JP6719319B2 - 天井支持材及び天井化粧構造 - Google Patents
天井支持材及び天井化粧構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6719319B2 JP6719319B2 JP2016147296A JP2016147296A JP6719319B2 JP 6719319 B2 JP6719319 B2 JP 6719319B2 JP 2016147296 A JP2016147296 A JP 2016147296A JP 2016147296 A JP2016147296 A JP 2016147296A JP 6719319 B2 JP6719319 B2 JP 6719319B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceiling
- support
- steel
- ceiling support
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
しかし、この特許文献1に記載の壁体構造は、形鋼(構造材)に天井材等の壁材を架設して壁面を構築するものであるから、屋根施工前に採用する構成であるため、既存建築物には採用することができなかった。
即ちこの天井支持材を面板部の巾寸法を巾狭の状態で屋根母屋へ取り付け、その後に面板部を取り付ける型鋼等に応じて広げればよく、確実に屋根母屋へ取り付けることができる。
この天井支持材を構成する縦線材、横線材は、主にスチールワイヤが用いられるが、特に弾性等を必要としないので、その素材を限定するものではなく、その他の金属線材でもよい。
これらの縦線材と横線材は、ランダムに組み合わされたものでも、配置関係を統一したものであってもよく、所望される強度等に応じて格子状を構成する間隔(格子の大きさ)を適宜選定すればよい。また、折曲加工部分等は間隔を狭めるものでもよい。例えば後述する図示実施例では下に縦線材、その上に横線材が配置されるように格子状に組み合わせられているが、逆でも良い。
即ち縦線材は、横線材の上下の何れかに接触するように点着され、後述する図示実施例では外側が下であって、この縦線材も、一方の支持体における連結部を除いて横線材の下に配置されるように点着されているが、逆でも良い。
そのうち、一方の支持体は、横線材の上下に、巾方向に間隔を設けて縦線材が配設される一方面部を有する構成である。言い換えれば、この一方の支持体における連結部とは、横線材の上下に、巾方向に間隔を設けた縦線材が配設される構成である。
また、そのうち、他方の支持体は、延出状に横線材が配設される他方面部を有する構成である。言い換えれば、この他方の支持体における連結部とは、延出状に横線材が配設される構成である。
なお、縦線材を後述する図示実施例のように横線材の下に配置されるように点着した場合には、他方支持体の延出部分を斜め上方から差し込むように挿入するが、逆に縦線材を横線材の上に配置した場合には、差し込む方向が斜め下からとなる。
この規制手段としては、後述する図示実施例のように縦線材を設けて延出部分を差し込むものでもよいし、別部材による規制であってもよい。また、断熱材等からなる天井材を組み付けることで規制するものであってもよい(図3参照)。或いは断熱材を積層した状態でジョイナー等で挟着するものでもよい。後述する図示実施例(第1実施例)の規制手段は、他方支持体の横線材の各延出部分(差し込み部分)が二点支持から三点支持になることを意味しており、組み付け態様を平坦状に維持できるため、例えば面板部の上面側に天井材等を載置してもその荷重で折れ曲がることがない。
リップを有するC型鋼(やリップZ型鋼)が用いられ、下フランジが同一方向に延在するように配設されている場合には、天井支持材の施工をより容易に行うことができる。また、このリップC型鋼を用いた母屋には、C型鋼同士を背中合わせにした部分(ダブル母屋)も多く見られるが、多くの場合に、このダブル母屋は他の箇所に比べて母屋間隔が狭くなるという傾向がある。このような母屋間隔の相違に対しても、本発明の天井支持材は、面板部の巾調整を行うことができるため、容易に対応することができる。
この天井支持材は、前述のように隣り合う型鋼間隔に調整されて取り付けられるが、前述のようにその面板部の巾寸法の微調整を容易に行うことができるため、確実に屋根母屋へ取り付けることができる。
この取付部の形状は、どのように形成してもよいし、特に限定するものではないが、その下端に嵌合部を設ける場合に、型鋼の下フランジの先端に外側から係合するものであるから、取付部の下端が最も外側へ拡開していることが望ましい。
更に、前記嵌合部の形状も、型鋼の下フランジの構成によって適宜に設定すればよいが、リップを備えない型鋼の下フランジに対しては下フランジに沿う横片の前端を折り返した形状に形成すればよいし、リップを備える下フランジに対しては下フランジ及びリップに沿うL字状に形成すればよい。
なお、前述のように型鋼に補助材を取り付ける場合には、後述する図示実施例のように前記型鋼の下フランジやリップ等の構成をこの補助材に形成するようにしてもよい。
これらの支持体2,3において、外側が下であって、殆ど(連結部を除いて)の縦線材11は、横線材12の下に配置されるように点着されている。
前記他方の支持体3は、図1(a)の左側及び図2(a)の左奥側に示すように延出状に横線材12が配設される他方面部31を有する構成であり、前記横線材12の延出部分を連結部として図中に符号311を付して表示した。
この規制手段23は、他方支持体3の延出部分311が上下に配された縦線材11,11間に挟まれる二点支持から、更にその先を規制手段23で支持される三点支持になるものであり、この構成により、他方支持材3は、組み付け態様が平坦状に限定されるものとなる。
この型鋼4は、図示しないH鋼等の構造材上に取り付けられたL型鋼6を介して固定されたものであり、図1(b)ではこの型鋼4,4の配設間隔はXであるが、図1(c)ではその配設間隔はYで取り付けられている。
また、この補助材5は、前記型鋼4と略対称状に形成され、即ち前記型鋼4の上向きリップ421に相当する上向き片521を有し、該上向き片521の高さは上向きリップ421と略同等である。更に、前記中央縦片部51の上端には、前記型鋼4の上フランジ43に係合する上側横片部53が設けられている。
このように前記天井支持材1は、一対の支持体2,3を面板部(21,31)の巾寸法を調整可能に組み合わせたものであるから、異なる型鋼4,4間の寸法X,Yに応じて容易に対応することができるし、或いは型鋼4,4間の寸法にズレ等があったとしても容易に対応することができ、何れにしても確実に天井支持材1を取り付けることができる。
なお、前記天井支持材1の組み付けに際し、前述のように規制手段23として連結部211の先に縦線材11を設ける代わりにこの状態のように面板部(21,31)上に天井材7Aを配した状態で巾寸法を調整することで天井支持材1の折れ曲がりを防止するようにしてもよい。
このように本発明の天井支持材1は、屋根材8が取り付けられた屋根母屋(4)に容易に取り付けることができるので、天井材の施工を容易に果たすことができ、或いはその天井材の改修に際して容易に新たな天井材を配設させることができる。
11 縦線材
12 横線材
2 一方支持体
21 一方面部
211 連結部
22 取付部
23 規制手段
3 他方支持体
31 他方面部
311 延出部分(連結部)
32 取付部
4 型鋼
41 ウエブ
42 下フランジ
421 上向きリップ
5 補助材
6 L型鋼
7A 天井材
7B 端面納め材
8 屋根材
Claims (3)
- 複数の縦線材と複数の横線材とを格子状に組み合わせた一対の支持体を横方向に連結してなる天井支持材であって、
それぞれの支持体は、屋根母屋への取付部を基端に備え、
一方の支持体の先端には、横線材の上下に、巾方向に間隔を設けて縦線材が配設される一方面部を有し、
他方の支持体の先端には、延出状に横線材が配設される他方面部を有し、
前記他方の支持体の前記他方面部における横線材の延出部分を、前記一方の支持体の前記一方面部における縦線材間に挿入することで前記一方面部と前記他方面部とを一面状に連結して面板部を形成できることを特徴とする天井支持材。 - 一対の支持体の連結部分は、組み付け態様を維持して横線材の折れ曲がりを防止する規制手段を有することを特徴とする請求項1に記載の天井支持材。
- 複数の型鋼からなる母屋に対し、隣り合う型鋼間隔に調整された請求項1又は2に記載の天井支持材を取り付けた天井支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016147296A JP6719319B2 (ja) | 2016-07-27 | 2016-07-27 | 天井支持材及び天井化粧構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016147296A JP6719319B2 (ja) | 2016-07-27 | 2016-07-27 | 天井支持材及び天井化粧構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018016999A JP2018016999A (ja) | 2018-02-01 |
JP6719319B2 true JP6719319B2 (ja) | 2020-07-08 |
Family
ID=61081118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016147296A Active JP6719319B2 (ja) | 2016-07-27 | 2016-07-27 | 天井支持材及び天井化粧構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6719319B2 (ja) |
-
2016
- 2016-07-27 JP JP2016147296A patent/JP6719319B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018016999A (ja) | 2018-02-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3304680A (en) | Interlocking structural system for buildings | |
CN104583508A (zh) | 框架结构中的结构构件 | |
KR101621908B1 (ko) | 건축 외장재용 트러스 어셈블리 | |
JP6719319B2 (ja) | 天井支持材及び天井化粧構造 | |
KR101803723B1 (ko) | 케이블 트레이 | |
JP2017190646A (ja) | 天井補強構造およびその施工方法 | |
KR101980663B1 (ko) | 컨테이너용 모듈러 유닛 | |
JP5387324B2 (ja) | バックステー連結機構 | |
JP5832053B1 (ja) | 耐震壁構築用型枠構造 | |
US10428522B2 (en) | Construction metallic trapezoidal systems | |
JP6916016B2 (ja) | 建物 | |
JP2017020208A (ja) | ユニット式建物の構造 | |
KR101575570B1 (ko) | 조립식 건물 구조체 | |
JP6583919B2 (ja) | 折板屋根施工用タイトフレーム | |
JP2009203687A (ja) | ランナー取付具 | |
US20190093335A1 (en) | Composite floor joist | |
US20190093358A1 (en) | Brackets using trapezoidal metallic construction | |
KR101609616B1 (ko) | 중공슬래브 형성을 위한 철골 수평 조립체 | |
JP2020029662A (ja) | 鉄筋構造体及びその鉄筋構造体を備えた合成スラブ構造 | |
JP2019019527A (ja) | 建築物の囲繞構造体 | |
JP3738448B2 (ja) | フェンス | |
US10260234B1 (en) | Deformed reinforcing bar, truss structure, and floor module structure | |
JP4065271B2 (ja) | 建築用型枠 | |
KR101749120B1 (ko) | 가구용 지지 프레임 | |
JP2020143460A (ja) | 木造家屋 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190131 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191108 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191119 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200116 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200602 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200616 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6719319 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |