JP6302689B2 - 天井下地構造 - Google Patents

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本願発明は、天井下地構造に関し、さらに詳しくはぶどう棚構造の天井下地構造に関するものである。
従来型の天井下地構造としては、野縁と該野縁と直交する野縁受けとからなり、建物の構造体から吊りボルトで吊り下げて支持されたものがある(例えば、特許文献1参照) 。
特開2008−50784号公報
ところで、上記特許文献1に開示されている天井下地構造の場合、野縁に対して天井仕上げボードが専用のビスで取り付けられることとなっている。ところで、野縁と該野縁と直交する野縁受けとを直接結合する必要があるが、野縁と野縁受けとの両方を四角筒形状とした場合、野縁と野縁受けとを結合する構造が重要となる。
例えば、四角筒形状の野縁と野縁受けとをビスを用いて結合する場合、四角筒において天井仕上げボードを取り付ける面と野縁受けを取り付ける面との間の距離が長くなるところから、取付用ビスとして長めのものが必要となるとともに、取付用ビスの取付作業も複なものとなるおそれがある。
本願発明は、上記のような課題を解決するために行われたものであり、ぶどう棚構造に対して四角筒形状の野縁(即ち、四角筒形状の部材)を容易且つ作業性良く直接取付けることができるようにした天井下地構造を提供することを目的としてなされたものである。
本願発明では、上記課題を解決するための第1の手段として、所定間隔で平行に並ぶ多数の中空な第1の金属製角形筒1,1・・と該金属製角形筒1,1・・に直交して所定間隔で平行に並ぶ多数の第2の金属製角形筒2,2・・とからなり、前記第1の金属製角形筒1,1・・あるいは前記第2の金属製角形筒2,2・・を吊りボルト3, 3・・を用いて建物の構造物26から吊り下げるように構成された天井下地構造において、前記第1の金属製角形筒1,1・・うちの選ばれたものと前記第2の金属製角形筒2,2・・のうちの選ばれたものとに、両者を貫通する挿通孔1a,2aを予じめ形成するとともに、該挿通孔1a,2aに対して嵌挿される結合用ボルト10により両者を結合している。
上記のように構成したことにより、第1の金属製角形筒1,1・・と第2の金属製角形筒2,2・・とを結合するに際して、予じめ形成された両者を貫通する挿通孔1a,2aに結合用ボルト10を嵌挿するだけで、第1の金属製角形筒1と第2の金属製角形筒2とを直接強固に結合させることが可能となる。つまり、第1の金属製角形筒1と第2の金属製角形筒2とを容易かつ素早く結合することが可能となるのである。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第2の手段として、上記第1の手段を備えた天井下地構造において、前記第1の金属製角形筒1.1・・あるいは前記第2の金属製角形筒2,2・・のうちの選ばれたものと前記建物の構造物26とを、中空な金属製角形筒からなる斜め補強部材20で連結することもでき、そのように構成した場合、第1の金属製角形筒1,1・・あるいは第2の金属製角形筒2,2・・のうちの選ばれたものと建物の構造物26とが、中空な金属製角形筒からなる斜め補強部材20で連結されることにより、第1の金属製角形筒1,1・・あるいは第2の金属製角形筒2,2・・の上を作業員が安心して歩くことができるとともに、斜め補強部材20を、捩れおよび上下左右方向に対する強度を有する中空な金属製角形筒で構成したことにより、地震時における激震に耐え得る耐震性能に優れた天井下地構造となる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第3の手段として、上記第2の手段を備えた天井下地構造において、前記斜め補強部材20の上端部を、該斜め補強部材20の上端部における相対向する二面を抱持した状態で取り付けられる一対の抱持片2a,22aにおける前記斜め補強部材20の上端側を連結片22iで一体に連結してなる取付手段22Aと、前記建物の構造物であるコンクリートスラブ26に対して下向きに取り付けた断面コ字状の結合手段22Bとからなる上部固定金具22を介して前記コンクリートスラブ26に取り付けることもでき、そのように構成した場合、取付手段22Aおよび結合手段22B(即ち、上部固定金具22)の剛性が大幅に強化されることとなり、耐振性が著しく向上することとなる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第4の手段として、上記第1、第2又は第3の手段を備えた天井下地構造において、前記結合用ボルト10を、前記吊りボルト3で兼用する構成とすることもでき、そのように構成した場合、結合用ボルト10と吊りボルト3とが兼用できるところから、部品点数の低減によるコストダウンを図ることができる。
本願発明の第1の手段によれば、所定間隔で平行に並ぶ多数の中空な第1の金属製角形筒1,1・・と該金属製角形筒1,1・・に直交して所定間隔で平行に並ぶ多数の第2の金属製角形筒2,2・・とからなり、前記第1の金属製角形筒1,1・・あるいは前記第2の金属製角形筒2,2・・を吊りボルト3, 3・・を用いて建物の構造物26から吊り下げるように構成された天井下地構造において、前記第1の金属製角形筒1,1・・と前記第2の金属製角形筒2,2・・とに、両者を貫通する挿通孔1a,2aを予じめ形成するとともに、該挿通孔1a,2aに対して嵌挿される結合用ボルト10により両者を結合して、第1の金属製角形筒1,1・・と第2の金属製角形筒2,2・・とを結合するに際して、予じめ形成された両者を貫通する挿通孔1a,2aに結合用ボルト10を嵌挿するだけで、第1の金属製角形筒1と第2の金属製角形筒2とを直接強固に結合させることが可能となるようにしたので、第1の金属製角形筒1と第2の金属製角形筒2とを容易かつ素早く結合することが可能となるという効果がある。
本願発明の第2の手段におけるように、上記第1の手段を備えた天井下地構造において、前記第1の金属製角形筒1,1・・あるいは前記第2の金属製角形筒2,2・・のうちの選ばれたものと前記建物の構造物26とを、中空な金属製角形筒からなる斜め補強部材20で連結することもでき、そのように構成した場合、第1の金属製角形筒1,1・・あるいは第2の金属製角形筒2,2・・のうちの選ばれたものと建物の構造物26とが、中空な金属製角形筒からなる斜め補強部材20で連結されることにより、第1の金属製角形筒1,1・・あるいは第2の金属製角形筒2,2・・の上を作業員が安心して歩くことができるとともに、斜め補強部材20を、捩れおよび上下左右方向に対する強度を有する中空な金属製角形筒で構成したことにより、地震時における激震に耐え得る耐震性能に優れた天井下地構造となる。
本願発明の第3の手段におけるように、上記第2の手段を備えた天井下地構造において、前記斜め補強部材20の上端部を、該斜め補強部材20の上端部における相対向する二面を抱持した状態で取り付けられる一対の抱持片22a,22aにおける前記斜め補強部材20の上端側を連結片22iで一体に連結してなる取付手段22Aと、前記建物の構造物であるコンクリートスラブ26に対して下向きに取り付けた断面コ字状の結合手段22Bとからなる上部固定金具22を介して前記コンクリートスラブ26に取り付けることもでき、そのように構成した場合、取付手段22Aおよび結合手段22B(即ち、上部固定金具22)の剛性が大幅に強化されることとなり、耐振性が著しく向上することとなる。
本願発明の第4の手段におけるように、上記第1、第2又は第3の手段を備えた天井下地構造において、前記結合用ボルト10を、前記吊りボルト3で兼用する構成とすることもでき、そのように構成した場合、結合用ボルト10と吊りボルト3とが兼用できるところから、部品点数の低減によるコストダウンを図ることができる。
本願発明の第1の実施の形態にかかる天井下地構造を示す全体斜視図である。 図1に示す天井下地構造における第1および第2の金属製角形筒の交差部の拡大斜視図である。 図1に示す天井下地構造における第1の金属製角形筒と吊りボルトの下端部との結合構造を示す拡大斜視図である。 図1に示す天井下地構造における第1の金属製角形筒と吊りボルトの下端部との結合構造において使用された支持金具の拡大斜視図である。 図1に示す天井下地構造における吊りボルトの上端部の取付状態を示す拡大斜視図である。 図1に示す天井下地構造における斜め補強部材の下端部が取り付けられる部材(支持部材)と第1の金属製角形筒との取付状態を示す拡大斜視図である。 図1に示す天井下地構造における斜め補強部材の下端部が取り付けられる部材(支持部材)の両端と第1の金属製角形筒との取付部分に用いられる固定金具の拡大斜視図である。 図1に示す天井下地構造における斜め補強部材の下端部の取付状態を示す拡大斜視図である。 図1に示す天井下地構造における斜め補強部材の上端部の取付状態を示す拡大斜視図である。 図1に示す天井下地構造における斜め補強部材の上端部の他の取付状態を示す拡大斜視図である。 本願発明の第1の実施の形態にかかる天井下地構造における第1の金属製角形筒、第2の金属製角形筒および斜め補強部材を構成する金属製角形筒の構造を示す拡大斜視図である。 本願発明の第2の実施の形態にかかる天井下地構造における第1および第2の金属製角形筒の結合部を示す拡大斜視図である。
以下、添付の図面を参照して、本願発明の幾つかの実施の形態について説明する。
第1の実施の形態
図1ないし図11には、本願発明の第1の実施の形態にかかる天井下地構造が示されている。
この天井下地構造は、図1に示すように、所定間隔で平行に並ぶ多数の中空な第1の金属製角形筒1,1・・と該第1の金属製角形筒1,1・・の下側において該第1の金属製角形筒1,1・・に直交して所定間隔で平行に並ぶ多数の中空な第2の金属製角形筒2,2・・とからなり、前記第2の金属製角形筒2,2・・のうちの選ばれたものを吊りボルト3, 3・・を用いて建物の構造物(例えば、天井裏のコンクリートスラブ26)から吊り下げるように構成されている。
前記金属製角形筒1,2の交差部には、両者を貫通する挿通孔1a,2aが予じめ形成されており、該挿通孔1a,2aに対して嵌挿される結合用ボルト10により両者は結合されている(図2参照)。さらに、前記吊りボルト3の下端部は、図3に示すように、支持金具25を介して前記第1の金属製角形筒1に支持されている。該支持金具25は、図4に示すように、前記吊りボルト3の下端に対して螺着された下向きコ字状の上部支持金具25aと、前記第1の金属製角形筒1を抱持した状態でビス止めされた上向きコ字状の下部支持金具25bとからなっており、該下部支持金具25bの上端部と前記上部支持金具25aの下端部とはボルト25cで結合されている。
前記吊りボルト3の上端部は、図5に示すように、建物の構造物(例えば、天井裏のコンクリートスラブ26)に埋め込まれたインサート部材34に螺着固定されている。
そして、前記第1の金属製角形筒1,1・・のうちの選ばれたもの同士は、後述する斜め補強部材20,20の下端部を結合するための金属製角形筒からなる水平な支持部材21によって連結されている(図6および図8参照)。該支持部材21の両端と金属製角形筒1,1・・のうちの選ばれたものの側面とは、固定金具27を介して結合されている。該固定金具27は、図7に拡大視するように、前記金属製角形筒1の側面に対してネジにより固着される基部27aと、該基部27aの両側端から同方向に直角に屈曲延設され、前記支持部材21の相対向する2側面にネジ29,29・・により固着される一対の抱持部27b,27bとによって構成されており、該両抱持部27b,27bの一端側における略半分部分には、前記支持部材21を位置決めする位置決め用突片27c,27cが直角に屈曲されて一体に形成されている。なお、前記斜め補強部材20の下端部は、前記第1の金属製角形筒1,1・・あるいは前記第2の金属製角形筒2,2・・のうちの選ばれたものに対して直接連結する場合もあるが、前記第1の金属製角形筒1,1・・のうちの選ばれたもの同士を、平行に並ぶ一対の支持部材21,21で連結し、該支持部材21,21間を連結する連結部材を設け、該連結部材に前記斜め補強部材20の下端部を結合するようにする場合もある。
さらに、前記抱持部27b,27bにおける前記基部27a側端部の一部(即ち、中央部)を該基部27aと連続するように切り起こして前記金属製角形筒1にネジ28により固着される支持部27d,27dが設けられている。符号30は支持部27dを切り起こした跡に形成される開口部、31は開口部30の両側に形成された補強用ビードである。
さら、また前記支持部27d,27dと前記基部27aとに跨がって連続する補強用ビード32が形成されている。該補強用ビード32の頂面32aは平面とされており、該頂面32aには、前記ネジ28を螺着するためのネジ穴が所定間隔で形成されている。
ところで、上記固定金具27と金属製角形筒1との取付強度を強化する必要があるところから、金属製角形筒1における支持部材21の両端が突き合わせる部分には、補強板33が取り付けられる。
上記したように、金属製角形筒1における支持部材21の両端が突き合わせる部分に補強板33を取り付けることにより、当該部分における鉄板の厚さが2枚板のようになるところから、固定金具27を取り付けるためのネジ28の締め付け強度が格段に向上することとなる。従って、地震発生時に揺れが繰り返した場合にも、金属製角形筒1と固定金具27とを締結しているネジ28が緩むおそれがなくなり、より一層耐震強度が向上することとなる。
前記斜め補強部材20の下端部と前記支持部材21との間には、図8に示すように、該斜め補強部材20の下端部における相対向する二面を抱持した状態でビス21b,21b・・で取り付けられる一対の抱持片21a,21aを備えた取付手段21Aと前記支持部材21に対して結合される結合手段21Bとを備えた下部固定金具23が介設されている。この場合、前記取付手段21Aは、前記抱持片21a,21aと該抱持片21a,21aの下端間を一体に連結する連結片21cにより一体に連結される一方、前記結合手段21Bは、前記支持部材21おける相対向する二面を抱持した状態でビス21d,21d・・で取り付けられる一対の抱持片21e,21eと該抱持片21e,21eの上端間を一体に連結する連結片21fとからなっており、前記連結片21cと前記連結片21fとはボルト21gで結合されている。このようにすると、斜め補強部材20の下端部と支持部材21との結合強度が大幅に強化されることとなり、取付が簡単になるとともに、より一層耐震性能に優れたものとなる。
また、前記斜め補強部材20の上端部には、図9に示すように、前記斜め補強部材20の上端部における相対向する二面を抱持した状態で取り付けられる一対の抱持片22a,22aを備えた取付手段22Aと前記コンクリート壁26に対して結合される結合手段22Bとを備えた上部固定金具22が取り付けられている。該上部固定金具22における取付手段22Aは、前記抱持片22a,22aの上端に一体に形成されたL字状連結片22h,22hを備えており、該L字状連結片22h,22hに対してL字状の結合手段22Bをボルト22bで結合させて構成されている。
ところで、上記したように、L字状連結片22h,22hに対してL字状の結合手段22Bをボルト22bで結合させた構成の場合、地震等の振動により、L字状の結合手段22Bが変形し易いという不具合が発生するおそれがある。そこで、図10に示すように、前記取付手段22Aを、前記抱持片22a,22aにおける斜め補強部材20の上端側を連結片22iで一体に連結した構成とする一方、前記結合手段22Bを、前記コンクリートスラブ26に対してボルト22fを用いて下向きに取り付けた断面コ字状の部材で構成しており、前記抱持片22a,22aの上端部を、前記結合手段22Bにおける一対の開放端部22g,22gに対してボルト22bにより固着する構成となっている。このようにすると、取付手段22Aおよび結合手段22B(即ち、上部固定金具22)の剛性が大幅に強化されることとなり、耐振性が著しく向上することとなる。符号22jは前記抱持片22a,22aの上端間の間隔を保持するためのスペーサであり、前記ボルト22bが内挿される。
そして、前記各第1の金属製角形筒1、前記各第2の金属製角形筒2および前記各斜め補強部材20は、図11に示すように、所定の幅に切断された金属板をその両端がコーナの一点において接するように四角筒状に折曲して構成された中空な金属板四角筒によって構成されている。前記金属板の一方の端部には、前記金属板角形筒の内側に折曲され、さらにその先端部が外側に向かって折曲されてなる逆J字状折曲部a が設けられ、前記金属板の他方の端部には、内側に逆U字状折曲部bが設けられており、両者を連続して嵌合圧着せしめて水平方向に連続するコーナ型接続部cとして成形されている。そして、該コーナ型接続部cにおける逆U宇状折曲部bの基端から内側に向かってコの字状に突出するリブdが水平方向に連続して形成されている。このように構成したことにより、金属製角形筒のいずれの四面を、開口形成部およびボード貼付面として選択することが可能となる。また、コーナ型接続部cの外れをリブdにより防止できるとともに金属製角形筒の剛性強化も図れる。
第2の実施の形態
図12には、本願発明の第2の実施の形態にかかる天井下地構造が示されている。
この場合、吊りボルト3の位置と直交させた第1および第2の金属製角形筒における挿通孔1a,2aの穴位置が一致する場合を示しており、挿通孔1a,2aに対して嵌挿される結合用ボルトに代えて吊りボルト3が使用されている。このようにすると、結合用ボルトと吊りボルトとを兼用することが可能となり、構造の簡略化およびコストダウンとを図ることができる。符号35はナット、36は座金である。なお、座金36としては、図示の丸座金のほか、角座金あるいは断面コ字状の座金を使用することも可能である。
その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので、説明を省略する。
また、上記各実施の形態においては、斜め補強部材の上端部と吊りボルトの上端部とは建物の構造物であるコンクリートスラブに対して別個に取り付けられているが、建物の構造物としてH形鋼を用い、斜め補強部材の上端部と吊りボルトの上端部とをH形鋼を介して結合する構造とすることも可能である。
なお、本願発明は、上記各実施の形態において説明したものに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能なことは勿論である。

1は第1の金属製角形筒
1aは挿通孔
2は第2の金属製角形筒
2aは挿通孔
3は吊りボルト
10は結合用ボルト
20は斜め補強部材
22は上部固定金具
22Aは取付手段
22Bは結合手段
22aは抱持片
22bはボルト
22gは開放端部
22iは連結片
26は建物の構造物(コンクリートスラブ

Claims (4)

  1. 所定間隔で平行に並ぶ多数の中空な第1の金属製角形筒(1),(1)・・と該金属製角形筒(1),(1)・・に直交して所定間隔で平行に並ぶ多数の第2の金属製角形筒(2),(2)・・とからなり、前記第1の金属製角形筒(1),(1)・・あるいは前記第2の金属製角形筒(2),(2)・・を吊りボルト(3),(3)・・を用いて建物の構造物(26)から吊り下げるように構成された天井下地構造において、前記第1の金属製角形筒(1),(1)・・うちの選ばれたものと前記第2の金属製角形筒(2),(2)・・のうちの選ばれたものとに、両者を貫通する挿通孔(1a),(2a)を予じめ形成するとともに、該挿通孔(1a),(2a)に対して嵌挿される結合用ボルト(10)により両者を結合したことを特徴とする天井下地構造。
  2. 前記第1の金属製角形筒(1).(1)・・あるいは前記第2の金属製角形筒(2),(2)・・のうちの選ばれたものと前記建物の構造物(26)とを、中空な金属製角形筒からなる斜め補強部材(20)で連結したことを特徴とする請求項1記載の天井下地構造。
  3. 前記斜め補強部材(20)の上端部を、該斜め補強部材(20)の上端部における相対向する二面を抱持した状態で取り付けられる一対の抱持片(22a),(22a)における前記斜め補強部材(20)の上端側を連結片(22i)で一体に連結してなる取付手段(22A)と、前記建物の構造物であるコンクリートスラブ(26)に対して下向きに取り付けた断面コ字状の結合手段(22B)とからなる上部固定金具(22)を介して前記コンクリートスラブ(26)に取り付けたことを特徴とする請求項2記載の天井下地構造。
  4. 前記結合用ボルト(10)を、前記吊りボルト(3)で兼用したことを特徴とする請求項1,2および3のいずれか一項記載の天井下地構造。
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