JP2020192749A - 印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】印刷枚数を増加させる。【解決手段】ロールされたマスタ21を引出し、ジョブに基づいて引き出したマスタ21を製版し、製版されたマスタ21をドラムに巻装し、巻装されたドラムに用紙を押圧することにより印刷する製版印刷処理を実行する孔版印刷装置であって、ジョブを記憶する記憶部93と、記憶部93に記憶されたジョブのうち、印刷枚数の多いジョブを優先して製版印刷処理を実行する制御手段95と、を備える。【選択図】図2
Description
本発明は、製版印刷処理を実行する印刷装置に関する。
従来、孔版印刷装置は、ロールされた長尺状のマスタを引出し、受け付けたジョブに基づいて引き出したマスタを製版し、この製版されたマスタをドラムに巻装する。そして、巻装されたドラムを回転させながら用紙を給紙し、ドラム外周面のインク開孔領域からインクを押し出しながら給紙された用紙をプレスロールによりドラムに押圧することにより印刷する。
このような孔版印刷装置において、ロールされたマスタの残量が少ないときに多数のジョブを受け付けるとマスタがなくなってしまい、ジョブを中断したり、残りのジョブを実行できなくなってしまう場合がある。
特許文献1では、トナー残量が少ない際には、ジョブを所定の時間保留して、その間に保留しているジョブの中から最も印刷枚数の少ないジョブを選択して出力する画像形成装置に関する技術が開示されている。
特許文献2には、製版すべき版数を認識し、マスタロールの残量を検出し、認識された製版すべき版数と検出されたマスタロールの残量とを表示する孔版印刷装置に関する技術が開示されている。
ここで、孔版印刷装置は、上述したように製版されたマスタを用いて印刷するので、レーザープリンタやインクジェットプリンタなどの他の印刷装置と比較して、同一の印刷物を大量印刷する場合には1枚当たりの印刷コストを低減することができるので印刷効率がよい。
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置では、残量が少ない場合に最も印刷枚数の少ないジョブを選択して出力する。そのため、この技術を孔版印刷装置に適用すると、マスタの残量が少ない場合にマスタを非効率的に消費してしまうので、印刷枚数がむしろ少なくなってしまう。
また、特許文献2に記載の孔版印刷装置では、製版すべき版数とマスタロールの残量とを表示するが、印刷枚数を増加させることは困難であった。
本発明は前記事情に鑑みなされたものであり、本発明の目的は、印刷枚数を増加させることができる印刷装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る印刷装置の特徴は、
製版印刷処理を実行する印刷装置であって、
ジョブを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されたジョブのうち、印刷枚数の多いジョブを優先して前記製版印刷処理を実行する制御手段と、
を備えたことにある。
製版印刷処理を実行する印刷装置であって、
ジョブを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されたジョブのうち、印刷枚数の多いジョブを優先して前記製版印刷処理を実行する制御手段と、
を備えたことにある。
本発明に係る印刷装置の特徴によれば、印刷枚数を増加させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。各図面を通じて同一若しくは同等の部位や構成要素には、同一若しくは同等の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
また、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置等を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
図1は、本発明の実施形態である孔版印刷装置のハードウェア構成を示す機器構成図である。
図1に示すように、孔版印刷装置1は、製版部2と、印刷部3と、給紙部4と、排紙部5及び排版部6とを備えている。
製版部2は、ロールされた長尺状のマスタ21を収容する収容部22と、この収容部22の搬送下流に配置されたサーマルヘッド23と、このサーマルヘッド23の対向位置に配置されたプラテンロール24と、このプラテンロール24及びサーマルヘッド23の搬送下流に配置された一対のマスタ送りロール25と、プラテンロール24及びマスタ送りロール25を回転駆動させるライトパルスモータ26と、一対のマスタ送りロール25の搬送下流に配置されたマスタカッタ27と、マスタ21の残量を検出する残量センサ28とを有する。
そして、製版部2は、プラテンロール24とマスタ送りロール25の回転により長尺状のマスタ21を搬送し、受信したジョブに含まれる画像データに基づき、サーマルヘッド23の各点状発熱体が選択的に発熱動作することによりマスタ21に感熱穿孔して製版し、この製版されたマスタ21をマスタカッタ27で切断して所定長さのマスタ21を作製する。
また、マスタ21には、残量が少し(例えば、残り1回分の製版しかできない量)であることを示すマーカが印刷されており、マスタ21を搬送中に残量センサ28がマーカを検出することにより、マスタ21の残量を把握することができる。
印刷部3は、メインモータ31の駆動力によって図1の矢印A方向に回転するドラム32と、このドラム32の外周面に設けられ、マスタ21の先端をクランプするマスタクランプ部33とを備えている。ドラム32の外周面には、ドラム32内部からインクを押し出すために多孔構造によるインク透過性の部材で構成されたインク開孔部が設けられている。
また、印刷部3は、ドラム32の外周面にマスタ21が着版されているか否かを検出するマスタ確認センサ34と、ドラム32の基準位置を検出する基準位置検出センサ35と、メインモータ31の回転に応じて所定の周期でパルス信号を出力するロータリエンコーダ36とを有する。基準位置検出センサ35の検出出力(基準位置パルス信号)を基にロータリエンコーダ36の出力パルス信号を検出することによってドラム32の回転角度を算出することができるようになっている。
さらに、印刷部3は、ドラム32の下方位置に配置されたプレスロール37を有し、このプレスロール37はソレノイド部38の駆動力によってドラム32の外周面に押圧する押圧位置と、ドラム32の外周面から離間する待機位置との間で変移可能に構成されている。プレスロール37は、給紙部4からの給紙動作に同期して待機位置から押圧位置に変移され、用紙41がドラム32の下部を通過する際のみ押圧位置に位置され、それ以外の時には待機位置に位置されるようになっている。
製版部2から搬送されるマスタ21の先端をマスタクランプ部33でクランプし、このクランプした状態でドラム32が回転されてマスタ21がドラム32の外周面に着版される。そして、ドラム32の回転に同期して給紙部4より給紙される用紙41をプレスロール37でドラム32に巻装されたマスタ21に押圧することによって、ドラム内のインクが、ドラム32の外周面に設けられたインク開孔部を介してマスタ21の穿孔から用紙41に転写されて画像が印刷されるようになっている。
給紙部4は、用紙41が積層される給紙台42と、この給紙台42から最上位置の用紙41のみを搬送させる1次給紙ロール43,44と、1次給紙ロール43,44によって搬送された用紙41をドラム32の回転に同期してドラム32とプレスロール37間に搬送する一対の2次給紙ロール45とを備えている。
1次給紙ロール43,44には給紙クラッチ47を介してメインモータ31の回転が選択的に伝達されるように構成されている。
排紙部5は、印刷された用紙41をドラム32から分離する用紙分離爪51と、この用紙分離爪51によりドラム32から離間された用紙41を搬送する排紙ベルト52と、排紙ベルト52により排紙される用紙41が載置される排紙台54とを有する。
排版部6は、ドラム32の外周面よりクランプ解除されたマスタ21の先端を導き、この導いた使用済みのマスタ21をドラム32より引き剥がしながら搬送する排版搬送手段61と、この排版搬送手段61により搬送されて来るマスタ21を収納する排版ボックス62と、排版搬送手段61により排版ボックス62内に搬送されて来たマスタ21を排版ボックス62の奥に押し込む排版圧縮部材63とを有する。
図2は、本発明の実施形態である孔版印刷装置1の機能構成図である。
図2に示すように、孔版印刷装置1は、操作パネル8と、制御ユニット9とを備えている。
操作パネル8は、例えば、タッチパネルと、このタッチパネルの裏面に配置され、各種表示画面を表示する液晶表示パネル(いずれも図示せず)とを有している。ユーザは、液晶表示パネルの表示画面を見ながら、タッチパネルの表面を指などでタッチ操作することで、表示画面で各種操作を行うことができる。
図3は、操作パネル8において、製版印刷処理を設定する製版印刷設定画面の一例を示した図である。
図3に示すように、製版印刷設定画面には、ユーザがタッチ操作できるボタン801〜806が表示されている。この製版印刷設定画面から、ボタン803〜806のうちいずれかを選択操作されることにより、マスタ残量が少なくなった場合に選択された動作が実行されることになる。
具体的には、設定内容を確定するためのボタン801と、設定内容を取り消すためのボタン802と、すぐに製版印刷するためのボタン803と、製版印刷しないことを指示するためのボタン804と、他印刷装置にて印刷させるためのボタン805と、所定時間経過後に製版印刷するためのボタン806とが製版印刷設定画面に設けられている。そして、ユーザがボタン803〜806のうちいずれかのボタンを選択操作した後、ボタン801を押下操作することにより、選択操作したボタン803〜806に対応する動作が設定される。この動作設定は記憶部93に記憶される。
制御ユニット9は、CPUなどの演算処理部やメモリなどで構成されており、孔版印刷装置1の全体を制御する。また、制御ユニット9は、その機能上、マスタ残量取得手段91と、ジョブ受信手段92と、記憶部93と、判定手段94と、制御手段95とを備える。
マスタ残量取得手段91は、残量センサ28によりマスタ21が所定の残量以下となったことを検出すると検出信号を受信する。また、マスタ残量取得手段91は、マスタ21の全長が予め入力されている場合、制御手段95により製版に使用されたマスタ21の長さを受信することにより、マスタ21の全長から使用されたマスタ21の長さを減算することにより、残量を算出することもできる。
ジョブ受信手段92は、ユーザが使用する端末装置からジョブを受信する。なお、ここでの通信は、例えば、イントラネット(企業内ネットワーク)や家庭内ネットワーク等を含むとともに、有線通信と無線通信との何れであってもよい。また、受信するジョブには製版印刷するための画像データが含まれている。
記憶部93は、ジョブ受信手段92により受信されたジョブを記憶する。
判定手段94は、ジョブ受信手段92により受信されたジョブの印刷枚数が所定枚数以下か否かを判定する。所定枚数を超える場合には、1版のマスタ21で同一の印刷物を大量印刷することになり、印刷コストの面から効率が良いと判定する。一方、所定枚数以下の場合には、効率が悪いと判定する。この場合には、後述するように制御手段95によりユーザの設定に従って製版印刷処理を実行する。
制御手段95は、マスタ残量取得手段91により取得されたマスタの残量が所定の閾値以下であり、かつ、記憶部93に記憶されたジョブに、判定手段94の判定により印刷枚数が所定枚数以下であるジョブが含まれている場合に、製版印刷設定画面において選択操作されたボタン803〜806が選択操作されることにより設定された動作を実行する。
例えば、ボタン803が選択操作されていた場合、制御手段95は、印刷枚数にかかわらず受信したジョブに基づいて直ちに製版印刷処理を実行する。ボタン804が選択操作されていた場合、制御手段95は、製版印刷処理を実行せずに中止とする。ボタン805が選択操作されていた場合、制御手段95は、図示しないネットワークを介して接続されたレーザープリンタやインクジェットプリンタなどの他の印刷装置にジョブを送信し、他の印刷装置にて印刷を実行させる。ボタン806が選択操作されていた場合、制御手段95は、所定時間経過後に、マスタの有効使用モード、即ち、所定枚数以下であるジョブのうち印刷枚数の多いジョブを優先して製版印刷処理を実行する。具体的には、制御手段95は、製版部2と、印刷部3と、給紙部4と、排紙部5及び排版部6とを制御し、記憶部93に記憶されたジョブのうち、印刷枚数の多いジョブから順に製版印刷処理を実行する。
図4は、本発明の実施形態である孔版印刷装置1における製版印刷処理のタイミングを示した説明図である。ここでは、製版印刷設定画面においてボタン806が選択操作されていた、すなわち、「所定時間経過後に製版印刷する」が設定されている場合における動作について説明している。なお、ジョブAの印刷枚数は100枚、ジョブBの印刷枚数は1000枚、ジョブCの印刷枚数は1500枚であるとする。
図4に示すように、t1時点にジョブAを受信すると、孔版印刷装置1は、ジョブAを記憶部93に記憶した後、所定時間Tが経過するまで製版印刷処理を実行することなく待機している。その間(所定時間Tの間)、t2時点において、ジョブBを受信し記憶部93に記憶している。
そして、所定時間Tが経過したt3時点において、制御手段95は、記憶部93に記憶されているジョブAおよびジョブBの印刷枚数を比較し、印刷枚数の多いジョブBに基づいて製版印刷処理を実行する。
その後、ジョブBの実行中であるt4時点にジョブCを受信し記憶部93に記憶している。
そして、t5時点において、ジョブBの製版印刷処理が終了するので、t5時点において、制御手段95は、記憶部93に記憶されているジョブAおよびジョブCの印刷枚数を比較し、印刷枚数の多いジョブCに基づいて製版印刷処理を実行する。
そして、t6時点において、ジョブBの製版印刷処理が終了する。t6時点では、記憶部93にはジョブAのみ記憶されているので、制御手段95は、記憶部93に記憶されているジョブAに基づいて製版印刷処理を実行し、t7時点でジョブCの製版印刷処理を終了する。
このように、制御手段95は、「所定時間経過後に製版印刷する」が設定されている場合、所定時間経過後に、所定枚数以下であるジョブのうち印刷枚数の多いジョブを優先して製版印刷処理を実行するので、極力マスタを効率良く使用して製版印刷処理を実行することができる。これにより、1版当たりの印刷枚数を最大化することができるので、結果的に、孔版印刷装置1で印刷する印刷枚数を最大限増加させることができる。
図5は、本発明の実施形態である孔版印刷装置1における処理内容を示したフローチャートである。
図5に示すように、ジョブを受信すると(ステップS101;YES)、制御手段95は、マスタ残量取得手段91により取得されたマスタ21の残量が所定の閾値以下か否かを判定する(ステップS103)。
マスタ残量取得手段91により取得されたマスタ21の残量が所定の閾値以下である場合(ステップS103;YES)、判定手段94は、サプライ在庫管理機能が有効か否かを判定する(ステップS105)。ここでサプライ在庫管理機能とは、マスタ21やインクなどのサプライの在庫を管理する機能のことである。サプライ在庫管理機能が有効の場合、交換用のマスタ21の在庫を管理しているので、マスタ21の在庫が多いか少ないかを判定することができる。
そこで、サプライ在庫管理機能が有効の場合(ステップS105;YES)、判定手段94は、在庫のマスタ21の残り本数が所定本数以下か否かを判定する(ステップS107)。
在庫のマスタ21の残り本数が所定本数を超えている場合(ステップS107;NO)、マスタ21の在庫が多く、孔版印刷装置1に収容されているマスタ21がなくなった場合であっても、直ちに交換することで問題なく製版印刷処理を継続することが可能である。そこで、制御手段95は、処理をステップS113へ移行する。
一方、在庫のマスタ21の残り本数が所定本数以下の場合(ステップS107;YES)、マスタ21の在庫が少ないのでマスタ21を効率良く使用した方が好ましい。また、サプライ在庫管理機能が有効でない場合(ステップS105;NO)も、マスタ21の在庫が多いか少ないか不明であるので、マスタ21を効率良く使用した方が好ましい。そこで、判定手段94は、まず、ジョブの印刷枚数が所定の枚数以下か否かを判定する(ステップS109)。ここで、所定枚数とは、大量印刷するためのジョブか否かを判定するために設けられる枚数であり、例えば、1000枚などと予め設定されている。
ジョブの印刷枚数が所定の枚数を超えている場合(ステップS109;NO)、このジョブに基づいて製版印刷処理を実行することでマスタ21の使用効率の良い製版印刷が可能であるので、制御手段95は、処理をステップS113へ移行する。
一方、ジョブの印刷枚数が所定の枚数以下の場合(ステップS109;YES)、大量印刷のジョブではないということであるので、制御手段95は、記憶部93に記憶された動作設定を読み込むことにより、製版印刷設定画面においていずれの動作が設定されているかを判定する(ステップS111)。
ステップS111において、「すぐに製版印刷する」が設定されている場合(ステップS111;「すぐに製版印刷する」)、制御手段95は、製版印刷処理を実行する(ステップS113)。
ステップS111において、「製版印刷しない」が設定されている場合(ステップS111;「製版印刷しない」)、制御手段95は、製版印刷処理を実行せずに中止とする(ステップS115)。
ステップS111において、「他印刷装置へ出力」が設定されている場合(ステップS111;「他印刷装置へ出力」)、制御手段95は、図示しないネットワークを介して接続されたレーザープリンタやインクジェットプリンタなどの他の印刷装置にジョブを送信し、他の印刷装置にて印刷を実行させる(ステップS117)。
ステップS111において、「所定時間経過後に製版印刷する」が設定されている場合(ステップS111;「所定時間経過後に製版印刷する」)、制御手段95は、マスタの有効使用モード、即ち、所定時間経過後に、所定枚数以下であるジョブのうち印刷枚数の多いジョブを優先して製版印刷処理を実行する(ステップS119)。
図6は、本発明の実施形態である孔版印刷装置1において、「所定時間経過後に製版印刷する」が設定されている場合、即ち、有効使用モードが設定されている場合における処理内容を示したフローチャートである。
図6に示すように、所定時間が経過すると(ステップS201;YES)、制御手段95は、記憶部93に記憶されたジョブの中から、最も印刷枚数の多いジョブを抽出する(ステップS203)。
制御手段95は、抽出したジョブに基づいて製版印刷処理を実行する(ステップS205)。
そして、製版印刷処理が終了すると(ステップS207;YES)、孔版印刷装置1に収容されているマスタ21がなくなったか否かを判定する(ステップS209)。具体的には、制御手段95は、残量センサ28の検出によりマスタ21の残量がゼロになったか否かを判定する。
マスタ21がなくなったと判定された場合(ステップS209;YES)、制御手段95は、操作パネル8上に、例えば、「マスタがなくなりました。交換してください。」などのメッセージを表示させる(ステップS211)。
一方、マスタ21はなくなっていないと判定された場合(ステップS209;NO)、記憶部93に記憶されたジョブがあるか否かを判定する(ステップS213)。
記憶部93に記憶されたジョブがある場合(ステップS213;YES)、制御手段95は、処理をステップS203へ移行し、記憶部93に記憶されたジョブがない場合(ステップS213;NO)、制御手段95は、処理を終了する。
以上のように、本発明の実施形態である孔版印刷装置1によれば、記憶部93に記憶されたジョブのうち、印刷枚数の多いジョブを優先して製版印刷処理を実行する。
そのため、1版当たりの印刷枚数を最大化することができるので、結果的に、孔版印刷装置1で印刷する印刷枚数を最大限増加させることができる。
なお、本実施形態では、ロールされたマスタ21を引出し、ジョブに基づいて引き出したマスタ21を製版し、製版されたマスタ21をドラム32に巻装し、巻装されたドラム32に用紙41を押圧することにより印刷する製版印刷処理を実行する孔版印刷装置1を例に挙げて説明したが、これに限らない。
例えば、マスタ21はロール状ではない枚葉マスタであってもよいし、ドラムを用いた輪転式ではなく平板を用いた平圧式であってもよい。また、孔版印刷方式に限らず、凸版印刷方式であってもよく、版を用いて印刷する様々な方式の印刷装置に適用できる。
(付記)
本出願は、以下の発明を開示する。
本出願は、以下の発明を開示する。
(付記1)
製版印刷処理を実行する印刷装置であって、
ジョブを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されたジョブのうち、印刷枚数の多いジョブを優先して前記製版印刷処理を実行する制御手段と、
を備えたことを特徴とする印刷装置。
製版印刷処理を実行する印刷装置であって、
ジョブを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されたジョブのうち、印刷枚数の多いジョブを優先して前記製版印刷処理を実行する制御手段と、
を備えたことを特徴とする印刷装置。
これにより、1版当たりの印刷枚数を最大化することができるので、結果的に、印刷装置で印刷する印刷枚数を最大限増加させることができる。
(付記2)
前記制御手段は、
マスタの残量が所定の閾値以下となった場合に、前記記憶手段に記憶されたジョブのうち、印刷枚数の多いジョブを優先して前記製版印刷処理を実行する
ことを特徴とする付記1記載の印刷装置。
前記制御手段は、
マスタの残量が所定の閾値以下となった場合に、前記記憶手段に記憶されたジョブのうち、印刷枚数の多いジョブを優先して前記製版印刷処理を実行する
ことを特徴とする付記1記載の印刷装置。
これにより、マスタの残量が少なくなった場合に、マスタを有効使用して製版印刷処理を実行することができるので、マスタを使い切ってしまうまでの間により多くの印刷を行うことができる。
(付記3)
前記制御手段は、
前記記憶手段に記憶されたジョブに、印刷枚数が所定枚数以下であるジョブが含まれている場合に、前記所定枚数以下であるジョブのうち印刷枚数の多いジョブを優先して前記製版印刷処理を実行する
ことを特徴とする付記1または2記載の印刷装置。
前記制御手段は、
前記記憶手段に記憶されたジョブに、印刷枚数が所定枚数以下であるジョブが含まれている場合に、前記所定枚数以下であるジョブのうち印刷枚数の多いジョブを優先して前記製版印刷処理を実行する
ことを特徴とする付記1または2記載の印刷装置。
これにより、印刷枚数が所定枚数以下であるジョブが含まれている場合について、印刷枚数の多いジョブを優先して製版印刷処理を実行するか否かをユーザ設定、すなわちユーザの嗜好を反映して決定することができる。
1 孔版印刷装置
2 製版部
3 印刷部
4 給紙部
5 排紙部
6 排版部
8 操作パネル
9 制御ユニット
21 マスタ
22 収容部
23 サーマルヘッド
24 プラテンロール
25 マスタ送りロール
26 ライトパルスモータ
27 マスタカッタ
28 残量センサ
91 マスタ残量取得手段
92 ジョブ受信手段
93 記憶部
94 判定手段
95 制御手段
2 製版部
3 印刷部
4 給紙部
5 排紙部
6 排版部
8 操作パネル
9 制御ユニット
21 マスタ
22 収容部
23 サーマルヘッド
24 プラテンロール
25 マスタ送りロール
26 ライトパルスモータ
27 マスタカッタ
28 残量センサ
91 マスタ残量取得手段
92 ジョブ受信手段
93 記憶部
94 判定手段
95 制御手段
Claims (3)
- 製版印刷処理を実行する印刷装置であって、
ジョブを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されたジョブのうち、印刷枚数の多いジョブを優先して前記製版印刷処理を実行する制御手段と、
を備えたことを特徴とする印刷装置。 - 前記制御手段は、
マスタの残量が所定の閾値以下となった場合に、前記記憶手段に記憶されたジョブのうち、印刷枚数の多いジョブを優先して前記製版印刷処理を実行する
ことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。 - 前記制御手段は、
前記記憶手段に記憶されたジョブに、印刷枚数が所定枚数以下であるジョブが含まれている場合に、前記所定枚数以下であるジョブのうち印刷枚数の多いジョブを優先して前記製版印刷処理を実行する
ことを特徴とする請求項1または2記載の印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019100219A JP2020192749A (ja) | 2019-05-29 | 2019-05-29 | 印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019100219A JP2020192749A (ja) | 2019-05-29 | 2019-05-29 | 印刷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020192749A true JP2020192749A (ja) | 2020-12-03 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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