JP2020517354A - ミルク供給デバイスおよびミルクを供給するための方法 - Google Patents

ミルク供給デバイスおよびミルクを供給するための方法 Download PDF

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Abstract

ミルク供給コンテナ(1)からミルクディスペンシングデバイス(4)へミルク(M)を供給するためのミルク供給デバイスであって、前記ミルク供給デバイスは、ミルク輸送ライン(20)であって、前記ミルク輸送ライン(20)は、その端部(7、21)のうちの第1の端部(7)において、前記ミルク供給コンテナ(1)に接続され得るかまたは接続されており、前記ミルク輸送ライン(20)によって、その前記端部(7、21)のうちの第2の端部(21)を介して、前記ミルク供給コンテナ(1)から取り出されたミルク(M)が、前記ミルクディスペンシングデバイス(4)へ送達され得る、ミルク輸送ライン(20)を含む、ミルク供給デバイスにおいて、前記第1の端部(7)と前記第2の端部(21)との間の前記ミルク輸送ライン(20)に流体連通しているクリーニング剤輸送ライン(12)によって、3方向ジャンクション(6、6’、6”)は構成されており、随意的に、・ ミルクフロー動作状態(MFBZ)では、ミルク(M)が、それ(6、6’、6”)を介して前記ミルク供給コンテナ(1)から前記ミルクディスペンシングデバイス(4)へ輸送され得、一方、前記ミルク輸送ライン(20)は、同時に、それ(6、6’、6”)によって、流体不透過性の様式で前記クリーニング剤輸送ライン(12)に対して密封されているか、または、・ 1つもしくは複数のクリーニング動作状態(RBZ1、RBZ2、RBZ3)では、クリーニング剤(R)が、それ(6、6’、6”)に流体連通している前記クリーニング剤輸送ライン(12)から、それ(6、6’、6”)を介して、前記ミルクディスペンシングデバイス(4)に向かう方向に、および/もしくは、前記ミルク供給デバイスの排出部(11)に向かう方向に導かれ得るか、のいずれかとなるように、前記3方向ジャンクション(6、6’、6”)は動作させられ得る、ことを特徴とする、ミルク供給デバイス。

Description

本発明は、請求項1のプリアンブルによるミルク供給デバイスに関し、そのようなミルク供給デバイスを備えた飲料調製機(とりわけ、電気動作式のコーヒーマシン)に関し、また、ミルクを供給するための方法に関する。
そのようなミルク供給デバイスを備えたミルク供給デバイスまたは飲料調製機(これらは、以降では、代替的に、ミルクシステムとも呼ばれる)は、潜在的な微生物増殖およびミルク残留物の蓄積を防止するために、定期的にクリーニングされなければならない。それによって、ミルクシステムの定期的なクリーニングのために、手動の介入が必要とされ、手動の介入は、業務使用の間に、および/または、対応する使用の間に、毎日行われなければならないことが多い。これは、時間がかかり、業務使用のケースでは、クリーニングを実行するための対応する知識を有する操作要員が、現地にいなければならない。
本発明の目的は、ミルク供給デバイスのクリーニングまたは飲料調製機のクリーニングを改善すること、とりわけ、クリーニングの間の自動化の程度を増加させることである。これは、ミルクシステムの中の手動の介入がほとんど必要とされないか完全に必要とされないように設計されるべきである。
この目的は、請求項1によるミルク供給デバイス、請求項16による飲料調製機、また、請求項17による方法によって実現される。それによって、有利に実現可能な変形例は、従属請求項からそれぞれ推定され得る。
本発明によるミルク供給デバイスは、請求項1から推定され得る。
クリーニング剤輸送ラインがミルク輸送ラインと流体接続しているという状態は、ミルク輸送ラインの中へのクリーニング剤輸送ラインの進入によって実現され得る。それによって、ミルクフロー動作状態では、ミルク輸送ラインの中へのクリーニング剤輸送ラインの進入口は、たとえば、3方向ジャンクションのバルブによって閉じられ得る。
2つの異なるラインシステム状態(前記ラインシステムは、ミルク輸送ラインおよびクリーニング剤輸送ラインを含む)による動作は、第1の動作状態(第1の箇条書きによるミルクフロー動作状態:このミルクフローから完全に分離されているクリーニング剤フローのケースにおける、および/または、中断されたクリーニング剤フローのケースにおける、ミルクディスペンシングデバイスへのミルクフロー)から、1つまたは複数の異なる動作状態(第2の箇条書きによる1つまたは複数のクリーニング動作状態:このクリーニング剤フローから完全に分離されているミルクフローのケースにおける、および/または、中断されたミルクフローのケースにおける、ミルクディスペンシングデバイスに向けてのおよび/または排出部へのクリーニング剤フロー)のうちの1つへ(また、その逆も同様)、ミルク供給デバイスが切り替えられるように実現され得る。
ミルク供給デバイスは、複数のクリーニング動作状態が第2の箇条書きにしたがって作り出されるように構成され得る。これは、マイクロプロセッサー制御またはコンピューター制御によって実現され得、ミルク供給デバイスは、したがって、たとえば、マイクロコントローラーを含むことが可能であり、マイクロコントローラーは、プログラムメモリーを有することが可能であり、1つまたは複数の適切な制御プログラムが、プログラムメモリーの中に記憶され得るかまたは記憶されている。したがって、ミルク供給デバイスは、中央制御ユニットを有することが可能であり、中央制御ユニットは、マイクロプロセッサーを含み、また、プログラムメモリーを含む。プログラムメモリーは、ミルクフロー動作状態のデバイスの動作とクリーニング動作状態のデバイスの動作との間で変化する(切り替える)ための、または、1つのクリーニング動作状態から別のクリーニング動作状態へ変化する(切り替える)ための、適切な制御プログラムを含むことが可能である(または、そのような制御プログラムを受け入れるように構成され得る)。動作状態同士の間で変化するかまたは切り替えることは、1つまたは複数のバルブによって実現され得る。
ミルク供給デバイスは、自動飲料マシン(たとえば、電気式コーヒーマシンもしくは全自動コーヒーマシン、または、また、ティーマシン)に接続可能な、別個の、すなわち、独立して動作可能な(「スタンドアロンの」)デバイス、別個のデバイス(たとえば、別個のハウジングの中に収容されている)であることが可能であり、すなわち、自動飲料マシンの外部のデバイスであることが可能であり、または、そのような自動飲料マシンの中に(すなわち、なかでも、そのハウジングの中に)一体化されているデバイスであることも可能である。
ミルク供給コンテナは、通常、ミルク供給デバイスの外部にある(しかし、ミルク供給デバイスの一部であることも可能である)。一般的に、外部は、ここでは、ミルク供給コンテナが、ミルク供給デバイスのハウジングの外側に別個に位置決めされており、ミルク供給コンテナが、ミルク供給デバイスに、または、ミルク供給デバイスのハウジングに接続されるということを意味している。クリーニング剤は、このクリーニング剤リザーバーから供給され得、すなわち、たとえば、クリーニング剤リザーバーからクリーニング剤輸送ラインの中へ導かれ、そして、クリーニング剤輸送ラインを介して3方向ジャンクションの中へ導かれ得る。クリーニング剤リザーバーは、ミルク供給デバイスの外部にあるように構成され得るが、また、ミルク供給デバイスの中に一体化されているクリーニング剤リザーバーであることも可能である。ミルク輸送ラインは、一般的に、その端部のうちの一方によって、ミルク供給コンテナに接続可能であるかまたは取り外し可能に接続されている。
クリーニング剤が、ミルクディスペンシングデバイスに向かう方向に3方向ジャンクションを介して導くことが可能であるということは、クリーニング剤が、ミルク輸送ラインの流出部分を介して、ミルクディスペンシングデバイスの中へ(そして、ミルクディスペンシングデバイスから、たとえばカップなどのような外部容器の中へ)導かれ、流出部分が、完全に、すなわち、始まりから終わりまで洗浄されるようになっている(すなわち、3方向ジャンクションから、それの反対側に位置している流出部分の端部まで(流出部分の端部を含む)(ミルクディスペンシングデバイスを含む)洗浄される)ということを意味することが可能である。この点に関して、図2、図4、および図5による後続の実施形態を比較されたい。しかし、これは、(たとえば、図3の後続の実施形態を参照)流出部分の中のクリーニング剤が、たとえば、ミルクディスペンシングデバイスの上流に位置決めされているバルブによって、流出部分から排出され、また、排出部を介して別個に排出される(したがって、前記バルブとミルクディスペンシングデバイスとの間の短いラインピースは、クリーニング剤によって洗浄されない)ということを意味することも可能である。明らかに、たとえば、排出部および前記短いラインピースの両方が、同時に洗浄されることも可能である。
任意のケースにおいて、ミルク供給デバイスへの(または、ミルク供給デバイスのコンポーネントへの)ミルク供給コンテナの流体接続は、ミルク供給デバイスが上記クリーニング動作状態にあるかまたは所定のクリーニング動作状態にある場合には、本発明にしたがって中断され得る。
第1の有利な実現可能な特徴は、請求項2から推定され得る。
流体は、(ミルクフロー動作状態では)ミルクであることが可能であり、または、それは、(クリーニング動作状態では、たとえば、図3または図4を参照)クリーニング剤であることが可能である。好ましくは、3方向ジャンクションは、また、流体輸送方向に関して切り替えられ得、(たとえば、クリーニング剤輸送ラインから、ミルク輸送ラインの中の3方向ジャンクションを介して、流体としてクリーニング剤を導入した後に)、3方向ジャンクションからミルク輸送ラインの流入部分の中への流体の流出が可能にされるようになっている(この点に関して、たとえば、図5による実施形態を参照、または、以降では、第3のクリーニング動作状態を参照)。
さらに有利な実現可能な特徴は、請求項3から推定され得る。
この第1のクリーニング動作状態は(しかし、同様に、場合によっては他のさらに利用可能なクリーニング動作状態も)、マイクロプロセッサーに基づいて、または、コンピューターに基づいて、たとえば、マイクロコントローラーによって、実行され得、マイクロコントローラーは、プログラムメモリーを含み、適切な制御プログラムが、プログラムメモリーの中に記憶され得るかまたは記憶されている。第1のクリーニング動作状態は、たとえば、図2に示されているような、クリーニング剤のフロー変形例を説明しており、それは、以降では、代替的に、基本的クリーニングとも呼ばれる。
さらに有利な実現可能な特徴は、請求項4から推定され得る。
好ましくは、第2の接続部は、クリーニング剤輸送ラインの中へ開口するラインを有している。前記進入口は、たとえば、T字形状のラインピースとして構成され得る。クリーニング剤輸送ラインの中への第2の接続部のラインの進入口は、好ましくは、クリーニング剤リザーバーと3方向ジャンクションとの間で実現されており、および/または、好ましくは、3方向ジャンクションの上流の流体において実現されている。
さらに有利な実現可能な特徴は、請求項5に説明されている。
この第2のクリーニング動作状態は、たとえば、図3に示されているような、クリーニング剤のフロー変形例を説明しており、それは、以降では、代替的に、迅速クリーニングとも呼ばれる。好ましくは、ミルクディスペンシングデバイスに向かう方向にクリーニング剤を導くことは、クリーニング剤がミルクディスペンシングデバイスの依然として上流において分岐され、ミルク供給デバイスの排出部を介して排出されるように実現され、排出部は、前記ミルク供給デバイスから外へ、ミルクディスペンシングデバイスに関して別個に構成されている。
さらに有利な実現可能な特徴は、請求項6から推定され得る。
このクリーニング動作状態の変形例は、以降で、たとえば、図4にも、より詳細に説明されており、集中的クリーニングを説明している。(加えて、ミルク供給コンテナは、それが使い捨てのコンテナでないならば、そのような集中的クリーニングの間も同様にクリーニングされ得る。)好ましくは、ミルクディスペンシングデバイスに向かう方向にクリーニング剤を導くということは、クリーニング剤がミルクディスペンシングデバイスを介して外部容器の中へ排出されるように実現される(ミルクディスペンシングデバイスもクリーニングされるようになっている)。
さらに有利な実現可能な特徴は、請求項7から推定され得る。
接続状態検出デバイスは、それによって、センサー、好ましくは、ホールセンサーまたはリードセンサーを含むことが可能である。とりわけ、流体不透過性の接続が第1の接続部と第2の接続部との間に作り出されることを、接続状態検出デバイスが確立する場合には、クリーニング動作状態が自動的にトリガーされ得る。接続解放防止デバイスは、ロッキングデバイスを有することが可能であり、ロッキングデバイスは、たとえば、アクチュエーター(たとえばロッキングモーターまたはリフティングマグネット)を含むことが可能である。追加的な安全デバイスとして、ロッキングデバイスは、排出部の方向に3/2方向流出バルブを切り替えることも可能であり、また、3方向ジャンクションがクリーニングに利用可能になっている場合にのみ、搬送デバイス(たとえば、ポンプ)が切り替えられることを保証することが可能である。
さらに有利な実現可能な特徴は、請求項8から推定され得る。
第1の接続部分は、とりわけ、ミルク供給コンテナへの第1の接続部の流体不透過性の接続のために構成され得る。この目的のために、第1の接続部分は、ミルク供給コンテナのミルクコンテナ接続部に取り外し可能に接続され得る。好ましくは、第1の接続部分および第2の接続部分は、第1の接続部および第2の接続部の流体不透過性に接続された状態において、第1の接続部分が、少なくとも部分的に、好ましくは、完全に、クリーニング剤によって洗浄され得るように構成されており、前記クリーニング剤は、第2の接続部から第1の接続部の中へ流れる(または、その逆も同様である)。また、この点に関して、図7を比較されたい。第3の接続部(以降を参照、また、図5も参照)は、第2の接続部と同じ形態で構成され得、第1の接続部と第3の接続部とをペアにすることが、第2の接続部分を介して可能であるようにもなっている。あるいは、第2の接続部分は、次いで異なって形状決めされた第3の接続部への第1の接続部の流体不透過性の接続のために構成され得る。
さらに有利な実現可能な特徴は、請求項9から推定され得る。
したがって、バイパスラインは、部分的にも(または、完全にも)、リジッドのラインガイド、たとえば、リジッドのチュービングであることが可能である。
さらに有利な実現可能な特徴は、請求項10から推定され得る。
また、この第3のクリーニング動作状態によれば、集中的クリーニングが実行され得る。ここで説明されているクリーニング剤フローガイドに加えて、また、クリーニング剤は、ミルク輸送ラインの流出部分を介して、ミルク供給デバイスの排出部の中へガイドされ得、および/または、ミルク供給デバイスのミルクディスペンシングデバイスを介して排出され得る。
クリーニング動作状態に関して、図5に示されているクリーニング剤のフロー変形例も参照されたい。3方向ジャンクションは、それによって、流出部分側(すなわち、ミルク輸送ラインの流出部分)が流体フローから分離されるように切り替えられ得る。このケースでは、単に、ミルク輸送ラインの流入部分(または、第1の接続部および流入部分としての可撓性ホース)だけがクリーニングされ、クリーニング剤は、バイパスラインおよびミルク供給デバイスの排出部を介して、ミルク供給デバイスから排出される。
本発明の変形例では、3方向ジャンクションは、流出部分側またはミルク輸送ラインの流出部分もクリーニング剤のフローのために開けられるように切り替えられ得、加えて(図5を参照)、この流出部分側もクリーニングされるようになっている。ミルク輸送ラインの流入部分および流出部分の両方を洗浄するために、3方向ジャンクションは、3/3方向バルブとして構成され得る。(一般的に、実際に、流体通路のために、クリーニング剤輸送ラインをミルク輸送ラインの流入部分および/または流出部分に接続するために、2つの接続状態が必要とされる;加えて、クリーニング剤輸送ラインがミルク輸送ラインに対して流体不透過性になることを阻止するために、および、流体通路のために、3方向ジャンクションを介して流入部分を流出部分に接続するために、さらなる接続状態が必要とされる。)
さらに有利な実現可能な特徴は、請求項11に説明されている。
変化(とりわけ、切り替え)は、それによって、一方ではミルクフロー動作状態と、他方ではクリーニング動作状態のうちの1つとの間で(また、その逆も同様である)、および、異なるクリーニング動作状態同士の間の両方で行われ得る。したがって、本発明は、異なる時間において、または、ミルク供給デバイスの異なる状態において、異なるタイプのクリーニング(たとえば、集中的クリーニングまたは基本的クリーニング)を実行することを可能にする。
それによって、それぞれの動作状態(ミルクフロー動作状態および1つまたは複数のクリーニング動作状態)は、好ましくは、1つまたは複数のバルブの切り替え状態または接続状態である(以降も参照)。したがって、3方向ジャンクションは、ミルクフロー動作状態に加えて、正確に1つ(上記のもののうちのいずれか)のクリーニング動作状態だけが作り出されるかもしくは選択可能であるように構成され得、正確に2つ(上記のもののうちのいずれか)のクリーニング動作状態が作り出されるかもしくは選択可能であるようになっており、または、正確に3つの上記のクリーニング動作状態が作り出されるかもしくは選択可能であるようになっている。また、4つ以上のクリーニング動作状態(ミルクフロー動作状態に加えて)が、当然のことながら、本発明の範囲内で作り出され得(好ましくは、プログラム制御によって)、すなわち、ミルク供給デバイスが、4つ以上のクリーニング動作状態で動作させられ得る。
換言すれば、有利には、2つの、3つの、または、さらにそれ以上の異なるクリーニング動作状態が、随意的に動作させられ得る。また、後続の実施形態または図を参照されたい。それによって、クリーニング剤は、3方向ジャンクションを通って異なるフロー方向に導かれ得、3方向ジャンクションの異なる入口部を介して3方向ジャンクションの中へ流れ、および/または、3方向ジャンクションの異なる出口部を介して3方向ジャンクションから再び流れることが可能である。
たとえば、2段階クリーニングアプローチが可能であり、2段階クリーニングアプローチにおいて、第1の段階では、クリーニング剤が、ミルク供給デバイスを通して自動的に導かれ得る(ミルク輸送ラインの流入部分が第1の接続部を介してミルク供給コンテナに接続されている間に、または、可撓性ホースが第1の接続部を介してミルク供給コンテナに接続されている間に)。この点に関して、たとえば、図2を参照されたい。第2の段階では、その後に(この目的のために、ミルク輸送ラインまたは可撓性ホースの流入部分は、ユーザー側で事前に第1の接続部を介して第2の接続部に接続されている)、迅速クリーニングが実行され得る。迅速クリーニングは、無意識にユーザーによって知覚されるだけである。能動的に、単に、第1の接続部が、第2の接続部に接続されなければならないだけである。第2の接続部を第1の接続部に連結することは、次いで検出され得、その後に、迅速クリーニングが、自動的に開始され得る(たとえば、図3を参照)。
それによって、前記検出は、電気機械的に実現され得る。たとえば、バヨネットカップリングが、カムによってマイクロスイッチを作動させることが可能である。別の変形例では、第1の接続部および第2の接続部は、それぞれ、電気的接触部を有している。2つの電気的接触部が、機械的な連結の間に接触している場合には、電流回路が閉じられ得、それは、検出のために使用され得る。同様に、磁気スイッチまたはリードセンサーが使用され得る。
また、3つ以上の段階を伴う多段階クリーニングアプローチも可能である。
さらに有利な実現可能な特徴は、請求項12および13から推定され得る。
最後に述べられた請求項によれば(図2も参照)、そのような逆流は、少なくとも第1のクリーニング動作状態の間に望ましくない。
逆流安全デバイスは、以下のように作り出され得る:たとえば、ポンプが、ギヤタイプポンプとして構成されており、逆向きに稼動することが可能である。もし、圧力センサーによって測定される圧力が低過ぎるかまたは事前に定義された圧力を下回るならば、望ましくない逆流の存在が検出される。その代替として、前進方向へのポンプの動作にかかわらず、圧力センサーが十分な圧力を測定しない場合には、望ましくない逆流が検出され得る。(当然のことながら、本発明の範囲内において、任意の他の流体搬送デバイスも、ポンプの代わりに使用され得る。)望ましくない逆流が検出される場合には、たとえば、ステータスリポートが、ミルク供給デバイスの、または、これを含む飲料調製機のスクリーン(すなわち、ディスプレイ)の上に発せられ得る。また、アラームリポートも、そのようなスクリーンの上に発せられ得る。そのようなアラームは、音響的にも(または、光学的にも、たとえば、点滅信号を介して)発せられ得る。
最後に、望ましくない逆流のケースでは、ミルク供給デバイスまたは飲料調製機までもが、自動的にスイッチオフされ得る。
さらに有利な実現可能な特徴は、請求項14から推定され得る。
したがって、ミルク供給デバイスは、どのタイプのミルクが望まれるかということにしたがって、異なるミルク供給コンテナ同士の間で切り替えることが可能である(異なるミルク供給コンテナが、たとえば、ローファットミルク、通常のミルク、およびラクトースフリーミルクなどのような、異なるタイプのミルクによって充填され得る)。それによって、ミルクフロー動作状態では、ミルクは、それぞれ、3方向ジャンクションを介して、現在選択されているミルク供給コンテナから、ミルクディスペンシングデバイスへ輸送され得、一方、3方向ジャンクションによって、ミルク輸送ラインは、同時に、流体不透過性の様式でクリーニング剤輸送ラインに対して密封されている。この点に関して、図6による実施形態も比較されたい。
さらに有利な実現可能な特徴は、請求項15から推定され得る。
ディスクエレメントは、平坦な(たとえば、平坦な円筒形状の)本体部であることが可能である。しかし、非平坦な、たとえば、直方体の本体部も、ディスクエレメントとして考えることができる。これらの平坦な本体部のディスク平面は、それによって、好ましくは、すべて互いに平行に、および、回転軸線に対して垂直に、配向されている。複数のライン接続部は、2つのディスクエレメントのうちの正確に1つの中/上にすべて構成され得る。したがって、本発明において使用される複数のバルブは、一般的に、複数接続デバイスによって構成され得る。
請求項16は、本発明による飲料調製機を説明しており、一方、請求項17は、ミルクを供給するための本発明による方法に説明されている。
したがって、本発明によれば、高いグレードの自動化されたクリーニングが、ミルクシステム(または、ミルク供給デバイス)の中への介入が必要とされることなく実行され得る。含まれることができないミルクシステムの個々のコンポーネントは、通常のミルク充填プロセスの間の迅速クリーニングの中で、ミルク残留物から簡潔に洗浄され得、また、熱的な(または、さらには化学的な)手段によって消毒され得る。操作要員は、世話をする時間をわずかに制限されるかまたはまったく制限されず、典型的なミルク充填プロセスは別として、彼らは、実用的に、追加的なタスクを実施することを必要としない。
流入部分が可撓性ホースとして構成されている場合には、クリーニング剤によるミルク供給部の汚染の危険性なしにミルク接続ホースがミルク供給コンテナの中に挿入されているときには、クリーニング剤は、ミルク供給デバイスに安全に供給され得る。したがって、本発明は、ミルク供給デバイスのまたはコーヒーマシンのミルクを導くパーツのためのクリーニングシステムを提供し、これらのパーツのクリーニングが、ミルク供給コンテナから完全に独立して、完全にこのコンテナまで可能である。したがって、システムの高度の自動化が提供される。ミルク供給デバイスのクリーニングがミルク供給コンテナに対して時間的にオフセットされて行われるということ、または、ミルク供給デバイスのクリーニングがミルク供給コンテナの交換と時間的にオフセットされて行われるということは、供給コンテナの上でのミルク供給デバイスへの接続(また、その逆も同様である)の交差汚染なしに、最適化されたクリーニングを可能にする。本発明によれば、一方ではミルク供給コンテナからの、他方ではマシン側ミルクシステムのまたはミルク供給デバイスの技術的な流体分離が、それによって実現される。
ミルク供給デバイスは、自動的にクリーニングされ得、その目的のために、ミルク供給コンテナとミルク供給デバイスとの間の流体接続が、(たとえば、バタフライバルブを介して(以降を参照))中断され、洗浄剤またはクリーニング剤が、ミルク供給デバイスに供給されるか、または、ミルク供給デバイスを通してガイドされる。可撓性のミルク接続ホースまたはミルク輸送ラインの流入部分は、ミルク供給コンテナにミルクを充填する短い間隔において、または、ミルク供給コンテナの変化の間に、その第1の接続部(アダプター)によって、高強度でクリーニングされ得る。
以降では、本発明が、その利点を含むいくつかの実施形態を参照して、再び説明されている。
本発明によるミルク供給デバイスを備えた本発明による電気式コーヒーマシンの第1の実施形態を示す図である(本発明に関して本質的なコーヒーマシンのコンポーネントおよびミルク供給デバイスのコンポーネントだけが、それによって示されている。これは、後続の図または実施形態にも該当する)。 本発明によるミルク供給デバイスを備えた本発明による電気式コーヒーマシンの第1の実施形態を示す図である(本発明に関して本質的なコーヒーマシンのコンポーネントおよびミルク供給デバイスのコンポーネントだけが、それによって示されている。これは、後続の図または実施形態にも該当する)。 本発明によるミルク供給デバイスを備えた本発明による電気式コーヒーマシンの第1の実施形態を示す図である(本発明に関して本質的なコーヒーマシンのコンポーネントおよびミルク供給デバイスのコンポーネントだけが、それによって示されている。これは、後続の図または実施形態にも該当する)。 本発明によるミルク供給デバイスを備えた本発明による電気式コーヒーマシンの第1の実施形態を示す図である(本発明に関して本質的なコーヒーマシンのコンポーネントおよびミルク供給デバイスのコンポーネントだけが、それによって示されている。これは、後続の図または実施形態にも該当する)。 本発明によるミルク供給デバイスを備えた本発明による第2の電気式コーヒーマシンを示す図である。 本発明によるミルク供給デバイスを備えた本発明による第3の電気式コーヒーマシンを示す図である。 図1から図6の本発明によるミルク供給デバイスの中で使用され得るような、第1の接続部および第2の接続部を示す図である。 本発明によるすべての実施形態の中で使用され得るような、しかし、とりわけ、図6による第3の実施形態の中で使用され得るような、本発明による3方向ジャンクションとして使用され得る複数接続デバイスを示す図である。 本発明によるすべての実施形態の中で使用され得るような、しかし、とりわけ、図6による第3の実施形態の中で使用され得るような、本発明による3方向ジャンクションとして使用され得る複数接続デバイスを示す図である。 本発明によるすべての実施形態の中で使用され得るような、しかし、とりわけ、図6による第3の実施形態の中で使用され得るような、本発明による3方向ジャンクションとして使用され得る複数接続デバイスを示す図である。
図1に示されている第1の実施形態のミルク供給デバイスは、電気式コーヒーマシン(ここでは、全自動コーヒーマシン)のハウジング(図示せず)の中に一体化されている。このハウジングの外側には、マシン外部のミルク供給コンテナ(1)が位置付けされており、ミルク供給コンテナ(1)は、流入部分(20a)の可撓性ホース(8)の第1の接続部(7)を介して、ミルク供給デバイスのミルク輸送ライン(20)(流入部分(20a)および流出部分(20b)を含む)に接続され得る。したがって、また、第1の接続部(7)に向けて配向された、可撓性ホース(8)の端部または流入部分(20a)の端部は、コーヒーマシンの外側に位置しており、ミルク供給コンテナ(1)への流体不透過性の接続が可能にされるようになっており、したがって、ユーザーが、第1の接続部(7)によって、流入部分(20a)の端部を第2の接続部(9)に流体不透過性の様式で接続することができるようになっている(以降を参照)。
同様に、マシンの外部には、または、全自動コーヒーマシンの外部には(すなわち、全自動コーヒーマシンのハウジングの外側(図示せず))、カップ(5)の形態の外部容器が位置している。図示されているケースでは、異なるタイプのクリーニング剤Rのための複数のスペースまたはチャンバー(22a)から(22d)を含むクリーニング剤リザーバー(22)が、全自動マシンのハウジングの内部に配設されており、個々のスペースまたはチャンバー(22a)から(22d)は、ハウジングの中のフラップを介してアクセス可能になっている(図示せず)。
第1の変形例(「変形例1」)では、3方向ジャンクションは、3/2方向バルブ(6)として構成されている。この点に関して、破線で図示されている図1の中心の円形を参照されたい。その代替として、第1の実施形態の第2の変形例(「変形例2」)では、3方向ジャンクションは、正確に2つのバルブの組み合わせ、すなわち、2/2方向バルブ(6”)およびスクイーズドチューブバルブ(squeezed tube valve)(6’)の組み合わせとして構成され得る(図1の中の左側の破線円形を参照)。続いて、最初に変形例1が説明されており、変形例2は、同じ方式で構築され、その後に、変形例1からの相違のみが説明されるようになっている。
したがって、ミルク輸送ライン(20)の流入部分(20a)の一方の端部は、第1の接続部(7)によって、流体不透過性の様式でミルク供給コンテナ(1)に接続可能である(図1は、この接続された状態を示している)。この端部の反対側に位置している流入部分(20a)の端部は、バルブ(6)の3つのエントランスのうちの1つに接続されている(変形例1)。図示されているケースでは、第1の接続部(7)とバルブ(6)との間の完全に可撓性のライン接続が提供されており、すなわち、ミルク輸送ライン(20)の流入部分(20a)は、その長さ全体に沿って可撓性ホース(8)として構成されている。3/2方向バルブ(6)の第2のエントランスは、ミルク輸送ライン(20)の流出部分(20b)を介して、全自動コーヒーマシンのミルクディスペンシングデバイス(4)に接続されている。したがって、第1の接続部(7)は、供給コンテナ(1)に向けて配向されたミルク輸送ライン(20)の第1の端部(7)に対応しており、また、および、この第1の端部(7)から離れるように配向されて位置しているミルク輸送ライン(20)の第2の端部(21)を介して、ミルク輸送ライン(20)の中をガイドされる流体は、ミルクディスペンシングデバイス(4)に送達され、そこから外部カップ(5)の中へ送達され得る。したがって、ミルク輸送ライン(20)の2つの部分(20a)および(20b)は、バルブ(6)を介して互いに接続されており、または、バルブ(6)が、ミルク輸送ライン(20)の中に位置決めされている。
バルブ(6)からミルクディスペンシングデバイス(4)に向けた方向に見たときに、流出部分(20b)は、以降のシーケンスで、以下のコンポーネント(すなわち、バルブ(6)からディスペンシングデバイス(4)へ部分(20b)の中を流れる流体は、以降のシーケンスで、これらのコンポーネントを通って流れる)、すなわち、流体搬送手段(2)(ここでは、ポンプ)と、流体を加熱するための、および/または、空気を導入するための、および/または、蒸気を流体の中へ導入するための(すなわち、たとえば、温めたミルクまたはミルクの泡を作り出すための)システム(3)と、3/2方向流出バルブ(23)とを有している。3/2方向流出バルブ(23)は、第1の接続位置において、ミルクディスペンシングデバイス(4)のみを介して(すなわち、部分(20b)の短いラインピース(20b’)を介して(それは、バルブ(23)の第1のエントランスに接続されており、バルブ(23)とミルクディスペンシングデバイス(4)との間に位置付けされている))、流出部分(20b)からの流体の流出を可能にすることができる。次いで、流体は、カップ(5)の中へ流れる。バルブ(23)の第2の接続位置では、別個の排出部(11)のみを介した流体の流出が可能にされ、バルブ(23)の第2のエントランスは、排出部(11)へとつながっている。(バルブ(23)の第3のエントランスは、システム(3)に接続されており、すなわち、システム(3)からバルブ(23)の中へ流れる流体の流入のための役割を果たしている。)排出部(11)は、とりわけ、流体としてクリーニング剤Rを排出するための役割を果たす(以降を参照)。最後に、バルブ(23)は、中間接続位置において、排出部(11)およびミルクディスペンシングデバイス(4)の両方を介して、同時の流体流出を可能にすることができる。
搬送手段(2)として、ポンプ(たとえば、ギヤタイプポンプ)が使用され得る。また、蠕動ポンプ、振動インペラーポンプ、またはベーンセルポンプが、搬送手段(2)として使用され得る。
3/2方向バルブ(6)の第3のエントランスを介して、3/2方向バルブ(6)(ひいては、ミルク輸送ライン(20))は、クリーニング剤輸送ライン(12)に接続されている。バルブ(6)の中へのそのエントランスから離れるように配向されて位置しているライン(12)の側において、クリーニング剤リザーバー(22)が構成されており、そのリザーバーは、ここでは、チャンバー(22a)から(22d)として、合計で4つの異なるクリーニング剤コンテナを有している。ライン(12)の中へ出口部は、チャンバー(22a)から(22d)のそれぞれからつながっており、4つの異なるクリーニング剤がリザーバー(22)からライン(12)の中へ流れさせられ得るようになっている。第1のクリーニング剤として、冷水KWが、チャンバー(22a)から取り出され得る。第2のクリーニング剤として、熱水HWが、チャンバー(22b)から取り出され得る。第3のクリーニング剤として、蒸気DAが、チャンバー(22c)から取り出され得る。第4のクリーニング剤として、クリーニング液体REが、チャンバー(22d)から取り出され得る。これらのクリーニング剤自体のそれぞれ、または、複数のこれらのクリーニング剤の混合物が、また、クリーニング剤R(以降も参照)として、ライン(12)に追加され得る。
ライン(12)のエントランスに向けて配向された側にあるリザーバー(22)からバルブ(6)の中へ見たときに(4つのチャンバー(22a)から(22d)の合流点とバルブ(6)の中へのエントランスとの間)、ライン(32)が、T字形状のラインピース(31)を介してライン(12)の中へ開口している。ライン(32)を介して、ミルク供給デバイスの第2の接続部(9)が、クリーニング剤輸送ライン(12)に接続されており、ライン(32)の中の2/2方向バルブ(30)が、第2の接続部(9)とT字形状のラインピースとの間に位置決めされている。バルブ(30)の接続状態にしたがって、第2の接続部(9)から来る流体は、したがって、ライン(32)およびT字ピース(31)を通ってライン(12)の中へ流れることが可能であり、または、流れないことが可能である(最後のケースでは、バルブ(30)は閉じている)。
図1は、第1の実施形態のミルク供給デバイスのミルクフロー動作状態を示している(以降では、MFBZと略される)。それによって、太線で描かれておりおよび/または矢印を提供されているラインまたはライン部分は、瞬間的な状態において、流体が通って流れており、一方、細線で描かれているラインまたはライン部分、および/または、矢印を提供されていないラインまたはライン部分は、瞬間的には流体が通って流れていないということが、ここでは適用され、また、後続の図に関しても適用される。
MFBZにおいて、ミルクMは、コンテナ(1)から、第1の接続部(7)または輸送ライン(20)の第1の端部を介して、ホース(8)の中へ搬送される。ミルクMは、ホース(8)の中または流入部分(20a)の中をバルブ(6)の中へ流れ、そこから流出部分(20b)の中へ流れる。バルブ(6)は、クリーニング剤輸送ライン(12)へのこのバルブのエントランスが閉じるように接続されており、リザーバー(22)またはライン(12)からライン(20)の中へのクリーニング剤R(後続の図を参照)の流入が、信頼性高く防止されるようになっている。ポンプ(2)は、ミルクMの搬送を保証し、ミルクMは、そのポンプを通って、最後にシステム(3)の中へ流れ(システム(3)において、ミルクは、加熱され得、蒸気と混合され得、空気と混合され得、または、さらには、蒸気および空気の両方と混合され得る)、そこからバルブ(23)の中へ搬送される。図示されているMFBZでは、バルブ(23)の接続位置は、ミルクMがこのバルブ(23)を通ってライン部分(20b’)の中へ流れ、そこからディスペンシングデバイス(4)の中へ流れ、および最後に、ディスペンシングデバイス(4)からカップ(5)の中へ流れるようになっている(したがって、排出部(11)へのバルブのエントランスは、図示されているMFBZでは閉じている)。
また、第1の実施形態の変形例2は、以前に説明されているものと同様に動作し、ここでのバルブ(6)が、2つの個々のバルブ、すなわち、スクイーズドチューブバルブ(6’)(流入部分(20a)の中に収容されている)および2/2方向バルブ(6”)(クリーニング剤輸送ライン(12)の中に収容されている)によって交換されているという相違を伴っている。それによって、簡単なT字形状のラインピースが、流入部分(20a)、流出部分(20b)、および輸送ライン(12)を接続している(絵の中の左側の破線円形を参照)。したがって、図示されているMFBZでは、2/2方向バルブ(6”)が、リザーバー(22)からの任意のクリーニング剤の供給を阻止しており、一方、ライン(20)を通るミルクMの貫通フローを可能にするために、スクイーズドチューブバルブ(6’)が開けられている。
したがって、図1は、ミルクMがミルクコンテナ1の中に貯蔵されているミルクシステムを示している。ミルクMは、流入部分(20a)または可撓性ホース(8)を介して、搬送手段(2)によって、排出領域(ミルクディスペンシングデバイス(4))へ搬送される。ミルクコンテナ(1)と排出領域(4)との間には、加熱システム、または、温めたミルクもしくはミルクの泡の調製のための空気および/もしくは蒸気を導入するためのシステム(参照数字3)が位置付けされている。これらのシステム(3)は、ここでは、単に概略的に図示されている。また、システム(3)は省略されることも可能である(次いで、泡状のミルクMの単なる追加、または、コンテナの中に存在する温度の単なる追加が可能である)。
ミルク吸い込みホース(8)は、接続ピースによって、もしくは、接続部(7)によって、ミルク供給部(1)に連結されているか、または、それに連結され得る。クリーニング剤または洗浄剤(12)のための供給デバイスまたは供給ラインを介して、システムが洗浄またはクリーニングされ得る。クリーニング剤Rがミルク供給部(1)の中へ、および、ミルク輸送ライン(20)の中を流れるミルクの中へ侵入しないように、ミルク供給ラインまたはミルク輸送ライン(20)は、クリーナー供給部の領域(すなわち、ライン(20)の中へのライン(12)の進入口)とミルク供給部(1)との間で、分離デバイス(6)または(6’、6”)によって分離されている。
変形例1では、分離デバイス(6)は、3/2方向バルブから構成されている(しかし、3/3方向バルブも使用され得る)。変形例2では、分離デバイス(6’、6”)は、スクイーズドチューブバルブ(6’)とクリーニング供給部のための2/2方向バルブ(6”)との組み合わせから構成されている。したがって、マシン側ミルクシステムは、位置(6)または(6’)までの接続ホースピースを除いて、全自動方式でクリーニングされ得る。それによって、変形例1では、分離ポイントは、クリーニングの間にブラインド経路(blind path)の中に置かれていない(したがって、この点に関して、変形例1は、変形例2よりも良好である。その理由は、変形例2のケースでは、そのようなブラインド経路部分が存在するからである)。
分離ポイントのシーリング機能をモニタリングするために、圧力が、(たとえば、搬送デバイス(2)によって)クリーニングされることとなるシステムの上に構築され得る。そのような圧力構築は、圧力センサー(16)によって検出され得る(図2を参照。図1では、このセンサー(16)は、明瞭化のために示されていないが、存在はしている)。それによって、センサー(16)は、一方では、ライン(20)の中に存在する圧力を測定し、または、他方では、3方向ジャンクション(6)または(6’、6”)と搬送デバイス(2)との間の流出部分(20b)の中に存在する圧力を測定する。それによって、たとえば、ギヤタイプポンプとして搬送デバイス(2)を形成することによって、および、これを逆向きに稼動させることによって、圧力が印加され得る。次いで、圧力が十分に高くないということを、センサー(16)が確立する場合には、ホース(8)に向かう方向への分離ポイント(6)または(6’、6”)を通る漏出が存在する。そのようなケースでは、ミルク供給デバイスは、警告またはアラームをトリガーすることが可能である。それに対する代替例として、図2の流体フロー状態において(以降を参照)、クリーニング剤Rに関するポンプ動作にもかかわらず、センサー(16)が、十分に高い圧力を測定しない場合には(すなわち、圧力の値が、所定の圧力基準値を下回っている)、分離ポイント(6)または(6’、6”)の領域の中に望ましくないリークが存在する(それは、クリーニング剤RによるミルクMの汚染につながる可能性がある)ということが確立され得る。そのようなケースでは、流体または液体が、ホース(8)の方向にまたは端部(7)に向けて、分離ポイントを介して横切っているので、不十分な圧力が存在する。
図2では、基本的クリーニング状態または第1のクリーニング動作状態(以降では、「RBZ1」と呼ばれる)が示されており、そこでは、以下のことが行われる。
クリーニング剤R(リザーバー(22)から、ここでは、リザーバーの一部(22b)から生じる)が、輸送ライン(12)を介して、輸送ライン(12)に接続されているジャンクション(6)のエントランスを介して、また、流出部分(20b)に接続されているジャンクション(6)のエントランスを介して、流出部分(20b)の中へ流れるように、3方向ジャンクション(6)または(6’、6”)は接続されている。したがって、流入部分(20a)に接続されているジャンクション(6)のエントランスは閉じている。クリーニング剤Rは、ポンプ(2)、システム(3)、流出バルブ(23)、および部分(20b’)も通って流れ、したがって、ミルク輸送ライン(20)の端部(21)を介してミルクディスペンシングデバイス(4)の中へ流れ、また、そこからカップ(5)の中へ流れる。したがって、この基本的クリーニングのケースでは、ライン(12)、ライン部分(20b)(その中に位置しているエレメント(2、3、23)を含む)、および、また、ディスペンシングデバイス(4)が、クリーニングされる。したがって、ミルクシステムは、供給コンテナ(1)から独立して、基本的クリーニングを受けることが可能である。
ミルクコンテナ(1)の上の第1の接続部(7)を含む残りのホース部分(8)は、実際には、搬送手段(2)およびシステム(3)よりも少ない汚染を受ける。しかし、エレメント(2、3)に関して、タンパク質を介したミルク蓄積が起こらないこと、細菌が形成することができないということ、または、それらの成長の後に、これらが再び迅速に許容量まで分解されるということが保証されなければならない。基本的クリーニングRBZ1は、適切な間隔で実行され得る。第1の接続部(7)は、また、この時間の間にそのパーキング位置の中へ挿入され得、すなわち、第2の接続部(9)に接続され得る。(この点に関して、図3を参照。)基本的クリーニングRBZ1は、毎日1回、または、停止時間の間に、または、より忙しくない時間に実行され得る。また、それは、毎日のコーヒーマシンクリーニングと併せて行われることが可能である。ユーザーによる手動のクリーニングは必要とされない。たとえば、RBZ1のための基本的クリーニングプログラム(コーヒーマシンのメモリーの中に記憶されている)は、コーヒーマシンの上のディスプレイ(図示せず)の上で開始させられ得る。典型的な持続時間は、5分から15分である。
図3は、第2のクリーニング動作状態(RBZ2と略される)を示している。これは、ここでは、迅速クリーニングを表している。
RBZ2では、第1の接続部(7)は、流体不透過性の様式で第2の接続部(9)に接続されている。流入部分(20a)に接続されているジャンクション(6)のエントランス、および、流出部分(20b)に接続されているジャンクション(6)のエントランスが、流体通路のために接続されるように、ジャンクション(6)は接続されている。したがって、輸送ライン(12)に接続されているジャンクション(6)のエントランスは閉じている。バルブ(30)は、開くように切り替えられている。したがって、クリーニング剤Rは、リザーバー(22)から(ここでは、一部(22d)から)ライン(12)の一部分(12’)(それは、リザーバー(22)とバルブ(30)の中への進入口(31)との間に位置している)を介して流れることが可能であり、そこから、ライン(32)の中を、第2の接続部(9)および第1の接続部(7)を介して、ホース(8)または流入部分(20a)の中へ流れることが可能であり、ジャンクション(6)を通って流出部分(20b)の中へ流れることが可能である。
流出部分(20b)において、クリーニング剤Rは、搬送手段(2)、システム(3)、およびバルブ(23)を通って流れる。バルブ(23)は、ここでは、クリーニング剤Rが排出部(11)を介して排出されるように接続されている。換言すれば、図3に示されている状態では、流出部分(20b)の一部(20b’)(ひいては、ディスペンシングデバイス(4)も)は、クリーニングされない。しかし、当然のことながら、排出部(11)ならびにエレメント(20b’)および(4)の両方が、クリーニング剤Rのフローを受けるように、バルブ(23)は接続され得る。図示されている状態では、進入口(31)とライン(12)へのジャンクション(6)のエントランスとの間に存在する輸送ライン(12)のそのライン部分(12”)も、同様にクリーニングされないままになっている。
迅速クリーニングRBZ2は、同様に、(ミルク供給コンテナ(1)のさらなる外部コンテナ(34)を介した)充填の間に、毎日何回か実行され得る。したがって、ミルクMをコンテナ(1)の中に補充することは、接続部(7)および(9)の両方が流体不透過性の様式で一緒に連結されている場合に実現され得る。ミルク経路(20a)、(20b)のこの洗浄RBZ2は、1分から2分の典型的な持続期間を必要とする。したがって、状態RBZ2では、接続部(7)を含むホース(8)もクリーニングを受けることが可能である。それによって、この範囲が、ライン(12)(部分(12’))を介して洗浄され得、クリーニング剤Rは、排出部(11)を介して排出され得る。また、当然のことながら、クリーニング剤R以外のリザーバーチャンバー(22a)から(22c)からのクリーニング剤も、対応するデバイスの制御によって、図3に示されている経路を通って流れることが可能である。
また、第2の接続部(9)または第1の接続部(7)は、(たとえば、リードセンサーまたはホールセンサーの形態の)センサー手段を含むことが可能である。このセンサー手段は、エレメント(7)および(9)の流体不透過性の連結が存在しているかどうかということを検出することが可能である。センサーエレメントは、そのような連結が存在するならば、図3に示されている洗浄サイクルを自動的にトリガーすることが可能である。そのような洗浄サイクルの終了の前に、エレメント(7)および(9)の接続が不注意に解放されないように、また、アクチュエーターが提供され得、アクチュエーターは、ロッキング補助器具(たとえば、ロッキングモーター、電磁石、または、液圧式にもしくは空気圧式に支援されるロッキング補助器具)としての役割を果たす。簡単化のために、その代わりに、光学的手段(デバイスのディスプレイの上の状態表示)も設けられ得、光学的手段は、クリーニングプロセスが終了したかどうかという信号を送る。これは、たとえば(ディスプレイの上の指示の代わりに)、接続領域における光の形態でも実現され得る。また、状態インジケーターは、ディスプレイの上のアニメーションの形態でも実現され得る。
とりわけ、状態RBZ2によって、ミルクシステムまたはミルク供給デバイスが、高度に自動化された様式でクリーニングされ得、また、ミルク収集が、定期的にクリーニングされるということが保証される。たとえば、大量のミルクMがコンテナ(1)の中に貯蔵されており、または、ミルクの低い消費しか行われないために、第1の接続部(7)(ホース(8)を伴う)が、かなりの長い持続期間にわたってクリーニングされることができない場合には、ミルク供給デバイスは、強制的洗浄のために構成され得、強制的洗浄では、ユーザーは、洗浄サイクルRBZ2を開始させることを必要とされる。この目的のために、ユーザーは、単に、2つの接続部(7)および(9)を手動で接続しなければならない。
第1の実施形態の変形例では、図4は、全自動コーヒーマシンの中の本発明によるミルク供給デバイスを示しており、それは、集中的クリーニングの可能性を提供する。これによって、その構築は、図1から図3に示されている構築に追従しており、単に、ここでの3方向ジャンクション(6)が3/2方向バルブとして構成されているという相違を伴っている。
この集中的クリーニングのケースにおける接続位置は、輸送ライン(12)(または、輸送ライン(12)の部分(12”))に接続されているバルブ(6)のエントランス、および、流入部分(20a)またはホース(8)に接続されているバルブ(6)のエントランスの両方が、クリーニング剤Rの流入のために開けられるようになっている。ここで、薬剤Rは、リザーバー(22)のチャンバー(22d)から生じている。それは、以下の状態と状態の間で行ったり来たり周期的に切り替えられ得る。第1の状態では、クリーニング剤Rは、進入口(31)、バルブ(30)、2つの接続部(9)、(7)、およびホース(8)を介して、バルブ(6)の中へ流れる。第2の状態では、クリーニング剤は、進入口(31)から部分(12”)を介してバルブ(6)の中へ直接的に流れる。流出部分(20b)に接続されているバルブ(6)のエントランスは、同様に開けられており、ライン部分(8)および(12”)から一緒に流されたクリーニング剤Rの流出のための役割を果たす。エレメント(2)、(3)、および(23)の下流のクリーニング剤Rの排出は、ここでは、部分(20b’)を介して、すなわち、ディスペンシングデバイス(4)を通して実現される。しかし、3/2方向流出バルブ(23)は、また、クリーニング剤Rが追加的に排出部(11)を介して排出されるように接続され得る。
示されている集中的クリーニングは、週に1回、化学的なおよび/または機械的なクリーニングとして実行され得る。ミルクと接触するすべてのコンポーネントは、それによって、クリーニングされ得る。また、クリーニング剤および/または消毒剤Rの使用は、高い濃度で可能である。また、長い作用時間(持続期間:15分から30分またはさらに長く、たとえば、1時間から2時間)も可能である。また、望まれる場合には、手動クリーニングのために、または、食器洗浄機の中でのクリーニングのために、コンポーネントまたはパーツを分解することも実現され得る。ミルク供給コンテナ(1)は、図4に示されている状態では、ミルク供給デバイスから切り離されている。
図5は、全自動コーヒーマシンの中の本発明によるミルク供給デバイス第2の実施形態を示している。それによって、その構築は、第1の実施形態のものと基本的に同じであり、その相違だけが以降に説明されるようになっている(同一の参照数字は、第1の実施形態と同一のまたは対応するコンポーネントを説明している)。
第2の実施形態では、コンポーネント(9)、(30)、(31)、および(32)は省略されている。それに加えて(第1の実施形態の中には存在していない)、バイパスライン(10)が設けられており、バイパスライン(10)は、可撓性であるか、部分的に可撓性であるか、または、完全にリジッドでもあり(それは、チュービングとして設けられる)、バイパスライン(10)は、その端部のうちの一方において、排出部(11)に接続されており、または、排出部(11)の中へつながっている。排出部(11)の反対側に位置している端部において、バイパスライン(10)は、第3の接続部(33)を有しており、第3の接続部(33)は、第1の接続部(7)に取り外し可能に接続され得る。図5は、第3の接続部(33)および第1の接続部(7)が流体不透過性の様式で一緒に接続されている状態を示している。図5の実施形態では、加えて、ジャンクション(6)は、3/3方向バルブとして構成されている。
図5に示されている実施形態によって、同様に、集中的クリーニングが実行され得、集中的クリーニングは、以降では、第3のクリーニング動作状態(略称:RBZ3)とも呼ばれる。この目的のために、バルブ(6)は、クリーニング剤Rを通して流すために、流入部分(20a)および流出部分(20b)の両方を開けている。したがって、クリーニング剤Rは、輸送ライン(12)からバルブ(6)の中へ流れ、そして、ホース(8)または流入部分(20a)、第1の接続部(7)、第3の接続部(33)、およびバイパスライン(10)を介して、排出部(11)の中へ流れることが可能である。同時に、RBZ3では、クリーニング剤Rは、ライン(12)からバルブ(6)を介して、また、搬送手段(2)、システム(3)、バルブ(23)、およびミルクディスペンシングデバイス(4)を通って、カップ(5)の中へ流れることが可能である。RBZ3では、3/3方向バルブ(23)は、その3つのエントランスのすべてが開けられるように接続されている。したがって、また、クリーニング剤Rは、それに加えて、バルブ(23)を介して排出部(11)の中へ流れる。
しかし、図5のミルク供給デバイスは、また、バルブ(6)が経路(20a)のみを開けている場合には(クリーニング剤が、エレメント(8)、(7)、(33)、および(10)のみを介して、排出部(11)の中へ流れる)、迅速クリーニングのために使用され得る。
図6は、本発明による、全自動コーヒーマシンの中のミルク供給デバイスの第3の実施形態を示している。第1の実施形態のものとまったく同じように、状態MFBZ、RBZ1、およびRBZ2が、第3の実施形態において可能であり、また、図4と同様に、最後に述べられた図に示されているクリーニング動作状態も、第3の実施形態において可能である。これは、とりわけ、3方向ジャンクション(6)によって、個々の動作状態の間で切り替えを行うことができることによるケースである。バルブ(6)は、第3の実施形態では、3/3方向バルブとして構成されている。
第3の実施形態(図6)は、第1の実施形態(図1から図3)のすべてのコンポーネントを有している。そのうえ、追加的なコンポーネント(7’)、(8’)、(9’)、(30’)、(31’)、(32’)、および(15)が設けられており、以下の相違が存在している。(第1の)ミルク供給コンテナ(1)に加えて、第2のミルク供給コンテナ(1’)が設けられており、第2のミルク供給コンテナ(1’)の中には、ここでは、異なるタイプのミルクM’が存在している。流入部分(20a)は、(コンテナ(1)への接続のための)第1の接続部(7)およびそれに接続されている可撓性ホース(8)に加えて、さらなる第1の接続部(7’)を含み、さらなる第1の接続部(7’)は、さらなる可撓性ホース(8’)に接続されている。エレメント(7’)および(8’)を介して、流入部分(20a)は、加えて(コンテナ(1)への接続に加えて)、さらなる外部コンテナ(1’)にも接続されている。この目的のために、さらなる3/2方向バルブ(15)が設けられており、さらなる3/2方向バルブ(15)は、さらなる第1の接続部(7’)から離れるように配向されて位置している、ホース(8’)の端部に接続されている第1のエントランスを有しており、また、さらなる3/2方向バルブ(15)は、第1の接続部(7)ら離れるように配向されて位置している、ホース(8)の端部に接続されている第2のエントランスを有している。バルブ(15)の第3のエントランスは、流入部分(20a)のリジッドのパイプライン部分を介して、ライン(12)にも流出部分(20b)にも接続されていない、バルブ(6)のエントランスに接続されている。それによって、バルブ(15)およびこのリジッドのパイプライン部分は、全自動コーヒーマシンの(ここでは、示されていない)ハウジングの内側に位置決めされており、バルブ(15)から離れるように配向されて位置しているホース(8)および(8’)の部分だけが、それらの接続部(7)および(7’)とともに、ハウジングの外側に位置決めされるようになっている。
第1の実施形態に関して以前に説明されているように、第1の接続部(7)は、流体不透過性の様式で、第2の接続部(9)に接続され得る。この点に関して、(7)と(9)との間の破線を参照されたい。加えて、全自動マシンは、さらなる第2の接続部(9’)を有しており、さらなる第2の接続部(9’)は、また、さらなるライン(32’)およびさらなる2/2方向バルブ(30’)(それは、バルブ(30)と同様に構築されている)を介して、さらなる進入口(31’)を介して輸送ライン(12)の中へ開口している。それによって、さらなる進入口(31’)は、T字形状のラインピースと同様に構成されており、一方ではリザーバー(22)と他方では進入口(31)との間に位置決めされている。さらなる第2の接続部(9’)は、ミルクコンテナ(1’)からのさらなる第1の接続部(7’)の除去の後に、それが流体不透過性の様式でさらなる第1の接続部(7’)に接続され得るように構成されている。この点に関して、(7’)と(9’)との間の破線を参照されたい。
バルブ(15)の接続位置にしたがって、ミルクフロー動作状態MFBZでは((7)および/または(7’)が、ミルクコンテナ(1)、(1’)に接続された状態になっている場合には)、ミルクM’が、コンテナ(1’)から流れるか、または、ミルクMがコンテナ(1)から流れるかのいずれかであり、バルブ(15)を介して、流入部分(20a)およびバルブ(6)を介して、(ライン(12)へのバルブ(6)のエントランスが遮断されているケースでは)流出部分(20b)の中へ流れることが可能である。
クリーニング動作状態(RBZ)は、第1の接続部(7)が第2の接続部(9)とペアにされること、および/または、さらなる第1の接続部(7’)がさらなる第2の接続部(9’)とペアにされることによって、結果的に可能である。次いで、MFBZでは閉じられているバルブ(30)および(30’)が開けられ得る。
たとえば、図4による第1の実施形態の変形例に示されているような集中的クリーニング状態が可能である。すなわち、接続部ペア(7)および(9)をペアにすること、ならびに、接続部ペア(7’)および(9’)をペアにすること、すなわち、コンテナ(1)および(1’)から切り離すことが可能である。2つのバルブ(30)および(30’)を開けることが可能である。ホース(8)またはホース(8’)のいずれかからの流入、および、バルブ(6)に向けての流出が可能にされるような、3/2方向バルブ(15)の接続が可能である。流入部分(20a)もしくはバルブ(15)からの流入、または、輸送ライン(12)からの流入のいずれかが可能にされるような(これらの2つの状態の間で、行ったり来たり周期的に切り替えることが行われることが可能である)、バルブ(6)の接続が可能である。バルブ(6)の中へ流されるクリーニング剤は、流出部分(20b)を介して排出する。他のRBZ、たとえば、図3によるRBZ2と同様の状態など(このケースでは、ライン(12)に接続されているバルブ(6)のエントランスが閉じている)が、同様に可能である。
したがって、また、本発明によるミルク供給デバイスは、複数のミルクコンテナ(1)、(1’)に関して拡張され得、バルブ(15)は、さまざまなミルクコンテナの間での切り替えのために使用され得る。あるいは、バルブ(15)は、2つの個々の2/2方向バルブから、または、2つのホースクランプバルブからも構築され得る。所望の並列の迅速クリーニングおよび集中的クリーニングを可能にするために、追加的な接続が、接続部(7’)および(9’)を介して提供される。
図6は、加えて、以降で図8から図10に説明されているように、複数接続デバイス(500)の6つのライン接続部A、B、C、D、E、およびFに示している。デバイス(500)の位置にしたがって、図6に示されているミルク供給デバイスの異なる貫通フロー状態が可能にされる。また、この点に関して、図8から図10に関する以降の説明も参照されたい。
図7は、第1の接続部(7)および第2の接続部(9)(同様に、図6によるさらなる第1の接続部(7’)およびさらなる第2の接続部(9’))がどのように構成され得るかということを詳細に示している。第1の接続部(7)は、ホース(8)から離れるように配向されて位置しているその端部において(および、ホース(8)から離れる方向に見て)、最初に、第2の接続部分(7−9)を有しており、その後に、第1の接続部分(7−1)を有している。第1の接続部分(7−1)の直径は、ぴったり合った様式で、また、流体不透過性の様式で、それがコンテナ(1)のミルクコンテナ接続部(40)(図1から図6には示されていない)の中にシールを形成するために導入され得るように構成されている。第2の接続部分(7−9)は、第1の接続部分(7−1)よりも大きい直径を有している。第2の接続部分(7−9)の直径は、ミルクコンテナ接続部(40)の内径よりもはるかに大きいので(ミルクコンテナ接続部(40)は、図7の中でD1とも呼ばれる)、第2の接続部分(7−9)の領域がもはや接続部(40)の中へ導入されることができないようになっている。したがって、一方ではミルクコンテナ(1)と他方では第1の接続部(7)との間の流体不透過性の接続は、第1の接続部分(7−1)のみによって可能である(左側の図7)。
第2の接続部分(7−9)は、第1の接続部分(7−1)の外径よりも著しく大きい外径を有しており、第2の接続部分(7−9)は、それ(7−9)がぴったり合った状態で正確に受け入れられ得るように形状決めされており、第2の接続部(9)によって流体不透過性のシールを形成するようになっている(右側の図7を参照)。したがって、第2の接続部(9)の内径D2(それに関して、D2>D1が適用される)は、外周側において(7)および(9)の接続された状態において、第2の接続部(9)が第2の接続部分(7−9)を取り囲むようになっている。したがって、第1の接続部(7)をミルクコンテナ(1)から取り外した後に、最初に第1の接続部分(7−1)が第2の接続部(9)の中へ導入されることによって、および、その後に、第2の接続部分(7−9)も第2の接続部(9)の中へ導入されることによって(次いで、第2の接続部分(7−9)は、第2の接続部(9)の中にシールを形成する)、2つの接続部(7)および(9)の流体不透過性の接続が、右側の図7にしたがって作り出され得る。
したがって、接続部(7)は、2つの段階で構成されており、第1のシーリング直径D1は、ミルク供給コンテナ(1)とペアにされることが可能であり、第2のシーリング直径D2は、接続部(9)とペアにされることが可能である。これは、図7の中の右側に示されている状態において、第1の接続部分(7−1)が、接続部(9)の内側のクリーニング液体R(図7には示されていない)によって完全に洗浄され得るという利点を有している。結果的に、第1の接続部(7)(または、さらなる第1の接続部(7’))を新しいまたはクリーニングされたミルク供給コンテナ(1)に接続するときに、領域D1または(7−1)における交差汚染を回避することが可能になる。
すでに説明されているように、クリーニング供給部とミルク供給部のための逆流安全デバイスとの間の3方向ジャンクション(6)または(6、6”)の分離手段として、簡単な3/2方向バルブまたは簡単な3/3方向バルブが使用され得る(たとえば、磁気バルブとして)。しかし、また(とりわけ、図6のケースでは;したがって、これ(500)は、図6にも示されている)、図8から図10に示されているような複数接続デバイス(500)が、3方向ジャンクションとして、すべての実施形態において使用され得る。
図8は、6つのライン接続部AからFを備えた複数接続デバイス(500)を示しており、6つのライン接続部AからFは、これらのライン接続部に接続されているライン部分(図示せず)とともに、図1から図5による3方向ジャンクション(6)の流体ガイド、および、図6による拡張された流体経路ガイドの両方を形成することが可能である。
デバイス(500)は、2つの平坦な円筒形状のディスクエレメント(50)および(51)を有しており、2つの平坦な円筒形状のディスクエレメント(50)および(51)は、共通の回転軸線(52)の周りに相互に回転可能になっている。それによって、エレメント(50)(図8の中の左端において、回転軸線(52)に平行な断面図で示されており、また、図8の中の左側において、回転軸線の上の平面図で示されており、または、回転軸線(52)に対して垂直の平面で見られている)は、厳密に6つの貫通ボーリングまたは貫通孔部として、ライン接続部AからFのすべてを有している(また、ライン接続部Dは、その貫通孔部に加えて、陥没孔部領域も含む。左端の図8の中の垂直方向の破線も参照)。それとは対照的に、第2のディスクエレメント(51)(右側の図8:回転軸線(52)の上の平面図;右端の図8:回転軸線(52)に平行の断面図)は、正確に2つの接続チャンバーだけ、すなわち、長円形の湾曲した接続チャンバー(右側の図8の上部にある)およびおおよそ三角形の接続チャンバーだけを有している。長円形の接続チャンバーは、ディスクエレメント(51)の外周部に沿って延在しており、三角形の接続チャンバーは、外周側に位置しているディスクの領域からこのディスク(51)の中心へ延在しており、それによって、回転軸線(52)も包含している。
2つの平坦な円筒形状のディスク(50)、(51)は、(図9を参照)上下にぴったりと設置されており、互いに直接的に当接して設置されている。回転軸線(52)の周りでの互いに対する2つのディスク(50)、(51)の回転は、(とりわけ、ディスク(50)の中のライン接続部Dの陥没ボーリング部分を介して、および、また、ディスク(51)の中の2つの貫通孔部を介して、)ライン接続部A、B、C、D、E、およびFのうちの異なるものをペアで一緒に接続することを可能にする。
図6および図8が考えられる場合には、たとえば、デバイス(500)の内側にわたって(図8の中の右側に示されている位置から)時計回り方向に25°だけディスクエレメント(51)が回転することは、2つのライン接続部DおよびFの接続、および、同時に、2つのライン接続部BおよびCの接続の両方を実現することが可能である(それによって、ディスク(50)は、図8の中の左側に示されているその位置にあるままである)。したがって、リザーバー(22)から進入口(31’)を介して(バルブ(30’)にしたがって)さらなる第2の接続部(9’)へのクリーニング剤フローが可能にされ、また、(さらなる第1の接続部(7’)が、流体不透過性の様式で接続部(9’)に接続されているならば)さらなる第1の接続部(7’)から、バルブ(15)および(6)にしたがって、ポンプ(2)への、したがって、ミルクディスペンシングデバイス(4)へのクリーニング剤フローが可能にされる(流体経路D→F→(9’)→(7’)→B→C)。
図9は、組み立てられた形態でデバイス(500)を示している。図10は、回転軸線(52)の周りの異なる回転角度または相対的位置にしたがって、接続部AからFのうちのどのライン接続部が、(デバイス(500)の内側を介して)どの流体ライン接続部につながるかということを示している。
したがって、互いに対して回転可能な第2のディスク(50、51)によって(または、静止ディスク(50)およびそれに対して相対的に回転可能なディスク(51))、複合型バルブが、簡単な様式で作り出され得、そのバルブによって、異なる流体経路が、異なる「消費者」へ切り替えられ得る。図8および図9による幾何学的な構成の結果として、バルブ(6)(または、(6’、6”))、(15)、(30)、および(30’)は、たとえば、図6による実施形態において、厳密に1つまたは単一の複数接続デバイス(500)の中に組み合わせられ得る。それによって、デバイス(500)の内側バルブ幾何学形状は、デッドスペースを有さないように構成されている。このデバイス(500)の基本的なユニットは、この目的のために、図6による6つの接続部AからFを提供する。接続部E〜Fのペアは、有利には、第2の接続部(9)および(9’)の両方が同時に作り出され得るように構成され得る。接続部ペアA〜Bは、それがミルク吸い込みホース(8)および(8’)の両方に関する接続部を同時に構成するように、幾何学的に構成され得る。
2つのディスク(50)、(51)は、それらの角度位置において、互いから離れるように回転させられ得、したがって、最も多様な流体経路を形成することが可能である。2つの内部主要図において、図8は、図9において上下に図示されているシーリング面をそれぞれ示している。図10は、互いに対する2つのディスク(50)、(51)の角度位置の関数として作り出されるバルブ接続経路または流体経路を示している。例:ライン接続部Aおよびライン接続部Cの接続を伴う角度位置75°(「通常動作ミルク1」、図10を参照)。ライン接続部B、D、E、およびFは、この角度位置において閉じられている。2つのディスク(50)、(51)は、互いに対してまたは互いから離れるように、モーターによって回転させられ得る。
軸線(52)の周りでの互いに対するディスク(50)、(51)のそのような回転移動は、たとえば、位置−25°および25°(図10を参照)において、接続部(7)および(9)の接続または接続部(7’)および(9’)の接続を一緒にロックするために使用され得、クリーニング剤Rによるクリーニングが完了する前に、これらの接続部の解放が可能でないようになっている。したがって、クリーニング状態の間に、複数のタイプのミルクM、M’の使用の間に、切り替えが、異なる位置同士の間でそれぞれ行ったり来たりして行われることが可能である。とりわけ、2つのタイプのミルクM’とMとの間に短い切り替え経路が、迅速に起こる迅速クリーニングのために作り出される。それによって、互いに対する2つのディスク(50)、(51)のそれぞれの角度位置において、クリーニング剤Rがミルクコンテナ(1)、(1’)のうちの1つの中へ流れることができるということが除外される。
したがって、本発明は、以下のように、2段階クリーニングアプローチを可能にする。第1の(完全に自動化された)段階は、ユーザーによる介入なしに(とりわけ:クリーニングの自動化された開始および自動化された実行)、外部コンテナ(1)またはコンテナ(1)、(1’)へのミルク供給デバイスの接続の間に、1つのクリーニング剤Rまたは複数のクリーニング剤Rをリザーバー(22)またはそのチャンバー(22a)から(22d)から供給することによって可能である。第2の段階では、コンテナ(1)もしくは(1)、(1’)の中のミルク充填の短い時間、または、ミルクコンテナ変化の短い時間が、ホース(8)またはホース(8)、(8’)を洗浄するために使用され、とりわけ、ホース側ミルク接続領域(7)または領域(7)、(7’)の消毒のために使用される。第1の段階は、規則的な間隔で実現され得、または、使用法に応じて、毎日の動作の間に、さらに短い間隔で実現され得る。第2の段階は、単に、ユーザーによって無意識に知覚される。その理由は、これが、通常動作処理の間に行われるからである。
本発明によって、クリーニングステップの高いグレードの自動化された実装形態が実現され得る。同様に、ミルクの中の細菌の数は、低いレベルに維持され得る、または、安定化させられ得る。この目的のために、クリーニングステップのシーケンスが定義され得、または、異なるクリーニング動作状態(RBZ)が、連続して実行され得る。ミルク供給デバイスの動作またはコーヒーマシンの動作は、ユーザーが任意の実際に実行されるクリーニングを知覚することなく、または、ユーザーによるそのようなクリーニングの最小の知覚によって保証され得る。
接続領域の非常に迅速な消毒が可能である。コンテナ変化の間の交差汚染が防止され得る。クリーニング剤Rによって徹底的に洗浄することは、事実上自由自在に小さい動作間隔で行われることが可能である。ミルク供給デバイスまたはコーヒーマシンの中の細菌の数は、ユーザーのパートの上の最小入力を伴う洗浄手順およびクリーニング手順によって低減され得る。定期的にクリーニングされないミルク接続ラインの領域でさえも細菌に耐性がある:ミルクの交換またはこのホース部分の中へ新鮮なミルクを供給することは、実際に、100パーセントのクリーニングが必要とされないということにつながる。これは、この部分において、ミルクが、単に低い細菌ローディングを受けるに過ぎないからである。その理由は、簡単な幾何学形状が存在しており、したがって、過剰な細菌形成がそこで防止されるからである。したがって、このミルク部分のクリーニングは、最終的に、かなりの長い間隔において必要とされるのみである。
そのような動作過程によって、ミルクの処理は、ユーザークリーニングに依存することなくまたはほとんど依存することなく、長いメンテナンス間隔にわたって動作され得る。
複数接続デバイスが使用され得、複数接続デバイスでは、電気信号による機械的な接続位置の対応する切り替えによって(そして、それは、機械的位置グリッド(mechanical positional grids)に作用する)、クリーニング剤Rによるミルク供給部の汚染を結果として生じる接続位置の組み合わせが除外される。
したがって、以下の特徴が強調され得る。
・ 異なるクリーニング手順が組み合わせられる。
・ これらの手順は、完全に自動的にまたはほとんど完全に自動的にバックグランドにおいて稼動し、ユーザーがそれらを知覚しないか、または、実用的に知覚しないようになっている。
・ 低いレベルでのミルクの中の細菌の数の安定化、または、細菌の数の低減を結果として生じる。
・ 結果的に、ユーザーによって実行されることを必要とする特殊なクリーニング手順なしに(そのときには、たとえば、ミルク製品が販売されることもできない)、比較的に長い期間にわたって、ミルクが処理され得る。

Claims (17)

  1. ミルク供給コンテナ(1)からミルクディスペンシングデバイス(4)へミルク(M)を供給するためのミルク供給デバイスであって、前記ミルク供給デバイスは、
    ミルク輸送ライン(20)であって、前記ミルク輸送ライン(20)は、その端部(7、21)のうちの第1の端部(7)において、前記ミルク供給コンテナ(1)に接続され得るかまたは接続されており、前記ミルク輸送ライン(20)によって、その前記端部(7、21)のうちの第2の端部(21)を介して、前記ミルク供給コンテナ(1)から取り出されたミルク(M)が、前記ミルクディスペンシングデバイス(4)へ送達され得る、ミルク輸送ライン(20)
    を含む、ミルク供給デバイスにおいて、
    前記第1の端部(7)と前記第2の端部(21)との間の前記ミルク輸送ライン(20)に流体連通しているクリーニング剤輸送ライン(12)によって、3方向ジャンクション(6、6’、6”)は構成されており、随意的に、
    ・ ミルクフロー動作状態(MFBZ)では、ミルク(M)が、それ(6、6’、6”)を介して前記ミルク供給コンテナ(1)から前記ミルクディスペンシングデバイス(4)へ輸送され得、一方、前記ミルク輸送ライン(20)は、同時に、それ(6、6’、6”)によって、流体不透過性の様式で前記クリーニング剤輸送ライン(12)に対して密封されているか、または、
    ・ 1つもしくは複数のクリーニング動作状態(RBZ1、RBZ2、RBZ3)では、クリーニング剤(R)が、それ(6、6’、6”)に流体連通している前記クリーニング剤輸送ライン(12)から、それ(6、6’、6”)を介して、前記ミルクディスペンシングデバイス(4)に向かう方向に、および/もしくは、前記ミルク供給デバイスの排出部(11)に向かう方向に導かれ得るか、
    のいずれかとなるように、前記3方向ジャンクション(6、6’、6”)は動作させられ得る、ことを特徴とする、ミルク供給デバイス。
  2. 前記ミルク輸送ライン(20)は、前記3方向ジャンクション(6、6’、6”)に流体連通している流入部分(20a)と、前記3方向ジャンクション(6、6’、6”)に流体連通している流出部分(20b)とを含み、
    好ましくは、前記ミルク供給デバイスは、流体(M、R)が前記流入部分(20a)を介して前記3方向ジャンクション(6、6’、6”)の中へ導入され、前記流出部分(20b)を介して前記3方向ジャンクション(6、6’、6”)から再び排出されるように、動作可能になっていることを特徴とする請求項1に記載のミルク供給デバイス。
  3. 前記3方向ジャンクション(6、6’、6”)は、第1のクリーニング動作状態(RBZ1)にしたがって以下のように動作させられ得、すなわち、
    クリーニング剤(R)は、それ(6、6’、6”)の中へ開口する前記クリーニング剤輸送ライン(12)から、それ(6、6’、6”)を介して、前記ミルクディスペンシングデバイス(4)に向かう方向に導かれ得、
    前記クリーニング剤(R)が、それ(6、6’、6”)を通して、前記流出部分(20b)を介して、前記ミルクディスペンシングデバイス(4)に向かう方向に導かれることによって、その間に、前記流入部分(20a)が、それ(6、6’、6”)によって、流体不透過性の様式で前記クリーニング剤輸送ライン(12)に対してシールされることを特徴とする請求項2に記載のミルク供給デバイス。
  4. 前記流入部分(20a)は、完全にリジッドではないように構成されており、好ましくは、少なくとも部分的に移動可能であるように構成されており、より好ましくは、可撓性であるように構成されており、最も好ましくは、可撓性ホース(8)として構成されており、前記流入部分(20a)は、前記3方向ジャンクション(6、6’、6”)から離れるように配向されたその端部において、第1の接続部(7)を有しており、
    前記ミルク供給デバイスは、前記クリーニング剤輸送ライン(12)に流体接続している第2の接続部(9)を有しており、
    前記第1の接続部(7)は、前記第2の接続部(9)に取り外し可能に接続され得、接続された状態では、これらの2つの接続部(7、9)を介してつながる流体接続が、前記クリーニング剤輸送ライン(12)と前記流入部分(20a)との間に存在するようになっており、および/または、前記接続された状態では、これらの2つの接続部(7、9)および前記流入部分(20a)を介してつながる流体接続が、前記クリーニング剤輸送ライン(12)、好ましくは、クリーニング剤リザーバーに向けて配向された前記クリーニング剤輸送ライン(12)の一部分(12’)と、前記3方向ジャンクション(6、6’、6”)との間に存在するようになっていることを特徴とする請求項2または3に記載のミルク供給デバイス。
  5. 前記3方向ジャンクション(6、6’、6”)は、第2のクリーニング動作状態(RBZ2)にしたがって以下のように動作させられ得、すなわち、
    クリーニング剤(R)は、前記クリーニング剤輸送ライン(12)から、好ましくは、クリーニング剤リザーバーに向けて配向された前記クリーニング剤輸送ライン(12)の前記一部分(12’)から、前記接続された状態で位置している前記2つの接続部(7、9)に向けて導かれ、前記2つの接続部(7、9)から前記流入部分(20a)を介して前記3方向ジャンクション(6、6’、6”)の中へ導かれ、前記3方向ジャンクション(6、6’、6”)から、前記流出部分(20b)を介して、最後に、前記ミルクディスペンシングデバイス(4)および/または前記ミルク供給デバイスからの前記排出部(11)を介して導かれ得ることを特徴とする請求項4に記載のミルク供給デバイス。
  6. クリーニング剤(R)が、加えて、また、前記クリーニング剤輸送ライン(12)から、好ましくは、クリーニング剤リザーバーに向けて配向された前記一部分(12’)を介して、および、クリーニング剤リザーバーから離れるように配向された前記クリーニング剤輸送ライン(12)の一部分(12”)を介して、直接的に、すなわち、前記接続された状態に位置している前記2つの接続部(7、9)を介して、および、前記流入部分(20a)を介して、前記3方向ジャンクション(6、6’、6”)の中へ流れることなく導かれ得、クリーニング剤(R)が、前記3方向ジャンクション(6、6’、6”)から前記流出部分(20b)を介して導かれ得、最後に、前記ミルクディスペンシングデバイス(4)を介して、および/または、前記ミルク供給デバイスからの前記排出部(11)を介して排出され得るように、前記3方向ジャンクション(6、6’、6”)は動作させられ得ることを特徴とする請求項5に記載のミルク供給デバイス。
  7. 前記第1の接続部(7)および/または前記第2の接続部(9)は、接続状態検出デバイスを有しており、前記接続状態検出デバイスによって、前記2つの接続部(7、9)が互いとの接続の状態に位置しているかどうかということが確認され得、ならびに/または、
    前記第1の接続部(7)および/または前記第2の接続部(9)は、接続解放防止デバイスを有しており、前記2つの接続部(7、9)が互いとの前記接続の状態に位置している場合には、および、前記ミルク供給デバイスが前記クリーニング動作状態(RBZ1、RBZ2、RBZ3)のうちの1つになっている場合には、前記接続解放防止デバイスによって、前記2つの接続部(7、9)の間の前記接続の解放が防止され得ることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載のミルク供給デバイス。
  8. 前記第1の接続部(7)は、第1の接続部分(7−1)と第2の接続部分(7−9)とを有しており、前記第1の接続部分(7−1)は、前記ミルク供給コンテナ(1)への前記第1の接続部(7)の流体不透過性の接続のために構成されており、前記第2の接続部分(7−9)は、前記第2の接続部(9)への前記第1の接続部(7)の流体不透過性の接続のために構成されていることを特徴とする請求項4乃至7のいずれか一項に記載のミルク供給デバイス。
  9. 前記流入部分(20a)は、完全にリジッドではないように構成されており、好ましくは、少なくとも部分的に移動可能であるように構成されており、より好ましくは、可撓性であるように構成されており、最も好ましくは、可撓性ホース(8)として構成されており、前記流入部分(20a)は、前記3方向ジャンクション(6、6’、6”)から離れるように配向されたその端部において、第1の接続部(7)を有しており、
    前記ミルク供給デバイスは、バイパスライン(10)を有しており、前記バイパスライン(10)は、前記ミルク供給デバイスの前記排出部(11)に接続されており、好ましくは、少なくとも部分的に可撓性であり、前記バイパスライン(10)は、前記排出部(11)から離れるように配向されたその端部において、第3の接続部(33)を有しており、
    前記第1の接続部(7)は、前記第3の接続部(33)に取り外し可能に接続され得、接続された状態では、前記クリーニング剤輸送ライン(12)、前記3方向ジャンクション(6、6’、6”)、これらの2つの接続部(7、33)、および前記バイパスライン(10)を介して、前記排出部(11)の中へつながる流体接続が存在するようになっていることを特徴とする請求項2を参照する請求項3乃至8のいずれか一項に記載のミルク供給デバイス。
  10. 前記3方向ジャンクション(6、6’、6”)は、第3のクリーニング動作状態(RBZ3)にしたがって以下のように動作させられ得、すなわち、
    クリーニング剤(R)は、前記第1の接続部(7)および前記第3の接続部(33)の前記接続された状態において、前記クリーニング剤輸送ライン(12)、前記3方向ジャンクション(6、6’、6”)、接続されている前記2つの接続部(7、33)、および前記バイパスライン(10)を介して、前記排出部(11)の中へ導かれ得、ならびに、前記ミルク供給デバイスからの前記排出部(11)から排出され得ることを特徴とする請求項9に記載のミルク供給デバイス。
  11. 前記3方向ジャンクション(6、6’、6”)は、いくつかのクリーニング動作状態にしたがって動作させられ得、ならびに/または、前記第1のクリーニング動作状態(RBZ1)、前記第2のクリーニング動作状態(RBZ2)、および前記第3のクリーニング動作状態(RBZ3)から任意に選択される、少なくとも2つのクリーニング動作状態にしたがって動作させられ得、好ましくは、前記第1のクリーニング動作状態(RBZ1)、前記第2のクリーニング動作状態(RBZ2)、および前記第3のクリーニング動作状態(RBZ3)からのすべて3つにしたがって、随意的におよび/または切り替え可能に動作させられ得ることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載のミルク供給デバイス。
  12. 前記3方向ジャンクション(6、6’、6”)は、バルブ(6)であるかもしくはそれを含み、または、いくつかのバルブ(6’、6”)の組み合わせであるかもしくはそれを含み、
    好ましくは、3/2方向バルブもしくは3/3方向バルブであるかもしくはそれを含み、または、
    好ましくは、厳密に2つのバルブ(6’、6”)を含み、もしくは、それから構成されており、好ましくは、これらの2つのバルブのうちの一方のバルブ(6’)はホースクランプバルブまたはスクイーズドチューブバルブであり、これらの2つのバルブのうちの他方のバルブ(6”)は、2/2方向バルブであることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載のミルク供給デバイス。
  13. 前記ミルク供給デバイスは、逆流安全デバイスを含み、前記逆流安全デバイスは、好ましくは、圧力センサー(16)を含み、前記圧力センサー(16)は、前記クリーニング動作状態(RBZ1、RBZ2、RBZ3)のうちの1つまたは複数における前記ミルク供給デバイスの動作の間に、前記流出部分(20b)からのおよび/または前記クリーニング剤輸送ライン(12)からのクリーニング剤(R)の逆流が、前記3方向ジャンクション(6、6’、6”)を通って前記流入部分(20a)の中へ実現されるかどうかということをモニタリングするように構成されていることを特徴とする請求項2を参照する請求項3乃至12のいずれか一項に記載のミルク供給デバイス。
  14. 前記ミルク輸送ライン(20)の前記第1の端部(7、7’)は、いくつかの異なる、好ましくは、厳密に2つのまたは厳密に3つの異なるミルク供給コンテナ(1、1’)への同時の流体不透過性の接続のために構成されており、
    好ましくは、前記ミルク供給デバイスは、随意的に、ミルク(M)がこれらのいくつかのミルク供給コンテナ(1、1’)のうちの厳密に1つのものから前記ミルクディスペンシングデバイス(4)へ輸送され得るように、動作させられ得ることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に記載のミルク供給デバイス。
  15. 前記ミルク供給デバイスは、前記3方向ジャンクション(6、6’、6”)を含むかまたはそれを形成する複数接続デバイス(500)を含み、
    前記複数接続デバイス(500)は、いくつかの、好ましくは、厳密に2つのディスクエレメント(50、51)と、複数のライン接続部(A、B、C、D、E、F)とを有しており、前記ディスクエレメント(50、51)は、回転軸線(52)の周りに互いに対して回転させられ得、
    前記回転軸線(52)の周りでの互いに向けての前記ディスクエレメント(50、51)の相対的位置に応じて、前記複数接続デバイス(500)の内部を通ってつながる前記ライン接続部(A、B、C、D、E、F)のうちの異なるものが、それぞれ、流体誘導のために互いに接続され、好ましくは、ペアになって互いに接続されることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか一項に記載のミルク供給デバイス。
  16. 飲料調製機、とりわけ、電気的に動作可能なコーヒーマシン、とりわけ、全自動コーヒーマシンであって、
    請求項1乃至15のいずれか一項に記載のミルク供給デバイスを含むことを特徴とする、飲料調製機。
  17. ミルク供給コンテナ(1)からミルクディスペンシングデバイス(4)へミルク(M)を供給するための方法であって、
    前記方法は、好ましくは、請求項1乃至15のいずれか一項に記載のミルク供給デバイスの中で/ミルク供給デバイスを用いて、または、請求項16に記載の飲料調製機の中で/飲料調製機を用いて実行されることを特徴とする、方法。
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