JP2020191073A - 商品提供システム - Google Patents

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Abstract

【課題】顧客にとってより利便性の高いネットスーパーのサービスを提供すること。【解決手段】顧客管理部101は、事業所Jの管理場所のうち商品Pの配送先Hと、事業所Jに属する顧客Cとを含む情報を、1以上の事業所Jに管理する。配送先受付部102は、顧客管理部101により管理されている事業所Jにより指定された配送先Hを含む複数の配送先Hの中から、事業所Jに属する顧客Cにより指定された1以上の配送先Hを受付ける。商品管理部103は、顧客Cに提供し得る商品Pの商品情報を管理する。提示部104は、商品管理部103により管理されている商品Pのうち、配送先受付部102により受付けられた1以上の配送先Hに配送可能な1以上の商品Pの夫々を、顧客Cに提示する。【選択図】図6

Description

本発明は、商品提供システムに関する。
近年、商品の提供(販売)手法として、EC(Electronic Commerce)サイトが多くの人々に利用されている(特許文献1及び2参照)。
このようなECサイトには、スーパーマーケットが運営主体となるサイト、即ち「ネットスーパー」のサイトも含まれる。
特開2018−181372号公報 特開2002−24652号公報
近年、生鮮食品も商品として提供されるネットスーパーの利便性の向上が要望されているが、特許文献1及び2に記載の従来技術を単に適用しても、このような要望に応えることができない状況である。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、顧客にとってより利便性の高いネットスーパーを実現化させることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の商品提供システムは、
所定団体の管理場所のうち商品の配送先として指定されている場所と、当該所定団体に属する商品の購入者とを含む情報を、1以上の団体毎に管理する第1管理手段と、
前記第1管理手段により管理されている前記所定団体により指定された前記配送先を含む複数の配送先の中から、当該所定団体に属する前記購入者により指定された1以上の配送先を受付ける第1受付手段と、
前記購入者に提供し得る商品に関する情報を管理する第2管理手段と、
前記第2管理手段により管理されている前記商品のうち、前記第1受付手段により受付けられた前記1以上の配送先に配送可能な1以上の商品の夫々を、前記購入者に提示する提示手段と、
を備える。
本発明によれば、顧客にとってより利便性の高いネットスーパーを実現化することができる。
本発明の一実施形態にかかる情報処理装置を含む商品提供システムにより実現可能なサービスの一例の概要を示す図である。 本サービスを利用する顧客により操作される顧客端末に表示される操作画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる管理サーバを含む商品提供システムの構成を示す図である。 図3の管理サーバと、事業所端末、顧客端末、店舗端末、ドライバー端末、HCサーバ、Drugサーバ、SMサーバ、及び外部サーバの夫々との関係を示す図である。 図3及び図4に示す商品提供システムのうち管理サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図5の管理サーバ1の機能的構成のうち、ネットスーパー管理処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 顧客端末に表示される情報の具体例を示す図である。 顧客端末に表示される情報の具体例を示す図である。 顧客端末に表示される情報の具体例を示す図である。 顧客端末に表示される代替商品選択画面の具体例を示す図である。 ピッキングリストの具体例を示す図である。 ピッキングにおける欠品登録画面、及び欠品取消画面の具体例を示す図である。 欠品処理の流れを示すフローチャートである。 ドライバーアプリの具体例を示す図である。 ドライバーアプリの具体例を示す図である。 ドライバーアプリの具体例を示す図である。 ドライバーアプリの具体例を示す図である。 注文明細画面の具体例を示す図である。 配送担当者移動機能の具体例を示す図である。 ピッキングの完了から配送が完了するまでの流れを示すフローチャートである。 在庫管理がされていない商品の在庫変動の具体例を示すフローチャートである。 ネットスーパーにおける商品の価格遷移図である。 生鮮食品がピッキングされてから配送されるまでの具体的なフローを説明する図である。 生鮮食品を顧客毎にパッキングするまでの処理を行う拠点のレイアウト例を示す模式図である。 パッキング用保冷バッグの構成の検討に係る実験条件を示した模式図である。 パッキング用保冷バッグの構成の検討に係る実験条件を示した模式図であって図25とは別の図である。 パッキング用保冷バッグの構成の検討に係る実験結果を示した図である。 顧客端末に表示される商品のキャンセル画面の具体例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
まず図1及び図2を参照して、本発明が適用される商品提供システム(後述する図3及び図4参照)の適用対象となるサービスの概要について説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる情報処理装置を含む商品提供システムにより実現可能なサービスの一例(以下、「本サービス」と呼ぶ)の概要を示す図である。
本サービスは、サービス提供者(後述の図4のサービス提供者G)により提供されるサービスの一例である。本サービスでは、実際のスーパーマーケットの店舗T(以下、「実店舗T」と呼ぶ)で販売されている商品が、実店舗Tから離間した事業者Jに勤務等の目的で所在する顧客Cにより、スマートフォン等の端末(後述の図4等の顧客端末3)を用いて購入される。そして、そのようにして購入された商品は、当該事業所J内の配送先Hに配送されて、当該顧客Cに引き渡される。
ここで、「商品」とは、ネットスーパーで購入可能な商品のことをいう。具体的には例えば、スーパーマーケット等の実店舗Tで販売されている商品のみならず、当該実店舗Tに隣接したホームセンターやドラッグストア等の店舗で販売されている各種商品も、「商品」に該当する。換言すると、実店舗Tのみならずその近隣の店舗で販売されている商品も、ネットスーパーを利用する顧客Cはまとめて購入することができる。即ち、顧客Cは、1回の精算で複数の店舗で提供されている商品を購入することができる。
本サービスにおけるネットスーパーは、インターネット上に存在するが、実店舗T毎に紐付けられたネットスーパーである。このため、ネットスーパーで取り扱われている商品及びその金額は、実店舗Tで取り扱われている商品及びその金額との同期(連携)が図られる。
このように、実店舗T毎にネットスーパーが存在することで、地域の特徴を活かした店舗づくり、調達のし易さ、価格を連携させ易い、特別な配送センターを設ける必要がない等の面でメリットがある。
図1の左方における事業所Jは、同図右方の実店舗Tに対応付けられたネットスーパーの配送先H(例えば職場がある部屋等)を有している。ここで、事業者Jの代表者Rは、事業所端末2を操作するものとする。また、顧客Cは、事業所Jの配送先Hに、勤務等の目的で所在し、スマートフォン等の顧客端末3を操作するものとする。
一方、図1の右端の実店舗Tには、店員EとドライバーDとが存在する。店員Eは店舗端末4を操作する。ドライバーDは、商品Pの配送をするに際し、ドライバー端末5を操作する。
本サービスでは、先ず、顧客Cによるネットスーパーの利用が行われる前に、ステップS1乃至S5の処理が行われる。
その後、ネットスーパーの利用に関する処理として、ステップS6乃至S12の処理が行われる。
なお、本サービスにおいて、ステップS1乃至ステップS6の処理は顧客側(代表者R及び顧客C)で行われ、ステップS7乃至S12の処理は店舗側で行われる。
具体的には例えば、ステップS1において、事業所Jの代表者Rは、事業所端末2を操作して、事業所登録用WebサイトLPにアクセスして、事業所Jの登録(事業所登録)を行う。事業所Jの登録を行うことで、はじめて事業所Jの配送先Hに商品Pの配送が可能になる。即ち、事業所Jに所在する顧客Cは、ネットスーパーを利用することが可能になる。
より具体的には例えば、事業所登録が新規で行われると、仮登録がなされ、その後本サービスによる承認がなされると、本サービスへのログインを可能とするID等のアカウントが事業所J毎に発行される。発行されたアカウントにより事業所端末2からアクセスできる図示せぬマイページでは、配送先Hの登録や、顧客Cの管理等を行うことができる。
ここで、「事業所登録用WebサイトLP」とは、ネットスーパーを利用するために必要となる事業所登録、及びログインを行うためのWebサイトである。
事業所登録用WebサイトLPの利用者は特に限定されないが、本実施形態では、事業所登録を行う事業所Jの代表者Rのみが事業所登録用WebサイトLPを利用することができ、顧客Cは事業所登録用WebサイトLPを利用することができないものとする。
代表者Rは、事業所登録用WebサイトLPを利用することで、社内配布用のリーフレット(PDFファイル)等をダウンロードすることもできる。これにより、代表者Rは、事業所Jに属する1以上の従業者等(即ち顧客Cの候補)に対し、本サービスを紹介することができる。
事業所登録用WebサイトLPの図示せぬトップページには、ネットスーパーの紹介とともに、ログイン操作又は新規で事業所登録を行うための入力欄が設けられている。代表者Rは、このトップページからログイン操作又は新規で事業所登録を行う。
事業所登録用WebサイトLPから新規で事業所登録を行う場合、対象となる事業所Jに、1以上の配送先Hが紐付けられて登録される。具体的には例えば、○○株式会社を事業所Jとする事業所登録が行われる場合には、△△営業所や□□営業所といった配送先Hが紐付けられて登録される。
また、配送先Hには実店舗Tが一対一で対応付けられて管理される。
また、店舗Tには1以上のエリアが紐付けられて管理される。ここで「エリア」とは、郵便番号毎に存在する地域のことをいう。即ち、事業所登録が行われる際には、実店舗Tのエリア(郵便番号)の登録が行われ、事業所登録ができるかどうかは、実店舗Tが存在するかどうか(即ち、対応する郵便番号が存在するかどうか)によって判断される。
事業所Jの代表者Rによる事業所登録が行われると、事業所Jの従業員等は、顧客Cとして本サービスを利用することができるようになるが、本実施形態では、顧客Cの顧客端末3に予めインストールされたネットスーパー専用のアプリケーションソフトウェア(以下、「NSアプリ」と呼ぶ)が利用されることで、本サービスの利用が行われるものとする。
具体的には、ステップS2において、顧客Cは、顧客端末3を操作して、顧客端末3にNSアプリをダウンロード可能とするアプリストアATにアクセスして、NSアプリをダウンロード(DL)する。これにより、顧客Cは、顧客端末3を操作することでネットスーパーを利用することができるようになる。
ただし、ネットスーパーを利用するための手法は、本実施形態で採用された上述の手法に特に限定されず、その他例えば、ブラウザ機能によりネットスーパーの利用が可能になる手法が採用されてもよい。
ステップS3において、顧客Cは、顧客端末3を操作して、NSアプリを起動させる。
必要に応じて、ステップS4において見学が行われる。即ち、ステップS4において、顧客Cは、顧客端末3を操作して、ネットスーパーの見学を行う。「見学」とは、本サービスへのログイン操作を行うことなく、ネットスーパーで販売されている商品Pを閲覧することができる機能のことをいう。
顧客Cは、所定のネットスーパーの見学を行う場合には、顧客端末3を操作して、自身の現在地からの店舗検索、住所からの店舗検索、郵便番号からの店舗検索等により、見学したいネットスーパー(以下、「見学店舗」と呼ぶ)を選択することができる。また、顧客Cは、自ら検索を行うことなく、顧客Cにおすすめの見学店舗が自動でリコメンドされる、即ち「おすすめ」機能を利用して見学店舗を選択してもよい。
なお、見学は、本サービスにログインすることなく利用可能な機能であるため、例えば以下の利用上の制限を設けることもできる。即ち、(1)購入手続きに進むことができない、(2)顧客Cのお気に入りとして、閲覧した商品を所定の格納領域に一時保存する機能(以下、「お気に入り機能」と呼ぶ)を利用することができない、(3)商品の閲覧中に、所定のメモを記録することができる機能(以下、「お買い物メモ利用機能」と呼ぶ)を利用することができない、といった利用上の制限を設けることもできる。
ステップS5において、代表者Rは、事業所端末2を操作して、顧客情報の登録を行う。具体的には、登録済みの事業所Jに、NSアプリを利用する1以上の顧客Cを紐付ける。これにより、顧客Cは、NSアプリを利用することでネットスーパーの利用をすることができるようになる。
ステップS6において、顧客Cは、NSアプリを利用して、ネットスーパーで買い物をする。具体的には例えば、顧客Cは、ネットスーパーで販売されている1以上の商品の中から所望の商品Pを選択して注文する操作を行うことで、ネットスーパーで買い物をする。
ステップS7において、実店舗Tの店員Eは、店舗端末4を適宜用いながら、ピッキングを行う。
「ピッキング」とは、実店舗Tの売り場から、注文された商品を取り出すことをいう。
店舗端末4には、ピッキング時に必要となる情報の入出力を可能とするアプリケーションソフトウェア(以下、「ピッキングアプリ」と呼ぶ)がインストールされているものとする。
ここで、注文された商品が欠品していた場合には、店員Eは、ピッキングアプリを利用することで、欠品の登録を商品毎に行うことができる。
ステップS8において、ドライバーDは、ドライバー端末5を適宜用いながら、パッキングを行う。
「パッキング」とは、ピッキングされた商品を配送するために梱包等することをいう。なお、ピッキングは、本実施形態ではドライバーDにより行われるが、特にこれに限定されず、店員E等他の者により行われてもよい。
ドライバー端末5には、パッキング時に必要となる情報の入出力を可能とするアプリケーションソフトウェア(以下、「ドライバーアプリ」と呼ぶ)がインストールされているものとする。
ドライバーDは、折りたたみ式コンテナ(以下、「折りコン」と呼ぶ)に顧客Cを示すラベルを貼付し、ピッキングされた商品Pをパッキングする。また、ドライバーDは、パッキングの際、注文された商品Pの内容と、ピッキングされた商品Pの内容とが一致するかどうかについての検品を行う。なお、検品の手法は特に限定されないが、本実施形態ではバーコードやQRコード(登録商標)等の識別子を用いた手法が採用されているものとする。
ステップS9において、ドライバーDは、ドライバー端末5を操作して、商品Pを購入する顧客Cが支払う額を確定させる処理(以下、「POS登録」と呼ぶ)を行う。なお、POS登録は、本実施形態ではドライバーDにより行われるが、特にこれに限定されず、店員E等他の者により行われてもよい。
具体的には、ドライバーDは、ドライバー端末5に提示される、パッキングが完了した商品Pの一覧に基づいてPOS登録を行い、その額を顧客Cに提示する。
商品Pの購入額の提示を受けた顧客Cは、買い物に要した額を認識することができる。
ステップS10において、ドライバーDは、ドライバー端末5を適宜用いながら、荷積みを行う。
具体的には、ドライバーDは、パッキングが完了した商品Pを配送用車両等に積み込み、ドライバー端末5に提示される注文リストを参照して、積み込みを終えた商品Pのチェックを行う。
ステップS11において、ドライバーDは、ドライバー端末5を適宜用いながら、配送用車両等に積み込んだ商品Pを、事業所Jの配送先Hに配送する。
具体的には、ドライバーDは、商品Pを事業所Jに配送する際に、ドライバー端末5に提示されるデータ、例えば配送用車両等に積み込まれた商品Pのデータを参照して、配送先Hへの配送が完了した商品Pのチェックを行う。また、ドライバーDは、ドライバー端末5を操作することにより、顧客Cに対し、配送先Hへの配送が完了した旨を通知する。なお、顧客Cに対し配送が完了した旨を通知する具体的手法は特に限定されないが、本実施形態では、顧客端末3に配送が完了した旨を示すメッセージを提示する手法が採用されているものとする。
配送が完了した旨の提示を受けた顧客Cは、当該提示により、自身がネットスーパーで購入した商品Pの配送先Hへの配送の完了を認識することができる。
これにより、顧客Cは、例えば事業所Jにおけるその日の自身の職務が完了した後、事業所J内の配送先Hに保管されている商品Pを持ち帰ることができるので、家路の途中で実店舗Tに立ち寄る必要がない。
その結果、顧客Cは時間を効率よく使うことができるようになる。また、実店舗Tは、売り上げを下げることなく来店客を減らすことができるので、例えば夕刻の混雑時におけるレジスターの行列を解消させることもできる。また、ネットスーパーを利用する顧客が増加すれば、レジスターの台数を減らすこともできるので、人件費の節約、店舗面積の効率化に寄与させることができる。
ここで、顧客Cへの配送が完了した商品Pについて、顧客Cにより返品がなされる場合がある。このような場合、ステップS12において、ドライバーDは、返品処理を行う。
具体的には、ドライバーDは、ドライバー端末5を操作することにより、返品処理として、例えばPOS(決済処理)、クレジットカード会社に対する取消処理、及びポイント返還処理等を行う。
図2は、本サービスを利用する顧客により操作される顧客端末に表示される操作画面の一例を示す図である。
図2には、顧客端末3の操作画面の一例として、NSアプリのトップ画面が描画されている。顧客Cは、NSアプリを起動させて、図2に示すトップ画面を基点として各種の操作(例えばログインする操作)を行うことで、ネットスーパーでの買い物を行うことができる。
NSアプリのトップ画面は、表示領域F1乃至F7で構成されている。このうち、表示領域F1には、左端から順に、現在のポイント数と、顧客Cのユーザ名と、マイページを表示させるソフトウェアボタンと、ショッピングカートの内容を表示させるソフトウェアボタンとが表示されている。
「ポイント」は、本サービスの利用状況に応じて顧客C毎に付与される。なお、ポイントの内容は特に限定されない。例えば、サービス提供者Gにより提供される本サービス以外の他サービスを含む、所定グループ全体に共通するグループ共通ポイントであってもよい。また、本サービスにより提供されるネットスーパーにおいてのみ専用で利用できる専用ポイントであってもよい。この場合、専用ポイントをグループ共通ポイントに交換できるようにしてもよいし、ポイントを所定の電子マネーに交換できるようにしてもよい。
「マイページ」は、本サービスを利用する顧客C毎に設けられた、顧客C専用のページである。顧客Cは、マイページから各種設定等を行うことができる。具体的には例えば、登録情報の編集、パスワードの変更、保有しているポイントの確認、配送先Hの変更等を行うことができる。
「カート」は、購入予定の商品Pを一覧表示させるショッピングカートのページである。顧客Cは、ショッピングカートから実際に購入の手続を行うことができる。なお、図示はしないが、ショッピングカート内に商品Pがある場合には、ショッピングカートにある商品Pの数が右肩表示される。
表示領域F2には、商品Pを検索するための入力欄が表示されている。顧客Cは、この入力欄に所望の商品Pの名称を入力することで、当該商品Pがネットスーパーで販売されているかどうかを調べることができる。
また、表示領域F2に表示された入力欄を指定する操作(例えばタップの操作)を行うことで、ネットスーパーで販売されている商品Pを、各種各様のカテゴリから探すことができるようにしてもよい。この場合、例えば食品、日用雑貨、DIY、薬、広告の品、今月のおすすめ、特売品、PB(Private Brand)といった各種カテゴリを示すアイコンが表示された別画面(図示せず)に画面遷移又は重畳的に表示するようにしてもよい。
表示領域F3には、商品Pの配送先を示す名称等が表示されている。顧客Cは、この表示を見ることで、ネットスーパーで買い物をした場合に、購入した商品Pがどこに配送されるのかを確認することができる。
また、表示領域F3を指定する操作(例えばタップの操作)を行うことで、予め登録した1以上の配送先Hの中から選択して指定したり、配送先Hの内容(例えば住所等)を変更したりできるようにしてもよい。この場合、例えば予め登録された1以上の配送先Hを示すアイコンが表示された別画面(図示せず)に画面遷移又は重畳的に表示するようにしてもよい。
表示領域F4には、顧客Cが各種操作を行うためのタブメニューが表示されている。具体的には例えば、「HOME」、「特集」、「お気に入り」、「レシピ一覧」、及び「注文履歴」といったタブメニューを表示させることができる。
図2には、タブメニューのうち「HOME」が選択されている状態が示されている。図2に示すように、タブメニューのうち「HOME」が選択されると、表示領域5には、例えば「今週のPICK UP」と表記されたアイコン、「今週の献立何にするルーレット」と表記されたアイコン、「夏の2倍ポイントキャンペーン」と表記されたアイコン、「詳しくみる」と表記されたソフトウェアボタン等が表示される。表示領域F5に表示されたこれらのアイコンやソフトウェアボタンを指定する操作(例えばタップの操作)が行われると、夫々の詳細情報が掲載されたページに画面が遷移する。
なお、タブメニューは、スワイプの操作等により横方向にスクロール表示させることができるので、上述のタブメニュー以外のメニューを加えることもできる。
表示領域F6には、おすすめの特集が表示されている。「おすすめの特集」には、サービス提供者G側で企画された各種の特集のうち、顧客Cに推奨される1以上の特集がバナー表示されている。顧客Cは、バナー表示された1以上の特集の中から気になる特集があれば、その特集を指定する操作(例えばタップの操作)を行うことで、その特集の詳細を示すページに画面を遷移させることができる。また、「一覧」と表記されたソフトウェアボタンを指定する操作(例えばタップの操作)を行うことで、おすすめの特集を一覧表示させることができる。なお、おすすめ特集は、スワイプの操作等により横方向にスクロール表示させることができる。
表示領域F7には、顧客Cが各種の操作を行うためのフッターボタンが表示されている。フッターボタンは、NSアプリの起動中であれば常時表示させておくことができるので、どのタイミングでも操作が受付けられる。フッターボタンを構成するソフトウェアボタンの種類は特に限定されないが、本実施形態では、「HOME」、「チラシ」、「お買物メモ」、「NEWS」、及び「MENU」と夫々表記された5種類のソフトウェアボタンで構成されている。
「HOME」と表記されたフッターボタンを指定する操作(例えばタップの操作)が行われると、顧客端末3に表示される画面がホーム画面に遷移する。
「チラシ」と表記されたフッターボタンを指定する操作(例えばタップの操作)が行われると、顧客端末3に表示される画面が、サービス提供者G側から発行されている広告のチラシの内容を示す画面に遷移する。これにより、顧客Cは、いつでもチラシの内容をチェックしながら買い物をすることができる。
「お買物メモ」と表記されたフッターボタンを指定する操作(例えばタップの操作)が行われると、お買物メモが一覧表示される。「お買物メモ」は、通常であれば紙等に記載するようなメモの内容を手軽に入力可能とするメモ機能のことをいう。「お買物メモ」には検索機能を設けることもできる。
「NEWS」と表記されたフッターボタンを指定する操作(例えばタップの操作)が行われると、サービス提供者G側から顧客Cに対しお知らせ(報知)すべき事項等が一覧表示される。なお、未読のお知らせがある場合は、「NEWS」と表記されたフッターボタンを示すアイコンの右肩に所定のバッジをつけて表示する。
「MENU」と表記されたフッターボタンを指定する操作(例えばタップの操作)が行われると、顧客端末3に表示される画面が、バーガーメニュー(NSアプリ内をナビゲーションするメニュー)を表示する画面に遷移する。
次に、図3及び図4を用いて上述した本サービスの提供を実現化させる商品提供システム、即ち本発明の一実施形態に係るサーバ1を含む商品提供システムの構成について説明する。
図3は、本発明の一実施形態にかかる管理サーバを含む商品提供システムの構成を示す図である。
図3に示す商品提供システムは、管理サーバ1と、事業所端末2と、顧客端末3と、店舗端末4と、ドライバー端末5と、HCサーバ6と、Drugサーバ7と、SMサーバ8と、外部サーバ9とを含むように構成されている。
管理サーバ1、事業所端末2、顧客端末3、店舗端末4、ドライバー端末5、HCサーバ6、Drugサーバ7、SMサーバ8、及び外部サーバ9の夫々は、インターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されている。
管理サーバ1は、サービス提供者Gにより管理され、事業所端末2、顧客端末3、店舗端末4、ドライバー端末5、HCサーバ6、Drugサーバ7、SMサーバ8、及び外部サーバ9と適宜通信をしながら、本サービスを実現するための各種処理を実行する。
事業所端末2は、代表者Rにより操作される情報処理装置であって、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等で構成される。
顧客端末3は、顧客Cにより操作される情報処理装置であって、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等で構成される。
店舗端末4は、店員Eにより操作される情報処理装置であって、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等で構成される。
ドライバー端末5は、ドライバーDにより操作される情報処理装置であって、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等で構成される。
HCサーバ6は、ホームセンターの管理者(図示せず)により管理され、ホームセンターで販売されている商品Pを管理する。
Drugサーバ7は、ドラッグストアの管理者(図示せず)により管理され、ドラッグストアで販売されている商品Pを管理する。
SMサーバ8は、スーパーマーケット(実店舗T)の管理者(図示せず)により管理され、スーパーマーケットで販売されている商品Pを管理する。
外部サーバ9は、外部の管理者により夫々管理されている1以上のサーバで構成されている。例えばネットスーパーで購入し得る各種商品の詳細な情報や画像のデータを提供するシステムを管理するサーバ、ドラッグストアのECサイトを管理するサーバ、医薬品に関する詳細な情報を提供するシステムを管理するサーバ等が外部サーバ9に含まれる。
図4は、図3の管理サーバと、事業所端末、顧客端末、店舗端末、ドライバー端末、HCサーバ、Drugサーバ、SMサーバ、及び外部サーバの夫々との関係を示す図である。
事業所端末2は、管理サーバ1により管理されている事業所登録用WebサイトLPを表示する。これにより、代表者Rは、事業所端末2を操作することで、本サービスに事業所Jを登録することができる(例えば図1のステップS1)。
顧客端末3は、管理サーバ1により管理されているネットスーパーを利用可能とするNSアプリを起動させる。また、顧客端末3は、決済用WebサイトPSを表示する。これにより、顧客Cは、顧客端末3を操作することで、ネットスーパーNSで買い物をして、買った商品Pを配送先Hに配送してもらうことができる(例えば図1のステップS3乃至S6)。
店舗端末4は、管理サーバ1により管理されている専用アプリ管理用WebサイトASを利用可能とするピッキングアプリを起動させる。これにより、店員Eは、店舗端末4を操作することで、ピッキングを行うことができる(例えば図1のステップS7)。
ドライバー端末5は、管理サーバ1により管理されている専用アプリ管理用WebサイトASを利用可能とするドライバーアプリを起動させる。これにより、ドライバーDは、ドライバー端末5を操作することで、パッキング、POS登録、荷積み、配送、及び返品の処理を行うことができる(例えば図1のステップS8乃至S12)。
HCサーバ6乃至外部サーバ9の夫々は、自身が保持している各種情報のうち、本サービスにおいて必要となる情報を、バッチ処理により管理サーバ1に提供する。これにより、本サービスにおいて必要となる情報を管理サーバ1に取得させることができる。
図5は、図3及び図4に示す商品提供システムのうち、管理サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
管理サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、出力部16と、入力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20とを備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、出力部16、入力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
出力部16は、液晶等のディスプレイやスピーカ等により構成され、各種情報を画像や音声として出力する。
入力部17は、例えばキーボード等により構成され、各種情報を出力する。
記憶部18は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(例えば図3及び図4の事業所端末2や顧客端末3等)との間で通信を行う。
ドライブ20には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア30が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア30から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。
また、リムーバブルメディア30は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
なお、図示はしないが、図3及び図4の事業所端末2、顧客端末3、店舗端末4、ドライバー端末5、HCサーバ6、Drugサーバ7、及びSMサーバ8も、図5に示すハードウェア構成と基本的に同様の構成を有することができる。従って、事業所端末2、顧客端末3、店舗端末4、ドライバー端末5、HCサーバ6、Drugサーバ7、及びSMサーバ8のハードウェア構成の説明については省略する。
このような図5の管理サーバ1の各種ハードウェアと各種ソフトウェアとの協働により、管理サーバ1におけるネットスーパー管理処理を含む各種処理の実行が可能になる。その結果、サービス提供者Gは、顧客Cに対し、上述の本サービスを提供することができる。
「ネットスーパー管理処理」とは、上述の本サービスを管理する処理のことをいう。
以下、管理サーバ1において実行される、ネットスーパー管理処理を実行するための機能的構成について説明する。
図6は、図5の管理サーバ1の機能的構成のうち、ネットスーパー管理処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
図6に示すように、管理サーバ1のCPU11においては、ネットスーパー管理処理の実行が制御される場合、顧客管理部101と、配送先受付部102と、商品管理部103と、提示部104と、購入受付部105と、配送情報生成部106と、レシピ管理部107と、決済等管理部108と、サイト等管理部109と、返品管理部110とが機能する。
顧客管理部101は、所定団体の管理場所のうち商品Pの配送先Hとして指定されている場所と、当該所定団体に属する商品Pの購入者とを含む情報を、1以上の団体毎に管理する。
具体的には、顧客管理部101は、事業所Jにより管理されている場所のうち、商品Pの配送先Hとして指定されている場所と、事業所Jの従業員であり、かつ商品Pの購入者である顧客Cとを含む情報(以下、「顧客情報」と呼ぶ)を、1以上の事業所J毎に取得して管理する。
取得された事業所J毎の顧客情報は、顧客DB181に記憶されて管理される。
例えば、○○株式会社(事業所J)の△△営業所の倉庫が配送先Hとして指定されている場合には、当該倉庫(配送先H)と、商品Pの購入者である○○株式会社の従業員□□とを含む顧客情報が、顧客管理部101によって管理される。
配送先受付部102は、顧客管理部101により管理されている所定団体により指定された配送先Hを含む複数の配送先Hの中から、所定団体に属する購入者により指定された1以上の配送先Hを受付ける。
具体的には、配送先受付部102は、顧客管理部101により管理されている事業所Jにより指定された配送先Hを含む複数の配送先Hの中から、事業所Jの従業員であり、かつ商品Pの購入者である顧客Cにより指定された1以上の配送先Hを受付ける。
例えば、複数の配送先Hの中から、○○株式会社(事業所J)により△△営業所の倉庫が配送先Hとして指定された場合、配送先受付部102は、この指定を受付ける。
商品管理部103は、所定団体に属する商品Pの購入者に提供し得る商品Pに関する情報を管理する。
具体的には、商品管理部103は、事業所Jの従業員であり、かつ商品Pの購入者である顧客Cに提供し得る商品Pに関する情報(以下、「商品情報」と呼ぶ)を管理する。商品情報は、商品DB182に記憶されて管理される。
例えば、顧客Cがネットスーパーで購入し得る全ての商品Pに関する情報が、商品情報として管理される。
また、商品管理部103は、購入者に提供し得る商品Pに関する情報として、商品Pの価格に関する情報を所定タイミングで取得して管理する。
具体的には、商品管理部103は、顧客Cに提供し得る商品Pに関する情報として、商品Pの価格に関する情報(以下、「価格情報」と呼ぶ)を所定タイミングで取得して管理する。
これにより、実店舗Tで直接商品Pを購入する場合と、ネットスーパーNSで商品Pを購入する場合とで、商品Pの価格に格差が生じることを防ぐことができる。
具体的には例えば、5分間隔で価格情報を取得するようにした場合には、実店舗Tが値下げを行った場合であっても、その値下げから少なくとも5分後には、値下げ後の価格がネットスーパーNSの価格に反映される。ここで、5分間隔ではなく、リアルタイムとすれば、価格差が全く生じないようにすることができる。つまり、ネットスーパーNSで取り扱われている商品Pの価格を、常に最新の状態に維持させることができる。
また、商品管理部103は、購入者に提供し得る商品Pに関する情報として、当該商品Pの在庫に関する情報を管理する。
これにより、顧客Cに提供される商品Pの欠品管理を行うことができる。
提示部104は、商品管理部103により管理されている商品Pのうち、配送先受付部102により受付けられた1以上の配送先Hに配送可能な1以上の商品Pの夫々を、購入者に提示する。
具体的には、提示部104は、商品管理部103により商品DB182に記憶されて管理されている商品Pのうち、配送先受付部102により受付けられた1以上の配送先Hに配送可能な1以上の商品Pの夫々を顧客Cに提示する。
例えば、顧客Cがネットスーパーで選択して購入できる商品Pは、顧客Cにより配送先Hとして指定された場所に配送可能な商品のみがネットスーパーに陳列される。これにより、顧客Cが商品Pを選択して購入しようとしたが、配送できない事情(配送先Hの住所、配送の時間帯、商品Pの在庫等)が存在することを後から知り、結局購入できず時間的なロスが生じたという事態が生じることを避けることができる。
また、提示部104は、配送先Hに配送可能な1以上の商品Pに代え又はそれと共に、後述するレシピ情報を提示する。
これにより、顧客Cは、ネットスーパーを利用する際、ネットスーパーで取り扱われている商品Pの使用例(即ちレシピ)を考慮しながら商品Pを購入することができる。その結果、毎日の献立に悩む顧客Cの負担を軽減化させることができる。
また、提示部104は、商品管理部103により管理されている商品Pの価格に関する情報を、配送先Hに配送可能な1以上の商品Pの夫々に関する情報として提示する。
これにより、顧客Cは、ネットスーパーで取り扱われている商品Pの最新の価格を知ることができる。
また、提示部104は、商品管理部103により管理されている在庫に関する情報に基づいて、購入者による購入の指定又は当該指定が予想される商品Pのうち、在庫を有しない商品Pの代替商品に関する情報を、配送先Hに配送可能な1以上の商品Pの夫々に関する情報として提示する。
具体的には、提示部104は、在庫情報に基づいて、顧客Cによる購入の指定又は当該指定が予想される商品Pのうち、欠品の状態にある商品Pの代替商品に関する情報を顧客Cに提示する。
これにより、顧客Cは、欠品の状態にある商品Pに代替する商品Pを容易に購入することができる。また、ネットスーパー側としては、欠品による売り上げの減少分を、代替商品の売り上げで補てんすることができる。
購入受付部105は、提示部104により提示された1以上の商品Pのうち、所定の商品Pについて所定団体に属する商品Pの購入者による購入の指定がなされた場合に、当該購入の指定を受付ける。
具体的には、購入受付部105は、提示部104により顧客Cに対し提示された1以上の商品Pのうち所定の商品Pについて、事業所Jの従業員であり、かつ商品Pの購入者である顧客Cによる購入の指定がなされた場合に、当該購入の指定を受付ける。
例えば、顧客Cが、顧客端末3を操作することにより、ネットスーパーに陳列されている大根を購入する指定がなされた場合に、購入受付部105はこれを受付ける。
配送情報生成部106は、所定の商品Pについて、所定団体に属する商品Pの購入者による購入の指定に基づいて、配送先Hに配送される商品Pの配送に関する情報を生成する。
具体的には、配送情報生成部106は、事業所Jの従業員であり、かつ商品Pの購入者である顧客Cによる商品Pの購入の指定に基づいて、配送先Hに配送される商品Pの配送に関する情報(以下、「配送情報」と呼ぶ)を生成する。
例えば、顧客Cが、ネットスーパーで、商品Pを購入した場合には、顧客Cにより購入された商品Pの配送情報を生成する。
これにより、ドライバーDは、生成された配送情報に基づいて、効率よく商品Pの配送を行うことができる。
レシピ管理部107は、顧客Cに提示された1以上の商品Pの少なくとも一部を利用した料理のレシピに関する情報(以下、「レシピ情報」と呼ぶ)を管理する。レシピ情報は、レシピDB183に記憶されて管理される。
例えば、ネットスーパーで取り扱われている大根を利用したふろふき大根のレシピが、レシピ管理部107によってレシピDB183に記憶されて管理される。
決済等管理部108は、顧客CがネットスーパーNSを利用して商品Pを購入する際の決済処理を管理する。
また、決済等管理部108は、顧客Cのポイントを管理する。
サイト等管理部109は、本サービスにおいて提供されるWebサイトである、事業所登録用WebサイトLP、及び専用アプリ管理用WebサイトASを管理する。
また、サイト等管理部109は、本サービスにおいて提供される専用アプリである、NSアプリ、ピッキングアプリ、及びドライバーアプリを管理する。
返品管理部110は、ネットスーパーで商品Pを購入した顧客Cから、商品Pの返品の要求があった場合に、ドライバー端末5による返品処理の制御を実行する。
具体的には、返品管理部110は、ドライバー端末5によるPOS(決済処理)、クレジットカード会社に対する取消処理、及びポイント返還処理等の処理の制御を実行する。
次に、図7乃至図22を参照して、本サービスの具体例について説明する。
図7は、顧客端末に表示される情報の具体例を示す図である。
図7(A)には、顧客端末3に表示される情報のうち、商品ランキングの画面の一例が示されている。
顧客Cは、顧客端末3を操作することで、ネットスーパーNSで買い物を行うが、その際、ネットスーパーNSで販売されている商品Pのランキング(以下、「商品ランキング」と呼ぶ)を参照することができる。
これにより、顧客Cは、人気の商品Pがどのようなものであるかを確認しながら買い物をすることができる。
図7(A)に例示する商品ランキングの画面は、表示領域F11及びF12で構成されている。
表示領域F11には、「商品ランキング」という表記と、商品ランキングにランクインしている複数の商品Pの商品情報の一部として、商品Pの写真と、価格と、商品Pについての簡単な説明文とが表示されている。
商品Pの写真は、ソフトウェアボタンを構成しており、押下する操作(例えばタップの操作)を行うことで、商品Pの詳細情報を表示させることができる。
図7(A)に例示する商品ランキングの画面には、ランキングの1位から3位の商品Pの写真と、ランキング4位の商品Pの写真の一部とが表示されている。これは、商品ランキングの画面は、スワイプの操作等により横方向にスクロール表示させることができることを示している。つまり、商品ランキングの画面には、ランキングの4位以降の商品Pの商品情報を順次表示させることができる。
商品Pの写真の右肩部に表示されているショッピングカートを模したアイコン(以下、「カートアイコン」と呼ぶ)は、押下する操作(例えばタップの操作)を行うことで、ショッピングカートに追加することができる。なお、ショッピングカートに商品Pが追加されタイミングで、顧客端末3が振動するバイブレーション機能を備えてもよい。これにより、顧客Cは、ショッピングカートに商品Pを追加したことを、触感を通じて実感することができる。
商品Pの価格の右側に表示されているハートを模したアイコン(以下、「ハートアイコン」と呼ぶ)は、押下する操作(例えばタップの操作)を行うことで、商品Pを「お気に入り」(図2)に追加することができる。
表示領域F12には、「一覧をみる」と表記されたソフトウェアボタンが表示されている。「一覧をみる」と表記されたソフトウェアボタンは、押下する操作(例えばタップの操作)を行うことで、商品ランキングの詳細情報が掲載された商品ランキングページ(図示せず)を表示させることができる。
図7(B)には、顧客端末3に表示される情報のうち、レシピランキングの画面の一例が示されている。
顧客Cは、顧客端末3を操作することで、ネットスーパーNSで買い物を行うが、その際提示される、商品Pを利用した料理のレシピのランキング(以下、「レシピランキング」と呼ぶ)を参照することができる。
これにより、顧客Cは、人気のレシピがどのようなものであるかを確認しながら買い物をすることができる。
図7(B)に例示する商品ランキングの画面は、表示領域F13及びF14で構成されている。
表示領域F13には、「レシピランキング」という表記と、レシピランキングにランクインしている複数のレシピのレシピ情報の一部として、料理の写真と、当該料理を作るために必要となる金額と、レシピについての簡単な説明文とが表示されている。
レシピの写真は、ソフトウェアボタンを構成しており、押下する操作(例えばタップの操作)を行うことで、レシピの詳細情報を表示させることができる。
図7(B)に例示するレシピランキングの画面には、ランキングの1位から3位のレシピの写真と、ランキング4位のレシピの写真の一部分とが表示されている。これは、レシピランキングの画面は、商品ランキングの画面と同様に、スワイプの操作等により横方向にスクロール表示させることができることを示している。つまり、レシピランキングの画面には、ランキングの4位以降のレシピのレシピ情報を順次表示させることができる。
レシピの写真の右肩部に表示されているカートアイコンは、押下する操作(例えばタップの操作)を行うことで、その料理を作るために必要となる1以上の商品Pをショッピングカートに追加することができる。
料理を作るために必要となる金額の右側に表示されているハートアイコンは、押下する操作(例えばタップの操作)を行うことで、レシピを「お気に入り」(図2)に追加することができる。
表示領域F14には、「一覧をみる」と表記されたソフトウェアボタンが表示されている。「一覧をみる」と表記されたソフトウェアボタンは、押下する操作(例えばタップの操作)を行うことで、レシピランキングの詳細情報が掲載されたレシピランキングページ(図示せず)を表示させることができる。
図7(C)には、顧客端末3に表示される情報のうち、特売品の画面の一例が示されている。
顧客Cは、顧客端末3を操作することで、ネットスーパーNSで買い物を行うが、その際提示される、特売品に関する情報(以下、「特売品情報」と呼ぶ)を参照することができる。
これにより、顧客Cは、今日の特売品は何かを確認しながら、お財布に優しい(出費を抑えた)買い物をすることができる。
図7(C)に例示する特売品の画面は、表示領域F15及びF16で構成されている。
表示領域F15には、「今日の特売品」という表記と、特売品情報として、特売になっている商品Pの写真と、金額と、簡単な説明文とが表示されている。
特売になっている商品Pの写真は、ソフトウェアボタンを構成しており、押下する操作(例えばタップの操作)を行うことで、特売になっているその商品Pの詳細情報を表示させることができる。
特売になっている商品Pの写真の右肩部に表示されているカートアイコンは、押下する操作(例えばタップの操作)を行うことで、その商品Pをショッピングカートに追加することができる。
特売になっている商品Pの金額の右側に表示されているハートアイコンは、押下する操作(例えばタップの操作)を行うことで、その商品Pを「お気に入り」に追加することができる。
表示領域F16には、「一覧をみる」と表記されたソフトウェアボタンが表示されている。「一覧をみる」と表記されたソフトウェアボタンは、押下する操作(例えばタップの操作)を行うことで、特売となっている1以上の商品Pの詳細情報が掲載された特売品一覧ページ(図示せず)を表示させることができる。
図8は、顧客端末に表示される情報の具体例を示す図である。
図8(A)には、顧客端末3に表示される情報のうち、「お気に入り」の画面の一例が示されている。
顧客Cは、顧客端末3を操作することで、ネットスーパーNSで買い物を行うが、その際、「お気に入り」に登録された商品Pやレシピを参照することができる。
これにより、ネットスーパーNSを利用する顧客Cの利便性を向上させることができる。
図8(A)に例示する「お気に入り」の画面は、表示領域F21及びF22で構成されている。
表示領域F21には、図2を参照して上述したタブメニューのうち、「お気に入り」が選択されている旨が示されている。また、「お気に入り」のサブメニューである「単品一覧」と、「レシピ一覧」と、「フォルダ一覧」とのうち、「単品一覧」が選択されている旨が示されている。
「単品一覧」は、「お気に入り」として登録された1以上の商品Pの一覧のことをいう。「レシピ一覧」は、「お気に入り」として登録された1以上のレシピの一覧のことをいう。「フォルダ一覧」は、商品Pやレシピを「お気に入り」として登録する際、情報の整理を目的として顧客Cにより任意に作成されたフォルダの一覧のことをいう。「単品一覧」、「レシピ一覧」、及び「フォルダ一覧」のうち、1が選択されると、その内容(一覧)が表示領域F22に表示される。
なお、図8の例では、「単品一覧」が選択されている。このため、表示領域F22には、「お気に入り」として登録された商品Pの一覧が表示されている。
具体的には、表示領域F22には、「お気に入り」に登録されている1以上の商品Pの商品情報の一部として、商品Pの写真と、価格と、商品Pについての簡単な説明文と、商品Pのカテゴリを示すアイコンとが表示されている。
商品Pの写真は、ソフトウェアボタンを構成しており、押下する操作(例えばタップの操作)を行うことで、商品Pの詳細情報を表示させることができる。
「お気に入り」に登録されている商品Pの写真の右上部に表示されているカートアイコンは、押下する操作(例えばタップの操作)を行うことで、ショッピングカートに追加することができる。
「お気に入り」に登録されている商品Pの写真の右下部に表示されている円形のチェック入力欄は、「お気に入り」から削除するための入力欄であり、押下する操作(例えばタップの操作)を行うことでチェックが入り、その商品Pを「お気に入り」から削除することができる。
「お気に入り」に登録されている商品Pの価格の下部に表示されているアイコンは、その商品Pのカテゴリを示すアイコンである。
図8(A)の表示領域F22の左端に表示された商品の価格の下部には、「安さ挑戦」と表記されたアイコンが表示されている。このアイコンは、その商品Pが、ネットスーパーNSが安さに挑戦している特売品のカテゴリに属する商品であることを示している。
また、図8(A)の表示領域F22の右端に表示された商品の価格の下部には、「広告の品」と表記されたアイコンが表示されている。このアイコンは、その商品Pが、ネットスーパーNSのチラシ(広告)に掲載された特売品のカテゴリに属する商品であることを示している。
図8(B)には、顧客端末3に表示される情報のうち、「お気に入りに追加」の画面の一例が示されている。
顧客Cは、顧客端末3を操作することで、商品Pやレシピを「お気に入り」に追加することができる。
これにより、ネットスーパーNSを利用する顧客Cの利便性を向上させることができる。
図8(B)に例示する「お気に入りに追加」の画面は、表示領域F23及びF24で構成されている。
表示領域F23には、「お気に入りに追加」という表記と、「お気に入り」として登録される商品Pの保存先となるフォルダのフォルダ名を選択する欄と、「お気に入り」として登録される商品Pの商品情報の一部(例えばメーカ名、商品名、価格等)が表示されている。
表示領域F24には、「お気に入り登録」と表記されたソフトウェアボタンと、「キャンセル」と表記されたソフトウェアボタンとが表示されている。
顧客Cは、保存先となるフォルダを選択して、「お気に入り登録」と表記されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)を行うことで、表示領域F23に商品情報が表示された商品Pを「お気に入り」に登録することができる。なお、顧客Cは、「キャンセル」と表記されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)を行うことで、表示領域F23に商品情報が表示された商品Pを「お気に入り」に登録することをキャンセルすることができる。
図9は、顧客端末に表示される情報の具体例を示す図である。
図9(A)には、顧客端末3に表示される情報のうち、商品Pの検索結果の画面が示されている。
顧客Cは、顧客端末3を操作することで、ネットスーパーNSで販売されている1以上の商品Pの中から、所望の商品Pを検索することができる。
これにより、ネットスーパーNSを利用する顧客Cの利便性を向上させることができる。
図9(A)に例示する検索結果の画面は、表示領域F31及びF32で構成されている。
表示領域F31には、商品Pの検索結果を示す件数と、「並び替え」と表記されたソフトウェアボタンとが表示されている。「並び替え」と表記されたソフトウェアボタンは、検索結果を並べ替えて表示させる際に押下されるボタンである。
表示領域F32には、検索の結果として抽出された商品Pの写真と、商品情報の一部と、購入数量を指定するための選択欄と、「カートに入れる」と表記されたソフトウェアボタンと、「お気に入り」に登録するハートマークアイコンと、「まとめてカートに入れる」と表記されたソフトウェアボタンとが表示されている。
顧客Cは、購入数量を指定するための選択欄で購入する数量を選択して指定し、「カートに入れる」と表記されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)を行うことで、商品Pを個別にショッピングカートに追加することができる。
また、商品Pの写真の左肩には、チェック入力欄が設けられている。このチェック入力欄にチェックを入れることで、1以上の商品Pを選択し、「まとめてカートに入れる」と表記されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)を行うと、まとめてショッピングカートに追加することができる。
なお、図示はしないが、商品Pに売り切れがある場合は、その商品Pの写真に「売り切れ」と表示されるとともに、ショッピングカートに追加するソフトウェアボタンが非アクティブとなる。
図9(B)には、顧客端末3に表示される情報のうち、ショッピングカートに入れられた商品Pの一覧を示す画面が示されている。
顧客Cは、顧客端末3を操作することで、ショッピングカートに入れた1以上の商品Pを表示させて、購入する数量の変更、ショッピングカートからの削除、欠品時の対応についての指示等を行うことができる。
図9(B)に例示するショッピングカートに入れられた商品Pの一覧を示す画面は、表示領域F33及びF34で構成されている。
表示領域F33には、ショッピングカートに入れられている商品Pの写真と、商品情報の一部と、「削除」と表記されたソフトウェアボタンと、購入数量を変更するための数量選択欄と、「後で買う」と表記されたソフトウェアボタンと、代替商品を希望するかどうかを指定するためのチェック入力欄と、「代替商品選択」と表記されたソフトウェアボタンとが表示されている。
「削除」と表記されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)が行われると、対象となる商品Pがショッピングカートから削除される。
購入数量を変更するための数量選択欄には、ショッピングカートに商品Pを入れた際に選択された数量がデフォルトで表示されているが、数量選択欄で購入数量を変更することができる。
「後で買う」と表記されたソフトウェアボタンが押下されると、当該商品Pについてはショッピングカートから削除されずに、購入手続きを進めることができる。
代替商品を希望するかどうかを指定するためのチェック入力欄にチェックが入れられると、対象となる商品Pの欠品時の対応として、その商品Pの代替商品を希望する旨が顧客Cにより選択されたことになる。顧客Cは、代替商品を希望する場合は、当該チェック入力欄にチェックを入れた後、「代替商品選択」と表記されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)を行う。これにより、後述する図10に示す代替商品選択画面が表示されるので、顧客Cは、その画面で代替商品の設定を行う。
表示領域F34には、ショッピングカートに入れられた商品のうち、決済処理の対象となる商品Pの小計、送料、合計、獲得予定のポイント数、及び「購入手続きへ」と表記されたソフトウェアボタンとが表示されている。
顧客Cは、「購入手続きへ」と表記されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)を行う。これにより、表示領域F34に表示された金額による決済処理が実行される。
図10は、顧客端末に表示される代替商品選択画面の具体例を示す図である。
図10(A)には、注文商品数が1点である場合に顧客端末に表示される代替商品選択画面の具体例が表示されている。
顧客Cは、顧客端末3を操作することで、一覧表示された代替商品のうち1の商品を選び、その商品の欄に表示されている「決定」と表記されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)を行う。また、代替商品の選択をやめる場合には、顧客Cは、「代替商品選択をやめる」と表記されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)を行う。
上述の操作が行われることで、注文商品数が1点の場合における代替商品の設定は完了する。
図10(B)には、注文商品数が2点以上である場合に顧客端末に表示される代替商品選択画面の具体例が表示されている。
具体的には、図10(B)には、「ヘルプ」と表記されたソフトウェアボタンと、欠品が生じた場合の処理を決定するための4つの選択ボタンと、「決定」と表記されたソフトウェアボタンとが示されている。
図10(B)に示す4つの選択ボタンは、具体的には、「全部または一部欠品の場合は欠品分のみキャンセル」という処理を選択するボタンと、「全部または一部欠品の場合は欠品分のみ代替」という処理を選択するボタンと、「全部または一部欠品の場合はすべて代替」という処理を選択するボタンと、「代替商品選択をやめる」ことを選択するボタンとで構成されている。
顧客Cは、顧客端末3を操作することで、一覧表示された代替商品のうち1の商品を選び、その商品の欄に表示されている「決定」と表記されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)を行う。なお、顧客Cは、選択に窮する場合には、「ヘルプ」と表記されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)を行うことで、図10(D)に示す画面を表示させることができる。
ここで、図10(B)に示す4つの選択ボタンのうち、「全部または一部欠品の場合はすべて代替」という処理を選択するボタンを押下する操作(例えばタップの操作)が行われると、図10(C)に示す画面が表示される。
図10(C)には、図10(A)に示す画面と同様に、代替商品の一覧が表示されている。なお、図10(C)に示す画面が表示された場合における、顧客Cの操作は、図10(A)に示す画面と同様であるため説明を省略する。
図10(D)には、図10(B)の「ヘルプ」と表記されたソフトウェアボタンが押下された場合に表示される画面である。
具体的には、「緑茶10本購入のうち3本欠品の場合の例」として、4つの選択肢の夫々の処理が行われた場合の結果が表示されている。顧客Cは、図10(D)に示すヘルプ画面を参照することで、欠品時における処理を、所望する内容に設定することができる。
図11は、ピッキングリストの具体例を示す図である。
店員Eは、店舗端末4に提示されるピッキング一覧を参照しながらピッキングを行う。
具体的には、図11(A)、(C)、及び(D)に示すピッキングリストは、表示領域F41及びF42で構成されている。
表示領域F41には、左側から、担当部門の選択欄と、ピッキングリストの表示対象と、ピッキングを担当する店員Eの名前とが表示されている。
担当部門の選択欄は、ピッキングアプリにログインしたユーザ(店員E)の担当部門が初期表示されるが、複数の部門から選択することができる。即ち、担当部門毎に表示を切り替えて、代理で作業が行うことができる。なお、図11(A)の例では、「調味料」を担当する店員Eがピッキングの担当者となる
ピッキングリストは、表示領域F41に表示されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)を行うことで、表示領域F42に表示させることができる。
ピッキングリストは、「ピッキング」、「キャンセル」、「完了」、及び「欠品」の中から選択して表示させることができる。
ピッキングリストのうち「ピッキング」が選択されると、配送当日の注文情報のみを表示対象とする商品Pの一覧(以下、「ピッキング一覧」と呼ぶ)が生成されて表示される。ピッキング一覧は、複数の配送時間帯に合わせて、ピッキングを行う時間を選択して表示させることができる。なお、運用ルールとして、賞味期限が間近等による見切り商品のピッキングは行わないものとする。
ピッキングリストのうち「キャンセル」が選択されると、ピッキング完了後にキャンセルとなった、図示せぬ商品Pの一覧(以下、「キャンセル一覧」と呼ぶ)が生成されて表示される。
ピッキングリストのうち「完了」が選択されると、登録されている注文情報に基づいて、当日配送のピッキングが完了している商品Pの一覧(以下、「完了一覧」と呼ぶ)が生成されて表示される。完了一覧では、当日にピッキングを行った商品の数量が部門毎に表示される。
ピッキングリストのうち「欠品」が選択されると、登録されている注文情報に基づいて、当日配送のピッキングで欠品登録(代替商品含む)がなされた商品Pの一覧(以下、「欠品一覧」と呼ぶ)が部門毎に生成されて表示される。欠品一覧では、当日にピッキングを行った商品の数量が部門毎に表示される。
欠品数は、商品P毎の注文合計数量と、ピッキング済みの数量とから算出される。例えば、注文合計数が10であり、そのうちピッキングが8である場合は、10−8で算出される「2」が欠品数となる。なお、欠品登録は取り消すこともできる。
図11(A)には、店舗端末4に表示されるピッキング一覧の具体例が示されている。
図11(A)の表示領域F42には、ピッキング一覧が表示されている。ピッキング一覧は、「小分類」、「メーカー名」、「JANコード」、「商品名」、「検品」、「数量」、「済」、及び「欠品」の各項目で構成されている。
具体的には例えば、小分類が「油」、メーカー名が「○○」、JANコードが「1234567891012」、商品名が「○○さらさらキャノーラ油1350g」、数量が1、(ピッキング)済が「チェック有り(即ちピッキング済み)」と表示されている。
また、「検品」の項目に表示された、「検」と表記されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)を行うと、検品用画面(図示せず)が表示される。ここで、検品が完了すると、「済」の項目に自動でチェックが入る。なお、「済」の項目は、手動でチェックを入れることもできる。
また、「欠品」の項目に表示された、「欠」と表記されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)を行うと、欠品登録用画面(図示せず)が表示される。なお、欠品登録が完了している場合は、「欠」と表記されたソフトウェアボタンに背景色をつけることができる。
なお、ピッキング一覧の他の例については図11(A)の表示領域F42に示すとおりである。
図11(B)は、ピッキング一覧に表示させる商品Pの表示ルールの具体例を示す図である。
例えば、2018年12月1日の11:00の時点で、顧客CがネットスーパーNSを利用して、2018年12月5日を配達(配送)指定日とする商品Aを購入した場合を想定する。
この場合、配達(配送)指定日前の2018年12月3日の20:00の時点で、ネットスーパーNSが商品Aの取扱いをやめるフラグの指定を行うと、配達(配送)指定日である2018年12月5日の14:00の時点で生成されるピッキング一覧には、ネットスーパーNSで取り扱いのない商品Aも表示される。このように、商品AがネットスーパーNSで取扱いのない商品であっても、取り扱いをやめる前に既に顧客Cによる予約がなされていた商品である場合には、ピッキングリストに掲載される。
即ち、商品Aの購入後に、ネットスーパーNSで商品Aの販売が中止になったとしても、その後のピッキングの時点で商品Aの在庫があれば、商品Aは指定された配送先Hに配送される。これに対して、ピッキングの時点で商品Aの在庫がなければ、「欠品」という取扱いになる。
図11(C)には、店舗端末4に表示される完了一覧の具体例が示されている。
図11(C)の表示領域F42には、完了一覧が表示されている。完了一覧は、「小分類」、「メーカー名」、「JANコード」、「商品名」、及び「受注数」の各項目で構成されている。
具体的には例えば、小分類が「油」、メーカー名が「○○」、JANコードが「1234567891012」、商品名が「○○さらさらキャノーラ油
1350g」、受注数が「1」と表示されている。なお、受注数には注文数の総数が表示される。
なお、完了一覧の他の例については図11(C)の表示領域F42に示すとおりである。
図11(D)には、店舗端末4に表示される欠品一覧の具体例が示されている。
図11(D)の表示領域F42には、欠品一覧が表示されている。欠品一覧は、「小分類」、「メーカー名」、「JANコード」、「商品名」、「欠品数」、及び「取消」の各項目で構成されている。
具体的には例えば、小分類が「油」、メーカー名が「○○」、JANコードが「1234567891012」、商品名が「○○さらさらキャノーラ油1350g」、欠品数(不足分の数)が「1」と表示されている。
また、「取消」の項目に表示された、「消」と表記されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)を行うと、欠品登録を取り消すことができる。なお、欠品登録が取り消されると、ピッキング一覧に表示されるとなる。
なお、欠品一覧の他の例については図11(D)の表示領域F42に示すとおりである。
図12は、ピッキングにおける欠品登録画面、及び欠品取消画面の具体例を示す図である。
店員Eは、店舗端末4を操作することにより、商品Pのチェックを行いながらピッキングを行う。
具体的には、店員Eは、店舗端末4を操作することにより、JANコード(バーコード)をスキャンして、商品Pが正しいことを確認する。
JANコード(バーコード)のスキャンの結果、エラーが生じた場合には、エラーメッセージが表示される。例えば「商品が正しくありません」といったエラーメッセージが表示される。
店員Eは、商品毎のピッキングが完了したら、チェック登録を行う。
店員Eによるピッキングの結果、欠品が生じた場合には、店員Eは、店舗端末4を操作することにより、ピッキングの結果ピックアップできた数量を入力して、欠品の登録を行う。すると、代替商品が通常商品としてピッキングリストに表示される。
図12(A)には、欠品登録画面の具体例が示されている。
欠品登録画面は表示領域F51及びF52で構成されている。
表示領域F51には、「ピッキング数を登録してください」というメッセージと、商品名「超特選 極旨しょうゆ 450g」が表示されている。
表示領域F52には、ピッキングの結果ピックアップできた数量を入力する欄と、「キャンセル」と表記されたソフトウェアボタンと、「登録」と表示されたソフトウェアボタンとが表示されている。
店員Eは、ピッキングの結果ピックアップできた数量を入力する欄への入力が完了したら、「登録」と表示されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)を行う。これにより、欠品登録がなされる。
具体的には例えば、図12(A)の例では、分母の数が「6」であるため、ピッキングの結果ピックアップできた数量が「6」であれば欠品が生じていないこととなるが、例えばピックアップできた数量が「5」であれば、6−5で算出される「1」の欠品が生じていることとなり、「登録」と表記されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)が行われることで、欠品登録がなされる。
なお、「キャンセル」と表記されたソフトウェアボタンが押下する操作(例えばタップの操作)が行われることで、欠品登録を行う操作をキャンセルすることができる。
図12(B)には、欠品取消画面の具体例が示されている。
店員Eは、店舗端末4を操作することにより、欠品取消画面から登録された欠品の登録を取り消して、通常のピッキングに戻す数を設定することができる。欠品の登録の取り消しが行われると、対象となる商品Pは、通常商品としてピッキング一覧に表示されることとなる。
欠品取消画面は表示領域F53及びF54で構成されている。
表示領域F53には、「取消数を登録してください」というメッセージと、商品名「○○○ さらさらキャノーラ油 1000g」が表示されている。
表示領域F54には、欠品登録された数量のうち、欠品登録を取り消す数量を入力する欄と、「キャンセル」と表記されたソフトウェアボタンと、「登録」と表示されたソフトウェアボタンとが表示されている。
店員Eは、欠品登録を取り消す数量を入力する欄への入力が完了したら、「登録」と表示されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)を行う。これにより、入力された数量についての欠品登録の取り消しがなされる。
具体的には例えば、図12(B)の例では、分母の数が「3」であるため、欠品登録を取り消す数量が「3」であれば欠品は解消することとなるが、例えば欠品登録を取り消す数量が「1」であれば、3−1で算出される「2」の欠品が依然生じていることとなる。
なお、「キャンセル」と表記されたソフトウェアボタンが押下する操作(例えばタップの操作)が行われることで、欠品登録を取り消す操作をキャンセルすることができる。
図13は、欠品処理の流れを示すフローチャートである。
上述の図1のステップS7において、店員Eによるピッキングが行われると、図13に示す欠品処理が実行される。
即ち、ステップS71において、店員Eは、ピッキングの対象となる商品Pの在庫の有無を確認する。
店員Eによる商品Pの在庫の確認の結果、在庫があれば、商品Pがピックアップされてピッキングは完了する。
これに対し、店員Eによる商品Pの在庫の確認の結果、在庫がなければ、処理はステップS72に進む。
ステップS72において、店舗端末4は、欠品登録を行う。
ステップS73において、店舗端末4は、欠品リストを表示する。
ステップS74において、店舗端末4は、ピッキングリストと、代替商品とを表示する。
ステップS75において、店員Eは、商品Pの代替商品の在庫の有無を確認する。
店員Eによる代替商品の在庫の確認の結果、代替商品の在庫があれば、代替商品がピックアップされてピッキングは完了する。
これに対し、店員Eによる代替商品の在庫の確認の結果、在庫がなければ、処理はステップS76に進む。
ステップS76において、店舗端末4は、欠品登録を行う。
ステップS77において、店舗端末4は、欠品リストを表示する。
ステップS78において、店員Eは、他店舗に対し、商品Pの在庫の有無を確認する。他店舗に商品Pの在庫がない場合には、他店舗に対し、同様に代替商品の在庫の有無を確認する。
店員Eによる他店舗における商品Pの在庫の確認の結果、他店舗に商品Pの在庫があれば、処理はステップS79に進む。また、店員Eによる他店舗における商品Pの在庫の確認の結果、他店舗に商品Pの在庫がないが、代替商品の在庫があれば、処理はステップS79に進む。
これに対し、店員Eによる他店舗における商品Pの在庫の確認の結果、他店舗に商品P及び代替商品のいずれも在庫がない場合には、処理はステップS81に進む。
ステップS79において、ドライバーDは、他店舗から商品P(商品Pの在庫がない場合は代替商品)の回収が行われる。
ステップS80において、ドライバー端末5は、欠品リストに回収の結果(一部又は全部について回収できた旨)を登録する。
ステップS81において、ドライバー端末5は、欠品リストに回収の結果(回収できなかった旨)を登録し、欠品となる。
即ち、図13の欠品処理をまとめると、スーパーマーケットSMの実店舗Tに商品Pの欠品が生じた場合には、店員Eは、電話又はFAXを利用して、欠品が生じている旨を他店舗に連絡する。連絡の結果、対象となる商品Pがある場合には、当該他店舗より商品Pの回収を行うことで欠品を解消させる。
ここで、顧客Cが代替商品を選択している場合には、代替商品のピッキングが行われることになるが、代替商品も欠品している場合には、通常の商品Pの場合と同様に他店舗から回収することで代替商品の欠品を解消させる。
ただし、通常の商品P、及び代替商品のいずれもが他店舗からの回収ができない場合には、「欠品」となる。なお、運用としては、他店舗からの店舗間移動となり、既存のシステムを用いて移動処理を行うこともできる。
図14は、ドライバーアプリの具体例を示す図である。
ドライバーアプリは、パッキングの担当者、及び配送担当者により利用されるアプリであり、パッキング(図1のステップS8)、POS登録(図1のステップS9)、配送(図1のステップS11)等のメニューがある。また、ドライバーアプリによれば、パッキング時、荷積み時、及び配送完了時にチェック登録を行う事ことができる。なお、ドライバーの配車や配送ルートの表示はシステム外とすることができる。
図14(A)には、ドライバーアプリのトップ画面が示されている。
ドライバーアプリのトップ画面は、表示領域F61及びF62で構成されている。
表示領域F61には、ドライバー端末5の利用者に対するお知らせと、「OK」と表記されたソフトウェアボタンと、更新をするためのソフトウェアボタン(以下、「更新ボタン」と呼ぶ)とが表示されている。お知らせは、登録された内容を表示させることができる。
また、掲載期間内であるお知らせは、確認済の分も含めすべて表示させることができる。
また、未読は太字、確認済は通常の文字サイズで表示させることができる。
また、更新ボタンをタップすると、お知らせの再読込が行われる。
ドライバーDは、お知らせを認識すると、「OK」と表記されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)を行うことで、お知らせを確認した旨を示すことができる。「OK」と表記されたソフトウェアボタンは、確認用のボタンとして、お知らせ1件毎に設けられている。
表示領域F62には、「ラベル出力」、「パッキング」、「他店舗回収」、「荷積み」、及び「荷下ろし」と夫々表記された5つのソフトウェアボタンが表示されている。
「ラベル出力」と表記されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)が行われると、ラベルの印刷要求を行う画面が表示される。
「パッキング」と表記されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)が行われると、パッキングを行うための注文一覧をエリア毎に表示させる画面が表示される。
「他店舗回収」と表記されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)が行われると、スーパーマーケットSMの実店舗で欠品した商品Pの一覧を表示させる画面が表示される。
「荷積み」と表記されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)が行われると、荷積みを行う一覧がエリア毎に示される画面が表示される。また、コンテナ数の表示や、担当を変更する移動機能、荷積み済チェック登録機能等を有する。
「荷下ろし」と表記されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)が行われると、荷積みした配送先Hを選択するための画面が表示される。
図14(B)には、注文一覧が表示されている。
注文一覧とは、登録されている注文情報に基づいて、当日のピッキングが完了した注文の一覧のことをいう。
注文一覧は、当日配送の注文を配送エリア別、顧客別、注文順に表示することができる。なお、キャンセルが生じた場合は、対応する行が色分けされて表示される。
注文一覧は、表示領域F63及びF64で構成されている。
表示領域F63には、エリアを選択する欄と、検品の有無で絞り込むためのチェックボタンと、欠品の有無で絞り込むためのチェックボタンとが表示されている。即ち、注文一覧は、エリア、未検品、欠品ありで絞り込むことができる。
表示領域F64には、注文一覧の内容が表示される。ただし、パッキングが完了しているものは表示されない。
注文一覧は、注文ID、顧客ID、顧客名、事業所(配送先)、数量、検品、及びキャンセルからなる項目で構成された画面である。
ここで、検品の項目には「検」と表記されたソフトウェアボタンが表示されているが、このボタンが押下する操作(例えばタップの操作)が行われると、顧客Cの注文画面が表示される。
また、ピッキング後にキャンセルになった場合には、例えば「2018/10/07 13:05」の形式でキャンセル日時を表示し、行に背景色をつけることもできる。
図15は、ドライバーアプリの具体例を示す図である。
図15(A)には、注文詳細の画面が示されている。
注文詳細の画面は、表示領域F71及びF72で構成されている。
登録されている注文情報に基づいて、当日のピッキングが完了した顧客Cの注文の明細が一覧で表示されている。
顧客C毎に注文の内容を表示、検品することができ、排他制御により複数人が同一顧客のパッキングを行うことを防ぐことができる。
欠品している商品Pは、行を色分けして分かるようにすることができる。注文詳細の表示は、管理サイトの部門管理で設定された順番とする。
一覧は以下の項目を表示する。即ち、中分類、メーカー名、商品コード、商品名、種別等をアイコンで表示する。
図15(B)には、他店舗回収リストの画面が示されている。
他店舗回収リストは、登録されている注文情報に基づいて、当日配送になる、ホームセンター、ドラッグスアの商品と、スーパーマーケットの実店舗Tで欠品登録された商品(代替商品を含む)の一覧を表示する画面である。
他店舗回収リストの画面は、表示領域F73及びF74で構成されている。
表示領域F73は、欠品、DRUG1、DRUG2、及びHCの夫々が表記された4つのソフトウェアボタンで構成されている。欠品、DRUG1、DRUG2、及びHCの表示の切り分けはタブで行うことができる。
他店舗回収リストの画面では、欠品かどうかの結果登録を行うことができる。
表示領域F74には、他店舗回収リストの内容が表示されている。他店舗回収リストは、中分類、メーカー名、JANコード、商品名、数量、済、及び欠品の項目で構成されている。
他店舗からの回収が完了すると、「済」の項目に自動でチェックが入る。
「欠品」の項目に表示された、「欠」と表記されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)を行うと、欠品登録用画面(図示せず)が表示される。なお、欠品登録が完了している場合は、「欠」と表記されたソフトウェアボタンに背景色をつけることができる。
図16は、ドライバーアプリの具体例を示す図である。
図16(A)には、荷積み一覧の画面の具体例が示されている。
荷積み一覧の画面には、当日配送の荷積みをおこなう注文情報の一覧が事業所別、顧客別に表示される。また、荷積み一覧の画面には、エリア毎に注文情報の一覧を表示させることができる。また、配送用車両に積み込みを行う折りコン、保冷バッグ等の梱包材の合計数が表示される。
荷積み一覧は表示領域F81及びF82で構成されている。
表示領域F81には、エリアを選択する欄と、配送用車両に積み込みをおこなう折りコン、保冷バッグ等の梱包材の合計数が表示される。
表示領域F82には、当日配送の荷積みをおこなう注文情報の一覧が事業所別、顧客別に表示される。
図16(B)には、配送先選択画面の具体例が示されている。
配送先選択画面は、積み込みを行った注文を事業所(配送先H)毎に表示することができる。事業所ボタンBを押下する操作(例えばタップの操作)を行うと、積み込みをおこなった事業所(配送先H)の一覧W1が表示される。この一覧W1から1の事業所(配送先H)を選択すると、その事業所(配送先H)で荷下ろしを行う注文一覧(荷降ろし画面)が表示される。
図16(C)には、図16(B)の一覧W1から1の事業所(配送先H)が選択された場合に表示される注文一覧(荷降ろし画面)の具体例が示されている。
注文一覧(荷降ろし画面)は表示領域F83及びF84で構成されている。
表示領域F83には、「詳細」と表記されたソフトウェアボタンと、「回収」と表記されたソフトウェアボタンと、配送用車両に積み込まれた折りコン、保冷バッグ等の梱包材の合計数が表示されている。これにより、詳細画面、回収画面を表示することができる。
表示領域F84には、注文一覧(荷降ろし画面)の内容が示されている。ドライバーDは、荷降ろしが完了した時点でチェック登録を行い、顧客Cに対して、配送が完了したことを通知する。
ネットスーパーNS側の理由でキャンセルを行う場合には、注文一覧(荷降ろし画面)のうち該当する者にチェックを入れてキャンセル登録を行う。その後、顧客Cにキャンセルの通知が行われる。
図17は、ドライバーアプリの具体例を示す図である。
図17(A)には、詳細情報の画面の具体例が示されている。
詳細情報の画面では、管理画面又は専用アプリから登録された事業所宛のメモを確認することができる。メモは1件ずつ表示され、登録時に「注意」アイコンの設定をした場合は一緒に表示がされる。
詳細情報の画面は、表示領域F91及びF92で構成されている。
表示領域F91には、事業所宛のメモが表示されている。具体的には、「冷凍がある場合は総務に声をかけること」というメモと、「コンテナ1 回収忘れあり」というメモとが表示されている。また、「OK」と表記されたソフトウェアボタンが表示されている。
メモは、タップで非表示にすることができる。「OK」と表記されたソフトウェアボタンは個人単位で管理することができる。
また、自分で登録したメモは、「−」と表記されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)を行うことで削除することができる。
また、「+」と表記されたソフトウェアボタン(メモ登録ボタン)を押下する操作(例えばタップの操作)を行うことで、登録画面を表示することができる。
また、表示領域F92には、サムネイル表示されるフォト(写真)が表示される。フォト(写真)はコメントと共に表示される。
また、「+」と表記されたソフトウェアボタン(メモ登録ボタン)を押下する操作(例えばタップの操作)を行うことで、フォト(写真)の登録画面を表示することができる。
図17(B)には、ラベル出力画面の具体例が示されている。
ラベルは、商品Pをパッキングした折コンに貼付されるラベルであり、商品Pを購入した顧客Cの名前等の情報が印字されている。
ラベル出力画面には、エリアを選択する欄、配送時間の選択ボタン、及び「ラベル出力」と表記されたソフトウェアボタンが表示されている。
ドライバーDは、ドライバー端末5に表示されたラベル出力画面にてエリア、及び配送時間を選択し、「ラベル出力」と表記されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)を行うことで、ラベルを出力することができる。
図17(C)には、図17(B)のラベル出力画面に入力された情報に基づいて出力されたラベルの具体例が示されている。
即ち、図17(C)に例示されたラベルには、配達日(2019/05/01)と、配達時間(17:00)と、名前(山田 太郎)と、注文番号(20180501−XXXX−XXXX)と、小口(1/2)と、配達エリア(A)と、配送先(株式会社AAA BBBオフィス入り口)とが表示されている。
図18は、注文明細画面の具体例を示す図である。
注文明細画面は、登録されている注文情報に基づいて、当日のパッキングが完了した顧客の注文の明細を順次表示する画面である。注文明細画面は、1画面につき1注文を表示する。注文明細画面は、金額調整機能を有する。
具体的には、「○○株式会社XXX事業所」(事業所J)、「460011」(顧客ID)、「斉藤ちはる 様」(顧客Cの名前)とともに、JANコード、商品名、単価、数量、小計、消費税額、及び合計金額が表示される。
図19は、配送担当者移動機能の具体例を示す図である。
配送担当者移動機能は、ドライバーDの担当エリア内の配送を、別エリアの配送を担当するドライバーDに移動する機能である。
ドライバーDは、荷積み一覧の画面に表示された、「移」と表記されたアイコンIをクリックすることで表示される画面W2において、移動件数の選択と、エリア選択とを行う。そして、ドライバーDが「決定」と表記されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)を行うと、自身の担当エリアから移動の対象となっている配送の表示が消える。すると、移動の対象となっている配送は、移動先として選択されたエリアの一覧に表示される。
図20は、ピッキングの完了から配送が完了するまでの流れを示すフローチャートである。
ピッキングが完了すると、ステップS81において、ドライバーDは、他店舗(ホームセンターHC、ドラッグストアDS等)から商品Pを回収する。
ステップS82において、ドライバーDは、折りコンにラベルを貼る。
ステップS83において、ドライバーDは、個別注文のパッキングとして、1注文毎に折りコンに商品Pを入れる。
ステップS84において、ドライバーDは、ドライバー端末5を操作することにより、商品Pの検品を行う。具体的には、バーコードの読み込みによる登録を行う。ここで、二重パッキングを防ぐために、排他制御が用いられる。
ステップS85において、ドライバーDは、ドライバー端末5を操作することにより、小口変更、及びラベルの再発行を行う。
ステップS86において、ドライバーDは、配送先H毎に折りコンの仕分けを行う。
これにより、パッキング作業は終了する。
パッキング作業が終了すると、ドライバーDは、図1のステップS10の荷積みを開始する。
ステップS101において、ドライバーDは、ドライバー端末5に表示される注文一覧を参照しながら、配送用車両への積み込みを行う。なお、注文一覧には、パッキングを行った注文のみが表示されるので、ドライバーDは、効率よく積み込みを行うことができる。
ステップS102において、ドライバーDは、ドライバー端末5を操作することにより、積み込みを行った注文の登録を行う。
ステップS103において、ドライバーDは、配送用車両を運転して、配送事務所に到着する。
ステップS104において、ドライバーDは、事業所Jの所定の場所(指定された配送先H)に商品Pを配置する。
ステップS105において、ドライバーDは、ドライバー端末5を操作することにより、配送完了の登録を行う。
ステップS106において、ドライバー端末5は、管理サーバ1を介して、顧客Cに配達完了の連絡を行う。
ステップS107において、ドライバーDは、ドライバー端末5を操作することにより、管理サーバ1を介して、顧客Cに配達完了の連絡を行う。
ステップS108において、ドライバーDは、次の配送先Hに向かう。
これにより、配送が完了する。
図21は、在庫管理がされていない商品の在庫変動の具体例を示すフローチャートである。
ネットスーパーNSの在庫情報は「実店舗Tで在庫が管理されている商品」と「実店舗Tで在庫が管理されていない商品」の2種類が存在し、例えば以下の方法で管理することができる。
即ち、「実店舗Tで在庫が管理されている商品」は、前日閉店時の最終在庫と、当日の入荷予定数量とが連携され、合計在庫数の所定割合を販売可能数として反映する。そして、販売可能数から当日の売上数量を差し引くことで在庫数を更新する。この場合、ネットスーパーNSから実店舗Tへの在庫更新は行われない。
これに対し、「実店舗Tで在庫が管理されていない商品」は、例えば生鮮三品や加工品などの、在庫の管理ができない商品が該当する。この場合、ネットスーパーNS側で販売可能数として自動更新が行われる。販売可能数は、店舗毎及び商品毎に適正数が設定され、毎朝決まった時間に更新処理が実行される。
以下、「実店舗Tで在庫が管理されていない商品」の在庫変動について説明する。
ステップS301において、実店舗Tでは、キャベツの当日入荷数である100玉を入荷した。
ステップS302において、実店舗Tでは、キャベツ100玉のうち、20玉を加工した。これにより、実店舗Tにおけるキャベツの実在庫は80玉となった。
ステップS303において、実店舗Tでは、顧客であるCさんがキャベツ40玉を購入した。
これにより、実店舗Tでは、キャベツの実在庫が40玉になる。
ステップS201において、ネットスーパーNSでは、開店前の朝9時の時点で、在庫数量の自動更新が行われた。これにより、ネットスーパーNSにおけるキャベツの販売可能数が40玉となった。
ステップS202において、ネットスーパーNSでは、顧客であるAさんがキャベツ2玉を購入した。これにより、ネットスーパーNSにおけるキャベツの販売可能数が38玉となった。
ステップS203において、ネットスーパーNSでは、顧客であるBさんがキャベツ1玉を購入した。これにより、ネットスーパーNSにおけるキャベツの販売可能数が37玉となった。
ステップS204において、ネットスーパーNSでは、実店舗Tのキャベツの実在庫との連携がとられた。即ち、ステップS204におけるネットスーパーNSのキャベツの販売可能数が37玉であるのに対し、これに対応するステップS303における実店舗Tのキャベツの実在庫は40玉である。この場合、実店舗Tのキャベツの実在庫(40玉)よりも、ネットスーパーNSのキャベツの販売可能数(37玉)の方が少ないので、この時点でネットスーパーNSのキャベツは売り切れとして取り扱われる。
このように、所定のタイミングで在庫数量の連携がとられることで、ネットスーパーNSにおいて、実店舗Tの実在庫を超えた販売が行われてしまうことを避けることができる。
図22は、ネットスーパーにおける商品の価格遷移図である。
ネットスーパーNSで販売される商品の価格は、実店舗Tと連携されている情報に基づいて、最安値をつけることができる。
即ち、実店舗Tで販売されている商品の価格が基本となり、期間限定価格は、開始日・終了日と共に設定される。なお、同一日に複数の価格設定がある場合は、最も安い額が優先される。
ただし、POS登録された価格がある場合は、POS登録された価格が最優先となる。POS登録された価格は、定時で連携される。このため、POS登録された価格と特売価格とが同一となる場合もあるし、同一とならない場合もある。
また、POSシステム内で時間を管理することもできる。
また、顧客Cに対する請求金額は、売り場の価格を正として取り扱うこともできる。
また、POS登録された価格は、当日の価格情報が連携されるため、当日の配送が締め切られた後や、配送が停止された日等、当日の配送が選択できない場合は、POS登録された価格ではなく翌配送日の価格とすることができる。
具体的には例えば、図22に示すように、2018年12月1日の11:00までは、店別商品マスタの価格(実店舗Tの価格)200円が適用され、その後、2018年12月5日の11:00までは、期間限定価格180円が適用され、その後、2018年12月5日の20:00までは、POS登録された価格130円の例外を除いて、チラシ・特売価格180円が適用され、その後、2018年12月15日の20:00までは、期間限定価格180円が適用され、それ以降は、店別商品マスタの価格(実店舗Tの価格)200円が適用されるようにすることができる。
ここで、本サービスにおける課題について補足する。
本サービスにおけるネットスーパーで取り扱われる商品の一例として、生鮮食品がある。ここで生鮮食品には、例えば青果(野菜、果物)、水産物、鶏肉等の畜産物等の商品が含まれる。
生鮮食品は、その性質上、常温下での貯蔵性が悪く、変敗しやすい。また軟らかい青果等は傷つきやすい等の問題もある。そのため、生鮮食品の品質を維持するため、生鮮食品の流通においては、厳密な温度管理や迅速さが求められている。また、輸送時に発生する傷等を防止する為にも、生鮮食品の梱包や荷積み等の取扱いにも専門的な知識が求められている。
また、購入者が生鮮食品の購入を検討する際、商品の見た目や、賞味期限等を基準にして、商品の購入を判断する場合がある。具体的には、商品に「ツヤがあるか」、「いつ頃が食べごろか」、といった見た目であったり、賞味期限が1日でも長い商品を選びたい、等といった視点で商品の購入を判断する購入者も少なくない。
このような状況下、従来のネットスーパーにおいて、購入者は、商品を実際に手に取って確認することが出来ない為、商品の品質に不安を感じたまま購入を検討せざるを得ないという問題があった。
これに対し、本サービスのネットスーパーにおいて、購入者に提供される生鮮食品は、(1)温度管理の基準、(2)商品選定の基準、(3)賞味期限の基準、の夫々に基づいて管理される。
即ち、(1)温度管理の基準としては、商品を適正な温度で管理することによってその品質を維持するため、各作業において温度管理の基準が設けられている。また、(2)商品選定の基準としては、例えば、商品に「ツヤがあるか」、「皮に張りがあるか」、「いつ頃が食べごろか」等、購入者に提供する商品の選択について、一定の基準が設けられている。
さらに、(3)賞味期限の基準として、顧客に提供する商品には、商品毎に一定の賞味期限が確保できるよう基準が設けられている。
これにより購入者は、本サービスのネットスーパーにおいて、品質が維持された生鮮食品を安心して購入することができるようになる。
以下、図23乃至図28を用いて、本サービスのネットスーパーにおける生鮮食品の管理方法について具体的に説明する。
図23は、生鮮食品がピッキングされてから配送されるまでの具体的なフローを説明する図である。
ステップS701において、店員Eは、10:00から総量ピッキングの準備を開始する。ここでいう総量ピッキングとは、商品の売り場から、購入者である顧客Cにより注文された商品を取り出し、商品の種類毎に収集するピッキングのことをいう。また商品の種類とは、ここでは説明の便宜上、青果(野菜、果物)、水産物、畜産物、冷凍食品等を指すものとする。
総量ピッキングされる商品は、上述した、(1)温度管理の基準に基づいて管理される。
具体的には、総量ピッキングの対象が冷凍食品である場合、冷凍食品の総量ピッキングを担当する店員Eは、折りコンの中に専用の保冷バッグを設置する。
冷凍食品は、その品質を維持する為の適正温度が設けられており、一般的には−18℃以下、とされている。そのため、店員Eは、冷凍食品を上述の適正温度を満たす環境で保管するべく、保冷バッグの底面と側面の夫々に、−25℃の保冷材を6個(3kg)設置する。
なお、店員Eは、冷凍食品の総量ピッキングを完了した後は、後述する個別ピッキングがなされるまで、冷凍食品をこの専用の保冷バッグから取り出さずに保管することとする。
一方、総量ピッキングの対象が青果(野菜、果物)、水産物、畜産物等である場合、これらの商品の総量ピッキングを担当する店員Eは、折りコンの中に夫々発泡ボックスを設置する。
上述の生鮮食品の夫々は、その品質を維持する為の適正温度が設けられている。ここで、青果の適正温度は、商品によって異なり、例えば4℃、10℃、18℃、及び常温等が採用される場合もあるが、ここでは例えば10℃とされており、また、水産物及び畜産物については、4℃以下が適正温度とされている。そのため、店員Eは、総量ピッキングの際に、夫々の生鮮食品を、夫々の適正温度を満たす環境で管理するべく、発泡ボックス内に所定の数の保冷材を設置する。
本サービスにおいては便宜上、青果を保管する発泡ボックス内の温度は10℃となるよう管理するが、これに限定されない。保管する商品Pの適正温度にしたがって、発泡ボックス内の温度は任意に設定されてよいものとする。
以上より、本サービスにおいては、青果を投入する発泡ボックス内には、−5℃の保冷材を2個(1kg)設置する。なおここで、保冷材との接触により傷みやすい葉物野菜等は、保冷材が設置された発泡ボックスには投入されず、常温で保管されてもよい。また、水産物及び畜産物を投入する発泡ボックス内には、−5℃の保冷材が2個(1kg)設置されるものとする。
このようにして、本サービスにおける総量ピッキングでは、青果(葉物を除く)は10℃以下、水産物及び畜産物は4℃以下で保管される。
店員Eは、総量ピッキングを完了した後は、後述する個別ピッキングがなされるまで、商品Pをこの発泡ボックスから取り出さずに保管することとする。
ステップS702において、店員Eは、10:02から総量ピッキングを開始する。具体的には、店員Eは、発泡ボックスや保冷バッグが設置された折りコンを台車に乗せ、実店舗T内を移動しながら総量ピッキングを行う。
このとき、店員Eによって総量ピッキングがなされる商品Pは、上述した、(2)商品選定の基準に基づいて選択される。
具体的には、ピッキングの対象として商品Pが水産物や畜産物である場合、ドリップが出ていないこと、変色していないこと、色味、ツヤ等を一例とする、商品毎に設けられた基準に基づいて商品Pがピッキングされる。
また、ピッキングの対象として商品Pが青果である場合、同様に、色、ツヤ、鮮やかさ等の基準に基づいて商品Pがピッキングされる。
また例えば、商品Pがトマト、アボガド、メロン等の季節の果物類である場合、店員Eは、固めのものをピッキングする。このとき、店員Eは、ピッキングした商品Pに「食べごろお知らせメモ」を添付して、購入者に対し、商品Pの食べごろを通知するようにしてもよい。
なお、商品Pとして例えば、葉物野菜や硬い野菜が同じ発泡ボックス内に収納される場合、商品同士の接触等により葉物野菜の葉が傷む恐れがある。そのため、店員Eは、その商品Pをその性質に応じ異なる発泡ボックスに分けて格納してもよい。
さらに、店員Eは、上述した、(3)賞味期限の基準に基づいて総量ピッキングを行う。
具体的には、店員Eは、売り場の正面から見て所定の位置より奥に存在する商品の中から商品Pをピッキングするものとする。これにより、一定の賞味期間が確保された商品を選択することが可能となる。
このように、総量ピッキングは、一定の(1)温度管理の基準と、(2)商品選定の基準と、(3)賞味期限の基準とに基づいて行われる。
これにより、本サービスのネットスーパーにおいて、購入者である顧客Cは、自身が実店舗において購入する場合と同様の基準に基づいた商品の提供を受けることができるため、安心して商品を購入することができるようになる。
ステップS703において、総量ピッキングを完了した店員Eは、実店舗Tに設けられた拠点(図24で後述する拠点60)に商品を移動する。
図24は、生鮮食品を顧客毎にパッキングするまでの処理を行う拠点のレイアウト例を示す模式図である。
拠点60において、入口61から出口62までの間に、総量ピッキングされた商品Pが陳列される商品棚63、空の折りコンやパッキング用の保冷バッグ(以下、「パッキング用保冷バッグ」と呼ぶ)等の夫々が格納される資材棚64、梱包台65、保冷材等が保管される冷蔵庫66が夫々設置されている。
商品棚63は、陳列される商品Pの種類毎に区切られており、例えば野菜、果物、デリカ等の種類に分けられている。
資材棚64に格納されている空の折りコン、保冷バッグ、資材等は、総量ピッキング、個別ピッキング、及びパッキング作業時に用いられる。ここで個別ピッキングとは、拠点60に陳列された商品を、顧客Cの注文毎にピッキングして1か所に集める作業のことをいう。
また、梱包台65は、個別ピッキングされた商品をパッキングする場所である。
総量ピッキングを完了した店員Eは、入口61から入室し、商品Pを載せた台車を押しながら、ルートRo1が示す順に通路を進む。店員Eは、商品棚63の夫々に商品Pをその種類毎に陳列する。そして、店員Eは、商品Pを全て商品棚63に陳列すると、出口62から退室する。店員Eは、以上の作業を10:30までに終わらせるものとする。
図23に戻り、ステップS704において、ネットスーパーの店員MS(以下、「拠点スタッフMS」と呼ぶ)は、10:00から、拠点60において個別ピッキングの準備を開始する。
拠点スタッフMSは、10:00に冷蔵庫66の温度を確認する。ここで冷蔵庫66の温度が適正であることが確認された場合、拠点スタッフMSは、保冷材を冷蔵庫66から取り出し、パッキング用保冷バッグの中に保冷材を設置する。
なお、パッキング用保冷バッグ内に設置される保冷材の数等の具体的な構成については後述するが、一定の(1)温度管理の基準に基づいて管理がなされるよう構成されるものとする。
ステップS705において、拠点スタッフMSは、10:30より、個別ピッキングリストを参照し、個別ピッキングを開始する。ここで、個別ピッキングリストは、総量ピッキングが完了次第、店舗端末4に表示されるものであり、顧客Cの注文の明細が一覧で表示される。
拠点スタッフMSは、ルートRo2が示す順に通路を進み、個別ピッキングリストに基づいて、商品棚63から商品をピッキングする。
ステップS706において、拠点スタッフMSは、梱包台65において、個別ピッキングが完了した商品Pをパッキングする。
拠点スタッフMSは、パッキングの際、顧客Cにより注文された商品Pに関する情報と、ピッキングされた商品Pに関する情報とが一致するかどうかについて、検品を行う(例えばスキャナーで識別子を読み取る等)。
またこのとき、拠点スタッフMSは、上述した(2)商品選定の基準、及び(3)賞味期限の基準に基づき、商品Pの外観、及び商品Pの賞味期限の確認を行う。例えば、豆腐の賞味期限の基準は3日前と定められている為、商品Pが豆腐である場合、拠点スタッフMSは、パッキングの当日が豆腐の外観に提示されている賞味期限の最低3日前であることを確認する。また、拠点スタッフMSは、豆腐の外観に異常がないかどうか確認する。
このように、商品Pは、その賞味期限が所定の基準を満たしているかについて、総量ピッキング時、及びパッキング時の少なくとも2回確認される。これにより、商品Pの賞味期限は一定以上確保されていることが十分に確認されるため、顧客Cは安心して商品Pを購入することができるようになる。
またここで、拠点スタッフMSは、例えば軟らかい商品、傷みやすい商品等をエアパッキンで梱包するが、梱包方法は特に限定されない。
次に、拠点スタッフMSは、商品Pを袋詰めする。そして拠点スタッフMSは、梱包台65に設置したパッキング用保冷バッグに、商品Pを格納する。
そして、拠点スタッフMSは、商品のPOS登録を行う。
このようにして、拠点スタッフMSは、商品のパッキングを12:00までに完了する。
なお、このとき拠点スタッフMSは、15:00(後述する時間帯(2)におけるパッキング終了時)に、冷蔵庫66の温度を確認する。ここで冷蔵庫66の温度が適正であることを確認することで、パッキングの作業が完了したものとする。
ステップS707において、拠点スタッフMSは、パッキングが完了した商品Pを、ルートRo3が示す順に従って出口62から搬出する。
ステップS708において、ドライバーDは、パッキングが完了した商品Pの積み込みを開始する。
なお、個別ピッキング、及びパッキングは、本説明においては便宜上拠点スタッフMSにより行われるが、特にこれに限定されず、ドライバーD等他の者により行われてもよい。
また、個別ピッキング、及びパッキングを行う拠点スタッフMSは夫々2人ずつであることが好ましいが、これに限定されない。
また、個別ピッキング、及びパッキングを担当する拠点スタッフMS、及び総量ピッキングされた商品Pを陳列する店員Eの夫々は、前述のように夫々所定のルートが示す順に従って拠点60内を移動する。そのため拠点60内において、店員同士やスタッフ同士の接触や停滞を防止することができるため、拠点スタッフMS、及び店員Eは、拠点60内で夫々の作業を迅速かつ効率的に進めることができるようになる。
なお、生鮮食品が実店舗Tにおいてピッキングされてから配送されるまでの一連のフローは、図23で示すように、時間帯(1)として10:00から、そして時間帯(2)として13:00からの2回実施される。即ち、時間帯(1)でパッキングされた商品は、例えば16:00に、そして時間帯(2)でパッキングされた商品は、例えば18:00に事業所Jに配送される。
これにより顧客Cは、例えば帰宅時間が早い日等は、時間帯(1)の便で商品の配送を依頼する等、都合に合わせて配達時間を選択することが可能になる。即ち、顧客Cは、商品Pが実店舗Tを出てから自身の手に引き渡されるまでの時間を、自身の都合に合わせて短縮するよう調整することができるため、時間的な制約がある顧客Cにとっては利便性が高いといえる。
なお本説明では便宜上ピッキング開始の時間帯を(1)10:00、及び(2)13:00の2回として説明したが、これに限定しないものとする。
以上、図23及び図24を用いて、生鮮食品がピッキングされてから配送されるまでの管理手順について説明した。
なおここで、パッキング時において採用される(1)温度管理の基準について説明する。
温度管理が必要な生鮮食品の具体例として、例えば、青果では葉物野菜、袋サラダ等、水産物では魚類、刺身等、また畜産物では鶏肉等の肉類がある。
生鮮食品等の夫々は、上述のとおり、その品質を維持する為の適正温度が設けられている。そして、その適正温度は商品の種類によって様々である。
例えば、もやし1袋と刺身1パックが顧客Cによって購入されたと仮定する。従来であれば、夫々の商品の適正温度に基づき、もやし1袋と刺身1パックは、夫々異なるパッキング用保冷バッグに格納されて配送先Hで保管されることになる。
しかしながら、配送先Hにおける商品Pの保管スペース、また複数のパッキング用保冷バッグを準備するという人的労力の面で、従来の手法は効率が良いとは言えない。また、商品Pの容量に合わせてパッキング用保冷バッグのサイズバリエーションを増やすことについても、コスト的な点で課題がある。
また、従来のネットスーパーにおいては、購入された商品Pは、顧客Cの自宅へ配送されることが前提であった。そのため、商品Pが顧客Cの自宅へ配送された後すぐに冷蔵庫等へ格納されると仮定した場合、生鮮食品を適正温度で維持すべき時間としては、商品Pが顧客Cの自宅に配送されるまでの2〜3時間を採用すれば十分であった。
一方で、本ネットスーパーにおいては、購入された商品Pは、顧客Cが勤務する事業所Jの配送先Hへ配送されることが前提である。そのため、生鮮食品を適正温度で維持すべき時間として、商品Pが配送先Hへ配送される時間に加えてさらに、配送先Hに配送されてから顧客Cによって自宅まで持ち帰られるまでの時間を考慮しなければならない。
商品Pが配送先Hに配送されてから顧客Cによって自宅まで持ち帰られるまでの時間は、顧客Cの職務によって適宜設定される必要があるが、ここでは6時間を採用するものとする。即ち、本ネットスーパーにおいては、商品Pが配送先Hに配送されるまでの時間に加えてさらに、顧客Cの自宅に持ち帰られるまでの時間を加味すると、商品Pはおよそ10時間、適正温度で維持される必要があるといえる。
そこで、適正温度が異なる複数の商品Pを、夫々の最適温度で維持し、かつ、省スペース、高効率、かつ低コストで顧客Cに提供するため、発明者らは、以下の図25乃至図27に示す実験を行った。
図25乃至図27を参照して、パッキング用保冷バッグの最適な構成について説明する。
図25及び図26は、パッキング用保冷バッグの構成の検討に係る実験条件を示した模式図である。
図25及び図26において、「実験No」欄には実験の番号、「イメージ」欄には、パッキング用保冷バッグを横からみた図、そして「上からみた図」欄には、パッキング用保冷バッグを上からみた図が記載されている。
発明者らは、実験No1において、「イメージ」欄に示したように、パッキング用保冷バッグの底部に断熱材Mb、その上に−5℃の保冷材Hb1、及びHb2を設置した。ここで実験に用いる商品Pとして、適正温度が4℃以下である鶏肉、及び適正温度が10℃以下である加工品(牛乳、豆腐、飲料)を選択した。そして、発明者らは、鶏肉、及び加工品の夫々を、保冷材Hb1、及びHb2上に設置した。
また、発明者らは、パッキング用保冷バッグの蓋を閉めた際に鶏肉の上部に配置されるよう、蓋部分に0℃の保冷材Htを装着した。
そして、発明者らは、パッキング用保冷バッグの蓋を閉めた状態で、鶏肉近傍(目標温度4℃以下)、及び加工品近傍(目標温度10℃以下)の雰囲気の温度を10時間、一定時間おきに計測した。
なお、実験No2以降の実験条件は、特に説明しない限り、実験No1で上述した条件と同様であるものとする。
図27は、パッキング用保冷バッグの構成の検討に係る実験結果を示した図である。
図27に示す表は、各実験Noについて、上段に鶏肉近傍(目標温度4℃以下)における雰囲気の温度の計測結果、また、下段に加工品近傍(目標温度10℃以下)における雰囲気の温度の計測結果を示したものである。
表の最右列には、〇、又は×として、判定結果を示す欄が設けられている。ここでは例えば、鶏肉近傍(目標温度4℃以下)の温度が測定開始10時間後に4℃を超えた場合には×、4℃を超えなかった場合は〇と示している。
また同様に、加工品近傍(目標温度10℃以下)の温度が測定開始10時間後に10℃を超えた場合には×、10℃を超えなかった場合は〇と示している。
実験No1において、鶏肉近傍(目標温度4℃以下)における判定は×、加工品近傍(目標温度10℃以下)における判定は〇であった。
即ち、同じ保冷バッグ内で、適正温度が異なる商品同士を夫々の適正温度で10時間以上保管することは困難であることがわかった。
実験No2において、図25に示すように、鶏肉と加工品との間にL型の仕切りMmを設けた。
図27に示した実験No2の結果より、鶏肉近傍(目標温度4℃以下)における判定は〇、加工品近傍(目標温度10℃以下)における判定は〇であった。
即ち、適正温度が異なる商品と商品の間にL字型の仕切りMmを設けることで、夫々の商品Pを適正温度で10時間以上保管できることがわかった。
実験No3において、図25に示すように、実験No2の構成から、保冷バッグの底部にある断熱材Mbを除去した。
図27に示した実験No3の結果より、鶏肉近傍(目標温度4℃以下)における判定は×、加工品近傍(目標温度10℃以下)における判定は〇であった。
即ち、保冷バッグの底部にある断熱材Mbを除去すると、夫々の商品を適正温度で10時間以上保管することができないことがわかった。
実験No4において、図25に示すように、実験No2の構成に対して、仕切りMmの形状をL字型からI字型に変更した。
図27に示した実験No4の結果より、鶏肉近傍(目標温度4℃以下)における判定は〇、加工品近傍(目標温度10℃以下)における判定は〇であった。
即ち、適正温度が異なる商品と商品の間に設ける仕切りMmの形状は保冷性に影響なく、I字型の仕切りMmでも商品Pを適正温度で10時間以上保管することができることがわかった。比較的厚い断熱材で構成される仕切りMmの形状をI字型にすることにより、L字型の仕切りMmを使用した際に見られていた商品Pの傾きを防止することが可能になる。また、I字型の仕切りMmにすることにより、保冷バッグ内で仕切りの位置を任意に変えることができるため、格納する商品Pの量に合わせた梱包ができるようになる。
次に発明者らは、鶏肉近傍(目標温度4℃以下)の雰囲気の温度をさらに低温で安定させるべく、実験No5において次の検討を行った。
実験No5は、図25に示すように、実験No4の構成に対して、保冷バッグの側面であって鶏肉の近傍(目標温度4℃以下)に、保冷材Hb3、及び鶏肉(目標温度4℃以下)の上部に断熱材による落し蓋Qを設置したものである。
図27に示した実験No5の結果より、鶏肉近傍(目標温度4℃以下)における判定は〇、加工品近傍(目標温度10℃以下)における判定は〇であった。
即ち、保冷材Hb3の追加、及び落し蓋Qの設置によって、夫々の商品を適正温度で10時間以上保管できることがわかった。
さらに実験No6においては、図25に示すように、実験No5の構成に対し、鶏肉、及び加工品の夫々をビニール袋Vで梱包した。
図27に示した実験No6の結果より、鶏肉近傍(目標温度4℃以下)における判定は〇、加工品近傍(目標温度10℃以下)における判定は〇であった。
即ち、商品Pをビニール袋Vに入れて保管しても、夫々の商品を適正温度で10時間以上保管できることがわかった。ここで商品Pが例えば葉物野菜等である場合、これらの商品Pを冷やしすぎると、一般にいう葉焼けを起こしてしまい品質が劣化する。そこで、商品Pをビニール袋Vに入れて保管することで、葉焼けを一例とする、商品Pの冷やしすぎによる品質の劣化を防ぐことができる。
以上の結果から、パッキング用保冷バッグを実験No5又はNo6に示したような構成にすることで、1つの保冷バッグの中で、適正温度が異なる複数の商品Pを、夫々の適正な温度で10時間以上保管することができるようになることが確認された。
これにより、配送先Hに設置するパッキング用保冷バッグの数を低減することが出来るようになるため、省スペース、高効率、かつ低コストで商品Pを顧客Cに提供することが可能になる。
また、商品Pをその適正温度で10時間維持することが可能になるため、顧客Cは、安心して商品Pを購入することが可能になる。
なお、上述の実験で説明した構成はあくまで一例であり、これに限定されない。即ち、上述の例では、商品Pをその適正温度で10時間維持させることを可能とする構成を検討したが、これに限らず、10時間以上維持させることを可能にする構成を採用してもよい。
またここで、拠点スタッフMSは、商品Pを投入する一定時間前に、パッキング用保冷バッグに保冷材を設置してもよい。
パッキング用保冷バッグの内部が十分に冷却されていない状態で商品Pが格納されると、パッキング用保冷バッグの内部の雰囲気と、商品Pとの間に温度差が生じることになる。つまり、この温度差によって商品Pに結露が付着したり、その品質が劣化する、いわゆるヒートショックと呼ばれる現象が発生しうる。
また、パッキング用保冷バッグの内部が十分に冷却されていない状態で商品Pが格納されると、パッキング用保冷バッグ内の雰囲気の温度が十分に低下するまでに時間を要するため、その間、商品Pは適正な温度で保管がされていないことになる。
そこで、パッキング用保冷バッグの内部に予め保冷材を設置し、パッキング用保冷バッグの内部を十分に冷却しておくことで、ヒートショック等を原因とする商品Pの品質の劣化を防止することが可能になる。
なお本サービスにおいては、保冷材は、商品Pのパッキングがなされる30分前にパッキング用保冷バッグに設置されるが、これに限定されないものとする。
また、商品Pが冷凍食品である場合、図示しないが、拠点スタッフMSは、パッキング用保冷バッグの底部に−25℃の保冷材を2枚、側面に−25℃の保冷材を1枚設置し、商品Pを格納後、商品の上部に同じく−25℃の保冷材を2枚設置してもよい。
これにより、冷凍商品である商品Pについても適正温度で保管された状態で顧客Cへ提供されることが可能になる。
以上まとめると、本サービスのネットスーパーでは、管理サーバ1と、第1容器と、第2容器とが用いられて、次のようなサービスが提供されることで、生鮮食品が適切に温度管理されて、顧客Cに届けられる。
管理サーバ1は、事業所Jに属する顧客Cと、当該事業者Jの管理場所のうち商品の配送先として指定されている場所とを含む情報を、複数の事業所J毎に管理する。
第1容器とは、ネットスーパーの商品のうち、実店舗Tで販売されている生鮮食品がピッキングされる際に用いられる容器であって、例えば上述の保冷バッグや発泡ボックスである。
第2容器とは、生鮮食品が配送される際に用いられる容器であって、例えばパッキング用保冷バッグである。
管理サーバ1は、生鮮食品の購入及び場所への配送の依頼を顧客Cから受け付ける受付機能を発揮させることができる。また、管理サーバ1は、受付機能により購入の依頼が受け付けられた生鮮食品がピッキングされる実店舗Tを、受付機能の発揮により配送の依頼が受け付けられた場所に基づいて指定する指定機能を有する。
このような前提のもと、管理サーバ1により、購入の依頼が受け付けられた生鮮食品が、配送の依頼が受け付けられた場所まで配送されて顧客Cに提供されるまでの一連のステップとして、ピッキングステップと、冷却ステップと、パッキングステップが含まれている。
ピッキングステップとは、管理サーバ1により指定された実店舗Tから生鮮食品をピッキングして、第1容器に入れ、当該生鮮食品が配送される場所と当該店舗とに基づいて定められる第1温度で、保管するステップである。具体的に例えば、第1温度は、生鮮食品についての上述の適正温度の中から任意の温度を採用することができるが、上述の例では、青果の場合(葉物野菜は除く)は10℃が、水産物及び畜産物の場合は4℃以下が、冷凍食品の場合は−18℃が、夫々採用されていた。
パッキングステップとは、第1温度で保管された生鮮食品を、顧客Cの注文毎に第2容器に入れ、当該生鮮食品が配送される場所と当該店舗とに基づいて定められる第2温度で、保管するステップである。第2温度は、第1温度とは独立した温度であって、生鮮食品についての上述の適正温度の中から任意の温度を採用することができるが、上述の例では、鶏肉の場合として4℃以下が採用されていた。
冷却ステップとは、パッキングステップの前に、生鮮食品が配送される場所と当該店舗とに基づいて定められる第3温度で、第2容器を冷却する冷却ステップである。具体的に第3温度は、第1温度及び第2温度とは独立したものであるが、第1温度及び第2温度よりも低い温度である必要があり、例えば上述の例では4℃以下が採用されていた。
なお上述した第1温度乃至第3温度は、あくまで一例であり、商品の性質等にしたがって適宜変更されてよいものとする。
さらに、上述の一連のステップは、次のようなステップを含めてもよい。
例えば、管理サーバ1は、生鮮食品についての上述の一連のステップで必要な情報(例えば、ピッキング又はパッキングする商品の一覧表示、担当者別表示、配送時間帯別表示等)を、当該ピッキング又はパッキングを担当する店員E又は拠点スタッフMSが所持する端末に提示する。このとき、上述の一連のステップには、店員E又は拠点スタッフMSが拠点60内を所定の経路に沿って移動させるステップが含まれてもよい。
また例えば、上述の一連のステップには、店員の目検、又は生鮮食品を特定可能な識別子を用いる手法によって、生鮮食品の賞味期限が所定の日数確保されていることを確認する確認ステップが含まれてもよい。
さらに例えば、上述の一連のステップには、生鮮食品を梱包する梱包ステップが含まれてもよい。
さらにまた例えば、上述の一連のステップには、店員が、商品の見た目に関する所定の基準を満たす生鮮食品を選定する商品選定ステップが含まれてもよい。
また、上述の一連のステップには、生鮮食品の食べ頃を顧客Cに通知するための媒体を生鮮食品に付す、食べごろ通知ステップが含まれてもよい。
さらに、上述の一連のステップには、生鮮食品を配送先Hに配送した後、生鮮食品をロッカーに保管して施錠する、ロッカー保管ステップと、ロッカーのカギを解錠するための情報(IDやワンタイムパス)を提示する、解錠キー提示ステップとが含まれてもよい。
以上、本サービスについて、一連のステップに含めてもよい様々なステップについて説明した。
ところで、本サービスのネットスーパーを実現可能にする商品提供システムにおいては、以下のような機能が採用されていてもよい。
管理サーバ1は、生鮮食品の在庫に関する情報を、顧客Cに提供するために管理する管理機能を発揮してもよいが、さらに、管理サーバ1は、当該在庫に関する情報に基づいて、顧客Cが購入を検討する商品Pのうち、在庫を有しない商品Pの代替商品に関する情報を提示する機能を有していてもよい。
さらにまた、管理サーバ1は、上述したように、生鮮食品の購入及び場所への配送の依頼を顧客Cから受け付ける受付機能を発揮してもよいが、これらの生鮮食品の購入及び場所への配送の依頼を、インターネットを介して、顧客Cから受け付けてもよいものとする。
また、上述の生鮮食品を例とした内容は、特に生成食品に限定されるものでなく、その他、牛乳、豆腐等を一例とする加工品をはじめとした、温度管理を要する商品に対して適用されてもよいものとする。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、上述の実施形態では、事業所登録用WebサイトLPの利用者は、事業所登録を行う代表者Rのみであり、顧客Cは利用することができない構成となっているがこれに限定されない。顧客Cも事業所登録用WebサイトLPを利用できるようにしてもよい。
また例えば、図1には、事業所J、配送先H、及び実店舗Tの夫々がいずれも1つのみ記載されているが、実際には複数存在し得る。また、同様に、事業所Jの数だけ代表者Rが存在し、顧客C、店員E、ドライバーDも複数人存在し得る。
また例えば、上述の各図に示される顧客端末3、店員端末4、及びドライバー端末5の夫々に表示される画面は例示であり、上述の各図に示される態様に限定されない。夫々の用途に応じて各種各様の態様とすることができる。
また例えば、上述の実施形態では、商品の購入者である顧客Cは、事業所Jに勤務等の目的で所在する、とされたが、特にこれに限定されず、任意の所定団体に属する者でよい。
さらに、顧客Cは、任意の団体に直接属しなくても良く、任意の団体に属している者と一定の関係を有する者であってもよい。具体的には例えば、所定団体が保育園や幼稚園等であった場合、当該保育園や幼稚園に属する者は園児であるが、その園児の親は、園児を送迎する目的で保育園や幼稚園に立ち寄る。そこで、サービス提供者Gは、商品の配送先を事業所Jではなく、幼稚園や保育園にすることで、園児の親を顧客Cとすることもできるものとする。
また例えば、上述の実施形態では、商品の配送先は事業所Jの配送先Hとされたが、特にこれに限定されず、任意の所定団体の管理場所のうち商品の配送先として指定されている場所であれば足りる。
換言すると、上述の実施形態では、商品の購入者は、事業所Jに所在する顧客Cとされたが、特にこれに限定されず、上述の所定団体に属する者(上述の配送先で商品を受け取れる者)であれば足りる。
ここで、配送先は、1つの場所に限定されず、上述の所定団体により管理される場所を含めた複数の場所でもよい。この場合、商品の購入者(ユーザ)は、複数の配送先の中から、1以上の配送先を指定することができる。
即ち、商品の購入者(ユーザ)は、いつも同一の場所に所在するとは限らず、例えば月曜日から水曜日まではA事業所に所在(勤務)し、木曜日と金曜日はB事業所に所在(勤務)し、土曜日と日曜日は自宅に所在(休み)している場合もある。このような場合、商品の購入者は、月曜日から水曜日まではA事業所に、木曜日と金曜日はB事業所に、土曜日と日曜日は自宅に、夫々配送先を指定することができる。
具体的には、購入者(ユーザ)は、NSアプリのマイページから配送先の変更を行う。購入者(ユーザ)は、購入手続きが完了した後においても配送先の変更を行うことができる。そのため、例えば、急な仕事の用事で配送先を変更する必要が出てきた場合でも、購入者(ユーザ)は、予め指定した配送先の中から、任意に配送先を選択することができる。
また、購入者(ユーザ)は、商品の注文手続を完了した後に、NSアプリの画面上で商品をキャンセルすることができる。
図28は、顧客端末3に表示される商品のキャンセル画面の具体例を示す図である。
図29(A)には、キャンセルする商品を選択する際に顧客端末3に表示される画面の具体例が表示されている。
図29(A)の画面は、表示領域FG11乃至FG13で構成されている。
表示領域FG11には、図2を参照して上述したタブメニューのうち、「注文履歴」が選択されている旨が示されている。また、購入者(ユーザ)の注文履歴のうち、履歴としての情報を抽出する期間を選択するための選択欄が表示されている。ここで、購入者(ユーザ)は、例えば過去1か月の間に自身が行った注文の履歴としての情報を抽出して表示することができる。
表示領域FG12及びFG13には、購入者(ユーザ)の注文履歴のうち、注文受付済みとして抽出された注文に関する情報、及び配達完了として抽出された注文に関する情報が示されている。このうち、購入者(ユーザ)は、注文受付済みとして抽出された注文について、キャンセルの操作を行うことができる。
またさらに、表示領域FG12には、「注文内容を表示」するためのソフトウェアボタンと、「キャンセル」と表記されたソフトウェアボタンとが表示されている。
購入者(ユーザ)は、「キャンセル」と表記されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)を行うことで、図29(B)に示す画面を表示させることができる。
図29(B)には、注文のキャンセルを選択する画面の具体例が表示されている。
図29(B)の画面には、表示領域FG14が含まれている。
表示領域FG14には、「注文をキャンセルしますか?」と表記された画面と、「OK」、「キャンセル」を選択するソフトウェアボタンが表示されている。
購入者(ユーザ)は、「OK」と表記されたソフトウェアボタンを押下する操作(例えばタップの操作)を行うことで、注文のキャンセルの処理を実行することができる。
図29(C)には、注文のキャンセルを完了した際に顧客端末3に表示される画面の具体例が表示されている。
図29(C)の画面は、表示領域FG15が含まれている。FG15の下部には図29(A)及び(B)と同様の表示がなされている。表示領域FG15には、購入者(ユーザ)のキャンセル依頼が受け付けられた旨のメッセージが示されている。
図29(D)には、商品のキャンセルを完了した際に顧客端末に表示される画面であって図29(C)とは別の画面が表示されている。
図29(D)の画面は、表示領域FG16から構成されている。表示領域FG16は、図2を参照して上述したフッターボタンのうち、「NEWS」ボタンを選択した際の画面である。
購入者(ユーザ)は、この画面を参照することにより、商品のキャンセルが確実に実行された旨を確認することができる。
このように、顧客端末3を操作することで、購入者(ユーザ)は、商品の注文手続を完了した後に、商品のキャンセルをすることができる。そしてまた、そのキャンセルをした履歴をNSアプリ上に記憶しておくことができる。
そのため、購入者(ユーザ)は、急な予定変更があった際等にも、短時間で購入した商品をャンセルすることができ、またその内容を再確認こともできるため、安心して商品を購入することができる。
また、上述の実施形態において、購入を希望する商品Pが欠品だった場合には、購入者(ユーザ)は代替商品を選択できる。このとき、代替商品の候補としては、商品名が一致する商品、産地違いの商品、量目違いの商品が提示される構成となっているが、これに限定されない。
例えば、ディープラーニング等の機能を用いて、購入者(ユーザ)が、代替として選択する商品を学習し、学習した結果を商品代替候補として提示してもよい。
また、上述の実施形態において、購入の依頼が受け付けられた生鮮食品が、配送の依頼が受け付けられた場所まで配送されて顧客Cに提供されるまでの一連のステップとして、ピッキングステップと、冷却ステップと、パッキングステップが含まれるとしたが、これに限定されない。例えば、ピッキングステップとパッキングステップとが同一のステップとして実行されてもよく、このときには第1温度と第2温度は同一となる。具体的には例えば、商品Pは、実店舗Tから顧客Cの注文毎にピッキングされた後、第2容器に入れられ、第2温度で保管されてもよい。
また、上述の実施形態において、実店舗Tで販売されている生鮮食品が総量ピッキングされる際に用いられる第1容器として、保冷バッグや発泡ボックス、そして第2容器として、パッキング用保冷バッグが用いられたが、特にこれに限定されない。
また、上述の実施形態において、ドリップ等が出やすい商品は、プラスチック製の袋により専用の梱包がなされているが、これに限定されない。
例えば、魚1本を単体で保冷できる筐体や、匂いの漏れを防止する筐体等を使用してもよい。
また、上述の実施形態において、総量ピッキングの際と、パッキングの際において、生鮮食品が保管される温度は同一としているが、特にこれに限定されない。
さらに上述の実施形態において、パッキング用保冷バッグに設置される保冷材の数は図26において上述したように設定していたが、これに限定されない。
例えば、購入者(ユーザ)が、NSアプリ上で保冷材の追加の依頼をできるような構成にしてもよい。パッキング用保冷バッグ内に設置する保冷材の数を増やすことで、保冷効果が高まるため、さらに長時間、適正温度で商品Pを保管することができるようになる。
これにより例えば、帰宅時間がいつもより遅くなりそうな購入者(ユーザ)や、潜在的な不安からネットスーパーの利用を敬遠する購入者(ユーザ)も、安心してネットスーパーで生鮮食品を購入することができるようになる。
また例えば、本商品管理システムは、商品が配送先Hに配送された後の商品Pの保管環境をNSアプリ上に提示する保管環境提示機能を備えるような構成にしてもよい。
保管環境提示機能は、例えば、配送先Hの保管場所の環境(例えば、気温や湿度等)、又はパッキング用保冷バッグ内の環境(例えば、雰囲気の温度や湿度等)を測定し、その結果をNSアプリ上でユーザに提示してもよい。また例えば、保管場所の環境(例えば、気温や湿度等)から、保冷バッグ内の環境(例えば、雰囲気の温度や湿度等)を予測し、その予測結果をユーザに提示してもよい。
これにより、潜在的な不安からネットスーパーの利用を敬遠する購入者(ユーザ)も、安心して生鮮食品を購入することができるようになる。
さらに例えば、上述の実施形態においては、店員Eや拠点スタッフMS等が商品の賞味期限を確認していたが、これに限定されない。即ち、商品に添付された識別子等に賞味期限に関する情報を記録させておき、その識別子等の情報を取り込むことで、賞味期限が所定の基準を満たしているかどうかを判断するような構成にしてもよい。
また本商品管理システムは、購入者(ユーザ)の過去の注文履歴や商品の検索履歴等の情報に基づき、購入者(ユーザ)に適した商品情報を提示する商品情報提示機能を備えていてもよい。
商品情報提示機能は、購入者(ユーザ)の注文履歴等を一例とする行動履歴に関する情報や購入者(ユーザ)の属性に関する情報、さらにはコンテクスト情報基づき、提示する情報を決定してもよい。
具体的には例えば、購入者(ユーザ)が、事業所の従業員であるという情報に基づき、購入者(ユーザ)が商品を購入する際、「3個購入したら価格を下げる」等の情報を提示するモデルを採用してもよい。
さらに、商品情報提示機能は、ディープラーニング等の機能を用いて、顧客の行動を学習し、その学習した結果に基づいて商品情報を提示してもよい。
これにより、適切なものを適切なタイミングで提示することができるようになるため、購入者(ユーザ)の購買意欲を高めることができるようになる。
また上述の実施形態において、商品が事業所に配送された後、購入者(ユーザ)が商品を引き取るまでの間、商品は事業所内の所定の場所に保管される。このとき、商品はロックがかかる専用の倉庫等に格納されてもよい。
またこの際、購入者(ユーザ)は、個別に配布されているIDや、ワンタイムパスワードを入力することによって、自身が購入した商品のみを確認して取り出すことができるような構成にしてもよい。
これにより、商品の取り間違えや商品の窃盗を防ぐことができるほか、プライバシーが確保されるため、購入者(ユーザ)は安心してネットスーパーで商品を購入することができるようになる。
また、図3及び4に示すシステム構成や、図5に示す管理サーバ1のハードウェア構成は、本発明の目的を達成するための例示に過ぎず、特に限定されない。
また、図6に示す機能ブロック図は、例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは、特に図6の例に限定されない。
また、機能ブロックの存在場所も、図6に限定されず、任意でよい。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
各機能ブロックの処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、各ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される、リムーバブルメディアにより構成されるだけではなく、装置本体に予め組み込まれた状態で各ユーザに提供される記録媒体等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に添って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
以上まとめると、本発明が適用される情報処理装置(例えば図6の管理サーバ1)は、次のような構成を取れば足り、各種各様な実施形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理装置は、
所定団体(例えば図1の事業所J)の管理場所のうち商品の配送先として指定されている場所(例えば図1の配送先H)と、当該所定団体に属する商品(例えば図1の商品P)の購入者(例えば図1の顧客C)とを含む情報を、1以上の団体毎に管理する第1管理手段(例えば図6の顧客管理部101)と、
前記第1管理手段により管理されている前記所定団体により指定された前記配送先を含む複数の配送先の中から、当該所定団体に属する前記購入者により指定された1以上の配送先を受付ける第1受付手段(例えば図6の配送先受付部102)と、
前記購入者に提供し得る商品に関する情報(例えば商品情報)を管理する第2管理手段(例えば図6の商品管理部103)と、
前記第2管理手段により管理されている前記商品のうち、前記第1受付手段により受付けられた前記1以上の配送先に配送可能な1以上の商品の夫々を、前記購入者に提示する提示手段(例えば図6の提示部104)と、
を備える。
このような本発明が適用される情報処理装置が解決可能な課題は次のとおりである。
即ち、ネットスーパーの顧客の中には、その利便性ゆえ、会社等で働いている主婦も多く存在する。このような顧客は、時間的な制約を受けながらも効率化を図り、仕事と家事とを両立させているため、ネットスーパーの利便性の向上を望む声も多い。このため、従来の技術が適用されるネットスーパーのサービスよりも、より利便性の高いネットスーパーのサービスを提供するという課題が存在する。
また、このような本発明が適用される情報処理装置は、その課題を解決するための技術的手段の構成として、第1管理手段と、第1受付手段と、第2管理手段と、提示手段とを備えている。
具体的には、これらの構成は、次のような点から、その課題を解決することができる。
即ち、第1管理手段が、所定団体の管理場所のうち商品の配送先として指定されている場所と、所定団体に属する商品の購入者とを含む情報を、1以上の団体毎に管理する。これにより、ネットスーパーのサービスの提供先となる購入者、その購入者が属する所定団体、及び商品の配送先を容易に特定することが可能となる。
また、第2管理手段が、所定団体に属する商品の購入者に提供し得る商品に関する情報を管理する。これにより、ネットスーパーで販売される商品を容易に特定することが可能となる。
また、提示手段が、第2管理手段により管理されている商品のうち、第1受付手段により受付けられた1以上の配送先に配送可能な1以上の商品の夫々を、購入者に提示する。これにより、どういった商品がネットスーパーで販売可能であるかを購入者に容易に知らせることが可能となる。
このような本発明が適用される情報処理装置は、その構成から導かれる効果等として、次のような効果等を奏することができる。
即ち、顧客にとってより利便性の高いネットスーパーのサービスを提供することができるという効果を奏することができる。
ここで、このような課題を解決するための技術的手段の構成は、情報処理装置の手段として構成する必要は特にない。
即ち、本発明が適用される商品提供システムは、
所定団体の管理場所のうち商品の配送先として指定されている場所と、当該所定団体に属する商品の購入者とを含む情報を、1以上の団体毎に管理する第1管理手段と、
前記第1管理手段により管理されている前記所定団体により指定された前記配送先を含む複数の配送先の中から、当該所定団体に属する前記購入者により指定された1以上の配送先を受付ける第1受付手段と、
前記購入者に提供し得る商品に関する情報を管理する第2管理手段と、
前記第2管理手段により管理されている前記情報に対応する前記商品のうち、前記第1受付手段により受付けられた前記1以上の配送先に配送可能な1以上の商品の夫々を、前記購入者に提示する提示手段と、
を備えれば足りる。
このような本発明が適用される商品提供システムは、その構成から導かれる効果等として、上述の効果等をそのまま奏することができる。
以上まとめると、従来、商品の購入者は、ネットスーパー等を利用するに際し、配送先を自宅にしていた。しかしながら、商品の購入者の中には、事業所等の所定団体に属し、日中は当該所定団体に所在する者も多く存在する。このような者にとって、配送先が自宅であることから、ネットスーパー等は必ずしも利便性の高いサービスではなかった。
これに対して、本発明が適用される商品提供システムは、所定団体により指定された配送先を含む複数の配送先の中から、当該所定団体に属する購入者により指定された1以上の配送先を受付けることができる。これにより、商品の購入者にとってより利便性の高いネットスーパー等のサービスを提供することができる。
なお、ネットスーパー等のサービスを実現するために、商品提供システムは、
前記提示手段により提示された前記1以上の商品のうち、所定の商品について前記購入者による購入の指定がなされた場合に、当該購入の指定を受付ける第2受付手段(例えば図6の購入受付部105)と、
前記購入の指定に基づいて、前記配送先に配送される商品の配送に関する情報を生成する生成手段(例えば図6の配送情報生成部106)と、
をさらに備えてもよい。
また、前記1以上の商品の少なくとも一部を利用した料理のレシピに関する情報(例えばレシピ情報)を管理する第3管理手段(例えば図6のレシピ管理部107)をさらに備え、
前記提示手段は、
前記配送先に配送可能な前記1以上の商品に代え又はそれと共に、前記レシピに関する情報を提示することができる。
商品の購入者の中には、所定の団体で勤務等をした後に、料理等をするものも存在する。このような者にとって、料理のレシピを考え、当該レシピの料理をつくるための材料を揃えることは、困難であったり面倒であったりすることが多い。
ここで、商品提供システムは、配送先に配送可能な1以上の商品に代え又はそれと共に、レシピに関する情報を提示することができる。このため、商品の購入者は、提示された当該レシピのうち所望のレシピ(例えばその日につくる料理のレシピ)を選択するだけで、当該レシピの料理をつくるための材料を購入(揃えること)が容易にすることができる。
また、料理に興味がある者が商品の購入者である場合にも、各種各様な料理のレシピが提示されることは当該購入者にとって好適である。さらに、そのレシピに興味を持ったときに即座に材料を購入(揃えること)ができるため、当該購入者にとって便宜である。
このように、料理をする購入者にとってより利便性の高いネットスーパーのサービスを提供することができる。
また、前記第2管理手段は、
前記購入者に提供し得る商品に関する情報として、当該商品の価格に関する情報(例えば価格情報)を所定タイミングで取得して管理し、
前記提示手段は、
前記第2管理手段により管理されている前記商品の価格に関する情報を、前記配送先に配送可能な1以上の商品の夫々に関する情報として提示することができる。
例えば、従来のネットスーパーでは、当該ネットスーパーでの価格と、実店舗での価格とを連動(同期)させることは非常に困難であった。
これに対して、商品提供システムは、任意の所定のタイミングで、実店舗での価格を示す情報として、当該商品の価格に関する情報(例えば価格情報)を取得して管理することができる。この「所定のタイミング」として1日のうち適当なタイミングを採用することで、ネットスーパー等での価格と、実店舗での価格とを連動させることが容易に実現可能になる。特に、「所定のタイミング」として1日のうち適当なタイミングを複数回採用することで、ネットスーパー等での価格がその都度更新されることになるので、実店舗での価格と同期させる(或いは同期に近づける)ことができる。
換言すると、商品の価格に関心のある購入者にとってより利便性の高いネットスーパー等のサービスを提供することができる。
また、前記第2管理手段は、
前記購入者に提供し得る商品に関する情報として、当該商品の在庫に関する情報(例えば在庫情報)を管理し、
前記提示手段は、
前記第2管理手段により管理されている前記在庫に関する情報に基づいて、前記購入者による購入の指定又は当該指定が予想される商品のうち、在庫を有しない商品の代替商品に関する情報を、前記配送先に配送可能な1以上の商品の夫々に関する情報として提示することができる。
これにより、欠品に対する代替商品が考慮された、さらに利便性の高いネットスーパーのサービスを提供することができる。
また、本発明が適用される商品提供システムは、所定団体(例えば事業所J、保育園、幼稚園)に属する者自身(例えば従業者、園児)、又はその者と一定の関係を有する者(例えば所定団体が保育園や幼稚園の場合、属する者が園児とするとその園児の親)を商品の購入者(例えば図1の顧客C)として、当該購入者と、当該所定団体の管理場所(例えば図1の事業所J)のうち商品(例えば図1の商品P)の配送先として指定されている場所(例えば図1の配送先H)とを含む情報を、1以上の団体毎に管理する情報処理装置と、前記商品のうち、実在の店舗(例えば図1の実店舗T)で販売されている生鮮食品がピッキングされる際に用いられる第1容器(例えば上述の例では保冷バッグや発泡ボックス)と、前記生鮮食品が配送される際に用いられる第2容器(例えば上述の例ではパッキング用保冷バッグ)とを備え、前記情報処理装置は、前記生鮮食品の購入及び前記場所への配送の依頼を前記購入者(例えば図1の顧客C)から受け付ける受付手段(例えば図6の配送先受付部102)と、前記受付手段により購入の依頼が受け付けられた前記生鮮食品がピッキングされる実在の店舗(例えば図1の実店舗T)を、前記受付手段(例えば図6の配送先受付部102)により配送の依頼が受け付けられた前記場所に基づいて指定する指定手段(例えば図1の顧客管理部101)と、を有し、前記受付手段(例えば図6の配送先受付部102)により購入の依頼が受け付けられた前記生鮮食品が、前記受付手段(例えば図6の配送先受付部102)により配送の依頼が受け付けられた前記場所(例えば図1の配送先H)まで配送されて前記購入者に提供されるまでの一連のステップとして、前記指定手段(例えば図1の顧客管理部101)により指定された前記店舗(例えば図1の実店舗T)から前記生鮮食品をピッキングして、前記第1容器(例えば上述の例では保冷バッグや発泡ボックス)に入れ、当該生鮮食品が配送される前記場所(例えば図1の配送先H)と当該店舗(例えば図1の実店舗T)とに基づいて定められる第1温度(例えば、上述の例では青果の場合は10℃、水産物及び畜産物は4℃以下)で、保管するピッキングステップと、前記第1温度(例えば、上述の例では青果の場合は10℃、水産物及び畜産物は4℃以下)で保管された前記生鮮食品を、前記購入者の注文毎に前記第2容器(例えば上述の例ではパッキング用保冷バッグ)にパッキングして、当該生鮮食品が配送される前記場所(例えば図1の配送先H)と当該店舗(例えば図1の実店舗T)とに基づいて定められる第2温度(例えば上述の例では、肉類は4℃以下)で、保管するパッキングステップとを含む。
このように、生鮮食品がピッキングされてから顧客Cに提供されるまで、所定の温度管理の基準によって管理されていることにより、生鮮食品の品質を維持することができる。
また品質が維持された生鮮食品を、自身の勤務先において受け取ることが可能になるため、顧客Cは、より便利にネットスーパーを利用することができる。つまり、本発明によって、顧客Cにとってより利便性の高いネットスーパーを実現化させることができるという効果を奏することになる。
また、前記一連のステップは、さらに、前記パッキングステップの前に、前記生鮮食品が配送される前記場所(例えば図1の配送先H)と当該店舗(例えば図1の実店舗T)とに基づいて定められる第3温度(例えば4℃以下)で、前記第2容器(例えば上述の例ではパッキング用保冷バッグ)を冷却する冷却ステップを含む。
このように、商品Pをパッキングする前に、第2容器(例えばパッキング用保冷バッグ)を十分に冷却しておくことにより、ヒートショック等を原因とする商品の品質の劣化を防止することができる。
また、前記情報処理装置は、さらに、前記生鮮食品についてのピッキング、又はパッキングに関する情報(例えば、商品の一覧表示、担当者別表示、配送時間帯別表示等)を、当該ピッキング又は当該パッキングを担当する店員(例えば図23の店員E)の端末(例えば上述の例では店舗端末4)に(アプリで)提示する情報提示手段、をさらに有し、前記ピッキングステップ、又は前記パッキングステップは、前記ピッキング又は前記パッキングを担当する前記店員(例えば図23の店員E)を、前記店舗内を所定の経路に沿って移動させるステップを含む。
これにより、ピッキング又はパッキングを担当する店員の夫々は、拠点内において、接触や停滞をすることなく夫々の作業を進めることができる。そのため、ピッキング又はパッキングを担当する店員の夫々は、夫々の作業を迅速かつ効率的に進めることができるようになる。これにより、生鮮食品がピッキングされてから顧客に提供されるまでの時間を短縮することができるため、生鮮食品をその適正温度で維持することが容易になる。
前記一連のステップは、さらに、前記店員(例えば図23の店員E)の目検、又は前記生鮮食品を特定可能な識別子を用いる手法によって、前記生鮮食品の賞味期限が所定の日数確保されていることを確認する確認ステップを含む。
このように、購入者は、一定の賞味期限の基準に従って選択された商品の提供を受けることができるため、安心して商品を購入することができるようになる。
前記一連のステップは、さらに、前記生鮮食品を梱包する梱包ステップを含む。
これにより、軟らかい商品や傷みやすい商品であっても、その品質が維持されることになるため、購入者は、安心して商品を購入することができるようになる。
前記情報処理装置は、さらに、前記購入者に提供し得る商品(例えば図1の商品P)に関する情報として、当該商品の在庫に関する情報を管理する管理手段と、前記管理手段により管理されている前記在庫に関する情報に基づいて、前記購入者による購入の指定又は当該指定が予想される商品(例えば図1の商品P)のうち、在庫を有しない商品の代替商品に関する情報を提示する提示手段とを有する。
一般に、生鮮食品は、例えばその生産物の豊凶や、季節又は天候による消費の変動により在庫管理が難しいと言われている。
在庫を有しない商品の代替商品に関する情報が提示されることにより、購入者は、例えば、希望する商品が欠品となった場合でも、予め自身により指定されていた代替の商品を購入することができるようになる。これにより、商品が欠品となった場合でも、例えば、その商品を購入するために実店舗に買い物に出掛けたり、献立の変更をする必要がなくなるため、時間的な制約のある刻入社にとっては利便性が高いといえる。
前記一連のステップは、さらに、前記店員は、商品(例えば図1の商品P)の見た目に関する所定の基準を満たす前記生鮮食品を選定する商品選定ステップを含む。
このように、提供される商品が、一定の見た目の基準に従って選択されるため、購入者(例えば図1の顧客C)は、安心して商品を購入することができるようになる。
前記一連のステップは、さらに、前記生鮮食品の食べ頃を前記購入者(例えば図1の顧客C)に通知するための媒体を前記生鮮食品に付す、食べごろ通知ステップを含む。
これにより、購入者(例えば図1の顧客C)は、商品を実際に手に取って確認した店員から商品に関するアドバイスを受けることができるため、安心して商品を購入することができるようになる。
前記一連のステップは、さらに、前記生鮮食品を前記場所(例えば図1の配送先H)に配送した後、前記生鮮食品をロッカーに保管して施錠する、ロッカー保管ステップと、前記ロッカーのカギを解錠するための情報(IDやワンタイムパス)を提示する、解錠キー提示ステップを含む。
このように、商品の配送先において、生鮮食品は専用の倉庫に格納され、カギ等により管理されてもよい。
これにより、商品の取り間違えや商品の窃盗を防ぐことができるほか、プライバシーが確保されるため、購入者は安心してネットスーパーで商品を購入することができるようになる。
また、前記情報処理装置は、インターネットを介して、前記生鮮食品の購入及び前記場所(例えば図1の配送先H)への配送の依頼を前記購入者から受け付ける。
このように、商品を注文する際の時間的な制約がなく、また、混雑等の影響も受けないため、本サービスは、時間的制約のある顧客にとってはより利便性の高いと言える。
1:管理サーバ、2:事業所端末、3:顧客端末、4:店舗端末、5:ドライバー端末、6:HCサーバ、7:Drugサーバ、8:SMサーバ、9:外部サーバ、11:CPU、12:ROM、13:RAM、14:バス、15:入出力インターフェース、16:表示部、17:入力部、18:記憶部、19:通信部、20:ドライブ、30:リムーバブルメディア、101:顧客管理部、102:配送先受付部、103:商品管理部、104:提示部、105:購入受付部、106:配送情報生成部、107:レシピ管理部、108:決済等管理部、109:サイト等管理部、110:返品管理部、181:顧客DB、182:商品DB、183:レシピDB、LP:事業所登録用Webサイト、AT:アプリストア、J:事業所、R:代表者、C:顧客、H:配送先、P:商品、T:実店舗、E:店員、D:ドライバー、NS:ネットスーパー、PS:決裁用Webサイト、AS:専用アプリ管理用Webサイト、PO:POS、B:ボタン、W1,W2:画面、I:アイコン、N:ネットワーク、S:ステップ、F:表示領域

Claims (10)

  1. 所定団体に属する者自身、又はその者と一定の関係を有する者を商品の購入者として、当該購入者と、当該所定団体の管理場所のうち商品の配送先として指定されている場所とを含む情報を、1以上の団体毎に管理する情報処理装置と、
    前記商品のうち、実在の店舗で販売されている生鮮食品がピッキングされる際に用いられる第1容器と、
    前記生鮮食品が配送される際に用いられる第2容器と、
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記生鮮食品の購入及び前記場所への配送の依頼を前記購入者から受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により購入の依頼が受け付けられた前記生鮮食品がピッキングされる実在の店舗を、前記受付手段により配送の依頼が受け付けられた前記場所に基づいて指定する指定手段と、
    を有し、
    前記受付手段により購入の依頼が受け付けられた前記生鮮食品が、前記受付手段により配送の依頼が受け付けられた前記場所まで配送されて前記購入者に提供されるまでの一連のステップとして、
    前記指定手段により指定された前記店舗から前記生鮮食品をピッキングして、前記第1容器に入れ、当該生鮮食品が配送される前記場所と当該店舗とに基づいて定められる第1温度で、保管するピッキングステップと、
    前記第1温度で保管された前記生鮮食品を、前記購入者の注文毎に前記第2容器にパッキングして、当該生鮮食品が配送される前記場所と当該店舗とに基づいて定められる第2温度で、保管するパッキングステップと、
    を含む、
    商品提供システム。
  2. 前記一連のステップは、さらに、
    前記パッキングステップの前に、前記生鮮食品が配送される前記場所と当該店舗とに基づいて定められる第3温度で、前記第2容器を冷却する冷却ステップ、
    を含む請求項1に記載の商品提供システム。
  3. 前記情報処理装置は、さらに、
    前記生鮮食品についてのピッキング、又はパッキングに関する情報を、当該ピッキング又は当該パッキングを担当する店員の端末に提示する情報提示手段、
    をさらに有し、
    前記ピッキングステップ、又は前記パッキングステップは、
    前記ピッキング又は前記パッキングを担当する前記店員を、前記店舗内を所定の経路に沿って移動させるステップを含む、
    請求項1又は2に記載の商品提供システム。
  4. 前記一連のステップは、さらに、
    前記店員の目検、又は前記生鮮食品を特定可能な識別子を用いる手法によって、前記生鮮食品の賞味期限が所定の日数確保されていることを確認する確認ステップ、
    を含む、
    請求項3に記載の商品提供システム。
  5. 前記一連のステップは、さらに、
    前記生鮮食品を梱包する梱包ステップ、
    を含む、
    請求項1乃至4のうち何れか1項に記載の商品提供システム。
  6. 前記情報処理装置は、さらに、
    前記購入者に提供し得る商品に関する情報として、当該商品の在庫に関する情報を管理する管理手段と、
    前記管理手段により管理されている前記在庫に関する情報に基づいて、前記購入者による購入の指定又は当該指定が予想される商品のうち、在庫を有しない商品の代替商品に関する情報を提示する提示手段と、
    を有する、
    請求項1乃至5のうち何れか1項に記載の商品提供システム。
  7. 前記一連のステップは、さらに、
    前記店員は、商品の見た目に関する所定の基準を満たす前記生鮮食品を選定する商品選定ステップを、
    を含む、
    請求項3又は4に記載の商品提供システム。
  8. 前記一連のステップは、さらに、
    前記生鮮食品の食べ頃を前記購入者に通知するための媒体を前記生鮮食品に付す、食べごろ通知ステップ、
    を含む、
    請求項1乃至7のうち何れか1項に記載の商品提供システム。
  9. 前記一連のステップは、さらに、
    前記生鮮食品を前記場所に配送した後、前記生鮮食品をロッカーに保管して施錠する、ロッカー保管ステップと、
    前記ロッカーのカギを解錠するための情報を提示する、解錠キー提示ステップと、
    を含む
    請求項1乃至8のうち何れか1項に記載の商品提供システム。
  10. 前記情報処理装置は、インターネットを介して、
    前記生鮮食品の購入及び前記場所への配送の依頼を前記購入者から受け付ける、
    請求項1乃至9のうちいずれか1項に記載の商品提供システム。
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