JP2021004667A - ウォームシャフト、ウォーム減速機及びウォームシャフトの製造方法 - Google Patents

ウォームシャフト、ウォーム減速機及びウォームシャフトの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ウォームシャフトの製造コストの低減を図る。【解決手段】ウォームシャフト2は、一対の軸受4,11によって先端側及び基端側が回転自在に支持され、ウォームホイール1に噛み合う歯部129を有するウォームシャフトであって、先端側に形成され、軸受11に挿入される挿入部111と、挿入部111の端部から径方向外側に立ち上がるように形成される壁面121と、壁面121から基端側に向かうにしたがって径が大きくなるように形成されるテーパ部112と、テーパ部112から基端側に向かって延在する本体部113と、を備え、歯部129は、その歯底129aがウォームシャフト2の回転中心軸90と平行かつ壁面121とテーパ部112との境界を通る直線SLよりも径方向外側に位置するように、本体部113及びテーパ部112に形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、ウォームシャフト、ウォーム減速機及びウォームシャフトの製造方法に関する。
電動モータに連結されるウォームシャフトと、ウォームシャフトに噛み合うウォームホイールと、ウォームシャフトを回転可能に支持する一対の軸受と、を備えるウォーム減速機が知られている(特許文献1参照)。特許文献1に記載のウォームシャフト18には、その先端側に軸受34の内輪40の一方の端面に当接する位置決め段部42が形成されている(特許文献1の図2参照)。
特開2017−211000号公報
特許文献1に記載のウォームシャフト18の位置決め段部42は、ウォームシャフト18が軸受34の外輪43と接触しないように、歯部18cの外径よりも小径に形成されている。位置決め段部42と歯部18cとの間には、円柱部と、円柱部と歯部18cとを接続するテーパ部と、が形成されている。
このようなウォーム減速機では、ウォームシャフトは、ハウジングの開口部からその軸方向に沿って挿入され、ウォームホイールに噛み合いながら組み付けられる。このため、ウォームシャフトの歯部の長さは、ウォームシャフトの組み付けが可能な長さに設定される。したがって、ウォーム減速機によっては、ウォームシャフトの先端部に設けられるテーパ部まで歯部が形成される場合がある。
しかしながら、テーパ部まで歯部を形成する場合、テーパ部においてバリが発生するおそれがある。バリが発生すると、バリを取り除くための処理を行う必要があり、製造に手間がかかり、製造コストが増加してしまうという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、ウォームシャフトの製造コストの低減を図ることを目的とする。
本発明は、一対の軸受によって先端側及び基端側が回転自在に支持され、ウォームホイールに噛み合う歯部を有するウォームシャフトであって、先端側に形成され、軸受に挿入される挿入部と、挿入部の端部から径方向外側に立ち上がるように形成される壁面と、壁面から基端側に向かうにしたがって径が大きくなるように形成されるテーパ部と、テーパ部から基端側に向かって延在する本体部と、を備え、歯部は、歯部の歯底がウォームシャフトの回転中心軸と平行かつ壁面とテーパ部との境界を通る直線よりも径方向外側に位置するように、本体部及びテーパ部に形成されていることを特徴とする。
この発明では、壁面から基端側に向かうにしたがって径が大きくなるようにテーパ部が形成されているため、ウォームシャフトの回転中心軸に対するテーパ部の外周面の傾斜角度を小さく抑えることができる。これにより、テーパ部に歯部を形成する際に、テーパ部でのバリの発生を抑制することができる。
本発明は、ウォームシャフトの回転中心軸に対するテーパ部の外周面の傾斜角度が、45度以下であることを特徴とする。
この発明では、テーパ部に歯部を形成する際に、テーパ部でのバリの発生を効果的に抑制できる。
本発明は、ウォームシャフトの回転中心軸に対するテーパ部の外周面の傾斜角度が、30度以上であることを特徴とする。
この発明では、ウォームシャフトの軸長を短くすることができる。
本発明は、ウォームシャフトの歯部に噛み合う前記ウォームホイールと、を備えることを特徴とするウォーム減速機である。
この発明では、製造コストの低減を図ることのできるウォーム減速機を提供することができる。
本発明は、上記ウォームシャフトの製造方法であって、テーパ部を有する棒状の素材に対して、テーパ部及びテーパ部から延在する本体部に歯切り加工を施すことにより、歯部を形成する歯部形成工程と、本体部に形成された歯部を仕上げる仕上げ工程と、を備えることを特徴とする。
本発明は、歯部形成工程に先立って、棒状の素材にテーパ部を形成するテーパ部形成工程をさらに備えることを特徴とする。
これらの発明では、テーパ部に歯部を形成する際に、テーパ部でのバリの発生を抑制可能なウォームシャフトの製造方法を提供することができる。
本発明によれば、ウォームシャフトの製造コストの低減を図ることができる。
本発明の実施形態に係るウォーム減速機を備えたパワーステアリング装置の構成図である。 本発明の実施形態に係るウォーム減速機を備えたパワーステアリング装置の断面図である。 ウォームシャフトの製造手順について示すフローチャートである。 ウォームシャフトの素材の側面図である。 テーパ部を有する素材の側面図であり、素材の歯切り加工に用いられる工具を二点鎖線で示す。 ウォームシャフトの側面図である。 本実施形態に係るウォームシャフトの先端部を拡大して示す拡大図であり、本実施形態の比較例に係るウォームシャフトを二点鎖線で示す。
図面を参照して、本発明の実施形態に係るウォーム減速機を備えたパワーステアリング装置について説明する。パワーステアリング装置は、車両に搭載されドライバーが操舵ハンドルに加える操舵力を補助する装置である。
図1及び図2に示すように、パワーステアリング装置10は、ウォーム減速機100と、駆動源としての電動モータ7と、を備える。ウォーム減速機100は、電動モータ7の出力シャフト7aに連結され電動モータ7の駆動に伴って回転するウォームシャフト2と、ウォームシャフト2の歯部129に噛み合うウォームホイール1と、ウォームシャフト2及びウォームホイール1を収容するギヤケース3と、を備える。ウォームシャフト2と電動モータ7の出力シャフト7aとは、軸ずれを許容する軸連結器19によって連結される。
操舵ハンドル16にはステアリングシャフト20が連結され、ステアリングシャフト20は操舵ハンドル16の回転に伴って回転する。ステアリングシャフト20は、操舵ハンドル16に連係する入力軸21と、ラック軸8に連係する出力軸22と、入力軸21と出力軸22を連結するトーションバー23と、を備える。ウォームホイール1は出力軸22に設けられる。
パワーステアリング装置10は、運転者によるステアリング操作に伴う入力軸21と出力軸22との相対回転によってトーションバー23に作用する操舵トルクを検出するトルクセンサ24と、トルクセンサ24にて検出された操舵トルクに基づいて電動モータ7の駆動を制御するコントローラ25と、をさらに備える。電動モータ7から出力されたトルクは、ウォームシャフト2からウォームホイール1に伝達されて出力軸22にアシストトルクとして付与される。このように、パワーステアリング装置10は、トルクセンサ24の検出結果に基づいて電動モータ7の駆動をコントローラ25にて制御して運転者のステアリング操作を補助する。
ウォーム減速機100は、電動モータ7の駆動に伴ってウォームシャフト2が回転すると、ウォームシャフト2の回転を減速してウォームホイール1に伝達する。これにより、ウォームホイール1が設けられる出力軸22が、車輪6を転舵するラック軸8に電動モータ7の回転力を伝達する。
図2に示すように、ウォームシャフト2は金属製のギヤケース3に収容され、電動モータ7はギヤケース3に取り付けられる。ウォームシャフト2には、ウォームホイール1の歯部119に噛み合う歯部129が形成される。ギヤケース3には歯部129に対応する位置に開口部3cが形成され、その開口部3cを通じてウォームシャフト2の歯部129とウォームホイール1の歯部119とが噛み合う。
ウォーム減速機100は、ウォームシャフト2の基端側(電動モータ7側)を回転自在に支持する第1軸受4と、ウォームシャフト2の先端側(電動モータ7側とは反対側)を回転自在に支持する第2軸受11と、第2軸受11を介して、ウォームシャフト2をウォームホイール1へ向けて付勢する付勢部材としてのコイルスプリング12と、を備える。つまり、ウォームシャフト2は、ギヤケース3内において、一対の軸受(第1軸受4及び第2軸受11)によって回転自在に支持される。以下、ウォームシャフト2の回転中心軸90(図6参照)に沿う方向を単に軸方向と記し、ウォームシャフト2の回転中心軸90を中心とする放射方向を径方向と記す。
第1軸受4は、環状の外輪と内輪の間に転動体としてのボール(玉)が介在される深溝玉軸受である。第1軸受4の外輪は、ギヤケース3に形成された段部3aとギヤケース3内に締結されたロックナット5との間で軸方向に挟持される。第1軸受4の内輪は、ウォームシャフト2の段部2bとウォームシャフト2に接続された軸連結器19のウォーム側ジョイント9との間で軸方向に挟持される。
第2軸受11は、環状の外輪141と内輪142の間に転動体としてのボール(玉)143が介在される深溝玉軸受である。第2軸受11は、ギヤケース3の底部に収装される。
ウォームシャフト2は、その先端側に形成され第2軸受11の内輪142に挿入される円柱形状の挿入部111と、挿入部111の基端部から径方向外側に向かって垂直に立ち上がるように形成され第2軸受11の内輪142に当接可能な壁面121と、壁面121からウォームシャフト2の基端側(図示右側)に向かうにしたがって径が大きくなるように形成されるテーパ部112と、テーパ部112からウォームシャフト2の基端側(図示右側)に向かって延在する本体部113と、を備える。
ギヤケース3の外周面には、端面17aが平面状のフランジ部17が突出して形成される。フランジ部17には、第2軸受11の外周面に臨んで開口する貫通孔13が形成される。フランジ部17の端面17aに開口する貫通孔13の開口部はプラグ14によって閉塞される。
コイルスプリング12は、貫通孔13において、プラグ14の先端面と第2軸受11の外周面との間で圧縮された状態で収装される。コイルスプリング12は、ウォームシャフト2の歯部129とウォームホイール1の歯部119との隙間が小さくなる方向に、つまりウォームシャフト2がウォームホイール1に噛み合う方向に、第2軸受11を付勢する。
ギヤケース3における第2軸受11の外周面を囲う内周面3bは、第2軸受11がコイルスプリング12の付勢力によってウォームホイール1に向けて移動できるように、互いに平行な一対の平面部を有する長穴形状に形成される。なお、内周面3bは、第2軸受11が内周面3bの内側で移動できる限り、どのような形状であってもよい。例えば、内周面3bは、その内径が第2軸受11の外径よりも大きい丸穴形状であってもよく、互いに平行な一対の平面部が形成されている必要はない。
ギヤケース3内へのウォームシャフト2の組み付けが完了した初期時点では、第2軸受11は、コイルスプリング12の付勢力によってウォームホイール1側に付勢され、ウォームシャフト2とウォームホイール1との間のバックラッシ(隙間)がない状態となる。この状態では、ウォームシャフト2は、コイルスプリング12の付勢力によって第1軸受4を支点として傾く。
パワーステアリング装置10では、使用が継続されることに伴って、ウォームシャフト2の歯部129とウォームホイール1の歯部119の摩耗が進む。本実施形態では、歯部119,129の摩耗が進んだ場合であっても、コイルスプリング12の付勢力によって第2軸受11がギヤケース3の長穴内を移動し、ウォームシャフト2の歯部129とウォームホイール1との歯部119のバックラッシが低減する。このため、本実施形態に係るウォーム減速機100では、使用が継続され歯部119,129の摩耗が進んだ場合であっても、ウォームシャフト2の歯部129とウォームホイール1の歯部119の歯打ち音が抑制される。
本実施形態に係るウォームシャフト2では、歯部129は、その歯底129aがウォームシャフト2の回転中心軸90と平行かつ壁面121とテーパ部112との境界を通る直線SLよりも径方向外側に位置するように、本体部113及びテーパ部112に形成されている。また、歯部129は、その歯底129aの軸方向端部がテーパ部112の外周面、すなわち壁面121の外周縁と本体部113の外周縁との間の部分に位置するように形成される。このように、本体部113だけでなく、テーパ部112に歯部129を形成することにより、ウォームシャフト2の軸長を抑えつつ、歯部129の長さを確保することができる。ここで、歯部129を本体部113にのみ形成し、テーパ部112には形成しない場合、歯部129の長さが不足することがある。
本実施形態に係るウォーム減速機100では、ギヤケース3にウォームホイール1を組み付けた後、ウォームシャフト2がギヤケース3の開口部からその軸方向に沿って挿入され、ウォームホイール1に噛み合いながら組み付けられる。このため、歯部129の長さが十分でない場合、ウォームシャフト2を組み付ける際に、ウォームシャフト2がウォームホイール1と干渉し、ウォームシャフト2を適切に組み付けることができないおそれがある。したがって、ウォームシャフト2の歯部129の長さは、ウォームシャフト2の組み付けが可能な長さに設定する必要がある。
なお、ウォームシャフト2の軸長を十分に長くすることにより、本体部113にのみ歯部129を形成する場合であっても、歯部129の長さを確保することができる。しかしながら、この場合、第2軸受11の位置が図2に示す位置よりも左側(ギヤケース3の底部側)に位置することになる。つまり、第1軸受4と第2軸受11との間の距離が大きくなる。その結果、コイルスプリング12の付勢力により付勢される第2軸受11の可動量が大きくなってしまい、ウォームシャフト2の歯部129とウォームホイール1の歯部119の歯打ち音が大きくなってしまうおそれがある。
これに対して、本実施形態では、本体部113だけでなく、テーパ部112にも歯部129を形成することにより、ウォームシャフト2の軸長を長くすることなく、ウォームシャフト2の組み付けが可能な歯部129の長さを確保することができる。このため、本実施形態では、第2軸受11の可動量の増加を抑えることができ、歯打ち音の発生を抑制することができる。
壁面121は、挿入部111の外周面とテーパ部112の外周面との間に形成された段差面であり、円環状に形成される。本実施形態では、本体部113の外径は、外輪141の内径よりも大きい。このため、仮に、壁面121の外径が、本体部113の外径と同一の場合、壁面121が外輪141に当接してしまうおそれがある。本実施形態では、円環状の壁面121の外径は、内輪142の内径よりも大きく、外輪141の内径よりも小さい。つまり、壁面121の外径は、壁面121が第2軸受11の内輪142にのみ当接可能な外径に設定されている。
本実施形態では、ウォーム減速機100が動作しているときに、壁面121が第2軸受11の内輪142に当接している。なお、ウォーム減速機100が動作しているときに、壁面121が第2軸受11の内輪142に当接していなくてもよい。第2軸受11が位置ずれしたときなどに、壁面121が第2軸受11に当接し、その移動を規制可能な構成であればよい。
次に、ウォームシャフト2の製造方法の一例について説明する。図3に示すように、ウォームシャフト2の製造方法は、準備工程S110と、テーパ部形成工程S120と、歯部形成工程S130と、仕上げ工程S140と、を備える。ウォームシャフト2の製造方法では、図示するように、準備工程S110、テーパ部形成工程S120、歯部形成工程S130、仕上げ工程S140をこの順で行う。
準備工程S110では、図4に示すように、棒状の素材102Aを準備する。素材102Aは、その先端部に形成された円柱形状の小径円柱部111Aと、小径円柱部111Aから軸方向に延在する円柱形状の大径円柱部113Aと、を有する。大径円柱部113Aの外径は、小径円柱部111Aの外径よりも大きい。
テーパ部形成工程S120では、棒状の素材102Aの基端側を旋盤のチャックに支持させ、切削工具により、棒状の素材102Aに対して切削加工を施すことにより、大径円柱部113Aの先端部にテーパ部112B(図5参照)を形成する。
図5に示すように、テーパ部形成工程S120により、テーパ部112Bを有する素材102Bが作製される。なお、テーパ部112Bは、円錐台形状であり、上記ウォームシャフト2のテーパ部112の歯部形成前の部位に相当する。テーパ部112Bから延在する大径円柱部113Bは、円柱形状であり、上記ウォームシャフト2の本体部113の歯部形成前の部位に相当する。
テーパ部112B(112)の外周面の傾斜角度θについて説明する。なお、テーパ部112B(112)の外周面の傾斜角度θとは、ウォームシャフト2の回転中心軸90に対する傾斜角度のことを指す。
ここで、実験により、テーパ部112B(112)の外周面の傾斜角度θが45度よりも大きいと、後述する歯部形成工程S130においてバリが発生しやすいことがわかった。このため、テーパ部112B(112)の外周面の傾斜角度θは、45度以下の角度に設定することが好ましい。テーパ部112B(112)の外周面の傾斜角度θが45度以下の角度である場合、後述する歯部形成工程S130において、効果的にバリが発生することを抑制することができる。
一方、テーパ部112B(112)の外周面の傾斜角度θが30度未満であると、ウォームホイール1の歯部119に噛み合う歯部129の有効ねじ部の長さ(有効長)を十分に確保できないおそれがある。有効長を確保するために、ウォームシャフト2の軸長を長くする場合、上述のとおり、第2軸受11の可動量が増加し、歯打ち音が大きくなってしまうおそれがある。また、ウォームシャフト2の軸長が長くなることで、ウォーム減速機100が大型化してしまうおそれもある。このため、テーパ部112B(112)の外周面の傾斜角度θは、30度以上の角度に設定することが好ましい。これにより、ウォームシャフト2の軸長を短くすることができ、歯打ち音の低減及びウォーム減速機100の小型化を図ることができる。
このように、テーパ部112B(112)の外周面は、その傾斜角度θが、30度以上45度以下の角度に設定することが好ましい。また、テーパ部112B(112)の外周面は、その傾斜角度θが35度以上40度以下となるように形成することが、より好ましい。
歯部形成工程S130では、テーパ部形成工程S120によって形成されたテーパ部112B(112)及びテーパ部112B(112)から延在する大径円柱部113B(本体部113)に歯部129(図6参照)を形成する。本実施形態では、ウォーム盤等の歯切り加工装置によって、テーパ部112B(112)を有する棒状の素材102Bに対して、歯切り加工を施すことにより、歯部129を形成する。歯切り加工装置は、図5において、二点鎖線で模式的に示すように、円板の外周に粗削り用の歯が形成された一枚歯の工具190を有する。
歯切り加工では、高速回転する工具190によって素材102Bが切削される。また、素材102Bは、その回転中心軸90を中心に低速で回転するとともに、回転中心軸90に沿う方向に低速で移動する。これにより、螺旋状の歯部129(図6参照)が形成される。なお、歯部129は、その歯底円直径が、円環状の壁面121の外径よりも大きくなるように形成される。歯切り加工は、素材102Bの基端側(図示右端側)の歯切り開始点P1から素材102Bの先端側(図示左端側)の歯切り終点P2までの所定幅L1の範囲で行われる。歯切り開始点P1とは、工具190による歯切り加工を開始する位置であり、歯切り終点P2とは、工具190による歯切り加工を終了する位置である。図示するように、歯切り終点P2は、テーパ部112B(112)に設定されている。
図6に示すように、仕上げ工程S140では、所定幅L1の歯部形成範囲の内側の所定幅L2において、仕上げ加工が施される。本実施形態では、本体部113に形成された歯部129のみを仕上げるように、仕上げ加工が施される。仕上げ加工では、シェービングカッターを備える工具によって、本体部113における所定幅L2の歯部129に対して、シェービング加工を施すことにより、歯部129が仕上げられる。
なお、シェービング加工に代えて、一対のロールダイスを備えた転造装置(不図示)によって、転造加工を施すようにしてもよい。転造加工では、外周に仕上げ用の成形刃を有する一対のロールダイス間に素材を挟み込みつつ、一対のロールダイスを回転させ、素材を変形させることにより、歯部129が仕上げられる。仕上げ加工が施された所定幅L2の歯部(ねじ部)が、ウォームホイール1の歯部119と噛み合う有効ねじ部となる。
本実施形態により得られる作用効果を本実施形態の比較例と比較して説明する。図7は、ウォームシャフト2の先端部を拡大して示す拡大図である。図7では、本実施形態に係るウォームシャフト2の先端部を実線で示し、本実施形態の比較例に係るウォームシャフトの先端部を二点鎖線で示している。
図7に示すように、本実施形態の比較例に係るウォームシャフトでは、挿入部111とテーパ部912との間に、円柱部915が形成されている。なお、本実施形態における壁面121から本体部113までの距離は、比較例における壁面121から本体部113までの距離と同一である。
このため、本実施形態の比較例では、壁面121とテーパ部912とが円柱部915の軸方向長さの分だけ離れている。これに対して、本実施形態に係るウォームシャフト2では、壁面121がテーパ部112の外周面に直接接続されている。
このため、本実施形態のテーパ部112の外周面の傾斜角度θは、比較例のテーパ部912の外周面の傾斜角度αに比べて小さくなる。比較例では、テーパ部912の外周面の傾斜角度αが45度よりも大きく、歯切り加工における歯切り終点近傍の歯が鋭利となるため、歯切り終点近傍においてバリが発生するおそれがある。これに対して、本実施形態では、テーパ部112の外周面の傾斜角度θが、比較例のテーパ部912の外周面の傾斜角度αに比べて小さく形成されている(例えば、傾斜角度θは35度程度)ので、歯切り終点P2近傍の歯が鋭利になることが抑制され、歯の剛性が確保される。このため、本実施形態では、歯切り終点P2近傍においてバリが発生することが抑制される。つまり、本実施形態によれば、比較例に対して、軸長を長くすることなく、バリの発生を抑制することができる。
また、歯底129aがウォームシャフト2の回転中心軸90と平行かつ壁面121とテーパ部112との境界を通る直線SLよりも径方向内側に位置する場合であって、歯底129aの軸方向端部が壁面121に位置する場合では、歯切り終点が設定される壁面121の傾斜角度が90度であるため、歯切り終点近傍においてバリが発生するおそれがある。これに対して、本実施形態では、歯部129は、その歯底129aがウォームシャフト2の回転中心軸90と平行かつ壁面121とテーパ部112との境界を通る直線SLよりも径方向外側に位置するように、本体部113及びテーパ部112に形成され、歯底129aの軸方向端部がテーパ部112の外周面に位置しているのでバリの発生を抑制することができる。
上述した実施形態によれば、次の作用効果を奏する。
ウォームシャフト2は、壁面121からウォームシャフト2の基端側に向かうにしたがって外径が大きくなるように形成されるテーパ部112と、テーパ部112からウォームシャフト2の基端側に向かって延在する本体部113と、を備え、歯部129が、その歯底129aがウォームシャフト2の回転中心軸90と平行かつ壁面121とテーパ部112との境界を通る直線SLよりも径方向外側に位置するように、本体部113及びテーパ部112に形成されている。壁面121と、テーパ部112の外周面とが直接接続される構成であるため、ウォームシャフト2の軸長を長くすることなく、テーパ部112の外周面の傾斜角度θを小さく抑えることができる。
したがって、テーパ部112を有する棒状の素材102Bに対して歯切り加工を施すことにより、歯部129を形成する際に、テーパ部112でのバリの発生を抑制することができる。このため、バリを取り除くための処理を省略あるいは簡略化することができるので、ウォームシャフト2の製造コストの低減を図ることができる。つまり、本実施形態によれば、テーパ部112に歯部129を形成する際に、テーパ部112でのバリの発生を抑制可能なウォームシャフト2の製造方法を提供することができる。さらに、製造コストの低減を図ることのできるウォームシャフト2及びウォーム減速機100を提供することができる。
次のような変形例も本発明の範囲内であり、変形例に示す構成と上述の実施形態で説明した構成を組み合わせたり、以下の異なる変形例で説明する構成同士を組み合わせたりすることも可能である。
<変形例1>
上記実施形態では、歯部形成工程S130に先立って、テーパ部形成工程S120を行う例について説明したが、本発明はこれに限定されない。予め、テーパ部112を有する棒状の素材102Bを準備し、テーパ部112及び本体部113に対して歯部129を形成するようにしてもよい。本変形例によれば、上記実施形態と同様、テーパ部112に歯部129を形成する際に、テーパ部112でのバリの発生を抑制可能なウォームシャフト2の製造方法を提供することができる。
<変形例2>
上記実施形態では、歯部形成工程S130において、外周に粗削り用の歯が形成された円板状の工具190を高速回転させることによって、素材102Bに歯切り加工を施す例について説明したが、本発明はこれに限定されない。円板状の工具190に代えて、内周に粗削り用の歯が形成された円環状の工具を高速回転させることによって、素材102Bに歯切り加工を施してもよい。
<変形例3>
上記実施形態では、パワーステアリング装置10のウォーム減速機100に本発明を適用する例について説明したが、コンベア、ウィンチ、工作機械、建設機械等、種々の機械のウォーム減速機に本発明を適用することができる。
以上のように構成された本発明の実施形態の構成、作用、および効果をまとめて説明する。
ウォームシャフト2は、一対の軸受4,11によって先端側及び基端側が回転自在に支持され、ウォームホイール1に噛み合う歯部129を有するウォームシャフトであって、先端側に形成され、軸受11に挿入される挿入部111と、挿入部111の端部から径方向外側に立ち上がるように形成される壁面121と、壁面121から基端側に向かうにしたがって径が大きくなるように形成されるテーパ部112と、テーパ部112から基端側に向かって延在する本体部113と、を備え、歯部129は、歯部129の歯底129aがウォームシャフト2の回転中心軸90と平行かつ壁面121とテーパ部112との境界を通る直線SLよりも径方向外側に位置するように、本体部113及びテーパ部112に形成されている。
この構成では、壁面121から基端側に向かうにしたがって径が大きくなるようにテーパ部112が形成されているため、ウォームシャフト2の回転中心軸90に対するテーパ部112の外周面の傾斜角度θを小さく抑えることができる。これにより、テーパ部112に歯部129を形成する際に、テーパ部112でのバリの発生を抑制することができる。したがって、ウォームシャフト2の製造コストの低減を図ることができる。
ウォームシャフト2は、ウォームシャフト2の回転中心軸90に対するテーパ部112の外周面の傾斜角度θが、45度以下である。
この構成では、テーパ部112に歯部129を形成する際に、テーパ部112でのバリの発生を効果的に抑制できる。
ウォームシャフト2は、ウォームシャフト2の回転中心軸90に対するテーパ部112の外周面の傾斜角度θが、30度以上である。
この構成では、ウォームシャフト2の軸長を短くすることができる。
ウォーム減速機100は、ウォームシャフト2の歯部129に噛み合う前記ウォームホイール1と、を備える。
この構成では、製造コストの低減を図ることのできるウォーム減速機100を提供することができる。
上記ウォームシャフト2の製造方法は、テーパ部112(112B)を有する棒状の素材102Bに対して、テーパ部112(112B)及びテーパ部112(112B)から延在する本体部113(大径円柱部113B)に歯切り加工を施すことにより、歯部129を形成する歯部形成工程S130と、本体部113(大径円柱部113B)に形成された歯部129を仕上げる仕上げ工程S140と、を備える。
上記ウォームシャフト2の製造方法は、歯部形成工程S130に先立って、棒状の素材102Aにテーパ部112(112B)を形成するテーパ部形成工程S120をさらに備える。
これらの構成では、テーパ部112(112B)に歯部129を形成する際に、テーパ部112(112B)でのバリの発生を抑制可能なウォームシャフト2の製造方法を提供することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
1・・・ウォームホイール、2・・・ウォームシャフト、4・・・第1軸受(軸受)、11・・・第2軸受(軸受)、90・・・回転中心軸、100・・・ウォーム減速機、102A,102B・・・素材、111・・・挿入部、112,112B・・・テーパ部、113・・・本体部、113B・・・大径円柱部(本体部)、121・・・壁面、129・・・歯部、129a・・・歯底、142・・・内輪、S120・・・テーパ部形成工程、S130・・・歯部形成工程、S140・・・仕上げ工程、SL・・・直線、θ・・・傾斜角度

Claims (6)

  1. 一対の軸受によって先端側及び基端側が回転自在に支持され、ウォームホイールに噛み合う歯部を有するウォームシャフトであって、
    前記先端側に形成され、前記軸受に挿入される挿入部と、
    前記挿入部の端部から径方向外側に立ち上がるように形成される壁面と、
    前記壁面から前記基端側に向かうにしたがって径が大きくなるように形成されるテーパ部と、
    前記テーパ部から前記基端側に向かって延在する本体部と、を備え、
    前記歯部は、前記歯部の歯底が前記ウォームシャフトの回転中心軸と平行かつ前記壁面と前記テーパ部との境界を通る直線よりも径方向外側に位置するように、前記本体部及び前記テーパ部に形成されている
    ことを特徴とするウォームシャフト。
  2. 請求項1に記載のウォームシャフトであって、
    前記ウォームシャフトの回転中心軸に対する前記テーパ部の外周面の傾斜角度は、45度以下である
    ことを特徴とするウォームシャフト。
  3. 請求項1または請求項2に記載のウォームシャフトであって、
    前記ウォームシャフトの回転中心軸に対する前記テーパ部の外周面の傾斜角度は、30度以上である
    ことを特徴とするウォームシャフト。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のウォームシャフトと、
    前記ウォームシャフトの歯部に噛み合う前記ウォームホイールと、を備える
    ことを特徴とするウォーム減速機。
  5. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のウォームシャフトの製造方法であって、
    前記テーパ部を有する棒状の素材に対して、前記テーパ部及び前記テーパ部から延在する前記本体部に歯切り加工を施すことにより、前記歯部を形成する歯部形成工程と、
    前記本体部に形成された前記歯部を仕上げる仕上げ工程と、を備える
    ことを特徴とするウォームシャフトの製造方法。
  6. 請求項5に記載のウォームシャフトの製造方法であって、
    前記歯部形成工程に先立って、棒状の素材に前記テーパ部を形成するテーパ部形成工程をさらに備える
    ことを特徴とするウォームシャフトの製造方法。
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