を高くすることができる。
なお、フィルタが交換可能に構成されているコンテナの場合、本実施形態で述べたコンテナの本体の使用回数に加えて、フィルタを交換してからの使用回数も併せて管理する構成とすることができる。この場合、コンテナ本体の上限回数に加えて、個々のフィルタの上限回数も判定することができる。
また、本実施形態において、測定装置1はPC15に接続され、PC15は、測定装置1から取得する変色領域12の色値に基づき滅菌処理のレベルを判定し、判定結果を、サーバ装置14の滅菌記録情報に記録していた。しかしながら、測定装置1において滅菌処理のレベルを判定する構成とすることもできる。この場合、測定装置1をネットワークに接続し、測定装置1は、判定した滅菌処理のレベルをサーバ装置14に送信する構成とすることができる。さらに、測定装置1をネットワークに接続するのではなく、測定装置1の図示しない表示部に判定結果を表示する構成とすることもできる。この場合、作業者が、測定装置1の表示部に表示された判定結果を管理システム100に入力する。
なお、本実施形態では、管理システム100がコンテナの種類の上限回数を決定していたが、ユーザが上限回数を管理システム100に入力する構成とすることもできる。ユーザは、例えば、管理システム100が表示する図7に示す情報に基づき上限回数を決定して管理システム100に入力することができる。また、ユーザは、コンテナの製造者が推奨する上限回数を管理システム100に入力することができる。サーバ装置14は、ユーザが入力した上限回数を保持して使用する。
なお、本実施形態では、セットの包装部材の外装面に貼付されたシリアル番号を当該セットの識別情報としていた。しかしながら、包装部材の外装面に貼付された、シリアル番号を有する媒体が貼り替えられる可能性がある。その様な可能性がある場合、履歴テーブルには、貼り替え前のシリアル番号と貼り替え後のシリアル番号の対応関係を記録することで、各コンテナの使用回数を判定することができる。また、CIにシリアル番号が設けられている場合、当該CIのシリアル番号をセットの識別子とすることができる。この場合、セットの包装部材の外装面に貼付されたシリアル番号は、セットの識別子ではないが、履歴テーブルに包装部材の外装面に貼付されたシリアル番号を記録することで、各コンテナの使用回数を判定することができる。さらに、CIのシリアル番号と包装部材の外装面に貼付されたシリアル番号の対応関係を記録することで、開封後に包装部材とCIが離れた状態であっても、コンテナの使用回数と達成レベルの関係を関連付けることができる。
<管理システムのブロック図>
図8は、管理システム100の機能ブロック図である。保持部101は、サーバ装置14の、例えば、ハードディスクといった記憶装置に対応し、滅菌記録情報や、コンテナの種類毎の上限回数を保持する。入出力部106は、例えば、PC15のディスプレイ、キーボード、マウス等の入出力デバイスや、ハードディスクといった記憶デバイスに対応する。入出力部106は、ユーザが管理システム100を操作するためのユーザインタフェースを提供し、保持部101が保持する滅菌記録情報に追加するデータを取得し、さらに、各種情報のユーザへの表示等を行う。なお、サーバ装置14にディスプレイ、キーボード、マウス、プリンタ等の入出力デバイスを設ける場合には、これら入出力デバイスも入出力部106に対応する。
記録部102は、例えば、サーバ装置14のプロセッサに対応し、入出力部106を介して行ったユーザ操作等に基づき保持部101が保持する各情報の更新等を行う。生成部103は、例えば、サーバ装置14のプロセッサに対応し、滅菌記録情報に基づき、例えば、コンテナの種類毎に、コンテナが滅菌処理に使用された使用回数と滅菌処理の達成度との関係を判定するための情報を生成する。生成部103は、入出力部106を介してユーザにこの生成した情報を提示する。判定部104は、サーバ装置14のプロセッサに対応し、生成部103が生成した情報に基づき、コンテナの種類ごとに、使用回数の上限値を判定する。
また、判定部104は、滅菌記録情報にコンテナの識別情報が入力された際、滅菌記録情報に基づき当該コンテナの今回の使用回数を判定して上限値(上限回数)と比較する。通知部105は、今回の使用回数が上限値であると判定部104が判定すると、入出力部106を介して、ユーザに使用回数が上限値に達したことを通知することができる。さらに、通知部105は、今回の使用回数が上限値を超えていると判定部104が判定すると、入出力部106を介して、ユーザにコンテナを使用できないことを通知することができる。なお、通知部105は、滅菌記録情報にコンテナの識別情報が入力された際、各種情報をユーザに通知できる。通知内容は、例えば、現在の使用回数、残りの使用回数、上限値を超えている場合は上限値を超えて使用されている回数の少なくとも1つとすることができる。残りの使用回数を通知する場合には、残りの使用回数が所定値より小さい場合にのみ通知する構成とすることもできる。また、残りの使用回数が所定値より小さくなると、その旨をユーザに提示して警告する構成とすることもできる。
また、判定部104は、作業者がコンテナの識別情報を入力してコンテナの使用状況を問い合わせた際、滅菌記録情報に基づき当該コンテナの現在の使用回数を判定し、さらに、上限値から現在の使用回数を減じた値を求める。そして、通知部105は、例えば、問い合わせを受けたコンテナの現在の使用回数、残りの使用回数、次の包装工程において当該コンテナを利用できるか否かといった情報をユーザに提示することができる。なお、残りの使用回数は、上限値から現在の使用回数を減じた値に対応する。また、残りの使用回数が正であると、問い合わせを受けたコンテナを次の包装工程において利用でき、残りの使用回数が0又は負であると、問い合わせを受けたコンテナを次の包装工程において利用できないことになる。さらに、残りの使用回数が負であると上限回数を超えていることをユーザに警告することができる。
なお、本実施形態においては、情報処理装置であるサーバ装置14が滅菌記録情報を管理し、上限値を判定し、各種の通知を行っていた。つまり、図8の入出力部106以外の機能ブロックが、サーバ装置14に設けられるものとしていた。しかしながら、滅菌記録情報の管理をサーバ装置14とは別のデータベース装置とすることができる。この場合、サーバ装置14は、データベース装置にアクセスして滅菌記録情報を取得する。言い換えると、サーバ装置14として説明した機能は、ネットワークを介して相互に通信できる複数のコンピュータにより実現する構成とすることができる。
なお、本実施形態の管理システム100は、ネットワークに接続されたサーバ装置14と、1つ以上のPC15と、を含むものであった。つまり、ネットワークを介して接続された複数のコンピュータを含むものであった。しかしながら、1つのコンピュータにより図8に示す機能を実現することができる。つまり、本実施形態の管理システムは、複数のコンピュータのみならず、1つのコンピュータで実現されている場合も含む。また、1つのコンピュータで実現されている場合、管理システムではなく、管理装置又は情報処理装置と呼ぶこともできる。さらに、本実施形態は、1つ以上のコンピュータで実行されると、上記管理システム100として当該1つ以上のコンピュータを機能させるプログラムにより実現することができる。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
101:保持部、103:生成部

Claims (16)

  1. 1つ以上の滅菌対象物と、滅菌処理の達成度に応じて色が変化する変色領域を有するインジケータと、を含むセットに対して滅菌処理装置が行う滅菌処理の記録を管理する管理システムであって、
    前記セットに対する前記滅菌処理それぞれについて、前記セットの前記インジケータの前記変色領域の色に基づき判定される前記滅菌処理の達成度と、前記セットを包装する包装部材を特定する識別情報と、を含む滅菌記録情報を保持する保持手段と、
    前記滅菌記録情報に基づき、前記包装部材が前記滅菌処理に使用された使用回数と前記滅菌処理の達成度との関係を判定するための情報を生成する生成手段と、
    を備えていることを特徴とする管理システム。
  2. 前記滅菌記録情報は、前記セットに対する前記滅菌処理それぞれについて、前記包装部材の種類を示す情報をさらに含み、
    前記生成手段は、前記包装部材の種類ごとに、前記使用回数と前記滅菌処理の達成度との関係を判定するための情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の管理システム。
  3. 前記保持手段は、前記包装部材の種類ごとの前記使用回数の上限値を保持していることを特徴とする請求項2に記載の管理システム。
  4. 前記生成手段は、前記包装部材の種類ごとの、前記使用回数と前記滅菌処理の達成度との関係を判定するための情報に基づき、前記包装部材の種類ごとの前記上限値を求めることを特徴とする請求項3に記載の管理システム。
  5. 前記滅菌記録情報に前記包装部材の前記識別情報が入力された際、前記滅菌記録情報に基づき、入力された前記識別情報の前記包装部材の前記使用回数を判定し、判定した前記使用回数を、当該包装部材の種類の前記上限値と比較することで、入力された前記識別情報の前記包装部材を前記セットの包装に使用できるか否かを判定する判定手段をさらに備えていることを特徴とする請求項3又は4に記載の管理システム。
  6. 前記包装部材を前記セットの包装に使用できないと前記判定手段が判定することに応じて、前記包装部材を前記セットの包装に使用できないことをユーザに通知する通知手段をさらに備えていることを通知することを特徴とする請求項5に記載の管理システム。
  7. 前記包装部材を前記セットの包装に使用できるが、当該使用が最後の使用になると前記判定手段が判定することに応じて、前記包装部材の使用が最後になることをユーザに通知する通知手段をさらに備えていることを通知することを特徴とする請求項5に記載の管理システム。
  8. 前記滅菌記録情報に前記包装部材の前記識別情報が入力された際、前記滅菌記録情報に基づき、入力された前記識別情報の前記包装部材の前記使用回数を判定する判定手段と、
    前記判定手段が判定した前記使用回数を通知する通知手段と、
    をさらに備えていることを通知することを特徴とする請求項3又は4に記載の管理システム。
  9. 前記滅菌記録情報に前記包装部材の前記識別情報が入力された際、前記滅菌記録情報に基づき、入力された前記識別情報の前記包装部材の前記使用回数を判定する判定手段と、
    入力された前記識別情報の前記包装部材について前記判定手段が判定した前記使用回数を当該包装部材の種類の前記上限値から減じた回数を通知する通知手段と、
    をさらに備えていることを通知することを特徴とする請求項3又は4に記載の管理システム。
  10. 前記滅菌記録情報に前記包装部材の前記識別情報が入力された際、前記滅菌記録情報に基づき、入力された前記識別情報の前記包装部材の前記使用回数を判定する判定手段と、
    入力された前記識別情報の前記包装部材について前記判定手段が判定した前記使用回数を当該包装部材の種類の前記上限値から減じた残りの使用回数が所定値より小さくなると、前記残りの使用回数を通知する通知手段と、
    をさらに備えていることを通知することを特徴とする請求項3又は4に記載の管理システム。
  11. 前記包装部材の使用状況の確認のために、確認対象の前記包装部材の前記識別情報が入力された際、前記滅菌記録情報に基づき、確認対象の前記包装部材の前記使用回数を判定する判定手段と、
    前記判定手段が判定した前記使用回数を前記使用状況として通知する通知手段と、
    をさらに備えていることを特徴とする請求項3又は4に記載の管理システム。
  12. 前記包装部材の使用状況の確認のために、確認対象の前記包装部材の前記識別情報が入力された際、前記滅菌記録情報に基づき、確認対象の前記包装部材の前記使用回数を判定し、確認対象の前記包装部材の種類の前記上限値から前記使用回数を減ずることで前記包装部材の残りの使用回数を判定する判定手段と、
    前記判定手段が判定した前記残りの使用回数、又は、前記包装部材がさらに前記セットの包装に使用できるか否かを前記使用状況として通知する通知手段と、
    をさらに備えていることを特徴とする請求項3又は4に記載の管理システム。
  13. 前記上限値の確認のために、確認対象の前記包装部材の種類が入力された際、確認対象の前記包装部材の種類の前記上限値を通知する通知手段をさらに備えていることを特徴とする請求項3又は4に記載の管理システム。
  14. 1つ以上の滅菌対象物と、滅菌処理の達成度に応じて色が変化する変色領域を有するインジケータと、を含むセットに対して滅菌処理装置が行う滅菌処理の記録に基づき情報を生成する情報処理装置であって、
    前記セットに対する前記滅菌処理それぞれについて、前記セットの前記インジケータの前記変色領域の色に基づき判定される前記滅菌処理の達成度と、前記セットを包装する包装部材を特定する識別情報と、を含む滅菌記録情報を保持している装置にアクセスするアクセス手段と、
    前記滅菌記録情報に基づき、前記包装部材が前記滅菌処理に使用された使用回数と前記滅菌処理の達成度との関係を判定するための情報を生成する生成手段と、
    を備えていることを特徴とする情報処理装置。
  15. 請求項14に記載の情報処理装置としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  16. 1つ以上の滅菌対象物と、滅菌処理の達成度に応じて色が変化する変色領域を有するインジケータと、を含むセットに対して滅菌処理装置が行う滅菌処理の記録を管理する管理システムにおける管理方法であって、
    前記セットに対する前記滅菌処理それぞれについて、前記セットの前記インジケータの前記変色領域の色に基づき判定される前記滅菌処理の達成度と、前記セットを包装する包装部材を特定する識別情報と、を含む滅菌記録情報を記録する記録ステップと、
    前記滅菌記録情報に基づき、前記包装部材が前記滅菌処理に使用された使用回数と前記滅菌処理の達成度との関係を判定するための情報を生成する生成ステップと、
    を含むことを特徴とする管理方法。
JP2019131397A 2019-07-16 2019-07-16 滅菌処理の管理システム、情報処理装置、管理方法及びプログラム Pending JP2021013696A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019131397A JP2021013696A (ja) 2019-07-16 2019-07-16 滅菌処理の管理システム、情報処理装置、管理方法及びプログラム
PCT/JP2020/024634 WO2021010106A1 (en) 2019-07-16 2020-06-23 Management system of sterilization process, information processing apparatus, management method, and computer-readable storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019131397A JP2021013696A (ja) 2019-07-16 2019-07-16 滅菌処理の管理システム、情報処理装置、管理方法及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021013696A true JP2021013696A (ja) 2021-02-12

Family

ID=71575711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019131397A Pending JP2021013696A (ja) 2019-07-16 2019-07-16 滅菌処理の管理システム、情報処理装置、管理方法及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2021013696A (ja)
WO (1) WO2021010106A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023007951A1 (ja) * 2021-07-30 2023-02-02 キヤノン株式会社 変色領域を有するインジケータを用いて行う処理のための情報処理装置及びコンピュータ可読記憶媒体

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3414291B2 (ja) 1998-12-14 2003-06-09 三浦工業株式会社 滅菌管理装置
US6485979B1 (en) * 1999-08-05 2002-11-26 3M Innovative Properties Company Electronic system for tracking and monitoring articles to be sterilized and associated method
US6991761B2 (en) * 2001-10-26 2006-01-31 3M Innovative Properties Company Information management and material distribution for sterilization facilities
US20070094303A1 (en) * 2003-11-05 2007-04-26 Arthur Zwingenberger System for management of processed instruments
JP2019131397A (ja) 2018-01-30 2019-08-08 セイコーエプソン株式会社 媒体排出装置、記録装置
JP7397576B2 (ja) * 2019-02-27 2023-12-13 キヤノン株式会社 滅菌に関するワークフローの管理システム、情報処理装置、管理方法及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023007951A1 (ja) * 2021-07-30 2023-02-02 キヤノン株式会社 変色領域を有するインジケータを用いて行う処理のための情報処理装置及びコンピュータ可読記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
WO2021010106A1 (en) 2021-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20170102828A (ko) 의료 장치 살균 설비를 연결하기 위한 장치 및 방법
US11491251B2 (en) Sterilization system with integrated instrument recall capabilities and related methods
JP7352399B2 (ja) 滅菌処理の記録を管理する管理システム、情報処理装置、管理方法及びプログラム
JP2009077965A (ja) 医療器具管理用携帯端末、医療器具管理システム、及び該使用方法
JP2011204205A (ja) 医療機器情報管理システム
JP2020003994A (ja) 手術セットおよび器具の管理システム
JP7397576B2 (ja) 滅菌に関するワークフローの管理システム、情報処理装置、管理方法及びプログラム
JP2021013696A (ja) 滅菌処理の管理システム、情報処理装置、管理方法及びプログラム
WO2020110728A1 (en) Management apparatus, management system, management method, and program for managing records of processes using test paper having discoloration area
JP7352398B2 (ja) 処理の記録を管理する管理装置、管理システム、情報の生成方法及びプログラム
WO2021199927A1 (ja) 滅菌管理システム、滅菌管理方法、情報処理装置およびプログラム
US20220143252A1 (en) Management system for managing sterilization process record, information processing apparatus, management method, and computer-readable storage medium
JP2021013698A (ja) 情報処理装置、その制御方法、プログラム、及びシステム
JP2011204207A (ja) 医療情報管理システム
JP7332319B2 (ja) 滅菌に関するワークフローの管理システム、管理方法及びプログラム
US20220285016A1 (en) Management system, information processing apparatus, and computer readable medium storing program for managing records of processing
JP4390493B2 (ja) 手術用器材管理システム
JP2021108029A (ja) 医療器具セットの管理システム
WO2021215189A1 (ja) 作業の管理システム、管理装置及びコンピュータ可読記憶媒体
JP7398893B2 (ja) 滅菌処理に関する記録を管理する管理システム、情報処理装置、プログラム及び管理方法
KR102560476B1 (ko) 병원 수술도구 관리 시스템 및 방법
WO2021199711A1 (ja) 滅菌に関する作業の管理システム、サーバ装置及びコンピュータ可読記憶媒体
WO2020110759A1 (en) Management apparatus, management system, information generation method, and program for managing record of process
JP7451178B2 (ja) 医療器具セットの管理システム
JP7433039B2 (ja) 情報処理システム、及びその制御方法、プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20210103

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210113