JP2020506314A - 自動車ドア用ラッチ - Google Patents

自動車ドア用ラッチ Download PDF

Info

Publication number
JP2020506314A
JP2020506314A JP2019540363A JP2019540363A JP2020506314A JP 2020506314 A JP2020506314 A JP 2020506314A JP 2019540363 A JP2019540363 A JP 2019540363A JP 2019540363 A JP2019540363 A JP 2019540363A JP 2020506314 A JP2020506314 A JP 2020506314A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latch
leg
catch
spring
claw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019540363A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7055947B2 (ja
Inventor
ロバート, ジェイ. ハント,
ロバート, ジェイ. ハント,
ウィリアム, イー. バーガー,
ウィリアム, イー. バーガー,
Original Assignee
キーケルト アクツィーエンゲゼルシャフト
キーケルト アクツィーエンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by キーケルト アクツィーエンゲゼルシャフト, キーケルト アクツィーエンゲゼルシャフト filed Critical キーケルト アクツィーエンゲゼルシャフト
Publication of JP2020506314A publication Critical patent/JP2020506314A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7055947B2 publication Critical patent/JP7055947B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B85/00Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
    • E05B85/20Bolts or detents
    • E05B85/24Bolts rotating about an axis
    • E05B85/26Cooperation between bolts and detents
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B81/00Power-actuated vehicle locks
    • E05B81/12Power-actuated vehicle locks characterised by the function or purpose of the powered actuators
    • E05B81/14Power-actuated vehicle locks characterised by the function or purpose of the powered actuators operating on bolt detents, e.g. for unlatching the bolt
    • E05B81/15Power-actuated vehicle locks characterised by the function or purpose of the powered actuators operating on bolt detents, e.g. for unlatching the bolt with means preventing the detent to return to its latching position before the bolt has moved to the unlatched position
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B15/00Other details of locks; Parts for engagement by bolts of fastening devices
    • E05B15/04Spring arrangements in locks
    • E05B2015/0403Wound springs
    • E05B2015/042Wound springs wound in a plane, e.g. spirally
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B15/00Other details of locks; Parts for engagement by bolts of fastening devices
    • E05B15/04Spring arrangements in locks
    • E05B2015/0403Wound springs
    • E05B2015/0427Wound springs curved, e.g. toroidal

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

本発明は、キャッチ部(2)及び爪部(3)から主として成るロック機構(2,3)を装着した自動車ドア用ラッチを目的とする。さらに、バネが突き当てられる収納要素(8)が設けられ、キャッチ部(2)が開けられるまで、ロック機構(2,3)の開錠処理中、上昇された収納位置に爪部(3)を維持する。本発明によると、バネが突き当てられる収納要素(8)は、一方の脚部(8b)及び他方の脚部(8a)が収納位置にありラッチ部内で据え付けられる脚バネ(8)として形成され、爪部(3)を上昇位置に維持し、この為にキャッチ部(2)上で支えられる。【選択図】 図3

Description

説明
本発明は、基本的にキャッチ部および爪部を備えるロック機構と、バネ突き当て式収納要素とを備えた自動車ドア用ラッチに関するが、バネ突き当て式収納要素は、キャッチ部が開錠されるまで、開錠処理中、上昇した収納位置に爪部を維持する。
自動車ドア用ラッチ、特に後尾扉または前方フラップ用ラッチの場合、実際には、ロック機構を開錠する為にキャッチ部から持ち上げられた爪部が、時々、突き当ての終了後に、依然として閉錠位置にあるキャッチ部と遭遇する。たとえば、後尾扉または前方フラップが、氷結または他の状況のため、その開錠位置にシフトしない又はシフトできないとき、ロック機構が開錠しているにも拘わらず、そのような機能状態が観察される。関連フラップを最終的に開けるには、結果的に爪部をキャッチ部から再び持ち上げる必要がある。
そのような反復した開錠処理は、現状技術で既に防止されている。なぜなら、このために収納要素が設けられ、ロック機構の開錠処理中、この収納要素が、爪部を収納位置に維持するからである。収納位置における爪部の位置は、キャッチ部が(完全に)開錠されるまで維持される。
そのため、たとえば、遠隔制御および関連する自動車ドアの不完全な開錠を用いて、キャッチ部のラチェットに爪部が(再)係合することを防止できる。これが適用されるのは、開錠処理が自動的であるとき、開錠が手動で行われるときの両方である。
DE 10 2006 012 105 A1によるクラス固有の技術状態では、バネの助けを借りて突き当てられる収納要素が実行されている。収納要素は、関連するロック機構の開錠中、関連したバネの助けを借りて、少なくとも一つのラッチコンポーネントに隣接して維持される。そのため、機能的安全性、特に、収納要素に関する機能的安全性は、高められる。また、構造的に簡単な設計が説明されている。
GB 2 457 680 Aには、トリガーレバーで動作するバネが設けられている。バネは、トリガーレバーが第1位置に旋回することを防止する。ここでは、バネが、いわゆる収納要素として実行されているが、バネはトリガーレバーに作用し、爪部には作用しない。
本発明は、最初に説明された構造の自動車ドア用ラッチを更に開発する技術的問題に基づいており、変わらない機能的安全性で、構造に関連する努力および結果的に費用が減少される。
この技術的問題を解決するため、本発明の範囲内のクラス固有の自動車ドア用ラッチは、バネ突当て式収納要素が脚バネとして設計され、脚バネは、一方の脚部でラッチ用ハウジング内に据え付けられ、他方の脚部で爪部を収納位置における上昇位置で維持し、このため、キャッチ部上に支えられる。
本発明の範囲内で、バネ突当て式収納要素は、一つのコンポーネント、いわゆる、脚バネに凝縮されている。脚バネは、2つの脚部と、これらの脚部が連結された中央部分を有する。一方の脚部はラッチ用ハウジング内に据え付けられている。これは、通常、ハウジング用脚部である。脚バネの他方の脚部は、収納位置で爪部を維持する。このため、他方の脚部は、キャッチ部上で支えられる。結果として、これは、いわゆるラッチ用脚部である。
有利な設計によると、ハウジング用脚部とラッチ用脚部は、これらの間で特に鋭角部を含む。さらに、両方の脚部は、一様に、巻かれた中央部分から始まり、中央部分と、一般的に接して接続される。これは、ハウジング用脚部およびラッチ用脚部の両方が、通常は円形領域を描く巻かれた中央部分から接線方向に始まることを意味する。ハウジング用脚部およびラッチ用脚部は、それらの間で一般的に鋭角部を含む。
そのため、バネ突当て式収納要素として形成された脚バネは、キャッチ部が依然として開錠されない限り、本発明による収納位置において、キャッチ部から上昇した爪部を維持するだけでなく、2本の脚部に頼る設計は、バネ力が蓄積されることを可能にし、このバネ力は、両方の脚部の開錠位置の方向に作用する。この結果、脚バネは、現状技術では通常、互いに分離している機能(即ち、一方ではバネの機能、他方では収納要素の機能)をとり、これを単一のコンポーネント(即ち、脚バネ)に凝縮する。これは、先の手順と比較して、構造的かつ費用関連した利点を生じさせる。
このため、ラッチ用脚部には、停止部が備えられ、停止部は、爪部を収納位置に維持する。さらに、爪部は、通常、突出部を持ち、この突出部が設定され、関連する停止部と相互作用するように構成される。
そのため、脚バネは、更なる機能、即ち、脚バネは、収納位置で爪部を維持する停止部を形成する。その処理において、爪部は、述べられた停止部を備えた突出部と相互作用する。
詳細には、この状況における構成は、ロック機構の開錠処理中、爪部上の関連する突出部が、ラッチ用脚部に沿って滑り、停止部と重なるような構成である。この開錠処理中、キャッチ部が完全に開錠されないとすぐに、或いは、開錠処理が全体として妨害されるとき、突出部は、停止部または爪部全体によって爪部上に保持される。そのため、爪部は、キャッチ部と相互作用するラチェット位置に(最早)旋回して戻ることができない。爪部上で更に爪部用バネは、一般的に、これを確実にする。
次に、爪部は収納位置にある。
この機能的状態は、キャッチ部が閉錠位置をとるまで、又は、開錠処理が妨害されるまで維持される。爪部の収納位置は、ロック機構の開錠処理が再開され、キャッチ部が通常完全に開錠されるときのみ、無効にされる。このため、キャッチ部には、都合良く、収納位置を無効にするために外形部が備えられている。外形部は、キャッチ部の縁部上、即ち、爪部に面するキャッチ部の縁部上に都合良く配置されている。詳細には、外形部は停止部を持つ。
次に、キャッチ部が開錠位置に旋回すると直ぐに、旋回される関連した外形部または停止部は、脚部のラッチ用脚部に隣接するようになり、関連するラッチ用脚部が爪部の突出部からシフトされることを確実にする。そのため、ラッチ用脚部は爪部の突出部から離れるように外形部の助けを借りて旋回されることから、脚バネは、停止部又は外形部の助けを借りて全体的に圧縮される。この時点で、ラッチ用脚部は、爪部の収納位置が持ち上げられるように爪部の突出部から離れる。外形部又は停止部の助けを借りてラッチ用脚部が突き当てられるため、ラッチ用脚部又は停止部は、ラッチ用脚部上の爪部の突出部から上昇される。
その結果として、最早、爪部をキャッチ部で支えることができず、その外部表面は、開錠するキャッチ部に隣接する。この隣接は、キャッチ部のラチェット凹部の他方の側にあるので、キャッチ部は、簡単かつ完全に開錠可能である。開錠位置でキャッチ部に予張力を与える更に設けられたキャッチ部用バネは、ストライカの退場と共に、これを助ける。これは、収納位置を無効にする為の外形部が、ラッチ用脚部上の停止部を爪部上の突出部から同時に持ち上げることを意味する。なぜなら、収納位置の無効化において、ラッチ用脚部は、外形部の助けを借りて、蓄積するバネ張力に抗して、ハウジング用脚部の方向にキャッチ部上を移動するからである。
その結果、特に、フード用ラッチ又はフラップ用ラッチの実行に適した自動車ドア用ラッチが設けられるが、それに限定されるわけではない。このため、本発明による自動車ドア用ラッチは、バネ突当て式収納要素を持ち、このバネ突当て式収納要素は、本発明によると、ハウジングに付けられるハウジング用脚部と、キャッチ部上に支えられるラッチ用脚部とを備えた脚バネを有する。ハウジング用脚部は、ラッチ用ハウジングに据え付けられ、又は、固定されている。対照的に、ラッチ用脚部は、ハウジング用脚部に対して移動することができ、特に、2つの脚部の間に含まれる角度部は、通常、鋭角部であるが、これは、ラッチ用脚部の関連した突当てによって変更可能である。
爪部上の突出部の為の停止部が、ラッチ用脚部上に同時に設けられている点に関連して、爪部が収納位置に維持されることによって、バネ突当て式収納要素の、特に簡単かつ費用対効果の良い変形例が全体的に実行される。これらは、重要な利点である。
以下、実施例だけを描写する略図に基づき、本発明を更に詳細に説明する。
図1は、異なる機能的な位置で、本発明による自動車ドア用ラッチ(閉錠位置またはメインラチェット位置にあるロック機構2,3)を示す。 図2は、異なる機能的な位置で、本発明による自動車ドア用ラッチを示す。 図3は、異なる機能的な位置で、本発明による自動車ドア用ラッチ(関連した収納位置)を示す。 図4は、異なる機能的な位置で、本発明による自動車ドア用ラッチを示す。 図5は、異なる機能的な位置で、本発明による自動車ドア用ラッチを示す。 図6は、異なる機能位置で、本発明による自動車ドア用ラッチを示す。
詳細な説明
図は、ラッチケース1が装着された自動車ドア用ラッチと、ラッチケース1内で旋回できるように収納されたロック機構2,3を描写する。ロック機構2,3は、キャッチ部2と、キャッチ部2と相互作用する爪部3とを備える。キャッチ部2は、ラッチケース1内の軸5を中心に旋回できるように置かれる。対称的に、爪部3は、回転軸6を中心に旋回する。
キャッチ部2は、キャッチ部2を開錠位置の方向に予張力を与える(唯一図示された)キャッチ部用バネ4に割り当てられている。これは図1に矢印で示されているが、この矢印は、開錠処理中、軸5を中心としたキャッチ部2の反時計廻り方向の運動に対応する。実際、図1は、閉錠位置またはメインラチェット位置にあるロック機構2,3を示す。このメインラチェット位置において、爪部3は、爪部用バネ7によって支えられたメインラチェット凹部2aに係合する。さらに、キャッチ部2は、顧客または規制によって決定された場合、更なるラチェット凹部、即ち、第2凹部を持ってもよい。
バネ突当て式収納要素8は、本発明において特に重要であり、これは、本発明によると、脚バネ8を含む。ロック機構2,3の開錠処理において、キャッチ部2がラチェット位置(2a、2b)を超えて開錠されるまで、収納要素8は、上昇された収納位置で爪部3が維持されることを確実にする。図3には、関連した収納位置が描写されている。
バネ突当て式収納要素8または脚部バネ8は、脚部8bを持ち、脚部8bは、固定された特徴部、この実施例では、ラッチ用ハウジングに抗して支えられる。関連した脚部8bは、結果的にはハウジング用脚部8bである。ラッチ用ハウジングは、この図には示されていないが、これは、いわゆるラッチケース1の情報の上面視で上方に伸びているからである。しかしながら、関連した脚部8bは据え付けられており、これは明示されていない。
脚部バネ8は、一つの固定された脚部8bに加えて、更に移動する脚部8aを持つ。脚部8aは、ラッチ用脚部8aである。脚部バネ8は、他の脚部またはラッチ用脚部8aを用いて、爪部3を収納位置に維持する。爪部3の収納位置は、図3に描写されるように爪部3の上昇位置に対応する。このため、関連した脚部またはラッチ用脚部8aは、キャッチ部2上の外形部12によって係合されない。爪部3と同一の方法で、全体のロック機構2,3は、当然ながら、図3による図示の範囲内で、収納位置にある。
既に説明したように、ラッチ用脚部8aは、図3における図示に従う爪部3の収納位置において、キャッチ部2の外形部12によって妨げられないとき、爪部用突出部11と係合する。実施例において、関連外形部の端部13は、任意の凹部2aまたはプリラチェット凹部2bを超えて配置される。そのため、脚部またはラッチ用脚部8aは、図1に従ってキャッチ部2が閉錠位置を主として維持する場合、爪部用突出部11に直接係合することができ、ロック機構2,3の開錠まで、キャッチ部2から爪部3の上昇位置を維持する。図1を参照して既に説明され、矢印によって描写された、軸5に関連して反時計廻り方向におけるキャッチ部2の開錠運動は、知られているように、これに対応する。
ラッチ用脚部8aには、停止部10が装着されている。脚部バネ8のラッチ用脚部8a上またはラッチ用脚部8a内の停止部10は、爪部3上の突出部11と相互作用する。ラッチ用脚部8a上またはラッチ用脚部8a内の停止部10は、実施例の範囲内で、他の直線状ラッチ用脚部8aのZ状接続部又はZ状特徴部である。しかしながら、ラッチ用脚部8a内またはラッチ用脚部8a上の停止部10は、爪部3が、図3に従う収納位置に維持されることを確実にする。なぜなら、この収納位置において、関連した停止部10は、爪部3上の突出部11と相互作用するからである。
その結果、図3に従う収納位置において、爪部をキャッチ部2に隣接した(即ち、図3で描写された、回転軸6を中心とした反時計廻り方向に対応する)方向において予張力を与える爪部3上の爪部用バネ7に拘わらず、爪部3はラチェット状にキャッチ部2と相互作用することができない。なぜなら、爪部3は、脚部バネ8の助けを借りて、その収納位置に、キャッチ部2に対して上昇された位置に維持されるからである。
ロック機構2,3のロックの開錠処理中、突出部11は、ラッチ用脚部8aに沿って滑り、停止部10と重複する。図1から図2の移行において、或いは、図2の描写された2つの位置に基づき、これが明らかである。実際、ロック機構2,3の開錠処理は、たとえば、キャッチ部2上で係合するトリガーレバーの助けを借りて、キャッチ部2から上昇される爪部3に対応する。このため、爪部3は、反時計廻り方向において、図2に描写される矢印に沿ってトリガーレバーの助けを借りて、軸6を中心に旋回される。そのため、爪部3は、キャッチ部2から持ち上げられる。この処理において、爪部3上の突出部11は、ラッチ用脚部8aに沿って滑り、爪部3の上昇位置で関連した停止部10と重複する。実施例において、トリガーレバーが、最早、爪部3に突き当てられなくなると、爪部3は、移動し-爪部用バネ7によって突き当てられ-、爪部3上の突出部11が停止部10上で隣接するようになるまで、その軸6を中心に時計廻り方向に僅かに戻される。
キャッチ部2が、氷または他のフラップ障害のため、図1に従う図示によると、この位置で閉錠位置を依然として維持する場合、爪部3は、図3に従う図示によると、収納位置に置かれる。収納位置において、ラッチ用脚部8aは、キャッチ部2上の外形部12によって係合されない。
図3に従う収納位置から始まり、ロック機構2,3の開錠に対するいかなる障害も除去されると、キャッチ部2は、キャッチ部用バネ4が、回転軸5又はその軸を中心として、図4に従う図示の矢印による反時計廻り方向に衝突することによって、次第に開錠可能になる。キャッチ部2は、収納位置を無効にする為に外形部12が備えられている。外形部12は、爪部3に面するキャッチ部2の縁部上に置かれている。さらに、外形部12は、前縁部13を有する。外形部12は、外形部12から形成された前縁部13と組み合わされて、爪部3の収納位置を無効にする。このため、外形部12及び前縁部13は、脚バネ8のラッチ用脚部8a上の停止部10が爪部3上の突出部11から上昇されることを確実にする。この機能的な位置は、図4〜図5からの移行部で明らかである。
実際、図3に従う収納位置から始まるキャッチ部2の開錠は、突出部11に対して先に置かれた脚バネ8のラッチ用脚部8aが、外形部12の前縁部13によって突き当てられることを確実にする。そのため、脚バネ8のラッチ用脚部8aは、脚バネ8の固定・保持された脚部8bの方向に移動される。図4及び図5による両方の機能的位置の比較で、これは明らかである。その結果、ラッチ用脚部8a内の停止部10またはラッチ用脚部8a上の停止部10は、同時に爪部3上の突出部11から離れるように移動する。従って、爪部3上の突出部11は、図5による図示で停止部10から自由になる。ラッチ用脚部8aは、キャッチ部2の外形部12に沿って滑り、その結果、外形部12を備えた開錠するキャッチ部2がラッチ用脚部8aと係合しているので、最早、爪部3と相互作用することはできない。同様に、爪部3は、ラチェット用凹部2a、2bを超えていることから、キャッチ部2の外縁部に沿って滑る。キャッチ部2は、図5に図示されているように、完全に開錠されている。
図5による開錠位置から始まり、ロック機構2,3が閉錠されると、図6による図示に従う閉錠処理は、キャッチ部2が、図6の関連した矢印によって描写されるように、その軸又は回転軸5を中心に反時計廻りに旋回することに対応する。そのため、キャッチ部2による時計廻りの旋回運動は、ロック用ボルトによって始動またはトリガーされるが、ロック用ボルトは、明示されておらず、キャッチ部2に係合しており、自動車ドア用ラッチの閉錠中に、軸5を中心に時計廻りに矢印で描写された閉錠運動で突き当たる。図6による図示の時計廻りのキャッチ部2の一定の旋回過程が完了した後、図1に従ってメインラチェット位置または閉錠位置が(再び)達成されるまで、爪部用バネ7によってアシストされた爪部は、最初に、プリラチェット用凹部2bに係合し、その後、メインラチェット用凹部2aに係合する。この閉錠処理を通じて、バネ7によってキャッチ部2に向かって突き当てられた爪部3は、爪部用突出部11がバネ停止部10に係合するのに十分なほど上昇しない。

Claims (10)

  1. キャッチ部(2)および爪部(3)を機能的に備えたロック機構(2,3)と、バネ突き当て式収納要素(8)とを備える、自動車ドア用ラッチにおいて、
    前記バネ突き当て式収納要素(8)は、前記キャッチ部(2)が開錠されるまで、前記ロック機構(2,3)の開錠処理中、上昇された収納位置に前記爪部を維持する、自動車ドア用ラッチであって、
    前記バネ突き当て式収納要素(8)は脚バネ(8)として形成され、前記脚バネ(8)は据え付けられ、このため、開錠位置のキャッチ部(2)によって係合されていなければ、一方の脚部(8b)で前記ラッチ内に固定・保持され、他方の脚部(8a)で前記収納位置における前記上昇した位置で爪部(3)を維持することを特徴とする、自動車ドア用ラッチ。
  2. 前記脚バネ(8)は、固定されて動かない脚部(8b)と、移動するラッチ用脚部(8a)とが備えられ、それらは、巻かれた中央部分(8c)から始まり、そこに連結され、間に特に鋭利な角度部を含むことを特徴とする、請求項1に記載の自動車ドア用ラッチ。
  3. 前記脚バネ(8)の前記ラッチ用脚部(8a)は、キャッチ部(2)がラチェット特徴部(2a、2b)を超えて開錠されないとき、前記爪部(3)の前記収納位置で支えられることを特徴とする、請求項1または2に記載の自動車ドア用ラッチ。
  4. 前記ラッチ用脚部(8a)には停止部(10)が備えられ、その収納位置で前記爪部(3)を維持することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の自動車ドア用ラッチ。
  5. 前記爪部(3)は、前記停止部(10)と相互作用する為の突出部(11)を示すことを特徴とする、請求項4に記載の自動車ドア用ラッチ。
  6. 前記突出部(11)は、前記ロック機構(2,3)の開錠処理中、前記ラッチ用脚部(8a)に沿って滑り、前記停止部(10)と重なることを特徴とする、請求項4または5に記載の自動車ドア用ラッチ。
  7. 前記キャッチ部(2)には外形部(12,13)が備えられ、前記収納位置を無効にすることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の自動車ドア用ラッチ。
  8. 前記外形部(12,13)は、前記爪部(3)に面する前記キャッチ部(2)に配置されることを特徴とする、請求項7に記載の自動車ドア用ラッチ。
  9. 前記外形部(12,13)は、前縁部(13)を示すことを特徴とする、請求項7または8に記載の自動車ドア用ラッチ。
  10. 前記外形部(12,13)は、前記爪部(3)の前記突出部(11)から前記ラッチ用脚部(8a)上で前記停止部(10)を持ち上げ、前記収納位置を無効にすることを特徴とする、請求項7〜9のいずれか一項に記載の自動車ドア用ラッチ。
JP2019540363A 2017-02-02 2018-01-31 自動車ドア用ラッチ Active JP7055947B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/422,624 US10066426B2 (en) 2017-02-02 2017-02-02 Motor vehicle door latch
US15/422,624 2017-02-02
PCT/IB2018/000045 WO2018142210A1 (en) 2017-02-02 2018-01-31 Motor vehicle door latch

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020506314A true JP2020506314A (ja) 2020-02-27
JP7055947B2 JP7055947B2 (ja) 2022-04-19

Family

ID=61283260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019540363A Active JP7055947B2 (ja) 2017-02-02 2018-01-31 自動車ドア用ラッチ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10066426B2 (ja)
EP (1) EP3577292B1 (ja)
JP (1) JP7055947B2 (ja)
CN (1) CN110249104B (ja)
WO (1) WO2018142210A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107023232B (zh) * 2016-01-29 2019-10-25 开开特股份公司 机动车锁
DE102018128420A1 (de) 2018-11-13 2020-05-14 Kiekert Aktiengesellschaft Kraftfahrzeugschloss
FR3102498B1 (fr) * 2019-10-29 2021-12-10 U Shin France Serrure pour ouvrant de véhicule automobile
US11608661B2 (en) * 2019-12-04 2023-03-21 Kiekert Ag Motor vehicle door lock

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5472816A (en) * 1977-11-19 1979-06-11 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd Door locking device for vehicle
JPH10266666A (ja) * 1997-03-28 1998-10-06 Oi Seisakusho Co Ltd 自動車用ドアロック装置
US20110031765A1 (en) * 2009-08-06 2011-02-10 Vazquez Francisco Javier Hold open lever integrated to latch housing
JP2016014235A (ja) * 2014-07-01 2016-01-28 三井金属アクト株式会社 自動車用ドアラッチ装置
US20160265255A1 (en) * 2013-11-02 2016-09-15 Kiekert Ag Lock with accumulator lever for a motor vehicle

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19725416C1 (de) * 1997-06-17 1999-01-21 Huf Huelsbeck & Fuerst Gmbh Drehfallenschloß, insbesondere für Kraftfahrzeuge
DE102004033735B4 (de) * 2004-07-13 2006-07-27 Huf Hülsbeck & Fürst Gmbh & Co. Kg Vorrichtung zur Betätigung von Schlössern an Türen oder Klappen von Fahrzeugen
DE102006012105A1 (de) 2006-03-14 2007-09-20 Kiekert Ag Kraftfahrzeugtürverschluss
GB2457680A (en) 2008-02-20 2009-08-26 John Phillip Chevalier A latch arrangement for an automotive door
US9187935B2 (en) * 2011-10-19 2015-11-17 Inteva Products, Llc Latch assembly
DE202012002867U1 (de) * 2012-03-20 2012-04-11 Flexngate Automotive Iberica S.A. Schloss mit Drehriegel
KR101673685B1 (ko) * 2014-10-28 2016-11-07 현대자동차주식회사 자동차용 도어 래치 어셈블리

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5472816A (en) * 1977-11-19 1979-06-11 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd Door locking device for vehicle
JPH10266666A (ja) * 1997-03-28 1998-10-06 Oi Seisakusho Co Ltd 自動車用ドアロック装置
US20110031765A1 (en) * 2009-08-06 2011-02-10 Vazquez Francisco Javier Hold open lever integrated to latch housing
US20160265255A1 (en) * 2013-11-02 2016-09-15 Kiekert Ag Lock with accumulator lever for a motor vehicle
JP2016014235A (ja) * 2014-07-01 2016-01-28 三井金属アクト株式会社 自動車用ドアラッチ装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20180216374A1 (en) 2018-08-02
EP3577292B1 (en) 2021-09-15
WO2018142210A1 (en) 2018-08-09
CN110249104B (zh) 2021-05-28
EP3577292A1 (en) 2019-12-11
JP7055947B2 (ja) 2022-04-19
CN110249104A (zh) 2019-09-17
US10066426B2 (en) 2018-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11339590B2 (en) Vehicle hood latch and method of unlatching a vehicle hood
JP2020506314A (ja) 自動車ドア用ラッチ
US11421454B2 (en) Closure latch assembly with latch mechanism and outside release mechanism having reset device
US10683682B2 (en) Closure latch for vehicle door having double pull release mechanism driven by child lock actuator
JP6269985B2 (ja) 自動車ドアロック
US10829964B2 (en) Vehicular door latch device
US5409277A (en) Door lock actuator with superlock feature
US10415277B2 (en) Hood latch assembly for vehicle and method of actuating the same
US9109381B2 (en) Door latch apparatus for vehicle
KR101836620B1 (ko) 차량용 씬칭래치 조립체
US20060208508A1 (en) Lock out mechanism for vehicle door outside handles
US20190211589A1 (en) Double pull hood latch assembly
JP2016510093A (ja) 自動車用のラッチ
US20140291998A1 (en) Locking mechanism
JP2014505617A (ja) 座席の折り畳み式背もたれ用ロック装置
KR100559568B1 (ko) 자동차의 잼 방지형 도어 래치
WO2014203928A1 (ja) 車両のドアアウタハンドル構造
JP2014510206A (ja) フラップまたはドア用のロック
KR101163780B1 (ko) 자동차 도어 로크
CN111550136B (zh) 具有自重新锁定特征的闩锁总成
US2911248A (en) Free handle door latching mechanism
JP3909427B2 (ja) 自動車用ドアロック装置
JP4137705B2 (ja) 自動車のトランクロック装置
JP2004156342A (ja) テールゲートドアの開放防止機構
JPS631434B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190920

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211026

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220310

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7055947

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150