JPH1153403A - 情報端末装置及び記録媒体 - Google Patents

情報端末装置及び記録媒体

Info

Publication number
JPH1153403A
JPH1153403A JP20500297A JP20500297A JPH1153403A JP H1153403 A JPH1153403 A JP H1153403A JP 20500297 A JP20500297 A JP 20500297A JP 20500297 A JP20500297 A JP 20500297A JP H1153403 A JPH1153403 A JP H1153403A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
input
item
document
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20500297A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Goto
啓二 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP20500297A priority Critical patent/JPH1153403A/ja
Publication of JPH1153403A publication Critical patent/JPH1153403A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ入力操作が容易であって操作性が良
く、また入力データを加工して例えばセールスの戦略を
即座に立案できて付加価値が高い情報端末装置の提供。 【解決手段】 訪問先で実行すべき業務内容の実行結果
のデータを入力する項目「競合卸」「原因」「報告」
「結果1」「結果2」を設定しておき、これらの項目を
表示し、表示した項目に従って実行結果のデータが入力
されると、項目に従って入力された実行結果のデータを
指示日報の構成要素として記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PDA (パーソナル
・デジタル・アシスタント:携帯型情報機器)のような
情報端末装置、及び文書の構成要素のデータを加工処理
するコンピュータでの読み取りが可能な記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】PDA の普及によって、例えば、客先に出
向いて取引を行う営業業務では、顧客データ、商品デー
タ、スケジュール、住所録、カレンダー等の多様なデジ
タル情報をPDA に取り込んでおき、外出時にPDA から多
様な情報を簡単に取り出すことができる。セールスマン
は多様な情報の中から項目を指定して必要な情報を取り
出す。また、セールスマンは、客先の訪問目的、訪問結
果等をPDA の文字入力機能を利用して入力し、日報を作
成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、例えばセー
ルスマンが売上目標を達成できない得意先をどう攻略す
るかといったセールスの戦略を立案するような場合、セ
ールスマンが個々のスタイルの文章で作成した日報を読
み、その中から競合相手、セールスの敗因等、戦略の立
案に必要なデータを拾い出さなければならないので、戦
略の立案に長時間を要して即時性に欠け、セールスチャ
ンスを失う危険性がある。
【0004】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、例えば日報のような文書を構
成する要素である、競合相手、セールスの敗因等のよう
なデータを入力する項目を予め設定しておき、その項目
に従って、ユーザであるセールスマンに実行結果のデー
タを入力させて日報のような文書の構成要素として記憶
することにより、データ入力操作が容易であって操作性
が良く、また入力データを利用して例えばセールスの戦
略を即座に立案できて付加価値が高い情報端末装置、及
びこのデータを加工処理するコンピュータでの読み取り
が可能な記録媒体の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1発明の情報端末装置
は、文書の構成要素となるデータを入力すべき項目を設
定する手段と、設定された項目を表示する手段と、表示
された項目に従ってデータを入力する手段と、項目に従
って入力されたデータを文書の構成要素として記憶する
手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】第2発明の業務支援用の情報端末装置は、
業務の実行結果を記載する日報の構成要素となるデータ
を入力すべき項目を設定する手段と、設定された項目を
表示する手段と、表示された項目に従ってデータを入力
する手段と、項目に従って入力されたデータを日報の構
成要素として記憶する手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0007】第3発明の記録媒体は、文書の構成要素の
データを加工処理するコンピュータでの読み取りが可能
な記録媒体において、前記コンピュータに、文書の構成
要素となるデータを入力すべき項目の設定を受け付けさ
せるプログラムコード手段と、前記コンピュータに、設
定を受け付けた項目を表示させるプログラムコード手段
と、前記コンピュータに、表示した項目に従ったデータ
の入力を受け付けさせるプログラムコード手段と、前記
コンピュータに、項目に従って入力されたデータを文書
の構成要素として加工処理させるプログラムコード手段
とを含むことを特徴とする。
【0008】第1発明では、文書の構成要素となるデー
タが、予め設定されている項目に従って入力されると、
入力されたデータを文書の構成要素として記憶する。
【0009】第2発明では、日報の構成要素となる競合
卸、敗因等のデータが、予め設定されている項目に従っ
て入力されると、入力されたデータを日報の構成要素と
して記憶する。
【0010】第3発明では、文書の構成要素のデータを
加工処理するコンピュータに、文書の構成要素となるデ
ータを入力すべき項目の設定を受け付けさせ、設定を受
け付けた項目を表示させ、表示した項目に従ったデータ
の入力を受け付けさせ、項目に従って入力されたデータ
を文書の構成要素として加工処理させる。
【0011】従って、本発明では、データ入力操作が容
易であり、また入力データを加工して例えばセールスの
戦略を即座に立案できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の情報端末装置の一
形態としての、営業業務支援用PDA の外観斜視図であ
る。縦横の寸法が約18×22cm、厚さが約3cmの本体1
は、カラー液晶パネルの前面に、抵抗膜式のタッチパネ
ルが設置された8インチのディスプレイ2を備えてい
る。タッチペン3によってディスプレイ2が加圧される
と、加圧されたディスプレイ2上の位置の座標情報が入
力され、PDA はその位置の座標情報に基づいて、選択さ
れたデータを判別して次の画面、棚割、商品等の画像を
表示し、またその位置の座標情報に基づいてその位置に
描画データを出力する。
【0013】本体1の側面には、後述する記憶装置の1
つであるハードディスクカード、またデジタル情報を、
例えばホストコンピュータへ携帯電話で転送するための
デジタルデータ/ FAXカード、ISDN公衆回線で転送する
ための FAX/DATAモデムカード、LAN に接続するための
LAN カード、半導体ディスクカード等のPCカード用の2
個のカードスロット(図示省略)が設けられている。
【0014】本体1の側面には、その他、RS-232C イン
ターフェース、パラレルインターフェース、キーボード
/バーコードスキャナ用のPS/2インターフェース用のコ
ネクタが設けられている。またディスプレイ2の周縁に
は、電源スイッチ、バックライト用スイッチ、ディスプ
レイ2の明るさ調節スイッチ、スピーカ等が設けられて
いる。
【0015】本体1はCPU を内蔵しており、PDA は、プ
ログラムと、各種ユーティリティと、読み書きを行う各
種マスター・トランザクションデータとが格納されるフ
ラッシュROM 、主記憶装置である本体内蔵のDRAM、及び
棚割、商品紹介等の画像データ、手書きのメモ情報等が
格納される大容量のハードディスクの3つの記憶装置を
利用して動作する。なお、主記憶装置としてのDRAMは、
メインバッテリがなくなった場合でも、バックアップ用
サブバッテリで約24時間データが保存される。
【0016】次に、本発明に係る営業業務支援用PDA の
操作手順を図4乃至図23の画面表示例に基づいて説明す
る。セールスマン(以下、ユーザという)は、まず、LA
N を経由して、又は公衆回線を経由して、又はATA カー
ドを中間媒体として、ホストコンピュータから得意先マ
スタ、商品マスタ、納価決定サブマスタ(決着単価マス
タ及び値引きマスタ)、分類名マスタ、電話帳マスタ等
のマスタデータ、及び月間スケジュールデータ(当月及
び次月)、指示日報、得意先別2ヵ年売上分析データ等
の情報データをPDA へダウンロードする。なお、データ
のダウンロードは、例えば、変化するデータに関しては
データが変化する単位(日・週・月)に応じて毎日、毎
週、又は毎月行い、マスタデータのような固定的なデー
タは変更が発生する都度、行う。
【0017】得意先マスタには、得意先コード、代表者
名、住所、電話番号、ファクシミリ番号、配送ルート、
締日、締後サイト、経営姿勢、取引銀行、受注形態、配
送時間、配送日、特売日、定休日、集金日、入金区分、
成長性、安全性等のデータに加えて、成長性、安全性、
取引額、取引年数等の要素が考慮されて定められた各得
意先の得意先ランク(A〜C)が登録されている(図2
参照)。
【0018】商品マスタには、商品コード、JAN コー
ド、規格、メーカー、商品群コード、商品名、入り数、
ボール、店頭売価、定番区分、分類、販促分類、販促単
価、販促条件区分(%又は@個数)、販促条件、売り単
価1〜3(得意先ランクに応じた売り単価を適用できる
ように3種類までの単価設定ができる)、販促単価期
間、販促条件期間、返品不可区分、条件不可区分等の項
目に各商品のデータが登録されている(図3参照)。
【0019】図4は、電源投入直後に初期画面として表
示される基本メニューである。基本メニューには、情報
を取り出すべき得意先を選択する得意先選択画面(図
5)を表示させるための「得意先」、ユーザの得意先別
の2カ月間のスケジュール画面を表示させるための「ス
ケジュール」の他に、「掲示板」「電話帳」「オーダー
締発注」「発注確認」「カレンダー」「電卓」「通信」
「初期設定」「終了」の選択項目がある。
【0020】ユーザは、得意先を訪問する前に、得意先
での商談用にメモを書き込むことができる。例えば「○
○屋」の訪問に際してメモを書き込む場合、基本メニュ
ーから「得意先」を選択して得意先選択画面(図5)を
表示させ、「○○屋」を選択(「確定」)すると、「○
○屋」に対するメモが未だ書き込まれていなければ、得
意先業務メニューの画面(図6)が表示される。
【0021】ユーザが得意先業務メニューから「メモ」
を選択するとメモ画面(図7・本例ではメモ1とメモ2
の2画面が設けられている)が表示される。このとき、
メモ画面に書き込まれた内容が表示されるだけでなく、
ユーザはタッチペンを使用してメモを書き込むことがで
きる。また、「○○屋」に対するメモが既に書き込まれ
ていた場合は、得意先選択画面で「○○屋」を選択した
ときにメモ画面(図7)が表示されるので、メモ画面
(メモ1又はメモ2)にメモを書き込む。
【0022】また、基本メニューの画面(図4)で「ス
ケジュール」を選択すると、左欄の得意先別の1週間単
位の月間スケジュール画面(図8)が表示される。この
とき、当日を左端とする1週間分がデフォルト表示され
る。スケジュールの表示は、画面下のスクロールキーに
よって、1日単位、1週間単位で横方向にスクロールさ
れ、また1行単位で縦方向にスクロールされ、中央のキ
ー(□)によってデフォルト表示に戻る。スケジュール
欄の右側には得意先別の該当月の目標額と、昨日までの
実績額が表示される。
【0023】このスケジュール画面にスケジュールを入
力する場合は、該当する得意先のスケジュールを入力す
べき日付の欄をタッチペン3でタッチすると、スケジュ
ール登録用のポップアップウィンドウ(図9)が表示さ
れる。登録画面の上半部には、ホストコンピュータから
のダウンロードされた、得意先マスタのデータに基づい
て決められている該当日の予定項目(「集金日」「振込
日」「特売日」「電話確認」「商談予定」「定休日」等
にチェックマークが付されている)、また、下半部に
は、ユーザに選択させるための訪問目的の項目(「定期
訪問」「クレーム処理」「新規開拓」「調査業務」等)
が設けられている。
【0024】ユーザはこのウィンドウの下半部の該当す
る項目の中から、訪問目的の項目をタッチペン3で選択
する。図9において、ホストコンピュータからダウンロ
ードされたスケジュールが日付欄の上半部に符号(例え
ば20日の「○○屋」の“F「振込日」”)で、ユーザが
選択した訪問目的が下半部に符号(“A「定期訪問」)
で表示される。このようにして予め設定された項目の中
からユーザに選択させることにより、ユーザの入力の便
宜を図ることができるとともに、スケジュールデータの
デジタル化が容易になる。
【0025】また上述のようにしてスケジュールを設定
する際に、得意先名の欄をタッチペン3で選択すると、
その得意先の「指示日報(図21)」「訪問日報(図2
0)」「メモ(図5)」「得意先(マスタデータ:図
2)」「(文字)情報(図15)」の参照画面、登録画面
へジャンプするためのポップアップウィンドウ(図10)
が表示される。
【0026】また目標額・実績額の欄をタッチペン3で
選択すると、対応する得意先の「売上(分析)(図1
4)」「返品(分析)」「定特企(定番・特別企画・企
画)売上」「メーカー別売上」の参照画面へジャンプす
るためのポップアップウィンドウ(図11)が表示され
る。ユーザはこれらの画面を参照し、例えば、昨年の同
月より売上が落ちている場合、その原因を追求するため
に早い機会に訪問しなければならないという判断ができ
る。また、スケジュール画面を表示させている時にアイ
ディアを思いついた場合、即座にメモ画面(図7)へジ
ャンプして書き込むことができる。
【0027】ユーザは、ホストコンピュータからデータ
をダウンロードし、またメモ情報等を書き込んだPDA を
携帯して得意先を訪問する。例えば、予めメモ情報を書
き込んで「○○屋」を訪問した場合、ユーザが基本メニ
ュー(図4)から「得意先」を選択して得意先選択画面
を表示させ、「○○屋」を選択(「確定」)すると、
「○○屋」に対するメモ情報と指示日報とが存在する場
合、まずメモ画面(図7)が表示され、メモ画面を終了
すると指示日報の画面(図12)が表示される。
【0028】また、得意先選択画面で「○○屋」を選択
したときに、メモ情報はないが指示日報が存在する場合
は、メモ画面は表示されずに指示日報の画面(図12)が
表示される。またメモ情報も指示日報もない場合は、得
意先業務メニューの画面(図6)が表示される。
【0029】図12に示すように、指示日報では、「○○
屋」において行うべき営業業務の内容が、その内容のキ
ーワードとなる単語(欠品、代替、棚札等)の列挙で簡
潔に表現されている。各営業業務の内容には、「結果
1」「結果2」という識別情報が付されている。
【0030】得意先業務メニューの画面(図6)で「得
意先情報」を選択すると、「○○屋」の「売上分析」
「返品分析」「定特企売上」「メーカー別売上」「文字
情報」「イメージ情報」「提案」「メモ」の選択項目が
設けられた得意先情報メニューの画面(図13)が表示さ
れる。ユーザは、得意先の売上分析(前年実績・当年目
標・当年実績:図14参照)、返品分析、注文の多かった
商品の文字情報(図15参照)等をPDA において参照する
ことができる。
【0031】また得意先業務メニューの画面(図6)で
「商品情報」を選択すると、「分販(分類及び、販促商
品、店頭特売、安値商品等の販売形態)」「分類(例:
米菓袋入、米菓箱入、焼菓子袋入、焼菓子パッケージ
等)」「品名」「メーカー」「JAN」「独自コード」
「売れてる情報」「商品案内」「棚割提案」の選択項目
が設けられた商品情報メニューの画面(図16)が表示さ
れる。ユーザは、「分販」「分類」「品名」「メーカ
ー」「JAN」「独自コード」のいずれかの手段によっ
て各商品のマスタデータ(図3)を参照することができ
る。
【0032】次に、得意先からの注文を発注する場合、
得意先業務メニュー(図6)の「発注」を選択すると、
「○○屋」の発注業務メニューの画面(図17)が表示さ
れる。発注業務メニューとしては「定番」「インプロ」
「企画」「特別企画」「オーダー締」の選択項目が設け
られている。「定番(発注)」では、JAN コード、メー
カー名と商品名との頭文字等で商品を検索し、数量を入
力して確定キーを押すと、発注データが登録され、発注
商品の一覧表にデータが追加される。
【0033】「インプロ」を選択するとインプロ発注し
た商品の一覧画面(図18)が表示される。この画面にお
いて、ユーザは、「分販」「分類」「品名」「メーカ
ー」「単J(JAN)」「単自(独自コード)」のいず
れかの手段で商品を検索し、検索結果の中から商品名を
選択する。このとき、商品のマスタデータを表示させて
商品の内容を参照してから確定する方法と、マスタデー
タは参照せずに商品名を選択して確定する方法とが可能
である。
【0034】いずれかの方法で、発注すべき商品を確定
すると、インプロ発注のデータ入力画面(図19)が表示
される。なお、図19において、納品日の項目は、例えば
ポップウィンドウにカレンダーを表示し、そのカレンダ
ー上の日付をタッチする等によって登録することができ
る。
【0035】インプロ発注のデータ入力画面(図19)の
上段には、商品マスタデータから、「(商品の)規格」
「商品名」「入数」「ボール」が、また中段には、「販
促区分(右欄)」「配送日」「納価(右2欄:得意先の
ランクに応じて売り単価1〜3から選択された価格)」
「販促条件(右欄)」「直送不可」「特注区分」が固定
データとして表示されている。
【0036】インプロ発注のデータ入力画面(図19)の
中段には、「数量」「販促区分(左欄)」「納品日」
「納価(左欄)」「販促条件(左欄)」「店頭売価」の
入力欄が設けられている。さらに、インプロ発注のデー
タ入力画面(図19)の下段には、その中段に入力された
各データから算出された「値引額」「販促条件額」「店
頭粗利率」「値引率」が表示される。
【0037】この下段に表示される算出データは、例え
ば納価を1円下げた場合に値引率が何%になるのか、販
促条件の1%がいくらの金額に相当するのかを把握でき
るので、商品知識に乏しく、営業歴の浅いユーザでも自
社に損をかけない納価、販促条件を得意先に提示するこ
とができる。また、商品知識に乏しく、営業歴の浅いユ
ーザでも、店頭売価を○○円にした場合、店頭粗利率が
何%得られるかといったデータを得意先に即座に提示す
ることができる。
【0038】以上のようにして発注が確定すると、イン
プロ発注の一覧画面(図18)に入力データが追加され
る。インプロ発注の一覧画面では、発注商品の欄を選択
して訂正キーを押すと、入力済みのインプロ発注データ
を訂正できるようにインプロ発注の画面(図19)が表示
され、また削除キーを押すと入力済みのデータが削除さ
れる。
【0039】また、得意先情報メニュー(図13)には、
「イメージ情報」「提案(イメージ/文字)」を予め記
憶させておいて得意先に提示することができる。「提
案」を選択すると、提案データ選択画面が表示され、カ
タログデータのような商品情報をイメージ又は文字で提
示できる。さらにこの画面から、又は1段階前の得意先
情報メニュー(図13)からメモ画面(図7)へジャンプ
するので、その場で、提案に対するメモをタッチペン3
で書き込むこともできる。
【0040】前述したように、指示日報では、「○○
屋」において行うべき営業業務の内容が、その内容のキ
ーワードとなる単語(欠品、代替、棚札等)の列挙で簡
潔に表現されている。各営業業務の内容には、「結果
1」「結果2」という識別情報が付されている。
【0041】上から2番目の欄を例にして具体的に説明
すると、上司からの指示内容の1行目は、「定番発注商
品ではない○○チョコが欠品している。この商品はメー
カーによれば12月26日に入荷する。得意先の承諾がとれ
た場合は結果1をクリックせよ。」という内容が、キー
ワードとなる単語「欠品」「非定」「○○チョコ」「12
1/26」の列挙で表現されている。
【0042】また指示内容の2行目は、「1行目の結果
が承諾されなかった場合に、代替品として類似している
××チョコレートがあるので、この商品を提案しなさ
い。××チョコレートの発注を受けた場合は棚札の取替
えを忘れないように。得意先から代替品の発注を受けた
場合は結果2をクリックせよ。」という内容が、キーワ
ードとなる単語「代替」「××チョコレート」「棚札」
の列挙で表現されている。
【0043】これらのメモ情報、指示日報等を参照して
「○○屋」で営業業務を行い、得意先業務メニュー(図
6)で「日報」を選択すると、訪問日報の入力画面(図
20)が表示される。訪問日報の画面には、上部に訪問の
目的が30項目用意されており、ユーザは、その日に「○
○屋」で行った営業業務に該当する項目をタッチペンで
タッチして選択する。
【0044】「競合卸」の欄には、競合相手が判明した
場合にその情報を入力しておく。入力方法は、画面下部
のキーボードをタッチペンでタッチして直接文字入力す
るか、又は競合相手の候補の一覧画面をポップアップさ
せ、それらの候補の中から選択する。
【0045】「特売日」の欄には、「○○屋」の特売日
を入力し、「報告」の欄には、項目の選択では表現でき
ないメッセージ等を、画面下部のキーボードをタッチペ
ンでタッチして直接文字入力する。必要な項目にそれぞ
れデータを入力して「登録」のボタンをタッチすると、
「○○屋」の訪問日報が作成される。
【0046】また、指示日報があった場合は、訪問日報
の画面から「指示日報」を選択すると、指示日報の画面
(図12)が表示されるので、上司からの各メッセージに
対して結果を入力する。結果を入力する場合、メッセー
ジの欄を選択すると、そのメッセージに対する指示日報
登録画面(図21)が表示される。各提案に対して、良い
結果が得られた場合は、「結果1OK」「結果2OK」にチ
ェックマークを付ける。
【0047】良い結果が得られなかった場合、競合相手
が存在すれば「競合卸」の欄にその名称を入力する。入
力の方法は、画面下部のキーボードをタッチペンでタッ
チして直接文字入力するか、又は競合相手の候補の一覧
画面(図22参照)をポップアップさせ、それらの候補の
中から選択する。
【0048】また良い結果が得られなかった原因を「原
因」の欄に入力する。入力の方法は、画面下部のキーボ
ードをタッチペンでタッチして直接文字入力するか、又
は原因の一覧画面(図23参照)をポップアップさせ、そ
れらの中から選択する。原因としては、例えば「価格X
%」「案内遅れ」「案内不適切」「商品魅力」「企画魅
力」「当番制」「帳合」「代替品不足」「部門外商品」
「ロット不的確」「納期不的確」「見本無し」「売場減
少」「在庫過剰」「セールス不的確」等がある。
【0049】このようにして予め設定された項目の中か
らユーザに選択させることにより、ユーザの入力の便宜
を図ることができるとともに、データのデジタル化が容
易になる。例えば、図12の上から2欄目の指示日報に従
って、得意先「○○屋」に「○○チョコが欠品であるが
12月26日に商品の入荷がある」と提案したが承諾が得ら
れず、しかも代替品××チョコレートの発注を受けられ
なかった場合、即ち、「結果1」「結果2」のいずれに
もチェックマークが付されていない場合、競合卸の「A
商事」と、原因の「価格X%」にチェックマークが付け
られていれば、A商事より価格がX%高いために発注を
受けられなかったと分析して、A商事よりX%以上価格
を下げて「○○屋」に再提案するという戦略が即座に立
案できる。
【0050】また、競合卸の動きをホストコンピュータ
にアップロードした結果、他のエリアを担当しているユ
ーザからも同じ競合卸が報告されている場合は、本社で
この競合卸の動向を検証して全てのユーザの端末にフィ
ードバックし、この競合卸が進出していないエリアのユ
ーザの注意を喚起して先手を打つこともできる。
【0051】「報告」の欄には、以上のデータ入力では
表現できないメッセージ等を、画面下部のキーボードを
タッチペンでタッチして直接文字入力する。必要な項目
にそれぞれデータを入力して「登録」のボタンをタッチ
すると、そのメッセージの表示が、例えば黒から赤に変
化し、結果の入力が済んだことが示される。
【0052】ユーザは、以上のようにしてPDA に入力し
た営業業務のデータを、PCカードを利用してをLAN 経由
で、公衆回線経由で、又は携帯電話を介した無線で本社
のホストコンピュータに転送する。
【0053】なお、以上の実施の形態では、プログラム
がPDA のフラッシュROM に予め格納されている形態につ
いて説明したが、例えば、設定項目に従ってユーザにデ
ータ入力させることで日報のような文書を作成するプロ
グラムが記録されているCD-ROM、PCカード等の記録媒体
から、データの表示機能及び加工処理機能を備えた汎用
のコンピュータにプログラムを読み取らせる形態も可能
である。
【0054】また、以上の実施の形態では、営業業務用
のPDA について説明したが、文書の構成要素となるデー
タを入力すべき項目を設定しておき、この項目に従って
入力されたデータを文書の構成要素として記憶する入力
インターフェースは、データの表示機能及び加工処理機
能を備えた汎用のパーソナルコンピュータにも適用が可
能である。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明の情報端末装置及
び記録媒体は、例えば日報のような文書を構成する要素
である、競合相手、セールスの敗因等のようなデータを
入力する項目を予め設定しておき、その項目に従って、
ユーザであるセールスマンに実行結果のデータを入力さ
せて日報のような文書の構成要素として記憶するので、
データ入力操作が容易であって操作性が良く、また入力
データを加工して例えばセールスの戦略を即座に立案で
きて付加価値が高いという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報端末装置の一形態としての、営業
業務支援用PDA の外観斜視図である。
【図2】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示例
の図(得意先マスタデータ)である。
【図3】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示例
の図(商品マスタデータ)である。
【図4】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示例
の図(基本メニュー)である。
【図5】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示例
の図(得意先選択)である。
【図6】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示例
の図(得意先業務メニュー)である。
【図7】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示例
の図(メモ)である。
【図8】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示例
の図(月間スケジュール)である。
【図9】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示例
の図(スケジュール登録用ポップアップウィンドウ)で
ある。
【図10】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示
例の図(データ参照・登録用ポップアップウィンドウ)
である。
【図11】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示
例の図(データ参照用ポップアップウィンドウ)であ
る。
【図12】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示
例の図(指示日報)である。
【図13】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示
例の図(得意先情報メニュー)である。
【図14】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示
例の図(売上分析)である。
【図15】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示
例の図(文字情報)である。
【図16】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示
例の図(商品情報メニュー)である。
【図17】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示
例の図(発注業務メニュー)である。
【図18】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示
例の図(インプロ発注の一覧)である。
【図19】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示
例の図(インプロ発注)である。
【図20】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示
例の図(訪問日報)である。
【図21】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示
例の図(指示日報登録・その1)である。
【図22】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示
例の図(指示日報登録・その2)である。
【図23】本発明に係る営業業務支援用PDA の画面表示
例の図(指示日報登録・その3)である。
【符号の説明】
1 本体 2 ディスプレイ 3 タッチペン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書の構成要素となるデータを入力すべ
    き項目を設定する手段と、 設定された項目を表示する手段と、 表示された項目に従ってデータを入力する手段と、 項目に従って入力されたデータを文書の構成要素として
    記憶する手段とを備えたことを特徴とする情報端末装
    置。
  2. 【請求項2】 訪問先で行うべき業務に関連する情報を
    記憶している業務支援用の情報端末装置において、 業務の実行結果を記載する日報の構成要素となるデータ
    を入力すべき項目を設定する手段と、 設定された項目を表示する手段と、 表示された項目に従ってデータを入力する手段と、 項目に従って入力されたデータを日報の構成要素として
    記憶する手段とを備えたことを特徴とする業務支援用の
    情報端末装置。
  3. 【請求項3】 文書の構成要素のデータを加工処理する
    コンピュータでの読み取りが可能な記録媒体において、 前記コンピュータに、文書の構成要素となるデータを入
    力すべき項目の設定を受け付けさせるプログラムコード
    手段と、 前記コンピュータに、設定を受け付けた項目を表示させ
    るプログラムコード手段と、 前記コンピュータに、表示した項目に従ったデータの入
    力を受け付けさせるプログラムコード手段と、 前記コンピュータに、項目に従って入力されたデータを
    文書の構成要素として加工処理させるプログラムコード
    手段とを含むことを特徴とする記録媒体。
JP20500297A 1997-07-30 1997-07-30 情報端末装置及び記録媒体 Pending JPH1153403A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20500297A JPH1153403A (ja) 1997-07-30 1997-07-30 情報端末装置及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20500297A JPH1153403A (ja) 1997-07-30 1997-07-30 情報端末装置及び記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1153403A true JPH1153403A (ja) 1999-02-26

Family

ID=16499833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20500297A Pending JPH1153403A (ja) 1997-07-30 1997-07-30 情報端末装置及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1153403A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008268824A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Seidai Hamano 折り込みチラシの効果を上げるウェブ
JP2014123294A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Nomura Research Institute Ltd 接触履歴入力装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008268824A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Seidai Hamano 折り込みチラシの効果を上げるウェブ
JP2014123294A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Nomura Research Institute Ltd 接触履歴入力装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10692119B2 (en) Efficiency of E commerce shopping from a picture or motion picture on the internet
US7797204B2 (en) Distributed personal automation and shopping method, apparatus, and process
US8494912B2 (en) Method of wholesale product display and ordering
US20110251897A1 (en) Online Shopping Circulars
US9177342B2 (en) Method and apparatus for generating an order for purchase
CN101142544A (zh) 画面信息的编辑装置、方法、程序、记录介质、信息处理终端的处理方法
JPH1153428A (ja) 業務支援用情報端末装置
JP2006235707A (ja) データ処理装置
EP3605441A1 (en) Information processing system and program
JPH1153403A (ja) 情報端末装置及び記録媒体
JPH1153437A (ja) 情報端末装置及び記録媒体
US20030078857A1 (en) Method and system for realizing electronic commerce by use of POS system
JPH11102272A (ja) 情報端末装置
CN110852835A (zh) 电子商务运营管理平台
US20190095958A1 (en) Information processing apparatus and non-transitory computer readable medium storing program for creating promotional information
JP2002259416A (ja) 情報取得プログラムを記録した媒体、情報送信装置、保存期限管理プログラムを記録した媒体、文字情報表示構造、商品検索装置、配送料算定装置、紹介装置
JP7339984B2 (ja) デジタルチラシ提供システム、デジタルチラシ提供方法、及びプログラム
JP7466716B1 (ja) 再利用商品の買取り・販売補助システム
JP4633832B2 (ja) 商品予約方法
JP7314618B2 (ja) 販売システム、及び販売方法
US20230419361A1 (en) Information processing apparatus and information processing method
JP2000187697A (ja) 配置薬販売管理装置及びその方法
JPH08137955A (ja) 総合販売支援システム
KR200319527Y1 (ko) 상품 카탈로그의 주문자용 부록
JP2002150094A (ja) ポイント管理方法、ポイント管理装置及びそのプログラムを記録した記録媒体