JP2020190491A - ピークホールド回路及び電力変換器 - Google Patents
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Abstract
【課題】サージ電圧を正確に検出することができるピークホールド回路を提供する。【解決手段】ピークホールド回路1は、電圧入力ノードINと基準電圧ノードGNDとの間に直列接続される第1キャパシタC1及び第2キャパシタC2と、基準電圧ノードGNDに接続されるアノードと、第1キャパシタC1及び第2キャパシタC2の接続ノードn1に接続されるカソードとを有する第1整流素子D1と、第1キャパシタC1及び第2キャパシタC2の接続ノードn1に接続されるアノードを有する第2整流素子D2と、第2整流素子D2のカソードと基準電圧ノードGNDとの間に接続される第3キャパシタC3と、を備える。第2整流素子D2のカソードから、電圧入力ノードINに入力されたサージ電圧のピーク値が出力される。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、ピークホールド回路及び電力変換器に関する。
直流電圧を交流電圧に変換する電力変換器は、パワートランジスタを所定の周期でオン/オフさせて交流電圧を生成する。車載用のモータなどは、大きな駆動電圧を必要とするため、電力変換器で生成される交流電圧の振幅も大きくしなければならない。モータの負荷が大きく変動する場合や何らかの異常が起こった場合には、電力変換器で生成される交流電圧に大きなサージ電圧が発生し、機器の破壊やEMIノイズの要因になるおそれがある。
電力変換器等の出力電圧にどの程度のサージ電圧が発生したかを正確に検出することができれば、故障判断やサージ電圧を抑制する対策を取ることができて望ましい。
本発明の一態様は、サージ電圧を正確に検出することができるピークホールド回路及び電力変換器を提供するものである。
本実施形態によれば、電圧入力ノードと基準電圧ノードとの間に直列接続される第1キャパシタ及び第2キャパシタと、
前記基準電圧ノードに接続されるアノードと、前記第1キャパシタ及び前記第2キャパシタの接続ノードに接続されるカソードとを有する第1整流素子と、
前記第1キャパシタ及び前記第2キャパシタの接続ノードに接続されるアノードを有する第2整流素子と、
前記第2整流素子のカソードと前記基準電圧ノードとの間に接続される第3キャパシタと、を備え、
前記第2整流素子のカソードから、前記電圧入力ノードに入力されたサージ電圧のピーク値が出力される、ピークホールド回路が提供される。
前記基準電圧ノードに接続されるアノードと、前記第1キャパシタ及び前記第2キャパシタの接続ノードに接続されるカソードとを有する第1整流素子と、
前記第1キャパシタ及び前記第2キャパシタの接続ノードに接続されるアノードを有する第2整流素子と、
前記第2整流素子のカソードと前記基準電圧ノードとの間に接続される第3キャパシタと、を備え、
前記第2整流素子のカソードから、前記電圧入力ノードに入力されたサージ電圧のピーク値が出力される、ピークホールド回路が提供される。
以下、図面を参照して、ピークホールド回路及び電力変換器の実施形態について説明する。以下では、ピークホールド回路及び電力変換器の主要な構成部分を中心に説明するが、ピークホールド回路及び電力変換器には、図示又は説明されていない構成部分や機能が存在しうる。以下の説明は、図示又は説明されていない構成部分や機能を除外するものではない。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態によるピークホールド回路1の回路図である。図1のピークホールド回路1は、第1キャパシタC1、第2キャパシタC2、第1整流素子D1、第2整流素子D2及び第3キャパシタC3を備えている。
図1は第1の実施形態によるピークホールド回路1の回路図である。図1のピークホールド回路1は、第1キャパシタC1、第2キャパシタC2、第1整流素子D1、第2整流素子D2及び第3キャパシタC3を備えている。
第1キャパシタC1及び第2キャパシタC2は、電圧入力ノードINと基準電圧ノードGNDとの間に接続されている。電圧入力ノードINには、図1では不図示の電力変換器の出力電圧等のサージ電圧を含む可能性のある電圧が入力される。本実施形態によるピークホールド回路1は、電圧入力ノードINに入力される電圧に含まれるサージ電圧を正確に検出することを特徴としており、電圧入力ノードINに接続される機器や回路の種類は問わない。基準電圧ノードGNDは例えば接地ノードであるが、具体的な電圧レベルは問わない。
第1整流素子D1は、基準電圧ノードGNDに接続されるアノードと、第1キャパシタC1及び第2キャパシタC2の接続ノードn1に接続されるカソードとを有するダイオードで構成可能である。
第2整流素子D2は、第1キャパシタC1及び第2キャパシタC2の接続ノードn1に接続されるアノードを有するダイオードで構成可能である。第2整流素子D2のカソードから、電圧入力ノードINに入力されたサージ電圧のピーク値が出力される。
図1のピークホールド回路1では、第2整流素子D2のカソードと基準電圧ノードGNDの間に第3キャパシタC3が接続され、第2整流素子D2のカソードと第3キャパシタC3の接続ノードに電圧出力ノードOUTが接続されている。よって、電圧出力ノードOUTからは、電圧入力ノードINに入力された電圧のピーク値が出力される。なお、後述する図11に示すように、第2整流素子D2のカソードに電圧出力ノードOUTを接続することは必ずしも必須ではない。
図2A、図2B及び図2Cは、図1のピークホールド回路1の回路動作を説明する図である。電圧入力ノードINに入力される電圧が上昇する場合、図2Aの矢印線y1に示すように、電圧入力ノードINから、第1キャパシタC1を通って第2キャパシタC2に電流が流れる。これにより、電圧入力ノードINの電圧は、第1キャパシタC1と第2キャパシタC2で分圧される。
第2キャパシタC2に蓄積される電荷量が増えると、次第に第1キャパシタC1及び第2キャパシタC2の接続ノードn1の電圧VC2が高くなる。式(1)に示すように、接続ノードn1の電圧VC2が、第2整流素子D2のカソードと第3キャパシタC3の接続ノードn2の電圧VC3に第2整流素子D2の順方向電圧VfD2を加えた電圧よりも高くなると、図2Bの矢印線y2に示すように、第2キャパシタC2から第2整流素子D2を通って第3キャパシタC3に電流が流れ始める。
VC2>VC3+VfD2 …(1)
VC2>VC3+VfD2 …(1)
その後、電圧入力ノードINの電圧が低下すると、図2Cの矢印線y3に示すように、第2キャパシタC2から第1キャパシタC1を通って電圧入力ノードINに電流が流れて、第1キャパシタC1の蓄積電荷が放電される。このとき、第2整流素子D2は、第3キャパシタC3からの電流が第1キャパシタC1に流れるのを阻止するため、第3キャパシタC3の蓄積電荷は保持される。これにより、電圧入力ノードINのサージ電圧のピーク値が第3キャパシタC3により保持され、第3キャパシタC3に接続された電圧出力ノードOUTからは、サージ電圧のピーク値が継続して出力される。
式(3)に示すように、電圧出力ノードOUTの電圧は、第1整流素子D1と第2整流素子D2の順方向電圧VfD1、VfD2を無視すると、第1キャパシタC1と第2キャパシタC2の容量分圧比で決まる。本実施形態のピークホールド回路1の電圧入力ノードINには、数百〜数kV程度の高電圧が印加される場合もありえるため、第1キャパシタC1の容量C1よりも、第2キャパシタC2の容量C2を大きくするのが望ましい。これにより、電圧入力ノードINに高電圧が入力されても、電圧出力ノードOUTからは、第1キャパシタC1と第2キャパシタC2の容量分圧比で高電圧を低電圧化した電圧を出力することができる。
電圧入力ノードINに入力される電圧は、リンギングによる変動を起こすことがあり、電圧出力ノードOUTから出力される電圧はリンギングによる影響を受けないようにするのが望ましい。
図3は電圧入力ノードINの電圧波形w1と電圧出力ノードOUTの電圧波形w2を示す図である。図3の横軸は時間[μs]、縦軸は電圧レベル[V]である。図3の電圧波形w1は電圧入力ノードINに入力される電圧がリンギングにより変動する例を示している。
リンギングの影響を回避するには、第2キャパシタC2の容量を第3キャパシタC3の容量よりも大きくする必要がある。仮に、第2キャパシタC2よりも第3キャパシタC3の容量が大きい場合には、第2キャパシタC2の電荷蓄積量が満杯になると、電圧入力ノードINから第1キャパシタC1を通った電流が第2整流素子D2を介して第3キャパシタC3に流れ、電圧出力ノードOUTの電圧が上昇する。このとき、電圧入力ノードINの電圧にリンギングが生じると、リンギングに応じて電圧出力ノードOUTの電圧が上昇してしまう。このため、第2キャパシタC2の容量を第3キャパシタC3よりも大きくして、電圧入力ノードINの電圧がリンギングにより変動したときに、第3キャパシタC3に電荷が蓄積されないようにするのが望ましい。
電圧入力ノードINに入力される電圧が周期的に変化する場合に、第1サイクルでの電圧入力ノードINの電圧をVin0とした場合に、第2キャパシタC2から第2整流素子D2を通って第3キャパシタC3に電流が流れる場合の第2キャパシタC2と第2整流素子D2の接続ノードn1の電圧は、第2キャパシタC2の両端電圧に第2整流素子D2の順方向電圧VfDを足した値になり、式(4)の左辺で表される。
第1サイクルの次の第2サイクルでの電圧入力ノードINの電圧Vin1がリンギングを含んでいると仮定すると第2サイクルでの接続ノードn1の電圧は式(4)の右辺のようになる。よって、リンギング成分による電流が第3キャパシタC3に流れないようにするには、第2サイクルでの第2キャパシタC2の両端電圧が、第1サイクルでの第3キャパシタC3の両端電圧未満であればよいことから、式(4)の関係が得られる。
第1キャパシタC1と第2キャパシタC2の容量値を先に設定した場合には、式(6)の不等式を満たすように第3キャパシタC3の容量値を設定すればよい。また、第1キャパシタC1と第3キャパシタC3の容量値を先に設定した場合には、式(5)の不等式を満たすように第2キャパシタC2の容量値を設定すればよい。式(5)と式(6)は、式(4)を変形したものであり、式(4)を満たすように第1〜第3キャパシタC1〜C3の容量を設定することにより、電圧入力ノードINの電圧がリンギングにより変動していても、電圧出力ノードOUTの電圧は、例えば図3の電圧波形w2のように、リンギングの影響をほとんど受けなくなる。
なお、図3の電圧波形w1とw2は、実際には電圧レベルが大きく異なっており、電圧入力ノードn1の電圧波形w1の電圧レベルは、電圧出力ノードn2の電圧波形w2の電圧レベルよりも大きい。図3では、リンギングの影響を比較しやすくするために、電圧波形w1の電圧レベルをスケーリングして表示している。
図4は図3よりも長い期間における電圧入力ノードINの電圧波形w1と電圧出力ノードOUTの電圧波形w2を示す図である。図4における電圧波形w1も電圧レベルをスケーリングして表示している。図4の波形図はシミュレーションの結果を示している。
図4の例では、電圧入力ノードINの電圧は、周期的に変化する交流電圧であり、図4の電圧波形w1を見ればわかるように、各サイクルの立ち上がり時にサージ電圧が発生している。図1のピークホールド回路1は、図4に示すようにサージ電圧のピーク値を保持する。
なお、図4では、電圧入力ノードINに入力される電圧が立ち下がるタイミングで、電圧出力ノードOUTの電圧が保持電圧からわずかに下がっている。これは、第2整流素子D2の寄生容量による影響である。本来的には電圧入力ノードINの電圧の変化によらず、保持電圧を継続して維持するのが望ましい。保持電圧が周期的に下がることに対する対策は、後述する。
図4はシミュレーション結果であったのに対して、図5は実験結果による電圧入力ノードINと電圧出力ノードOUTの電圧波形図である。図5は、ピークホールド回路1の電圧入力ノードINに電圧を供給する主回路(例えば電力変換器)内のパワートランジスタのゲート電圧Vg波形w3とドレイン電流Id波形w4も示している。図5に示すように、主回路内のスイッチングトランジスタのゲート電圧Vgとドレイン電流Idの変化に同期して、電圧入力ノードINの電圧が変化し、電圧が変化する際にサージ電圧とリンギングが生じる。図5の電圧入力ノードINの電圧波形w1も、電圧レベルをスケーリングして表示している。
図6は図5の電圧入力ノードINと電圧出力ノードOUTの電圧波形を拡大した図である。図6は、電圧入力ノードINに1.8kVの直流電圧が入力される場合に、電圧の立ち上がり時に2.5kVのサージ電圧が発生する例を示している。また、電圧の立ち上がり時からしばらくの間はリンギングが生じている。図6に示すように、図1のピークホールド回路1によれば、電圧入力ノードINの電圧にサージ電圧が生じた場合は、サージ電圧のピーク値を保持して電圧出力ノードOUTから出力する。また、電圧入力ノードINの電圧がリンギングにより変動する場合であっても、電圧出力ノードOUTの電圧は、電圧変化点からしばらく経つとリンギングの影響を受けることなく安定した電圧レベルになる。
図7は一比較例によるピークホールド回路10の回路図である。図7のピークホールド回路10は、図1のピークホールド回路1から第2キャパシタC2を省略した構成である。図8は図7のピークホールド回路10の電圧入力ノードINと電圧出力ノードOUTの電圧波形図である。図9は図7の一部の電圧波形を拡大した図である。
図7のピークホールド回路10は、電圧入力ノードINの電圧が上昇したときに、電圧入力ノードINから第1キャパシタC1に流れる電流は、第2整流素子D2を通って第3キャパシタC3に流れる。第3キャパシタC3に蓄積された電荷は、第2整流素子D2があるために電圧入力ノードIN側に放電できないため、図8に示すように電圧入力ノードINの電圧が周期的に変化する場合には、各サイクルごとに、第3キャパシタC3の両端電圧が段階的に上昇していく。したがって、電圧入力ノードINの電圧に含まれるサージ電圧だけを保持して電圧出力ノードOUTから出力することはできない。よって、図7のピークホールド回路10は、サージ電圧を正確に検出できない。
また、図9の拡大図に示すように、電圧入力ノードINの電圧がリンギングにより変動すると、第3キャパシタC3に蓄積される電荷が増大して、電圧出力ノードOUTの電圧がより高くなる。このため、電圧入力ノードINの電圧がリンギングにより変動する場合と変動しない場合で、電圧出力ノードOUTの電圧レベルに差異が生じる。
図7の一比較例によるピークホールド回路10と比べて、本実施形態によるピークホールド回路1は、電圧入力ノードINの電圧が上昇した場合に、電圧入力ノードINから第1キャパシタC1に流れる電流を第2キャパシタC2に流れるようにしている。このため、第2キャパシタC2にサージ電圧に応じた電荷を蓄積することができる。第2キャパシタC2の両端電圧が高くなりすぎると、第2整流素子D2を介して第3キャパシタC3に電荷を蓄積する。電圧入力ノードINの電圧が低くなると、第2キャパシタC2の蓄積電荷は、第1キャパシタC1と電圧入力ノードINを介して放電されるが、第3キャパシタC3の蓄積電荷は、第2整流素子D2があるために放電されない。その後に電圧入力ノードINの電圧が上がった場合には、第2キャパシタC2に再び電荷が蓄積される。よって、第3キャパシタC3は電圧入力ノードINのサージ電圧に応じた電荷を保持し続け、電圧出力ノードOUTの電圧が段階的に上昇するおそれはない。
また、電圧入力ノードINの電圧がリンギングにより変動する場合であっても、上述した式(4)を満たすように、第1〜第3キャパシタC1〜C3の容量を設定することで、電圧出力ノードOUTの電圧はリンギングの影響を受けなくなる。
このように、図1のピークホールド回路1は、図7の一比較例によるピークホールド回路10に第2キャパシタC2を追加しただけの簡易な回路でありながら、電圧入力ノードINに入力されるサージ電圧のピーク値を正確に保持して電圧出力ノードOUTから出力できる。本実施形態によれば、電圧入力ノードINに入力される電圧が周期的に変化しても、電圧出力ノードOUTの電圧が段階的に上昇するおそれはない。また、電圧入力ノードINの電圧がリンギングにより変動しても、第1〜第3キャパシタC1〜C3の容量を最適化することで、電圧出力ノードOUTの電圧がリンギングによる影響を受けないようにすることができる。
上述したように、図1のピークホールド回路1は、電圧入力ノードINのサージ電圧を正確に保持して出力できるため、ピークホールド回路1の出力電圧をAD変換するタイミングに余裕を持たせることができる。すなわち、電圧入力ノードINの電圧のパルス幅がPWM制御により変動する場合であっても、ピークホールド回路1の出力電圧を余裕を持ってAD変換することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、電圧出力ノードOUTの電圧から第1整流素子D1の順方向電圧分を補償するものである。
第2の実施形態は、電圧出力ノードOUTの電圧から第1整流素子D1の順方向電圧分を補償するものである。
上述した式(2)と式(3)に示したように、電圧出力ノードOUTの電圧は、第1整流素子D1の順方向電圧分だけ低い電圧になる。これは、第1キャパシタC1と第2キャパシタC2の接続ノードn1に、第1整流素子D1のカソードが接続されているためである。電圧入力ノードINの電圧が下がると、第1キャパシタC1の蓄積電荷が放電されて、第1キャパシタC1と第2キャパシタC2との接続ノードn1の電圧は負電圧にまで下がる。より詳細には、接続ノードn1は、基準電圧ノードGNDの電圧(以下、接地電圧)よりも第1整流素子D1の順方向電圧分だけ低い電圧になる。この影響で、その後に電圧入力ノードINの電圧が上昇したときにも、電圧出力ノードOUTの電圧は、第1整流素子D1の順方向電圧分だけ低い電圧になる。
電圧入力ノードINの電圧が下がったときに、第1キャパシタC1及び第2キャパシタC2の接続ノードn1の電圧が接地電圧になるような制御を行えば、上述した式(2)と式(3)における第1整流素子D1の順方向電圧分の電圧降下を補償することができる。
図10Aは第1整流素子D1の順方向電圧分の電圧降下を補償する第1例を示す回路図である。図10Aのピークホールド回路1は、第1整流素子D1のアノードとカソード間に並列に接続されるスイッチ11と、スイッチ11を制御する切替制御部12とを備えている。このスイッチ11は、電圧入力ノードINの電圧が下がり始めるタイミングでオンし、電圧入力ノードINの電圧が上がり始める前にオフする。スイッチ11がオンすると、第1整流素子D1のカソードに繋がる接続ノードn1の電圧は強制的に接地電圧になる。よって、第1整流素子D1の順方向電圧分の電圧降下を補償でき、式(2)と式(3)の右辺の−VfD1項をなくすことができる。
図10Bは第1整流素子D1の順方向電圧分の電圧降下を補償する第2例を示す回路図である。図10Bでは、図10Aの第1整流素子D1とスイッチ11をN型MOSトランジスタ13で代用するものである。N型MOSトランジスタ13はボディダイオードを内蔵している。このボディダイオードを第1整流素子D1として利用しつつ、ゲート電圧を制御することで、電圧入力ノードINの電圧が下がり始めるタイミングで、N型MOSトランジスタ13のドレイン電圧を接地電圧に設定することができる。
図10Cは第1整流素子D1の順方向電圧分の電圧降下を補償する第3例を示す回路図である。図10Cのピークホールド回路1は、N型MOSトランジスタ14を備えており、ボディダイオードだけでなく、N型MOSトランジスタ14の寄生容量を第2キャパシタC2の代わりに利用する。図10Cの場合、図1の第2整流素子D2と第2キャパシタC2を省略できる。
このように、第2の実施形態では、電圧入力ノードINの電圧が下がったときに、第1キャパシタC1及び第2キャパシタC2の接続ノードn1の電圧が第1整流素子D1の順方向電圧分だけ接地電圧よりも低下することを補償するために、電圧入力ノードINの電圧が下がったタイミングに同期して、接続ノードn1を接地電圧に強制的に設定する。これにより、電圧出力ノードOUTの電圧が第1整流素子D1の順方向電圧分だけ低下するという問題が起きなくなり、電圧出力ノードOUTは、電圧入力ノードINに入力されたサージ電圧のピーク値をより正確に保持できる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、電圧入力ノードINの電圧が下がったときに、その電圧に引きづられて、電圧出力ノードOUTの電圧が一時的に低下することを防止するものである。
第3の実施形態は、電圧入力ノードINの電圧が下がったときに、その電圧に引きづられて、電圧出力ノードOUTの電圧が一時的に低下することを防止するものである。
図11は第3の実施形態によるピークホールド回路1の回路図である。図11のピークホールド回路1は、図1の構成に加えて、第3整流素子D3と第4キャパシタC4を備えている。第3整流素子D3のアノードは、第2整流素子D2のカソードと第3キャパシタC3の接続ノードn2に接続されている。第4キャパシタC4は、第3整流素子D3のカソードと基準電圧ノードGNDとの間に接続されている。
第3整流素子D3のカソードから、電圧入力ノードINに入力された電圧のピーク値が出力される。図11では、第3整流素子D3のカソードに電圧出力ノードOUTを接続しているが、電圧出力ノードOUTを第3整流素子D3のカソードに接続することは必ずしも必須ではない。例えば、第3整流素子D3のカソードに別の整流素子のアノードを接続し、その別の整流素子のカソードに第1〜第4キャパシタC1〜C4とは別個のキャパシタを接続するとともに、電圧出力ノードOUTを接続してもよい。
図11のピークホールド回路1では、第2整流素子D2と第3キャパシタC3の後段側に、第3整流素子D3と第4キャパシタC4を接続しているため、寄生容量による影響を図1のピークホールド回路1よりも小さくでき、電圧入力ノードINの電圧が低下しても、電圧出力ノードOUTの電圧が低下しなくなり、サージ電圧のピーク値を安定して保持できる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態は、電圧出力ノードOUTの電圧低下を差動増幅器で補償するものである。
図12は第4の実施形態によるピークホールド回路1の回路図である。図12のピークホールド回路1は、第2整流素子D2のカソードと電圧出力ノードOUTとの間に接続される電圧補償回路2を備えている。
第4の実施形態は、電圧出力ノードOUTの電圧低下を差動増幅器で補償するものである。
図12は第4の実施形態によるピークホールド回路1の回路図である。図12のピークホールド回路1は、第2整流素子D2のカソードと電圧出力ノードOUTとの間に接続される電圧補償回路2を備えている。
電圧補償回路2は、差動増幅器3と、第4整流素子D4と、第5キャパシタC5とを有する。差動増幅器3は、第2整流素子D2のカソード電圧と帰還電圧との差電圧に応じた電圧を出力する。差動増幅器3は、オペアンプICなどで構成可能である。第4整流素子D4は、差動増幅器3の出力ノードに接続されるアノードを有する。第5キャパシタC5は、第4整流素子D4のカソードと基準電圧ノードGNDとの間に接続されている。第5キャパシタC5の蓄積電荷に応じた帰還電圧が差動増幅器3に入力される。
電圧補償回路2は、電圧入力ノードINの電圧が変化する周期が短くても、電圧補償を行う周期を長くすることができる。よって、差動増幅器3としては、低速なオペアンプを用いることができる。
図13は図12のピークホールド回路1の電圧入力ノードINと電圧出力ノードOUTの電圧波形図である。電圧出力ノードOUTの電圧を差動増幅器3で帰還制御することで、電圧入力ノードINの電圧が周期的に下がっても、それに追随して電圧出力ノードOUTの電圧が下がるおそれがなくなる。よって、図12のピークホールド回路1は、電圧入力ノードINのサージ電圧のピーク値を安定に保持し続けることができる。
このように、第4の実施形態では、第2整流素子D2のカソード側に電圧補償回路2を接続して、電圧出力ノードOUTの保持電圧を維持するように帰還制御を行うため、電圧入力ノードINの電圧が周期的に下がったとしても、その影響で電圧出力ノードOUTの電圧が低下するという不具合を防止できる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態は、第1〜第4の実施形態のいずれかによるピークホールド回路1を内蔵する電力変換器に関するものである。
第5の実施形態は、第1〜第4の実施形態のいずれかによるピークホールド回路1を内蔵する電力変換器に関するものである。
図14は電力変換器4の第1例の回路図である。図14の電力変換器4は、電力変換を行う電力変換回路5と、第1〜第4の実施形態のいずれかによるピークホールド回路1とを備えている。
電力変換回路5は、直流電圧を交流電圧に変換する動作を行う。電力変換回路5は、直流電源6と、キャパシタC6と、ハイサイド側トランジスタQ1と、ローサイド側トランジスタQ2と、これらトランジスタQ1,Q2のゲート電圧を制御するゲート制御部7とを有する。
電力変換回路5は、ハイサイド側トランジスタQ1とローサイド側トランジスタQ2が交互にオン/オフすることで、直流電圧を交流電圧に変換するが、これらトランジスタがスイッチングする際に大きなサージ電圧が発生することがある。サージ電圧の大きさによっては、電力変換回路5で生成された交流電圧を利用するモータ等が故障したり、EMIノイズが発生したりする。そこで、図14のピークホールド回路1は、サージ電圧のピーク値を保持する動作を行う。ピークホールド回路1が保持したサージ電圧のピーク値は、デジタル化した後に不図示の記憶部等に逐次記憶しておき、事後的にサージ電圧のピーク値を解析できるようにしてもよい。
図15は電力変換器4の第2例の回路図である。図15の電力変換器4は、図14の構成に加えて、AD変換器8と、帰還制御部9とを備えている。
AD変換器8は、ピークホールド回路1の出力電圧をデジタル信号に変換する。帰還制御部9は、AD変換器8で変換されたデジタル信号に基づいて、サージ電圧を抑えるためのゲート制御信号を生成する。帰還制御部9から出力されたゲート制御信号は、ゲート制御部7に入力される。ゲート制御部7は、ゲート制御信号に基づいて、サージ電圧が抑制されるように、ハイサイド側トランジスタQ1とローサイド側トランジスタQ2のゲート電圧を制御する。
図14と図15は第1〜第4の実施形態によるピークホールド回路1を利用する機器の一例にすぎない。第1〜第4の実施形態によるピークホールド回路1は、サージ電圧を出力する可能性のある種々の機器に内蔵又は接続することができる。
このように、第5の実施形態では、サージ電圧を出力する可能性のある種々の機器に、第1〜第4の実施形態のいずれかによるピークホールド回路1を内蔵又は接続することにより、機器から出力されたサージ電圧を正確に保持して出力することができる。よって、サージ電圧が正常な範囲内か否かを調べる保守点検を行ったり、サージ電圧の大きさに応じて機器を帰還制御することが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 ピークホールド回路、C1 第1キャパシタ、C2 第2キャパシタ、C3 第3キャパシタ、D1 第1整流素子、D2 第2整流素子、2 電圧補償回路、3 差動増幅器、5 電力変換回路、6 直流電源、7 ゲート制御部、8 AD変換器、9 帰還制御部、11 スイッチ、12 切替制御部
Claims (13)
- 電圧入力ノードと基準電圧ノードとの間に直列接続される第1キャパシタ及び第2キャパシタと、
前記基準電圧ノードに接続されるアノードと、前記第1キャパシタ及び前記第2キャパシタの接続ノードに接続されるカソードとを有する第1整流素子と、
前記第1キャパシタ及び前記第2キャパシタの接続ノードに接続されるアノードを有する第2整流素子と、
前記第2整流素子のカソードと前記基準電圧ノードとの間に接続される第3キャパシタと、を備え、
前記第2整流素子のカソードから、前記電圧入力ノードに入力されたサージ電圧のピーク値が出力される、ピークホールド回路。 - 前記第2キャパシタの容量は、前記第3キャパシタの容量よりも大きい、請求項1に記載のピークホールド回路。
- 前記第2キャパシタの容量は、前記第1キャパシタの容量よりも大きい、請求項1又は2に記載のピークホールド回路。
- 前記第1キャパシタ及び前記第2キャパシタの接続ノードと前記基準電圧ノードとを短絡するか否かを切り替えるスイッチを備える、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のピークホールド回路。
- 前記スイッチは、前記電圧入力ノードの電圧レベルが変化するタイミングに同期してオン又はオフされる、請求項5に記載のピークホールド回路。
- 前記第1整流素子を内蔵し、ゲート電圧を制御することにより前記第1キャパシタ及び前記第2キャパシタの接続ノードと前記基準電圧ノードとを短絡するか否かを切り替えるトランジスタを備える、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のピークホールド回路。
- 前記トランジスタは、前記電圧入力ノードの電圧レベルが変化するタイミングに同期してオン又はオフされる、請求項7に記載のピークホールド回路。
- 前記第1整流素子は、前記トランジスタのボディダイオードである請求項7又は8に記載のピークホールド回路。
- 前記第2キャパシタは、前記トランジスタの寄生容量である請求項7乃至9のいずれか一項に記載のピークホールド回路。
- 前記第2整流素子のカソードと前記第3キャパシタとを接続する接続ノードに接続されるアノードを有する第3整流素子と、
前記第3整流素子のカソードと前記基準電圧ノードとの間に接続される第4キャパシタと、を備え、
前記第3整流素子のカソードから、前記電圧入力ノードに入力されたサージ電圧のピーク値が出力される、請求項1乃至10のいずれか一項に記載のピークホールド回路。 - 前記第2整流素子のカソード電圧を保持する電圧補償回路を備え、
前記電圧補償回路は、
前記第2整流素子のカソード電圧と帰還電圧との差電圧に応じた電圧を出力する差動増幅器と、
前記差動増幅器の出力ノードに接続されるアノードを有する第4整流素子と、
前記第4整流素子のカソードと前記基準電圧ノードとの間に接続される第5キャパシタと、を備え、
前記第5キャパシタの蓄積電荷に応じた前記帰還電圧が前記差動増幅器に入力される、請求項1乃至10のいずれか一項に記載のピークホールド回路。 - 電力変換を行う電力変換回路と、
前記電力変換回路の出力電圧に含まれるサージ電圧を保持するピークホールド回路と、を備え、
前記ピークホールド回路は、
前記電力変換回路の出力電圧が入力される電圧入力ノードと基準電圧ノードとの間に直列接続される第1キャパシタ及び第2キャパシタと、
前記基準電圧ノードに接続されるアノードと、前記第1キャパシタ及び前記第2キャパシタの接続ノードに接続されるカソードとを有する第1整流素子と、
前記第1キャパシタ及び前記第2キャパシタの接続ノードに接続されるアノードを有する第2整流素子と、
前記第2整流素子のカソードと前記基準電圧ノードとの間に接続される第3キャパシタと、を備え、
前記第2整流素子のカソードから、前記電圧入力ノードに入力されたサージ電圧のピーク値が出力される、電力変換器。
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