JP2020508349A5 - - Google Patents

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不定冠詞「a」または「an」は、複数を除外しない。数字の前の「約」の使用は、数字自体を含む。例えば、「約5」は、「5」について明示的なサポートを提供する。
本発明は、以下の態様および実施態様を含む。
項1.
0.00001〜0.1%、または0.001〜0.05%のポリペプチドまたはその医薬的に許容される塩;
0.01〜0.6%の緩衝剤;
EDTA二ナトリウム不含、または0.0005〜0.01%のEDTA二ナトリウム;
チロキサポール不含、または0.01〜0.1%のチロキサポール;および
塩化ナトリウム;
を含む液体組成物であって、
組成物のpHが、6.2〜約6.8であり、組成物のオスモル濃度が、約250〜350 mOsm/kgである、組成物。
項2.
ポリペプチドまたはその医薬的に許容される塩が、0.01%または0.005%であり;
緩衝剤が、0.25〜0.31、または0.2888%であり;
EDTA二ナトリウムが、0.001%であり;
チロキサポールが、0.05%であり、
組成物のpHが、6.2〜約6.8であり、組成物のオスモル濃度が、約250〜350 mOsm/kgであり、
ポリペプチドが、配列番号1を有するLacripep、またはその医薬的に許容される塩である、
項1に記載の組成物。
項3.
緩衝剤が、クエン酸緩衝液である、項1〜2のいずれか一項に記載の組成物。
項4.
クエン酸緩衝液が、0.0098%の無水クエン酸および0.279%のクエン酸ナトリウム二水和物を含む、項3に記載の組成物。
項5.
組成物のpHが、約6.5である、項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
項6.
組成物のオスモル濃度が、280〜320 mOsm/kgである、項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。
項7.
組成物のオスモル濃度が、300 mOsm/kgである、項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。
項8.
NaClの量が、0.4%〜0.6%である、項1〜7のいずれか一項に記載の組成物。
項9.
NaClの量が、0.5%である、項1〜8のいずれか一項に記載の組成物。
項10.
組成物が、0.04%のメチルパラベンをさらに含む、項1〜9のいずれか一項に記載の組成物。
項11.
組成物が、無菌である、項1〜10のいずれか一項に記載の組成物。
項12.
複数の単回使用容器を含むキットであって、各容器が、項1〜11のいずれか一項に記載の組成物を保持するためのベッセルを含む、キット。
項13.
容器が、約0.05 mL〜約1 mLの組成物を含む、項12に記載のキット。
項14.
容器が、ベッセルをシールするための取り外し可能なシールトップ、およびベッセルとシールトップを相互接続するための首部分を含む、項12〜13のいずれか一項に記載のキット。
項15.
取り外し可能なシールトップが、取り外されると、ベッセルを再シールできない、項14に記載のキット。
項16.
容器が、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレートG、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリブチレンテレフタレート、ポリウレタン、ポリエチレン酢酸ビニル、シリコーン、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリメタクリル酸メチル、ポリスルホン、ポリ塩化ビニリデン、またはそれらの組合せを含む、項12〜15のいずれか一項に記載のキット。
項17.
1滴以上の項1〜11のいずれか一項に記載の組成物を眼に局所適用することを含む、投与方法。
項18.
投与が、項12〜16のいずれか一項に記載の単回使用容器から眼に組成物の点眼剤を局所適用することをさらに含む、項17に記載の方法。
項19.
ドライアイの処置のための、項1〜11のいずれか一項に記載の組成物の使用。
項20.
シェーグレン症候群の1つ以上の症状の処置のための、項1〜11のいずれか一項に記載の組成物の使用。
項21.
0.005〜0.05%のポリペプチド、ならびに下記の1つ以上:
0.1〜0.6%の緩衝剤;
0.0005〜0.01%のEDTA二ナトリウム;
0.01〜0.1%のチロキサポール、および
塩化ナトリウム
を含む、局所用組成物であって、
組成物が、液剤、ゲル剤または軟膏剤である、組成物。
項22.
ポリペプチドが、0.001〜0.01%の量で提供される、項21に記載の組成物。
項23.
ポリペプチドが、涙液糖タンパク質またはその断片である、項21または22に記載の組成物。
項24.
ポリペプチドが、配列番号1〜9のいずれか1つである、項21〜23に記載の組成物。
項25.
ポリペプチドが、Lacripepである、項21〜24に記載の組成物。
項26.
ドライアイまたはシェーグレン症候群の1つ以上の症状を処置するのに用いるための、項21〜25に記載の組成物。
項27.
先行する項のいずれか一項に記載の組成物を、ドライアイおよび/または原発性シェーグレン症候群を有する対象体の眼に投与することを含む、ドライアイおよび/または原発性シェーグレン症候群を処置する方法であって、
ポリペプチドまたはその医薬的に許容される塩が、0.005%、または0.01%の量であり、
ポリペプチドが、Ac-Lys-Gln-Phe-Ile-Glu-Asn-Gly-Ser-Glu-Phe-Ala-Gln-Lys-Leu-Leu-Lys-Lys-Phe-Ser-NH 2 からなる配列を有し、ここで、「Ac」が、アセチル基を表し、C末端が、アミド化されており(配列番号1)、
1滴を対象体の眼に1日最大3回投与する、方法。
項28.
投与が、処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後、または少なくとも4週間の処置後、または4週間の処置の開始から少なくとも6週間後の対象体の眼におけるFCS総スコア(NEI/Industry Workshop 0〜15のスケール)を改善する、項27に記載の方法。
項29.
投与が、下記:
ビジュアルアナログスケールにおけるベースラインと比較して、少なくとも2週間の処置後、または少なくとも4週間の処置後の眼の乾燥;
処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後のSANDE(SANDE 1の全体スコア);
処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後のSANDE(SANDE-1の全体スコア)の平均スコア;
処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後の個々の症状評価(瞬時);
処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後の個々の症状評価(反射)の平均スコア;
処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後の対象体の眼におけるLGCS;
処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後の対象体の眼における麻酔下のシルマーテスト;
処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後の対象体の眼におけるTFBUT;
処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後の対象体の眼におけるFCS;
処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後、または少なくとも4週間の処置後、または4週間処置の1週間後のSANDE(SANDE 1の全体スコア);
処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後、または少なくとも4週間の処置後、または4週間処置の1週間後の個々の症状(瞬時);
処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後、または少なくとも4週間の処置後、または4週間処置の1週間後の平均スコア(SANDE-2の全体スコア);
処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後、または少なくとも4週間の処置後、または4週間処置の1週間後の個々の症状評価(反射)の平均スコア;
処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後、または少なくとも4週間の処置後のFCSおよびSANDE 1および個々の症状評価(瞬時);
処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後、または少なくとも4週間の処置後のLGCS;
処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後、または少なくとも4週間の処置後の麻酔下のシルマーテスト結果;
処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後、または少なくとも4週間の処置後、または4週間処置の1週間後のTFBUT
の1つ上を改善する、項27〜28に記載の方法。
項30.
対象体群への組成物の投与が、同様の対象体群へのプラセボの投与の有害事象率と比較して著しく高い有害事象率をもたらさない、項27〜29のいずれか一項に記載の方法。
項31.
対象体群への組成物の投与が、同様の対象体群へのプラセボの投与の有害事象率と比較して統計的に高い有害事象率をもたらさない、項27〜29のいずれか一項に記載の方法。
項32.
対象体群への組成物の投与が、同様の対象体群へのプラセボの投与の重症有害事象率と比較して統計的に高い重症有害事象率をもたらさない、項27〜29のいずれか一項に記載の方法。
項33.
ポリペプチドまたはその医薬的に許容される塩の濃度が、約0.005%である、先行する項のいずれか一項に記載の方法。
項34.
ポリペプチドまたはその医薬的に許容される塩の濃度が、約0.01%である、先行する項のいずれか一項に記載の方法。
項35.
対象体が、下記基準:
18歳以上;
6つの基準のうち4つまたは4つの兆候のうち3ついずれかを有する、American-European Consensus Groupシェーグレン症候群基準によるシェーグレン症候群の文書化された既往歴または現在の診断;
対象体がシェーグレン症候群の処置のための全身(経口)治療中である場合、対象体は、直前の90日間同じ処置として定義される安定した全身処置中でなければならない;
ドライアイ関連眼症状の既往歴、および過去120日以内のオーバー・ザ・カウンター眼湿潤剤の使用を自己申告
をすべて満たし、そして、
処置開始前に下記基準:
a)米国国立眼病研究所(NEI)/Industry Workshopスケールにおいてフルオレセイン角膜染色(FCS)総スコア≧4および<15(ここで、0=染色無し);
b)SANDE質問票を用いた≧40の症状スコア;
c)麻酔下のシルマーテストスコアが≦5 mm漏れ/5分;
d)NEI/Industry Workshopスケールを用いたリサミングリーン角膜染色(LGCS)総スコアが≧5(ここで、0=染色無し);
をすべて満たし、
対象体が、来院時に少なくとも一方の眼であって同じ眼において4つすべての基準を満たさなければならない、
先行する項のいずれか一項に記載の方法。
項36.
対象体が、下記基準:
何らかの活動性感染眼状態;
単眼であるかまたは早期治療糖尿病網膜症研究(ETDRS)により評価される+1.0 logMAR以下の、必要に応じて矯正レンズを用いた、最高矯正視力(BCVA)を有する;
ドライアイ症候群に関連しない眼炎症状態(例えば、結膜炎、角膜炎、前部眼瞼炎など);
瘢痕性眼表面疾患の臨床的証拠、例えば瘢痕性眼類天疱瘡またはスティーヴンス・ジョンソン症候群;
組成物での処置中に任意の局所眼用薬物適用(局所シクロスポリンを含む)の使用を中止できない;
組成物での処置を開始する前の60日以内にRestasis(登録商標)(局所点眼シクロスポリン)を使用した;
組成物での処置を開始する前の60日以内にXiidra(登録商標)(局所点眼リフィテグラスト)を使用した;
対象体の眼が、上位領域NEI/Industry Workshopスケールにおいてフルオレセイン角膜染色(FCS)総スコア=15またはスコア=3を有するか、または対象体の眼が、拡散コンフルエント染色、フィラメントまたは明らかな上皮欠損を伴うFCSを有する;
活動性ヘルペス性角膜炎を有するかまたは処置を開始する365日以内にその突然の発生が起こっているか、またはヘルペス性疾患の慢性経口抗ウイルス薬を服用している対象体;
処置中にコンタクトレンズの使用を中断または中止できない;
原発性シェーグレン症候群以外の膠原病性血管疾患、自己免疫疾患またはリウマチ性疾患の既往歴を有する(例えば、狼瘡、リウマチ性関節炎など);
前部膜ジストロフィーの既往歴を有するか、または現在有する;
角膜移植または同様の角膜手術(DALK、DSEK、DMEKなど)を受けた;
アミオダロンを使用したか、またはその使用を見込む;
処置を開始する前の30日以内に、テトラサイクリン、オメガ3またはオメガ6の用量を変更するか、またはその用量の変更を見込む;
処置を開始する前の60日以内および/または処置期間中に、抗コリン薬、抗うつ薬、経口避妊薬、イソトレチノイン、経口全身性コルチコステロイド、経口全身性免疫抑制薬の用量を変更するか、またはその用量の変更を見込む;
処置を開始する前の30日以内および/または試験期間中に、局所点眼抗ヒスタミン薬、点眼、吸入もしくは鼻腔内コルチコステロイド、局所もしくは経口肥満細胞安定化薬、経口抗ヒスタミン薬、局所もしくは鼻腔内血管収縮薬、局所点眼NSAID、局所点眼抗生物質を使用した;
対象体の眼において過去90日以内に涙点の焼灼を受けたかまたは処置開始前に涙点プラグへの変更(挿入または除去)があった;
対象体の眼において、角膜屈折矯正手術(LASIK、PRK、RK)を受けた;
処置を開始する前の90日以内に眼内手術の既往歴を有すると共に、処置を開始する前の365日以内に眼表面または眼瞼に任意の手術方法の既往歴;
妊娠しているか、または妊娠が疑われる;
授乳しているか、または授乳する予定がある;
処置を開始する前の30日以内に、デバイスもしくは治験薬試験または臨床試験に参加した
の1つ以上を満たさない、先行する項のいずれか一項に記載の方法。
項37.
ポリペプチドが、Ac-Lys-Gln-Phe-Ile-Glu-Asn-Gly-Ser-Glu-Phe-Ala-Gln-Lys-Leu-Leu-Lys-Lys-Phe-Ser-NH 2 からなる配列を有し、ここで、「Ac」が、アセチル基を表し、C末端が、アミド化されている(配列番号1)、先行する項のいずれか一項に記載の組成物、キットまたは方法。
項38.
その医薬的に許容される塩のポリペプチドの量が、0.01%または0.005%である、先行する項のいずれか一項に記載の組成物、キットまたは方法。
項39.
ビヒクル対照と該ポリペプチドでの処置の比較を、処置開始前のベースライン測定との比較の代わりに、またはそれに加えて含む、先行する項のいずれか一項に記載の組成物、キットまたは方法。
項40.
組成物が、
0.001〜0.05%のポリペプチドまたはその医薬的に許容される塩;
0.01〜0.6%の緩衝剤;
0.0005〜0.01%のEDTA二ナトリウム;
0.01〜0.1%のチロキサポール、および
塩化ナトリウム
を含み、
組成物のpHが、6.2〜約6.8であり、組成物のオスモル濃度が、約250〜350 mOsm/kgである、
先行する項のいずれか一項に記載の組成物、キットまたは方法。
項41.
ポリペプチドまたはその医薬的に許容される塩が、0.01%であり;
緩衝剤が、0.2888%であり;
EDTA二ナトリウムが、0.001%であり;
チロキサポールが、0.05%であり;
組成物のpHが、6.2〜約6.8であり、組成物のオスモル濃度が、約250〜350 mOsm/kgである
ポリペプチドが、配列番号1を有するLacripep、またはその医薬的に許容される塩である、
項40に記載の組成物、キットまたは方法。
項42.
組成物が、チロキサポールを含有しない、先行する項のいずれか一項に記載の組成物、キットまたは方法。
項43.
組成物が、EDTAを含有しない、先行する項のいずれか一項に記載の組成物、キットまたは方法。
項44.
組成物が、5±3℃または25±2℃および25±5%相対湿度にて1週間の該組成物の保存後、該組成物中に未分解の形態で少なくとも約99.0%のポリペプチドを維持する、先行する項のいずれか一項に記載の組成物、キットまたは方法。
項45.
組成物が、25±2℃および25±5%相対湿度にて2週間の該組成物の保存後、該組成物中に未分解の形態で少なくとも約99.0%のポリペプチドを維持する、先行する項のいずれか一項に記載の組成物、キットまたは方法。
項46.
組成物が、5±3℃または25±2℃および25±5%相対湿度にて1か月の該組成物の保存後、該組成物中に未分解の形態で少なくとも約99.0%のポリペプチドを維持する、先行する項のいずれか一項に記載の組成物、キットまたは方法。
項47.
組成物が、5±3℃にて2か月の該組成物の保存後、該組成物中に未分解の形態で少なくとも約99.0%のポリペプチドを維持する、先行する項のいずれか一項に記載の組成物、キットまたは方法。
項48.
組成物が、5±3℃または-20±5℃にて3か月の該組成物の保存後、該組成物中に未分解の形態で少なくとも約99.0%のポリペプチドを維持する、先行する項のいずれか一項に記載の組成物、キットまたは方法。
項49.
組成物が、5±3℃にて4か月の該組成物の保存後、該組成物中に未分解の形態で少なくとも約99.0%のポリペプチドを維持する、先行する項のいずれか一項に記載の組成物、キットまたは方法。
項50.
組成物が、5±3℃にて5か月の該組成物の保存後、該組成物中に未分解の形態で少なくとも約99.0%のポリペプチドを維持する、先行する項のいずれか一項に記載の組成物、キットまたは方法。
項51.
組成物が、該組成物中に未分解の形態で少なくとも約99.5%のポリペプチドを維持する、項44〜50のいずれか一項に記載の組成物、キットまたは方法。
項52.
組成物が、該組成物中に未分解の形態で少なくとも約99.9%のポリペプチドを維持する、項44〜50のいずれか一項に記載の組成物、キットまたは方法。
項53.
組成物が、該組成物中に未分解の形態で少なくとも約99.95%のポリペプチドを維持する、項44〜50のいずれか一項に記載の組成物、キットまたは方法。
項54.
組成物が、5±3℃にて12か月の該組成物の保存後、該組成物中に未分解の形態で少なくとも約80%のポリペプチドを維持する、先行する項のいずれか一項に記載の組成物、キットまたは方法。
項55.
組成物が、該組成物中に未分解の形態で少なくとも約90%のポリペプチドを維持する、項54に記載の組成物、キットまたは方法。

Claims (55)

  1. 0.00001〜0.1%、または0.001〜0.05%のポリペプチドまたはその医薬的に許容される塩;
    0.01〜0.6%の緩衝剤;
    EDTA二ナトリウム不含、または0.0005〜0.01%のEDTA二ナトリウム;
    チロキサポール不含、または0.01〜0.1%のチロキサポール;および
    塩化ナトリウム;
    を含む液体組成物であって、
    組成物のpHが、6.2〜約6.8であり、組成物のオスモル濃度が、約250〜350 mOsm/kgである、組成物。
  2. ポリペプチドまたはその医薬的に許容される塩が、0.01%または0.005%であり;
    緩衝剤が、0.25〜0.31、または0.2888%であり;
    EDTA二ナトリウムが、0.001%であり;
    チロキサポールが、0.05%であり、
    組成物のpHが、6.2〜約6.8であり、組成物のオスモル濃度が、約250〜350 mOsm/kgであり、
    ポリペプチドが、配列番号1を有するLacripep、またはその医薬的に許容される塩である、
    請求項1に記載の組成物。
  3. 緩衝剤が、クエン酸緩衝液である、請求項1〜2のいずれか一項に記載の組成物。
  4. クエン酸緩衝液が、0.0098%の無水クエン酸および0.279%のクエン酸ナトリウム二水和物を含む、請求項3に記載の組成物。
  5. 組成物のpHが、約6.5である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 組成物のオスモル濃度が、280〜320 mOsm/kgである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 組成物のオスモル濃度が、300 mOsm/kgである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. NaClの量が、0.4%〜0.6%である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. NaClの量が、0.5%である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物。
  10. 組成物が、0.04%のメチルパラベンをさらに含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の組成物。
  11. 組成物が、無菌である、請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物。
  12. 複数の単回使用容器を含むキットであって、各容器が、請求項1〜11のいずれか一項に記載の組成物を保持するためのベッセルを含む、キット。
  13. 容器が、約0.05 mL〜約1 mLの組成物を含む、請求項12に記載のキット。
  14. 容器が、ベッセルをシールするための取り外し可能なシールトップ、およびベッセルとシールトップを相互接続するための首部分を含む、請求項12〜13のいずれか一項に記載のキット。
  15. 取り外し可能なシールトップが、取り外されると、ベッセルを再シールできない、請求項14に記載のキット。
  16. 容器が、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレートG、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリブチレンテレフタレート、ポリウレタン、ポリエチレン酢酸ビニル、シリコーン、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリメタクリル酸メチル、ポリスルホン、ポリ塩化ビニリデン、またはそれらの組合せを含む、請求項12〜15のいずれか一項に記載のキット。
  17. 眼に局所適用する、請求項1〜11のいずれか一項に記載の組成
  18. 求項12〜16のいずれか一項に記載の単回使用容器から眼に組成物の点眼剤を局所適用する、請求項17に記載の組成物
  19. ドライアイの処置のための、請求項1〜11のいずれか一項に記載の組成
  20. シェーグレン症候群の1つ以上の症状の処置のための、請求項1〜11のいずれか一項に記載の組成
  21. 0.005〜0.05%のポリペプチド、ならびに下記の1つ以上:
    0.1〜0.6%の緩衝剤;
    0.0005〜0.01%のEDTA二ナトリウム;
    0.01〜0.1%のチロキサポール、および
    塩化ナトリウム
    を含む、局所用組成物であって、
    組成物が、液剤、ゲル剤または軟膏剤である、組成物。
  22. ポリペプチドが、0.001〜0.01%の量で提供される、請求項21に記載の組成物。
  23. ポリペプチドが、涙液糖タンパク質またはその断片である、請求項21または22に記載の組成物。
  24. ポリペプチドが、配列番号1〜9のいずれか1つである、請求項21〜23のいずれか一項に記載の組成物。
  25. ポリペプチドが、Lacripepである、請求項21〜24のいずれか一項に記載の組成物。
  26. ドライアイまたはシェーグレン症候群の1つ以上の症状を処置するのに用いるための、請求項21〜25のいずれか一項に記載の組成物。
  27. ライアイおよび/または原発性シェーグレン症候群を処置するための組成物であって、
    該組成物が、ドライアイおよび/または原発性シェーグレン症候群を有する対象体の眼に投与され、
    ポリペプチドまたはその医薬的に許容される塩が、0.005%、または0.01%の量であり、
    ポリペプチドが、Ac-Lys-Gln-Phe-Ile-Glu-Asn-Gly-Ser-Glu-Phe-Ala-Gln-Lys-Leu-Leu-Lys-Lys-Phe-Ser-NH2からなる配列を有し、ここで、「Ac」が、アセチル基を表し、C末端が、アミド化されており(配列番号1)、
    1滴を対象体の眼に1日最大3回投与する、先行する請求項のいずれか一項に記載の組成物
  28. 投与が、処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後、または少なくとも4週間の処置後、または4週間の処置の開始から少なくとも6週間後の対象体の眼におけるFCS総スコア(NEI/Industry Workshop 0〜15のスケール)を改善する、請求項27に記載の組成物
  29. 投与が、下記:
    ビジュアルアナログスケールにおけるベースラインと比較して、少なくとも2週間の処置後、または少なくとも4週間の処置後の眼の乾燥;
    処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後のSANDE(SANDE 1の全体スコア);
    処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後のSANDE(SANDE-1の全体スコア)の平均スコア;
    処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後の個々の症状評価(瞬時);
    処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後の個々の症状評価(反射)の平均スコア;
    処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後の対象体の眼におけるLGCS;
    処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後の対象体の眼における麻酔下のシルマーテスト;
    処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後の対象体の眼におけるTFBUT;
    処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後の対象体の眼におけるFCS;
    処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後、または少なくとも4週間の処置後、または4週間処置の1週間後のSANDE(SANDE 1の全体スコア);
    処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後、または少なくとも4週間の処置後、または4週間処置の1週間後の個々の症状(瞬時);
    処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後、または少なくとも4週間の処置後、または4週間処置の1週間後の平均スコア(SANDE-2の全体スコア);
    処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後、または少なくとも4週間の処置後、または4週間処置の1週間後の個々の症状評価(反射)の平均スコア;
    処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後、または少なくとも4週間の処置後のFCSおよびSANDE 1および個々の症状評価(瞬時);
    処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後、または少なくとも4週間の処置後のLGCS;
    処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後、または少なくとも4週間の処置後の麻酔下のシルマーテスト結果;
    処置を開始する前のベースライン測定と比較して、少なくとも2週間の処置後、または少なくとも4週間の処置後、または4週間処置の1週間後のTFBUT
    の1つ上を改善する、請求項27または28に記載の組成物
  30. 対象体群への組成物の投与が、同様の対象体群へのプラセボの投与の有害事象率と比較して著しく高い有害事象率をもたらさない、請求項27〜29のいずれか一項に記載の組成物
  31. 対象体群への組成物の投与が、同様の対象体群へのプラセボの投与の有害事象率と比較して統計的に高い有害事象率をもたらさない、請求項27〜29のいずれか一項に記載の組成物
  32. 対象体群への組成物の投与が、同様の対象体群へのプラセボの投与の重症有害事象率と比較して統計的に高い重症有害事象率をもたらさない、請求項27〜29のいずれか一項に記載の組成物
  33. ポリペプチドまたはその医薬的に許容される塩の濃度が、約0.005%である、先行する請求項のいずれか一項に記載の組成物
  34. ポリペプチドまたはその医薬的に許容される塩の濃度が、約0.01%である、先行する請求項のいずれか一項に記載の組成物
  35. 対象体が、下記基準:
    18歳以上;
    6つの基準のうち4つまたは4つの兆候のうち3ついずれかを有する、American-European Consensus Groupシェーグレン症候群基準によるシェーグレン症候群の文書化された既往歴または現在の診断;
    対象体がシェーグレン症候群の処置のための全身(経口)治療中である場合、対象体は、直前の90日間同じ処置として定義される安定した全身処置中でなければならない;
    ドライアイ関連眼症状の既往歴、および過去120日以内のオーバー・ザ・カウンター眼湿潤剤の使用を自己申告
    をすべて満たし、そして、
    処置開始前に下記基準:
    a)米国国立眼病研究所(NEI)/Industry Workshopスケールにおいてフルオレセイン角膜染色(FCS)総スコア≧4および<15(ここで、0=染色無し);
    b)SANDE質問票を用いた≧40の症状スコア;
    c)麻酔下のシルマーテストスコアが≦5 mm漏れ/5分;
    d)NEI/Industry Workshopスケールを用いたリサミングリーン角膜染色(LGCS)総スコアが≧5(ここで、0=染色無し);
    をすべて満たし、
    対象体が、来院時に少なくとも一方の眼であって同じ眼において4つすべての基準を満たさなければならない、
    先行する請求項のいずれか一項に記載の組成物
  36. 対象体が、下記基準:
    何らかの活動性感染眼状態;
    単眼であるかまたは早期治療糖尿病網膜症研究(ETDRS)により評価される+1.0 logMAR以下の、必要に応じて矯正レンズを用いた、最高矯正視力(BCVA)を有する;
    ドライアイ症候群に関連しない眼炎症状態(例えば、結膜炎、角膜炎、前部眼瞼炎など);
    瘢痕性眼表面疾患の臨床的証拠、例えば瘢痕性眼類天疱瘡またはスティーヴンス・ジョンソン症候群;
    組成物での処置中に任意の局所眼用薬物適用(局所シクロスポリンを含む)の使用を中止できない;
    組成物での処置を開始する前の60日以内にRestasis(登録商標)(局所点眼シクロスポリン)を使用した;
    組成物での処置を開始する前の60日以内にXiidra(登録商標)(局所点眼リフィテグラスト)を使用した;
    対象体の眼が、上位領域NEI/Industry Workshopスケールにおいてフルオレセイン角膜染色(FCS)総スコア=15またはスコア=3を有するか、または対象体の眼が、拡散コンフルエント染色、フィラメントまたは明らかな上皮欠損を伴うFCSを有する;
    活動性ヘルペス性角膜炎を有するかまたは処置を開始する365日以内にその突然の発生が起こっているか、またはヘルペス性疾患の慢性経口抗ウイルス薬を服用している対象体;
    処置中にコンタクトレンズの使用を中断または中止できない;
    原発性シェーグレン症候群以外の膠原病性血管疾患、自己免疫疾患またはリウマチ性疾患の既往歴を有する(例えば、狼瘡、リウマチ性関節炎など);
    前部膜ジストロフィーの既往歴を有するか、または現在有する;
    角膜移植または同様の角膜手術(DALK、DSEK、DMEKなど)を受けた;
    アミオダロンを使用したか、またはその使用を見込む;
    処置を開始する前の30日以内に、テトラサイクリン、オメガ3またはオメガ6の用量を変更するか、またはその用量の変更を見込む;
    処置を開始する前の60日以内および/または処置期間中に、抗コリン薬、抗うつ薬、経口避妊薬、イソトレチノイン、経口全身性コルチコステロイド、経口全身性免疫抑制薬の用量を変更するか、またはその用量の変更を見込む;
    処置を開始する前の30日以内および/または試験期間中に、局所点眼抗ヒスタミン薬、点眼、吸入もしくは鼻腔内コルチコステロイド、局所もしくは経口肥満細胞安定化薬、経口抗ヒスタミン薬、局所もしくは鼻腔内血管収縮薬、局所点眼NSAID、局所点眼抗生物質を使用した;
    対象体の眼において過去90日以内に涙点の焼灼を受けたかまたは処置開始前に涙点プラグへの変更(挿入または除去)があった;
    対象体の眼において、角膜屈折矯正手術(LASIK、PRK、RK)を受けた;
    処置を開始する前の90日以内に眼内手術の既往歴を有すると共に、処置を開始する前の365日以内に眼表面または眼瞼に任意の手術方法の既往歴;
    妊娠しているか、または妊娠が疑われる;
    授乳しているか、または授乳する予定がある;
    処置を開始する前の30日以内に、デバイスもしくは治験薬試験または臨床試験に参加した
    の1つ以上を満たさない、先行する請求項のいずれか一項に記載の組成物
  37. ポリペプチドが、Ac-Lys-Gln-Phe-Ile-Glu-Asn-Gly-Ser-Glu-Phe-Ala-Gln-Lys-Leu-Leu-Lys-Lys-Phe-Ser-NH2からなる配列を有し、ここで、「Ac」が、アセチル基を表し、C末端が、アミド化されている(配列番号1)、先行する請求項のいずれか一項に記載の組成物またはキッ
  38. その医薬的に許容される塩のポリペプチドの量が、0.01%または0.005%である、先行する請求項のいずれか一項に記載の組成物またはキッ
  39. ビヒクル対照と該ポリペプチドでの処置の比較を、処置開始前のベースライン測定との比較の代わりに、またはそれに加えて含む、先行する請求項のいずれか一項に記載の組成物またはキッ
  40. 組成物が、
    0.001〜0.05%のポリペプチドまたはその医薬的に許容される塩;
    0.01〜0.6%の緩衝剤;
    0.0005〜0.01%のEDTA二ナトリウム;
    0.01〜0.1%のチロキサポール、および
    塩化ナトリウム
    を含み、
    組成物のpHが、6.2〜約6.8であり、組成物のオスモル濃度が、約250〜350 mOsm/kgである、
    先行する請求項のいずれか一項に記載の組成物またはキッ
  41. ポリペプチドまたはその医薬的に許容される塩が、0.01%であり;
    緩衝剤が、0.2888%であり;
    EDTA二ナトリウムが、0.001%であり;
    チロキサポールが、0.05%であり;
    組成物のpHが、6.2〜約6.8であり、組成物のオスモル濃度が、約250〜350 mOsm/kgである
    ポリペプチドが、配列番号1を有するLacripep、またはその医薬的に許容される塩である、
    請求項40に記載の組成物またはキッ
  42. 組成物が、チロキサポールを含有しない、先行する請求項のいずれか一項に記載の組成物またはキッ
  43. 組成物が、EDTAを含有しない、先行する請求項のいずれか一項に記載の組成物またはキッ
  44. 組成物が、5±3℃または25±2℃および25±5%相対湿度にて1週間の該組成物の保存後、該組成物中に未分解の形態で少なくとも約99.0%のポリペプチドを維持する、先行する請求項のいずれか一項に記載の組成物またはキッ
  45. 組成物が、25±2℃および25±5%相対湿度にて2週間の該組成物の保存後、該組成物中に未分解の形態で少なくとも約99.0%のポリペプチドを維持する、先行する請求項のいずれか一項に記載の組成物またはキッ
  46. 組成物が、5±3℃または25±2℃および25±5%相対湿度にて1か月の該組成物の保存後、該組成物中に未分解の形態で少なくとも約99.0%のポリペプチドを維持する、先行する請求項のいずれか一項に記載の組成物またはキッ
  47. 組成物が、5±3℃にて2か月の該組成物の保存後、該組成物中に未分解の形態で少なくとも約99.0%のポリペプチドを維持する、先行する請求項のいずれか一項に記載の組成物またはキッ
  48. 組成物が、5±3℃または-20±5℃にて3か月の該組成物の保存後、該組成物中に未分解の形態で少なくとも約99.0%のポリペプチドを維持する、先行する請求項のいずれか一項に記載の組成物またはキッ
  49. 組成物が、5±3℃にて4か月の該組成物の保存後、該組成物中に未分解の形態で少なくとも約99.0%のポリペプチドを維持する、先行する請求項のいずれか一項に記載の組成物またはキッ
  50. 組成物が、5±3℃にて5か月の該組成物の保存後、該組成物中に未分解の形態で少なくとも約99.0%のポリペプチドを維持する、先行する請求項のいずれか一項に記載の組成物またはキッ
  51. 組成物が、該組成物中に未分解の形態で少なくとも約99.5%のポリペプチドを維持する、請求項44〜50のいずれか一項に記載の組成物またはキッ
  52. 組成物が、該組成物中に未分解の形態で少なくとも約99.9%のポリペプチドを維持する、請求項44〜50のいずれか一項に記載の組成物またはキッ
  53. 組成物が、該組成物中に未分解の形態で少なくとも約99.95%のポリペプチドを維持する、請求項44〜50のいずれか一項に記載の組成物またはキッ
  54. 組成物が、5±3℃にて12か月の該組成物の保存後、該組成物中に未分解の形態で少なくとも約80%のポリペプチドを維持する、先行する請求項のいずれか一項に記載の組成物またはキッ
  55. 組成物が、該組成物中に未分解の形態で少なくとも約90%のポリペプチドを維持する、請求項54に記載の組成物またはキッ
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