JP2020189581A - 作業車 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステアリングホイールへの振動の伝達を抑制することが可能な作業車を提供する。【解決手段】キャビン11の内部に配置されるステアリングホイール21と、前記ステアリングホイール21の操作に応じて、前輪7を操作するアクチュエータ7aの動作を制御可能な制御装置24と、前記制御装置24が固定されるブラケット25と、前記制御装置24と前記ブラケット25との間に介在される防振部(第一クッション29及び第二クッション32)と、を具備した。【選択図】図8

Description

本発明は、ステアリングホイールの操作に応じて操舵輪を操作可能な作業車の技術に関する。
従来、ステアリングホイールの操作に応じて操舵輪を操作可能な作業車の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載の作業車は、ステアリングホイール(ステアリングハンドル)と、パワステシリンダの伸縮を制御する制御装置(パワーステアリングバルブ)と、ステアリングホイールと制御装置とを連結するステアリングシャフトと、を具備する。制御装置は、ブラケットに固定されている。
特許文献1に記載の作業車において、ステアリングホイールが操作されると、ステアリングシャフトを介して制御装置の切換軸が回動される。切換軸が回動することによって、制御装置内の油路が切り換えられ、パワステシリンダの伸縮を制御することができる。パワステシリンダの伸縮に応じて、前輪が左右に操舵される。
ここで、上述のように、制御装置はブラケットに固定されている。このため、作業車の振動(例えば、エンジンの振動)がブラケットを介して制御装置に伝達される。制御装置に伝達された振動は、ステアリングシャフトを介してステアリングホイールへと伝達される。ステアリングホイールが振動すると、ステアリングホイールを操作する際の快適性が低下する。このため、ステアリングホイールへの振動の伝達を抑制できる作業車が望まれている。
特開2007−331638号公報
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、ステアリングホイールへの振動の伝達を抑制することが可能な作業車を提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、キャビンの内部に配置されるステアリングホイールと、前記ステアリングホイールの操作に応じて、操舵輪を操作するアクチュエータの動作を制御可能な制御装置と、前記制御装置が固定される固定部と、前記制御装置と前記固定部との間に介在される防振部と、を具備するものである。
請求項2においては、前記制御装置は、ボンネットの内部に配置されるものである。
請求項3においては、前記固定部は、前記ボンネットを支持するボンネット支持部に固定されるものである。
請求項4においては、前記制御装置は、前記ボンネット支持部よりも後方、かつ前記キャビンよりも前方に配置されるものである。
請求項5においては、前記制御装置は、長手方向を略上下方向に向けて配置されるものである。
請求項6においては、前記固定部は、前記制御装置の一側面に対して対向するように配置された対向部を含み、前記防振部は、前記制御装置と前記対向部との間に介在される第一防振部材を含むものである。
請求項7においては、前記固定部は、前記制御装置の少なくとも一部を外側から囲むように配置された筒状部を含み、前記防振部は、前記制御装置と前記筒状部との間に介在される第二防振部材を含むものである。
請求項8においては、前記ステアリングホイールに対して左右一側に変位した位置に配置される座席と、前記座席の側方、かつ、前記ステアリングホイールに対して左右他側に変位した位置に配置されるコンソールと、をさらに具備するものである。
請求項9においては、前記制御装置は、前記ステアリングホイールと左右同一位置に配置されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、ステアリングホイールへの振動の伝達を抑制することができる。
請求項2においては、振動の影響がキャビンの内部へ及ぶのを抑制することができる。
請求項3においては、構成の簡素化を図ることができる。
請求項4においては、ボンネット支持部とキャビンとの間のスペースの有効利用を図ることができる。
請求項5においては、省スペース化を図ることができる。
請求項6においては、ステアリングホイールへの振動の伝達を効果的に抑制することができる。
請求項7においては、ステアリングホイールへの振動の伝達を効果的に抑制することができる。
請求項8においては、ステアリングホイールを操作する際の快適性の向上を図ることができる。
請求項9においては、構造の簡素化を図ることができる。
トラクタの全体的な構成を示した側面図。 トラクタの概略側面図。 キャビンの内部及びステアリング装置を示した平面図。 同じく、側面図。 ボンネット支持部及びステアリング装置を示した側面図。 ブラケットに取り付けられた制御装置を示した斜視図。 同じく、分解斜視図。 第一クッションの取付状態を示した側面断面図。 第二クッションの取付状態を示した側面断面図。
以下では、図中の矢印U、矢印D、矢印F、矢印B、矢印L及び矢印Rで示した方向を、それぞれ上方向、下方向、前方向、後方向、左方向及び右方向と定義して説明を行う。
まず、図1から図4を用いて本発明の一実施形態に係るトラクタ1の全体構成について説明する。
トラクタ1は、主として機体フレーム2、エンジン3、ボンネット4、トランスミッションケース5、前輪7、後輪8、フェンダ9、昇降装置10、キャビン11、座席12、アームレスト13、サイドコンソール14、シート部材15及びステアリング装置20等を具備する。
図1及び図2に示す機体フレーム2は、複数の板材を適宜組み合わせて形成される枠状の部材である。機体フレーム2は、平面視略矩形状に形成される。機体フレーム2は、その長手方向を前後方向に向けてトラクタ1の前部に配置される。機体フレーム2の後部にはエンジン3が固定される。エンジン3はボンネット4に覆われる。エンジン3の後部には、トランスミッションケース5が固定される。エンジン3の後方、かつトランスミッションケース5の前上部には、ボンネット支持部6が配置される。ボンネット4は、ボンネット支持部6に上下に回動可能に支持される。
機体フレーム2の前部は、フロントアクスル機構(不図示)を介して左右一対の前輪7に支持される。トランスミッションケース5の後部は、リアアクスル機構(不図示)を介して左右一対の後輪8に支持される。左右一対の後輪8は、概ね上方からフェンダ9によって覆われる。
トランスミッションケース5の後部には、昇降装置10が設けられる。昇降装置10には、各種の作業装置(例えば、耕運機等)を装着することができる。昇降装置10は油圧シリンダ等のアクチュエータによって、装着された作業装置を昇降させることができる。当該昇降装置10には、図示せぬPTO軸を介してエンジン3の動力を伝達することができる。
エンジン3の動力は、トランスミッションケース5に収容された変速装置(不図示)で変速された後、前記フロントアクスル機構を経て前輪7に伝達可能とされると共に、前記リアアクスル機構を経て後輪8に伝達可能とされる。エンジン3の動力によって前輪7及び後輪8が回転駆動され、トラクタ1は走行することができる。またエンジン3の動力によって、昇降装置10に装着された作業装置を駆動させることができる。
ボンネット4の後方にはキャビン11が設けられる。キャビン11の内部には、運転者が搭乗する居住空間が形成される。キャビン11の略中央には、運転者が着座するための座席12が配置される。キャビン11の前部には、当該キャビン11の内部空間とボンネット4の内部空間とを仕切る仕切板11aが設けられる(図3及び図4参照)。
図3に示すように、座席12のすぐ右側方には、アームレスト13が配置される。また、キャビン11の右側部(アームレスト13よりも右外側)には、サイドコンソール14が配置される。アームレスト13及びサイドコンソール14には、各種の操作具が適宜配置されている。
キャビン11の前部には、前輪7の切れ角を調節するためのステアリング装置20が配置される。ステアリング装置20は、運転者が前輪7を操舵するための操作具であるステアリングホイール21等を具備する。
本実施形態においては、座席12は、ステアリングホイール21に対して左方に若干変位した位置に配置されている。具体的には、座席12の中心位置P1は、ステアリングホイール21の中心位置P2に対して左方に若干変位した位置に設定されている。また上述のように、サイドコンソール14は、ステアリングホイール21に対して座席12と反対側、すなわち右方に変位した位置に配置されている。さらに、後述する制御装置24は、左右方向において、ステアリングホイール21と同一位置に配置されている。すなわち、制御装置24は、平面視においてステアリングホイール21の真正面に配置されている。
また、図3及び図4に示すように、キャビン11の左部(座席12の左前方)には、運転者以外の者(補助者)が着座するためのシート部材15が配置される。シート部材15は、補助者が着座可能な使用状態(図4に実線で示す状態)と、着座不能な不使用状態(図4に二点鎖線で示す状態)と、に切替可能に構成される。
次に、図3から図5までを用いて、前輪7の切れ角を調整するためのステアリング装置20について説明する。
ステアリング装置20は、主としてステアリングホイール21、第一ステアリングシャフト22、第二ステアリングシャフト23、制御装置24、ブラケット25、テレスコピック機構26及びチルト機構27を具備する。
ステアリングホイール21は、略円環状に形成される操作具である。ステアリングホイール21は、座席12の前方に配置される。
図5に示す第一ステアリングシャフト22は、ステアリングホイール21の回動操作に伴って回動する軸状の部材である。第一ステアリングシャフト22の上端は、ステアリングホイール21の中心に固定される。第一ステアリングシャフト22は、ステアリングホイール21から前下方に向かって延びるように配置される。
第二ステアリングシャフト23は、ステアリングホイール21の回動操作に伴って回動する軸状の部材である。第二ステアリングシャフト23の上端は、ユニバーサルジョイント(不図示)を介して第一ステアリングシャフト22の下端と連結される。第二ステアリングシャフト23は、第一ステアリングシャフト22から前下方に向かって延びるように配置される。第二ステアリングシャフト23は、側面視において第一ステアリングシャフト22よりも傾斜角度(鉛直方向に対する傾斜角度)が大きくなるように配置される。第二ステアリングシャフト23は、キャビン11の仕切板11aを貫通するように配置される。これによって、第二ステアリングシャフト23の下端は、ボンネット4の内部に配置される。
制御装置24は、前輪7を操作するアクチュエータ7a(図1参照)の動作を制御するものである。制御装置24は、作動油が流通する油路を切り換えることが可能なコントロールバルブである。制御装置24は、油圧ポンプ(不図示)から前輪7の切れ角を変更するアクチュエータ7a(具体的には、伸縮可能な油圧シリンダ)へと作動油を供給する油路を切り換えることで、当該アクチュエータ7aの動作を制御することができる。制御装置24は、キャビン11の仕切板11aの前方(ボンネット4の内部)に配置される。制御装置24(より詳細には、後述する切換軸24b)は、ユニバーサルジョイント23aを介して第二ステアリングシャフト23の下端と連結される。
ブラケット25は、制御装置24が固定される部材である。ブラケット25は、ボンネット支持部6の下部に設けられる。ブラケット25の下部には、制御装置24が固定される。
テレスコピック機構26は、ステアリングホイール21の位置を調節するものである。テレスコピック機構26は、第一ステアリングシャフト22を伸縮させることで、ステアリングホイール21の位置を調節することができる。
チルト機構27は、ステアリングホイール21の位置を調節するものである。チルト機構27は、第二ステアリングシャフト23に対して第一ステアリングシャフト22を上下に揺動させることで、ステアリングホイール21の位置を調節することができる。
このように構成されたステアリング装置20によって、前輪7の切れ角を調節(操舵)することができる。具体的には、ステアリングホイール21が回動操作されると、第一ステアリングシャフト22及び第二ステアリングシャフト23を介して制御装置24の切換軸24bが回動する。切換軸24bが回動することによって制御装置24の油路が適宜切り換えられ、作動油がアクチュエータ7aへと適宜供給される。これによってアクチュエータ7aが伸縮し、前輪7の切れ角を調節することができる。
ここで、上述の如く制御装置24はボンネット支持部6に固定されているため、トラクタ1の振動(例えば、エンジン3の振動等)はボンネット支持部6及び制御装置24を介してステアリングホイール21へと伝達される。ステアリングホイール21が振動すると、当該ステアリングホイール21を操作する運転者の快適性が損なわれる。そこで本実施形態においては、制御装置24とブラケット25の固定部分において、制御装置24への振動の伝達が抑制できるような構成を採用している。以下、当該構成について具体的に説明する。
まず、図4から図7までを用いて、ブラケット25が設けられるボンネット支持部6の構成について説明する。ボンネット支持部6は、主としてベース部6a、支柱6b、支持部6c及び取付部6dを具備する。
ベース部6aは、ボンネット支持部6の下部を構成する部分である。ベース部6aは、板状の部材を適宜屈曲させて形成される。ベース部6aは、キャビン11の仕切板11aよりも前方、かつエンジン3の後方において、トランスミッションケース5の前上面に固定される。
支柱6bは、略円柱状の部材である。支柱6bは、左右一対設けられる。支柱6bは、ベース部6aから上方に向かって延びるように設けられる。
支持部6cは、ボンネット4が支持される部分である。支持部6cは、板材を適宜組み合わせて形成される。支持部6cは、支柱6bの上端に設けられる。支持部6cには、適宜の回動軸を介して、ボンネット4が上下に回動可能となるように連結される。
取付部6dは、ブラケット25が取り付けられる部分である。取付部6dは、略矩形状の板材により形成される。取付部6dは、板面を前後方向に向けて配置される。取付部6dは、支柱6bの下端部近傍において、左右一対の支柱6bに亘るように固定される。
次に、図7を用いて、ブラケット25に固定される制御装置24の構成について説明する。制御装置24は、主としてケース24a及び切換軸24bを具備する。
ケース24aは、作動油の油路や、当該油路を切り換える制御弁等を内蔵する箱状の部材である。ケース24aは、略直方体状に形成される。ケース24aは、長手方向を略上下方向に向けて配置される(図5参照)。ケース24aの上面24cの略中央には、ボス部24dが形成される。ボス部24dは、上面24cから上方へと突出するように形成される。ボス部24dの断面(ケース24aの長手方向視の断面)は、円形状に形成される。
切換軸24bは、ケース24a内の制御弁を操作し、油路を切り換えるものである。切換軸24bは、ケース24aの上面24c(より具体的には、ボス部24dの中央)を貫通するように配置される。切換軸24bは、上部がケース24aの上面24cから上方へと突出するように配置される。
次に、図7から図9までを用いて、ブラケット25の構成について説明する。なお、図8は、後述するスタッドボルト28(より詳細には、複数のスタッドボルト28のうち、左側のスタッドボルト28)の軸線に沿った側面断面図を示している。また図9は、制御装置24の切換軸24bの軸線に沿った側面断面図を示している。ブラケット25は、主として第一板部25a、第二板部25b、筒状部25c及びリブ25dを具備する。
第一板部25aは、ボンネット支持部6に対して固定される部分である。第一板部25aは、略矩形板状に形成される。第一板部25aは、板面を前後方向に向けて配置される。
第二板部25bは、制御装置24を支持する部分である。第二板部25bは、略矩形板状に形成される。第二板部25bは、板面を略上下方向に向けて配置される。第二板部25bは、第一板部25aの下端から後下方に向かって延びるように形成される。より具体的には、第二板部25bは、第一板部25aの下端からやや後下がりに(水平方向に対して若干(約20度))傾斜するように形成される。第二板部25bには、当該第二板部25bを上下に貫通する貫通孔25eが形成される。貫通孔25eは、複数個所(本実施形態においては、後述する筒状部25cの周囲の4箇所)に形成される。
筒状部25cは、制御装置24のボス部24dが挿入される部分である。筒状部25cは、ボス部24dの外径と略同一の内径を有する円筒状に形成される。筒状部25cは、第二板部25bの略中央を上下に貫通するように配置される。筒状部25cの下端部は、第二板部25bから若干下方へと突出するように配置される。
リブ25dは、第一板部25aと第二板部25bとの連結部分を補強するものである。リブ25dは、板面を左右方向に向けた略板状に形成される。リブ25dは、第一板部25aと第二板部25bの左右両端部同士を連結するように形成される。
ブラケット25の第一板部25aは、ボンネット支持部6の取付部6dの後面にボルト等によって固定される。これによって、ブラケット25は、ボンネット支持部6に取り付けられる。
次に、図6から図9までを用いて、ブラケット25に対する制御装置24の固定に関する構成について説明する。
図7に示すように、制御装置24の上面24cには、スタッドボルト28が固定される。スタッドボルト28は、ボス部24dの周囲の4箇所(第二板部25bの貫通孔25eに対応する位置)に設けられる。
図7及び図8に示すように、ブラケット25の貫通孔25eには、第一クッション29が設けられる。第一クッション29は、振動を吸収する素材により形成される。例えば第一クッション29は、弾性を有する素材(ゴム等)により形成される。第一クッション29は、略円筒状に形成される。具体的には、第一クッション29は、主として上部拡径部29a、下部拡径部29b及び縮径部29cを具備する。
図8に示す上部拡径部29aは、第一クッション29の上部を形成する部分である。上部拡径部29aの外径は、ブラケット25の貫通孔25eの内径よりも大きく形成される。
下部拡径部29bは、第一クッション29の下部を形成する部分である。下部拡径部29bの外径は、ブラケット25の貫通孔25eの内径よりも大きく形成される。
縮径部29cは、第一クッション29の上下中途部(上部拡径部29aと下部拡径部29bとの間)を形成する部分である。縮径部29cの外径は、上部拡径部29a及び下部拡径部29bの外径よりも小さく形成される。
第一クッション29は、ブラケット25の貫通孔25eに挿通される。この際、上部拡径部29aは第二板部25bの上側に、下部拡径部29bは第二板部25bの下側に、それぞれ位置するように配置される。これによって第一クッション29は、上部拡径部29a及び下部拡径部29bによって第二板部25bを上下から挟みこむように配置される。
図7及び図8に示すように、制御装置24に設けられたスタッドボルト28は、ブラケット25の下方から貫通孔25e(第一クッション29)に挿通される。さらにスタッドボルト28は、座金30に挿通される。スタッドボルト28には、座金30の上方からナット31が締結される。
このようにして、制御装置24の上面24cとブラケット25の第二板部25bとを上下に対向させた状態で、制御装置24がブラケット25に固定される。ブラケット25の第二板部25bは、板面を略上下方向に向けて配置されているため、当該第二板部25bに固定される制御装置24は、長手方向を略上下方向に向けて配置されることになる。
また、図7及び図9に示すように、制御装置24の切換軸24bは、ブラケット25の下方から筒状部25cに挿通される。また、制御装置24のボス部24dは、筒状部25cの下部に嵌め合わされる。これによって、ボス部24dを筒状部25cに嵌め合わせることで、ブラケット25に対する制御装置24の位置決めを行うことができる。
本実施形態では、筒状部25cの下端と、制御装置24の上面24cとが直接接触しないように隙間を設け、当該隙間に第二クッション32を配置している。第二クッション32は、振動を吸収する素材により形成される。例えば第二クッション32は、弾性を有する素材(ゴム等)により形成される。第二クッション32は、略円環状に形成される。第二クッション32の内径は、ボス部24dの外径と略同一となるように形成される。
第二クッション32は、ボス部24dに外嵌された状態で、筒状部25cの下端と、制御装置24の上面24cと、の間に挟みこまれるように配置される。
筒状部25cの内側には、ボールベアリング33が配置される。切換軸24bは、ボールベアリング33を介して筒状部25cに回動可能に支持される。ボールベアリング33の上方には止め輪34が設けられる。止め輪34によって、ボールベアリング33が筒状部25cから脱落するのを防止することができる。
このように制御装置24をブラケット25に固定することで、ブラケット25から制御装置24への振動の伝達(ひいては、ステアリングホイール21への振動の伝達)を抑制することができる。
すなわち、図8に示すように、制御装置24の上面24cとブラケット25の第二板部25bとの間に第一クッション29(下部拡径部29b)が介在しているため、上面24cと第二板部25bとが直接接触することはない。このため、ブラケット25の振動が制御装置24に伝達されるのを抑制することができる。
さらに、制御装置24をブラケット25に固定するためのスタッドボルト28及び座金30と、ブラケット25と、の間にも、第一クッション29(上部拡径部29a及び縮径部29c)が介在している。このため、ブラケット25の振動が制御装置24に伝達されるのをより効果的に抑制することができる。
また、図9に示すように、本実施形態では、筒状部25cの下端と、制御装置24の上面24cと、の間に隙間を設け、当該隙間に第二クッション32を配置している。このため、ブラケット25の振動が制御装置24に伝達されるのを抑制することができる。
以上の如く、本実施形態に係るトラクタ1(作業車)は、
キャビン11の内部に配置されるステアリングホイール21と、
前記ステアリングホイール21の操作に応じて、前輪7(操舵輪)を操作するアクチュエータ7aの動作を制御可能な制御装置24と、
前記制御装置24が固定されるブラケット25(固定部)と、
前記制御装置24と前記ブラケット25との間に介在される防振部(第一クッション29及び第二クッション32)と、
を具備するものである。
このように構成することにより、ステアリングホイール21への振動の伝達を抑制することができる。
すなわち、トラクタ1のエンジン3等からの振動がブラケット25を介して制御装置24へと伝達されるのを、防振部(第一クッション29及び第二クッション32)によって抑制することができる。これによって、ステアリングホイール21への振動の伝達を抑制し、ステアリングホイール21を操作する際の快適性の向上を図ることができる。
また、前記制御装置24は、
ボンネット4の内部に配置されるものである。
このように構成することにより、振動の影響がキャビン11の内部へ及ぶのを抑制することができる。
すなわち、ブラケット25を介して振動が伝達される可能性がある制御装置24をボンネット4の内部に配置することで、当該振動のキャビン11内部への影響(振動の伝達や、騒音)を抑制することができる。
また、前記ブラケット25は、
前記ボンネット4を支持するボンネット支持部6に固定されるものである。
このように構成することにより、構成の簡素化を図ることができる。
すなわち、ボンネット4を支持する部材(ボンネット支持部6)を、制御装置24を支持する部材としても用いることで、部材を兼用することができる。
また、前記制御装置24は、
前記ボンネット支持部6よりも後方、かつ前記キャビン11よりも前方に配置されるものである。
このように構成することにより、ボンネット支持部6とキャビン11(より具体的には、キャビン11の前部に設けられた仕切板11a)との間のスペースの有効利用を図ることができる。
また、前記制御装置24は、
長手方向を略上下方向に向けて配置されるものである。
このように構成することにより、省スペース化を図ることができる。
すなわち、制御装置24を起立した姿勢で配置することで、比較的狭いスペースにも制御装置24を配置することができる。これによって、例えばボンネット支持部6とキャビン11の仕切板11aとの間隔を狭めることもできる。なお、省スペース化を図るためには、制御装置24の長手方向は略上下方向に向けて(具体的には、鉛直方向に対する傾斜角度が45度以内となるように)配置されることが望ましく、また、できるだけ鉛直方向に近くなるように(鉛直方向に対する傾斜角度ができるだけ小さくなるように)配置することが望ましい。
また、前記ブラケット25は、
前記制御装置24の上面24c(一側面)に対して対向するように配置された第二板部25b(対向部)を含み、
前記防振部は、
前記制御装置24と前記第二板部25bとの間に介在される第一クッション29(第一防振部材)を含むものである。
このように構成することにより、ステアリングホイール21への振動の伝達を効果的に抑制することができる。
すなわち、制御装置24の上面24cがブラケット25と面接触するのを防止することで、振動の伝達を効果的に抑制することができる。
また、前記ブラケット25は、
前記制御装置24の少なくとも一部(ボス部24d)を外側から囲むように配置された筒状部25cを含み、
前記防振部は、
前記制御装置24と前記筒状部25cとの間に介在される第二クッション32(第二防振部材)を含むものである。
このように構成することにより、ステアリングホイール21への振動の伝達を効果的に抑制することができる。
すなわち、筒状部25cによってボス部24dを外側から囲むことで、ブラケット25に対する制御装置24のがたつきを抑制した上で、第二クッション32により振動の伝達を抑制することで、ステアリングホイール21への振動の伝達を効果的に抑制することができる。
また、トラクタ1は、
前記ステアリングホイール21に対して左右一側に変位した位置に配置される座席12と、
前記座席12の側方、かつ、前記ステアリングホイール21に対して左右他側に変位した位置に配置されるサイドコンソール14(コンソール)と、
をさらに具備するものである。
このように構成することにより、ステアリングホイール21を操作する際の快適性の向上を図ることができる。
すなわち、座席12とサイドコンソール14をステアリングホイール21を挟んで左右反対側に変位した位置に配置することで、ステアリングホイール21を操作する運転者の向きをややサイドコンソール14側に向けることができる。これによって、ステアリングホイール21とサイドコンソール14を並行して操作し易くすることができる。
また、前記制御装置24は、
前記ステアリングホイール21と左右同一位置に配置されるものである。
このように構成することにより、構造の簡素化を図ることができる。
すなわち、制御装置24とステアリングホイール21とを連結する部材(第一ステアリングシャフト22、第二ステアリングシャフト23等)を前後方向に真っ直ぐに配置することができ、省スペース化や部材の小型化等を図ることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態に係る作業車はトラクタ1であるものとしたが、本発明に係る作業車の種類はこれに限定されるものでない。本発明に係る作業車は、その他の農業車両、建設車両、産業車両等であってもよい。
また、本実施形態においては、前輪7を操舵輪として、当該前輪7の切れ角を調節するトラクタ1を例示したが、本発明はこれに限るものではない。例えば本発明は、前輪7以外の車輪(例えば、後輪8)を操舵輪とする作業車に適用することも可能である。
また、本実施形態においては、防振部として第一クッション29及び第二クッション32を設けた例を示したが、本発明はこれに限るものではなく、防振部として第一クッション29又は第二クッション32のいずれか一方のみを設けることも可能である。例えば、図9に示す第二クッション32を省略することも可能である。この場合、ブラケット25の筒状部25cの下端を下方に伸ばし、制御装置24の上面24cと当接させる(隙間をなくす)ことで、ブラケット25に対する制御装置24のがたつきを抑制し、ひいてはステアリングホイール21への振動の伝達を抑制することも可能である。
また、本実施形態においては、第二クッション32を、筒状部25cの下端と制御装置24の上面24cとの間に配置した例(図9参照)を示したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、筒状部25cの内周面と、制御装置24のボス部24dの外周面と、の間に適宜のクッションを設けることも可能である。これによって、筒状部25cから、当該筒状部25cに嵌め合わされるボス部24dへの振動の伝達を抑制することができる。
また、本実施形態においては、ブラケット25と制御装置24の間に第一クッション29及び第二クッション32を介在させて振動の抑制を図る例を示したが、さらにボンネット支持部6とブラケット25との間に適宜のクッション(例えば、第一クッション29と同様のもの等)を介在させることも可能である。これによって、ボンネット支持部6からブラケット25へと伝達される振動を低減し、ステアリングホイール21への振動の伝達を効果的に抑制することができる
また、防振部(第一クッション29及び第二クッション32)の素材は限定するものではなく、振動の伝達を抑制することができる素材を任意に選択することができる。
また、本実施形態においては、制御装置24はボンネット4の内部に配置されるものとしたが、本発明はこれに限るものではなく、制御装置24を任意の場所に配置することが可能である。例えば、制御装置24をキャビン11の内部に配置してもよい。
また、本実施形態においては、ブラケット25をボンネット支持部6に固定するものとしたが、本発明はこれに限るものではなく、ブラケット25は任意の部材に対して固定することが可能である。
1 トラクタ
4 ボンネット
6 ボンネット支持部
7 前輪
11 キャビン
12 座席
14 サイドコンソール
21 ステアリングホイール
24 制御装置
24c 上面
24d ボス部
25 ブラケット
25b 第二板部
25c 筒状部
29 第一クッション
32 第二クッション

Claims (9)

  1. キャビンの内部に配置されるステアリングホイールと、
    前記ステアリングホイールの操作に応じて、操舵輪を操作するアクチュエータの動作を制御可能な制御装置と、
    前記制御装置が固定される固定部と、
    前記制御装置と前記固定部との間に介在される防振部と、
    を具備する作業車。
  2. 前記制御装置は、
    ボンネットの内部に配置される、
    請求項1に記載の作業車。
  3. 前記固定部は、
    前記ボンネットを支持するボンネット支持部に固定される、
    請求項2に記載の作業車。
  4. 前記制御装置は、
    前記ボンネット支持部よりも後方、かつ前記キャビンよりも前方に配置される、
    請求項3に記載の作業車。
  5. 前記制御装置は、
    長手方向を略上下方向に向けて配置される、
    請求項4に記載の作業車。
  6. 前記固定部は、
    前記制御装置の一側面に対して対向するように配置された対向部を含み、
    前記防振部は、
    前記制御装置と前記対向部との間に介在される第一防振部材を含む、
    請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の作業車。
  7. 前記固定部は、
    前記制御装置の少なくとも一部を外側から囲むように配置された筒状部を含み、
    前記防振部は、
    前記制御装置と前記筒状部との間に介在される第二防振部材を含む、
    請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の作業車。
  8. 前記ステアリングホイールに対して左右一側に変位した位置に配置される座席と、
    前記座席の側方、かつ、前記ステアリングホイールに対して左右他側に変位した位置に配置されるコンソールと、
    をさらに具備する、
    請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の作業車。
  9. 前記制御装置は、
    前記ステアリングホイールと左右同一位置に配置される、
    請求項8に記載の作業車。
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