JP2020191040A - 販売システム、商品掲示装置、サイネージ端末、及び販売方法 - Google Patents

販売システム、商品掲示装置、サイネージ端末、及び販売方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 イベント会場等での商品販売を効率化することが可能な販売システム等を提供する。【解決手段】 販売システム1は、ICカード2と、ICカード2に対して商品を識別する情報を書き込む書込み装置である商品パネル3と、修正端末4と、レジ端末5とを備える。商品パネル3は、商品または商品の画像を掲示する商品掲示部30と、パネル制御装置31と、各商品に対してそれぞれ設けられる書込み装置32a、32b、32c、…とを有する。購入者が商品掲示部30に掲示された商品(に対応するICカードR/W32a、32b、…)に対してICカード2をかざすと、商品を識別する情報(商品IDまたはRWID)が購入予定情報252としてICカード2に書き込まれる。レジ端末5では、ICカード2から購入予定情報252を読取り合計金額等を算出して決済処理を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、販売システム、商品掲示装置、サイネージ端末、及び販売方法に関し、詳細にはイベント会場等での商品販売を効率化する技術に関する。
ICカードを商品の販売に利用する販売形態としては、例えば、売り場に商品の見本のみを陳列し、購入される商品をバックヤード等に保管する販売形態において、会員IDが記憶された会員カード(非接触ICカード)を電子棚札(ID読取器)により読取り、その商品の購入予約を行う商品販売システム等が提案されている(特許文献1)。この商品販売システムでは、顧客による商品予約の操作が簡単なだけでなく、購入予約数が更新されると在庫数を自動で更新することができるため、在庫管理が容易となり販売の効率が向上する。
ところで、スポーツ観戦やコンサート等のイベント会場において、試合やイベントの当日にグッズや写真等の商品を販売するサービスが提供されている。この会場販売という販売形態は、行列が発生したり、売り切れで商品を購入できないこともあるが、購入者の購入意識が強く、会場に集まるファン同士の交流の場ともなるため、会場販売自体がイベントとして親しまれる傾向がある。また、実物を確認してグッズを購入することができるというメリットもある。
特開2015−102988号公報
しかし、現状の会場販売では、商品カタログサイネージや壁や棚等に写真、ポスター、キーホルダー等の商品を表示または陳列し、顧客がこれらの商品を閲覧しながら所定の注文用紙に注文を記入したり、欲しい商品を口頭で窓口のスタッフに伝えたりしている。窓口では、スタッフが注文用紙を確認したり口頭で確認したりしながらバックヤードに配置された商品を揃え、金額計算を行って会計を行う。これらの作業はスタッフによる手作業で行われることが多く、時間がかかるだけでなく、数量や金額のミスが発生しやすい状況であった。そこで、会場販売において効率の良い販売形態が要望されている。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、イベント会場等での商品販売を効率化することが可能な販売システム等を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための第1の発明は、ICカードと、前記ICカードに対して商品を識別する情報を書き込む書込み装置と、レジ端末とを備えた販売システムであって、前記書込み装置は、1または複数の商品について各商品を識別する情報を記憶する記憶手段と、ユーザが前記ICカードをかざすことにより、前記記憶手段に記憶された商品を識別する情報を購入予定情報として該ICカードに書き込む書込手段と、を備え、前記ICカードは、前記書込み装置の書込手段により書き込まれた購入予定情報を記憶する記憶手段を備え、前記レジ端末は、前記ICカードに記憶されている購入予定情報を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取った購入予定情報に対応する商品の決済処理を行う決済処理手段と、を備えることを特徴とする販売システムである。
第1の発明の販売システムでは、書込み装置は1または複数の商品について各商品を識別する情報を記憶手段に記憶しており、ユーザが欲しい商品に対応する書込部(ICカードR/W)にICカードをかざすと、記憶手段に記憶された商品を識別する情報(RW
IDまたは商品ID)を購入予定情報として該ICカードに書き込む。ICカードは、書き込まれた購入予定情報を記憶する。レジ端末は、ICカードに記憶されている購入予定情報を読み取り、読み取った購入予定情報に対応する商品の決済処理を行う。これにより、購入者は、欲しい商品のメモを取ったり、レジスタッフに口頭で伝えたりする必要がなく、ICカードをかざすという動作で商品の選択や決済を行うことができるため、商品の購入が円滑となる。
第1の発明において、前記レジ端末は、前記商品の決済処理が完了すると前記ICカードに記憶されている購入予定情報に対し決済完了の情報を反映させる決済完了処理手段を更に備えることが望ましい。これにより、当該販売システムにおいて決済を管理でき、ICカードを繰り返し使用することができる。
また、前記書込み装置は、商品または商品の画像を掲示する商品掲示部を有し、前記書込手段は、前記商品掲示部に掲示された各商品または各商品の画像に対し、それぞれ設けられることが望ましい。これにより、掲示した商品それぞれに設けられた書込手段(ICカードR/W)に対してICカードをかざすという動作1つで、商品の指定と商品IDの書込みの両方を行えるため、商品購入(販売)の効率が向上する。
また、前記書込み装置は、商品の画像を表示する表示手段と、前記表示手段に表示された商品の画像から商品の選択を受け付ける選択手段と、を備え、前記書込手段は、前記選択手段により選択された商品の画像から商品を識別する情報を前記記憶手段から読み出して前記購入予定情報として前記ICカードに書き込むことが望ましい。これにより、商品毎に書込手段(ICカードR/W)を設ける必要はなく、1つの書込手段(ICカードR/W)で選択された全ての商品の商品IDを書き込むことができる。また、商品の画像を表示部に表示できるため、例えば、映像商品等を販売する際にデモンストレーション映像を表示することも可能となり、多様な商品の販売に対応可能となる。
また、第1の発明において、前記ICカードに記憶されている購入予定情報を読み取る読取り手段と、前記読取手段により読み取った購入予定情報を表示する表示手段と、表示された購入予定情報の修正を入力する修正手段と、前記修正手段により修正された内容に基づいて、前記ICカードに書き込まれている購入予定情報を更新して書き込む更新書込み手段と、を備えた修正端末を更に備えることが望ましい。修正端末を備えることにより、ユーザ(購入者)はICカードに書き込まれた情報を確認したり修正したりすることが可能となるため、購入ミスを減らすことができる。
また、前記修正端末は、前記購入予定情報として書き込まれている商品の合計金額を算出して表示する合計金額表示手段を更に備えることが望ましい。これにより、ユーザは修正端末において合計金額を確認することが可能となる。
また、前記レジ端末は、前記読取手段により読み取った購入予定情報を表示する表示手段と、表示された購入予定情報の修正を入力する修正手段と、を更に備え、前記決済処理手段は、前記修正手段により修正された内容に基づいて商品の決済処理を行うことが望ましい。これにより、ユーザ(購入者)は、レジ端末でICカードに書き込まれた情報を確認したり修正したりすることが可能となるため、購入ミスを減らすことができる。
第2の発明は、商品または商品の画像を掲示する商品掲示部と、前記商品掲示部に掲示された各商品または各商品の画像に対応する商品を識別する情報を記憶する記憶手段と、ユーザが前記商品または商品の画像に対して前記ICカードをかざすことにより、前記記憶手段に記憶された商品を識別する情報を購入予定情報としてICカードに書き込む書込手段と、を備え、前記書込手段は、前記商品掲示部に掲示された各商品または各商品の画像に対し、それぞれ設けられることを特徴とする商品掲示装置である。
第2の発明の商品掲示装置によれば、商品掲示部に掲示された各商品または各商品の画像に対してICカードをかざすことにより、商品を識別する情報を購入予定情報としてICカードに書き込むことができる。また、書込手段は、商品掲示部に掲示された各商品または各商品の画像に対し、それぞれ設けられるため、ICカードをかざすという動作1つで、商品の指定と商品IDの書込みの両方を行えるため、商品購入(販売)の効率が向上する。
第3の発明は、商品の画像を表示する表示手段と、前記表示手段に表示された商品について各商品を識別する情報を記憶する記憶手段と、前記表示手段に表示された商品の画像から商品の選択を受け付ける選択手段と、前記選択手段により選択された商品の画像から商品を識別する情報を前記記憶手段から読み出して前記購入予定情報として前記ICカードに書き込む書込手段と、を備えることを特徴とするサイネージ端末である。
第3の発明のサイネージ端末によれば、表示された商品の画像から商品の選択を受け付け、選択された商品の画像から商品を識別する情報を購入予定情報として前記ICカードに書き込む。これにより、商品毎に書込手段(ICカードR/W)を設ける必要はなく、1つの書込手段(ICカードR/W)で選択された全ての商品の商品識別情報を書き込むことができる。また、商品の画像を表示部に表示できるため、例えば、映像商品等を販売する際にデモンストレーション映像を表示することも可能となり、多様な商品の販売に対応可能となる。
第4の発明は、ICカードと、前記ICカードに対して商品を識別する情報を書き込む書込み装置と、レジ端末と、を備えた販売システムにおける販売方法であって、ユーザが前記ICカードをかざすことにより、前記書込み装置が、記憶部に記憶された商品を識別する情報を購入予定情報として該ICカードに書き込むステップと、前記ICカードが、前記書込み装置により書き込まれた購入予定情報を記憶するステップと、前記レジ端末が、前記ICカードに記憶されている購入予定情報を読み取るステップと、前記レジ端末が、読み取った購入予定情報に対応する商品の決済処理を行うステップと、を含むことを特徴とする販売方法である。
第4の発明の販売方法によれば、書込み装置は1または複数の商品について各商品を識別する情報を記憶手段に記憶しており、ユーザが欲しい商品(の書込部;ICカードR/W)にICカードをかざすと記憶手段に記憶された商品を識別する情報(RW
IDまたは商品ID)を購入予定情報として該ICカードに書き込む。ICカードは、書き込まれた購入予定情報を記憶する。レジ端末は、ICカードに記憶されている購入予定情報を読み取り、読み取った購入予定情報に対応する商品の決済処理を行う。これにより、購入者は、欲しい商品のメモを取ったり、レジスタッフに口頭で伝えたりする必要がなく、ICカードをかざすという動作で商品の選択や決済を行うことができるため、商品の購入が円滑となる。
本発明により、イベント会場等での商品販売を効率化することが可能な販売システム等を提供することが可能となる。
第1の実施の形態の販売システム1の全体構成を示す図 ICカード2の内部構成を示す図 ICカード2の非接触ICチップ21の内部構成を示す図 (a)ICカード2の記憶部25に記憶されるデータの例、(b)購入予定情報252の一例を示す図 商品パネル3の制御装置(パネル制御装置31)のハードウェア構成の一例を示す図 パネル制御装置31の記憶部302に記憶される商品IDリスト(RWIDリスト)311の一例を示す図 修正端末4のハードウェア構成の一例を示す図 レジ端末5のハードウェア構成の一例を示す図 レジ端末5の記憶部502に記憶されるデータ。(a)商品IDリスト(RWIDリスト)511、(b)商品情報512の一例を示す図 販売システム1の機能構成を示す図 商品選択時の処理の流れを示すフローチャート 購入予定商品の修正処理の流れを示すフローチャート 決済処理の流れを示すフローチャート 第2の実施の形態の販売システム1Aの全体構成を示す図 サイネージ端末6のハードウェア構成の一例を示す図 第2の実施の形態の販売システム1Aの機能構成を示す図 第2の実施の形態における商品選択時の処理の流れを示すフローチャート 第3の実施の形態の販売システム1Bの全体構成を示す図
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は本発明の実施形態に係る販売システム1を示す図である。以下の説明では、イベント会場等で開催されるグッズ販売を例に説明する。図1に示すように、第1の実施の形態の販売システム1は、ICカード2と、ICカード2に対して商品を識別する情報を書き込む書込み装置である商品パネル3と、修正端末4と、レジ端末5とを備える。
ICカード2は、購入者が本販売システム1を利用する際に所持するICカードであり、例えば、会員証として利用されるICカードやイベント会場で配布されるICカード等である。図2〜図4を参照してICカード2の構成を説明する。ICカード2は、内部に非接触ICチップ21及びアンテナ27を有する。
図3に示すように、非接触ICチップ21は、CPU(Central Processing Unit)22、ROM(Read Only Memory)23、RAM(Random Access Memory)24、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)25、及びI/F(Interface)26等を備えて構成される。
CPU22は、ROM23またはEEPROM25に格納されるプログラムをRAM24上のワークメモリ領域に呼び出して実行する。ROM23は、読み出し専用のメモリであり、プログラム、データ等を恒久的に保持する。RAM24は、ロードしたプログラムやデータを一時的に保持するとともに、CPU22が各種処理を行うために使用するワークエリアを備える。
EEPROM25は、データの書き換えが可能な不揮発性メモリであり、図4(a)に示すように、購入予定情報252を記憶する記憶エリアを有する。購入予定情報252とは、図4(b)に示すように、購入者が購入を希望する商品の商品を識別する情報(商品IDまたはRW
ID)252a、商品の購入予定個数252b、及び商品の決済が完了したか否かを示す情報252cを含むデータである。商品を識別する情報252a及び商品の購入予定個数252bは、商品パネル3(書込み装置)により書き込まれ、商品の決済が完了したか否かを示す情報252cはレジ端末5により書き込まれる。これらの情報を書込む処理については、後述する。
ICカード2のI/F26は、非接触ICカード用のインターフェースであり、例えばISO18092規格に基づくものである。非接触ICチップ21のCPU22は、I/F26及び図2のアンテナ27を介して、商品パネル3の書込み装置32a〜32f、レジ端末5、または修正端末4との間で情報を送受信する。アンテナ27は、基板内を周回してその両端が非接触ICチップ21に接続される。
次に、商品パネル3の構成について説明する。
商品パネル3は、イベント会場内に設置される商品掲示装置であり、商品または商品の画像を掲示する商品掲示部30と、パネル制御装置31と、1または複数の書込部32a、32b、32c、…とを有する。
パネル制御装置31は、商品掲示部30に掲示された各商品を識別する情報を記憶する記憶部302を有するとともに、複数の書込部32a、32b、32c、…の書込み動作を制御する制御部301を備える。図5は、パネル制御装置31として利用するコンピュータの構成を示す図である。図5に示すように、パネル制御装置31は、少なくとも制御部301、記憶部302、周辺機器I/F部306等がバス307を介して接続されて構成される。周辺機器I/F部306には、図1の書込部32a、32b、32c、…であるICカードR/W(Reader/Writer)が接続されている。
制御部301は、CPU、ROM、RAM等から構成される。CPUは、記憶部302、ROM等の記憶媒体に格納されたプログラムをRAM上のワークエリアに呼び出して実行する。ROMは不揮発性メモリであり、ブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。RAMは揮発性メモリであり、記憶部302、ROM等からロードしたプログラムやデータを一時的に保持するとともに、制御部301が各種処理を行うために使用するワークエリアを備える。
記憶部302は、ハードディスクドライブやソリッドステートドライブ、フラッシュメモリ等であり、後述する処理に際しパネル制御装置31が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS等が格納される。これらのプログラムやデータは、制御部301により必要に応じて読み出され実行される。パネル制御装置31の記憶部302には、商品IDリスト311(またはRW
IDリスト)が記憶されている。
図6は商品IDリスト311(またはRW
IDリスト)の一例を示す図である。商品IDリスト311は、各商品にそれぞれ設けられた書込部(ICカードR/W)32a、32b、…と商品とを対応づける情報であり、書込部(ICカードR/W)32a、32b、…を識別する情報であるRW
IDと、商品を識別する情報である商品IDとが対応づけられている。例えば、RW IDが「01」のICカードR/W(書込部)32には、商品ID「a」が対応づけられ、RW IDが「02」のICカードR/W(書込部)32には、商品ID「b」が対応づけられ、RW IDが「03」のICカードR/W(書込部)32には、商品ID「c」が対応づけられ、RW IDが「04」のICカードR/W(書込部)32には、商品ID「d」が対応づけられている。このように、各商品にそれぞれ書込部(ICカードR/W)32a、32b、…が設けられている場合は、RW ID及び商品IDはいずれも商品を識別する情報といえる。
周辺機器I/F部306は、ICカードR/W(書込部)32a、32b、…等の周辺機器を接続させるためのポートである。
ICカードR/W(Reader/Writer)32a、32b、…は、ICカード2との間でデータの読出し及び書込みを行う。
商品パネル3は、購入者が商品掲示部30に掲示された商品または商品の画像に対してそれぞれ設けられている書込部(ICカードR/W)32a、32b、…に対してICカード2をかざすことにより、商品を識別する情報(商品IDまたはRW
ID)を購入予定情報252としてICカード2に書き込む。なお、本実施の形態では、購入者が書込部(ICカードR/W)32に対してICカード2を1回かざすと、商品1個の購入予定情報252として商品IDまたはRW
IDがICカード2に書き込まれる。同じ商品の書込部(ICカードR/W)32に対して同じICカード2を2回かざすと、2個の購入として商品IDまたはRW
IDと個数の情報がICカード2に書き込まれる。
次に、修正端末4の構成について説明する。
修正端末4は、購入者がICカード2に書き込まれた情報の確認や修正を行う際に利用される端末であり、会場内に1または複数台設置される。修正端末4は、例えば、図7に示すように、制御部401、記憶部402、入力部404、表示部405、周辺機器I/F部406等がバス407を介して接続されたコンピュータ等により構成される。周辺機器I/F部406には、読取部41であるICカードR/Wが接続される。制御部401、記憶部402、周辺機器I/F部406の構成は、パネル制御装置31の制御部301、記憶部302、周辺機器I/F部306と同様の構成であるための説明を省略する。
入力部404は、例えば、キーボードやマウス等のポインティングデバイス、或いはディスプレイと一体的に設けられたタッチパネルであり制御部401に対してデータを入力する。
表示部405は、液晶パネル、CRTモニタ等のディスプレイ装置と、ディスプレイ装置と連携して表示処理を実行するための論理回路(ビデオアダプタ等)で構成され、制御部401の制御により入力された表示用データをディスプレイ装置上に表示させる。
次に、レジ端末5の構成について説明する。
レジ端末5は、購入者がICカード2に書き込まれた商品について会計(決済)を行う際に利用される端末であり、会場内に1または複数台設置される。レジ端末5は、例えば、図8に示すように、制御部501、記憶部502、つり銭処理部503、入力部504、表示部505、周辺機器I/F部506、レシートプリンタ507等がバス508を介して接続されて構成される。周辺機器I/F部506には、ICカード2の読取部51であるICカードR/Wが接続される。制御部501、記憶部502、周辺機器I/F部506の構成は、パネル制御装置31の制御部301、記憶部302、周辺機器I/F部306と同様の構成であるための説明を省略する。
レジ端末5の記憶部502には、図9に示すように、商品IDリスト(RW IDリスト)511と商品情報512が記憶されている。商品IDリスト511は、図9(a)に示すように、商品パネル3に掲示された商品を識別する情報である商品IDと商品パネル3の対応する書込部32(ICカードR/W)を識別する情報であるRW IDとが対応付けられた情報である。レジ端末5に記憶された商品IDリスト511は、商品パネル3に記憶されている商品IDリスト311(図6)と同一のデータが記憶される。商品情報512は、図9(b)に示すように、商品パネル3に掲示された各商品に関する情報として少なくとも価格情報が、商品IDと対応づけて記憶されている。
つり銭処理部503は、商品の代金及び入金額に基づいてつり銭額を算出し、出金する装置である。
入力部504は、テンキーやキーボード等の入力装置を備え、制御部501に対してデータを入力する。
表示部505は、店員が利用する主ディスプレイと、顧客側に表示画面を有するカスタマディスプレイとを有し、制御部501の制御により入力された表示用データを各ディスプレイ装置上に表示させる。
レシートプリンタ507は、販売した商品の商品名や価格、預り金やおつりの金額等を所定のレシート用紙に印刷するプリンタである。
ICカードR/W51は、購入者が保持するICカード2に書き込まれている購入予定情報252を読み取る読取部51である。ICカードR/W(読取部)51はICカード2から読み取った購入予定情報252を制御部501へ入力する。
レジ端末5は、ICカード2から読み取った購入予定情報252に含まれる商品を識別する情報及び商品の個数に基づき、商品情報512を参照して合計金額を算出し、表示部505に表示する。また、現金、クレジットカード、または電子マネー等による決済処理を行う。
次に、図10を参照して、販売システム1の機能構成について説明する。
図10に示すように、販売システム1において、商品パネル3は、記憶部302及び書込部32等を有する。また、ICカード2は、購入予定情報252を記憶する記憶部25を備える。修正端末4は、読取部41、表示部42、修正部43、更新書込み部44、及び合計金額表示部45等を備える。レジ端末5は読取部51、決済処理部52、決済完了処理部53等を備える。
商品パネル3の記憶部302(図5の記憶部302)は、1または複数の商品について各商品を識別する情報を記憶する。
書込部32は、ユーザがICカード2をかざすことにより、記憶部302に記憶された商品を識別する情報(RW
IDまたは商品ID)を購入予定情報252として該ICカード2に書き込む。書込部32は、図1の書込部32a、32b、32c、…、図5のICカードR/W32a、32b、32c、…に該当する。
ICカード2は、購入予定情報252を記憶する記憶部25を備える。記憶部25は、図3のEEPROM25に該当する。
レジ端末5の読取部51は、ICカード2に記憶されている購入予定情報252を読み取る。読取部51は、図5のICカードR/W51に該当する。
決済処理部52は、読取部51により読み取った購入予定情報252に対応する商品の決済処理を行う。
決済完了処理部53は、決済処理部52において商品の決済処理が完了すると、ICカード2に記憶されている購入予定情報252に対し決済完了の情報を反映させる。
修正端末4の読取部41は、ICカード2に記憶されている購入予定情報252を読み取る。読取部41は、図7のICカードR/W41に該当する。
表示部42は、読取部41により読み取った購入予定情報252を表示する。表示部42は図7の表示部405に該当する。
修正部43は、表示された購入予定情報252の修正を入力する。
更新書込み部44は、修正部43により修正された内容に基づいて、ICカード2に書き込まれている購入予定情報252を更新して書き込む。
合計金額表示部45は、購入予定情報252として書き込まれている商品の合計金額を算出して表示部405に表示する。
なお、レジ端末5は更に修正部(不図示)を備えてもよい。その場合、決済処理部52は、修正部により修正された内容に基づいて商品の決済処理を行う。
次に、第1の実施の形態の販売システム1における処理の流れを説明する。図11は、商品選択時の処理の流れを示すフローチャートである。
商品パネル3において、ユーザ(購入者)が商品それぞれに設けられている書込部(ICカードR/W)32に対してICカード2をかざす(ステップS101)。すると、商品パネル3のパネル制御装置31の制御部301は、該当の書込部(ICカードR/W)32に対応する商品IDまたはRW
IDを記憶部302から取得する(ステップS102)。例えば、商品aに設けられている書込部(ICカードR/W)32aに対してICカード2をかざした場合は、制御部301は、書込部(ICカードR/W)32aのRW
ID「01」を取得するか、または記憶部302の商品IDリストを参照して、書込部(ICカードR/W)32aのRW
ID「01」に対応する商品の商品ID「a」を記憶部302の商品IDリスト311から読み出す。
商品パネル3のパネル制御装置31の制御部301(書込部32)は、ICカード2にステップS102で取得した商品IDまたはRW
IDを購入予定情報252として書き込む(ステップS103)。なお、ICカード2の1タッチで、商品1個としてカウントされるものとする。
ICカード2には、商品IDまたはRW
IDとその個数(1タッチであれば1個)が購入予定情報252としてICカード2の記憶部に書き込まれる(ステップS104;図4参照)。この段階では決済情報252cは、「未」として記録される。
ICカード2に書き込まれた商品の内容や個数を確認したい場合、購入者は、修正端末4の元へ行き、修正端末4で商品の内容や個数を確認したり修正したりすることができる。
図12を参照して修正処理について説明する。
ユーザ(購入者)が修正端末4の読取部41(ICカードR/W41)に対してICカード2をかざす(ステップS201)。すると、ICカード2に記憶されている購入予定情報252がICカード2から修正端末4に送信される(ステップS202)。修正端末4は購入予定情報252を取得する(ステップS203)。
修正端末4の制御部401(表示部42)は、ICカード2から読み取った購入予定情報252の内容を表示部405に表示する(ステップS204)。このとき、修正端末4の制御部401(表示部42)は、購入予定情報252として記録されている商品の商品情報(商品の商品名、価格)、個数、合計金額等の情報を表示部405に表示することが望ましい。この場合、修正端末4の記憶部402には、商品ID(RW
ID)に対応する商品名や価格等の商品情報が記憶されており、制御部401(表示部42)は、記憶部402に記憶されている商品情報に基づいて購入予定情報252に含まれる商品の商品名、価格、個数、合計金額等の情報を表示部405に表示することができる。
修正端末4の制御部401(修正部43)は、修正を受け付ける。購入者は、修正端末4の入力部404を介して、修正する商品を選択したり、個数を変更したり、商品の追加や削除を行う(ステップS205)。修正が入力されると、修正端末4の制御部401(合計金額表示部45)は修正された内容に基づいて商品の合計金額を算出し、表示部405に表示する(ステップS206)。購入者が、表示された合計金額を確認して修正した内容を反映するよう指示が入力されるまで(ステップS207;No)、修正を受け付ける。修正端末4の制御部401(合計金額表示部45)は購入予定情報252の内容が修正される都度、商品の合計金額を算出し、表示部405に表示する。
その後、購入者が修正した内容を反映するよう指示を入力すると(ステップS207;Yes)、修正端末4の制御部401(更新書込み部44)は、修正された購入予定情報252をICカード2に書き込む(ステップS208)。ICカード2は、修正された購入予定情報252を記憶部25に更新記憶する(ステップS209)。
次に、図13を参照して決済処理について説明する。
ユーザ(購入者)がレジ端末5の読取部(ICカードR/W)51に対してICカード2をかざす(ステップS301)。すると、ICカード2に記憶されている購入予定情報252がICカード2からレジ端末5に送信される(ステップS302)。レジ端末5は購入予定情報252を取得する(ステップS303)。
レジ端末5の制御部501(決済処理部52)は、ICカード2から読み取った購入予定情報252に基づいて決済処理を行う(ステップS304)。すなわち、レジ端末5の制御部501(決済処理部52)は購入予定情報252に含まれる商品ID(RW
ID)に対応する価格情報を記憶部502に記憶されている商品情報512から取得する。また制御部501(決済処理部52)は商品の価格及び個数に基づき商品の合計金額を算出する。レジ端末5の制御部501(決済処理部52)は、表示部505に合計金額を表示して、購入者に知らせる。レジ端末5では、現金、クレジットカード、または電子マネー等による決済処理を行う。決済処理では、レシートプリンタ507から商品名、個数、価格、合計金額、つり銭額等が印刷されたレシートが出力される。
決算処理が終了すると、レジ端末5の制御部501(決済完了処理部53)は、決済完了情報をICカードに送り、反映させる(ステップS305)。例えば、ICカード2に記憶されている購入予定情報252の「決済」項目252cを「未」から「済」にするか、或いは、決済が終了した購入予定情報252をICカード2の記憶部25から削除する(ステップS306)。レジスタッフは、レシートとともにICカード2を購入者に渡し、商品受け取り窓口へ誘導する。
購入者は、商品受け取り窓口に行き、購入した商品を一括して受け取る。
なお、レジ端末5において、修正を受け付けることも可能である。
その場合は、レジ端末5は、図12のステップS201からステップS207の処理を実行する。そして、ステップS304の決済処理では、修正した購入予定情報252に基づいて決済処理を行う。
以上説明したように、本実施形態の販売システム1によれば、商品毎に書込部32が設けられた商品パネル3を備え、購入者が欲しい商品に対応する書込部(ICカードR/W)32にICカード2をかざすと、その商品の識別情報(商品IDまたはRW
ID)がICカード2に購入予定情報252として書き込まれる。レジ端末5では、ICカード2に書き込まれた購入予定情報252を読み出し、商品の価格情報等に基づいて購入予定情報252に含まれる商品の合計額を算出し、決済処理を行う。これにより、ICカード2を欲しい商品(の書込部32)にかざすという動作1つで、商品の指定と商品IDの書込みの両方を行えるため、購入者は、欲しい商品のメモを取ったり、レジスタッフに口頭で伝えたりする必要が無く、商品の購入が円滑となる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態の販売システム1Aの全体構成を図14に示す。
図14に示すように、第2の実施の形態の販売システム1Aは、ICカード2と、ICカード2に対して商品を識別する情報を書き込む書込み装置であるサイネージ端末6と、修正端末4と、レジ端末5とを備える。第1の実施の形態と異なる点は、商品パネル3に代えて、サイネージ端末6を用いている点である。ICカード2、修正端末4及びレジ端末5については第1の実施の形態のICカード2、修正端末4及びレジ端末5と同様であるため説明を省略する。
サイネージ端末6の構成について、図15、図16を参照して説明する。
サイネージ端末6は、イベント会場内に設置される大型の表示画面を備えた装置であり、図15に示すように、制御部601、記憶部602、通信部603、入力部604、表示部605、周辺機器I/F部606等がバス607を介して接続されて構成される。周辺機器I/F部606には、書込部であるICカードR/W61が接続されている。
制御部601、記憶部602、周辺機器I/F部606については、商品パネル3の制御部301、記憶部302、周辺機器I/F部306と同様である。記憶部602には、表示部605に表示する各商品の商品ID(商品を識別する情報)や商品の画像、価格等の商品情報が記憶されている。
入力部604は、例えば、ディスプレイ(表示部605)と一体的に設けられたタッチパネルであり制御部601に対してデータを入力する。
表示部605は、液晶パネル等のディスプレイ装置と、ディスプレイ装置と連携して表示処理を実行するための論理回路(ビデオアダプタ等)で構成され、制御部601の制御により入力された表示用データをディスプレイ装置上に表示させる。なお、表示部605は入力部604を兼ねたタッチパネル付ディスプレイ等でもよい。
通信部603は、通信制御装置、通信ポート等を有し、ネットワーク等との通信を制御する。サイネージ端末6はネットワークを介して各種情報コンテンツを受信し、表示部605に表示するものとしてもよい。
次に、図16を参照して、第2の実施の形態の販売システム1Aの機能構成について説明する。図16に示すように、第2の実施の形態の販売システム1Aにおいて、ICカード2、修正端末4、レジ端末5の機能構成は第1の実施の形態と同様である。
サイネージ端末6は、記憶部602、表示部605、選択部63、及び書込部61を備える。
記憶部602は、表示部605に表示されている各商品の商品ID(商品を識別する情報)や商品の画像、価格等の商品情報を記憶している。
表示部605は、商品の画像を表示する。
選択部63は、表示部605に表示された複数の商品の画像の中から商品の選択を受け付ける。選択部63における選択操作は、入力部604のタッチパネル等を介して行われる。
書込部(ICカードR/W)61は、選択部63により選択された商品の商品IDを記憶部602から読み出して購入予定情報252としてICカード2に書き込む。
第2の実施の形態では、第1の実施の形態と異なり、複数の商品に対して1つの書込部(ICカードR/W)61が設けられている。選択部63において複数の商品が選択された場合は、書込部61は選択された複数の商品の各商品IDを記憶部602から読み出して購入予定情報252としてICカード2に書き込む。また、選択した商品の個数が指定された場合は、個数の情報も商品IDとともに購入予定情報252としてICカード2に書き込む。個数を指定しない場合は、個数「1」として商品IDをICカード2に書き込む。購入者がICカードを書込部(ICカードR/W)61にかざすと、選択された全ての商品の商品IDがICカード2内に書き込まれる。
次に、図17のフローチャートを参照して、第2の実施の形態における商品選択時の処理の流れを説明する。
ユーザ(購入者)がサイネージ端末6のICカードR/W(書込部)61にICカード2をかざす(ステップS401)と、サイネージ端末6は、記憶部602から商品の画像及び価格を取得し、表示部605に表示する(ステップS402)。なお、ICカード2をかざすまでは、サイネージ端末6は広告等のコンテンツを表示していてもよいし、表示部605の表示をオフにしていてもよい。
ユーザ(購入者)が表示部605に表示されている商品の中から購入したい商品を選択(タッチパネルをタッチ)し、個数を入力すると(ステップS403)、サイネージ端末6の制御部601は、記憶部602から選択した商品の商品IDを取得する(ステップS404)。制御部601は、取得した商品IDとその商品についての入力個数(個数が入力されない場合は、個数「1」)を購入予定情報252としてICカード2に書き込む(ステップS405)。ICカード2には、商品IDと個数の情報が購入予定情報252として書き込まれる(ステップS406;図4参照)。決済情報252cは、「未」として記録される。
購入者は購入予定情報252が書き込まれたICカード2を用いて修正処理及び決済処理を行うことができる。修正処理及び決済処理については第1の実施の形態(図12、図13)と同様であるため、説明を省略する。
以上説明したように、第2の実施の形態の販売システム1Aでは、サイネージ端末6に書込部(ICカードR/W)61を設け、サイネージ端末6に表示した商品の中から選択された商品の商品IDを書込部(ICカードR/W)61によりICカード2に書き込む。これにより、商品毎に書込部(ICカードR/W)61を設ける必要はなく、1つの書込部(ICカードR/W)61で選択された全ての商品の商品IDをICカード2に書き込むことができる。商品の画像がサイネージ端末6で表示されるため、例えば、映像商品等を販売する際にデモンストレーション映像を表示することも可能となり、多様な商品の販売に好適である。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態の販売システム1Bの全体構成を図18に示す。
図18に示すように、第3の実施の形態の販売システム1Bは、ICカード2と、ICカード2に対して商品を識別する情報を書き込む複数の書込み装置32a、32b、32c、…と、複数の書込み装置32a、32b、32c、…の動作を制御する制御装置3Aと、修正端末4と、レジ端末5を備えて構成される。
販売システム1Bにおいて、商品は会場内に展示、陳列されており、それらの商品に対してそれぞれ書込み装置32a、32b、32c、…が配置されている。すなわち、商品aの陳列棚等にRW ID「01」の書込み装置32aが配置され、商品bの陳列棚等にRW ID「02」の書込み装置32bが配置され、商品cの陳列棚等にRW ID「03」の書込み装置32cが配置されている。各書込み装置32a、32b、32c、…は制御装置3Aに接続されている。
制御装置3Aは、第1の実施の形態のパネル制御装置31と同様に、各商品に対応する商品ID(またはRW
ID)を記憶する記憶部302を有するとともに、書込み装置32a、32b、32c、…の書込み動作を制御する制御部301を備える。制御装置3Aの構成は、パネル制御装置31と同様に図5に示すように、少なくとも制御部301、記憶部302、周辺機器I/F部306等がバス307を介して接続されて構成される。周辺機器I/F部306には、書込み装置32a、32b、32c、…であるICカードR/Wが接続されている。
第3の実施の形態の販売システム1Bの機能構成は、第1の実施の形態(図10)と同様である。なお、第3の実施の形態では、図10において、パネル制御装置31に代えて制御装置3Aが設けられる。また、第3の実施の形態の販売システム1Bにおける商品選択時の処理は第1の実施の形態とほぼ同様である(図11)。
例えば、商品それぞれに設けられている書込み装置(ICカードR/W)32a、32b、32c、…に対してユーザ(購入者)がICカード2をかざすと、制御装置3Aの制御部301は、該当の書込み装置(ICカードR/W)32に対応する商品IDまたはRW
IDを記憶部302から取得する(ステップS102)。例えば、商品aの陳列棚に設けられている書込装置(ICカードR/W)32aに対してユーザがICカード2をかざした場合は、制御部301は、書込み装置(ICカードR/W)32aのRW
ID「01」を取得するか、または記憶部302の商品IDリストを参照して、書込み装置(ICカードR/W)32aのRW
ID「01」に対応する商品の商品ID「a」を記憶部302の商品IDリスト311から取得する。
制御装置3Aの制御部301は、取得した商品IDまたはRW
IDをICカード2に購入予定情報252として書き込む。なお、ICカード2の1タッチで、商品1個としてカウントされるものとする。
ICカード2には、商品IDまたはRW
IDとその個数(1タッチであれば1個)が購入予定情報252としてICカード2の記憶部に書き込まれる(図4参照)。この段階では決済情報252cは、「未」として記録される。
修正処理と決済処理についても、第1の実施の形態と同様である(図12、図13)。
第3の実施の形態では、商品パネル3やサイネージ端末6を備える必要はなく、陳列した商品にそれぞれ書込み装置(ICカードR/W)を配置し、それらを1台のコンピュータ(制御装置3A)で制御すればよいため、設置コストを抑えることができる。
以上、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1、1A、1B・・・・販売システム
2・・・・・・・・・・ICカード
3・・・・・・・・・・商品パネル
3A・・・・・・・・・制御装置
4・・・・・・・・・・修正端末
5・・・・・・・・・・レジ端末
6・・・・・・・・・・サイネージ端末
21・・・・・・・・・非接触ICチップ
25・・・・・・・・・記憶部(EEPROM)
31・・・・・・・・・パネル制御装置
32、32a〜32f・・・書込み装置(書込部、ICカードR/W)
41・・・・・・・・・読取部
42・・・・・・・・・表示部
43・・・・・・・・・修正部
44・・・・・・・・・更新書込み部
45・・・・・・・・・合計金額表示部
51・・・・・・・・・読取部
52・・・・・・・・・決済処理部
53・・・・・・・・・決済完了処理部
61・・・・・・・・・書込み装置(書込部、ICカードR/W)

Claims (10)

  1. ICカードと、前記ICカードに対して商品を識別する情報を書き込む書込み装置と、レジ端末とを備えた販売システムであって、
    前記書込み装置は、
    1または複数の商品について各商品を識別する情報を記憶する記憶手段と、
    ユーザが前記ICカードをかざすことにより、前記記憶手段に記憶された商品を識別する情報を購入予定情報として該ICカードに書き込む書込手段と、を備え、
    前記ICカードは、
    前記書込み装置の書込手段により書き込まれた購入予定情報を記憶する記憶手段を備え、
    前記レジ端末は、
    前記ICカードに記憶されている購入予定情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取った購入予定情報に対応する商品の決済処理を行う決済処理手段と、
    を備えることを特徴とする販売システム。
  2. 前記レジ端末は、
    前記商品の決済処理が完了すると前記ICカードに記憶されている購入予定情報に対し決済完了の情報を反映させる決済完了処理手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の販売システム。
  3. 前記書込み装置は、
    商品または商品の画像を掲示する商品掲示部を有し、
    前記書込手段は、前記商品掲示部に掲示された各商品または各商品の画像に対し、それぞれ設けられる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の販売システム。
  4. 前記書込み装置は、
    商品の画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された商品の画像から商品の選択を受け付ける選択手段と、を備え、
    前記書込手段は、前記選択手段により選択された商品の画像から商品を識別する情報を前記記憶手段から読み出して前記購入予定情報として前記ICカードに書き込む
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の販売システム。
  5. 前記ICカードに記憶されている購入予定情報を読み取る読取り手段と、
    前記読取手段により読み取った購入予定情報を表示する表示手段と、
    表示された購入予定情報の修正を入力する修正手段と、
    前記修正手段により修正された内容に基づいて、前記ICカードに書き込まれている購入予定情報を更新して書き込む更新書込み手段と、
    を備えた修正端末を更に備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の販売システム。
  6. 前記修正端末は、
    前記購入予定情報として書き込まれている商品の合計金額を算出して表示する合計金額表示手段を更に備えることを特徴とする請求項5に記載の販売システム。
  7. 前記レジ端末は、
    前記読取手段により読み取った購入予定情報を表示する表示手段と、
    表示された購入予定情報の修正を入力する修正手段と、を更に備え、
    前記決済処理手段は、前記修正手段により修正された内容に基づいて商品の決済処理を行う
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の販売システム。
  8. 商品または商品の画像を掲示する商品掲示部と、
    前記商品掲示部に掲示された各商品または各商品の画像に対応する商品を識別する情報を記憶する記憶手段と、
    ユーザが前記商品または商品の画像に対して前記ICカードをかざすことにより、前記記憶手段に記憶された商品を識別する情報を購入予定情報としてICカードに書き込む書込手段と、を備え、
    前記書込手段は、前記商品掲示部に掲示された各商品または各商品の画像に対し、それぞれ設けられる
    ことを特徴とする商品掲示装置。
  9. 商品の画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された商品について各商品を識別する情報を記憶する記憶手段と、
    前記表示手段に表示された商品の画像から商品の選択を受け付ける選択手段と、
    前記選択手段により選択された商品の画像から商品を識別する情報を前記記憶手段から読み出して前記購入予定情報として前記ICカードに書き込む書込手段と、
    を備えることを特徴とするサイネージ端末。
  10. ICカードと、前記ICカードに対して商品を識別する情報を書き込む書込み装置と、レジ端末と、を備えた販売システムにおける販売方法であって、
    ユーザが前記ICカードをかざすことにより、前記書込み装置が、記憶部に記憶された商品を識別する情報を購入予定情報として該ICカードに書き込むステップと、
    前記ICカードが、前記書込み装置により書き込まれた購入予定情報を記憶するステップと、
    前記レジ端末が、前記ICカードに記憶されている購入予定情報を読み取るステップと、
    前記レジ端末が、読み取った購入予定情報に対応する商品の決済処理を行うステップと、
    を含むことを特徴とする販売方法。


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