JP2020515533A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. 眼科的に許容可能な担体と、マイボーム腺における脂質生成を増加させるか、またはマイボーム腺からの脂質分泌を増加させる、有効な量の少なくとも１つの薬剤とを含む眼科用組成物であって、ここで、前記組成物は、マイボーム腺からの脂質分泌を増加させるための方法において使用され、前記方法は、その必要がある患者の眼瞼縁に、局所的に、前記組成物を投与する工程を含み、および、前記薬剤は、（ｉ）ブシラミン、またはその薬学的に許容可能な塩、または、（ｂ）次のような構造を有する化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を含む、眼科用組成物。
   

   
2. 前記眼科的に許容可能な担体は、少なくとも１つの眼科的に許容可能な賦形剤を含む、請求項１に記載の組成物。
3. 前記方法は、前記患者に角質溶解剤を投与する工程をさらに含む、請求項１に記載の組成物。
4. 前記角質溶解剤は、過酸化ベンゾイル、コールタール、ジスラノール、サリチル酸、二硫化セレン、アルファヒドロキシ酸、尿素、ホウ酸、レチノイン酸、乳酸、チオグリコール酸ナトリウム、またはアラントイン、からなる群から選択される、請求項３に記載の組成物。
5. 前記薬剤を約０．０１％から約１０％の間で含む、請求項１に記載の組成物。
6. 前記薬剤を約２．５％含む、請求項５に記載の組成物。
7. 前記薬剤を約０．１μＭから約１μＭの間で含む、請求項１に記載の組成物。
8. 分散液、懸濁液、またはエマルジョンである、請求項１に記載の組成物。
9. パラフィン、ワセリン、スクワレン、マイクロクリスタリンワックス、ラノリン、鉱油、植物油、トリグリセリド、リン脂質、またはそれらの組み合わせを含む、請求項１に記載の組成物。
10. 前記患者は、マイボーム腺機能不全を患っている、請求項１に記載の組成物。
11. 前記マイボーム腺機能不全は、マイボーム腺の閉塞を特徴とする、請求項１０に記載の組成物。