JP2021000803A - 液体吐出ヘッド、液体吐出ヘッドの製造方法及び液体吐出装置 - Google Patents

液体吐出ヘッド、液体吐出ヘッドの製造方法及び液体吐出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】製造が容易な液体吐出ヘッド、液体吐出ヘッドの製造方法、及び液体吐出装置を提供する。【解決手段】一実施形態にかかる液体吐出ヘッドは、第1の電極を有する第1エリアと、前記第1エリアに連続するとともに複数の溝を有し、前記溝の内面に、前記第1の電極に接続されるとともに変質部を有する第2の電極を有する、第2エリアと、を有するベース部を備える。【選択図】図9

Description

本発明の実施形態は、液体吐出ヘッド、液体吐出ヘッドの製造方法及び液体吐出装置に関する。
複数の圧力室を備える液体吐出ヘッドにおいて、ノズルに連通する複数の圧力室と、これらの圧力室間に配される複数の空気室とを、所定の並列方向に交互に備える、シェアモードシェアードウォール方式のインクジェットヘッドが知られている。このような液体吐出ヘッドは、例えばベース基板の端部に圧力室や空気室を構成する複数の溝を備え、これらの溝の底部やベース基板の主面に、配線パターンが形成される。
特開2014-168893号公報
本発明が解決しようとする課題は、製造が容易な液体吐出ヘッド、液体吐出ヘッドの製造方法、及び液体吐出装置を提供することである。
一実施形態にかかる液体吐出ヘッドは、第1の電極を有する第1エリアと、前記第1エリアに連続するとともに複数の溝を有し、前記溝の内面に、前記第1の電極に接続されるとともに変質部を有する第2の電極を有する、第2エリアと、を有するベース部を備える。
第1実施形態に係るインクジェットヘッドの概略構成を示す斜視図。 同インクジェットヘッドの一部を破断して内部の概略構成を示す斜視図。 同インクジェットヘッドの動作を示す説明図。 同インクジェットヘッドの動作を示す説明図。 同インクジェットヘッドの一部の構成を示す正面図。 同インクジェットヘッドの一部の構成を示す側面図。 同インクジェットヘッドの一部の構成を拡大して示す正面図。 同インクジェットヘッドの一部の構成を拡大して示す正面図。 同インクジェットヘッドの製造方法を示す説明図。 同インクジェットヘッドの製造方法を示す説明図。 同インクジェットヘッドの製造方法を示す説明図。 比較例に係るインクジェットヘッドの製造方法を示す説明図。 同インクジェットヘッドを用いたインクジェットプリンタの構成を示す説明図。 他の実施形態にかかるインクジェットヘッドの構成を示す説明図。
以下に、第1実施形態に係る液体吐出ヘッドであるインクジェットヘッド1及び液体吐出装置であるインクジェットプリンタ100について、図1乃至図12を参照して説明する。各図において説明のため、適宜構成を拡大、縮小または省略して示す。図中矢印X、Y,Zは、互いに直交する3方向を示している。本実施形態において、インクジェットヘッド1の第1方向がX軸に、第2方向がY軸に、第3方向がZ軸に、それぞれ沿って配置された例を示す。
図1は、インクジェットヘッド1の概略構成を示す斜視であり、図2はインクジェットヘッド1の一部を破断して内部の概略構成を示す斜視図である。図3及び図4はインクジェットヘッドの動作を示す説明図である。図5同インクジェットヘッドの一部の構成を示す正面図であり、図6は側面図である。図7及び図8は、図5のA,Bの構成を拡大して示す正面図である。
図1乃至図4に示すインクジェットヘッド1は、いわゆるサイドシューター型のシェアモードシェアードウォール方式のインクジェットヘッドである。
インクジェットヘッド1は、アクチュエータベース10と、複数のノズル21を有するノズルプレート20と、カバー部材であるカバープレート30と、ケース部材40と、を備える。
アクチュエータベース10は、基板12と、圧電部である積層圧電体13とを備える。
基板12は、方形の板状に構成されている。基板12は、好ましくは、PZT、セラミックス、ガラス、快削性セラミックス、あるいはこれらを含む材料で、構成される。
積層圧電体13は、基板12のノズルプレート20側の端縁に位置する。積層圧電体13は、2枚の圧電部材が積層されて構成される。圧電部材は、例えばPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)系圧電セラミックス材料で構成されている。この他、圧電部材として、環境に配慮してKNN(ニオブ酸ナトリウムカリウム)等の無鉛系圧電セラミックスを使用してもよい。2枚の圧電部材は分極方向が逆向きになるように分極され、接着層を介して接着されている。
積層圧電体13の、ノズルプレート20と対向する端面には、第1方向に並ぶ複数の溝14を含む溝列14Aが形成されている。積層圧電体13のXZ面に沿う形状が櫛歯状である。隣接する溝14の間に形成された支柱状の部分が、溝14の容積を変化させる駆動部となる積層圧電素子15を構成する。換言すると、積層圧電体13は、複数の積層圧電素子15が一方向に並び、隣合う積層圧電素子15の間に溝14が形成される。
溝列14Aは、圧力室C1を構成する複数の第1の溝14aと、空気室C2を構成する複数の第2の溝14bとが、第1方向に交互に配列されている。複数の溝14は、第1方向に複数並列して配置され、第2方向に沿って延び、互いに平行に配される。溝14a,14bはそれぞれ、アクチュエータベース10の第2方向の全長に亘って形成されている。すなわち、溝14a,14bは、ノズルプレート20側及びカバープレート30側に開口する。各溝14a,14bの内面底部及び両側面には、第1の電極としてのパターン電極16が形成されている。本実施形態において各溝14a、14bの底部が第2エリア10bとなる。
第1の溝14aは、第2方向の両端が、第1の部材であるフレーム部40aの内側にて開口し、共通室C3に連通する。また、第1の溝14aに対向する位置にはノズル21が設けられている。すなわち、第1の溝14aは、共通室C3に連通するとともにノズル21に連通する圧力室C1を構成する。
第2の溝14bは、第2方向の両端部がフレーム部40a内においてカバープレート30によって覆われている。第2の溝14bは閉塞され、共通室C3及び圧力室C1から隔てられた空気室C2を構成する。
積層圧電素子15は、アクチュエータベース10の一端側において複数の溝14の間に配される。すなわち、複数の積層圧電素子15が、第1方向に並列する。各積層圧電素子15は、第1の圧電素子15aと、第1の圧電素子15aに積層される第2の圧電素子15bと、を備える。
パターン電極16はニッケルなどの導電性材料18で所定形状に構成される導電膜である。パターン電極16は、第2エリア10bとなる溝14a,14bの底面部に形成される。パターン電極16は、圧力室となる第1の溝14aに形成される共通電極と、空気室となる第2の溝14bに形成される個別電極と、を有する。個別電極は、両側のPZTを別々に駆動するため、溝14bの底部において、分離されている。
パターン電極16は、第2エリア10bに配される第2の電極としての配線パターン電極17に接続されている。
パターン電極16は、例えば導電性材料18が真空蒸着法や無電解ニッケルメッキ法等の手法で全面に形成された後、レーザ加工により一部の電極を除去してパターニングされる。なお、本実施形態においてパターン電極16の材料はニッケルを用いるが、これに限られるものではない。パターン電極16は、例えば金や銅等で形成してもよい。あるいはパターン電極16は2種以上の導電性の膜を積層しても良い。
なお、レーザ加工によりパターニングされたパターン電極16は、レーザ加工時の熱により生じる金属材料の残渣や酸化膜、炭化膜等の変質部を有する。例えばパターンのエッジ部分に残渣による隆起部が形成されている。ここで、第1エリア10aとなる表面である主面と第2エリア10bである溝14の底面部は所定の角度で連続する。例えば本実施形態において、第1エリア10aとなる表面である主面と第2エリア10bである溝14の底面部は直交している。
配線パターン電極17は、例えばパターン電極16と同様のニッケルなどの導電性材料18で形成され所定のパターン形状を有する導電膜である。配線パターン電極17は、アクチュエータベース10の第1エリア10aとなる主面に形成される。配線パターン電極17は、溝の底部に配される共通電極及び個別電極を引き出して駆動回路等の実装部に導く所定形状にパターニングされる。第1エリア10aは第2エリア10bより広く、配線数が多くパターン形状が複雑となる。配線パターン電極17は、例えば真空蒸着法や無電解メッキ法等の手法でパターン電極16を形成する際に、同時に導電性材料18が形成され、PEP法により、所定のパターン形状にパターニングされる。なお、基板12のZ方向他方側の部分は枠部材の外側に露出する。このため、この部位に配される配線パターン電極17にFPCなどで駆動回路を接続することができる。
ノズルプレート20は、例えば、厚さ10μm〜100μmのポリイミドフィルムから方形の板状に構成される。ノズルプレート20には、厚さ方向に貫通する複数のノズル21を有するノズル列が形成されている。ノズルプレート20はアクチュエータベース10の一端側の溝列14Aの第2方向における開口を覆うように対向配置されている。ノズル21は、複数の圧力室C1に対応する位置にそれぞれ設けられている。すなわち、ノズルプレート20は、第1の溝14aで構成される圧力室C1に連通するノズル21を有するとともに、第2の溝14bの開口を塞ぐ。
カバープレート30は例えばセラミックス、ガラス、DFR(ドライフィルムフォトレジスト)等の材料で構成される。カバープレート30は、複数の切欠部31を有する方形の板状部材である。カバープレート30は、アクチュエータベース10の両端面にそれぞれ設けられる。
カバープレート30は、ノズルプレート側である一方の縁部のうち第1の溝14aに対向する部位が櫛歯状に形成された方形の板状部材である。カバープレート30の縁部には開口である複数の切欠部31が形成されている。すなわち、カバープレート30は、複数の切欠部31と、切欠部31の間に配される凸形状の複数のカバー片32とを有する。複数の切欠部31と、複数のカバー片32とは交互に並ぶ。カバー片32のノズルプレート20側の端面は、ノズル対向面を構成する。切欠部31は、Y軸方向であるカバープレート30の厚み方向に貫通して形成されている。切欠部31は第1の溝14aに対応する位置に配される。このため、第1の溝14aの第2方向の両端は、カバープレート30によって覆われずに、フレーム部40aの内部にて開口している。したがって、第1の溝14aで構成される圧力室C1はカバープレート30の外側に形成される共通室C3に連通し、切欠部31を通じてインク等の液体が圧力室C1に流入する。
一方、カバー片32は、第2の溝14bに対応する位置に配される。このため、第2の溝14bの第2方向の両端の開口はカバープレート30のカバー片32によって塞がれ、インクの流入が防止される。
すなわち、アクチュエータベース10の一端側には、共通室C3に連通する圧力室C1と、閉塞された空気室C2とが、交互に構成される。
ケース部材40は、方形の枠状に構成されるフレーム部40aと、フレーム部40aの開口を塞ぐプレート状の蓋部40bと、を一体に備える。
フレーム部40aはチタン酸アルミを主成分とするセラミックス材料で構成される。フレーム部40aはアクチュエータベース10の外周を囲み、アクチュエータベース10の一部の領域の外周を覆う。具体的には、フレーム部40aは、アクチュエータベース10の第1方向の端面に接合されるプレート状の一対の第1フレーム片41と、アクチュエータベース10の外面である両主面に所定距離離間して配されるプレート状の一対の第2フレーム片42と、を備える。フレーム部40aは、カバープレート30で覆われたアクチュエータベース10との間に、共通室C3を形成する。共通室C3は、フレーム部40a及び蓋部40bの内側に形成され、カバープレート30の切欠部31を通じて圧力室C1に連通する。共通室C3の第2方向の中央に第1方向に延びる積層圧電体13が配置される。フレーム部40aは、インクなどの液体を案内するガイド機能を果たす。フレーム部40aの図1中上方である一方側の開口縁の端面はノズルプレート20に対向配置されるノズル対向面を形成する。ノズル対向面は、XY面に沿う平坦な平面を形成する。ノズル対向面は、アクチュエータベース10のノズル対向面と面一であり、ノズルプレート20の外周に接合される。フレーム部40aの図1中下方である他方側(ノズルプレート20の反対側)の開口縁である端縁に蓋部40bが設けられている。
蓋部40bはフレーム部40aと一体に構成されている。蓋部40bは、例えばフレーム部40aと同素材であるチタン酸アルミを主成分とするセラミックス材料で構成される。蓋部40bは、外部から共通室C3にインクを流入させる供給口と、共通室C3から外部にインクを排出する排出口と、を有する矩形の板状部材である。供給口には供給流路133aが接続され、排出口には回収流路133bが接続される。蓋部40bは、フレーム部40aの開口の一方側を塞ぎ、共通室C3を構成する。
ノズルプレート20とフレーム部40aと蓋部40bとによって、アクチュエータベース10のノズルプレート20側の部分であるアクチュエータ部分が覆われている。また、アクチュエータベース10のうちノズルプレート20の反対側でフレーム部40a及び蓋部40bの外側に延びる部分の配線パターン電極17に駆動回路などの各種電子部品が実装される。
以上のように構成されたインクジェットヘッド1のフレーム部40aの内部には、ノズル21に連通する複数の圧力室C1と、カバープレート30で塞がれた複数の空気室C2と、複数の圧力室C1に連通する共通室C3と、が形成される。インクジェットヘッド1は、内部に形成される圧力室C1及び共通室C3を通る流路においてインクを循環させる。
以下、本実施形態に係るインクジェットヘッド1の製造方法について図9乃至図11を参照して説明する。図9は、本実施形態にかかるインクジェットヘッド1の製造方法におけるパターニング処理の順番を示す説明図である。図10はPEP法によるパターニング処理と、形成されるパターン形状を示す説明図である。図11はレーザ加工によるパターニング処理と、形成されるパターン形状を示す説明図である。
本実施形態にかかるインクジェットヘッド1の製造方法は、まず、溝14を有さないアクチュエータベース10を形成する。例えば板厚方向に分極された2枚の板状の圧電部材を分極方向が互い違いになるよう積層し、その積層体を所望の幅及び長さにカットして積層圧電体13を形成する。
さらに、積層圧電体13を構成する圧電部材とは異なる材質の板状の基板12に積層圧電体13を接着剤等で貼り付け、ダイシングソーやスライサー等を使用した機械加工を施して所定形状の外形を有するアクチュエータベース10を成形する。なお、例えば予め複数枚分の厚さのブロック状のベース部材を形成してから分割し、所定形状のアクチュエータベース10を複数枚製造してもよい。
続いて、機械加工によりアクチュエータベース10の積層圧電体13に複数の溝14を形成する。さらに、各溝14a,14b内を含むアクチュエータベース10の外面の所定箇所に、例えば真空蒸着法や無電解ニッケルメッキ法等の手法により、パターン電極16や配線パターン電極17を構成する導電性材料18を塗布し、導電性材料18の一部を除去して所定のパターン形状にパターニングする。
パターニング処理において、図9に示すように、まず、PEP法により第1エリア10aをパターニングして配線パターン電極17を形成し、続いてレーザ加工によりパターン電極16を形成する。具体的には、図10に示すように、第1エリア10aにおいて真空蒸着法や無電解ニッケルメッキ法等の手法により導電性材料18を塗布して導電膜を形成した後、レジスト101を塗布し、露光、現像により電極を剥離して剥離部18aを露出させ、エッチング処理により所定のパターン形状に沿って導電膜を除去する。
第1エリア10aのパターニングの後、図11に示すように、レーザ加工により第2エリア10bをパターン形成して、パターン電極16を形成する。具体的には、空気室を構成する溝14bの底部において電極が不要な除去部18bに例えばピコ秒レーザをスキャンさせて電極を取り除き、電極を分離させて個別電極を構成する。ここで、電極が除去された除去部18bの周囲に、すなわちパターン電極16のエッジ部分には、レーザ加工の熱により変質部19が形成される。変質部19は、例えばレーザ加工で電極材料に高熱がかかるために生じる残渣によって部分的に金属層が厚くなるばりなどの隆起部、酸化膜、炭化膜、の少なくともいずれか1以上を有する。なお、第1エリア10aの配線パターン電極17には、このような変質部は形成されない。以上により、連続する第1エリア10aと第2エリア10bがそれぞれ異なる方法で順番にパターニングされる。なお、第1エリア10aと第2エリア10bの境界となる角部において、レーザ加工に先だってPEP法により剥離部18aの電極が除去されていることから、レーザ加工に伴う残渣は境界部には発生しない。
続いて、アクチュエータベース10の両面に、カバープレート30を貼付ける。例えば本実施形態においては、第1の溝14aに対向する位置に切欠部31が配されるとともに、第2の溝14bがカバー片32によって覆われる。
そして、カバープレート30の外側にフレーム部40aを配し、共通室C3を覆うように蓋部40bを配し、これらフレーム部40a及び蓋部40bを組付けて接合固定することでケース部材40を構成する。
さらに、溝14a,14bを覆うようにアクチュエータベース10にノズルプレート20を接着して取り付ける。このとき、第1の溝14aにノズル21が対向して配されるとともに第2の溝14bが閉塞される位置にノズルプレート20を取付ける。さらに、図1に示すように基板12の主面に形成された配線パターン電極17に、フレキシブルケーブル51を介して駆動ICチップ52や回路基板53を接続することで、インクジェットヘッド1が完成する。
次に、インクジェットヘッド1を有するインクジェットプリンタ100について、図13を参照して説明する。図13はインクジェットプリンタ100の構成を示す説明図である。図13に示すように、インクジェットプリンタ100は、筐体111と、媒体供給部112と、画像形成部113と、媒体排出部114と、搬送装置115と、制御部116と、を備える。
インクジェットプリンタ100は、媒体供給部112から画像形成部113を通って媒体排出部114に至る所定の搬送路A1に沿って、吐出対象物である記録媒体として例えば用紙Pを搬送しながらインク等の液体を吐出することで、用紙Pに画像形成処理を行う液体吐出装置である。
媒体供給部112は複数の給紙カセット112aを備える。媒体排出部114は、排紙トレイ114aを備える。画像形成部113は、用紙を支持する支持部117と、支持部117の上方に対向配置された複数のヘッドユニット130と、を備える。
支持部117は、画像形成を行う所定領域にループ状に備えられる搬送ベルト118と、搬送ベルト118を裏側から支持する支持プレート119と、搬送ベルト118の裏側に備えられた複数のベルトローラ120と、を備える。
ヘッドユニット130は、複数のインクジェットヘッド1と、各インクジェットヘッド1上にそれぞれ搭載された液体タンクとしての複数のインクタンク132と、インクジェットヘッド1とインクタンク132とを接続する接続流路133と、循環部である循環ポンプ134と、を備える。ヘッドユニット130は、液体を循環させる循環型のヘッドユニットである。
本実施形態において、インクジェットヘッド1としてシアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの4色のインクジェットヘッド1C,1M,1Y,1Bと、これらの各色のインクをそれぞれ収容するインクタンク132として、インクタンク132C,132M,132Y,132Bを備える。インクタンク132は接続流路133によってインクジェットヘッド1に接続される。接続流路133は、インクジェットヘッド1の供給口に接続される供給流路133aと、インクジェットヘッド1の排出口に接続される回収流路133bと、を備える。
また、インクタンク132には、図示しないポンプなどの負圧制御装置が連結されている。そして、インクジェットヘッド1とインクタンク132との水頭圧に対応して、負圧制御装置によりインクタンク132内を負圧制御することで、インクジェットヘッド1の各ノズルに供給されたインクを所定形状のメニスカスに形成させている。
循環ポンプ134は、例えば圧電ポンプで構成される送液ポンプである。循環ポンプ134は、供給流路133aに設けられている。循環ポンプ134は、配線により制御部116の駆動回路に接続される。CPU(Central Processing Unit)116aは循環ポンプ134を制御可能に構成されている。循環ポンプ134は、インクジェットヘッド1とインクタンク132を含む循環流路で液体を循環させる。
搬送装置115は、媒体供給部112の給紙カセット112aから画像形成部113を通って媒体排出部114の排紙トレイ114aに至る搬送路A1に沿って、用紙Pを搬送する。搬送装置115は、搬送路A1に沿って配置される複数のガイドプレート対121a〜121hと、複数の搬送用ローラ122a〜122hと、を備えている。
制御部116は、コントローラであるCPU116aと、各種のプログラムなどを記憶するROM(Read Only Memory)と、各種の可変データや画像データなどを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)と、外部からのデータの入力及び外部へのデータの出力をするインターフェイス部と、を備える。
インクジェットヘッド1及びインクジェットプリンタ100において、ノズル21から液体を吐出する駆動時には、制御部116は、駆動回路により、配線パターン電極17を介して駆動電圧を印加する。電圧の印加により駆動する圧力室C1内の電極と、両隣の空気室C2の電極に電位差を与えると、第1の圧電素子15aと第2の圧電素子15bは互いに逆向きに変形し、両圧電素子の変形により、駆動素子が屈曲変形する。例えば、図3に示す様にまず駆動する圧力室C1を開く方向に変形させ圧力室C1内を負圧にすることで、切欠部31からインクを圧力室C1内に導く。続いて、図4に示すように圧力室C1を閉じる方向に変形させ、圧力室C1内を加圧することで、ノズル21からインク滴を吐出させる。
本実施形態にかかるインクジェットヘッド1及びインクジェットプリンタ100によれば、第1エリア10aをPEP法によりパターニングして変質部のない配線パターン電極17を形成し、その後第2エリア10bにおいてレーザ加工によりパターニングして変質部を有するパターン電極16を形成する。したがって、外部の駆動回路などと接続する実装部を有する比較的広範囲で複雑な配線形状である第1エリア10aにおいては、PEP(レジスト塗布・露光・現像・エッチング・レジスト剥離)法の方が高精度で低コストに製造できる。一方で、簡易な形状のパターン電極16をレーザ加工により形成することで、簡易で高速な処理で安価に加工できる。
また、インクジェットヘッド1において、レーザ加工よりも前にPEP法により第1エリア10aと第2エリア10bとの境界部位の電極が取り除かれるため、境界部位には変質部が形成されにくい。例えば比較対象として図12に示すように、レーザ加工を先に行うと、レーザ加工で電極材料に高熱がかかるため、バリが生じて部分的に金属層が厚なる隆起部、酸化層、あるいは複数の金属からなる電極では合金層,等の変質部が形成される。したがって、レーザ加工をPEP処理より先に実施すると、PEP処理の際に境界部に厚い領域や酸化膜があることから他の部分と同じ条件ではエッチングできなくなり、残渣が残りショートの原因となる。電極材料は密着性・導電性・耐腐食性などが求められるので、複数の金属膜が積層されることが多く、この場合にはさらにレーザにより合金層が形成されることもあり、エッチングが困難となる。したがって、レーザ加工後にPEP法をするとエッチングされずに残渣となる金属膜が多く、不良の原因となる。これに対して、本実施形態にかかるインクジェットヘッド1の製造方法では、レーザ加工に先だってPEP法で電極を取り除くことで、残渣の発生を防止できる。
上述した実施形態によれば、製造が容易な液体吐出ヘッド及び液体吐出装置を提供できる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
上記実施形態においては、基板12の端縁部分に溝列14Aを有する積層圧電体13を配した例を示したが、これに限られるものではない。また、ノズル列の数も上記実施形態に限られるものではなく、2列以上備える構成としてもよい。
例えば他の実施形態にかかるインクジェットヘッド201は、図14に示すように、基板212上に積層圧電体213が形成されている。インクジェットヘッド201は、ベース210と、複数のノズル221を有するノズルプレート220と、フレーム部材240と、を備える。本実施形態において第1エリア10aは基板212の上面であり、第2エリア10bは基板212上に形成された積層圧電体213の溝の底面である。したがって、本実施形態において第1エリア10aと第2エリア10bは段差を介して、連続しており、いずれも同じ方向を向いている。
ベース210は、基板212と、基板212上に設けられた積層圧電体213と、を備える。積層圧電体213は、第1の溝214a及び第2の溝214bを備える2列の溝列214Aを有するとともに、第1方向に並ぶ複数の圧電素子部215を有している。
基板212は、外部から共通室C3にインクを流入させる供給口218a、及び共通室C3から外部にインクを排出する排出口218bを有する矩形の板状部材である。ベース210にノズルプレート220が対向配置され、ベース210及びノズルプレート220の間にフレーム部材240が配置されることで、インクジェットヘッド201内に共通室C3が形成される。
第1の溝214aは第2方向であるY方向の両端が開口し、共通室C3に連通する圧力室C1を構成している。第2の溝214bはY方向の両端部が塞がれ、空気室C2を構成する。溝214a,214bの内面には、それぞれパターン電極16が形成されている。具体的にはパターン電極16として、第1の溝214aの内壁には共通電極が、第2の溝214bの内壁には個別電極が、それぞれ形成されている。
基板212上には、配線パターン電極217が形成される。本実施形態において、配線パターン電極217として共通配線と、個別配線が形成される。共通配線は、基板212上において第1の溝214aから延出され、共通電極に接続される。個別配線は基板212上において第2の溝214bから延出され,個別電極に接続される。
その他の構成は第1実施形態に係るインクジェットヘッド1と同様である。例えばインクジェットヘッド201は図13に示すインクジェットプリンタ100に設けられ、供給口218aは供給流路133aに接続され、排出口218bは回収流路133bに接続されている。
本実施形態においても上記第1実施形態と同様に、PEP法により第1エリアをパターニングした後、レーザ加工により第2エリアをパターニングすることで、製造が容易な液体吐出ヘッド及び液体吐出装置を提供できる。
上記実施形態ではいわゆるサイドシューター型のインクジェットヘッド1を例示したが、これに限られるものではない。例えば他の実施形態としてエンドシューター型のインクジェットヘッドに適用してもよい。エンドシューター型のインクジェットヘッドは、ノズルを備えるノズルプレートが、アクチュエータベースの第2方向の端部に配置されている。その他の構成は第1実施形態に係るインクジェットヘッド1と同様である。本実施形態においても上記第1実施形態と同様の効果を得られる。
また、上記実施形態においては、基板12に圧電部材からなる積層圧電体13を備えたアクチュエータベース10を例示したが、これに限るものではない。例えば基板を用いずに圧電部材のみでアクチュエータベース10を形成しても良い。また、2枚の圧電部材を用いずに、1枚の圧電部材としてもよい。
上記実施形態ではいわゆるサイドシューター型のインクジェットヘッド1を例示したが、これに限られるものではない。例えばエンドシューター型のインクジェットヘッドに適用してもよい。例えば、異なる2方向に開口する溝を有する櫛歯状のアクチュエータベースの、ノズルプレートが対向する面とは異なる所定方向を第1の部材としてのプレート状部材により閉塞する構成としてもよい。
例えば、吐出する液体は印字用のインクに限られるものではなく、例えばプリント配線基板の配線パターンを形成するための導電性粒子を含む液体を吐出する装置等であっても良い。
また、上記実施形態において、インクジェットヘッドは、インクジェット記録装置等の液体吐出装置に用いられる例を示したが、これに限られるものではなく、例えば3Dプリンタ、産業用の製造機械、医療用途にも用いることが可能であり、小型軽量化及び低コスト化が可能である。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、製造が容易な液体吐出ヘッド及び液体吐出装置を提供できる。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…インクジェットヘッド、10…アクチュエータベース、12…基板、13…積層圧電体、14…溝、14A…溝列、14a…第1の溝、14b…第2の溝、15…積層圧電素子、15a…圧電素子、15b…圧電素子、16…パターン電極、17…配線パターン電極、20…ノズルプレート、21…ノズル、30…カバープレート、31…切欠部、32…カバー片、40…ケース部材、51…フレキシブルケーブル、52…駆動ICチップ、53…回路基板、100…インクジェットプリンタ、111…筐体、112…媒体供給部、112a…給紙カセット、113…画像形成部、114…媒体排出部、114a…排紙トレイ、115…搬送装置、116…制御部、116a…CPU、133…接続流路、133a…供給流路、133b…回収流路、134…循環ポンプ、C1…圧力室、C2…空気室、C3…共通室。

Claims (5)

  1. 第1の電極を有する第1エリアと、
    前記第1エリアに連続するとともに複数の溝を有し、前記溝の内面に、前記第1の電極に接続されるとともに変質部を有する第2の電極を有する、第2エリアと、
    を有するベース部を備える液体吐出ヘッド。
  2. 前記第1エリアは前記ベース部の表面に配され、
    前記第2エリアは前記ベース部の前記表面に連続する面に形成された複数の前記溝の底部であり、
    複数の前記溝の少なくとも一部が圧力室を構成し、
    前記変質部は金属材料の残渣、酸化膜、及び炭化膜、合金層の少なくともいずれかを有する、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  3. 前記第1エリアは、前記第2エリアよりも広く、配線数が多い、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  4. 第1エリアにおいて、エッチング処理により電極をパターニングし、第1の電極を形成することと、
    前記第1エリアに連続するとともに複数の溝を有する第2エリアにおいてレーザ加工により電極をパターニングして前記第1の電極に接続される第2の電極を形成することと、を備える、液体吐出ヘッドの製造方法。
  5. 第1の電極を有する第1エリアと、複数の溝を有し、前記溝の内面に、変質部を有するとともに前記第1の電極に接続される第2の電極を有する、第2エリアと、を有するベース部を備える液体吐出ヘッドと、
    所定の搬送路に沿って媒体を搬送する搬送装置と、
    を備える液体吐出装置。
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