JPH0657954A - 構造物天井の施工方法 - Google Patents
構造物天井の施工方法Info
- Publication number
- JPH0657954A JPH0657954A JP4210335A JP21033592A JPH0657954A JP H0657954 A JPH0657954 A JP H0657954A JP 4210335 A JP4210335 A JP 4210335A JP 21033592 A JP21033592 A JP 21033592A JP H0657954 A JPH0657954 A JP H0657954A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceiling
- scaffold
- equipment
- construction
- shelf
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Movable Scaffolding (AREA)
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 施工性に優れ、安全性が向上された構造物天
井の施工方法を提供する。 【構成】 施工階床１上においてぶどう棚兼足場２を組
立て、昇降手段を介して天井近傍の上部施工部まで吊上
げ、所要の高所作業を行ない、次いで同ぶどう棚兼足場
２を吊下ろしてその上に天井裏のダクト９、設備機器
９′を載架し、昇降手段を介し、前記ぶどう棚兼足場２
を上階施工部まで吊り上げ、設備機器９′を所定位置に
取付けたのち、再びぶどう棚兼足場２を施工床面１に下
降せしめ、前記の操作を繰り返して天井部の設備機器の
施工を完了したのち、施工階床面１において本設の天井
を前記ぶどう棚兼足場２の下面に組立てて所要の位置ま
で吊上げて固定する。
井の施工方法を提供する。 【構成】 施工階床１上においてぶどう棚兼足場２を組
立て、昇降手段を介して天井近傍の上部施工部まで吊上
げ、所要の高所作業を行ない、次いで同ぶどう棚兼足場
２を吊下ろしてその上に天井裏のダクト９、設備機器
９′を載架し、昇降手段を介し、前記ぶどう棚兼足場２
を上階施工部まで吊り上げ、設備機器９′を所定位置に
取付けたのち、再びぶどう棚兼足場２を施工床面１に下
降せしめ、前記の操作を繰り返して天井部の設備機器の
施工を完了したのち、施工階床面１において本設の天井
を前記ぶどう棚兼足場２の下面に組立てて所要の位置ま
で吊上げて固定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はホール、劇場等比較的大
空間の構造物天井の施工方法に係るものである。
空間の構造物天井の施工方法に係るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の施工においては、床面等に
足場を組立て同足場上より所要の作業を施していた。
足場を組立て同足場上より所要の作業を施していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の作業は足場
等による高所作業を伴うため作業の安全性に問題があ
り、また施工性の点においても問題があった。本発明は
前記従来技術の有する問題点に鑑みて提案されたもの
で、その目的とする処は、施工性に優れ、安全性が向上
された構造物天井の施工方法を提供する点にある。
等による高所作業を伴うため作業の安全性に問題があ
り、また施工性の点においても問題があった。本発明は
前記従来技術の有する問題点に鑑みて提案されたもの
で、その目的とする処は、施工性に優れ、安全性が向上
された構造物天井の施工方法を提供する点にある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る構造物天井の施工方法によれば、施工
階床上においてぶどう棚兼足場を組立て、同ぶどう棚兼
足場を昇降手段を介して天井近傍の上部施工部まで吊上
げ、所要の高所作業を行ない、次に前記ぶどう棚兼足場
を吊下ろして上部に天井裏の設備機器を載架するととも
に、昇降手段を介して前記ぶどう棚兼足場を上階施工部
まで吊り上げ、前記設備機器を所定位置に取付けたのち
再び施工階床面に下降せしめ、以上の操作を反覆して天
井部の設備機器の取付を完了したのち、前記ぶどう棚兼
足場を施工床面に下降し、同床面において本設の天井を
前記ぶどう棚兼足場下部に組立てて所要の位置まで吊上
げて固定するものである。
め、本発明に係る構造物天井の施工方法によれば、施工
階床上においてぶどう棚兼足場を組立て、同ぶどう棚兼
足場を昇降手段を介して天井近傍の上部施工部まで吊上
げ、所要の高所作業を行ない、次に前記ぶどう棚兼足場
を吊下ろして上部に天井裏の設備機器を載架するととも
に、昇降手段を介して前記ぶどう棚兼足場を上階施工部
まで吊り上げ、前記設備機器を所定位置に取付けたのち
再び施工階床面に下降せしめ、以上の操作を反覆して天
井部の設備機器の取付を完了したのち、前記ぶどう棚兼
足場を施工床面に下降し、同床面において本設の天井を
前記ぶどう棚兼足場下部に組立てて所要の位置まで吊上
げて固定するものである。
【０００５】
【作用】本発明によれば施工階床上においてぶどう棚兼
足場を組立て、同ぶどう棚兼足場を昇降手段を介して天
井近傍の上部施工部まで吊上げて作業足場として利用
し、所要の高所作業を行ない、次に前記ぶどう棚兼足場
を昇降手段を介して吊り下ろし、その上に天井裏の設備
機器を載架しておき、昇降手段によって前記設備機器が
載架されたぶどう棚兼足場を上階施工部まで吊り上げ、
同ぶどう棚兼足場板を作業足場として利用して前記設備
機器を所定の位置に取付けることができるようにしたも
のである。
足場を組立て、同ぶどう棚兼足場を昇降手段を介して天
井近傍の上部施工部まで吊上げて作業足場として利用
し、所要の高所作業を行ない、次に前記ぶどう棚兼足場
を昇降手段を介して吊り下ろし、その上に天井裏の設備
機器を載架しておき、昇降手段によって前記設備機器が
載架されたぶどう棚兼足場を上階施工部まで吊り上げ、
同ぶどう棚兼足場板を作業足場として利用して前記設備
機器を所定の位置に取付けることができるようにしたも
のである。
【０００６】かくしてぶどう棚兼足場板上に載架、吊上
げた天井裏設備機器の取付が終ると再びぶどう棚兼足場
板を施工階床面に下降せしめ、他の設備機器を載荷して
吊り上げ、以下前記同様の操作を反覆することによっ
て、天井裏の設備機器を所定の個所に取付けたのち、再
びぶどう棚兼作業床を施工階床面に吊り下ろし、同床面
において本設の天井を組立て、所要の位置まで吊り上
げ、本設の天井を施工するものである。
げた天井裏設備機器の取付が終ると再びぶどう棚兼足場
板を施工階床面に下降せしめ、他の設備機器を載荷して
吊り上げ、以下前記同様の操作を反覆することによっ
て、天井裏の設備機器を所定の個所に取付けたのち、再
びぶどう棚兼作業床を施工階床面に吊り下ろし、同床面
において本設の天井を組立て、所要の位置まで吊り上
げ、本設の天井を施工するものである。
【０００７】
【実施例】以下本発明を図示の実施例について説明す
る。施工階床１においてぶどう棚兼足場２を組み立て
る。同ぶどう棚兼足場２は縦横の鉄骨部材３に安全ネッ
ト５が張設されて同上面に足場板４が載架されている。
る。施工階床１においてぶどう棚兼足場２を組み立て
る。同ぶどう棚兼足場２は縦横の鉄骨部材３に安全ネッ
ト５が張設されて同上面に足場板４が載架されている。
【０００８】６は建築物の屋根部、７は鉄骨梁で、同梁
７に電動ブロックのごとき昇降手段８が装架されて、前
記電動ブロックからチェーン１１が巻き出され吊フック
８′が前記ぶどう棚兼足場２に掛けられている。（図１
参照） 次に、前記ぶどう棚兼足場２を前記昇降手段８を介して
天井近傍の上部施工部まで上昇せしめ、鉄骨梁の耐火被
覆工事、電気幹線工事、舞台装置等の高所作業に従事す
る。（図２参照） 次に、ぶどう棚兼足場２を降下して天井裏に装架する空
調用ダクト９′を前記ぶどう棚兼足場２に搭載し、前記
と同様にして点線に示す位置にぶどう棚兼足場２′を吊
り上げ所定の箇所に取り付ける。以下この作業を繰り返
して空調用ダクト９を天井裏に装架する。（図３参照） 次に図４を参照して説明する。
７に電動ブロックのごとき昇降手段８が装架されて、前
記電動ブロックからチェーン１１が巻き出され吊フック
８′が前記ぶどう棚兼足場２に掛けられている。（図１
参照） 次に、前記ぶどう棚兼足場２を前記昇降手段８を介して
天井近傍の上部施工部まで上昇せしめ、鉄骨梁の耐火被
覆工事、電気幹線工事、舞台装置等の高所作業に従事す
る。（図２参照） 次に、ぶどう棚兼足場２を降下して天井裏に装架する空
調用ダクト９′を前記ぶどう棚兼足場２に搭載し、前記
と同様にして点線に示す位置にぶどう棚兼足場２′を吊
り上げ所定の箇所に取り付ける。以下この作業を繰り返
して空調用ダクト９を天井裏に装架する。（図３参照） 次に図４を参照して説明する。
【０００９】前記ダクト９の取付け作業が完了するとぶ
どう棚兼足場を２′に示す如くを施工階床１に下降して
ぶどう棚兼足場２′の下方に本設となる天井２０を仕上
げて、同天井面に調和空気吹出口、接続ダクト９″、照
明器具その他付属設備を取付けて、再び昇降手段８によ
り上昇させて天井となる所定の高さに固定し、既に設置
されている空調用ダクト９と調和空気吹出口、接続ダク
ト９″とを接続ダクト９″′により接続しさらに電気設
備やその他と設備を接続される。図中２１は吊り子であ
る。
どう棚兼足場を２′に示す如くを施工階床１に下降して
ぶどう棚兼足場２′の下方に本設となる天井２０を仕上
げて、同天井面に調和空気吹出口、接続ダクト９″、照
明器具その他付属設備を取付けて、再び昇降手段８によ
り上昇させて天井となる所定の高さに固定し、既に設置
されている空調用ダクト９と調和空気吹出口、接続ダク
ト９″とを接続ダクト９″′により接続しさらに電気設
備やその他と設備を接続される。図中２１は吊り子であ
る。
【００１０】次に、固定されたぶどう棚兼足場２と建物
通路部１６に昇降路１５を取付け、更に、天井２０と室
内壁１２とに補助天井１７を施す。なお、前記ぶどう棚
兼足場２下部の天井仕上げ面には所定位置毎に複数のレ
ベル受光器１３を配設するとともに、施工階床１にはレ
ーザーレベル１４を設置して、ぶどう棚兼足場２の最終
段階における上昇に際し、天井の水平を監視して昇降手
段８による水平位置を調整しながら天井を所定の高さに
計測するものである。
通路部１６に昇降路１５を取付け、更に、天井２０と室
内壁１２とに補助天井１７を施す。なお、前記ぶどう棚
兼足場２下部の天井仕上げ面には所定位置毎に複数のレ
ベル受光器１３を配設するとともに、施工階床１にはレ
ーザーレベル１４を設置して、ぶどう棚兼足場２の最終
段階における上昇に際し、天井の水平を監視して昇降手
段８による水平位置を調整しながら天井を所定の高さに
計測するものである。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば前記したように、構造物
におけるぶどう棚を利用して、これに足場を兼用せし
め、これに施工床面上において天井裏の設備機器を載架
して昇降し、吊り上げ位置において天井裏の設備機器の
取付を行ない、施工床面において本設の天井をぶどう棚
兼足場下部に組立てて所要の位置まで吊上げて固定する
ことによって、大空間天井の施工が組立足場を使用する
ことなく簡単、且つ安全に効率よく行なわれる。
におけるぶどう棚を利用して、これに足場を兼用せし
め、これに施工床面上において天井裏の設備機器を載架
して昇降し、吊り上げ位置において天井裏の設備機器の
取付を行ない、施工床面において本設の天井をぶどう棚
兼足場下部に組立てて所要の位置まで吊上げて固定する
ことによって、大空間天井の施工が組立足場を使用する
ことなく簡単、且つ安全に効率よく行なわれる。
【図１】本発明の方法において施工階床面にぶどう棚兼
足場を設置した状態を示す縦断面図。
足場を設置した状態を示す縦断面図。
【図２】ぶどう棚兼足場を上部施工部まで上昇させた状
態を示す縦断面図。
態を示す縦断面図。
【図３】ぶどう棚兼足場に設備機材を搭載して上部施工
部まで上昇させた状態を示す縦断面図。
部まで上昇させた状態を示す縦断面図。
【図４】ぶどう棚兼足場を施工階床面まで降下して天井
の仕上げと天井を正規の位置に取付けた状態を示す縦断
面図。
の仕上げと天井を正規の位置に取付けた状態を示す縦断
面図。
【図５】前記ぶどう棚兼足場の平面図。
１ 施工階床 ２ ぶどう棚兼足場 ２′ 移動中ぶどう棚兼足場 ３ 鉄骨部材 ４ 足場板 ５ 安全ネット ６ 建築物の屋根部 ７ 鉄骨梁 ８ 電動ブロック ９ 空調ダクト ９′ 装架する空調用ダクト ９″ 調和空気吹出口 ９″′ 接続ダクト １１ チェーン １２ 室内壁 １３ レベル受光器 １４ レーザーレベル １５ 昇降路 １６ 通路 １７ 補助天井 ２０ 天井 ２１ 吊子
Claims (1)
- 【請求項１】 施工階床上においてぶどう棚兼足場を組
立て、同ぶどう棚兼足場を昇降手段を介して天井近傍の
上部施工部まで吊上げ、所要の高所作業を行ない、次に
前記ぶどう棚兼足場を吊下ろして上部に天井裏の設備機
器を載架するとともに、昇降手段を介して前記ぶどう棚
兼足場を上階施工部まで吊り上げ、前記設備機器を所定
位置に取付けたのち再び施工階床面に下降せしめ、以上
の操作を反覆して天井部の設備機器の取付を完了したの
ち、前記ぶどう棚兼足場を施工床面に下降し、同床面に
おいて本設の天井を前記ぶどう棚兼足場下部に組立てて
所要の位置まで吊上げて固定することを特徴とする構造
物天井の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4210335A JPH0657954A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 構造物天井の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4210335A JPH0657954A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 構造物天井の施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0657954A true JPH0657954A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16587712
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4210335A Pending JPH0657954A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 構造物天井の施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0657954A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020190079A (ja) * | 2019-05-20 | 2020-11-26 | 清水建設株式会社 | 落下防止構造 |
-
1992
- 1992-08-06 JP JP4210335A patent/JPH0657954A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020190079A (ja) * | 2019-05-20 | 2020-11-26 | 清水建設株式会社 | 落下防止構造 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0220354Y2 (ja) | ||
| JPH05178561A (ja) | エレベータのガイドレール付設方法 | |
| JPH0657954A (ja) | 構造物天井の施工方法 | |
| JP2878936B2 (ja) | エレベータの据付工法 | |
| JPH06240873A (ja) | 天井の施工方法 | |
| JP2002310473A (ja) | ファンフィルタユニットの設置工法及び該工法に使用する揚重機 | |
| JPH021066B2 (ja) | ||
| JPH10292619A (ja) | 大空間対応吊り足場構築システムに用いるセルフクライミング吊り足場ユニット | |
| JPH0637159Y2 (ja) | 吊り足場 | |
| JP2001072354A (ja) | エレベータおよびその据付方法 | |
| JPH08209849A (ja) | 天井および天井裏設備の設置構造 | |
| JPH0741746Y2 (ja) | エレベ−タの据付装置 | |
| JPH05139656A (ja) | エレベータの設置方法 | |
| JP2612258B2 (ja) | エレベータ据付工事工法 | |
| JPS5912595B2 (ja) | エレベ−タ据付け工事法 | |
| JP2674392B2 (ja) | 油圧エレベーターの据付工法 | |
| JPH02300081A (ja) | エレベータの据付工法 | |
| CN2159429Y (zh) | 高层建筑外墙自动升降拆装式施工平台脚手 | |
| JPH06156923A (ja) | エレベータの据付方法 | |
| JPH09310484A (ja) | 大空間対応吊り足場構築システム | |
| JPH04237761A (ja) | 高所設備施工方法 | |
| JP2003292268A (ja) | 荷重受けブラケット | |
| JPS59194983A (ja) | エレベ−タの足場なし据付工法 | |
| JPH0860784A (ja) | 天井および天井裏設備の施工方法 | |
| JP2002332175A (ja) | エレベータ装置 |