JP2020196964A - ポリエステル太細マルチフィラメント - Google Patents

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泰崇 加藤
健 中原
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【課題】 ドライ感や防透け性に優れ、濃淡コントラストの大きな衣料用ポリエステル繊維を提供する。【解決手段】 ウースター斑が3.0%以上12.0%以下であり、繊維表面の単位面積(10μm×10μm)あたりの、外接円の直径と内接円の直径の平均が0.2μm以上の隆起部が5個以上100個以下であり、濃染部と淡染部のL値差が10以上20以下であることを特徴とするポリエステル太細マルチフィラメント。【選択図】なし

Description

本発明は、染色織編物としたときの杢調の濃淡コントラストが大きいことにより意匠性が高いとともに、布帛としたときにドライ感を発現するポリエステル太細マルチフィラメントに関するものである。
近年、意匠性に優れた婦人紳士衣料やカーテン等のインテリア向けの織編物のニーズが高まっており、特に天然繊維調とは異なる、杢調バラツキの少ない意匠性素材の需要が拡大している。また、薄地化に伴い、高防透け性が求められている。杢調素材の代表的なマルチフィラメントとして、ポリエステル高配向未延伸マルチフィラメントを不均一延伸して糸長手方向に太細のあるマルチフィラメントとすることは公知の技術である。これにより得られた太細マルチフィラメントはその太部と細部により発生する濃淡染色差による杢感と、太部と細部の収縮率の違いに起因する優れたスパン感を有するため、婦人・紳士用アウターやカジュアルウエアなど薄地織編物衣料用途に高評価を得ている(例えば特許文献1)。
一方、ポリエステルマルチフィラメントの防透け性向上を目的に、無機粒子や有機粒子を含有させる方法は知られており、太細斑を有するポリエステル太細マルチフィラメントで、酸化チタンを多量に含有させたポリエステル太細マルチフィラメントも知られている。(例えば特許文献2、特許文献3)。
また、延伸直前に交絡を付与することで、太細ピッチを分散でき、濃淡コントラストを小さくして、見た目を天然繊維に近付けられることが知られている(特許文献4)。
特開昭50−018717号公報 特開平7−331530号公報 特開2007−046185号公報 特開2003−020519号公報
しかしながら、無機粒子や有機粒子を多量に含有させたポリエステルマルチフィラメントでは、ポリエステルと粒子との屈折率差により界面で光が散乱されるため、染色後の布帛が全体的に白ぼけて見え、濃染部と淡染部との色のコントラストが小さくなってしまう問題があった。また、得られるポリエステルマルチフィラメントの強度が低下することから曳糸性が極めて悪く、紡糸中に単繊維糸切れが頻発し、紡糸困難である。また、仮に紡糸できたとしても、その素材の強度が低いこともあり、後加工、すなわち撚糸、サイジング、製織編、あるいは仮撚加工および仕上げ加工などで毛羽や断糸が発生するという課題があった。
本発明は、高次加工および製編織工程における工程通過性に優れた、濃淡コントラストが大きく、ドライ感を有する衣料用ポリエステル繊維を提供することにある。
本発明の課題は、(1)〜(3)により達成できる。
(1)ウースター斑が3.0%以上12.0%以下であり、繊維表面の単位面積(10μm×10μm)あたりの、外接円の直径と内接円の直径の平均が0.2μm以上の隆起部が5個以上100個以下であり、濃染部と淡染部のL値差が10以上20以下であることを特徴とするポリエステル太細マルチフィラメント。
(2)繊維中の無機粒子と有機粒子の合計含有量が1.0wt%以上3.0wt%以下であることを特徴とする(1)記載のポリエステル太細マルチフィラメント。
(3)ウースター波形ベースラインから+20%以上の繊度変動ピーク個数の変動係数CV%が12%以下であることを特徴とする(1)または(2)記載のポリエステル太細マルチフィラメント。
本発明のポリエステル太細マルチフィラメントは、染色したとき濃染部と淡染部により表現される杢調の濃淡コントラストが大きく、ドライ感を有する織編物を提供する。
延伸装置の一例 ウースター波形チャート 繊維表面の隆起部の説明図
本発明のポリエステル太細マルチフィラメントは、マルチフィラメント長手方向の繊度斑に由来するウースター斑が3.0%以上12.0%以下である。ウースター斑が3.0%以上であると、染色織編物としたときに濃淡染色差による杢調が発現する。12.0%以下であると、濃染部を示す太部の局在化が起こりにくく、織編物の寸法安定性が良好となる。ウースター斑は5.0%以上10.0%以下が好ましい。なお、測定方法は後述する。
本発明のポリエステル太細マルチフィラメントは、繊維表面の単位面積(10μm×10μm)あたりの、外接円の直径と内接円の直径の平均が0.2μm以上の隆起部が5個以上100個以下である。この隆起部は、繊維中の無機粒子や有機粒子によるものであり、ポリエステルで被覆されていても被覆されていなくてもいずれでもよいが、被覆されているほうが粒子の脱落を抑制でき好ましい。隆起部の数がこの範囲にあることで、人の肌に触れた際にドライ感として感知できるようになる。より好ましい隆起部の数は8個以上50個以下である。なお、ここで言う隆起部とは、図3に示す繊維横断面の内接円9を基準に隆起した箇所のことである。測定方法は後述する。
本発明のポリエステル太細マルチフィラメントは、染色後の濃染部と淡染部とのL値の差が10以上20以下である。こうすることで、布帛としたときの杢調の濃淡コントラストが大きくなり、より意匠性の高いものとなる。より好ましい濃染部と淡染部とのL値の差は10以上18以下である。なお、測定方法は後述する。
本発明のポリエステル太細マルチフィラメントは、無機粒子や有機粒子を含むのが好ましい。これにより、ポリエステルと粒子との界面で光が乱反射して防透け性が向上するとともに、繊維表面に凹凸が発現し布帛とした際にドライ感を発現できる。無機粒子としては、タルク、シリカ、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、硫酸バリウム、二酸化チタン等が好ましく、有機粒子としては、架橋アクリル樹脂やフッ素樹脂等が好ましい。
繊維中の無機粒子や有機粒子の合計含有量は、好ましくは1.0wt%以上3.0wt%以下である。1.0wt%以上とすることで、布帛とした際の防透け性が良好なものとなる。また、繊維表面に凹凸を発現し、布帛にドライな触感を付与することができる。また、3.0wt%以下とすることで、良好な糸強度を持ち、また、高次加工および製編織工程における工程通過性に優れる繊維を得ることができる。このため、繊維中の無機粒子や有機粒子の合計含有量は、より好ましくは1.5wt%以上2.5wt%以下である。
本発明のポリエステル太細マルチフィラメントは、マルチフィラメント長手方向の繊度変動率について、ウースター波形チャートにおける繊度変動率のベースラインからの繊度変動率幅が20%以上となる繊度変動ピーク個数の変動係数CV%が12%以下であることが好ましい。変動係数CV%が12%以下、すなわちマルチフィラメント長手方向の太細斑発生頻度のバラツキが小さいと、織編物にした際、太部および細部の局在化が起こりにくく、杢調が安定する。また、布帛強度や寸法安定性にも優れる。変動係数CV%は3〜10%がより好ましい。
次に、本発明のポリエステル太細マルチフィラメントの製造方法について説明する。
ポリエステルと無機粒子や有機粒子の合計量を100重量部として、ポリエステル97.0〜99.0重量部、無機粒子や有機粒子の合計量を1.0〜3.0重量部としてそれぞれ計量しブレンドする。ポリエステルは水分を含んだ状態で溶融紡糸すると著しく加水分解する恐れがあるため、ポリエステルおよび各粒子の溶融混練前の水分率は、好ましくは0.05wt%以下、より好ましくは0.02wt%以下、最も好ましくは0.008wt%以下である。
次に、一軸押出機や二軸押出機等を用いて混練して一旦冷却した後チップ化するか、もしくは溶融状態のまま連続して紡糸装置に送り込み、計量した後、溶融紡糸を行う。一旦チップ化する場合は、紡糸工程で希釈することで繊維中の無機粒子と有機粒子の合計含有量を1.0〜3.0wt%にすればよい。なお、紡糸パック内での各粒子の凝集を抑制するために、ハイメッシュの濾層(#100〜#200)や濾過径の小さい不織布フィルター(濾過径5〜30μm)を口金上に配置してもよい。この中でも、複数の線径の金属不織布からなる多層フィルターが最も凝集抑制に効果的である。
この際の紡糸温度は、240〜300℃である。この範囲であれば、ポリエステルおよび各粒子の熱劣化を抑えて糸切れの少ない繊維が製造できる。口金より吐出されたポリマー流は、従来の溶融紡糸法に従い、冷却固化後、油剤を付与され、規定の周速になったローラで引き取られて、高配向未延伸マルチフィラメントとなる。
本発明のポリエステル太細マルチフィラメントは、前記高配向未延伸マルチフィラメントに交絡を付与した後に、加熱した摩擦抵抗体を用いて所定の延伸倍率で不均一延伸することによって得られる。本発明では延伸前に張力振動を与える。張力振動を与える方法であれば特に限定されないが、特に延伸装置における延伸領域の前に交絡ノズルを使用することが好ましい。なお、交絡ノズルを使用する場合、交絡圧空圧は0.01MPa以上0.05MPa未満とすることが好ましい。不均一延伸工程は紡糸工程に連続して行うことも可能であるが、紡糸直後の高配向未延伸マルチフィラメントは強伸度曲線中の定応力伸張領域が明瞭でないので、不均一延伸してもマルチフィラメントに太細を形成しにくい。そのため一旦高配向未延伸マルチフィラメントとして巻き取った後に不均一延伸することが好ましい。
図1は本発明で採用できる好ましい不均一延伸糸の製造装置の一実施態様である。図1において、高配向未延伸マルチフィラメント1をローラー2とローラー4の間で加熱摩擦抵抗体3を介して低倍率延伸を行い太細マルチフィラメントとした後、ワインダー6で巻き取る。このとき、延伸直前に交絡ノズル7で張力振動を与える。通常はこの張力振動がないため、無数の箇所が延伸起点となり、細かな太細が発生する。一方、延伸直前に交絡による張力振動を加えることで、延伸直前の糸条が微小なダメージを受け、そこを起点として延伸されることから、張力振動がない場合に比べて大きな太細を発生させることができる。本発明では鋭意検討の結果、これにより、染色による濃染部と淡染部との色のコントラストが大きくなり、粒子を多量添加しても良好な杢調を得ることができることを見出したものである。
特許文献4では、交絡付与後にホットロール間で延伸しており、糸条はホットロール上をスリップできないため、延伸点がホットロール出の極狭い範囲に限定され、微小なダメージを受けた箇所全てが延伸の起点となるため、太細ピッチが分散して染色後の濃淡コントラストが小さくなる。一方、本発明では交絡付与後に熱ピンを用いて延伸することにより、糸条は熱ピン上をスリップするため、熱ピン出だけでなく熱ピン上を含んだ広い範囲が延伸点となり、この広い範囲で最も延伸されやすい箇所が延伸の起点となるため、周期が長くかつ太細差の大きな太細斑となり、染色後の濃淡コントラストが大きくなるものと考えている。このため、熱ピンの径は5mm以上50mm以下であることが好ましく、表面は梨地であることが好ましく、熱ピン温度は60℃以上100℃以下であることが好ましい。
以下、実施例を挙げて具体的に説明する。なお、実施例の主な測定値は以下の方法で測定した。
(1)ウースター斑
zellweger社製USTER TESTER UT−4を用いて、糸のトータル繊度により使用する測定用スロットルを選択した後、糸速25m/分、撚り数5000T/mの条件にて1分間測定することにより得た。
(2)ウースター波形チャートから算出される繊度変動ピーク個数の変動係数CV%
上記条件にて25秒間測定し、得られたウースター波形チャート(糸長10m分相当)の繊度変動率最低値をベースライン(図2のa)とする。ベースラインaから+20%の位置(図2のb)にラインを引き、ラインbよりプラス側にピークトップを有する繊度変動ピーク個数をカウントする(図2)。糸長10m中のピーク個数をカウントした後、本測定を6回繰り返し、得られたピーク個数から測定6回の平均値および変動係数CV%を算出する。
(3)繊維表面の隆起部の数
光学式顕微鏡を用いて繊維表面11を観察し、単位面積(10μm×10μm)あたりの、隆起部の外接円13の直径と隆起部の内接円12の直径の平均が0.2μm以上の隆起部10の個数を計数した(図3)。任意の5箇所を観察し、平均値を採用した。
(4)濃染部と淡染部のL値差
東レエンジニアリング(株)製のFYL−500SRを用いて、染色したフィラメントの長手方向のL値(小さいほど濃染)を連続的に測定し、L値の下位100箇所(濃染部)の平均値とL値の上位100箇所(淡染部)の平均値の差を算出した。測定条件は以下のとおり。染料:“Dinanix”、濃度:50g/l、染色温度:70℃、染色時間:30秒、測定長:50m×5回、糸速度:60m/分、糸張力(入口):0.013〜0.017g/d。
(5)粒子の合計含有量
サンプル20gをオルトクロロフェノール200gに150℃で3時間溶解させ、高速遠心分離機(28425G、1時間、30℃)にて分離される沈殿物の質量を測定した。
(6)濃淡コントラスト
染色織編物について、5年以上の品位判定経験を有する検査員3名の目視判定にて、その合議により濃淡コントラストが「十分大きい」は○、「普通」は△、「小さい」は×とし、○と△を合格とした。
(7)ドライ感
織物を作製し、ドライ感について、10人のパネラーが10点満点で採点したときの平均点が8点以上は◎、6点以上8点未満は○、4点以上6点未満は△、4点未満は×とし、◎、○、△を合格とした。
実施例1
IV0.65のポリエチレンテレフタレート(PET)と酸化チタン粒子を、それぞれ97:3の重量割合でハンドブレンドし、二軸押出混練機(同方向2軸、軸径70mm、L/D=50(L:スクリュ長、D:スクリュ直径))にて混練した。なお、PETは150℃、真空下で約5時間乾燥し、水分率を40ppmに調湿した。二軸押出混練機のジャケット温度を240℃、混練時の軸回転数を150rpmとして混練し、ダイから吐出後、水冷、ペレタイズした。このチップを、ホッパーから一軸押出機(シリンダ温度265℃)に仕込み、さらにギアポンプにて計量、排出し、内蔵された紡糸パック(温度290℃)に溶融ポリマーを導き、紡糸口金から紡出した。なお、紡糸パックの口金直上には絶対濾過径15μmのSUS不織布フィルター(不織布厚み:0.6mm)を組み込んだ。紡出後、温度20℃、速度0.4m/秒の冷却風で糸条を冷却固化し、給油装置により油剤を付与した。紡糸油剤にはポリエーテル系油剤15重量部、水85重量部の割合で混合した含水油剤を糸に対して7%付着させ(純油分として1.0%owf)、紡糸速度2800m/分で巻き取った。この高配向未延伸糸(POY)に交絡(圧空圧0.03MPa)を付与した後、熱ピン温度80℃、延伸倍率1.45倍、巻取速度800m/分で延伸した。得られた繊維は、繊度84dtex、フィラメント数72の延伸糸であった。この実施例1で得られた繊維の特性評価結果は表1の通りであり、高防透けで、杢調も良好で、触感もドライであり、高次工程通過性も良好であった。
実施例2
酸化チタン粒子の含有量を1.2wt%とした以外は実施例1と同様にして延伸糸を得た。得られた繊維は実施例1に比べるとドライ感や防透け性にやや劣るものの良好であった。
実施例3
延伸倍率を1.30倍とした以外は実施例1と同様にして延伸糸を得た。得られた繊維は杢調が良好であり、ドライ感や防透け性にも優れていた。
実施例4
延伸倍率を1.60倍とした以外は実施例1と同様にして延伸糸を得た。得られた繊維は濃淡コントラストにやや劣るものであったが、実用可能なレベルであった。
実施例5
酸化チタン粒子の含有量を0.8wt%とした以外は実施例1と同様にして延伸糸を得た。得られた繊維を布帛にした際のドライ感や防透け性はやや劣るものではあったが実用可能なレベルであった。
実施例6
酸化チタン粒子の含有量を3.2wt%とした以外は実施例1と同様にして延伸糸を得た。得られた繊維は高次工程通過性にやや劣るものであったが、布帛にした際のドライ感や防透け性は非常に高かった。
比較例1
延伸倍率を1.75倍としてウースター斑を0.6%とした以外は実施例1と同様にして延伸糸を得た。得られた繊維には太細斑がなかった。
比較例2
酸化チタン粒子の含有量を0.3wt%として表面隆起の個数を1個とした以外は実施例1と同様にして延伸糸を得た。得られた繊維にはドライ感がなく、防透け性にも劣るものであった。
比較例3
延伸前交絡を入れないことにより、濃淡部のL値差を8とした以外は実施例1と同様にして延伸糸を得た。得られた繊維は濃淡コントラストに劣るものであり、布帛とした際に特徴のないものとなった。
比較例4
熱ピンの変わりにホットロールを用いることにより、濃淡部のL値差と変動係数CV%を変更した以外は実施例1と同様にして延伸糸を得た。得られた繊維は太細斑が微分散しており、濃淡コントラストに劣るものであり、布帛とした際に特徴のないものとなった。
1:高配向未延伸マルチフィラメント
2:ローラー
3:加熱摩擦抵抗体
4:ローラー
5:ローラー
6:ワインダー
7:交絡ノズル
8:繊維横断面
9:繊維横断面の内接円
10:隆起部
11:繊維表面
12:隆起部の内接円
13:隆起部の外接円

Claims (3)

  1. ウースター斑が3.0%以上12.0%以下であり、繊維表面の単位面積(10μm×10μm)あたりの、外接円の直径と内接円の直径の平均が0.2μm以上の隆起部が5個以上100個以下であり、濃染部と淡染部のL値差が10以上20以下であることを特徴とするポリエステル太細マルチフィラメント。
  2. 繊維中の無機粒子と有機粒子の合計含有量が1.0wt%以上3.0wt%以下であることを特徴とする、請求項1記載のポリエステル太細マルチフィラメント。
  3. ウースター波形ベースラインから+20%以上の繊度変動ピーク個数の変動係数CV%が12%以下であることを特徴とする、請求項1または2記載のポリエステル太細マルチフィラメント。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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