JP2020520465A5 - - Google Patents

Claims (20)

1. 車両の車体構成部品であって、該車体構成部品は、
   誘電体から形成され、かつ内面及び外面を定める硬い基板と、
   前記硬い基板の外面の上に配置されたレーダ透過性層と、
   お互いに空間的に離され、かつ前記レーダ透過性層と前記硬い基板の外面との間に配置された複数の別個の不連続な導電性要素を備えるアンテナアレイ再帰反射体と、
   を備える、車体構成部品。
2. 前記アンテナアレイ再帰反射体から前記硬い基板の内面への電気的接続を更に備える、請求項１に記載の車体構成部品。
3. 前記複数の別個の不連続な導電性要素は、金属を前記レーダ透過性層上に付けることにより形成される、請求項１に記載の車体構成部品。
4. 前記金属は、クロムめっき、導電性スプレー式塗料、導電性プリントインク、物理蒸着（ＰＶＤ）によって付けられる導電性コーティング、及び打刻金属と接着剤のうちの１つである、請求項３に記載の車体構成部品。
5. 前記アンテナアレイ再帰反射体と前記硬い基板の外面との間に付けられた接着剤を更に備える、請求項１に記載の車体構成部品。
6. 前記電気的接続は、前記硬い基板を通って又は前記硬い基板の外縁の周りでチャネルを介して前記硬い基板の内面におけるグランドプレーンに前記アンテナアレイ再帰反射体を電気的に接続するブレードコネクタシステムである、請求項２に記載の車体構成部品。
7. 前記誘電体は、ポリカーボネート（ＰＣ）、アクリロニトリルブタジエンスチレン（ＡＢＳ）、熱可塑性オレフィン（ＴＰＯ）、ポリメチルメタクリレート（ＰＭＭＡ）、及びアクリロニトリルスチレンアクリレート（ＡＳＡ）のうちの少なくとも１つを含む、請求項１に記載の車体構成部品。
8. 前記車体構成部品は、バンパ、車体サイドモールディング又はホイールトリム、グリル、ピラー、テイルランプ、及びトランクリッドのうちの１つである、請求項１に記載の車体構成部品。
9. 前記車体構成部品は、ロール・ツー・ロールプロセスを用いて形成される、請求項１に記載の車体構成部品。
10. 車両の車体構成部品であって、該車体構成部品は、
    レーダ透過性プラスチックから形成され、かつ内面及び外面を定める硬い基板であって、該硬い基板の内面は前記車体構成部品の内面に相当し、該硬い基板の外面は前記車両を囲む環境に面する、硬い基板と、
    前記硬い基板の内面に付けられた複数の再帰反射体であって、該複数の再帰反射体の各再帰反射体は金属から形成され、かつコーナー再帰反射体構成を有する、複数の再帰反射体と、
    を備える、車体構成部品。
11. 前記複数の再帰反射体は、前記金属のピースを別個に打刻し、かつその次に各打刻金属ピースを前記硬い基板の内面に取り付けることにより、各々形成される、請求項１０に記載の車体構成部品。
12. 前記複数の再帰反射体は、プラスチックピースを別個に形成し、各プラスチックピースを前記金属で別個にコーティングし、かつその次に各金属コーティングプラスチックピースを前記硬い基板の内面に取り付けることにより、各々形成される、請求項１０に記載の車体構成部品。
13. 前記複数の再帰反射体は、前記金属の単一ピースを打刻し、かつ該単一打刻金属ピースを前記硬い基板の内面に取り付けることにより、集合的に形成される、請求項１０に記載の車体構成部品。
14. 前記複数の再帰反射体は、単一プラスチックピースを形成し、該単一プラスチックピースを前記金属でコーティングし、かつ該単一金属コーティングプラスチックピースを前記硬い基板の内面に取り付けることにより、集合的に形成される、請求項１０に記載の車体構成部品。
15. 前記複数の再帰反射体は、前記金属を前記硬い基板の内面に付けることにより形成される、請求項１０に記載の車体構成部品。
16. 前記硬い基板は、マルチショット射出成形プロセスの１つのショットの間に形成され、前記複数の再帰反射体は、該マルチショット射出成形プロセスの他のショットの間に形成され、前記複数の再帰反射体は、該マルチショット射出成形プロセスの後で選択的にクロムめっきされる、請求項１０に記載の車体構成部品。
17. 前記レーダ透過性プラスチックは、ポリカーボネート（ＰＣ）、アクリロニトリルブタジエンスチレン（ＡＢＳ）、熱可塑性オレフィン（ＴＰＯ）、ポリメチルメタクリレート（ＰＭＭＡ）、及びアクリロニトリルスチレンアクリレート（ＡＳＡ）のうちの少なくとも１つを含む、請求項１０に記載の車体構成部品。
18. 前記車体構成部品は、塗装された車体サイドモールディング、塗装されたホイールトリム、モールドインカラー（ＭｉＣ）テールランプアクセント、及びトランクリッドフィニッシャのうちの１つである、請求項１０に記載の車体構成部品。
19. 前記コーナー再帰反射体構成は、各々がそれぞれの長さを有する４つの辺を有する矩形又は正方形形状を定め、前記塗装された車体サイドモールディング及び前記トランクリッドフィニッシャについては、各長さは約８ミリメートルであり、前記塗装されたホイールトリム及び前記ＭｉＣテールランプアクセントについては、各長さは約１９ミリメートルである、請求項１８に記載の車体構成部品。
20. 前記車体構成部品は、モールド注入プロセスにより形成される、請求項１０に記載の車体構成部品。