JP2012131166A - 空気入りタイヤの製造方法及びビードエーペックスゴム - Google Patents

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Abstract

【課題】ビードエーペックスゴムの形状を改善することで、ビード部の耐久性を向上させるタイヤの製造方法を提供する。
【解決手段】ビードコアの外面に、未加硫のビードエーペックスゴム8を接続する接続工程を含む空気入りタイヤの製造方法である。ビードエーペックスゴム8は、ビードコアの外面側を向く内側面9からタイヤ半径方向外側にテーパ状でのびる。内側面9は、その全幅がビードコアの外面の幅よりも小である。内側面9には、ビードエーペックスゴム8の長手方向と交わる向きにのびかつ長手方向に隔設された各小溝16の少なくとも一部が開口する。接続工程は、ビードエーペックスゴム8を押圧することにより、小溝16を変形させてビードコアの外面に沿わせる段階を含む。
【選択図】図5

Description

本発明は、ビードエーペックスゴムの形状を改善することで、ビードエーペックスゴムが、ビードコアの幅方向外側へはみ出すこと、及び、タイヤ半径方向外側へめくれ上がることを防止して、ビード部の耐久性を向上させた空気入りタイヤの製造方法及びビードエーペックスゴムに関する。
図1に示されるように、空気入りタイヤ1には、通常、ビード部4を補強しかつタイヤ横剛性を確保するために、ビードコア5の外面5nからタイヤ半径方向外方にのびる硬質ゴムからなるビードエーペックスゴム8が配置されている。
しかしながら、空気入りタイヤの製造工程において、図8(a)に示されるように、ビードコアcの外面c1に、断面三角形状で押し出された長尺な未加硫のビードエーペックスゴムdの底辺d1を押圧させると、図8(b)に示されるように、ビードエーペックスゴムdがビードコアcの外面c1の幅方向の外側にはみ出し、はみ出し部eを形成するという問題があった。また、図9(a)及び(b)に示されるように、リング状のビードコアcの外面c1に、ビードエーペックスゴムdを湾曲させて接続すると、図9(c)に示されるように、ゴムの復元力でビードコアcの外面c1からタイヤ半径方向外側へ、ビードエーペックスゴムdがめくれ上がるという問題があった。これらはみ出し部eやめくれ上がりが生じたビードエーペックスゴムdでは、図8(c)及び9(d)に示されるように、ビードエーペックスゴムdとカーカスプライfやビードコアcとの間に空気溜りgが生じ、コードパスのばらつきを生じさせユニフォミティが悪化する他、そこを起点とした損傷により、ビード部bの耐久性の低下を招く。関連する技術としては次のものがある。
特開2006−35948号公報 特開2000−247119号公報
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、ビードコアの外面からのびるビードエーペックスゴムの内側面の幅を、ビードコアの外面の幅よりも小とするとともに、この内側面に、少なくとも一部が開口する小溝を隔設することを基本として、ビードエーペックスゴムが、ビードコアの幅方向外側へはみ出すこと、及び、タイヤ半径方向外側へめくれ上がることを防止して、ビード部の耐久性を向上させた空気入りタイヤの製造方法及びビードエーペックスゴムを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、ビード部に、リング状のビードコアと、前記ビードコアの外面からタイヤ半径方向にテーパ状にのびるビードエーペックスゴムとが設けられた空気入りタイヤの製造方法であって、前記ビードコアの前記外面に、長尺な未加硫の前記ビードエーペックスゴムを湾曲させて接続する接続工程を含み、前記ビードエーペックスゴムは、前記ビードコアの前記外面側を向く内側面からタイヤ半径方向外側にテーパ状でのび、前記内側面は、その全幅が前記ビードコアの前記外面の幅よりも小であり、しかも前記内側面には、ビードエーペックスゴムの長手方向と交わる向きにのびかつ該長手方向に隔設された各小溝の少なくとも一部が開口するとともに、前記接続工程は、前記ビードエーペックスゴムを前記ビードコアの外面に押圧することにより、前記内側面の前記小溝を変形させて前記ビードコアの外面に沿わせる段階を含むことを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記ビードエーペックスゴムは、長手方向と直角な断面において、実質的に平坦な前記内側面と、この内側面の両端からタイヤ半径方向にのびる一対の側面とを有する断面略三角形状であり、前記小溝は、前記側面の前記内側面側をのびている請求項1記載の空気入りタイヤの製造方法である。
また請求項3記載の発明は、前記ビードエーペックスゴムは、長手方向と直角な断面において、実質的に平坦な前記内側面と、この内側面の両端からタイヤ半径方向にのびる一対の側面とを有する断面略三角形状であり、前記小溝は、前記内側面をのびている請求項1又は2記載の空気入りタイヤの製造方法である。
また請求項4記載の発明は、前記ビードエーペックスゴムは、長手方向と直角な断面において、前記ビードコアの外面に沿ってのびる底辺と、該底辺の両端からそれぞれ前記外面と離れる向きに傾斜してのびる一対の斜辺とからなる前記内側面、及び、この内側面の両端からタイヤ半径方向にのびる一対の側面とを有する断面略五角形状であり、前記小溝は、前記斜辺に設けられる請求項1記載の空気入りタイヤの製造方法である。
また請求項5記載の発明は、前記ビードエーペックスゴムの内側面の全幅AWは、前記ビードコアの外面の幅CWの87〜96%であり、前記斜辺のビードコアの外面に沿った幅Aは、ビードコアの外面の幅CWの20〜29%、前記斜辺のビードコアの外面と直角方向の高さBは、ビードコアの外面の幅CWの20〜29%である請求項4記載の空気入りタイヤの製造方法である。
また請求項6記載の発明は、前記小溝は、深さ方向に向かって溝幅が漸減する断面三角形状である請求項1乃至5のいずれかに記載の空気入りタイヤの製造方法である。
また請求項7記載の発明は、前記小溝は、前記長手方向のピッチが3.0〜10.0mm、溝幅が0.2〜0.8mm、溝深さが0.2〜0.5mmである請求項1乃至6のいずれかに記載の空気入りタイヤの製造方法である。
また請求項8記載の発明は、空気入りタイヤの製造に際して、ビードコアの外面に接続されて使用される未加硫のビードエーペックスゴムであって、前記ビードエーペックスゴムは、ビードコアの前記外面側を向く内側面からタイヤ半径方向外側にテーパ状でのびるとともに、前記内側面には、ビードエーペックスゴムの長手方向と交わる向きにのびかつ該長手方向に隔設された各小溝の少なくとも一部が開口することを特徴とするビードエーペックスゴムである。
請求項1記載の空気入りタイヤの製造方法は、ビードコアの外面側を向く内側面からタイヤ半径方向外側にテーパ状でのびる未加硫のビードエーペックスゴムが使用される。該ビードエーペックスゴムの前記内側面は、ビードコアの前記外面の幅よりも小く形成される。このようなビードエーペックスゴムは、ビードコアの外面への接続工程において、ビードエーペックスゴムをビードコアの外面に押圧させても、ビードコアの外面の幅方向外側にはみ出すことを防止する。従って、本発明の空気入りタイヤの製造方法では、ビード部の耐久性に優れた空気入りタイヤを製造することができる。
また、前記内側面には、ビードエーペックスゴムの長手方向と交わる向きにのびかつ該長手方向に隔設された各小溝の少なくとも一部が開口する。そして、本発明では、前記接続工程が、ビードエーペックスゴムをビードコアの外面に押圧することにより、内側面の前記小溝を変形させビードコアの外面に沿わせる段階を含む。このようなビードエーペックスゴムは、リング状のビードコアの外面へ押圧され湾曲して接続される際、内側面に設けられた小溝の開口部が、ビードエーペックスゴムの逃げ空間として利用できるため、ビードエーペックスゴムの復元力が低減される。従って、ビードエーペックスゴムがめくり上がることなくビードコアの外面に強固に接続されるため、ビード部の耐久性が向上する。また、小溝は、ビードコアの長手方向と交わる向きにのびるため、エッジ効果による摩擦力が発揮される。従って、ビードエーペックスゴムと、ビードコアの外面とが、さらに強固に接続される。
また、請求項8記載のビードエーペックスゴムは、ビードコアの外面側を向く内側面からタイヤ半径方向外側にテーパ状でのび、前記内側面は、ビードエーペックスゴムの長手方向と交わる向きにのびかつ該長手方向に隔設された小溝の少なくとも一部が開口する。このようなビードエーペックスゴムは、リング状のビードコアの外面へ押圧され湾曲して接続される際、内側面に設けられた小溝の開口部が、ビードエーペックスゴムの逃げ空間として利用できるため、ビードエーペックスゴムの復元力が低減される。従って、ビードエーペックスゴムがめくり上がることなくビードコアの外面に強固に接続されるため、ビード部の耐久性が向上する。また、小溝は、ビードコアの長手方向と交わる向きにのびるため、エッジ効果による摩擦力が発揮される。従って、ビードエーペックスゴムと、ビードコアの外面とが、さらに強固に接続される。
本発明の製造方法により得られた空気入りタイヤを示す右側断面図である。 (a)乃至(c)は、本発明のビードエーペックスゴムの押圧時の変形態様及び接続工程を説明する略図である。 (a)乃至(c)は、図2(a)のX−X断面での本発明の押圧時の変形態様を説明する略図である。 ビードコア及びビードエーペックスゴムの部分拡大図である。 (a)は、ビードエーペックスゴムの斜視図、(b)は、図4のY−Y断面図である。 (a)乃至(c)は、本発明の他の実施形態を示す空気入りタイヤのビード部の斜視図である。 (a)乃至(c)は、比較例のビード部の斜視図、(d)及び(e)は、実施例のビード部の斜視図である。 (a)及び(b)は、従来のビードコアとビードエーペックスとの組立体の断面図、(c)は、それを用いた空気入りタイヤのビード部の断面図である。 (a)乃至(c)は、従来のビードコアとビードエーペックスとの組立体の周方向の側面図、(d)は、それを用いた空気入りタイヤのビード部の相当断面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1には、本実施形態の製造方法で得られた空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある。)1の断面図を示す。該空気入りタイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、該カーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部2の内部に配されるベルト層7とを含んだ乗用車用のものが示される。
前記カーカス6は、一対のビードコア5、5間をトロイド状に跨る本体部6aと、この本体部6aの両側に連なりかつ前記ビードコア5の回りでタイヤ軸方向内側から外側に折り返された折返し部6bとを有する少なくとも1枚、本実施形態では1枚のカーカスプライ6Aからなる。前記カーカスプライ6Aは、カーカスコードがタイヤ赤道C方向に対して例えば75〜90度の角度で傾けられている。前記カーカスコードには、例えば有機繊維コード又はスチールコードが採用される。
前記ベルト層7は、少なくとも2枚、本実施形態ではタイヤ半径方向内、外2枚のベルトプライ7A、7Bからなる。各ベルトプライ7A、7Bは、タイヤ赤道Cに対して15〜40度の角度で傾けられた例えばスチールコード等の高弾性のベルトコードを有する。そして、各ベルトプライ7A、7Bは、ベルトコードが互いに交差するように重ねられている。
また、ビード部4には、リング状のビードコア5と、該ビードコア5のタイヤ半径方向の外面5nからタイヤ半径方向外側にテーパ状でのびるビードエーペックスゴム8とが設けられる。本実施形態のビード部4では、ビードコア5とビードエーペックスゴム8とが、前記カーカス6の本体部6aと折返し部6bとの間に配置される。これにより、ビード部4の曲げ剛性が高められている。また、必要により、ビード部4には、コード補強層(図示せず)などが配されてもよい。なお、ビードエーペックスゴム8のゴム硬さは、例えば、JISデュロメータA硬さで好ましくは70度以上、より好ましくは80度以上が望ましく、また好ましくは95度以下、より好ましくは90度以下が望ましい。
次に、本実施形態の空気入りタイヤ1の製造方法が説明される。図2(a)乃至(c)及び図3(a)乃至(c)に示されるように、本実施形態の空気入りタイヤの製造方法では、ビードコア5の外面5nに、長尺な未加硫のビードエーペックスゴム8Rを湾曲させて接続する接続工程を含む。
ビードコア5は、図4に拡大して示されるように、例えば、予めゴム引きされた1本のビードワイヤ11を、螺旋状に巻き重ねることにより、リング状に形成される。
前記ビードワイヤ11としては、例えば鋼線などのスチールの他、芳香族ポリアミド繊維なども採用され得る。
本実施形態のビードコア5は、ビードワイヤ11をタイヤ軸方向に5列かつタイヤ半径方向に4段に巻き重ねることにより、断面略矩形状に形成される。このようなビードコア5は、タイヤ半径方向外側の外面5nが、隣り合うビードワイヤ11、11間の凹所12と、ビードワイヤ11がなす半円弧状の凸所13とが交互に並ぶ凹凸面で形成される。従って、本実施形態のビードコア5の外面5nは、ビードエーペックスゴム8Rとの接続面積を大きく確保でき、両者を強固に接続するのに役立つ。なお、ビードコア5には、本実施形態のようにシングルワインドタイプの他、複数のビードワイヤ11を横に並べたテープ状体を複数層に巻回したテープビードタイプのものであっても構わない。また、ビードワイヤを用いることなく鋼材の一体成形品であっても良い。
未加硫のビードエーペックスゴム8Rは、例えば、図示しない周知のゴム押出し機を用いて、所定の断面形状で連続して押出し成形される。
本実施形態のビードエーペックスゴム8Rは、該ビードエーペックスゴム8Rの長手方向と直角な断面において、ビードコア5の外面5n側を向き、そこに貼り合わされる内側面9と、該内側面の両端9a、9aからタイヤ半径方向の外側にテーパ状でのびる一対の側面10とを含む。
前記内側面9は、ビードコアの外面5nに沿って該ビードコア5の幅方向に直線状でのびる底辺14と、該底辺14の両端14a、14aからそれぞれビードコアの外面5nと離れる向きに傾斜して直線状でのびる一対の斜辺15、15とからなる。底辺14、斜辺15は、いずれも直線状で形成されている。これにより、本実施形態のビードエーペックスゴム8Rは、断面略縦長の略五角形状に形成される。なお、前記「ビードコアの外面」とは、本実施形態のように、ビードコア5がビードワイヤ11を巻き付けて形成されているような場合、ビードコア5のタイヤ半径方向最外側の幅方向両端に配されるビードワイヤ11a、11bの外面の共通接線nを前記外面とする。
また、ビードエーペックスゴム8Rの内側面9の全幅AWは、ビードコア5の外面5nの幅CWよりも小さく形成される。
また、図3、5に示されるように、内側面9には、ビードエーペックスゴム8Rの長手方向と交わる向きにのびる小溝16が、該長手方向に隔設される。また、本実施形態の小溝16は、前記両側の斜辺15、15のみに設けられているため、内側面9にて該小溝16の全てが開口している。なお、本発明の小溝16は、このような態様に限定されるものではなく、該小溝16の一部が、前記一対の側面10、10及び底辺14に形成されてもよい。これらについては、後述する。
前記接続工程では、先ず、図2(a)に示されるように、ビードエーペックスゴム8Rの内側面9が、別工程で予め形成されたビードコア5の外面5nに、互いの幅中心を揃えて位置決め載置される。次に、例えば図示しない押圧ローラー等をビードエーペックスゴム8Rの両側の側面10に接触させてビードコア側へと押圧する(図2(b)に示す)。これにより、ビードエーペックスゴム8Rは、内側面9の底辺14がビードコアの外面5nに強く押圧され、図2(c)に示されるように、その両側の斜辺15が、ビードコアの外面5nに沿うように変形し、ビードエーペックスゴム8と、ビードコア5の外面とが強固に接続される。しかも、内側面9の全幅AWが、ビードコア5の外面5nの幅CWよりも小さく形成されているため、ビードエーペックスゴム8Rが、ビードコア5に押圧されても、ビードコア5の外面5nの幅方向外側にはみ出すはみ出し部(図4に示す)eが形成されることを防止する。また、斜辺15が、側面10の下端(即ち、前記内側面の端部9a)10aからビードコア5の外面5nの幅方向の内側へ斜めにのびている。このようなビードエーペックスゴム8Rは、前述の押圧により、前記底辺14の端部14aを支点として斜辺15がビードコアの外面5nに沿うように変形するため、側面の下端10aが、前記外面5aの幅方向の外側へ広がるのを抑制される。即ち、本発明のビードエーペックスゴム8Rは、従来の断面略三角形状のビードエーペックスゴムに比して、側面の端部10aのビードコアの外面5nの幅方向の外側への広がりが小さく、さらにはみ出し部eが形成されることを防止する。
また、このとき、図3(a)乃至(c)に示されるように、ビードエーペックスゴム8の長手方向と交わる向きにのびかつ該長手方向に隔設されている小溝16が、前記押圧により圧縮されるため、内側面9をリング状のビードコアの外面5nの長手方向に沿うように変形させる。即ち、前記小溝16の空間は、押圧されたビードエーペックスゴム8Rの逃げ空間として利用される。従って、ビードエーペックスゴム8の内側面9部分のゴムの復元力が低減され、ビードエーペックスゴム8がビードコアの外面5nからめくり上がることなく、強固に接続される。また、本実施形態の小溝16は、ビードコア5の長手方向と交わる向きにのびるため、該小溝16の溝縁16e(図5に示される。)のエッジ効果による摩擦力が発揮される。従って、ビードエーペックスゴム8と、ビードコアの外面5nとが、さらに強固に接続される。
しかる後、従来と同様の工程により、ビードコア5の回りでカーカスプライ6Aが折り返され、また他のゴム部材を貼り合わせて未加硫の生タイヤが成形される。そして、この生タイヤを加硫成形して空気入りタイヤ1が製造される。
以上のように、本実施形態の空気入りタイヤの製造方法によれば、ビードエーペックスゴム8Rがビードコア5の外面5nからあふれて側方にはみ出すはみ出し部の発生を防止できる。さらに、小溝16が圧縮変形されてビードエーペックスゴム8Rの逃げ空間として利用されるため、ゴムの復元力が低減される。このため、ビードエーペックスゴム8Rとビードコア5の外面5nとが強固に接続されて、ビードエーペックスゴム8Rのめくれ上がりを防止できる。従って、ビードコア5及びビードエーペックスゴム8とカーカスプライ6Aとの間の空気溜り(図8(c)、図9(d)に示す)gの発生を極力防止できるため、本発明により製造された空気入りタイヤ1は、ビード部4の耐久性が向上する。
本実施形態のビードエーペックスゴム8Rは、底辺14の中心を通る垂直線14n(図4に示す)に対し線対称の断面形状を具える。これにより、内側面9の斜辺15が均等に変形され、ビードコアの外面5nにバランス良く沿わされる。従って、本実施形態のビードエーペックスゴム8Rとビードコア5とが一層強固に接続される。ただし、左右の斜辺15は、長さ、傾斜の角度を異ならせることができる。
なお、ビードエーペックスゴム8Rの内側面9の全幅AWと、ビードコア5の外面5nの幅CWとの比AW/CWが大きくなると、変形したビードエーペックスゴム8が、ビードコア5の外面5nからはみ出すおそれがある。逆に、前記比AW/CWが小さくなると、ビードエーペックスゴム8Rの内側面9と、外面5nとの接続面積が小さくなり、両者の接続強度が低下するおそれがある。このような観点より、前記比AW/CWは、好ましくは87%以上、より好ましくは90%以上が望ましく、また好ましくは96%以下、より好ましくは95%以下が望ましい。
また、前記斜辺15のビードコアの外面5nに沿った幅Aと、ビードコアの外面5nの幅CWとの比A/CWが小さくなると、ビードエーペックスゴム8Rのゴム量が大きくなる傾向があり、はみ出し部eが生じ易くなるため、ビード部4の耐久性を悪化させるおそれがある。逆に、前記比A/CWが大きくなると、斜辺15をビードコア5の外面5nに沿わせるには大きな変形量が必要となり、ビードエーペックスゴム8Rの型くずれ等を招き、耐久性を悪化させるおそれがある。このような観点より、前記比A/CWは、好ましくは20%以上、より好ましくは25%以上が望ましく、また好ましくは29%以下、より好ましくは27%以下が望ましい。
同様の観点より、前記斜辺15のビードコアの外面5nと直角方向の高さBと、ビードコアの外面5nの幅CWとの比B/CWは、好ましくは20%以上、より好ましくは25%以上が望ましく、また好ましくは29%以下、より好ましくは27%以下が望ましい。
また、図5(b)に示されるように、前記小溝16は、該小溝16の深さ方向(本実施形態では、前記斜辺15の垂直方向)に向かって溝幅Wが漸減した断面略三角形状に形成されている。このような小溝16は、V字状の溝底を起点として容易に溝空間を閉じることができるため、前記接続工程における押圧により容易に圧縮変形して、ビードコアの外面5nに沿うことができる。従って、ビードエーペックスゴム8Rのめくれ上がりが一層防止されて、ビードエーペックスゴム8Rとビードコアの外面5nとが、さらに強固に接続される。なお、本実施形態の小溝16は、このような形状に限定されるものではなく、例えば、断面円弧状や矩形状のものでも採用され得るが、ビードエーペックスゴム8Rを容易に変形させる観点から、断面略三角形状が望ましい。
また、小溝16の前記長手方向のピッチPは、好ましくは3.0mm以上、より好ましくは4.4mm以上が望ましく、また好ましくは10.0mm以下、より好ましくは8.7mm以下が望ましい。前記ピッチPが大きくなると、小溝16の合計の溝容積が小さくなり、前記押圧時においてビードエーペックスゴム8を逃がしきれず、該ビードエーペックスゴム8が、前記外面5nからめくれ上がるおそれがある。逆に、前記ピッチPが小さくなると、内側面9付近の剛性が小さくなりすぎ、前記接続工程における押圧により、斜辺15が型崩れして、はみ出し部(図8(b)、(c)に示す)eが生じ易くなるおそれがある。
小溝16の溝幅Wは、好ましくは0.2mm以上、より好ましくは0.4mm以上が望ましく、また好ましくは0.8mm以下、より好ましくは0.6mm以下が望ましい。また、小溝16の溝深さDは、好ましくは0.2mm以上、より好ましくは0.3mm以上が望ましく、また好ましくは0.5mm以下、より好ましくは0.4mm以下が望ましい。小溝16の溝幅W及び溝深さDが大きくなると、内側面9付近の剛性が小さくなりすぎ、前記接続工程における押圧により、斜辺15が型崩れして、はみ出し部eが生じ易くなるおそれがある。逆に、前記溝幅W及び溝深さDが小さくなると、小溝16の合計の溝容積が小さくなり、前記押圧時においてビードエーペックスゴム8を逃がしきれず、該ビードエーペックスゴム8が、前記外面5nからめくれ上がるおそれがある。
同様の観点より、前記小溝の長さL1は、前記ビードコアの外面5nの幅CWの好ましくは28.0%以上、より好ましくは35.0%以上が望ましく、また好ましくは42.0%以下、より好ましくは40.0%以下が望ましい。さらに、同様の観点より、前記小溝16の溝角度(溝辺16a、16aのなす角度)θは、好ましくは45度以上、より好ましくは50度以上が望ましく、また好ましくは75度以下、より好ましくは70度以下が望ましい。
また、図6(a)には、本発明の他の実施形態が示される。この実施形態のビードエーペックスゴム8Rは、長手方向と直角な断面において、実質的に平坦な前記内側面9と、この内側面9の両端9a、9aからタイヤ半径方向にのびる一対の側面10とを有する断面略三角形状に形成される。このようなビードエーペックス8Rは、前記接続工程での押圧により、内側面9が、ビードコアの外面5nの幅方向外側に押出されて、該外面5nとの接触面積が増加されるため、ビードエーペックスゴム8Rとビードコア5とが強固に接続される。
また、この実施形態では、前記小溝16は、ビードエーペックスゴム8Rの内側面9で終端するとともに該内側面9の側面側を小長さでのびて形成される。このような小溝16は、内側面9部分のゴムの復元力を低減するため、ビードエーペックスゴム8Rのめくれ上がりを防止する。また、小溝の溝縁のエッジ効果が発揮されるため、ビードエーペックスゴム8Rがビードコアの外面5nとさらに強固に接続される。
また、図6(b)には、さらに本発明の他の実施形態が示される。この実施形態の小溝16は、一端が内側面9内で終端するものとして形成されかつ他端が側面10内で終端して小長さでのびる。このような小溝16は、とりわけゴムの復元力の大きい内側面9と側面10とで挟まれる部分の剛性を小さくするため、さらにビードエーペックスゴム8Rのめくり上がりを確実に防止することができる。
また、図6(c)には、さらに本発明の他の実施形態が示される。この実施形態の小溝16は、内側面の全幅をのびるとともに、その両端は、両側面10、10にのびて終端している。このような小溝16は、確実にビードエーペックスゴム8Rの内側面9部分の剛性を小さくするため、より一層ビードエーペックスゴム8Rのめくり上がりを防止することができる。なお、前記小溝16の形状は、深さ方向に向かって溝幅が漸減する断面三角形状のものに限定されるものではなく、図6(d)に代表して示されるように、溝幅が一定のものでも良い。
また、図7(d)及び(e)には、本発明のさらに他の実施形態が示される。図7(d)に示されるビードエーペックスゴム8Rでは、底辺14にのみ前記小溝16が設けられている。また、図7(e)に示されるビードエーペックスゴム8Rでは、底辺14から斜辺15までのびる小溝16が設けられている。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく種々の態様に変形して実施しうる。
本発明の効果を確認するために、図5(a)、図6及び7の断面形状を有しかつ表1の仕様に基づいた未加硫のビードエーペックスゴムとビードコアとが試作された。そして、これらを接続し押圧させて、ゴムめくれ上がり及びゴムはみ出しのテストが実施された。なお、図7(a)乃至(c)は、比較例を示す。また、表1に示すパラメータ以外はすべて同一とした。主な共通仕様は次の通りである。
ビードエーペックスゴムの高さH:45mm
ビードエーペックスゴムの加硫後のゴム硬度:83度
ビードコアの外面の幅CW:7.5mm
ビードエーペックスゴムの押圧力:150N
ビードワイヤの材料:スチール
ビードワイヤの線径φ:1.2mm
小溝のピッチP:5.0(図7(a)及び(b)の小溝を除く)
小溝の溝幅W:0.4mm
小溝の溝深さD:0.4mm
小溝の長さL1とビードコアの外面の幅CWとの比L1/CW:37.3(%)(図7(a)及び(b)の小溝を除く)
テスト方法は次の通りである。
<ゴムはみ出し>
加硫前のビードエーペックスゴムの内側面と、ビードコアの外面との互いの幅中心を揃えて位置決めし、上記の押圧力を押圧ローラーで押圧したときのゴムのはみ出し状態が観測された。結果は、作業者の目視により、以下の通り評価された。
◎:ビードコアの幅の90〜100%の範囲で、ビードコアの外面上にビードエーペックスゴムが押圧成形されたもの(はみ出し部が発生していない)
○:ビードコアの幅の100〜105%または85〜90%の範囲で、ビードコアの外面上にビードエーペックスゴムが押圧成形されたもの
×:ビードコアの幅の105%を超える範囲で、ビードコアの外面上にビードエーペックスゴムが押圧成形されたもの
<ゴムめくれ上がり>
上記ゴムはみ出しのテストと同時にゴムめくれ上がり状態が観測された。結果は、作業者の目視により、以下の通り評価された。
◎:内側面が、全てビードコア外面に接触しているもの
○:内側面が、タイヤ周方向に15mm以下でビードコア外面から離間しているもの
×:内側面が、タイヤ周方向に15mmを超えてビードコア外面から離間しているもの
テストの結果を表1に示す。
Figure 2012131166
Figure 2012131166
また、図5(a)のビードエーペックスゴムとビードコアを用いて図1の断面形状を有しかつ表2の仕様に基づいたタイヤサイズ235/60R16の乗用車用タイヤが試作された。そして、これらについて、耐久性のテストが以下の通り実施された。なお、表2に示すパラメータ以外はすべて同一とした。主な共通追加仕様は次の通りである。
<カーカス>
カーカスプライ数:2枚
カーカスコード材料:ポリエステル
カーカスコード角:88度
<ベルト層>
ベルトプライ数:2枚
プライコード材料:スチール
プライコード角:20度
<小溝>
溝角度θ:60度
AW/CW:93%
<その他>
タイヤ外径:710.5mm
トレッド幅:194mm
<耐久性>
各試供タイヤをリム16×7.0Jに装着し、内圧180kPa、縦荷重15.24kN、速度60km/hで直径1.7mのドラムを100時間走行させ、ビード部に目視確認可能な損傷が発生したときの走行距離を計測した。なお、6000kmを超えて、損傷が発生しなかった実施例には、6000kmと記載した。
テストの結果を表2に示す。
Figure 2012131166
Figure 2012131166
テスト結果、実施例のビードエーペックスゴムは、はみ出しやめくれ上がりがなく、ビードコアに適切に固着されている。また、本実施例のタイヤでは、小溝のピッチP、小溝の溝深さDを好ましい範囲にすると耐久性が向上しており、有意な効果が確認された。
1 空気入りタイヤ
4 ビード部
5 ビードコア
5n ビードコアの外面
8、8R ビードエーペックスゴム
9 ビードエーペックスゴムの内側面
16 小溝
AW 内側面の全幅
CW ビードコアの外面の幅

Claims (8)

  1. ビード部に、リング状のビードコアと、前記ビードコアの外面からタイヤ半径方向にテーパ状にのびるビードエーペックスゴムとが設けられた空気入りタイヤの製造方法であって、
    前記ビードコアの前記外面に、長尺な未加硫の前記ビードエーペックスゴムを湾曲させて接続する接続工程を含み、
    前記ビードエーペックスゴムは、前記ビードコアの前記外面側を向く内側面からタイヤ半径方向外側にテーパ状でのび、
    前記内側面は、その全幅が前記ビードコアの前記外面の幅よりも小であり、
    しかも前記内側面には、ビードエーペックスゴムの長手方向と交わる向きにのびかつ該長手方向に隔設された各小溝の少なくとも一部が開口するとともに、
    前記接続工程は、前記ビードエーペックスゴムを前記ビードコアの外面に押圧することにより、前記内側面の前記小溝を変形させて前記ビードコアの外面に沿わせる段階を含むことを特徴とする空気入りタイヤの製造方法。
  2. 前記ビードエーペックスゴムは、長手方向と直角な断面において、実質的に平坦な前記内側面と、この内側面の両端からタイヤ半径方向にのびる一対の側面とを有する断面略三角形状であり、
    前記小溝は、前記側面の前記内側面側をのびている請求項1記載の空気入りタイヤの製造方法。
  3. 前記ビードエーペックスゴムは、長手方向と直角な断面において、実質的に平坦な前記内側面と、この内側面の両端からタイヤ半径方向にのびる一対の側面とを有する断面略三角形状であり、
    前記小溝は、前記内側面をのびている請求項1又は2記載の空気入りタイヤの製造方法
  4. 前記ビードエーペックスゴムは、長手方向と直角な断面において、前記ビードコアの外面に沿ってのびる底辺と、該底辺の両端からそれぞれ前記外面と離れる向きに傾斜してのびる一対の斜辺とからなる前記内側面、及び、この内側面の両端からタイヤ半径方向にのびる一対の側面とを有する断面略五角形状であり、
    前記小溝は、前記斜辺に設けられる請求項1記載の空気入りタイヤの製造方法
  5. 前記ビードエーペックスゴムの内側面の全幅AWは、前記ビードコアの外面の幅CWの87〜96%であり、
    前記斜辺のビードコアの外面に沿った幅Aは、ビードコアの外面の幅CWの20〜29%、前記斜辺のビードコアの外面と直角方向の高さBは、ビードコアの外面の幅CWの20〜29%である請求項4記載の空気入りタイヤの製造方法。
  6. 前記小溝は、深さ方向に向かって溝幅が漸減する断面略三角形状である請求項1乃至5のいずれかに記載の空気入りタイヤの製造方法。
  7. 前記小溝は、前記長手方向のピッチが3.0〜10.0mm、溝幅が0.2〜0.8mm、溝深さが0.2〜0.5mmである請求項1乃至6のいずれかに記載の空気入りタイヤの製造方法。
  8. 空気入りタイヤの製造に際して、ビードコアの外面に接続されて使用される未加硫のビードエーペックスゴムであって、
    前記ビードエーペックスゴムは、ビードコアの前記外面側を向く内側面からタイヤ半径方向外側にテーパ状でのびるとともに、
    前記内側面には、ビードエーペックスゴムの長手方向と交わる向きにのびかつ該長手方向に隔設された各小溝の少なくとも一部が開口することを特徴とするビードエーペックスゴム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015058564A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 東洋ゴム工業株式会社 空気入りタイヤの製造方法
US20150114538A1 (en) * 2007-07-30 2015-04-30 Bridgestone Corporation Pneumatic tire

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