JP2020200693A - 建具 - Google Patents

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【課題】障子開閉装置のハウジングの小型化が図られた建具を提供すること。【解決手段】障子開閉装置は、障子に連結され被操作部回転軸を中心として回転する被操作部911と、被操作部911に連結され被操作部911を駆動する操作部と、障子が全開状態にまで至らない半開状態で障子を更に開くことができないように被操作部911の回転を規制する規制部材92と、を備え、規制部材92は、被操作部911の回転を規制可能な回転規制位置と、回転規制位置よりも被操作部回転軸の径方向における内側の位置であって被操作部911の回転を規制しない回転非規制位置と、の間を移動可能である建具である。【選択図】図13

Description

本発明は、障子を開閉するための障子開閉装置を備えた建具に関する。
従来、窓(障子)を開閉するためのオペレーターハンドルを有する障子開閉装置を備えた建具が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の建具においては、オペレーターハンドルを有する障子開閉装置が記載されている。障子開閉装置は、建具の枠体の下枠や縦枠に取り付けられる。
特開平10−280798号公報
プライバシーを確保しながら室内に採風したり、障子が屋外障害物に衝突することを防止したりする場合には、障子の開度は、いわゆる半開状態の開度に維持される。上述の従来の建具における障子開閉装置には、障子を予め決められた半開状態の開度とすることができるように、全閉の状態からオペレーターハンドルが回転させられて障子が開かれてゆくと、障子が当該半開状態の開度で止まり、オペレーターハンドルがそれ以上回転できないように規制する規制部材が設けられている。そして、規制部材により規制を行う場合と、規制を行わずに障子を全開可能な状態とする場合との切換えを行うための切換部材が設けられている。
規制部材は、オペレーターハンドルが回転させられることにより駆動され回転する揺動アームの揺動を規制するように、揺動アームと一体で回転する回転部材に係合する。この係合は、規制部材が回転部材の径方向外側から径方向内側へ移動して、回転部材の被係合部に係合することにより行われる。
しかし、規制部材を規制していない状態とする際には、規制部材を回転部材の径方向外側へ移動させて回転部材に係合しない状態とする必要があるため、障子開閉装置における回転部材の径方向外側の部分に、規制部材の逃がししろを確保する必要があり、障子規制部材のハウジング(ケース)の小型化が困難であった。
本発明は、障子開閉装置のハウジングの小型化が図られた建具を提供することを目的とする。
本発明は、枠体と、前記枠体内に開閉可能に取り付けられ框体を有する障子と、前記枠体に取り付けられ、前記障子を開閉操作可能な障子開閉装置と、を備え、前記障子開閉装置は、前記障子に連結され被操作部回転軸を中心として回転する被操作部と、前記被操作部に連結され前記被操作部を駆動する操作部と、前記障子が全開状態にまで至らない半開状態で前記障子を更に開くことができないように前記被操作部の回転を規制する規制部材と、を備え、前記規制部材は、前記被操作部の回転を規制可能な回転規制位置と、前記回転規制位置よりも前記被操作部回転軸の径方向における内側の位置であって前記被操作部の回転を規制しない回転被規制位置と、の間を移動可能である建具に関する。
本発明の一実施形態に係る建具を屋内側から見た正面図である。 本発明の一実施形態に係る建具を屋内側から見た様子を示す拡大正面図であって、オペレーターハンドルを操作位置に配置した状態を示す図である。 図2に示す状態から、オペレーターハンドルを非操作位置に移動させた状態を示す拡大斜視図である。 本発明の一実施形態に係る建具のオペレーターハンドルが操作位置にある状態を示す横断面図である。 本発明の一実施形態に係る建具のオペレーターハンドルが非操作位置にある状態を示す横断面図である。 本発明の一実施形態に係る建具の障子開閉装置のハウジングを示す前方斜視図である。 本発明の一実施形態に係る建具の障子開閉装置からハウジングを取り除いた様子を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る建具の障子開閉装置のハウジングを示す側方斜視図である。 本発明の一実施形態に係る建具の障子開閉装置からハウジングを取り除いた様子を示す下方斜視図である。 本発明の一実施形態に係る建具の障子開閉装置のハウジングの下部を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る建具の障子開閉装置の揺動アームの基部の構成を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る建具の障子開閉装置のストッパーが回転規制位置にある様子を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る建具の障子開閉装置のストッパーが回転規制位置にあり、揺動アームの基部の回転を規制している様子を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る建具の障子開閉装置のストッパーが回転非規制位置にある様子を示す斜視図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る建具の障子開閉装置を示す正面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、建具1を屋内側から見た正面図である。図2は、建具1を屋内側から見た様子を示す拡大正面図であって、オペレーターハンドル80を操作位置に配置した状態を示す図である。図3は、図2に示す状態から、オペレーターハンドル80を非操作位置に移動させた状態を示す拡大斜視図である。図4は、建具1のオペレーターハンドル80が操作位置にある状態を示す横断面図である。図5は、建具1のオペレーターハンドル80が非操作位置にある状態を示す横断面図である。図6は、建具1の障子開閉装置50のハウジング60を示す前方斜視図である。図7は、建具1の障子開閉装置50からハウジング60を取り除いた様子を示す斜視図である。図8は、建具1の障子開閉装置50のハウジング60を示す側方斜視図である。図9は、建具1の障子開閉装置50からハウジング60を取り除いた様子を示す下方斜視図である。図10は、建具1の障子開閉装置50のハウジング60の下部を示す断面図である。
なお、本明細書において、「見付方向」とは、建物に形成された開口部に納められた建具の枠体10に収められる障子20の面内方向を意味し、「見込方向」とは、屋内外方向(即ち、奥行き方向)を意味する。
図1に示すように、建具1は、建物の開口部に固定される枠体10と、枠体10にヒンジ(図示せず)を介して開閉可能に取り付けられる外開きの障子20と、オペレーターハンドル80(操作部)を有する障子開閉装置50と、を備える横辷り出しの開閉窓である。障子20は、枠体10内に開閉可能に取り付けられる。本実施形態においては、オペレーターハンドル80は、図1〜図3に示すように、枠体10の下枠12(後述)の屋内側の見付面12a(後述)に取り付けられる。本実施形態の建具1は、オペレーターハンドル80を操作位置(図2参照)と非操作位置(図3参照)とに操作を行うことが可能である。操作位置にあるオペレーターハンドル80において操作回転軸J2(図4参照)を中心に回転操作することで、障子20を屋外側に開くことが可能である。
枠体10は、図1に示すように、上枠11、下枠12、吊元側縦枠13及び戸先側縦枠14が矩形に枠組みされて構成される。枠体10には、外開きの障子20が開閉可能に取り付けられる。
図1に示すように、下枠12は、中空状の下枠本体121と、下枠本体121の屋内側の端部の上部に接続される屋内側部分122と、屋内側部分122の上部に配置される屋内側ハンドル配置部123と、を有する。屋内側部分122及び屋内側ハンドル配置部123は、中空状に形成され、上下方向に並んで配置され、屋内側ハンドル配置部123の見付面には、障子開閉装置50が固定される。
屋内側ハンドル配置部123は、戸先側下框32のガラス配置部321(後述)の屋内側に配置される。下枠本体121の上面121aと屋内側部分122の屋外側の見付面と屋内側ハンドル配置部123の屋外側の見付面とで構成される、下枠12の屋外側の空間には、障子20の閉位置において、障子20の戸先側下框32が配置される。
障子20は、枠体10内に開閉可能に取り付けられる。障子20は、図1に示すように、枠体10の屋外側に配置される。障子20は、ガラス25(面材)と、ガラス25を囲うように構成される框体30と、を含んで構成される。ガラス25は、框体30の内側に配置される。ガラス25は、例えば、複層ガラスなどにより構成される。框体30は、図1に示すように、吊元側上框31、戸先側下框32、縦框33及び縦框34が矩形に枠組みされて構成される。障子20は、吊元側上框31に沿って左右方向に延びる回動軸31aを中心に回動することで、開閉される。
戸先側下框32は、図1に示すように、戸先側下框32の屋外側において上方側に配置されるガラス配置部321と、ガラス配置部321の下側に配置される方形部分322と、方形部分322の下側に配置される開放部分323と、を有する。ガラス配置部321、方形部分322及び開放部分323は、ガラス25の端部から、上側から下側にこの順で並んで配置される。ガラス配置部321には、ガラス25の端部が収容される。
障子20は、オペレーターハンドル80を操作位置に位置させた状態で回転操作を行うことにより、框体30の吊元側上框31に配置される回動軸31a(図1参照)を中心に回動することで開閉される。
次に、障子開閉装置50について説明する。障子開閉装置50は、図2等に示すように、ハウジング60と、オペレーターハンドル80と、揺動アーム91とを備えている。ハウジング60は、中空のアルミ押し出し材により構成されたモノコック構造を有する金属製本体651(図6等参照)をしており、金属製本体651の全体は樹脂製のカバー652により覆われている。
ハウジング60の内部においては、オペレーターハンドル80に接続された回動軸部材621に接続された歯車軸部材64に形成された駆動側歯車642と、揺動アーム91と一体回転する回転部としての基部911に形成された従動側歯車913とが螺合している。オペレーターハンドル80が回転させられることにより、回動軸部材621が回転し、歯車軸部材64及び駆動側歯車642が回転し、これにより、揺動アーム91と一体回転する基部911が、被操作部回転軸としての中心軸912を中心として回転して揺動アーム91が揺動するように構成されている。歯車軸部材64と、駆動側歯車642と、揺動アーム91(基部911)と、従動側歯車913とは、駆動装置部を構成する。
揺動アーム91の基部911は、図11に示すように、上板部9112と下板部9116とを有している。上板部9112は、アーム延出部9111及び係合用凸部914と一体成形されて構成された円盤形状に形成されている。上板部9112の中央部には、正方形状の上板貫通孔9113が形成されている。下板部9116は円盤形状に形成されている。下板部9116の周縁部の一部には従動側歯車913を構成する歯9131が形成されている。下板部9116の中央部には、上板貫通孔9113と同一形状の正方形状の下板貫通孔9117が形成されている。
中心軸912は、下端部を構成する下端部円柱部9121と、下端部円柱部9121の上部に接続された中部円柱部9122と、中部円柱部9122の上部に接続された四角柱部9123と、四角柱部9123の上部に接続された上部円柱部9124とを有している。下端部円柱部9121、中部円柱部9122、及び、四角柱部9123は、上板貫通孔9113及び下板貫通孔9117を貫通し、四角柱部9123が上板貫通孔9113及び下板貫通孔9117に貫通している状態で、中心軸912は、基部911に装着されている。四角柱部9123が上板貫通孔9113及び下板貫通孔9117に貫通しているため、上板部9112と下板部9116とは一体で回転するように構成されている。
ハウジング60においてオペレーターハンドル80に接続されている回動軸部材621は、下枠12の下方側から上方側に向かうに従ってガラス25から屋内側に向かう側に傾斜して延びて形成される。そのため、オペレーターハンドル80は、下方側から上方側に向かうに従ってガラス25から離れるように、ガラス25に対して傾斜して配置される。
オペレーターハンドル80は、図4、図5に示すように、ハンドル本体81と、摘まみ部83と、を有する。ハンドル本体81は、略四角柱状に形成される。ハンドル本体81の先端部812は、図3に示すようにオペレーターハンドル80が非操作位置にあるときに、屋外側の方向へ向かうように折れ曲がっている。折れ曲がった先端部812の端部には、更に突出する突出部813(図4参照)が設けられており、突出部813には、突出部813に対して自由に回転可能であるが突出部813から取り外れないように突出部813に嵌合する略球形状の摘まみ部83が設けられている。
オペレーターハンドル80は、障子20を開閉操作可能な操作位置と、障子20を開閉操作しないときに障子開閉操作部のハウジング60の外面に沿って配置される非操作位置と、に回動軸部材621の回動軸J1を中心に回動可能である。
オペレーターハンドル80の非操作位置は、図3、図5に示すように、オペレーターハンドル80の折れ曲がっている先端部812に対する基部811の部分が、障子開閉操作部のハウジング60の外面、より具体的には、回動軸部材621がハウジング60を貫通している貫通部611の外面612に沿って配置される。この貫通部611の外面612は、ハウジング60の上面と、ハウジング60の屋内側の見付面と、を接続するようにこれらに対して、それぞれ所定の角度をなす傾斜面により構成されており、ハウジング60の長手方向に延びている。貫通部611の外面の延びる方向に沿って、オペレーターハンドル80の基部811の部分が対向して延びるように、非操作位置においてオペレーターハンドル80は配置される。また、外面612であって、オペレーターハンドル80が非操作位置にあるときに、オペレーターハンドル80に対向するハウジング60の外面612の部分には、障子20が全開状態にまで至らない半開状態で障子20を更に開くことができないように揺動アーム91の回転(回動)を規制するか規制しないかの切り替えを行う切替操作部としての切替スイッチ614(図2参照)が設けられている。
オペレーターハンドル80の操作位置は、図2、図4に示すように、屋内側へ貫通部611の外面612から突出する位置である。オペレーターハンドル80は、操作位置において、ハウジング60の最も屋内側の部分よりも屋内側へ突出する。
障子開閉装置50は、操作部としてのオペレーターハンドル80が操作位置にあるときに、オペレーターハンドル80が回動軸J1を中心に回動することを防止するための回動防止機構を有している。また、回動防止機構による操作部の回動の防止を解除するための解除部材としてのボタン818を有している。
具体的には、回動防止機構は、図4等に示すように、回動軸部材621に形成された複数の周方向凹部601と、係合軸部816と、係合軸部816に固定され係合軸部816と一体で移動可能な被駆動部817と、被駆動部817と一体で移動可能であり係合軸部816と軸心が一致する位置関係を有する係合軸部819と、を有している。
係合軸部816は、円柱形状に形成されており、圧縮ばね815により回動軸部材621の方向へ移動するように付勢されている。被駆動部817は、回動軸部材621の途中の部分に固定されている。被駆動部817は、係合軸部816の移動方向に対して傾斜する被駆動斜面8171を有している。被駆動斜面8171は、図4等に示すように、係合軸部816に直交する方向において、回動軸部材621から離れるにつれて幅が広がるように傾斜している。
係合軸部819は、一端部が被駆動部817に接続され、他端部は、被駆動部817の軸心に対して傾斜する傾斜部8191を有している。傾斜部8191を有する係合軸部819の他端部は、周方向凹部601に対して被駆動部817及び係合軸部816と一体的に進退可能である。
ボタン818は、オペレーターハンドル80が非操作位置にあるときに、ハウジング60の貫通部611の外面612に対向するハンドル本体81の部分に形成された貫通孔を貫通して設けられており、貫通孔の貫通方向において移動可能である。従って、図3に示すように、オペレーターハンドル80が非操作位置にあるときには、オペレーターハンドル80を操作する側である屋内側から障子開閉装置50を見たときに、ボタン818はハンドル本体81によって隠された状態となっており、見えない状態となっている。また、オペレーターハンドル80が非操作位置にあるときに、切替操作部としてのハウジング60の外面612の切替スイッチ614(図2参照)は、図3に示すように、オペレーターハンドル80によって隠された状態となっており、見えない状態となっている。図2に示すように、オペレーターハンドル80が操作位置にあるときには、オペレーターハンドル80を操作する側である屋内側から障子開閉装置50を見たときに、ボタン818が見える状態になる。また、このとき、切替スイッチ614も見える状態になっている。
ハンドル本体81の外部に露出しているボタン818の部分であって、回動軸部材621寄りのボタン818の端部は、図2に示すように矩形に形成され、摘まみ部83寄りのボタン818の端部は半円形に形成され、ハンドル本体81の長手方向はハンドル本体81の長手方向に平行である。
図4等に示す断面では、ボタン818の上部は矩形に形成され、下部はボタン傾斜面8181を有している。ボタン傾斜面8181は被駆動斜面8171と平行の位置関係にあり、ボタン傾斜面8181と被駆動斜面8171とは、常時面で当接している。ボタン818をハンドル本体81の外側から押すことにより、被駆動斜面8171がボタン傾斜面8181に対して摺動して回動軸部材621から離れる方向へ押されて、周方向凹部601に係合していた係合軸部819が周方向凹部601から外れる。
これにより、ハンドル本体81は、回動軸部材621に対して回動可能となるように構成されている。周方向凹部601は、図4等に示すように、回動軸J1を中心として回動軸部材621の先端部の円形部の周方向に、約120°の位置関係で2つ形成されている。一方の周方向凹部601に係合軸部819が係合することにより、オペレーターハンドル80が非操作位置に維持され、他方の周方向凹部601に係合軸部819が係合することにより、オペレーターハンドル80が操作位置に維持される。
オペレーターハンドル80が非操作位置にあるときに、係合軸部819が係合する周方向凹部601の深さは浅い。このため、ボタン818を押さなくても、傾斜部8191に沿って係合軸部819は、周方向凹部601から抜け出して、オペレーターハンドル80を操作位置へ移動させることができるように構成されている。オペレーターハンドル80が操作位置にあるときに、係合軸部819が係合する周方向凹部601の深さは、係合軸部819の他端部の、傾斜部8191が設けられている部分の長さよりも深い。このため、ボタン818を押さないと、係合軸部819を、周方向凹部601から抜け出してオペレーターハンドル80を非操作位置へ移動させることができないように構成されている。
オペレーターハンドル80に接続された回動軸部材621は、障子開閉装置50のハウジング60に収容された操作部回転軸としての歯車軸部材64の端部641に一体回転可能に接続されている。歯車軸部材64の途中の部分には、図7等に示すように、駆動側歯車642が螺刻されている。また、ハウジング60には、被操作部としての揺動アーム91の基部911が揺動アーム91と一体回転可能に収容されている。基部911は、略円盤形状に形成されている。基部911の周囲には、従動側歯車913が螺刻されており、従動側歯車913は、駆動側歯車642と螺合することにより連結されている。従って、オペレーターハンドル80を操作位置としてオペレーターハンドル80を回転させることにより、歯車軸部材64が回転し、これにより基部911が回転して揺動アーム91が揺動するように構成されている。揺動アーム91の先端部に形成された貫通孔919には、図示しない金具を介して障子20が接続されている。
揺動アーム91の基部911の上面には、規制部材係合部としての係合用凸部914が設けられている。係合用凸部914は、基部911の周縁に沿って、当該周縁から基部911の径方向内方の所定の位置に至るまでの所定の幅で、基部911の周縁に沿って基部911の中心角で約80度程度の範囲に設けられており、基部911の上面から上方向へ突出し、平面視で扇形に形成されている。
係合用凸部914は、規制部材移動規制部9141を有している。規制部材移動規制部9141は、基部911の周方向における係合用凸部914の端部であって、基部911の径方向の内側の端部から、基部911の周方向に沿って突出しており、基部911と一体成形されて設けられている。また、係合用凸部914は、位置維持部9142を有している。位置維持部9142は、扇形の係合用凸部914の内周面により構成される。
また、障子開閉装置50のハウジング60には、障子が全開状態にまで至らない半開状態で障子を更に開くことができないように揺動アームの回転(回動)を規制する規制部材としてのストッパー92が収容されている。ストッパー92は、回転軸93を中心として回動可能にハウジング60に支持されている。
ストッパー92は、板状の金属部材により構成され回転軸93に接続されたストッパー本体部921と、ストッパー先端部922と、他端部924とを有している。ストッパー本体部921の一端側は、回転軸93から中心軸912の方へ延び、途中で障子20が開く方向における揺動アーム91の揺動方向(図7において中心軸912を中心とする時計回り方向)の側に若干折れ曲がる形状に形成されている。
ストッパー92の一端部の先端は、中心軸912と平行に基部911に近づくように折り曲げられ、基部911から離れた所定の位置まで至る規制部材先端部としてのストッパー先端部922を有している。この所定の位置は、係合用凸部914の上面よりも、中心軸912の軸方向下側(図7の手前側から奥側へと向かう方向における奥側)の位置である。これに対して基部911に対向するストッパー本体部921の下面は、係合用凸部914の上面よりも、中心軸912の軸方向上側(図7の奥側から手前側へと向かう方向における手前側)に位置している。
ストッパーの他端部924は、ストッパー本体部921に対して直交する位置関係の板状に構成されており、中心軸912から離れるように延びている。他端部924は、障子開閉装置50のハウジング60の内部に位置しているスライドスイッチ95の2枚の平行な板状部951の間に配置されている。スライドスイッチ95をその長手方向(図7における左右方向)に移動させることにより、ストッパー92は、回転軸93を中心として揺動し、後述する回転規制位置と、回転非規制位置と、の間を移動するように構成されている。
ハウジング60には、図6、図8に示すように、一端部開口615と、他端部開口616と、歯車軸部材64の一端側が貫通する貫通孔6311と、歯車軸部材64の他端側が挿入され支持される貫通孔6312と、中心軸912の一端部が支持される貫通孔6321と、中心軸912の他端部が支持される貫通孔6322と、回転軸93の一端部が支持される貫通孔6331と、回転軸93の他端部が支持される貫通孔6332と、スライドスイッチ95がスライド可能な貫通孔6341と、が形成されている。
ハウジング60を構成する金属製本体651は、前述のようにアルミ押し出し材により構成されているため、図6、図8に示すように、一端部開口615と、他端部開口616とにおいて、ハウジング60の両端部が開口している。
歯車軸部材64(図7等参照)の一端部側には、キャップ645が装着されている。キャップ645の周面に平行に形成されたフランジ形状の部分が貫通孔6311(図8参照)に嵌め込まれて回転させられてキャップ645がハウジング60に固定されることにより、キャップ645を介して歯車軸部材64の一端部側の部分が、ハウジング60の金属製本体651の上側傾斜壁部6515に支持される。歯車軸部材64の他端部は、貫通孔6312に挿入されて、回転可能にハウジング60の下側傾斜壁部6516に支持されている。
中心軸912(図7等参照)の一端部は、貫通孔6321(図8参照)に挿入されてキャップ915(図7等参照)が装着されている。キャップ915の周面に平行に形成されたフランジ形状の部分が貫通孔6321に嵌め込まれて回転させられてキャップ915がハウジング60に固定されることにより、キャップ915を介して中心軸912の一端部側の部分が、ハウジング60の金属製本体651の上壁6511に支持される。中心軸912の他端部は、貫通孔6322に挿入されて、ハウジング60の金属製本体651の下壁6512に固定されている。
回転軸93(図7等参照)の一端部は、他端部開口616(図8参照)に至るまで延びる貫通孔6331に挿入されてキャップ935(図7等参照)が装着されている。キャップ935の周面に平行に形成されたフランジ形状の部分が貫通孔6331を塞ぐようにしてキャップ935がハウジング60に固定されることにより、キャップ935を介して回転軸93の一端部側の部分が、ハウジング60の金属製本体651の上壁6511に支持される。回転軸93の他端部は、貫通孔6332に挿入されて、ハウジング60の金属製本体651の下壁6512に固定されている。
スライドスイッチ95の2枚の平行な板状部951(図7等参照)は、長方形状の長孔により構成される貫通孔6341(図8参照)に挿入されている。板状部951が一体成形されて固定されているスライドスイッチ95の長方形の板状本体部952は、ハウジング60の外側に位置している。スライドスイッチ95の2枚の平行な板状部951は、長孔により構成される貫通孔6341においてハウジング60の長手方向(図6の左右方向)に沿って移動可能である。
次に、ストッパー92による揺動アーム91の回動の規制(基部911の回転の規制)について説明する。図12は、建具1の障子開閉装置50のストッパー92が回転規制位置にある様子を示す斜視図である。図13は、建具1の障子開閉装置50のストッパー92が回転規制位置にあり、揺動アーム91の基部911の回転を規制している様子を示す斜視図である。図14は、建具1の障子開閉装置50のストッパー92が回転非規制位置にある様子を示す斜視図である。
ストッパー92のストッパー先端部922は、スライドスイッチ95が最も歯車軸部材64に近づく位置(図12等における左側の位置)に移動させられることにより、図12、図13に示すように、中心軸912の径方向において最も外側に位置する状態とされる。このとき、ストッパー92は、揺動アーム91の基部911の回転を規制可能な回転規制位置にある。ストッパー92が回転規制位置にある図12に示す状態(障子20が全閉の状態)のときに、オペレーターハンドル80が回転させられて基部911が回転してゆくと、図13に示すように、ストッパー先端部922に、中心軸912の周方向における係合用凸部914の端縁が当接する。これにより、基部911の回転が規制され、揺動アーム91の揺動が規制され、障子20はこれ以上開かなくなり半開の状態が維持される。
このとき、スライドスイッチ95を、最も歯車軸部材64から離れた位置(図13における右側の位置)に移動させようとして、ストッパー先端部922を、中心軸912の径方向の内側に回動させようとしても、ストッパー先端部922は規制部材移動規制部9141に当接しているため、中心軸912の径方向の内側に回動できない。即ち、規制部材移動規制部9141は、障子20が全閉状態となる位置に揺動アーム91が操作されるまでの間、ストッパー92が回転非規制位置へ移動することを規制する。
図13に示すように、障子20の半開の状態が維持されている状態から、障子20を全開することが可能な状態とするためには、先ず、オペレーターハンドル80が、先ほど回転させられた方向とは反対の方向に回転させられることにより、図12に示すように、障子20が全閉の状態とされる。そして、スライドスイッチ95が最も歯車軸部材64から離れた位置(図12における左側の位置)に移動させられることにより、図14に示すように、ストッパー92のストッパー先端部922は、中心軸912の径方向において最も内側に位置する状態とされる。このとき、ストッパー92は、回転規制位置よりも中心軸912の径方向における内側に揺動した位置であって揺動アーム91の基部911の回転を規制しない回転非規制位置にある。
図14は、ストッパー92が回転非規制位置とされた後に、更に、オペレーターハンドル80が回転させられることにより、障子20が全開となった状態を示しているが、この状態のときに、ストッパー92を回転規制位置に移動させようとしてスライドスイッチ95を操作しても、ストッパー先端部922が係合用凸部914の位置維持部9142に当接して、ストッパー92を回転規制位置に移動させることができない。即ち、位置維持部9142は、揺動アーム91が半開状態よりも障子20が開かれた状態となる位置に操作されているときに、ストッパー92を回転非規制位置に維持する。
本実施形態によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態では、開閉装置本体としてのハウジング60は、中空の金属材により構成される金属製本体651を有する。これにより、駆動装置部を構成する歯車軸部材64、駆動側歯車642、揺動アーム91(基部911)、及び従動側歯車913を、金属製本体651の外側から組み込んでいく構造(ホロー)にすることが可能となる。このため、薄肉で強度の高いハウジング60とすることが可能となり、障子開閉装置50のハウジングの小型化が図られた建具1とすることが可能である。また、上ケースと下ケースとに分割可能に構成する必要がなくなり、これらを互いに固定するねじも不要となり、ねじがハウジング60の外側に現れないスリムな意匠を実現できる。このため、障子開閉装置50の組立工数を削減できる。
また、本実施形態では、金属製本体651は、押し出し材により構成されている。このため、開閉装置本体としてのハウジング60の長手方向について、中空のホロー材で強度を持ちながら、ハウジング60の長手方向は開口しており、ハウジング60の内部に収容する部品の挿入が容易であり、且つ、開口部を強度材で蓋する必要がないため、ハウジング60の長手方向の寸法を極限まで小さくすることができる。
また、本実施形態では、揺動アーム91の中心軸912の一端側の部分は金属製本体651の上壁6511に回転可能に支持され、中心軸912の他端側の部分は金属製本体651の上壁6511に対向する下壁6512に回転可能に支持されている。また、歯車軸部材64の一端側の部分は、金属製本体651の上側傾斜壁部6515に支持され、歯車軸部材64の他端側の部分は、金属製本体651の下側傾斜壁部6516に支持される。そして、歯車軸部材64の駆動側歯車642と、中心軸912を中心として回転する基部911の従動側歯車913とは螺合している。
このように、駆動側歯車642と、従動側歯車913とが螺合していることにより、スラストを受ける強度がハウジング60には要求されるが、これらは、金属製本体651の各壁部によって支持されているため、ハウジング60にかかるスラストに耐える構造としながら、ハウジング60の薄肉化を図ることが可能となり、ハウジング60の小型化を図ることが可能である。
また、本実施形態では、ハウジング60は、金属製本体651を覆う樹脂製のカバー部としてのカバー652を有する。これにより、ハウジング60の強度要素は、金属製本体651の金属材により確保されているので、化粧カバーとしての樹脂材のカバー652の肉厚を薄くでき、外観意匠材としての機能を有する構成とすることが可能である。
また、本実施形態では、規制部材としてのストッパー92は、被操作部としての揺動アーム91の基部911の回転を規制可能な回転規制位置と、回転規制位置よりも中心軸912の径方向における内側の位置であって揺動アーム91の基部911の回転を規制しない回転非規制位置と、の間を移動可能である。
これにより、ストッパー92が回転非規制位置にあるときに、ストッパー92は、回転規制位置よりも中心軸912の径方向における内側の位置にあるため、屋外からオペレーターハンドル80を操作し、障子20を開けることを防止でき、屋外からの侵入を防止することができる。また、ストッパー92が回転規制位置にあるときのストッパー92の位置よりも、中心軸912の径方向における外側の位置にストッパー92を移動可能なストッパー92の逃がししろを確保する必要がなくなる。この結果、障子開閉装置50のハウジング60の小型化を図ることが可能となり、コンパクトな構成とすることが可能となる。
また、本実施形態では、規制部材係合部914は、障子20を閉じた状態となる位置に揺動アーム91の基部911が操作されるまでの間、ストッパー92が回転非規制位置へ移動することを規制する規制部材移動規制部9141を有する。これにより、障子20を全閉の状態にしないとストッパー92を回転非規制位置に移動することができないため、屋外からストッパー92を回転非規制位置に移動させることができないようにすることが可能となる。この結果、屋外からの侵入を防止することが可能となり、防犯性を高めることが可能となる。
また、本実施形態では、規制部材係合部914は、揺動アーム91の基部911が半開状態よりも障子20が開かれた状態となる位置に操作されているときに、ストッパー92を回転非規制位置に維持する位置維持部9142を備える。これにより、揺動アーム91の基部911が半開状態よりも障子20が開かれた状態となる位置に操作されているときに、ストッパー92が回転規制位置に移動してしまい、ストッパー92が回転非規制位置に戻らなくなったり、障子20が閉まらなくなったり、ストッパー92が規制部材係合部914に干渉したり、というような不具合が発生することを回避することが可能となる。
また、基部911は、第1被回転部としての下板部9116と、下板部9116と一体回転可能な第2被回転部としての上板部9112と、を有し、下板部9116は、第1被係合貫通孔としての下板貫通孔9117を有し、上板部9112は、規制部材係合部914と、規制部材移動規制部9141と、第2被係合貫通孔としての上板貫通孔9113と、を有し、中心軸912は、上板貫通孔9113及び下板貫通孔9117を貫通し連結する係合柱部としての四角柱部9123を有する。
従動側歯車913を構成する下板部9116を、上板部9112と一体で生産する場合、プレス加工が複雑になったり、別部材で構成する場合、スポット溶接をしたりしなければならない、という問題があったが、上記実施形態においては、下板部9116と上板部9112とを四角柱部9123で連結して一体回転可能としたため、容易にこの一体回転可能な構成を実現することができる。
また、本実施形態では、操作部としてのオペレーターハンドル80は、障子20を開閉操作可能な操作位置と、障子20を開閉操作しないときに障子開閉装置50の開閉装置本体としてのハウジング60の外面612に沿って配置される非操作位置と、に回動軸J1を中心に回動可能である。そして、障子開閉装置50は、オペレーターハンドル80が操作位置にあるときに、オペレーターハンドル80が回動軸を中心に回動することを防止するための回動防止機構(周方向凹部601、係合軸部816、被駆動部817、係合軸部819)と、回動防止機構による操作部の回動の防止を解除するための解除部材としてのボタン818と、を有し、ボタン818は、オペレーターハンドル80が非操作位置にあるときに、開閉装置本体としてのハウジング60の外面612に対向するオペレーターハンドル80のハンドル本体81の部分に設けられている。
これにより、オペレーターハンドル80が非操作位置にあるときには、オペレーターハンドル80を操作する側である屋内側から障子開閉装置50を見たときに、ボタン818及び切替スイッチ614はハンドル本体81によって隠された状態とすることができ、見えない状態とすることができる。このため、屋内側から障子開閉装置50を見たときに、ボタン818及び切替スイッチ614によるデザイン上のノイズを無くすことができ、デザイン性の向上を図ることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
例えば、上記実施形態では、建具1は、横辷り出しの開閉窓により構成されていたが、この構成に限定されない。例えば、建具は、縦辷り出しの開閉窓や、連窓、高所窓、天窓、ルーバー窓、ジャロジー、排煙窓等により構成されてもよい。
また、枠体、障子、障子開閉装置の回動防止機構、解除部材等の構成は、本実施形態による枠体10、障子20、障子開閉装置50の周方向凹部601、係合軸部816、被駆動部817、ボタン818、等の構成に限定されない。例えば、障子開閉装置は、下枠以外の枠体の部分、例えば、縦枠に取り付けられてもよい。
また、障子開閉装置の開閉装置本体、駆動装置部等の構成は、本実施形態による障子開閉装置50のハウジング60、歯車軸部材64、駆動側歯車642、揺動アーム91、基部911、従動側歯車913の構成に限定されない。
また、被操作部、操作部、規制部材、規制部材係合部、規制部材移動規制部、位置維持部等の構成は、本実施形態による揺動アーム91、基部911、オペレーターハンドル80、ストッパー92、規制部材係合部914、規制部材移動規制部9141、位置維持部9142の構成に限定されない。
また、オペレーターハンドル80に代えて、電動モータを設けて、モータの回転により揺動アームを揺動させるようにしてもよい。
即ち、例えば、ハウジングの内部にモータが収容されて、前記実施形態における操作回転軸J2(図4参照)がモータの出力軸により揺動アームが駆動されてもよいし、また、例えば、図15に示すように、障子開閉装置50Aのハウジング60Aの内部にモータ80Aが収容されて、モータ80Aの出力軸81Aに螺刻されて形成された歯車が、揺動アーム91Aの基部911Aの従動側歯車913(図7等参照)に螺合する構成として、揺動アーム91Aが中心軸912Aを中心として駆動されてもよい。
これにより、オペレーターハンドルを操作しなくても容易に窓の開閉を行うことが可能な障子開閉装置であって、ハウジングの小型化が図られ、組立工数が少ない障子開閉装置とすることが可能となる。
また、第1被回転部、第2被回転部、係合柱部等の構成は、本実施形態における、下板部9116、上板部9112、四角柱部9123等の構成に限定されない。例えば、上板貫通孔、下板貫通孔の形状は、六角形であってもよく、この場合には、係合柱部は、六角柱部により構成されればよい。また、上板貫通孔、下板貫通孔の形状は、多角形に限られず、係合柱部に係合可能であり、且つ、係合しているときに、第1被回転部、第2被回転部に対して係合柱部が回転しないような、円形以外の形状であればよい。
1 建具
10 枠体
20 障子
50 障子開閉装置
60 ハウジング(開閉装置本体)
63A ハンドル収容部(操作部被係合部)
64 歯車軸部材(駆動装置部)
80 オペレーターハンドル(操作部)
91 揺動アーム(駆動装置部)
92 ストッパー(規制部材)
601 周方向凹部(回動防止機構)
605A ボタン収容凹部(解除部材被係合部)
612 外面
642 駆動側歯車(駆動装置部)
651 金属製本体
652 カバー(樹脂製のカバー部)
816 係合軸部(回動防止機構)
817 被駆動部(回動防止機構)
818 ボタン(解除部材)
819 係合軸部(回動防止機構)
911 基部(駆動装置部)
912 中心軸(被操作部)
913 従動側歯車(駆動装置部)
914 規制部材係合部
922 ストッパー先端部
6511 上壁(一の壁部)
6512 下壁(他の壁部)
6515 上側傾斜壁部(一の壁部)
6516 下側傾斜壁部(他の壁部)
9112 上板部(第2被回転部)
9113 上板貫通孔(第2被係合貫通孔)
9116 下板部(第1被回転部)
9117 下板貫通孔(第1被係合貫通孔)
9123 四角柱部(係合柱部)
9141 規制部材移動規制部
9142 位置維持部
J1 回動軸

Claims (4)

  1. 枠体と、
    前記枠体内に開閉可能に取り付けられ框体を有する障子と、
    前記枠体に取り付けられ、前記障子を開閉操作可能な障子開閉装置と、を備え、
    前記障子開閉装置は、
    前記障子に連結され被操作部回転軸を中心として回転する被操作部と、
    前記被操作部に連結され前記被操作部を駆動する操作部と、
    前記障子が全開状態にまで至らない半開状態で前記障子を更に開くことができないように前記被操作部の回転を規制する規制部材と、を備え、
    前記規制部材は、前記被操作部の回転を規制可能な回転規制位置と、前記回転規制位置よりも前記被操作部回転軸の径方向における内側の位置であって前記被操作部の回転を規制しない回転非規制位置と、の間を移動可能である建具。
  2. 前記被操作部は、前記被操作部回転軸と一体回転し前記回転規制位置にある前記規制部材が係合可能な規制部材係合部を有し、
    前記規制部材係合部は、前記障子を閉じた状態となる位置に前記被操作部が操作されるまでの間、前記規制部材が前記回転非規制位置へ移動することを規制する規制部材移動規制部を有する請求項1に記載の建具。
  3. 前記規制部材係合部は、前記被操作部が前記半開状態よりも前記障子が開かれた状態となる位置に操作されているときに、前記規制部材を前記回転非規制位置に維持する位置維持部を備える請求項2に記載の建具。
  4. 前記被操作部は、第1被回転部と、前記第1被回転部と一体回転可能な第2被回転部とを有し、
    前記第1被回転部は、第1被係合貫通孔を有し、
    前記第2被回転部は、前記規制部材移動規制部と、前記位置維持部と、第2被係合貫通孔と、を有し、
    前記被操作部回転軸は、前記第1被係合貫通孔及び前記第2被係合貫通孔を貫通し連結する係合柱部を有する請求項3に記載の建具。
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