JP2020190079A - 落下防止構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】効率的に設置でき、かつ、たわみが抑制された落下防止構造を提供する。【解決手段】複数の横架材間の隙間からの物体の落下を防止するための落下防止構造は、網目状のワイヤーであるワイヤーメッシュと、ワイヤーメッシュの外周に沿って取り付けられた外周部材と、外周部材を横架材に固定するための固定部材とを備える。【選択図】図1
Description
本明細書によって開示される技術は、複数の横架材間の隙間からの物体の落下を防止するための落下防止構造に関する。
例えば工場等のように天井高が比較的高い建築物において、天井付近の空間に設備機器等を設置したり、天井を支持したりするために、ぶどう棚が設けられることがある(例えば、特許文献1参照)。ぶどう棚は、複数の下地鉄骨(横架材)を井桁状(格子状)に組んだ架台である。
ぶどう棚が設置された建築物では、ぶどう棚を構成する複数の下地鉄骨間の隙間からの物体(例えば、作業者)の落下を防止するために、落下防止構造が設置される。落下防止構造は、例えば、網目状のワイヤーであるワイヤーメッシュを下地鉄骨に溶接することにより固定される。しかしながら、このような構成の落下防止構造では、溶接により固定されることから設置作業の効率が低い上に、ワイヤーメッシュ上を作業者等が歩行する際にワイヤーメッシュがたわんで歩きにくい、という課題がある。
なお、このような課題は、ぶどう棚を構成する複数の下地鉄骨間の隙間からの物体の落下を防止するための落下防止構造に限らず、複数の横架材間の隙間からの物体の落下を防止するための落下防止構造に共通の課題である。
本明細書では、上述した課題を解決することが可能な技術を開示する。
本明細書に開示される技術は、例えば、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本明細書に開示される落下防止構造は、複数の横架材間の隙間からの物体の落下を防止するための落下防止構造であって、網目状のワイヤーであるワイヤーメッシュと、前記ワイヤーメッシュの外周に沿って取り付けられた外周部材と、前記外周部材を前記横架材に固定するための固定部材と、を備える。このように、本落下防止構造は、ワイヤーメッシュの外周に沿って取り付けられた外周部材と、外周部材を横架材に固定するための固定部材とを備えるため、溶接を行うことなく落下防止構造を横架材に固定することができる。従って、本落下防止構造によれば、ワイヤーメッシュを横架材に溶接することにより固定される従来の落下防止構造の構成と比較して、設置作業の効率を向上させることができる。また、本落下防止構造は、ワイヤーメッシュの外周に沿って取り付けられた外周部材を備えるため、外周部材によってワイヤーメッシュが補強され、ワイヤーメッシュ上を作業者等が歩行する際のワイヤーメッシュのたわみの発生を抑制することができる。
(2)上記落下防止構造において、前記外周部材は、枠状に組まれたフラットバーである構成としてもよい。本落下防止構造によれば、ワイヤーメッシュのたわみの発生を効果的に抑制することができる。
(3)上記落下防止構造において、前記固定部材は、前記フラットバーに形成された孔に挿入されて前記フラットバーを前記横架材に固定するビスである構成としてもよい。本落下防止構造によれば、設置作業の効率を効果的に向上させることができる。
(4)上記落下防止構造において、前記複数の横架材は、ぶどう棚を構成する下地鉄骨である構成としてもよい。本落下防止構造によれば、ぶどう棚を構成する横架材間の隙間からの物体の落下を防止することができる。
なお、本明細書に開示される技術は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、落下防止構造、落下防止構造とぶどう棚とを備えるぶどう棚構造、それらの製造方法等の形態で実現することが可能である。
A.実施形態:
図1は、本実施形態におけるぶどう棚構造10の構成を示す説明図であり、図2は、本実施形態におけるぶどう棚構造10の一部分(図1のX1部)の構成を拡大して示す説明図である。
図1は、本実施形態におけるぶどう棚構造10の構成を示す説明図であり、図2は、本実施形態におけるぶどう棚構造10の一部分(図1のX1部)の構成を拡大して示す説明図である。
図1に示すように、ぶどう棚構造10は、ぶどう棚200と、ぶどう棚200上に設置された落下防止構造100とを備える。
ぶどう棚200は、複数の下地鉄骨(横架材)210を井桁状(格子状)に組んだ架台であり、例えば工場等のように天井高が比較的高い建築物において、天井付近の空間に設備機器等を設置したり、天井を支持したりするために設けられる。図1には、ぶどう棚200の一部分の上面構成が示されている。
落下防止構造100は、ぶどう棚200を構成する複数の下地鉄骨210間の隙間からの物体(例えば、作業者)の落下を防止するために設置される。なお、本実施形態では、ぶどう棚200の面積が比較的広いため、ぶどう棚200上に複数の落下防止構造100が敷き詰められるように配置されている。
図1および図2に示すように、各落下防止構造100は、ワイヤーメッシュ104と、外周部材102と、固定部材106とを備えている。ワイヤーメッシュ104は、金属製の複数のワイヤーを例えば溶接によって網目状(格子状)に組んだものである。ワイヤーメッシュ104を構成する各ワイヤーの直径は、例えば5mm〜10mm程度である。本実施形態では、ワイヤーメッシュ104の上面視での形状は、略矩形である。外周部材102は、例えばフラットバー(平鋼)を枠状に組んだものであり、ワイヤーメッシュ104の外周部(外周部を構成する各ワイヤー)に例えば溶接によって取り付けられている。外周部材102を構成するフラットバーの厚さは、例えば3mm〜10mm程度であり、フラットバーの幅は、例えば10mm〜50mm程度である。本実施形態では、外周部材102の上面視での形状は、略矩形である。固定部材106は、外周部材102に形成された孔に挿入されて外周部材102をぶどう棚200の下地鉄骨210に固定するビスである。本実施形態では、外周部材102における下地鉄骨210との各重複位置において、固定部材106が設けられている。なお、図示しないが、落下防止構造100は、役物(例えば柱周り役物)を備えていてもよい。
本実施形態におけるぶどう棚構造10の製造方法は、例えば以下の通りである。まず、工場において落下防止構造100のワイヤーメッシュ104および外周部材102を作製する。具体的には、ワイヤーメッシュ104を準備し、ワイヤーメッシュ104の外周部に、フラットバーにより形成された外周部材102を、例えば溶接により取り付ける。なお、落下防止構造100が役物を備える場合には、工場において役物の加工・取り付けも行う。
また、別途、下地鉄骨210を組み立ててぶどう棚200を作製する。作製されたぶどう棚200上に落下防止構造100のワイヤーメッシュ104および外周部材102を設置し、固定部材(ビス)106により外周部材102をぶどう棚200の下地鉄骨210に固定する。以上の方法により、本実施形態におけるぶどう棚構造10が作製される。
以上説明したように、本実施形態のぶどう棚構造10を構成する落下防止構造100は、ぶどう棚200の複数の下地鉄骨210間の隙間からの物体の落下を防止するための構造であって、ワイヤーメッシュ104と、外周部材102と、固定部材106とを備える。ワイヤーメッシュ104は、網目状のワイヤーである。外周部材102は、ワイヤーメッシュ104の外周に沿って取り付けられている。固定部材106は、外周部材102をぶどう棚200の下地鉄骨210に固定するための部材である。このように、本実施形態の落下防止構造100は、ワイヤーメッシュ104の外周に沿って取り付けられた外周部材102と、外周部材102をぶどう棚200の下地鉄骨210に固定するための固定部材106とを備えるため、溶接を行うことなくぶどう棚200に固定することができる。従って、本実施形態の落下防止構造100によれば、ワイヤーメッシュをぶどう棚の下地鉄骨に溶接することにより固定される従来の落下防止構造の構成と比較して、設置作業の効率を向上させることができる。なお、本実施形態の落下防止構造100は、溶接を行うことなく設置することができるため、既存建築物の改修の際に適用することが特に好適である。
また、本実施形態の落下防止構造100は、ワイヤーメッシュ104の外周に沿って取り付けられた外周部材102を備えるため、外周部材102によってワイヤーメッシュ104が補強され、ワイヤーメッシュ104上を作業者等が歩行する際のワイヤーメッシュ104のたわみの発生を抑制することができる。
特に、本実施形態の落下防止構造100では、外周部材102が、枠状に組まれたフラットバーであるため、外周部材102によってワイヤーメッシュ104を効果的に補強することができ、ワイヤーメッシュ104のたわみの発生を効果的に抑制することができる。
また、本実施形態の落下防止構造100では、固定部材106が、外周部材102を構成するフラットバーに形成された孔に挿入されてフラットバーをぶどう棚200の下地鉄骨210に固定するビスであるため、設置作業の効率を効果的に向上させることができる。
また、本実施形態の落下防止構造100は、ぶどう棚200上に設置されるため、ぶどう棚200を構成する下地鉄骨210間の隙間からの物体の落下を防止することができる。
B.変形例:
本明細書で開示される技術は、上述の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態に変形することができ、例えば次のような変形も可能である。
本明細書で開示される技術は、上述の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態に変形することができ、例えば次のような変形も可能である。
上記実施形態におけるぶどう棚構造10、落下防止構造100、ぶどう棚200の構成は、あくまで一例であり、種々変形可能である。例えば、上記実施形態では、落下防止構造100の外周部材102がフラットバーにより構成されているが、外周部材102がフラットバー以外の他の部材(例えば、形鋼等)により構成されてもよい。また、上記実施形態では、落下防止構造100の固定部材106がビスにより構成されているが、固定部材106がビス以外の他の固定手段(例えば、クランプ等)により構成されてもよい。
また、本発明は、ぶどう棚200からの落下を防止するために設けられる落下防止構造100に限らず、複数の横架材間の隙間からの物体の落下を防止するための落下防止構造にも同様に適用可能である。
10:ぶどう棚構造 100:落下防止構造 102:外周部材 104:ワイヤーメッシュ 106:固定部材 200:ぶどう棚 210:下地鉄骨
Claims (4)
- 複数の横架材間の隙間からの物体の落下を防止するための落下防止構造であって、
網目状のワイヤーであるワイヤーメッシュと、
前記ワイヤーメッシュの外周に沿って取り付けられた外周部材と、
前記外周部材を前記横架材に固定するための固定部材と、
を備える、落下防止構造。 - 請求項1に記載の落下防止構造であって、
前記外周部材は、枠状に組まれたフラットバーである、落下防止構造。 - 請求項2に記載の落下防止構造であって、
前記固定部材は、前記フラットバーに形成された孔に挿入されて前記フラットバーを前記横架材に固定するビスである、落下防止構造。 - 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の落下防止構造であって、
前記複数の横架材は、ぶどう棚を構成する下地鉄骨である、落下防止構造。
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JPH0657954A (ja) * | 1992-08-06 | 1994-03-01 | Fujita Corp | 構造物天井の施工方法 |
JPH06207467A (ja) * | 1993-01-08 | 1994-07-26 | Shimizu Corp | 防護ネット装置 |
JP2015074874A (ja) * | 2013-10-04 | 2015-04-20 | 株式会社竹中工務店 | 天井構造 |
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