JP2020199822A - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【課題】ベルトコードの端部の先端を起点とするベルト端剥離を抑制した空気入りタイヤを供する。【解決手段】カーカスプライ(3)のクラウン部の外周に少なくとも2枚のベルトプライ(6)が巻装されてベルト層(5)を構成し、ベルトプライ(6)がタイヤ赤道線(Le)に対して角度をもって斜めに延びてタイヤ周方向に複数本配列されるベルトコード(7)をゴム被覆してなり、ベルト層(5)を外側からトレッド(10)が覆う空気入りタイヤにおいて、ベルトコード(7)は、断面形状が同じ形状で連続するベルトコード本体部(7A)と、同ベルトコード本体部(7A)から先細に突出しベルトプライ(6)のタイヤ幅方向側縁に沿って位置するベルトコード端部(7B)とからなり、ベルトコード端部(7B)は、タイヤ径方向視で凸曲線の輪郭をなすベルトコード先端面(7Bb)を有することを特徴とする。【選択図】図3
Description
本発明は、タイヤ赤道線に対して所定の角度をもって傾斜して延びる複数本の金属コードをゴム被覆してなるベルトプライを少なくも2枚カーカスプライのクラウン部の外周に重ね、ベルトプライを外側からトレッドが覆う空気入りタイヤに関する。
互いに重ねられるベルトプライは、埋設される金属コードが互いに交差する方向に指向して配設されてカーカスプライのクラウン部を拘束している。
したがって、タイヤが変形すると、重ねられたベルトプライの伸長方向が互いに異なることで、ベルトプライ間にせん断応力が働く。
このせん断応力は、ベルトコードの端部に集中して、ベルトコード端を起点とするベルト端剥離が発生し易い。
したがって、タイヤが変形すると、重ねられたベルトプライの伸長方向が互いに異なることで、ベルトプライ間にせん断応力が働く。
このせん断応力は、ベルトコードの端部に集中して、ベルトコード端を起点とするベルト端剥離が発生し易い。
そこで、ベルトコードの端面をベルコードの長手方向に対して60度以下の角度で傾斜させたベルトプライを用いたラジアルタイヤが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1は、ベルトプライに用いられたベルトコードの端面をベルコードの長手方向に対して60度以下の角度で傾斜させることで、ベルトコードの端部剛性を端縁に向かって漸減しているため、周囲ゴムとの間の剛性段差を軽減することができ、剛性段差に集中するせん断応力を緩和してベルト端剥離を抑制しようとするものである。
特許文献1には、ベルトコードの端面が、ベルコードの長手方向に対して60度以下の角度で傾斜させた平面である場合と、凸状または凹状に滑らかに湾曲する曲面である場合が開示されている。
いずれの場合も、ベルトコードの端部の先端は鋭角度に尖っている。
いずれの場合も、ベルトコードの端部の先端は鋭角度に尖っている。
ベルトコードの端部剛性を端縁に向かって漸減したとしても、ベルトコードの端部の鋭角度に尖った先端は、ベルトプライとトレッドゴムの間に食い込み易く、この先端を起点とするベルト端剥離の可能性がある。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その目的とする処は、ベルトコードの端部の先端を起点とするベルト端剥離を抑制した空気入りタイヤを供する点にある。
上記目的を達成するために、本発明は、
カーカスプライのトロイダル状に形成されるクラウン部の外周に少なくとも2枚のベルトプライが巻装されてベルト層を構成し、前記ベルトプライがタイヤ赤道線に対して所定の角度をもって斜めに延びてタイヤ周方向に複数本配列されるベルトコードをゴム被覆してなり、前記ベルト層を外側からトレッドが覆う空気入りタイヤにおいて、
前記ベルトコードは、長手方向に対して直角な断面形状が同じ形状で連続するベルトコード本体部と、同ベルトコード本体部から先細に突出し前記ベルトプライのタイヤ幅方向側縁に沿って位置するベルトコード端部とからなり、
前記ベルトコード端部は、タイヤ径方向視で凸曲線の輪郭をなすベルトコード先端面を有することを特徴とする空気入りタイヤを提供する。
カーカスプライのトロイダル状に形成されるクラウン部の外周に少なくとも2枚のベルトプライが巻装されてベルト層を構成し、前記ベルトプライがタイヤ赤道線に対して所定の角度をもって斜めに延びてタイヤ周方向に複数本配列されるベルトコードをゴム被覆してなり、前記ベルト層を外側からトレッドが覆う空気入りタイヤにおいて、
前記ベルトコードは、長手方向に対して直角な断面形状が同じ形状で連続するベルトコード本体部と、同ベルトコード本体部から先細に突出し前記ベルトプライのタイヤ幅方向側縁に沿って位置するベルトコード端部とからなり、
前記ベルトコード端部は、タイヤ径方向視で凸曲線の輪郭をなすベルトコード先端面を有することを特徴とする空気入りタイヤを提供する。
この構成によれば、ベルトプライにタイヤ赤道線に対して所定の角度をもって斜めに延びてタイヤ周方向に複数本配列されるベルトコードは、ベルトコード本体部と同ベルトコード本体部から先細に突出するベルトコード端部とからなり、ベルトプライのタイヤ幅方向側縁に沿って位置するベルトコード端部は、タイヤ径方向視で凸曲線の輪郭をなすベルトコード先端面を有するので、
ベルトコード端部が先細であることで、ベルトコードの端部剛性をベルトコード先端面に向かって漸減しているため、周囲ゴムとの間の剛性段差を軽減することができ、剛性段差に集中するせん断応力を緩和してベルト端剥離を抑えるとともに、
さらに、ベルトコード先端面は鋭角度に尖った先端に比べタイヤ径方向視で凸曲線の輪郭をなすことで、ベルトプライとトレッドゴムの間に食い込み難くしており、ベルトコード先端面を起点とするベルト端剥離も抑制することができる。
ベルトコード端部が先細であることで、ベルトコードの端部剛性をベルトコード先端面に向かって漸減しているため、周囲ゴムとの間の剛性段差を軽減することができ、剛性段差に集中するせん断応力を緩和してベルト端剥離を抑えるとともに、
さらに、ベルトコード先端面は鋭角度に尖った先端に比べタイヤ径方向視で凸曲線の輪郭をなすことで、ベルトプライとトレッドゴムの間に食い込み難くしており、ベルトコード先端面を起点とするベルト端剥離も抑制することができる。
本発明の好適な実施形態では、
前記ベルトコード端部は、タイヤ径方向視で前記ベルトプライのタイヤ幅方向側縁に沿って先細に形成される。
前記ベルトコード端部は、タイヤ径方向視で前記ベルトプライのタイヤ幅方向側縁に沿って先細に形成される。
この構成によれば、ベルトコード端部は、タイヤ径方向視でベルトプライのタイヤ幅方向側縁に沿って先細に形成されるので、ベルトコード端部をベルトコードの長手方向に可及的に長く形成することができ、ベルトコードの端部剛性をベルトコード先端面に向かってより一層漸減することができ、せん断応力を緩和してベルト端剥離を一層抑制することができる。
本発明の好適な実施形態では、
前記ベルトコード先端面は、凸曲面をなし、
前記ベルトコード本体部の本体外周面から前記ベルトコード端部の端部外周面を経て前記ベルトコード先端面に至るまで滑らかな曲面により連続している。
前記ベルトコード先端面は、凸曲面をなし、
前記ベルトコード本体部の本体外周面から前記ベルトコード端部の端部外周面を経て前記ベルトコード先端面に至るまで滑らかな曲面により連続している。
この構成によれば、ベルトコード本体部の本体外周面からベルトコード端部の端部外周面を経てベルトコード先端面の凸曲面に至るまで滑らかな曲面により連続しているので、本体外周面と端部外周面との境目および端部外周面とベルトコード先端面との境目が滑らかな曲面により連続していて、せん断応力が集中するような折曲した稜線はどこにも存在しないため、ベルト端剥離をより一層抑制することができる。
本発明は、ベルトプライにタイヤ赤道線に対して所定の角度をもって斜めに延びてタイヤ周方向に複数本配列されるベルトコードは、ベルトコード本体部と同ベルトコード本体部から先細に突出するベルトコード端部とからなり、ベルトプライのタイヤ幅方向側縁に沿って位置するベルトコード端部は、タイヤ径方向視で凸曲線の輪郭をなすベルトコード先端面を有するので、
ベルトコード端部が先細であることで、ベルトコードの端部剛性をベルトコード先端面に向かって漸減しているため、周囲ゴムとの間の剛性段差を軽減することができ、剛性段差に集中するせん断応力を緩和してベルト端剥離を抑えるとともに、
さらに、ベルトコード先端面は鋭角度に尖った先端に比べタイヤ径方向視で凸曲線の輪郭をなすことで、ベルトプライとトレッドゴムの間に食い込み難くしており、ベルトコード先端面を起点とするベルト端剥離も抑制することができる。
ベルトコード端部が先細であることで、ベルトコードの端部剛性をベルトコード先端面に向かって漸減しているため、周囲ゴムとの間の剛性段差を軽減することができ、剛性段差に集中するせん断応力を緩和してベルト端剥離を抑えるとともに、
さらに、ベルトコード先端面は鋭角度に尖った先端に比べタイヤ径方向視で凸曲線の輪郭をなすことで、ベルトプライとトレッドゴムの間に食い込み難くしており、ベルトコード先端面を起点とするベルト端剥離も抑制することができる。
以下、本発明に係る一実施の形態について図1ないし図5に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係るトラック・バス用の重荷重用ラジアルタイヤである空気入りタイヤ1のタイヤ幅方向断面図(タイヤ回転中心軸を含む平面で切断したときの断面図)である。
図1は、本実施形態に係るトラック・バス用の重荷重用ラジアルタイヤである空気入りタイヤ1のタイヤ幅方向断面図(タイヤ回転中心軸を含む平面で切断したときの断面図)である。
空気入りタイヤ1は、金属線がリング状に巻回されて形成された左右一対のビードリング2,2に、両側縁をそれぞれ巻き付けて両側縁間をタイヤ径方向外側に膨出してトロイダル状にカーカスプライ3が形成されている。
カーカスプライ3の内表面には耐空気透過性のインナライナ部4が形成されている。
カーカスプライ3のクラウン部の外周には、ベルトプライ6が重ねられるように巻き付けられてベルト層5を形成しており、そのタイヤ径方向外側にトレッド10が覆いかぶさるように形成されている。
ベルト層5はベルトプライ6が複数層に重ねられたもので、各ベルトプライ6はベルトコード7をベルト用ゴムにより被覆して帯状にしたものである。
ここでは、ベルトコード7としてスチールコードを用いている。
カーカスプライ3のクラウン部の外周には、ベルトプライ6が重ねられるように巻き付けられてベルト層5を形成しており、そのタイヤ径方向外側にトレッド10が覆いかぶさるように形成されている。
ベルト層5はベルトプライ6が複数層に重ねられたもので、各ベルトプライ6はベルトコード7をベルト用ゴムにより被覆して帯状にしたものである。
ここでは、ベルトコード7としてスチールコードを用いている。
カーカスプライ3の両サイド部の外表面には、サイドウォール部11が形成されている。
カーカスプライ3のビードリング2に巻き付けられて折り返された環状端部を覆うビード部12は、内側がインナライナ部4に連続し、外側がサイドウォール部11に連続する。
カーカスプライ3のビードリング2に巻き付けられて折り返された環状端部を覆うビード部12は、内側がインナライナ部4に連続し、外側がサイドウォール部11に連続する。
図2は、タイヤ径方向視のベルトプライ6の部分を示す図である。
ベルトプライ6は、タイヤ赤道線Leに対して所定の角度をもって斜めに延びてタイヤ周方向に複数本配列されるベルトコード7をゴム被覆して帯状に構成されている。
タイヤ径方向に互いに重ねられるベルトプライ6,6は、各ベルトプライ6に埋設されるベルトコード7が互いに交差する方向に指向して配設されている。
ベルトプライ6は、タイヤ赤道線Leに対して所定の角度をもって斜めに延びてタイヤ周方向に複数本配列されるベルトコード7をゴム被覆して帯状に構成されている。
タイヤ径方向に互いに重ねられるベルトプライ6,6は、各ベルトプライ6に埋設されるベルトコード7が互いに交差する方向に指向して配設されている。
図4を参照して、ベルトコード7は、長手方向に対して直角な断面形状が同じ円形で連続するベルトコード本体部7Aと、同ベルトコード本体部7Aの両端から先細に突出するベルトコード端部7B,7Bとからなる。
図2および図3に示すように、タイヤ赤道線Leに対して所定の角度をもって斜めに延びるベルトコード7の両端のベルトコード端部7B,7Bは、ベルトプライ6のタイヤ幅方向側縁6eに沿って位置する。
図2および図3に示すように、タイヤ赤道線Leに対して所定の角度をもって斜めに延びるベルトコード7の両端のベルトコード端部7B,7Bは、ベルトプライ6のタイヤ幅方向側縁6eに沿って位置する。
図4に示されるように、ベルトコード7におけるベルトコード端部7Bは、ベルトコード本体部7Aからベルトプライ6のタイヤ幅方向側縁6eに沿って先細に突出して形成されている。
ベルトコード端部7Bは、先細に円錐面状に突出する端部外周面7Baに連続して先端にベルトコード先端面7Bbを有する。
ベルトコード端部7Bは、先細に円錐面状に突出する端部外周面7Baに連続して先端にベルトコード先端面7Bbを有する。
ベルトコード先端面7Bbは、凸曲面をなす。
したがって、図4に示されるように、ベルトコード先端面7Bbは、タイヤ径方向視で凸曲線の輪郭をなす。
したがって、図4に示されるように、ベルトコード先端面7Bbは、タイヤ径方向視で凸曲線の輪郭をなす。
ベルトコード7は、ベルトコード本体部7Aの本体外周面7Aaからベルトコード端部7Bの端部外周面7Baを経て凸曲面をなすベルトコード先端面7Bbに至るまで滑らかな曲面により連続している。
よって、ベルトコード7は、面と面の境目に稜線を形成するような表面形状を有しないで、すべて滑らかな曲面により連続する表面形状をなす。
よって、ベルトコード7は、面と面の境目に稜線を形成するような表面形状を有しないで、すべて滑らかな曲面により連続する表面形状をなす。
以上、詳細に説明した本発明に係る空気入りタイヤの一実施の形態では、以下に記す効果を奏する。
図3に示されるように、ベルトプライ6にタイヤ赤道線Leに対して所定の角度をもって斜めに延びてタイヤ周方向に複数本配列されるベルトコード7は、ベルトコード本体部7Aと同ベルトコード本体部7Aから先細に突出するベルトコード端部7Bとからなり、ベルトプライ6のタイヤ幅方向側縁6eに沿って位置するベルトコード端部7Bは、タイヤ径方向視で凸曲線の輪郭をなすベルトコード先端面7Bbを有するので、ベルトコード端部7Bとが先細であることで、ベルトコード7の端部剛性をベルトコード先端面7Bbに向かって漸減しているため、周囲ゴムとの間の剛性段差を軽減することができ、剛性段差に集中するせん断応力を緩和してベルト端剥離を抑えるとともに、さらに、ベルトコード先端面7Bbは鋭角度に尖った先端に比べタイヤ径方向視で凸曲線の輪郭をなすことで、ベルトプライ6とトレッドゴムの間に食い込み難くしており、ベルトコード先端面7Bbを起点とするベルト端剥離も抑制することができる。
図3に示されるように、ベルトプライ6にタイヤ赤道線Leに対して所定の角度をもって斜めに延びてタイヤ周方向に複数本配列されるベルトコード7は、ベルトコード本体部7Aと同ベルトコード本体部7Aから先細に突出するベルトコード端部7Bとからなり、ベルトプライ6のタイヤ幅方向側縁6eに沿って位置するベルトコード端部7Bは、タイヤ径方向視で凸曲線の輪郭をなすベルトコード先端面7Bbを有するので、ベルトコード端部7Bとが先細であることで、ベルトコード7の端部剛性をベルトコード先端面7Bbに向かって漸減しているため、周囲ゴムとの間の剛性段差を軽減することができ、剛性段差に集中するせん断応力を緩和してベルト端剥離を抑えるとともに、さらに、ベルトコード先端面7Bbは鋭角度に尖った先端に比べタイヤ径方向視で凸曲線の輪郭をなすことで、ベルトプライ6とトレッドゴムの間に食い込み難くしており、ベルトコード先端面7Bbを起点とするベルト端剥離も抑制することができる。
図3に示されるように、ベルトコード端部7Bは、タイヤ径方向視でベルトプライ6のタイヤ幅方向側縁6eに沿って先細に形成されるので、ベルトコード端部7Bをベルトコード7の長手方向に可及的に長く形成することができ、ベルトコード7の端部剛性をベルトコード先端面7Bbに向かってより一層漸減することができ、せん断応力を緩和してベルト端剥離を一層抑制することができる。
図4に示されるように、ベルトコード本体部7Aの本体外周面7Aaからベルトコード端部7Bの端部外周面7Baを経てベルトコード先端面の凸曲面に至るまで滑らかな曲面により連続しているので、本体外周面7Aaと端部外周面7Baとの境目および端部外周面7Baとベルトコード先端面7Bbとの境目が滑らかな曲面により連続していて、せん断応力が集中するような折曲した稜線はどこにも存在しないため、ベルト端剥離をより一層抑制することができる。
以上、本発明に係る一実施の形態に係る空気入りタイヤについて説明したが、本発明の態様は、上記実施の形態に限定されず、本発明の要旨の範囲で、多様な態様で実施されるものを含むものである。
ベルトコードにおけるベルトコード端部のベルトコード先端面は、凸曲面をなさなくとも、タイヤ径方向視で凸曲線の輪郭をなせば、ベルト端剥離を抑制する効果を有する。
本発明の空気入りタイヤは、トラック・バス用タイヤに限らず、乗用車用タイヤにも適用できる。
本発明の空気入りタイヤは、トラック・バス用タイヤに限らず、乗用車用タイヤにも適用できる。
Le…タイヤ赤道線、
1…タイヤ、2…ビードリング、3…カーカスプライ、4…インナライナ部、5…ベルト層、6…ベルトプライ、6e…タイヤ幅方向側縁、7…ベルトコード、7A…ベルトコード本体部、7Aa…本体外周面、7B…ベルトコード端部、7Ba…端部外周面、7Bb…ベルトコード先端面、
10…トレッド、11…サイドウォール部、12…ビード部。
1…タイヤ、2…ビードリング、3…カーカスプライ、4…インナライナ部、5…ベルト層、6…ベルトプライ、6e…タイヤ幅方向側縁、7…ベルトコード、7A…ベルトコード本体部、7Aa…本体外周面、7B…ベルトコード端部、7Ba…端部外周面、7Bb…ベルトコード先端面、
10…トレッド、11…サイドウォール部、12…ビード部。
Claims (3)
- カーカスプライ(3)のトロイダル状に形成されるクラウン部の外周に少なくとも2枚のベルトプライ(6)が巻装されてベルト層(5)を構成し、前記ベルトプライ(6)がタイヤ赤道線(Le)に対して所定の角度をもって斜めに延びてタイヤ周方向に複数本配列されるベルトコード(7)をゴム被覆してなり、前記ベルト層(5)を外側からトレッド(10)が覆う空気入りタイヤにおいて、
前記ベルトコード(7)は、長手方向に対して直角な断面形状が同じ形状で連続するベルトコード本体部(7A)と、同ベルトコード本体部(7A)から先細に突出し前記ベルトプライ(6)のタイヤ幅方向側縁(6e)に沿って位置するベルトコード端部(7B)とからなり、
前記ベルトコード端部(7B)は、タイヤ径方向視で凸曲線の輪郭をなすベルトコード先端面(7Bb)を有することを特徴とする空気入りタイヤ。 - 前記ベルトコード端部(7B)は、タイヤ径方向視で前記ベルトプライ(6)のタイヤ幅方向側縁(6e)に沿って先細に形成されることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 前記ベルトコード先端面(7Bb)は、凸曲面をなし、
前記ベルトコード本体部(7A)の本体外周面(7Aa)から前記ベルトコード端部(7B)の端部外周面(7Ba)を経て前記ベルトコード先端面(7Bb)に至るまで滑らかな曲面により連続していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気入りタイヤ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019106735A JP2020199822A (ja) | 2019-06-07 | 2019-06-07 | 空気入りタイヤ |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS63116905A (ja) * | 1986-10-31 | 1988-05-21 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | スチ−ルコ−ド補強の空気タイヤ |
JPH03169718A (ja) * | 1989-11-30 | 1991-07-23 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ラジアルタイヤ |
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2019
- 2019-06-07 JP JP2019106735A patent/JP2020199822A/ja active Pending
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JPS63116905A (ja) * | 1986-10-31 | 1988-05-21 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | スチ−ルコ−ド補強の空気タイヤ |
JPH03169718A (ja) * | 1989-11-30 | 1991-07-23 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ラジアルタイヤ |
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