JP2020518524A - 押し込み式キャップ及び密閉容器 - Google Patents

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Abstract

不可逆的な押し込み式キャップ10が、延長軸X′−X′に沿って延びる管状スリーブ13を備え、キャップ10の一端に、管状スリーブ13から半径方向に突出するリム16を備える。 押し込み式キャップは、高温滅菌サイクルに耐えることができるポリマー材料から作成され、リム16から、リム16によって画定された表面にわたって延びる閉栓壁17を具備する。閉栓壁17は、リム16に対して、前記閉栓壁17の特有の寸法の−1%から1%の範囲の高さ変動を有する。キャップは、閉栓壁17の前面17Aから突出した複数、好ましくは、3つの突起21をさらに具備する。突起21は、充填装置の把持ヘッドと相補的な形状であり、キャップ10の装着中に把持ヘッドを案内する。

Description

本発明は、請求項1及び11の前文にそれぞれ定義されるような、押し込み式キャップと、そのような押し込み式キャップ、特に不可逆型の押し込み式キャップを有する密封可能な容器とに関する。
押し込み式キャップが、密閉可能な容器又はバッグに使用され、多層フィルム又はポリラミネートフィルムによって形成されることが当該技術分野で知られている。
密閉可能な容器は、可撓性、半硬質又は硬質の容器として具体化され、通常、数十リットルから数百リットルの範囲であることを示す容量を有する。
一般に、このような容器は、容器の首部に機械的に結合されて容器に製品を充填することができる適切な充填装置を使用して充填され、その後、上記の押し込み式キャップを使用して容器を閉じる。
押し込み式キャップは、容器の首部に関連付けられて、製品、好ましくは、トマトを原料とする製品、果汁、野菜スープ、乳製品、クリームなどの食品を容器へ導入することが完了した時点で、容器を閉栓するように構成される。
即ち、そのような容器で使用するように設計された押し込み式キャップは、容器の不可逆的な閉栓に適する。即ち、容器を一旦開くと容器を永久に変形した状態にする特別な道具を使用しないと、キャップを取り除いたり、開栓したりすることができないようになる。
そのように閉栓された容器はこのほか、その中に含有される製品の完全性を失う/変更するリスクのない状態で、長期間屋外に保管されることがある。
例えば、このほか、密閉可能な容器の首部の口部と密接に関連するように構成された押し込み式キャップを示す図1A及び図1Bを参照すると、押し込み式キャップ1は、延長軸X−Xに沿って延び、ドーム状底部4で終端する空洞3を有する管状スリーブ2を備えるものとして示される。
管状スリーブ2は、管状スリーブ2から半径方向に突出する肩部5を有し、首部の内壁と係合して、キャップ1が口部に密接して設置された時点で不可逆的な開口を確実なものにする。
管状スリーブ2は、スリーブ2から半径方向に突出するほか、首部の内面と係合して可逆的な閉鎖を確実なものにし、即ち、ヒーリングブルーとして説明したように(as described healing blue)、再開口及び/又は再閉鎖を可能にする複数の封止リング6を備える。
ドームの厚さは、肩部5と、ドームの厚さと、底部4の形状との組み合わせが、容器からキャップを取り外すためにキャップに付与される力に対する数百ニュートンから約1000ニュートン程度の抵抗に対抗することになるように、管状スリーブ2の厚さから±2mmだけ異なる場合があることに留意されたい。
容器の首部は、取り外し力が所定の限度を超える場合、変形して、容器が再びキャップによって閉鎖されることがないように設計される。
押し込み式キャップはこのほか、その一方の自由端、即ち、キャップが容器に密接に関連付けられたときに容器の外部にあるその上端にリム7を有する。このリムは管状スリーブ2から半径方向に突出する。
このリム7は、充填装置によって把持されるように構成され、分配ヘッドが製品を分配し、後に押し込み式キャップによって閉栓することができるように配置されるように構成される。
閉栓が完了すると、一部の製品が分配ヘッドからキャップ1の底部3に落下することになる場合がある。
分配ヘッドからキャップ1の底部に落下する余剰の食品が、容器内の製品の完全性に影響を及ぼすことはないが、それでもカビの発生及び微生物の増殖の原因となり、衛生と外観の両方の点で明白であって想像できる結果に至る可能性がある。
この問題は、容器内の製品の酸性度が低く、微生物汚染に暴露しやすくなっている場合にさらに深刻になる。
空洞内に製品が蓄積するのを防止するために、キャップ1及び容器の首部は消毒剤を使用して洗浄及び/又は滅菌され、製造サイクルの終了時点でも充填操作の終了時点でも容器の無菌性の保存を支援する。
それにもかかわらず、キャップ1の形状によっては、洗浄及び/又は滅菌の過程は必ずしも効果的なものではない。
そのような形状は、空洞3が受容体として機能するため、表面の洗浄を妨げる。
即ち、空洞3は、平坦面3Aと、平坦面3Aの延びる長手方向に対して直交する方向に延びる側壁3Bとを有する。側壁3Bは、キャップの自由端に接続される隅アール3Cで終端する。
また、キャップを形成するのに使用される高分子材料のなかには、高温の蒸気(例えば、140°Cを超える温度の蒸気)又は消毒剤が作用すると不安定になるものもあるため、洗浄及び/又は滅菌が、包装された製品の酸性度などの化学物理的特性又はキャップを形成するのに使用された材料の種類によっては効果的なものではないことに留意されたい。
その結果、キャップを、容器に保管される製品の化学物理的特性に応じて異なる特徴の材料で製造する必要がある。これは、押し込み式キャップ及び/又は容器の製造業者にとってもユーザにとっても明らかなコスト増加につながる。
上記から、再開口が不可能であるか不可逆の押し込み式キャップを備えた密閉可能な容器又はバッグの製造業者が、低酸度の製品であっても耐高温性及び安全な製品充填の問題が発生しないようにする必要性を感じていることが理解されよう。
このため、本発明は、製品を分配し、容器を閉鎖して洗浄して滅菌するように設計された装置に変更を加えることなく、押し込み式キャップと、強塩基性から強酸性までの範囲の化学物理的特性を有する製品を含有することができる、関連する密閉可能な容器とを提供するという課題に基づくものである。
本発明の別の目的には、押し込み式キャップと、関連する密閉可能な容器であって、いっそう衛生的であっていっそう安全な充填を可能にする容器とを提供することが挙げられる。
この課題は、請求項1の特徴によって規定される押し込み式キャップによって解決される。
この課題はこのほか、請求項15の特徴によって規定されるような押し込み式キャップを有する密閉可能な容器によって解決される。
本発明は、残留物をさらに容易に洗浄することができ、滅菌安定性材料から作成された再開口不可能な押し込み式キャップを提供することができる。
さらに、本発明は、既存の充填装置にて容易に使用することができるキャップを提供することができる。これは、キャップには、そのような充填装置の実質的な変更を必要とせずに現行の充填装置と互換性があることを意味する。
本発明のこのほかの特徴及び利点を、添付の図面を参照して例示として提示し、限定することなく提示される本発明の好ましい一実施形態の以下の説明に基づいて説明する。
図1Aは、従来技術の押し込み式キャップの側面図である。 図1Bは、従来技術の押し込み式キャップの線I−Iに沿った断面図である。 図2aは、本発明の押し込み式キャップの第1の実施形態の上面斜視図である。 図2bは、本発明の押し込み式キャップの第1の実施形態の横断面図である。 図3aは、押し込み式キャップの第2の実施形態の上面斜視図である。 図3bは、押し込み式キャップの第2の実施形態の横断面図である。 図4は、本発明の押し込み式キャップの第3の実施形態の斜視図である。 図5は、キャップが可逆的閉位置にあるときの図2a及び図2bのキャップに関連する容器の首部の部分断面側面図である。 図6は、図2a及び図2bのキャップを有する容器を示す図である。
添付の図は、容器を充填するステップの後、密閉可能な容器又はバッグ11の首部(又は注ぎ口)12と不可逆的に関連するように設計された押し込み式キャップ10を示す。このキャップ10は、好ましくは、多層フィルム又はポリラミネートフィルムから形成される。
密閉可能な容器11は、可撓性、硬質又は半硬質のタイプのものであってもよく、一旦閉栓されると、容器に貯蔵された製品を無菌状態に維持することができる。
密閉可能な容器又はバッグ11は、周知技術を使用して製造され、以下ではこれ以上説明しない。
容器11の首部12は、延長軸X′−X′に沿って延び、入口の口部又は開口部を形成する。この口部又は開口部を通って、好ましくは、トマト、ニンジン、パパイヤ、マンゴー、バナナ又はリンゴのピューレ、牛乳、卵、乳製品などの食品又は医薬品である製品が流入する。
この目的のために、とりわけ分配ヘッドを有する(図示しない)特殊な充填装置が使用される。
押し込み式キャップ10は、延長軸X′−X′に沿って延びる管状スリーブ13を有する。この管状スリーブ13は、容器11の口部に取り外し不能に固定されるように設計される。
押し込み式キャップ10の延長軸X′−X′は、押し込み式キャップ10が容器の口部と密接に関連している場合、容器11の首部12の延長軸と一致することに留意されたい。これは、両軸が同軸であることを意味する。
管状スリーブ13から半径方向に突出するリム16が、押し込み式キャップ10の一端に位置する。
リム16を備える押し込み式キャップ10の端部は、キャップ10が首部12と関連すると、容器11の外側に残る端部であることに留意されたい。
言い換えれば、リム16は、キャップ10が容器の口部と密接に関連するときに容器の外側にある押し込み式キャップ10の上端部を構成する。
一態様では、リム16は、充填装置が係合することが可能な形状を有する。
特に、押し込み式キャップのリム16は、市販の充填装置に使用するのが容易であるような適切な大きさを有し、それにより、そのような充填装置を実質的に変更する必要のない状態でシームレスな動作を提供する。
これにより、製造業者、例えば、食品製造業者に大幅な節約と利点がもたらされる。
管状スリーブ13は、外面13A及び内面13Bを形成し、その外面13A上に肩部14Cを有することに留意されたい。
この肩部14Cは、容器11の首部12の内面12Aと当接して係合するように構成され、それにより、口部を再び開くことができないように、口部を不可逆的に封止する。
肩部14Cは、軸X′−X′の方向にキャップを係止することを目的とする管状スリーブ13の直径の変化から単に構成される。
首部12に当接するために、肩部14Cは、
−延長軸X′−X′に直交する方向に延びる第1の部分14C′と、
−延長軸X′−X′を横切る方向に延びる第2の部分14C″と、
−第1の部分14C′を第2の部分14C″と接続する第3の部分14C'''であって、第3の部分14C'''は、延長軸X′−X′に平行な方向に延びる、第3の部分14C'''と、を備える。
肩部14の第1の部分14C’は、キャップを軸X′−X′の方向に係止するために、首部12の内面12Aと係合するように設計された部分であることに留意されたい。
一態様では、製品を充填する前に、密閉可能な容器11は可逆的に閉栓される。即ち、容器11の首部12に修復不可能な損傷を与えることなくキャップ10を取り外すことができるようになる。
この目的のために、複数の封止突起14及び14Aが、管状スリーブ13から半径方向に突出し、それぞれの自由端に面取り外形又は湾曲外形を有する。
このような封止突起14及び14Aは、例えば、図5に示すように、容器11の口部の可逆的な閉栓のために、首部12の内面12Aと係合する。このため、面取り外形により、300ニュートン程度の力を付与することによりキャップ10を取り外すことができることになる。
即ち、密閉可能な容器11の口部が初めて閉栓されると、封止突起14及び14Aは首部12の内面12Aに当接し、そのような面を変形させる。
容器11に製品が充填されると、押し込み式キャップ10は、肩部14Cが首部12の内面12Aに当接して、内面12Aを不可逆的に変形させて、内面12Aに固着するまで、首部12に嵌め込まれる。
ここで、環状封止突起14及び14Aは、首部の内面12Aの「非接触」領域(即ち、最初の閉栓作業中に変形した領域以外の領域)に到達し、係合する。
押し込み式キャップ10は、容器11の首部の口部を閉栓するために、そのようなリム16によって画定された面を横切ってリム16から延びる閉栓壁17を備える。上記の管状スリーブ13は、閉栓壁17を横切る方向に向けられている。
特に、閉栓壁17は、延長軸X′−X′に対して横方向に延びて、押し込み式キャップ10の天井を形成する。
閉栓壁17は、その表面全体にわたって、その特有の寸法の−1%から1%の範囲で、リム16に対して高さが変動する。図2a〜図7に示す実施形態では、閉栓壁17は円形の平面形状を有する。ここで、特有の寸法は、閉栓壁17の直径によって規定される。図4の実施形態では、閉栓壁17は正方形の平面形状を有する。ここで、特有の寸法は、閉栓壁17の側面の長さによって規定される。図示しない代替実施形態では、閉栓壁17は任意の平面形状を有してもよい。このため、特有の寸法は、必要に応じて各形状に対して規定されることになる。
有利には、閉栓壁17は、食物堆積物の形成を防止するように構成される。言い換えれば、閉栓壁17には、食物堆積物が蓄積する可能性のある凹部がない。
この目的のために、閉栓壁17は実質的に滑らかな表面によって形成される。言い換えれば、閉栓壁17には切欠き又は凹部がない。
一態様では、壁17は、前面17Aと下面17Bとを備える。ここで、前面17Aは、押し込み式キャップ10が閉位置にあるときに容器11の外側を向く面であるのに対し、下面17Bは、押し込み式キャップ10が閉位置にあるときに、容器内に形成された容積に面する面である。
閉栓壁17はこのほか、前面17Aとは反対側にあり、管状スリーブ13によって下面17Bから分離された当接面17Cを有する。この当接面17Cは、実質的に環状の形状を有し、押し込み式キャップ10がその不可逆的な閉位置にあるときに、首部12の上縁12Bに当接するように構成される。これは、有利には、押し込み式キャップ10と首部12との間の汚染堆積物の形成を防止する。
好ましくは、閉栓壁17の前面17Aは、凹部のない面である。
閉栓壁17には凹部がないため、壁17の前面17Aには、誤って分配ヘッドからこぼれ、閉栓壁17上に蓄積された食品の受容体として作用する可能性のある領域がないことから、残渣をいっそう効果的に洗い流すことができることが理解されよう。
図示の実施形態では、閉栓壁17は実質的に平坦である。言い換えると、閉栓壁17は、延長軸X′−X′に直交するように方向づけられる。
図示しない代替実施形態では、閉栓壁17、特に前面17Aは、わずかに凹状の形状を有してもよい。この場合、前面17Aの底部のうち実質的に延長軸X′−X′上に位置づけられた部分は、リム16よりも閉栓壁17の特有の寸法の1%だけ低い。
同じように、閉栓壁17、特に前面17Aは、わずかに凸状の形状を有してもよい。この場合、前面17Aの上部のうち実質的に延長軸X′−X′上に位置づけられた部分は、リム16よりも閉栓壁17の特有の寸法の1%だけ高い。
閉栓壁17のそのような凹状又は凸状の形状及び/又は傾斜面の存在により、この目的のために使用される水及び/又は蒸気が低圧であっても表面17Aが確実に洗浄されることになることを理解されたい。
ここで、閉栓壁17の凹状又は凸状の外形は延長軸に対して対称であることが好ましく、管状スリーブ13と半径方向に突出するリム16とは延長軸X′−X′に対して対称かつ同軸である。
キャップはこのほか、閉栓壁17上に配置された位置合わせ手段20を備える。このような位置合わせ手段20は、上記の容器11にキャップを装着している間に、充填装置の(図示しない)把持ヘッドを案内するように構成される。特に、把持ヘッドは、キャップの装着中に位置合わせ手段20と連結されるように特別に形作られてもよい。このため、把持ヘッドは、キャップが容器11に最適に取り付けられるように、閉栓壁17全体にわたる均一な力の分散を確実なものにすることができる。
さらに詳細には、位置合わせ手段20は、閉栓壁17、特に前面17Aから突出する複数の突起21を備える。好ましくは、位置合わせ手段20は3つの突起21を備える。
突起21は、特に、閉栓壁17の周辺部17Dに配置される。さらに、突起21は、延長軸X′−X′に対して等角度間隔で配置される。また、突起21は、延長軸X′−X′から等距離にある。
図3a及び図3bの実施形態では、突出部21は、閉栓壁17の外側限界17Eからシームレスに延びる。逆に、図2a及び図2bの実施形態では、突出部21は、閉栓壁17の外側限界17Eから離間している。
押し込み式キャップ10の一態様では、押し込み式キャップ10を構成する材料は、高温滅菌サイクル及び/又は当業者に知られている化学物質を使用する滅菌サイクルに耐えることができるポリマー材料である。
滅菌サイクルの高温は、摂氏95度から摂氏100度の範囲であることに留意されたい。
これは、滅菌サイクルが食品の化学物理的特性に依存し、この特性が中性pHに近いほど、滅菌不良による微生物汚染が発生する可能性が高まることから、カビや微生物叢の形成を確実に防止する。
これにより、有利には、スリーブ13の外面13Aのほか、キャップが不可逆的に密接に結合されたときに露出する押し込み式キャップ10の部分を、食品のpH値のほか、キャップの形成に使用された特定の種類の材料に関係なく、殺菌することが可能になる。
好ましくは、押し込み式キャップを形成するために使用される材料は、キャップが上記の温度の蒸気による滅菌サイクルに耐えるために、ナイロンPA66及び類似の樹脂である。
これとは別に、ポリプロピレンを使用して、押し込み式キャップ10を形成してもよい。
有利には、(リム16によって画定された表面にわたってシームレスに延びる)壁17の外形と、押し込み式キャップ10の材料との組み合わせは、カビの形成を防止することができる。
本発明の一態様では、キャップ10は、容器の口部に篏合するように意図された単一の管状スリーブ13を備える。
特に、単一の管状スリーブ13は、閉栓壁に対して横方向に、好ましくは直交して延びる。
言い換えれば、管状スリーブ13の外面13Aの外側を少なくとも部分的に覆うためにリム16から延びるスカート又はリップはない。
これにより、製品汚染に暴露されるキャップの表面全体及び/又は容器の首部を水及び/又は蒸気によって直接洗浄できるため、押し込み式キャップ10のいっそう安全で簡単な洗浄が可能になる。
図示しない一実施形態では、閉栓壁17は、閉栓壁17を横断する平面に沿ってリム16に接続されてもよい。
即ち、この平面は、延長軸X′−X′に実質的に平行である。
好ましくは、押し込み式キャップ10、管状スリーブ13、容器11の首部12及びリム16は、円形の平面形状を有する。
ここで、押し込み式キャップ10のリム16の直径は、首部12(及び肩部14C)の直径よりも大きく、それにより管状スリーブ13から突出する。管状スリーブ13は、封止突起14及び14Aにて、キャップ10が首部の口部に嵌入し、キャップと首部との間に緊密な嵌合が得られることを確実なものにする程度まで、首部12よりも大きい直径を有する。
本発明は、容器を閉じる方法にさらに関する。この方法は、特に、上記の密閉可能な容器11の首部12に分配ヘッドを取り付けるステップを含む。次に、保存される製品が分配ヘッドから分配される。分配ヘッドは後に取り外される。
上記のように、不可逆型押し込み式キャップ10が首部12に設置される。次に、閉栓壁17の前面17A上に把持ヘッドを置く。特に、閉栓壁17上の突起21は、把持ヘッド上に形成された(図示しない)対応する凹部に嵌入される。有利には、これにより、キャップ10に対する把持ヘッドの適切な位置決めが確実なものになる。
次に、把持ヘッドを介してキャップ10に力が付与され、それによりキャップ10が容器11の首部12に向かって押され、キャップを不可逆的に係止する。
当業者は、以下の特許請求の範囲に規定されるように、依然として本発明の範囲内にある上記の押し込み式キャップ及びそのような押し込み式キャップを有する容器に対して多くの変形例が考えられることを明らかに理解するであろう。
本発明は、請求項1前文定義されるような、押し込み式キャップと、そのような押し込み式キャップ、特に不可逆型の押し込み式キャップを有する密封可能な容器とに関する。
押し込み式キャップが、密閉可能な容器又はバッグに使用され、多層フィルム又はポリラミネートフィルムによって形成されることが当該技術分野で知られている。
密閉可能な容器は、可撓性、半硬質又は硬質の容器として具体化され、通常、数十リットルから数百リットルの範囲であることを示す容量を有する。
一般に、このような容器は、容器の首部に機械的に結合されて容器に製品を充填することができる適切な充填装置を使用して充填され、その後、上記の押し込み式キャップを使用して容器を閉じる。
押し込み式キャップは、容器の首部に関連付けられて、製品、好ましくは、トマトを原料とする製品、果汁、野菜スープ、乳製品、クリームなどの食品を容器へ導入することが完了した時点で、容器を閉栓するように構成される。
即ち、そのような容器で使用するように設計された押し込み式キャップは、容器の不可逆的な閉栓に適する。即ち、容器を一旦開くと容器を永久に変形した状態にする特別な道具を使用しないと、キャップを取り除いたり、開栓したりすることができないようになる。
そのように閉栓された容器はこのほか、その中に含有される製品の完全性を失う/変更するリスクのない状態で、長期間屋外に保管されることがある。
例えば、このほか、密閉可能な容器の首部の口部と密接に関連するように構成された押し込み式キャップを示す図1A及び図1Bを参照すると、押し込み式キャップ1は、延長軸X−Xに沿って延び、ドーム状底部4で終端する空洞3を有する管状スリーブ2を備えるものとして示される。
管状スリーブ2は、管状スリーブ2から半径方向に突出する肩部5を有し、首部の内壁と係合して、キャップ1が口部に密接して設置された時点で不可逆的な開口を確実なものにする。
管状スリーブ2は、スリーブ2から半径方向に突出するほか、首部の内面と係合して可逆的な閉鎖を確実なものにし、即ち、以下で説明するように、再開口及び/又は再閉鎖を可能にする複数の封止リング6を備える。
ドームの厚さは、肩部5と、ドームの厚さと、底部4の形状との組み合わせが、容器からキャップを取り外すためにキャップに付与される力に対する数百ニュートンから約1000ニュートン程度の抵抗に対抗することになるように、管状スリーブ2の厚さから±2mmだけ異なる場合があることに留意されたい。
容器の首部は、取り外し力が所定の限度を超える場合、変形して、容器が再びキャップによって閉鎖されることがないように設計される。
押し込み式キャップはこのほか、その一方の自由端、即ち、キャップが容器に密接に関連付けられたときに容器の外部にあるその上端にリム7を有する。このリムは管状スリーブ2から半径方向に突出する。
このリム7は、充填装置によって把持されるように構成され、分配ヘッドが製品を分配し、後に押し込み式キャップによって閉栓することができるように配置されるように構成される。
閉栓が完了すると、一部の製品が分配ヘッドからキャップ1の底部3に落下することになる場合がある。
分配ヘッドからキャップ1の底部に落下する余剰の食品が、容器内の製品の完全性に影響を及ぼすことはないが、それでもカビの発生及び微生物の増殖の原因となり、衛生と外観の両方の点で明白であって想像できる結果に至る可能性がある。
この問題は、容器内の製品の酸性度が低く、微生物汚染に暴露しやすくなっている場合にさらに深刻になる。
空洞内に製品が蓄積するのを防止するために、キャップ1及び容器の首部は消毒剤を使用して洗浄及び/又は滅菌され、製造サイクルの終了時点でも充填操作の終了時点でも容器の無菌性の保存を支援する。
それにもかかわらず、キャップ1の形状によっては、洗浄及び/又は滅菌の過程は必ずしも効果的なものではない。
そのような形状は、空洞3が受容体として機能するため、表面の洗浄を妨げる。
即ち、空洞3は、平坦面3Aと、平坦面3Aの延びる長手方向に対して直交する方向に延びる側壁3Bとを有する。側壁3Bは、キャップの自由端に接続される隅アール3Cで終端する。
また、キャップを形成するのに使用される高分子材料のなかには、高温の蒸気(例えば、140°Cを超える温度の蒸気)又は消毒剤が作用すると不安定になるものもあるため、洗浄及び/又は滅菌が、包装された製品の酸性度などの化学物理的特性又はキャップを形成するのに使用された材料の種類によっては効果的なものではないことに留意されたい。
その結果、キャップを、容器に保管される製品の化学物理的特性に応じて異なる特徴の材料で製造する必要がある。これは、押し込み式キャップ及び/又は容器の製造業者にとってもユーザにとっても明らかなコスト増加につながる。
特許文献1(米国特許第3,297,193号明細書)、特許文献2(米国特許出願公開第2011/290754号明細書)及び特許文献3(米国特許出願公開第2002/023893号明細書)は、請求項1の前提部に基づく容器またはバッグのための押し込み式キャップを示す。
米国特許第3,297,193号明細書 米国特許出願公開第2011/290754号明細書 米国特許出願公開第2002/023893号明細書
上記から、再開口が不可能であるか不可逆の押し込み式キャップを備えた密閉可能な容器又はバッグの製造業者が、低酸度の製品であっても耐高温性及び安全な製品充填の問題が発生しないようにする必要性を感じていることが理解されよう。
このため、本発明は、製品を分配し、容器を閉鎖して洗浄して滅菌するように設計された装置に変更を加えることなく、押し込み式キャップと、強塩基性から強酸性までの範囲の化学物理的特性を有する製品を含有することができる、関連する密閉可能な容器とを提供するという課題に基づくものである。
本発明の別の目的には、押し込み式キャップと、関連する密閉可能な容器であって、いっそう衛生的であっていっそう安全な充填を可能にする容器とを提供することが挙げられる。
この課題は、請求項1の特徴によって規定される押し込み式キャップによって解決される。
この課題はこのほか、請求項13の特徴によって規定されるような押し込み式キャップを有する密閉可能な容器によって解決される。
本発明は、残留物をさらに容易に洗浄することができ、滅菌安定性材料から作成された再開口不可能な押し込み式キャップを提供することができる。
さらに、本発明は、既存の充填装置にて容易に使用することができるキャップを提供することができる。これは、キャップには、そのような充填装置の実質的な変更を必要とせずに現行の充填装置と互換性があることを意味する。
本発明のこのほかの特徴及び利点を、添付の図面を参照して例示として提示し、限定することなく提示される本発明の好ましい一実施形態の以下の説明に基づいて説明する。
図1Aは、従来技術の押し込み式キャップの側面図である。 図1Bは、従来技術の押し込み式キャップの線I−Iに沿った断面図である。 図2aは、本発明の押し込み式キャップの第1の実施形態の上面斜視図である。 図2bは、本発明の押し込み式キャップの第1の実施形態の横断面図である。 図3aは、押し込み式キャップの第2の実施形態の上面斜視図である。 図3bは、押し込み式キャップの第2の実施形態の横断面図である。 図4は、本発明の押し込み式キャップの第3の実施形態の斜視図である。 図5は、キャップが可逆的閉位置にあるときの図2a及び図2bのキャップに関連する容器の首部の部分断面側面図である。 図6は、図2a及び図2bのキャップを有する容器を示す図である。
添付の図は、容器を充填するステップの後、密閉可能な容器又はバッグ11の首部(又は注ぎ口)12と不可逆的に関連するように設計された押し込み式キャップ10を示す。このキャップ10は、好ましくは、多層フィルム又はポリラミネートフィルムから形成される。
密閉可能な容器11は、可撓性、硬質又は半硬質のタイプのものであってもよく、一旦閉栓されると、容器に貯蔵された製品を無菌状態に維持することができる。
密閉可能な容器又はバッグ11は、周知技術を使用して製造され、以下ではこれ以上説明しない。
容器11の首部12は、延長軸X′−X′に沿って延び、入口の口部又は開口部を形成する。この口部又は開口部を通って、好ましくは、トマト、ニンジン、パパイヤ、マンゴー、バナナ又はリンゴのピューレ、牛乳、卵、乳製品などの食品又は医薬品である製品が流入する。
この目的のために、とりわけ分配ヘッドを有する(図示しない)特殊な充填装置が使用される。
押し込み式キャップ10は、延長軸X′−X′に沿って延びる管状スリーブ13を有する。この管状スリーブ13は、容器11の口部に取り外し不能に固定されるように設計される。
押し込み式キャップ10の延長軸X′−X′は、押し込み式キャップ10が容器の口部と密接に関連している場合、容器11の首部12の延長軸と一致することに留意されたい。これは、両軸が同軸であることを意味する。
管状スリーブ13から半径方向に突出するリム16が、押し込み式キャップ10の一端に位置する。
リム16を備える押し込み式キャップ10の端部は、キャップ10が首部12と関連すると、容器11の外側に残る端部であることに留意されたい。
言い換えれば、リム16は、キャップ10が容器の口部と密接に関連するときに容器の外側にある押し込み式キャップ10の上端部を構成する。
一態様では、リム16は、充填装置が係合することが可能な形状を有する。
特に、押し込み式キャップのリム16は、市販の充填装置に使用するのが容易であるような適切な大きさを有し、それにより、そのような充填装置を実質的に変更する必要のない状態でシームレスな動作を提供する。
これにより、製造業者、例えば、食品製造業者に大幅な節約と利点がもたらされる。
管状スリーブ13は、外面13A及び内面13Bを形成し、その外面13A上に肩部14Cを有することに留意されたい。
この肩部14Cは、容器11の首部12の内面12Aと当接して係合するように構成され、それにより、口部を再び開くことができないように、口部を不可逆的に封止する。
肩部14Cは、軸X′−X′の方向にキャップを係止することを目的とする管状スリーブ13の直径の変化から単に構成される。
首部12に当接するために、肩部14Cは、
−延長軸X′−X′に直交する方向に延びる第1の部分14C′と、
−延長軸X′−X′を横切る方向に延びる第2の部分14C″と、
−第1の部分14C′を第2の部分14C″と接続する第3の部分14C'''であって、第3の部分14C'''は、延長軸X′−X′に平行な方向に延びる、第3の部分14C'''と、を備える。
肩部14の第1の部分14C’は、キャップを軸X′−X′の方向に係止するために、首部12の内面12Aと係合するように設計された部分であることに留意されたい。
一態様では、製品を充填する前に、密閉可能な容器11は可逆的に閉栓される。即ち、容器11の首部12に修復不可能な損傷を与えることなくキャップ10を取り外すことができるようになる。
この目的のために、複数の封止突起14及び14Aが、管状スリーブ13から半径方向に突出し、それぞれの自由端に面取り外形又は湾曲外形を有する。
このような封止突起14及び14Aは、例えば、図5に示すように、容器11の口部の可逆的な閉栓のために、首部12の内面12Aと係合する。このため、面取り外形により、300ニュートン程度の力を付与することによりキャップ10を取り外すことができることになる。
即ち、密閉可能な容器11の口部が初めて閉栓されると、封止突起14及び14Aは首部12の内面12Aに当接し、そのような面を変形させる。
容器11に製品が充填されると、押し込み式キャップ10は、肩部14Cが首部12の内面12Aに当接して、内面12Aを不可逆的に変形させて、内面12Aに固着するまで、首部12に嵌め込まれる。
ここで、環状封止突起14及び14Aは、首部の内面12Aの「非接触」領域(即ち、最初の閉栓作業中に変形した領域以外の領域)に到達し、係合する。
押し込み式キャップ10は、容器11の首部の口部を閉栓するために、そのようなリム16によって画定された面を横切ってリム16から延びる閉栓壁17を備える。上記の管状スリーブ13は、閉栓壁17を横切る方向に向けられている。
特に、閉栓壁17は、延長軸X′−X′に対して横方向に延びて、押し込み式キャップ10の天井を形成する。
閉栓壁17は、その表面全体にわたって、その特有の寸法の−1%から1%の範囲で、リム16に対して高さが変動する。図2a〜図6に示す実施形態では、閉栓壁17は円形の平面形状を有する。ここで、特有の寸法は、閉栓壁17の直径によって規定される。図4の実施形態では、閉栓壁17は正方形の平面形状を有する。ここで、特有の寸法は、閉栓壁17の側面の長さによって規定される。図示しない代替実施形態では、閉栓壁17は任意の平面形状を有してもよい。このため、特有の寸法は、必要に応じて各形状に対して規定されることになる。
有利には、閉栓壁17は、食物堆積物の形成を防止するように構成される。言い換えれば、閉栓壁17には、食物堆積物が蓄積する可能性のある凹部がない。
この目的のために、閉栓壁17は実質的に滑らかな表面によって形成される。言い換えれば、閉栓壁17には切欠き又は凹部がない。
一態様では、壁17は、前面17Aと下面17Bとを備える。ここで、前面17Aは、押し込み式キャップ10が閉位置にあるときに容器11の外側を向く面であるのに対し、下面17Bは、押し込み式キャップ10が閉位置にあるときに、容器内に形成された容積に面する面である。
閉栓壁17はこのほか、前面17Aとは反対側にあり、管状スリーブ13によって下面17Bから分離された当接面17Cを有する。この当接面17Cは、実質的に環状の形状を有し、押し込み式キャップ10がその不可逆的な閉位置にあるときに、首部12の上縁12Bに当接するように構成される。これは、有利には、押し込み式キャップ10と首部12との間の汚染堆積物の形成を防止する。
好ましくは、閉栓壁17の前面17Aは、凹部のない面である。
閉栓壁17には凹部がないため、壁17の前面17Aには、誤って分配ヘッドからこぼれ、閉栓壁17上に蓄積された食品の受容体として作用する可能性のある領域がないことから、残渣をいっそう効果的に洗い流すことができることが理解されよう。
図示の実施形態では、閉栓壁17は実質的に平坦である。言い換えると、閉栓壁17は、延長軸X′−X′に直交するように方向づけられる。
図示しない代替実施形態では、閉栓壁17、特に前面17Aは、わずかに凹状の形状を有してもよい。この場合、前面17Aの底部のうち実質的に延長軸X′−X′上に位置づけられた部分は、リム16よりも閉栓壁17の特有の寸法の1%だけ低い。
同じように、閉栓壁17、特に前面17Aは、わずかに凸状の形状を有してもよい。この場合、前面17Aの上部のうち実質的に延長軸X′−X′上に位置づけられた部分は、リム16よりも閉栓壁17の特有の寸法の1%だけ高い。
閉栓壁17のそのような凹状又は凸状の形状及び/又は傾斜面の存在により、この目的のために使用される水及び/又は蒸気が低圧であっても表面17Aが確実に洗浄されることになることを理解されたい。
ここで、閉栓壁17の凹状又は凸状の外形は延長軸に対して対称であることが好ましく、管状スリーブ13と半径方向に突出するリム16とは延長軸X′−X′に対して対称かつ同軸である。
キャップはこのほか、閉栓壁17上に配置された位置合わせ手段20を備える。このような位置合わせ手段20は、上記の容器11にキャップを装着している間に、充填装置の(図示しない)把持ヘッドを案内するように構成される。特に、把持ヘッドは、キャップの装着中に位置合わせ手段20と連結されるように特別に形作られてもよい。このため、把持ヘッドは、キャップが容器11に最適に取り付けられるように、閉栓壁17全体にわたる均一な力の分散を確実なものにすることができる。
さらに詳細には、位置合わせ手段20は、閉栓壁17、特に前面17Aから突出する複数の突起21を備える。好ましくは、位置合わせ手段20は3つの突起21を備える。
突起21は、特に、閉栓壁17の周辺部17Dに配置される。さらに、突起21は、延長軸X′−X′に対して等角度間隔で配置される。また、突起21は、延長軸X′−X′から等距離にある。
図3a及び図3bの実施形態では、突出部21は、閉栓壁17の外側限界17Eからシームレスに延びる。逆に、図2a及び図2bの実施形態では、突出部21は、閉栓壁17の外側限界17Eから離間している。
押し込み式キャップ10の一態様では、押し込み式キャップ10を構成する材料は、高温滅菌サイクル及び/又は当業者に知られている化学物質を使用する滅菌サイクルに耐えることができるポリマー材料である。
滅菌サイクルの高温は、摂氏95度から摂氏100度の範囲であることに留意されたい。
これは、滅菌サイクルが食品の化学物理的特性に依存し、この特性が中性pHに近いほど、滅菌不良による微生物汚染が発生する可能性が高まることから、カビや微生物叢の形成を確実に防止する。
これにより、有利には、スリーブ13の外面13Aのほか、キャップが不可逆的に密接に結合されたときに露出する押し込み式キャップ10の部分を、食品のpH値のほか、キャップの形成に使用された特定の種類の材料に関係なく、殺菌することが可能になる。
好ましくは、押し込み式キャップを形成するために使用される材料は、キャップが上記の温度の蒸気による滅菌サイクルに耐えるために、ナイロンPA66及び類似の樹脂である。
これとは別に、ポリプロピレンを使用して、押し込み式キャップ10を形成してもよい。
有利には、(リム16によって画定された表面にわたってシームレスに延びる)壁17の外形と、押し込み式キャップ10の材料との組み合わせは、カビの形成を防止することができる。
本発明の一態様では、キャップ10は、容器の口部に篏合するように意図された単一の管状スリーブ13を備える。
特に、単一の管状スリーブ13は、閉栓壁に対して横方向に、好ましくは直交して延びる。
言い換えれば、管状スリーブ13の外面13Aの外側を少なくとも部分的に覆うためにリム16から延びるスカート又はリップはない。
これにより、製品汚染に暴露されるキャップの表面全体及び/又は容器の首部を水及び/又は蒸気によって直接洗浄できるため、押し込み式キャップ10のいっそう安全で簡単な洗浄が可能になる。
図示しない一実施形態では、閉栓壁17は、閉栓壁17を横断する平面に沿ってリム16に接続されてもよい。
即ち、この平面は、延長軸X′−X′に実質的に平行である。
好ましくは、押し込み式キャップ10、管状スリーブ13、容器11の首部12及びリム16は、円形の平面形状を有する。
ここで、押し込み式キャップ10のリム16の直径は、首部12(及び肩部14C)の直径よりも大きく、それにより管状スリーブ13から突出する。管状スリーブ13は、封止突起14及び14Aにて、キャップ10が首部の口部に嵌入し、キャップと首部との間に緊密な嵌合が得られることを確実なものにする程度まで、首部12よりも大きい直径を有する。
本発明は、容器を閉じる方法にさらに関する。この方法は、特に、上記の密閉可能な容器11の首部12に分配ヘッドを取り付けるステップを含む。次に、保存される製品が分配ヘッドから分配される。分配ヘッドは後に取り外される。
上記のように、不可逆型押し込み式キャップ10が首部12に設置される。次に、閉栓壁17の前面17A上に把持ヘッドを置く。特に、閉栓壁17上の突起21は、把持ヘッド上に形成された(図示しない)対応する凹部に嵌入される。有利には、これにより、キャップ10に対する把持ヘッドの適切な位置決めが確実なものになる。
次に、把持ヘッドを介してキャップ10に力が付与され、それによりキャップ10が容器11の首部12に向かって押され、キャップを不可逆的に係止する。
当業者は、以下の特許請求の範囲に規定されるように、依然として本発明の範囲内にある上記の押し込み式キャップ及びそのような押し込み式キャップを有する容器に対して多くの変形例が考えられることを明らかに理解するであろう。

Claims (16)

  1. 容器(11)の口部を不可逆的に閉栓する不可逆的な押し込み式キャップ(10)であって、前記不可逆的な押し込み式キャップ(10)は、高温滅菌サイクルに耐えることができるポリマー材料で作成され、
    −延長軸(X′−X′)に沿って延び、容器(11)の口部に不可逆的に係止されるように構成される管状スリーブ(13)と、
    −前記キャップ(10)の一端で前記管状スリーブ(13)から半径方向に突出するリム(16)と、
    −前記管状スリーブ(13)を横断する方向を向いており、前記リム(16)から、前記リム(16)で画定された表面全体にわたって延びる閉栓壁(17)であって、前記閉栓壁(17)は外向きの前面(17A)を有する、閉栓壁(17)と、を具備するキャップにおいて、
    前記前面(17A)は、前記閉栓壁(17)の特有の寸法の−1%から1%の範囲の前記リム(16)に対する高さの変動を有し、前記不可逆的な押し込み式キャップ(10)は、前記閉栓壁(17)から外側に延びる複数の、好ましくは3つの、突起(21)を具備し、前記突起(21)は、充填装置の把持ヘッドに相補的な形状であり、前記キャップ(10)を装着する間に前記把持ヘッドを案内するように構成されることを特徴とする、キャップ。
  2. 前記突起(21)は、前記閉栓壁(17)の前記前面(17A)の周辺領域(17D)に配置される、請求項1に記載のキャップ。
  3. 前記突起(21)は、前記延長軸(X′−X′)に対して角度的に等間隔に配置される、請求項1又は2に記載のキャップ。
  4. 前記突起(21)は、前記閉栓壁(17)の外側限界(17E)からシームレスに延びる、請求項1〜3のいずれか1項に記載のキャップ。
  5. 前記閉栓壁(17)は、食物堆積物の形成を防止するように構成される、請求項1〜4のいずれか1項に記載のキャップ。
  6. 前記閉栓壁(17)には、食物堆積物が蓄積する可能性のあるいかなる凹部もない、請求項1〜5のいずれか1項に記載のキャップ。
  7. 前記閉栓壁(17)は実質的に平坦である、請求項1〜6のいずれか1項に記載のキャップ。
  8. 前記閉栓壁(17)の前記前面(17A)は、凹面又は凸面であり、特に、平坦ではない、請求項1〜6のいずれか1項に記載のキャップ。
  9. 前記閉栓壁(17)は円形の平面形状を有し、前記特有の寸法は前記閉栓壁(17)の直径によって規定される、請求項1〜8のいずれか1項に記載のキャップ。
  10. 前記閉栓壁(17)は、前記閉栓壁(17)を横断する面を介して前記リム(16)に接続される、請求項1〜9のいずれか1項に記載のキャップ。
  11. 前記管状スリーブ(14)は、前記管状スリーブ(13)から半径方向に突出する複数の封止突起(14、14A)を備える、請求項1〜10のいずれか1項に記載のキャップ。
  12. 前記管状スリーブ(13)は、前記延長軸(X′−X′)に直交する方向に延びる第1の肩部分(14C′)と、前記延長軸(X′−X′)を横断して延びる第2の部分(14C″)と、前記第1の部分(14C′)を前記第2の部分(14C″)に接続する第3の部分(14C''')であって、前記第3の部分(14C''')は、前記延長軸(X′−X′)に平行な方向に延びる、第3の部分(14C''')とを有する半径方向突出肩部(14C)を具備する、請求項1〜11のいずれか1項に記載のキャップ。
  13. 半径方向に突出する前記リム(16)は、スリーブが関連していない自由リムである、請求項1〜12のいずれか1項に記載のキャップ。
  14. 前記ポリマー材料は、ナイロンPA66又は160℃を超える融点を有する類似の樹脂を含む、請求項1〜13のいずれか1項に記載のキャップ。
  15. −口部を形成する首部(12)と、
    −前記口部を不可逆的に閉栓する請求項1〜14のいずれか1項に記載の不可逆的な押し込み式キャップ(10)と、を具備する密閉可能な容器(11)。
  16. 容器を閉じる方法であって、
    −請求項1〜15に記載の密閉可能な容器(11)の首部(12)に分配ヘッドを装着するステップと、
    −前記分配ヘッドから製品を分配して前記容器(11)に保管し、続いて前記分配ヘッドを取り外すステップと、
    −請求項1〜14のいずれか1項に記載の不可逆的な押し込み式キャップ(10)を前記首部(12)上に設置するステップと、
    −前記閉栓壁(17)上の前記突起(21)を前記把持ヘッド上の対応する凹部に挿入することにより、前記閉栓壁(17)の前記前面(17A)に把持ヘッドを接触させるステップと、
    −前記キャップ(10)を前記容器(11)の前記首部(12)に向かって押し、前記キャップ(10)を前記首部(12)に不可逆的に係止するために、前記把持ヘッドを介して前記キャップ(10)に力を付与するステップと、を含む方法。
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