JP2014177716A - 遮熱性及び防透性に優れた芯鞘型異形断面複合繊維 - Google Patents
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Abstract
【課題】崇高性、膨らみ、張り、腰のある良好な風合いを有し、軽量で不透明性を有する布帛を形成し、可視光および赤外線の波長(380〜3000nm)において高い反射率を有して、防透け効果、遮熱効果を持ち、かつ従来のポリエステル繊維と同程度の発色性を有する繊維および繊維集合体を提供する。
【解決手段】断面形状が葉状である繊維であって、芯成分が平均粒子径0.5μm以下の太陽光遮蔽物質を8重量%以上70重量%以下含有する熱可塑性重合体(A成分)から成り、鞘成分が無機微粒子を0.5重量%以上10重量%以下含有するポリエステル系重合体(B成分)からなる芯鞘型異形断面複合繊維および繊維集合体である。
【選択図】図1
【解決手段】断面形状が葉状である繊維であって、芯成分が平均粒子径0.5μm以下の太陽光遮蔽物質を8重量%以上70重量%以下含有する熱可塑性重合体(A成分)から成り、鞘成分が無機微粒子を0.5重量%以上10重量%以下含有するポリエステル系重合体(B成分)からなる芯鞘型異形断面複合繊維および繊維集合体である。
【選択図】図1
Description
本発明は、崇高性、膨らみ、張り、腰のある良好な風合いを有し、軽量で不透明性を有する布帛を形成し、可視光及び赤外線の波長(380〜3000nm)においても高い反射率を有する繊維および繊維集合体を提供する。
従来より清涼感を有する布帛が多く提案されている。例えば、繊維の形状や織り方に工夫をして断熱効果による清涼感を有する方法(特許文献1)、繊維表面に銀メッキを施した布帛で覆うことにより赤外線反射する方法(特許文献2)、芯成分及び鞘成分に酸化チタンを含有することにより赤外線の波長(380〜3000nm)を反射する方法がある。
特許文献1には、全体として太陽光遮蔽物質を3重量%以上含み、鞘部に太陽光遮蔽物質含有量が0.8重量%以下である単フィラメントからなる特定の嵩高性ポリエステルマルチフィラメント捲縮糸を用いることによって、糸条の内部に空気が多く含まれ、断熱効果を発揮して、清涼感に優れたものが得られることが記載されている。
特許文献2には、繊維表面に銀メッキが被覆された繊維からなる布帛素材を使用した赤外線反射性を有する布帛製品を、仮設テント方式の建造物、ドーム型建造物の屋根材、レジャー用テントに使用し、太陽熱の赤外線を反射することにより、建物内部の温度調節を行えることが記載されている。
特許文献3には、芯部に平均粒子径0.8〜1.8μmの酸化チタンを3重量%以上含有し、かつ鞘部に平均粒子径0.4μm以下の酸化チタンを0.5〜10重量%含有することによって、熱エネルギーに変換されやすい赤外線の波長を反射し、遮熱効果が得られることが記載されている。
特許文献1には、全体として太陽光遮蔽物質を3重量%以上含み、鞘部に太陽光遮蔽物質含有量が0.8重量%以下である単フィラメントからなる特定の嵩高性ポリエステルマルチフィラメント捲縮糸を用いることによって、糸条の内部に空気が多く含まれ、断熱効果を発揮して、清涼感に優れたものが得られることが記載されている。
特許文献2には、繊維表面に銀メッキが被覆された繊維からなる布帛素材を使用した赤外線反射性を有する布帛製品を、仮設テント方式の建造物、ドーム型建造物の屋根材、レジャー用テントに使用し、太陽熱の赤外線を反射することにより、建物内部の温度調節を行えることが記載されている。
特許文献3には、芯部に平均粒子径0.8〜1.8μmの酸化チタンを3重量%以上含有し、かつ鞘部に平均粒子径0.4μm以下の酸化チタンを0.5〜10重量%含有することによって、熱エネルギーに変換されやすい赤外線の波長を反射し、遮熱効果が得られることが記載されている。
しかしながら、特許文献1では、糸を嵩高くするために、高配向未延伸糸を熱処理機に供給し、オーバーフィード処理した後、延伸し、仮撚加工をする工程が必要になり、コスト高となる。
特許文献2では、布帛に銀メッキしたものを使用せねばならず、銀メッキ工程の必要性より、コスト高になるとともに、布帛に銀メッキを施していることにより、遮光されてしまうという欠点もある。
特許文献3では、鞘部に酸化チタンを0.5〜10重量%含有しているため、染色による発色性が低下するという欠点がある。
特許文献2では、布帛に銀メッキしたものを使用せねばならず、銀メッキ工程の必要性より、コスト高になるとともに、布帛に銀メッキを施していることにより、遮光されてしまうという欠点もある。
特許文献3では、鞘部に酸化チタンを0.5〜10重量%含有しているため、染色による発色性が低下するという欠点がある。
本発明はこのような従来技術における問題点を解決するものである。具体的には鞘成分に発色性を低下させる粒子を含有しないポリエステル系重合体、芯成分に太陽光遮蔽物質を含有する熱可塑性重合体からなる芯鞘型異形断面複合繊維とすることによって、可視光および熱エネルギーに変換されやすい赤外線の波長において高反射率を有するため、防透け効果、遮熱効果を得ることができ、かつ従来ポリエステルと同程度の発色性を有し、更には軽量性に優れ、崇高性、膨らみ、張り、腰のある良好な風合いを有する芯鞘型異形断面複合繊維及び繊維集合体を提供するものである。
本発明者等は、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、芯成分に平均粒子径0.5μm以下の太陽光遮蔽物質を特定量含有する熱可塑性重合体、鞘成分に前記太陽光遮蔽物質よりも平均粒子径が小さく、発色性を維持できる遮熱性微粒子を特定量含有するポリエステル系重合体からなり断面形状が葉状(3〜10葉)断面である芯鞘型異形断面複合繊維にすることによって、可視光および赤外線の波長(380〜3000nm)において高い反射率を有し、かつ軽量で従来ポリエステルと同程度の発色性を有することを見出し、本発明を完成させた。
すなわち本発明は、芯成分が平均粒子径0.5μm以下の太陽光遮蔽物質を8重量%以上70重量%以下含有する熱可塑性重合体(A成分)、鞘成分が前記太陽光遮蔽物質よりも平均粒子径が小さく、発色性を維持できる遮熱性微粒子を0.5重量%以上10重量%以下含有するポリエステル系重合体(B成分)であり、かつ芯成分と鞘成分との質量比率が5:95〜20:80である芯鞘型異形断面複合繊維である。
そして本発明は、好ましくは繊維の断面形状が葉状である上記の芯鞘型異形断面複合繊維であり、さらに好ましくは葉数が3〜10の葉状断面であり、より好ましくは繊維断面の異形度が0.05〜0.80の範囲である上記の芯鞘型異形断面複合繊維である。
さらに本発明は上記の芯鞘型異形断面複合繊維からなる繊維集合体であって、可視光および赤外線の波長(380〜3000nm)における反射率が70%以上、不透明度が85%以上であり、かつ空隙率が20〜60%であることを特徴とする繊維集合体である。
本発明により得られる芯鞘型異形断面複合繊維は、可視光及び赤外線の波長(380〜3000nm)において高い反射率を有しており、かつ繊維集合体とした際には特定の空隙率を有しているので、衣料全般に適した繊維及び繊維集合体を得ることができる。
本発明の芯鞘型異形断面複合繊維の芯成分(A成分)を構成する太陽光遮蔽物質を含有する熱可塑性重合体について説明する。A成分ポリマー、すなわち太陽光遮蔽物質を含有する熱可塑性重合体には、ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレンなどを用いることができる。中でも、太陽光遮蔽物質を高充填でき、かつ価格及び汎用性が高い点から、ポリアミドあるいはポリエチレンテレフタレートなどのポリエステルが好ましい。
また、本発明でいう太陽光遮蔽物質は、可視光および赤外線の波長(380〜3000nm)を反射もしくは透過させない、かつ熱可塑性重合体に高充填できる微粒子であり、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バリウム等の単体及びこれらの混合物が挙げられる。特に好ましくは、つや消し剤として用いられ、汎用性の高い酸化チタンが好ましい。
さらに本発明は、A成分に平均粒子径が0.5μm以下の太陽光遮蔽物質を8重量%以上70重量%以下含有することによって、可視光及び赤外線の波長を効率的に反射することで、防透効果、遮熱効果を発揮する。太陽光遮蔽物質の含有量が8重量%未満では、可視光、赤外線の波長を効率的に反射することができず、十分な防透効果および遮熱効果を得ることができない。逆に太陽光遮蔽物質の含有量が70重量%を超えると、紡糸時の曳糸性が極端に悪化するとともに、染色時の発色性が低下する。好ましくは10重量%以上60重量%以下、より好ましくは20重量%以上50重量%以下である。また、太陽光遮蔽物質の平均粒子径が0.5μmより大きいと、製糸性が低下するとともに、可視光および赤外線の波長を効率的に反射することができず、十分な防透効果、遮熱効果を得ることができない。太陽光遮蔽物質の平均粒子径は好ましくは0.4μm以下、より好ましくは0.05μm以上0.3μm以下である。
また、繊維表面から入射した近赤外線波長が屈折率の違いにより繊維中心を通過しようとするため、繊維全体に酸化チタンなどの太陽光遮蔽物質を均一に分散させるよりも芯成分に集中的に高充填させることにより、効果的に可視光及び赤外線を反射することができ、高い防透効果および遮熱効果が得られる。
次に本発明の芯鞘型異形断面複合繊維の鞘成分(B成分)を構成する無機微粒子を含有するポリエステル重合体について説明する。
B成分を構成するポリエステル重合体には、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル類またはこれらのポリエステルを主体骨格とし、イソフタル酸、金属スルホネート基を有するイソフタル酸等の芳香族ジカルボン酸、アジピン酸、セバチン酸等の脂肪族ジカルボン酸、ジエチレングリコール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、シクロヘキサンジメタノール、ビスフェノールA、ポリアルキレングリコール、ペンタエリスリトール等の多価アルコール等の第3成分で変性した共重合ポリエステル類が好ましく用いられる。
B成分を構成するポリエステル重合体には、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル類またはこれらのポリエステルを主体骨格とし、イソフタル酸、金属スルホネート基を有するイソフタル酸等の芳香族ジカルボン酸、アジピン酸、セバチン酸等の脂肪族ジカルボン酸、ジエチレングリコール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、シクロヘキサンジメタノール、ビスフェノールA、ポリアルキレングリコール、ペンタエリスリトール等の多価アルコール等の第3成分で変性した共重合ポリエステル類が好ましく用いられる。
また、本発明でいうB成分に含有する無機微粒子は、前記太陽光遮蔽物質よりも平均粒子径が小さく、発色性を維持できる遮熱性微粒子であり、特に二酸化ケイ素、硫酸バリウムを用いることが好ましい。
無機微粒子の平均粒子径は0.1μm以下であることが好ましく、好ましくは0.08μm以下0.03μm以上である。
無機微粒子の平均粒子径は0.1μm以下であることが好ましく、好ましくは0.08μm以下0.03μm以上である。
さらに本発明は、B成分に上記遮熱性微粒子を0.5重量%以上10重量%以下含有することによって、ポリエステル従来の染色性を維持しつつ、遮熱効果を発揮することができる。無機微粒子が0.5重量%未満では、製糸性が低下するとともに、無機微粒子による遮熱効果を得ることができない。逆に無機微粒子の含有量が10重量%を超えると、紡糸時の曳糸性が極端に悪化する。あるいは、紡糸できても延伸工程での糸切れ発生の問題が生じ、さらには延伸後の品質も満足なものを得ることができない場合がある。好ましくは0.5重量%以上8重量%以下であり、より好ましくは1重量%以上7重量%以下である。
また、本発明の芯鞘型異形断面複合繊維全体の工程水分率が0.5%以上であることが好ましい。該複合繊維の公定水分率が0.5%未満では、含まれる水分の蒸発に伴う蒸発潜熱が小さいため、十分な遮熱効果を得ることができない。したがって、繊維全体中の公定水分率が0.5%以上のものが本発明の目的の繊維を得るために適している。
さらに本発明の芯鞘型異形断面複合繊維において、A成分とB成分との質量比率が5:95〜20:80であることが必要であり、10:90〜15:85であることが好ましい。A成分の質量比率が5%未満の場合は、芯成分の防透効果、遮熱効果が低くなる。また、A成分ポリマーの質量比率が20%以上では、該複合繊維の発色性が劣る。
本発明の複合繊維においては、繊維の太さは特に限定されず、任意の太さにすることができるが、発色性の良好な繊維を得るためには複合繊維の単繊維繊度を0.3〜11dtex程度にしておくのが好ましい。また、長繊維のみならず短繊維でも本発明の効果が期待される。
本発明の芯鞘型異形断面複合繊維は、繊維断面に深い凹凸部を形成させることで比表面積が増大し反射率が向上し、防透性、遮熱性が向上する。また、本発明の芯鞘型異形断面複合繊維を含有した繊維集合体は、空隙率が20〜60%であることが好ましく、より好ましくは20〜40%である。なお本発明で規定される空隙率とは、後述する方法で測定された撚糸断面の光学顕微鏡観察により、算出される値である。
本発明の複合繊維の断面が異形であることによって、該繊維を含有した繊維集合体は、構成する各繊維間の空隙率を高められ、見掛けの糸直径が太くなり、その結果、該繊維集合体は軽量感、膨らみ感を有する。さらに該繊維集合体は空気層の多層化を形成することにより、反射率を高め、防透性および遮熱性の向上効果をもたらすものである。
該繊維集合体の空隙率が20%未満の場合、軽量性、嵩高性の点から、従来の織編物等の布帛に対する優位性は認められない。一方、空隙率が60%を越えると、軽量化は期待できるものの繊維密度が小さくなり、透け防止性に欠け、膨らみ感、張り、腰等の点においても不十分なものとなる。目的とする繊維製品に即して繊維製品(織編物等)の空隙率を変化させることができる。
繊維集合体とした場合に上記のような空隙率を達成する芯鞘型異形断面複合繊維の断面形状としては、葉状断面であることが好ましく、具体的には葉数が3〜10の葉状断面であることが好ましく、より好ましくは図1に示されるような3〜5葉のものが挙げられる。さらにその断面形状において異形度が0.05〜0.80の範囲にあることが空気層の多層化を発現させ、繊維の不透明性を向上させる点で好ましい。異形度とは、後述する式で表される値である。
異形度が0.05未満の場合、繊維断面形状の凹凸変化が小さくなり、繊維集合体にした場合に繊維密度が高くなることから、空気層の多層化を発現することができにくい。一方、異形度が0.80を越えると、繊維断面形状の凹凸変化が大きくなり、繊維の製造工程で損傷を受けやすく、フィブリル化の問題が生ずる場合がある。より好ましくは0.1〜0.7である。
また、本発明の芯鞘型異形断面複合繊維からなる繊維集合体は後述する式で表される不透明度(防透性)が85%以上であることが好ましい。特に白生地や淡色系においてこの不透明度の判断は鋭敏であり、より有効に判定できる。
繊維集合体の不透明度が85%未満の場合、着用時とりわけ白地や淡色系の場合には、生地を通して内衣の着用物や肌が透けて見えやすい。一方、不透明度の値が85%以上では、薄地の白物においても透け防止効果を発揮するものとなる。
また、本発明の芯鞘型異形断面複合繊維を含有した繊維集合体は波長(380〜3000nm)における反射率が70%以上であることにも大きな特徴を有する。該反射率が70%未満の場合、遮熱性、防透性は不満足なものとなる。反射率とは、後述する式で表される値である。
上記した芯鞘型異形断面複合繊維を用いた繊維集合体は、断面形状が丸断面の繊維を用いた繊維集合体に対して遮熱性、防透性が優れている。また繊維集合体としての空隙率が高く軽量性、嵩高性が得られる。
次に本発明の複合繊維の製造方法について以下説明する。
まずA成分のポリマーとB成分のポリマーをそれぞれ別の押出機で溶融押出し、各々紡糸ヘッドへ導入し、目的とする個々の複合形状を形成させる紡糸口金を経由して溶融紡糸させることにより製造することができる。また、最終製品に求められる品質や良好な工程通過性を確保するために、最適な紡糸・延伸方法を選択することができる。より具体的には、スピンドロー方式や、紡糸原糸を採取した後に別工程で延伸を行う2−Step方式、また延伸を行わず非延伸糸のまま引き取り速度が2000m/分以上の速度で捲取る方式においても、任意の糸加工工程を通過させた後に製品化することで、良好な遮熱効果及び防透性を有する該異形複合繊維製品を得ることができる。
まずA成分のポリマーとB成分のポリマーをそれぞれ別の押出機で溶融押出し、各々紡糸ヘッドへ導入し、目的とする個々の複合形状を形成させる紡糸口金を経由して溶融紡糸させることにより製造することができる。また、最終製品に求められる品質や良好な工程通過性を確保するために、最適な紡糸・延伸方法を選択することができる。より具体的には、スピンドロー方式や、紡糸原糸を採取した後に別工程で延伸を行う2−Step方式、また延伸を行わず非延伸糸のまま引き取り速度が2000m/分以上の速度で捲取る方式においても、任意の糸加工工程を通過させた後に製品化することで、良好な遮熱効果及び防透性を有する該異形複合繊維製品を得ることができる。
本発明の製造方法の紡糸工程において、通常の溶融紡糸装置を用いて口金より紡出する。また、口金の形状や大きさによって、得られる繊維の断面形状や径を任意に設定することが可能である。
本発明で得られる複合繊維は、各種繊維集合体(繊維構造物)として用いることができる。ここで繊維集合体とは、本発明の繊維単独よりなる織編物、不織布はもちろんのこと、本発明の繊維を一部に使用してなる織編物や不織布、例えば、天然繊維、化学繊維、合成繊維など他の繊維との交編織布、あるいは混紡糸、混繊糸として用いた織編物、混綿不織布などであってもよいが、織編物や不織布に占める本発明繊維の割合は10重量%以上、好ましくは30重量%以上であることが好ましい。
本発明の繊維の主な用途は、長繊維では単独で又は一部に使用して織編物等を作成し、良好な風合を発現させた衣料用素材とすることができる。一方、短繊維では衣料用ステープル、乾式不織布および湿式不織布等があり、衣料用のみならず各種リビング資材、産業資材等の非衣料用途にも好適に使用することができる。
以下に本発明の繊維および繊維集合体について具体的に実施例で説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。なお、実施例中の部及び%はことわりのない限り重量に関するものである。
<紡糸性>
以下の基準に従って紡糸性評価を行った。
◎:24時間の連続紡糸を行ったところ、紡糸時の断糸が何ら発生せず、しかも得られた該複合繊維には毛羽・ループが全く発生していないなど、紡糸性が極めて良好である
○:24時間の連続紡糸を行ったところ、紡糸時の断糸が1回以下の頻度で発生し、得られた該複合繊維に毛羽・ループが全く発生していないか、あるいは僅かに発生したものの、紡糸性がほぼ良好である
△:24時間の連続紡糸を行ったところ、紡糸時の断糸が3回まで発生し、紡糸性が不良である
×:24時間の連続紡糸を行ったところ、紡糸時の断糸が3回よりも多く発生し、紡糸性が極めて不良である
以下の基準に従って紡糸性評価を行った。
◎:24時間の連続紡糸を行ったところ、紡糸時の断糸が何ら発生せず、しかも得られた該複合繊維には毛羽・ループが全く発生していないなど、紡糸性が極めて良好である
○:24時間の連続紡糸を行ったところ、紡糸時の断糸が1回以下の頻度で発生し、得られた該複合繊維に毛羽・ループが全く発生していないか、あるいは僅かに発生したものの、紡糸性がほぼ良好である
△:24時間の連続紡糸を行ったところ、紡糸時の断糸が3回まで発生し、紡糸性が不良である
×:24時間の連続紡糸を行ったところ、紡糸時の断糸が3回よりも多く発生し、紡糸性が極めて不良である
<繊維繊度>
JIS L−1013の測定方法に準拠して測定した。
JIS L−1013の測定方法に準拠して測定した。
<繊維の異形度>
繊維の異形度繊維断面の光学顕微鏡写真を撮影し、下記式により測定、算出した。
異形度=R/L
(ただし、繊維断面においてLは隣り合う先端部A、Bを結ぶ線の長さABであり、Rは該隣り合う先端部の中間に位置する窪みDとDから線ABへの垂線の交点をCとした時の長さCDを示す。)
繊維の異形度繊維断面の光学顕微鏡写真を撮影し、下記式により測定、算出した。
異形度=R/L
(ただし、繊維断面においてLは隣り合う先端部A、Bを結ぶ線の長さABであり、Rは該隣り合う先端部の中間に位置する窪みDとDから線ABへの垂線の交点をCとした時の長さCDを示す。)
<繊維集合体の空隙率(%)>
ヤーンを3本引き揃え2500T/Mの下撚をかけ、それを3本合糸し、S400T/Mの上撚をかけた撚糸をミクロトームで切った繊維断面の光学顕微鏡写真を撮影した。該写真を拡大し、繊維と空隙部に切り分け、その重量比から下記式により空隙率を求めた。ただし、中空繊維等の中空部を有する繊維については中空部も空隙率として算術した。
空隙率(%)=〔(空隙部重量)/(繊維重量部+空隙部重量)〕×100
ヤーンを3本引き揃え2500T/Mの下撚をかけ、それを3本合糸し、S400T/Mの上撚をかけた撚糸をミクロトームで切った繊維断面の光学顕微鏡写真を撮影した。該写真を拡大し、繊維と空隙部に切り分け、その重量比から下記式により空隙率を求めた。ただし、中空繊維等の中空部を有する繊維については中空部も空隙率として算術した。
空隙率(%)=〔(空隙部重量)/(繊維重量部+空隙部重量)〕×100
<遮熱性評価>
(1)ΔT(℃)
繊維径を均一に調整し、得られた複合繊維を用いて目付け200g/m2の筒編地を精錬した後、レフランプを照射し、15分後の試料直下の温度を測定した。温度はタスコジャパン株式会社の貼付型センサーTNA−8Aを用いて測定した。
対照試料であるTiO2を0.05重量%含有するポリエチレンテレフタレート繊維に対しどの程度高い温度を示すかについて、温度差ΔT(℃)を測定した。
(2)反射率
繊維径を均一に調整し、得られた複合繊維を用いて目付け200g/m2の筒編地を精錬した後、以下に示す測定装置を使用して測定した。
分光反射率測定器:分光光度計 HITACHI U3400
(1)ΔT(℃)
繊維径を均一に調整し、得られた複合繊維を用いて目付け200g/m2の筒編地を精錬した後、レフランプを照射し、15分後の試料直下の温度を測定した。温度はタスコジャパン株式会社の貼付型センサーTNA−8Aを用いて測定した。
対照試料であるTiO2を0.05重量%含有するポリエチレンテレフタレート繊維に対しどの程度高い温度を示すかについて、温度差ΔT(℃)を測定した。
(2)反射率
繊維径を均一に調整し、得られた複合繊維を用いて目付け200g/m2の筒編地を精錬した後、以下に示す測定装置を使用して測定した。
分光反射率測定器:分光光度計 HITACHI U3400
<染色方法>
染 料:DiacrylBlack BSL-F 7%omf
分散助剤:Disper TL(明成化学工業社製) 1g/l
PH調整剤:ウルトラMTレベル 1g/l
浴 比: 1:50 温 度:130℃×40分
還元洗浄
ハイドロサルファイド 1g/l
アミラジン(第一工業製薬) 1g/l
NaOH 1g/l
浴 比: 1:30 温 度:80℃×120分
染 料:DiacrylBlack BSL-F 7%omf
分散助剤:Disper TL(明成化学工業社製) 1g/l
PH調整剤:ウルトラMTレベル 1g/l
浴 比: 1:50 温 度:130℃×40分
還元洗浄
ハイドロサルファイド 1g/l
アミラジン(第一工業製薬) 1g/l
NaOH 1g/l
浴 比: 1:30 温 度:80℃×120分
<発色性>
(染着濃度 K/S)
染色後サンプル編地の最大吸収波長における反射率Rを測定し、以下に示すKubelka―Munkの式から求めた。
分光反射率測定器:分光光度計 HITACHI
C−2000S Color Analyzer
K/S=(1−R)2/2R
(染着濃度 K/S)
染色後サンプル編地の最大吸収波長における反射率Rを測定し、以下に示すKubelka―Munkの式から求めた。
分光反射率測定器:分光光度計 HITACHI
C−2000S Color Analyzer
K/S=(1−R)2/2R
<異形度保持率(%)>
染色加工後の異形度は前記に記載の染色条件で染色処理し、還元洗浄後に異形度を測定した。染色加工前は未染色の異形度を測定した。
異形度保持率(%)=染色加工後の異形度/染色加工前の異形度×100
染色加工後の異形度は前記に記載の染色条件で染色処理し、還元洗浄後に異形度を測定した。染色加工前は未染色の異形度を測定した。
異形度保持率(%)=染色加工後の異形度/染色加工前の異形度×100
<防透性評価>
(繊維集合体の不透明度(%)測定)
単繊度3.5dtexの本発明の芯鞘型異形断面複合繊維を経糸および緯糸に用い、経糸38本/cm、緯糸28本/cmの筒編地を作製し、日立分光光度計(U−3400型)を用いて、この編地のL* を測定し、下記式により算出した。
不透明度(%)=(L* B /L* W )×100
L* B :黒素地に布帛(繊維集合体)を重ねた時のL* 値
L* W :白素地に布帛(繊維集合体)を重ねた時のL* 値
黒素地は黒色プラスチック板(L*値=12)、白素地は標準白板(L*値=100)を示す。
(繊維集合体の不透明度(%)測定)
単繊度3.5dtexの本発明の芯鞘型異形断面複合繊維を経糸および緯糸に用い、経糸38本/cm、緯糸28本/cmの筒編地を作製し、日立分光光度計(U−3400型)を用いて、この編地のL* を測定し、下記式により算出した。
不透明度(%)=(L* B /L* W )×100
L* B :黒素地に布帛(繊維集合体)を重ねた時のL* 値
L* W :白素地に布帛(繊維集合体)を重ねた時のL* 値
黒素地は黒色プラスチック板(L*値=12)、白素地は標準白板(L*値=100)を示す。
(実施例1)
芯成分に平均粒子径0.4μmの酸化チタン70重量%を含有するナイロン6(A成分)と鞘成分に二酸化ケイ素1.0重量%を含有するポリエチレンテレフタレート(B成分)の複合比率(質量比率)が10:90の条件で、孔数24個で断面形状が図1(ハ)のような5葉型の口金を用いて紡糸温度290℃、単孔吐出量=1.22g/分で紡出し、温度25℃、湿度60%の冷却風を0.4m/秒の速度で紡出糸条に吹付け糸条を60℃以下にした後、紡糸口金下方1.2mの位置に設置した長さ1.0m、入口ガイド系8mm、出口ガイド系10mm、内径30mmφチューブヒーター(内温185℃)に導入してチューブヒーター内で延伸した後、チューブヒーターから出てきた糸条にオイリングノズルで給油し2個の引き取りローラーを介して3500m/分の速度で捲取り、84T/24fの該複合繊維フィラメントを得た。本発明の製造方法で得られた繊維の結果を表1、2に示した。さらに上記製造方法で得られた複合繊維を用いた繊維集合体(筒編地)はΔT=−4.4℃と高い遮熱効果を示した。また防透性についても不透明度=96%と高い防透効果を示した。これら繊維集合体の評価結果についても表2に示した。
芯成分に平均粒子径0.4μmの酸化チタン70重量%を含有するナイロン6(A成分)と鞘成分に二酸化ケイ素1.0重量%を含有するポリエチレンテレフタレート(B成分)の複合比率(質量比率)が10:90の条件で、孔数24個で断面形状が図1(ハ)のような5葉型の口金を用いて紡糸温度290℃、単孔吐出量=1.22g/分で紡出し、温度25℃、湿度60%の冷却風を0.4m/秒の速度で紡出糸条に吹付け糸条を60℃以下にした後、紡糸口金下方1.2mの位置に設置した長さ1.0m、入口ガイド系8mm、出口ガイド系10mm、内径30mmφチューブヒーター(内温185℃)に導入してチューブヒーター内で延伸した後、チューブヒーターから出てきた糸条にオイリングノズルで給油し2個の引き取りローラーを介して3500m/分の速度で捲取り、84T/24fの該複合繊維フィラメントを得た。本発明の製造方法で得られた繊維の結果を表1、2に示した。さらに上記製造方法で得られた複合繊維を用いた繊維集合体(筒編地)はΔT=−4.4℃と高い遮熱効果を示した。また防透性についても不透明度=96%と高い防透効果を示した。これら繊維集合体の評価結果についても表2に示した。
(実施例2〜10)
次に、A成分及びB成分のポリマー、A成分及びB成分の添加粒子、含有量、粒径を変更した以外は実施例1と同様の手法で紡糸して84T/24fの該複合繊維フィラメントを得た。得られた繊維の物性を表1、2に示した。さらにこれら複合繊維を用いた繊維集合体(筒編地)はいずれも優れた遮熱性及び防透性を示し、何ら問題のない品質であった。これら繊維集合体の評価結果についても表2に示した。
次に、A成分及びB成分のポリマー、A成分及びB成分の添加粒子、含有量、粒径を変更した以外は実施例1と同様の手法で紡糸して84T/24fの該複合繊維フィラメントを得た。得られた繊維の物性を表1、2に示した。さらにこれら複合繊維を用いた繊維集合体(筒編地)はいずれも優れた遮熱性及び防透性を示し、何ら問題のない品質であった。これら繊維集合体の評価結果についても表2に示した。
(実施例11〜12)
該複合繊維の芯鞘比率を変更した以外は実施例1と同様の手法で紡糸して84T/24fの複合繊維フィラメントを得た。得られた繊維の物性を表1、2に示した。さらにこれら複合繊維を用いた繊維集合体(筒編地)はいずれも優れた遮熱性及び防透性を示し、何ら問題のない品質であった。これら繊維集合体の評価結果についても表2に示した。
該複合繊維の芯鞘比率を変更した以外は実施例1と同様の手法で紡糸して84T/24fの複合繊維フィラメントを得た。得られた繊維の物性を表1、2に示した。さらにこれら複合繊維を用いた繊維集合体(筒編地)はいずれも優れた遮熱性及び防透性を示し、何ら問題のない品質であった。これら繊維集合体の評価結果についても表2に示した。
(比較例1〜8)
A成分及びB成分のポリマー、A成分及びB成分の添加粒子、含有量、粒径を変更した以外は実施例1と同様の手法で紡糸して84T/24fの該複合繊維フィラメントを得た。得られた繊維および繊維集合体の物性を表1、2に示した。
A成分及びB成分のポリマー、A成分及びB成分の添加粒子、含有量、粒径を変更した以外は実施例1と同様の手法で紡糸して84T/24fの該複合繊維フィラメントを得た。得られた繊維および繊維集合体の物性を表1、2に示した。
比較例1では芯成分に含有する酸化チタンが0%であるため、防透効果及び遮熱効果を得ることができなかった。また、比較例2では酸化チタンの含有量が80重量%と多すぎるため、紡糸時の曳糸性が極端に悪化し、紡糸が不可能であった。
比較例3では、鞘成分に含有する二酸化ケイ素が0%であるため、紡糸―延伸の1−stepで繊維を得ることができなかった。また、比較例4では二酸化ケイ素の含有量が15重量%と多すぎるため、紡糸時の曳糸性が極端に悪化し、紡糸が不可能であった。
比較例5では、鞘成分に酸化チタンを含有しているため、良好な防透効果及び遮熱効果を示したが、発色性の劣るものとなった。
比較例6では、芯成分に含有する二酸化ケイ素が本発明の太陽光遮蔽物質に該当しないため、遮熱効果の劣るものとなった。
比較例7では芯成分に含有する光遮蔽性を有する無機微粒子の粒径が0.5μmより大きいものであるため、紡糸時の曳糸性が極端に悪化したうえに、防透性、遮熱性を得ることができなかった。
比較例8では繊維断面形状が丸断面であるため、得られた繊維集合体は空隙率が劣る結果となった。また、本発明の芯鞘型異形断面複合繊維からなる繊維集合体に比べ防透効果及び遮熱効果も劣る結果となった。
本発明により得られる複合繊維は、可視光および赤外線の波長(380〜3000nm)において高い反射率を有しているため、防透性および遮熱性に優れた性能を有している。また従来のポリエステル繊維と同程度の発色性を有しているので、衣料全般に適している。
Claims (5)
- 芯成分が平均粒子径0.5μm以下の太陽光遮蔽物質を8重量%以上70重量%以下含有する熱可塑性重合体(A成分)、鞘成分が前記太陽光遮蔽物質よりも平均粒子径が小さく、発色性を維持できる遮熱性微粒子を0.5重量%以上10重量%以下含有するポリエステル系重合体(B成分)であり、かつ芯成分と鞘成分との質量比率が5:95〜20:80である芯鞘型異形断面複合繊維。
- 繊維の断面形状が葉状である請求項1記載の芯鞘型異形断面複合繊維。
- 葉数が3〜10の葉状断面である請求項1または2に記載の芯鞘型異形断面複合繊維。
- 繊維断面の異形度が0.05〜0.80の範囲である請求項1〜3のいずれかに記載の芯鞘型異形断面複合繊維。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の芯鞘型異形断面複合繊維からなる繊維集合体であって、可視光および赤外線の波長(380〜3000nm)における反射率が70%以上、不透明度が85%以上であり、かつ空隙率が20〜60%であることを特徴とする繊維集合体。
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JP2013051224A JP2014177716A (ja) | 2013-03-14 | 2013-03-14 | 遮熱性及び防透性に優れた芯鞘型異形断面複合繊維 |
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- 2013-03-14 JP JP2013051224A patent/JP2014177716A/ja active Pending
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