JP2020187974A - 編組シールドおよびシールド電線 - Google Patents

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Abstract

【課題】シールド特性の低下を抑制でき、かつ編組における導体の使用量を減らして軽量化を図ることができる編組シールドおよびシールド電線を提供する。【解決手段】編組シールド2は、電線Wの外周面を覆い、複数のシールド部材10が筒状に編み込まれてなる。各シールド部材10は、帯状の非導体フィルム21と、非導体フィルム21の幅方向の幅より短い帯状の導体部材22とを有する。導体部材22は、シールド部材10の平面視において、非導体フィルム21に対して幅方向に分かれて非導体領域11と導体領域12とが形成されるように長手方向に沿って積層されている。【選択図】図1

Description

本発明は、編組シールドおよびシールド電線に関する。
自動車等の車両において、ノイズの考慮が必要となる通信ケーブルや高圧ケーブルには、取扱い易さ等の観点でシールド電線が使用されている。シールド電線では、例えば、複数の素線を筒状の編組パターン(シールド構造)に編み込んだ編組シールドが用いられているが、この編組パターンの変化によってシールド電線のシールド特性が変化する。例えば、編組シールドの素線数を増やし素線束の隙間を減らすことでカバー率(編組率)を上げると、シールド特性が向上する傾向にある。一方、編組率が上昇して一定値を超えると、シールド特性が逆に低下する。また、編組率を上げることは、素線数を増やすことになり、シールド電線のコストや重量を増やす要因となることから、必ずしも効果的とはいえない。
特許文献1では、アルミニウムを中心にして周囲に銅を被せた断面構造を有する銅被覆アルミニウム素線を用いて編組された編組シールドが開示されている。特許文献2では、同軸ケーブルにおいて、内部導体に積層された絶縁層上に錫メッキ軟銅線により形成される金属編組からなる3層または4層の外部導体層が積層されたものが開示されている。特許文献3では、高周波用同軸ケーブルにおいて、絶縁層の外周に銅PETテープが配設された外部導体を有し、外部導体の外周側が樹脂糸により形成された押さえ巻き層により保持されているものが開示されている。
特開2003−151380号公報 特開2004−214138号公報 特開2009−266592号公報
ところで、シールド電線では、シールド特性が最も高い編組パターンを有する場合、編組率が100%ではないことから素線束間の隙間が多く、素線束の配置が偏ったり重なったりする編組乱れが生じてシールド特性が低下するおそれがある。編組乱れを考慮して編組率を高めに設定すると、シールド特性が高い編組パターンを組むことができない。また、高圧用電線のように素線の径が細く素線数が増える場合、編組乱れによってシールド特性が低下するおそれがある。
本発明の目的は、シールド特性の低下を抑制でき、かつ編組における導体の使用量を減らして軽量化を図ることができる編組シールドおよびシールド電線を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係る編組シールドは、少なくとも1本の電線の外周面を覆い、かつ複数のシールド部材が筒状に編み込まれてなる編組シールドであって、各前記シールド部材は、帯状の非導体フィルムと、前記非導体フィルムの長手方向と直交する幅方向の幅が前記非導体フィルムの前記幅方向の幅より短い帯状の導体部材と、を有し、前記導体部材は、前記シールド部材の平面視において、前記非導体フィルムに対して前記幅方向に分かれて非導体領域と導体領域とが形成されるように前記長手方向に沿って積層されていることを特徴とする。
また、上記編組シールドにおいて、前記導体部材は、前記幅方向に離間して複数の前記導体領域を形成するものである。
また、上記編組シールドにおいて、前記非導体フィルムの前記幅をA、前記編組シールドの打ち数をm、前記編組シールドの内径をdとすると、A=d×π/mとなる。
また、上記編組シールドにおいて、前記非導体フィルムの前記幅をA、前記導体部材の前記幅をBとすると、A:B=10:5となる。
また、上記編組シールドにおいて、複数の前記シールド部材は、複数の当該シールド部材が筒状に編み込まれた編組状態において、第1方向および前記第1方向と交差する第2方向に並べて配置され、かつ前記第1方向に配置された第1シールド部材と隣り合う2つの前記シールド部材と、前記第1シールド部材と交差する第2シールド部材と隣り合う2つの前記シールド部材と、が重なり合う編組領域を形成し、前記編組領域は、前記非導体領域の割合が当該編組領域における25%である。
上記目的を達成するために、本発明に係るシールド電線は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の編組シールドと、前記編組シールドに挿通される少なくとも1本の電線と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る編組シールドおよびシールド電線は、シールド特性の低下を抑制でき、かつ編組における導体の使用量を減らして軽量化を図ることができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係る編組シールドを含むシールド電線の概略構成を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係るシールド電線の概略構成を示す断面図である。 図3は、編組シールドを構成するシールド部材の概略構成を示す模式図である。 図4は、編組シールドの概略構成を示す模式図である。 図5は、編組シールドにおける編組領域の概略構成を示す模式図である。 図6は、実施形態の第1変形例におけるシールド部材の概略構成を示す模式図である。 図7は、実施形態の第2変形例におけるシールド部材の概略構成を示す模式図である。 図8は、実施形態の第3変形例におけるシールド部材の概略構成を示す模式図である。 図9は、シールド電線におけるシールド特性の一例を示す特性図である。 図10は、シールド電線におけるシールド特性と編組率との関係を示す特性図である。
以下に、本発明に係る編組シールドおよびシールド電線の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記実施形態により本発明が限定されるものではない。下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。また、下記実施形態における構成要素は、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
[実施形態]
本発明の実施形態に係る編組シールドおよびシールド電線について図1〜図5を参照して説明する。本実施形態のシールド電線1は、自動車等の車両(不図示)に搭載され、例えば、車両の構成要素間を電気的に接続するものである。シールド電線1は、可撓性を有することが好ましい。シールド電線1は、電線Wと、編組シールド2とを含んで構成される。
電線Wは、例えば、車両に搭載された電源(不図示)と、電源からの電力により動作する各種電子機器(不図示)との間に設けられ、これらを電気的に接続する。電線Wは、可撓性を有することが好ましい。電線Wは、図1および図2に示すように、芯線101と、絶縁体102とを含んで構成される。芯線101は、導電性を有する金属製の素線であり、電源から供給される電流を各種電子機器に対して送電するものである。絶縁体102は、絶縁性を有する塩化ビニルなどの合成樹脂などであり、インサート成型等により芯線101を被覆し、芯線101が外部に露出することを防ぐものである。
編組シールド2は、1本の電線Wの外周面を覆い、かつ複数のシールド部材10が筒状に編み込まれたものである。図1および図2に示す例では、編組シールド2は、1本の電線Wの外周面を覆っているが、これに限定されず、束ねられた複数の電線Wの外周を覆うものであってもよい。編組シールド2は、可撓性を有することが好ましい。編組シールド2は、電線Wに高圧の電流が流れることで発生する電磁ノイズが、各種電子機器に影響を及ぼすことを抑制するための、いわゆる電磁シールド部材である。編組シールド2は、図1に示すように、電線Wの全部(または一部)を長手方向に沿って被覆する。したがって、電線Wのうち編組シールド2によって被覆された領域は、電線Wの外部に放射しようとする電磁ノイズが編組シールド2によって遮断されることとなる。編組シールド2は、特定の打ち数mで編み込んだシールド構造を有するが、持ち数が1に相当する。ここで、打ち数mは、編組における素線束の数を意味するものである。持ち数は、1打ちの素線数を意味するものである。編組シールド2は、隣り合うシールド部材10間の隙間が少なくなるように編み込まれる。
シールド部材10は、図3に示すように、帯状の非導体フィルム21と、帯状の導体部材22とを有する。
非導体フィルム21は、導電性を有していないポリエチレンやポリスチレン、塩化ビニル(PVC)、ポリイミド等の合成樹脂が用いられる。非導体フィルム21は、例えば、0.01〜0.05mm程度の厚みを有する。非導体フィルム21の厚みは、従来の一般的な編組シールドを構成する素線の径と比較して厚いということがなければ、これらの数値に限定されるものではない。
導体部材22は、シールド部材10の平面視において、非導体フィルム21に対して、非導体フィルム21の長手方向と直交する幅方向に分かれて非導体領域11と導体領域12とが形成されるように長手方向に沿って積層されている。導体部材22は、例えば、導電性を有する銅やアルミニウム、銅合金やアルミニウム合金等が用いられる。導体部材22は、例えば、0.05〜0.5mm程度の厚みを有する。導体部材22の厚みは、従来の一般的な編組シールドを構成する素線の径より若干厚いものを想定している。例えば、細物シールド電線(1.5D〜3D)では0.05〜0.5mm程度であり、モータケーブルや高電圧ケーブルに使用される太物シールド電線では0.1〜1.0mm程度である。
導体部材22は、例えば、非導体フィルム21の幅方向の中央に1つの導体領域12を形成する(図3)。図3に示す例では、導体領域12は、幅方向において2つの非導体領域11に挟まれている。
導体部材22は、非導体フィルム21の長手方向と直交する幅方向の幅Bが非導体フィルム21の幅方向の幅Aより短い。すなわち、非導体フィルム21の幅Aと導体部材22の幅Bとの関係は、A>Bとなる。導体部材22は、当該導体部材22の幅Bより大きい幅Aを有する非導体フィルム21に対して積層されている。本実施形態における非導体フィルム21の幅A、すなわちシールド部材10の幅方向の幅Aは、編組シールド2の打ち数をm、編組シールド2の内径(直径)d(図2)とすると下式(1)の関係を有する。
A=d×π/m (1)
導体部材22は、当該導体部材22の幅Bが非導体フィルム21の幅Aより短く、幅A:幅B=10:5の関係を有する。このような関係を有する複数のシールド部材10が筒状に編み込まれた場合、例えば、図4に示すように、非導体領域11と導体領域12とが混在する斜め格子状の編組パターンが形成する。図示の編組パターンでは、第1方向、および、第1方向と交差する第2方向のそれぞれに導体領域12が配列される。このような編組パターンは、編組率が75%となることから、シールド特性が最も高くなる。編組率が75%である場合、非導体領域11の1つと、第1方向の導体領域12と第2方向の導体領域12とが重なった導体領域12aの1つとを含む編組領域Rは、非導体領域の割合(面積割合)が当該編組領域Rにおける25%である。また、非導体フィルム21の幅Aと導体部材22の幅Bとが10:5の関係を有するシールド部材10を用いた編組シールド2では、非導体領域11の長手方向の長さHxと導体領域12aの長手方向の長さOLxとは、同じ長さを有する。また、非導体フィルム21の幅Aと導体部材22の幅Bとが10:5の関係を有するシールド部材10を用いた編組シールド2では、非導体領域11の幅方向の長さHyと導体領域12aの幅方向の長さOLyとは、同じ長さを有する。
複数のシールド部材10は、複数の当該シールド部材10が筒状に編み込まれた編組状態において、第1方向および第2方向に並べて配置され、かつ第1方向に配置されたシールド部材10(第1シールド部材)と隣り合う2つのシールド部材10と、シールド部材10(第1シールド部材)と交差するシールド部材10(第2シールド部材)と隣り合う2つのシールド部材10と、が重なり合う編組領域Rを形成する(図5)。編組領域Rは、非導体領域11の割合が編組領域Rにおける25%である。すなわち、非導体フィルム21の幅A:導体部材22の幅B=10:5の関係を有するシールド部材10を用いた編組シールド2では、シールド部材10が交差する領域において、導体領域12の割合が25%、非導体領域11の割合が75%となる。これにより、編組シールド2における編組率が75%となる。
以上説明したように、本実施形態に係る編組シールド2は、電線Wの外周面を覆い、複数のシールド部材10が筒状に編み込まれてなる。各シールド部材10は、帯状の非導体フィルム21と、非導体フィルム21の幅方向の幅より短い帯状の導体部材22とを有する。導体部材22は、シールド部材10の平面視において、非導体フィルム21に対して幅方向に分かれて非導体領域11と導体領域12とが形成されるように長手方向に沿って積層されている。
従来のシールド電線では、上述したように、編組シールドの素線数を増やし素線束の隙間を減らすことで編組率が上がり、シールド特性も向上するが、編組率が100%になると、シールド特性が逆に低下する(図10)。一方、編組率を100%以下に下げた場合、編組乱れが生じてシールド特性が低下する(図9)。本実施形態に係る編組シールド2は、上記構成により、編組に素線を用いることがないので、素線乱れによるシールド特性の低下を抑制し高いシールド特性を維持することができる。また、素線乱れを考慮して編組率を高めに設定する必要がなくなり、素線の使用量を減らして軽量化を図ることができる。
また、本実施形態に係る編組シールド2は、非導体フィルム21の幅をA、編組シールド2の打ち数をm、編組シールド2の内径をdとすると、上記(式1)となる。このように、編組シールド2を上記(式1)の関係を有するように構成することで、編組率を100%より低い75%とすることができ、従来の編組率の上昇によるシールド特性の低下を抑制することができる。
また、本実施形態に係る編組シールド2は、非導体フィルム21の幅をA、導体部材22の幅をBとすると、A:B=10:5となる。このように、複数のシールド部材10が筒状に編み込まれ編組された状態において、編組率を100%より低くすることができ、素線の増加に伴う編組率上昇によるシールド特性の低下を抑制することができる。
また、本実施形態に係る編組シールド2は、複数のシールド部材10が、複数の当該シールド部材10が筒状に編み込まれた編組状態において、第1方向および第1方向と交差する第2方向に並べて配置され、第1方向に配置されたシールド部材10と隣り合う2つのシールド部材10と、シールド部材10と交差するシールド部材10と隣り合う2つのシールド部材10とが重なり合う編組領域Rを形成する。編組領域Rは、非導体領域11の割合が当該編組領域Rにおける25%である。これにより、編組シールド2は、編組率を75%として維持することが可能となり、編組乱れによるシールド特性の低下を抑制することができる。
また、本実施形態に係るシールド電線1は、上記編組シールド2と、編組シールド2に挿通される少なくとも1本の電線Wとを備える。これにより、上記編組シールド2と同様に、シールド特性を維持しつつ編組における導体の使用量を減らして軽量化を図ることができる、という効果を奏する。
上記実施形態では、導体部材22は、非導体フィルム21の幅方向の中央に導体領域12を形成するが、これに限定されるものではない。図6は、実施形態の第1変形例におけるシールド部材の概略構成を示す模式図である。第1変形例におけるシールド部材10Aは、図6に示すように、導体部材22が、非導体フィルム21の幅方向の両端部のいずれか一方に導体領域12を形成する。
また、上記実施形態では、導体部材22は、非導体フィルム21の幅方向に1つの導体領域12を形成するが、これに限定されるものではない。図7は、実施形態の第2変形例におけるシールド部材の概略構成を示す模式図である。図8は、実施形態の第3変形例におけるシールド部材の概略構成を示す模式図である。第2変形例におけるシールド部材10Bは、図7に示すように、導体部材22が、幅方向に中央において、幅方向に離間して複数の導体領域12を形成する。各導体領域12は、例えば、非導体フィルム21の幅方向にBa,Bb,Bcの3つの幅を有する。幅Ba〜Bcと幅Bとは、B=Ba+Bb+Bcの関係を有する。各幅Ba〜Bcは、同一の幅であってもよいし、互いに異なる幅であってもよい。第3変形例におけるシールド部材10Cは、図8に示すように、導体部材22が、非導体フィルム21の幅方向の両端部のいずれか一方において、幅方向に離間して複数の導体領域12を形成する。
なお、上記実施形態では、非導体フィルム21の幅Aは、導体部材22の幅Bに対して、幅A:幅B=10:5の関係を有するが、これに限定されるものではない。例えば、隣り合うシールド部材10間に隙間が生じたり、非導体フィルム21の幅方向に複数の導体領域12が形成される場合(図7、図8)もあることから、幅A:幅B=10:4〜10:6の関係であってもよい。幅A:幅B=10:4〜10:6の場合、編組シールド2の編組率は65%〜85%となる。
また、上記実施形態では、編組シールド2内の電線Wについて、芯線が1本の単線の場合について説明したが、芯線が複数本の素線を撚って1本にした撚り線であってもよいし、芯線が2本または3本以上であってもよい。
更に、上記実施形態では、図2に示すように、シールド電線(編組シールド)の断面形状が円の場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、複数本の芯線がシールド電線の延在方向から視て幅方向に並んでいたり、芯線が平型構造である場合には、シールド電線の断面形状が楕円や、長方形などの多角形であってもよい。
1 シールド電線
2 編組シールド
10 シールド部材
11 非導体領域
12 導体領域
21 非導体フィルム
22 導体部材
101 芯線
102 絶縁体
W 電線

Claims (6)

  1. 少なくとも1本の電線の外周面を覆い、かつ複数のシールド部材が筒状に編み込まれてなる編組シールドであって、
    各前記シールド部材は、
    帯状の非導体フィルムと、
    前記非導体フィルムの長手方向と直交する幅方向の幅が前記非導体フィルムの前記幅方向の幅より短い帯状の導体部材と、
    を有し、
    前記導体部材は、
    前記シールド部材の平面視において、前記非導体フィルムに対して前記幅方向に分かれて非導体領域と導体領域とが形成されるように前記長手方向に沿って積層されている
    ことを特徴とする編組シールド。
  2. 前記導体部材は、
    前記幅方向に離間して複数の前記導体領域を形成する
    請求項1に記載の編組シールド。
  3. 前記非導体フィルムの前記幅をA、前記編組シールドの打ち数をm、前記編組シールドの内径をdとすると、
    A=d×π/mとなる
    請求項1または2に記載の編組シールド。
  4. 前記非導体フィルムの前記幅をA、前記導体部材の前記幅をBとすると、
    A:B=10:5となる
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の編組シールド。
  5. 複数の前記シールド部材は、
    複数の当該シールド部材が筒状に編み込まれた編組状態において、第1方向および前記第1方向と交差する第2方向に並べて配置され、かつ
    前記第1方向に配置された第1シールド部材と隣り合う2つの前記シールド部材と、前記第1シールド部材と交差する第2シールド部材と隣り合う2つの前記シールド部材と、が重なり合う編組領域を形成し、
    前記編組領域は、
    前記非導体領域の割合が当該編組領域における25%である
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の編組シールド。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の編組シールドと、
    前記編組シールドに挿通される少なくとも1本の電線と、
    を備えることを特徴とするシールド電線。
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