JP2021000878A - 作業機 - Google Patents

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Toru Tsukamoto
徹 塚本
駿 湯澤
Shun Yuzawa
駿 湯澤
直樹 松木
Naoki Matsuki
直樹 松木
裕佑 松井
Yusuke Matsui
裕佑 松井
正和 古市
Masakazu Furuichi
正和 古市
有登 西畑
Yuto Nishihata
有登 西畑
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Matsuo Mitsumoto
松夫 三本
田尾 哲也
Tetsuya Tao
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Abstract

【課題】構成の簡素化を図ることが可能になるとともに、作動油を良好な状態で補給することが可能となる作業機が要望されていた。【解決手段】駆動対象装置に向けて動力を出力する静油圧式の作業用無段変速装置29と、作業用無段変速装置29のチャージポート44にチャージ用油路45を介して作動油を補給する走行用無段変速装置22とが備えられ、走行用無段変速装置22のドレンポート43が底部に備えられ、チャージ用油路45が、ドレンポート43よりも下側に位置する状態で備えられ、チャージポート44が、ドレンポート43に対して、それよりも下側あるいはそれと同等の上下位置に位置する状態で備えられている。【選択図】図4

Description

本発明は、静油圧式の無段変速装置を備えている作業機に関する。
従来の作業機では、無段変速装置に作動油を補給するチャージポンプ(補給専用の油圧ポンプ)が備えられ、チャージポンプからチャージ回路を介して無段変速装置に作動油を補給するように構成されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−141249号公報
この種の作動機では、上記したような静油圧式の無段変速装置以外にも、種々の油圧機器を備える場合があり、それらの油圧機器に作動油を供給するための油圧ポンプや油圧回路が必要となる。しかし、上記従来構成によれば、静油圧式の無段変速装置に作動油を補給する専用の油圧ポンプ及びチャージ回路を備える必要があり、必要な油圧ポンプの個数が多くなるなど、コスト高を招く不利があった。
このような不利を解消するために、静油圧式の無段変速装置とは異なる他の油圧機器に使用され且つ貯留部にて貯留されている作動油を利用して、静油圧式の無段変速装置に作動油を補給する構成とすることが考えられる。そして、そのように作動油を有効利用する場合、貯留部からの作動油の取り出し位置は通常、低い位置にあることが多く、取り出し位置よりも高い位置を経由して静油圧式の無段変速装置に作動油を補給することがある。
しかし、このような構成では、作動油が取り出し位置よりも高い位置を通過すると、作動油に気泡が混入するおそれがある。特に、作動油の温度が上昇している場合には、気泡が混入し易いものとなっていた。このような気泡が混入した状態であれば、静油圧式無段変速装置が回転ムラを起こして動作が不安定になる等の不利な面がある。
そこで、構成の簡素化を図ることが可能になるとともに、作動油を良好な状態で補給することが可能となる作業機が要望されていた。
本発明に係る作業機の特徴構成は、駆動対象装置に向けて動力を出力する静油圧式の無段変速装置と、前記無段変速装置のチャージポートにチャージ用油路を介して作動油を補給する作動油貯留部とが備えられ、前記作動油貯留部の給油ポートが前記作動油貯留部の底部に備えられ、前記チャージ用油路が、前記給油ポートよりも下側に位置する状態で備えられ、
前記チャージポートが、前記給油ポートに対して、それよりも下側あるいはそれと同等の上下位置に位置する状態で備えられている点にある。
本発明によれば、作動油貯留部として、例えば、静油圧式の無段変速装置とは異なる他の油圧機器に使用された作動油を貯留するものを使用することで、専用のチャージ用油圧ポンプを用いることなく、無段変速装置のチャージポートに作動油を補給することができる。つまり、無段変速装置に対する専用のチャージ用油圧ポンプが不要であり、構成を簡素化できる。そして、チャージ用油路は、給油ポートやチャージポートよりも下側に位置するので、チャージ用油路内を供給される作動油は、途中で貯留部の油面よりも高い位置を通過することがなく、作動油に気泡が混入するおそれが少ない。
従って、構成の簡素化を図ることが可能になるとともに、作動油を良好な状態で補給することが可能となる作業機を提供できるに至った。
本発明においては、走行装置によって自走可能な走行機体と、前記走行機体の走行に伴って農用資材を圃場に供給する前記駆動対象装置としての作業装置とが備えられ、前記無段変速装置として、前記作業装置に向けて動力を出力する静油圧式の作業用無段変速装置が備えられ、前記作動油貯留部として、前記走行装置に向けて動力を出力する静油圧式の走行用無段変速装置が備えられ、前記チャージ用油路が、前記給油ポートとしての前記走行用無段変速装置のドレンポートと前記作業用無段変速装置のチャージポートとにわたって接続されていると好適である。
本構成によれば、走行用無段変速装置から排出される排油が走行用無段変速装置の排油圧により、走行用無段変速装置のドレンポートから作業用無段変速装置のチャージポートに作動油として補給される。その結果、作業用無段変速装置のための補給専用の油圧ポンプを設ける必要がない。
従って、複数の静油圧式の無段変速装置を備えるものでありながら、構成の簡素化を図ることが可能となる。
本発明においては、前記走行用無段変速装置の変速動力を前記走行装置に伝達する伝動機構が車軸ケースに内装される状態で備えられ、前記作業用無段変速装置のドレンポートが前記車軸ケースの一端部に接続され、前記作業用無段変速装置のチャージポートが前記車軸ケースの他端部に接続されていると好適である。
本構成によれば、大型の車軸ケースを有効に利用して、作業用無段変速装置から排出される排油を冷却することができる。
本発明においては、動力源からの動力が前記走行用無段変速装置にて変速され、前記走行用無段変速装置の変速動力が走行用動力と作業用動力とに分岐され、分岐された走行用動力が前記走行装置に伝達され、分岐された作業用動力が前記作業用無段変速装置を介して前記作業装置に伝達されると好適である。
本構成によれば、走行用無段変速装置を変速操作して走行速度を変更しても、作業用無段変速装置を変速操作することにより、走行速度と無関係に作業装置の駆動速度が変化するので、走行速度と無関係に作業装置の作業状況を変更できる。
本発明においては、前記作業装置は、農用資材としての苗を圃場に供給する苗植付装置であると好適である。
本構成によれば、走行速度と無関係に苗の植付状況を変更して苗植え付け作業を行うことが可能となる。
本発明においては、前記作業装置は、農用資材としての種を圃場に供給する播種装置であると好適である。
本構成によれば、走行速度と無関係に種の供給状況を変更して播種作業を行うことが可能となる。
乗用型田植機の全体側面図である。 動力伝達装置を示すブロック図である。 油圧回路図である。 チャージ用油路の接続状態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を作業機の一例としての乗用型田植機に適用した場合について、図面に基づいて説明する。
〔乗用型田植機の全体の構成について〕
以下の説明では、乗用型田植機の走行機体1に関し、図1に示される矢印Fの方向を「機体前方」、矢印Bの方向を「機体後方」、図4に示される矢印Uの方向を「機体上方」、矢印Dの方向を「機体下方」とする。
図1,2に示されるように、乗用型田植機は、走行装置としての右及び左の前車輪2が操向可能かつ駆動可能に装備され、走行装置としての右及び左の後車輪3が駆動可能に装備された走行機体1を備えている。走行機体1の前部に、動力原としてのエンジン4を有する原動部5が形成されている。走行機体1の後部に、運転座席6、及び、前車輪2を操向操作するステアリングハンドル7を備える搭乗型の運転部8が形成されている。ステアリングハンドル7による前車輪2の操向操作は、油圧駆動式のパワーステアリング装置9(図3参照)を介して行われる。
走行機体1の前部の左右両横側に支柱10によって支持される予備苗載台11が備えられている。左右の支柱10に亘って衛星航法用のアンテナユニット12が支持されている。走行機体1の後部に施肥装置13が設けられている。施肥装置13は、苗植付け作業に伴って植付苗の近くに肥料を供給する。
走行機体1の後部にリンク機構14を介して作業装置としての苗植付装置15(駆動対象装置の一例)が連結されている。苗植付装置15は、リンク機構14の走行機体1に対する上下揺動作動によって下降作業状態と上昇非作業状態とに亘って昇降操作される。リンク機構14の走行機体1に対する揺動操作は、油圧式の昇降シリンダ16の伸縮作動によって行われる。
苗植付装置15は、図1に示されるように、走行機体1の横幅方向に間隔を開けて並ぶ複数の植付駆動ケース17が備えられ、植付駆動ケース17のそれぞれの後部の両横側に苗植付機構18が設けられている。
苗植付装置15の前部の上方に苗載せ台19が設けられている。苗載せ台19に、複数の苗植付機構18のそれぞれに1つずつ対応させて設けられた複数の苗載置部が形成されている。すなわち、複数の苗植付機構18に供給する苗を苗載せ台19に機体横幅方向に並べて載置して貯留しておくようになっている。
苗植付装置15が下降作業状態に下降されると共に駆動状態に操作されると、フィードケース20(図1参照)にエンジン4から動力が伝達され、フィードケース20から複数の植付駆動ケース17を介して苗植付機構18が駆動されて、苗載せ台19の下端側と田面との間で苗植付けのための回転運動を行い、苗載せ台19の苗から植付用苗を取り出し、取り出した植付用苗を下降搬送して田面に植え付ける。
各苗植付機構18のそれぞれによる1条分の苗植付けは、一対の植付爪18aの交互の苗植付けによって、機体進行方向に所定の植付け間隔(株間K)(図2参照)をあけた状態で行われる。
〔動力伝達の構成について〕
図1に示されるように、エンジン4の後方にミッションケース21が設けられている。
図2に示すように、ミッションケース21の近傍に位置する状態で、走行用無段変速装置としての静油圧式の第1無段変速装置22(作動油貯留部)が備えられている。図3に示すように、エンジン4の出力軸と第1無段変速装置22の入力軸22aとが動力伝達ベルト23によって連動連結されている。第1無段変速装置22の入力軸22aは、第1無段変速装置22を構成する油圧ポンプ24に備えられたポンプ軸である。
周知の構成であるから詳述はしないが、第1無段変速装置22は、ハウジング25に収納される状態で、アーキシャルプランジャ型の油圧ポンプ24と油圧モータ26とが備えられている。そして、油圧ポンプ24の斜板角が変更されることにより、油圧モータ26の出力速度が、中立の変速状態、前進側の変速状態、及び、後進側の変速状態に変速される。前進側の変速状態、及び、後進側の変速状態では、無段階に増減速させることができる。
ミッションケース21の内部に、第1無段変速装置22によって変速された変速動力を走行用動力と作業用動力とに分岐する分岐部27と、分岐部27にて分岐された走行用動力を変速可能なギア式の副変速装置28とが備えられている。副変速装置28にて変速された走行用動力は、図示しない前輪用伝動機構を介して前車輪2に伝動され、図示しない後輪用伝動機構を介して後車輪3に伝動される。従って、第1無段変速装置22によって走行機体1の走行速度を変速することができる。尚、前輪用伝動機構は前車軸ケースの内部に備えられ、後輪用伝動機構は後車軸ケース48(図3参照)の内部に備えられている。
図2,3に示すように、第1無段変速装置22とは別に、作業用無段変速装置としての静油圧式の第2無段変速装置29が備えられている。第2無段変速装置29は、第1無段変速装置22と同様に、ハウジング30に収納される状態で、アーキシャルプランジャ型の油圧ポンプ31と油圧モータ32とが備えられている。そして、油圧ポンプ31の斜板角が変更されることにより、油圧モータ32の出力速度が、中立の変速状態、前進側の変速状態、及び、後進側の変速状態に変速される。前進側の変速状態、及び、後進側の変速状態では、無段階に増減速させることができる。
分岐部27にて分岐された作業用動力は、第2無段変速装置29の入力軸29aに伝達される。第2無段変速装置29の入力軸29aは、第2無段変速装置29を構成する油圧ポンプ31に備えられたポンプ軸である。第2無段変速装置29によって変速された変速動力が、減速機構33、作業部変速装置34、作業部クラッチ35を介して、苗植付装置15の苗植付機構18などに向けて出力される。従って、第2無段変速装置29によって、機体走行速度に対して苗植付機構18による植付け作動速度を変更して、植付け間隔(株間K)を変更調節することが可能となる。
第2無段変速装置29を電動モータや油圧シリンダ等のアクチュエータを用いて自動的に変速制御可能な構成として、次のような自動制御を行うことが可能である。つまり、走行機体に後車輪3のスリップ率を求める構成を備えて、そのスリップ率の計測結果に応じて、第2無段変速装置29を変速制御して、苗の植え付け間隔が一定に保つようにしたり、あるいは、状況に応じて苗の植え付け間隔を変更させる等、所望の苗植付け状態を得られるようにすることができる。
〔第1無段変速装置及び第2無段変速装置に給油する構成について〕
図3に示すように、ミッションケース21と、第1無段変速装置22のチャージポート42とが給油回路36を介して接続されている。ミッションケース21に貯留されている潤滑油が給油回路36によって第1無段変速装置22に作動油として供給される。
具体的には、給油回路36は、ミッションケース21から油圧ポンプ37に至る吸引油路36a、油圧ポンプ37の吐出部からパワーステアリング装置9に至る第1給油路36b、パワーステアリング装置9の排出部から昇降シリンダ16の油圧制御ユニット38に至る第2給油路36c、油圧制御ユニット38から第1無段変速装置22のチャージポートに至る第3給油路36dを備えている。
給油回路36においては、ミッションケース21の潤滑油が油圧ポンプ37によって取り出される。取り出された潤滑油が油圧ポンプ37によって第1給油路36bを介してパワーステアリング装置9に供給され、パワーステアリング装置9から第2給油路36c、油圧制御ユニット38、及び、第3給油路36dを介して、第1無段変速装置22に作動油として供給される。
油圧ポンプ37は、サーボモータ39によって回転駆動される。サーボモータ39は、制御装置40によって運転制御される。制御装置40は、予め設定されている動作条件に従って油圧ポンプ37を回転駆動する。第3給油路36dに圧力センサ41が備えられ、圧力センサ41の検出結果が制御装置40に入力されている。
エンジン4が回転して第1無段変速装置22が作動しているときに、ステアリングハンドル7の操作、あるいは、昇降シリンダ16による昇降操作が行われたな場合に、パワーステアリング装置9や昇降シリンダ16にて消費される作動油の量が多くなると、第1無段変速装置22に補給する作動油が不足することがある。その場合、第3給油路36dの内部圧力が低下して第1無段変速装置22のチャージポート42に充分な作動油が補給されないおそれがある。
そこで、圧力センサ41により第3給油路36dの内部圧力が計測され、その計測結果が制御装置40に入力される。制御装置40は、圧力センサ41の検出値に基づいて、チャージポート42に充分な作動油が補給されるようにサーボモータ39の回転速度を変更調節する。
第1無段変速装置22のドレンポート43と第2無段変速装置29のチャージポート44とにわたってチャージ用油路45が接続されている。
前車輪2及び後車輪3が第1無段変速装置22の駆動対象であり、苗植付装置15が第2無段変速装置29の駆動対象であるから、第2無段変速装置29に掛かる駆動負荷よりも第1無段変速装置22に掛かる駆動負荷の方が大きい。そこで、第1無段変速装置22の設定チャージ圧は、第2無段変速装置29の設定チャージ圧よりも高圧に設定される。第1無段変速装置22から排出される排油がチャージ用油路45によって第1無段変速装置22の排出圧を搬送力にして第2無段変速装置29に補給される。
図4に示すように、ドレンポート43が第1無段変速装置22のハウジング25の底部に備えられ、チャージ用油路45が、第1無段変速装置22のドレンポート43の上下位置Wよりも下側に位置する状態で備えられている。又、第2無段変速装置29のチャージポート44が、ドレンポート43の上下位置Wに対して、それよりも下側あるいはそれと同等の上下位置に位置する状態で備えられている。
このように構成することで、チャージ用油路45を通って第2無段変速装置29のチャージポート44に供給される途中で作動油に気泡が混入するおそれが少なくなり、第2無段変速装置29の作動が不安定になることを回避させることができる。
図3に示すように、第2無段変速装置29のドレンポート46が第1ドレン用油路47を介して後車軸ケース48の一端部に接続されている。また、第2無段変速装置29のチャージポート44が第2ドレン油路49を介して後車軸ケース48の他端部に接続されている。従って、第2無段変速装置29からの排油が後車軸ケース48の内部を通って長い流通経路を通過して冷却されつつミッションケース21の内部に戻るように構成されている。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、エンジン4からの動力が第1無段変速装置22にて変速され、第1無段変速装置22の変速動力が走行用動力と作業用動力とに分岐され、分岐された走行用動力が走行装置2,3に伝達され、分岐された作業用動力が第2無段変速装置29を介して苗植付装置15に伝達される構成としたが、この構成に代えて、エンジン4の動力が第1無段変速装置22にて変速されて走行装置2,3に伝達され、エンジン4の動力が第2無段変速装置29にて変速されて苗植付装置15に伝達される構成としてもよい。
(2)上記実施形態では、第2無段変速装置29のドレンポート46が後車軸ケース48の一端部に接続され、第2無段変速装置29のチャージポート44が後車軸ケース48の他端部に接続される構成としたが、この構成に代えて、後車軸ケースを介することなく、第2無段変速装置のドレンポートをミッションケースに接続する構成としてもよい。
(3)上記実施形態では、作動油貯留部として第1無段変速装置22が備えられる構成としたが、この構成に代えて、作動油貯留部として、静油圧式の無段変速装置ではなく、パワーステアリング装置9や昇降シリンダ16等の異なる油圧機器にて使用された作動油を排出させる装置を用いることができる。
(4)上記実施形態では、作業装置が苗植付装置であるものを示したが、作業装置としては、これに限らず、農用資材として種籾を供給する播種装置、農用資材として薬剤を供給する薬剤散布装置等、異なる種類の作業装置であってもよい。
本発明は、静油圧式の無段変速装置を備えている作業機に適用できる。
1 走行機体
2,3 走行装置
15 作業装置
22 第1無段変速装置(走行用無段変速装置)
29 第2無段変速装置(作業用無段変速装置)
43 ドレンポート(給油ポート)
44 チャージポート
45 チャージ用油路
46 ドレンポート
48 車軸ケース

Claims (6)

  1. 駆動対象装置に向けて動力を出力する静油圧式の無段変速装置と、前記無段変速装置のチャージポートにチャージ用油路を介して作動油を補給する作動油貯留部とが備えられ、
    前記作動油貯留部の給油ポートが前記作動油貯留部の底部に備えられ、
    前記チャージ用油路が、前記給油ポートよりも下側に位置する状態で備えられ、
    前記チャージポートが、前記給油ポートに対して、それよりも下側あるいはそれと同等の上下位置に位置する状態で備えられている作業機。
  2. 走行装置によって自走可能な走行機体と、前記走行機体の走行に伴って農用資材を圃場に供給する前記駆動対象装置としての作業装置とが備えられ、
    前記無段変速装置として、前記作業装置に向けて動力を出力する静油圧式の作業用無段変速装置が備えられ、
    前記作動油貯留部として、前記走行装置に向けて動力を出力する静油圧式の走行用無段変速装置が備えられ、
    前記チャージ用油路が、前記給油ポートとしての前記走行用無段変速装置のドレンポートと前記作業用無段変速装置のチャージポートとにわたって接続されている請求項1に記載の作業機。
  3. 前記走行用無段変速装置の変速動力を前記走行装置に伝達する伝動機構が車軸ケースに内装される状態で備えられ、
    前記作業用無段変速装置のドレンポートが前記車軸ケースの一端部に接続され、前記作業用無段変速装置のチャージポートが前記車軸ケースの他端部に接続されている請求項2に記載の作業機。
  4. 動力源からの動力が前記走行用無段変速装置にて変速され、
    前記走行用無段変速装置の変速動力が走行用動力と作業用動力とに分岐され、
    分岐された走行用動力が前記走行装置に伝達され、
    分岐された作業用動力が前記作業用無段変速装置を介して前記作業装置に伝達される請求項2又は3に記載の作業機。
  5. 前記作業装置は、農用資材としての苗を圃場に供給する苗植付装置である請求項2から4のいずれか1項に記載の作業機。
  6. 前記作業装置は、農用資材としての種を圃場に供給する播種装置である請求項2から4のいずれか1項に記載の作業機。
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