JP2020187682A - 温度調節計および異常判断方法 - Google Patents

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    • H05B1/02Automatic switching arrangements specially adapted to apparatus ; Control of heating devices

Abstract

【課題】ヒータ破損を招かない範囲で、ヒータの能力を十分に活かせるようにする。【解決手段】算出部103は、測定部102が測定したヒータ101の単位時間当たりの温度上昇変化を昇温速度として求める。第1検出部104は、測定部102が測定した測定温度が予め設定されている第1値を超えたことを検出する。第2検出部105は、算出部103が求めた昇温速度が予め設定されている第2値を超えたことを検出する。第1計測部106は、第1検出部104が、測定温度が第1値を超えたことを検出し、かつ第2検出部105が、昇温速度が第2値を超えたことを検出している状態が継続する時間を計測する。判断部107は、第1計測部106が計測する時間が、予め設定されている第1時間を超えると異常と判断する。【選択図】 図1

Description

本発明は、制御対象の温度を制御する温度調節計および異常判断方法に関する。
各種温度環境などの温度を調節する温度調節計は、熱電対や測温抵抗体などの温度センサを用いて検出された監視対象の温度を数値表示し、また、検出した温度と設定温度とに従ってヒータに対する制御出力を求め、監視対象の温度を制御する。
ところで、ヒータは取扱いを間違えると破損するため、温度調節計などのヒータを制御する機器には、一般的に下記のような警報設定や制御出力の設定が可能とされている(特許文献1,特許文献2参照)。ヒータの利用者は、これらの機能を使用して、警報を出力し、また、ヒータに流れる電流を制限している。
・ヒータの製造元が規定した温度以上に加熱しないようにする温度の監視(温度上限警報)。
・ヒータの製造元が規定した昇温速度以上にならないようにする温度変化率の監視(温度変化率警報)。
・温度調節計の制御値(MV値)の上限を監視して、警報上限値を超えたら警報を発報する(MV値上限警報)。
・温度調節計が必要以上の出力を出さないように制御値(MV値)の上限(制御値上限)を設定する (制御値上限設定)。
・ヒータに流れる電流を測定し、設定値以上の電流が流れたら警報を発報する(過電流警報)。
特開平09−243098号公報 特開平01−298385号公報
前述したように、取扱いの間違えによりヒータは破損する。例えば、定格値以上の温度変化率(例えば100℃/s)で昇温させようとするとヒータが破損する。温度変化率は、ヒータの種類ごとに特性が異なり、また、温度変化率に関する仕様はヒータの製造元から示される。ヒータ特性は、温度により変化し、温度変化率が温度域により異なることがあるが、ヒータの製造元から示される温度変化率に関する仕様は、全温度領域において安全に使用できる代表値であることが多い。このため、例えば、ヒータの製造元から示される温度変化率に関する仕様が50℃/sであっても、実用上は、200℃以下であれば80℃/sでもヒータが破損することはない。
また、ヒータの特性として、規定された温度変化率以上に温度を変化させたとしても、変化させている時間が短時間であれば、劣化に至らないこともある。例えば、ヒータの製造元から示される温度変化率に関する仕様が50℃/sであっても、80℃/sとする時間が10s以下であれば、ヒータが破損することはない。
一般的な温度変化率の警報は、ヒータの製造元から示される温度変化率をもとに設定される。この設定値を超えた場合、温度調節計は、警報を出力するとともに、出力されるMV値を小さく(例えば0%に)する。しかし、このような制御の制限は、ヒータの製造元から示される温度変化率をもとに設定されるため、ヒータの温度や、温度変化率が上限を超える時間によっては、制限を超えてもヒータの破損を招くことがない場合がある。このように、制限を超えても破損を招くことがなくヒータが使用できる場合、この範囲でヒータを用いることで、温度の制御性をよりよくできる可能性がある。
以上のように、従来は、ヒータ破損を防ぐことができるが、ヒータの能力を十分に活かせないという問題があった。
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、ヒータ破損を招かない範囲で、ヒータの能力を十分に活かせるようにすることを目的とする。
本発明に係る温度調節計は、ヒータの加熱能力を制御して、制御対象の温度を予め設定された設定温度に制御する温度調節計であって、ヒータの温度を測定するように構成された測定部と、測定部が測定したヒータの単位時間当たりの温度上昇変化を昇温速度として求めるように構成された算出部と、測定部が測定した測定温度が予め設定されている第1値を超えたことを検出するように構成された第1検出部と、算出部が求めた昇温速度が予め設定されている第2値を超えたことを検出するように構成された第2検出部と、第1検出部が、測定温度が第1値を超えたことを検出し、かつ第2検出部が、昇温速度が第2値を超えたことを検出している状態が継続する時間を計測するように構成された第1計測部と、第1計測部が計測する時間が、予め設定されている第1時間を超えると異常と判断するように構成された判断部と、判断部が異常と判断すると警報を出力する出力部とを備える。
上記温度調節計の一構成例において、測定部が測定した測定温度が、第1値より高い予め設定されている第3値を超えたことを検出するように構成された第3検出部と、第3検出部が、測定温度が第3値を超えたことを検出し、かつ第2検出部が、昇温速度が第2値を超えたことを検出している状態が継続する時間を計測するように構成された第2計測部とをさらに備え、判断部は、第1計測部が計測する時間が第1時間を超える、または第2計測部が計測する時間が予め設定されている第2時間を超えると異常と判断する。
上記温度調節計の一構成例において、測定部が測定した測定温度が、第1値より高い予め設定されている第3値を超えたことを検出するように構成された第3検出部と、算出部が求めた昇温速度が、第2値とは異なる予め設定されている第4値を超えたことを検出するように構成された第4検出部と、第3検出部が、測定温度が第3値を超えたことを検出し、かつ第4検出部が、昇温速度が第4値を超えたことを検出している状態が継続する時間を計測するように構成された第2計測部とをさらに備え、判断部は、第1計測部が計測する時間が第1時間を超える、または第2計測部が計測する時間が予め設定されている第2時間を超えると異常と判断する。
上記温度調節計の一構成例において、第1時間と第2時間とは、同一である。
本発明に係る異常判断方法は、測定されたヒータの単位時間当たりの温度上昇変化を昇温速度として求める第1ステップと、測定されたヒータの測定温度が予め設定されている第1値を超えたことを検出する第2ステップと、第1ステップで求められた昇温速度が予め設定されている第2値を超えたことを検出する第3ステップと、第2ステップで、測定温度が第1値を超えたことが検出され、かつ第3ステップで、昇温速度が第2値を超えたことが検出されている状態が継続する時間を計測する第4ステップと、第4ステップで計測される時間が、予め設定されている第1時間を超えると異常と判断する第5ステップとを備える。
上記異常判断方法の一構成例において、測定温度が、第1値より高い予め設定されている第3値を超えたことを検出する第6ステップと、第6ステップで、測定温度が第3値を超えたことが検出され、かつ第3ステップで、昇温速度が第2値を超えたことが検出されている状態が継続する時間を計測する第7ステップと、第7ステップで計測される時間が、予め設定されている第2時間を超えると異常と判断する第8ステップとをさらに備える。
上記異常判断方法の一構成例において、測定部が測定した測定温度が、第1値より高い予め設定されている第3値を超えたことを検出する第6ステップと、第1ステップが求めた昇温速度が、第2値より高い予め設定されている第4値を超えたことを検出する第7ステップと、第6ステップが、測定温度が第3値を超えたことを検出し、かつ第7ステップが、昇温速度が第4値を超えたことを検出している状態が継続する時間を計測する第8ステップと第8ステップで計測される時間が、予め設定されている第2時間を超えると異常と判断する第9ステップとをさらに備える。
上記異常判断方法の一構成例において、第1時間と第2時間とは、同一である。
以上説明したように、本発明によれば、第1検出部が、測定温度が第1値を超えたことを検出し、かつ第2検出部が、昇温速度が第2値を超えたことを検出している状態が継続する時間を計測し、計測する時間が、予め設定されている第1時間を超えると異常と判断するので、ヒータ破損を招かない範囲で、ヒータの能力を十分に活かせる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る温度調節計の構成を示す構成図である。 図2は、本発明の実施の形態1に係る異常判断方法を説明するためのフローチャートである。 図3は、本発明の実施の形態2に係る温度調節計の構成を示す構成図である。 図4は、本発明の実施の形態2に係る異常判断方法を説明するためのフローチャートである。 図5は、本発明の実施の形態3に係る温度調節計の構成を示す構成図である。 図6は、本発明の実施の形態3に係る異常判断方法を説明するためのフローチャートである。 図7は、本発明の実施の形態に係る温度調節計の算出部,第1検出部,第2検出部,第3検出部、第1計測部,第2計測部、判断部のハードウエア構成を示す構成図である。
以下、本発明の実施の形態に係る温度調節計について説明する。
[実施の形態1]
はじめに、本発明の実施の形態1に係る温度調節計について図1を参照して説明する。この温度調節計は、ヒータ101の加熱能力を制御して、制御対象の温度を予め設定された設定温度に制御する。この温度調節計は、測定部102、算出部103、第1検出部104、第2検出部105、第1計測部106、判断部107、出力部108、判定値記憶部120、および制御部121を備える。
測定部102は、ヒータ101の温度を測定する。制御部121は、測定部102が測定した測定温度と設定されている設定温度との関係により、制御対象を加熱するヒータ101の動作制御のための制御値を生成して出力する。
算出部103は、測定部102が測定したヒータ101の単位時間当たりの温度上昇変化を昇温速度として求める。第1検出部104は、測定部102が測定した測定温度が、判定値記憶部120に保存されている予め設定されている第1値を超えたことを検出する。例えば、第1値として、250℃が設定できる。第2検出部105は、算出部103が求めた昇温速度が予め設定されている第2値を超えたことを検出する。例えば、第2値として、50℃/秒を設定することができる。
第1計測部106は、第1検出部104が、測定温度が第1値を超えたことを検出し、かつ第2検出部105が、昇温速度が第2値を超えたことを検出している状態が継続する時間を計測する。判断部107は、第1計測部106が計測する時間が、判定値記憶部120に保存されている予め設定されている第1タイマ設定値(第1時間)を超えると異常と判断する。第1タイマ設定値は、例えば、2秒とすることができる。出力部108は、判断部107が異常と判断すると警報を出力する。例えば、図示しない表示部に、異常が発生した旨を表示する。また、ホーン、スピーカーなどを用い、音声などにより警報として通知する。
例えば、従来は、ヒータの製造元から示される温度変化率に関する仕様が50℃/sの場合、測定された温度より求められる昇温速度の判定値として50℃/sが設定される。従って、測定された温度より求められる昇温速度が、50℃/s以上になると、警報が発令され、また、ヒータ101に出力される制御値が0とされるなど制限される。
このような異常回避制御では、例えば、ヒータ101が、実用上は、200℃以下であれば80℃/sでもヒータが破損することはなく、加熱温度が200℃未満の低温域で使用する場合であっても、昇温速度を50℃/s以上にすることができない。一方で、この種の加熱処理においては、例えば、昇温速度を速くするほうが、処理時間の短縮が図れる。
これに対し、実施の形態1によれば、例えば、加熱温度が250℃未満であれば、昇温速度が50℃/s以上となっても、異常と判断されない。また、加熱温度が250℃以上であっても、昇温速度が50℃/s以上となっている時間が、9秒以下であれば、異常と判断されない。このため、実施の形態1によれば、昇温速度をより速くすることが可能になり、処理時間の短縮が図れるようになる。例えば、より高速な昇温速度で使用が可能なヒータを用いることで、定格の値を用いた従来の制御でも、昇温速度をより速くすることができ、処理時間の短縮が図れる。しかしながら、このような高速昇温ヒータは高額であり、コストの上昇を招く。これに対し、実施の形態1によれば、高額なヒータを用いる必要がない。このように、実施の形態1によれば、ヒータ破損を招かない範囲で、ヒータ101の能力が十分に活かせるようになる。
次に、実施の形態1に係る温度調節計の動作例(異常判断方法)について、図2のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS101で、算出部103が、測定されたヒータ101の単位時間当たりの温度上昇変化を昇温速度として求める(第1ステップ)。次に、ステップS102で、第1検出部104が、測定されたヒータ101の測定温度が、判定値記憶部120に保存されている予め設定されている第1値を超えたことを検出する(第2ステップ)。第1検出部104で、測定温度が第1値を超えたことが検出されると(ステップS102のyes)、ステップS103で、第2検出部105が、求められている昇温速度が、判定値記憶部120に保存されている予め設定されている第2値を超えたことを検出する(第3ステップ)。
第2検出部105で、昇温速度が第2値を超えたことが検出されると(ステップS103のyes)、ステップS104で、第1計測部106が、昇温速度が第2値を超えたことが検出されている状態が継続する時間の計測が開始されているか否かを判断する。時間の計測が開始されていない場合(ステップS104のno)、ステップS105で、第1計測部106は、測定温度が第1値を超え、かつ昇温速度が第2値を超えたことが検出されている状態が継続する時間計測を開始し(第4ステップ)、ステップS106に進む。また、時間の計測が開始されている場合(ステップS104のyes)、ステップS106に進む。
次に、ステップS106で、判断部107が、計測されている時間が、、判定値記憶部120に保存されている予め設定されている第1タイマ設定値(第1時間)を超えたか否かを判断する(第5ステップ)。計測されている時間が、第1タイマ設定値を超えると(ステップS106のyes)、ステップS107で、第1計測部106は、時間の計測を停止(終了)し、ステップS108で、判断部107が、異常と判断する(第5ステップ)。なお、時間の計測は、測定温度が第1値を超えたことが検出され、かつ、昇温速度が第2値を超えたことが検出されている間は、継続される(ステップS101〜ステップS106)。判断部107が異常と判断すると、ステップS109で、異常処理(異常時操作量への移行、警報発令など)を行う。異常処理の後は、ステップS131で解除操作を行うまでその状態を維持する。
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態2に係る温度調節計ついて、図3を参照して説明する。この温度調節計は、ヒータ101の加熱能力を制御して、制御対象の温度を予め設定された設定温度に制御する。この温度調節計は、測定部102、算出部103、第1検出部104、第2検出部105、第1計測部106、出力部108、判定値記憶部120、および制御部121を備える。これらは、前述した実施の形態1と同様である。
実施の形態2では、さらに、測定温度の閾値として第1値より高い予め設定されている第3値と、測定温度が第1値以上、第3値未満のときに第1タイマ設定値として適用される第1時間と、測定温度が第3値以上のときに第2タイマ設定値として適用される第2時間とを備える。なお、これら第3値、第2タイマ設定値(第2時間)も第1値、第2値、第1タイマ設定値(第1時間)と同様に判定値記憶部120に保存されている。実施の形態2において、例えば、第1値として、100℃が設定でき、第2値(昇温速度閾値)として、50℃/秒が設定でき、第3値として、250℃が設定できる。
また、実施の形態2では、判断部107aは、第1計測部106が計測する時間が第1タイマ設定値を超える、または第2計測部110が計測する時間が予め設定されている第2タイマ設定値を超えると異常と判断する。実施の形態2において、第1タイマ設定値は、例えば、3秒とし、第2タイマ設定値は、2秒とすることができる。なお、第1タイマ設定値と第2時間とを同一の値とすることもできる。
実施の形態2においても、前述した実施の形態1と同様に、ヒータ破損を招かない範囲で、ヒータ101の能力が十分に活かせるようになる。また、実施の形態2では、異常とする判断の時間基準を、2つの温度域で各々設定できる。このため、例えば、より低い温度域では、異常とする判断時間の基準をより長くすることができ、例えば、より迅速な昇温を可能とする。なお、上述では、測定温度の判断基準を、第1値と第3値との2つとしたが、これに限るものではなく、測定温度の判断基準を3つ以上とすることもできる。
次に、実施の形態2に係る温度調節計の動作例(異常判断方法)について、図4のフローチャートを用いて説明する。なお、第1値と第2値とを用いた第1タイマ設定値による異常判断は、前述した実施の形態1と同様であり、以下では説明を省略する。
まず、ステップS101で、算出部103が、測定されたヒータ101の単位時間当たりの温度上昇変化を昇温速度として求める(第1ステップ)。次に、ステップS112で、第1検出部104が、測定されたヒータ101の測定温度が予め設定されている第1値以上、第3値未満であること(ステップS112のyes)を検出すると、タイマ設定値として第1タイマ設定値(第1時間)を判定値記憶部120より選択して設定する(ステップS113)。この後、ステップS103に進む。
一方、第1検出部104で、測定温度が第3値以上を検出すると(ステップS114のyes)、タイマ設定値として第2タイマ設定値(第2時間)を判定値記憶部120より選択し設定する(ステップS115)。続いて、ステップS103で、第2検出部105が昇温速度が予め設定されている第2値を超えたことを検出する。
第2検出部105で、昇温速度が第2値を超えたことが検出されると(ステップS103のyes)、ステップS104で、第1計測部106が、昇温速度が第2値を超えたことが検出されている状態が継続する時間の計測が開始されているか否かを判断する。時間の計測が開始されていない場合(ステップS104のno)、ステップS115で、第2計測部110は、測定温度が第3値を超え、かつ昇温速度が第2値を超えたことが検出されている状態が継続する時間計測を開始し(第7ステップ)、ステップS116に進む。また、時間の計測が開始されている場合(ステップS104のyes)、ステップS116に進む。
次に、ステップS116で、判断部107aが、計測されている時間が、予めタイマ設定されている第2タイマ設定値(第2時間)を超えたか否かを判断する。計測されている時間が、第2タイマ設定値を超えると(ステップS116のyes)、ステップS117で、第2計測部110は、時間の計測を停止(終了)し、ステップS118で、判断部107aが、異常と判断する(第8ステップ)。なお、時間の計測は、測定温度が第3値を超えたことが検出され、かつ、昇温速度が第2値を超えたことが検出されている間は、継続される(ステップS101〜ステップS116)。判断部107aが異常と判断すると、ステップS119で、異常処理(異常時操作量への移行、出力部108による警報発令など)を行う。異常処理の後は、ステップS131で解除操作を行うまでその状態を維持する。
[実施の形態3]
次に、本発明の実施の形態3に係る温度調節計ついて、図5を参照して説明する。この温度調節計は、ヒータ101の加熱能力を制御して、制御対象の温度を予め設定された設定温度に制御する。この温度調節計は、測定部102、算出部103、第1検出部104、第2検出部105、第1計測部106、出力部108、判定値記憶部120、および制御部121を備える。これらは、前述した実施の形態1と同様である。
実施の形態3では、さらに、測定温度の閾値として第1値より高い予め設定されている第3値と、測定温度が第1値以上、第3値未満のときに昇温速度閾値として適用される第2値と、測定温度が第3値以上のときに昇温速度閾値として適用される第4値とを備える。実施の形態3において、例えば、第2値として、100℃が設定でき、第3値として、250℃が設定できる。
また、実施の形態3では、第3検出部109が、測定温度が第3値を超えたことを検出し、かつ第4検出部111が、昇温速度が第4値を超えたことを検出している状態が継続する時間を計測する第2計測部110aを備える。例えば、第2値として、80℃/秒が設定でき、第4値として、50℃/秒が設定できる。なお、この第4値も第1値、第2値、第3値、第1タイマ設定値(第1時間)、第2タイマ設定値(第2時間)と同様に判定値記憶部120に保存されている。
また、実施の形態3では、判断部107bは、第1計測部106が計測する時間が第1タイマ設定値(第1時間)を超える、または第2計測部110aが計測する時間が予め設定されている第2タイマ設定値(第2時間)を超えると異常と判断する。実施の形態3において、第1タイマ設定値および第2タイマ設定値を、3秒とすることができる。また、実施の形態3において、第1タイマ設定値は、例えば、3秒とし、第2タイマ設定値は、2秒とすることもできる。
実施の形態3においても、前述した実施の形態1と同様に、ヒータ破損を招かない範囲で、ヒータ101の能力が十分に活かせるようになる。また、実施の形態3では、異常とする判断の昇温速度の基準を第2値および第4値と2つ用意し、2つの温度域で各々設定できる。このため、例えば、より低い温度域では、異常とする昇温速度の基準をより早い値とすることができ、例えば、より迅速な昇温を可能とする。なお、上述では、測定温度の判断基準を、第1値と第3値との2つとしたが、これに限るものではなく、測定温度の判断基準を3つ以上とすることもできる。また、これに合わせ、異常とする判断の昇温速度の基準を、3つ以上とすることもできる。
次に、実施の形態3に係る温度調節計の動作例(異常判断方法)について、図6のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS101で、算出部103が、測定されたヒータ101の単位時間当たりの温度上昇変化を昇温速度として求める(第1ステップ)。次に、ステップS112で、第1検出部104が、測定されたヒータ101の測定温度が予め設定されている第1値以上、第3値未満であること(ステップS112のyes)を検出すると、タイマ設定値として第1タイマ設定値(第1時間)を判定値記憶部120より選択し設定し(ステップS123)、昇温速度閾値として第2値を判定値記憶部120より選択し設定する(ステップS124)。この後、ステップS103に進む。
一方、第1検出部104で、測定温度が第3値以上を検出すると(ステップS125のyes)、タイマ設定値として第2タイマ設定値(第2時間)を判定値記憶部120より選択し設定し(ステップS126)、昇温速度閾値として第4値を判定値記憶部120より選択し設定する(ステップS127)。
第4検出部111で、昇温速度が第4値を超えたことが検出されると(ステップS113のyes)、ステップS104で、第1計測部106が、測定温度が第3値を超え、かつ昇温速度が第4値を超えたことが検出されている状態が継続する時間の計測が開始されているか否かを判断する。時間の計測が開始されていない場合(ステップS104のno)、ステップS125で、第2計測部110aは、測定温度が第3値を超え、かつ昇温速度が第4値を超えたことが検出されている状態が継続する時間計測を開始し(第8ステップ)、ステップS116に進む。また、時間の計測が開始されている場合(ステップS104のyes)、ステップS116に進む。
次に、ステップS126で、判断部107bが、計測されている時間が、タイマ設定値として予め設定されている第2タイマ設定値を超えたか否かを判断する(第9ステップ)。計測されている時間が、第2タイマ設定値を超えると(ステップS126のyes)、ステップS127で、第2計測部110aは、時間の計測を停止(終了)し、ステップS128で、判断部107bが、異常と判断する(第9ステップ)。なお、時間の計測は、測定温度が第3値を超えたことが検出され、かつ、昇温速度が第4値を超えたことが検出されている間は、継続される(ステップS101〜ステップS126)。判断部107bが異常と判断すると、ステップS129で、異常処理として、出力部108が、警報を発令(出力)する。また、終了指示が入力されると終了する(ステップS131のyes)。
なお、第1値(温度基準)を250℃とし、測定されている温度が250℃未満の場合は、昇温速度の上限値を80℃/sとし、測定されている温度が250℃以上の場合は、昇温速度の上限値を50℃/sとすることもできる。また、第1値を100℃とし、第3値を250℃とし、測定されている温度が100℃未満の場合は、昇温速度の上限値を80℃/sとし、測定されている温度が100℃以上250℃未満の場合は、昇温速度の上限値を50℃/sとし、測定されている温度が250℃以上の場合は、昇温速度の上限値を40℃/sとすることもできる。
また、測定されている温度が100℃未満では、昇温速度上限値を80℃/sとし、判定のための時間を例えば3sとすることもできる。また、測定されている温度が100℃以上250℃未満の場合は、昇温速度上限値を50℃/sとし、判定のための時間を例えば2sとすることもできる。また、測定されている温度が250℃以上の場合は、昇温速度の上限値を40℃/sとし、判定のための時間を例えば1sとすることもできる。
なお、上述した実施の形態に係る温度調節計の算出部,第1検出部,第2検出部,第3検出部、第1計測部,第2計測部、判断部は、図7に示すように、CPU(Central Processing Unit;中央演算処理装置)301と主記憶装置302と外部記憶装置303とネットワーク接続装置304となどを備えたコンピュータ機器とし、主記憶装置に展開されたプログラムによりCPU301が動作する(プログラムを実行する)ことで、上述した各機能(異常判断方法)が実現されるようにすることもできる。上記プログラムは、上述した実施の形態で示した異常判断方法をコンピュータが実行するためのプログラムである。ネットワーク接続装置304は、ネットワーク305に接続する。また、各機能は、複数のコンピュータ機器に分散させることもできる。
また、上述した実施の形態における温度調節計の算出部,第1検出部,第2検出部,第3検出部、第1計測部,第2計測部、判断部は、FPGA(field-programmable gate array)などのプログラマブルロジックデバイス(PLD:Programmable Logic Device)により構成することも可能である。例えば、FPGAのロジックエレメントに、算出部,第1検出部,第2検出部,第3検出部、第1計測部,第2計測部、判断部の各々を回路として備えることで上述した機能を実行させることができる。算出回路,第1検出回路,第2検出回路,第3検出回路、第1計測回路,第2計測回路、判断回路の各々は、所定の書き込み装置を接続してFPGAに書き込むことができる。また、FPGAに書き込まれた上記の各回路は、FPGAに接続した書き込み装置により確認することができる。
以上に説明したように、本発明によれば、第1検出部が、測定温度が第1値を超えたことを検出し、かつ第2検出部が、昇温速度が第2値を超えたことを検出している状態が継続する時間を計測し、計測する時間が、予め設定されている第1タイマ設定値を超えると異常と判断するので、ヒータ破損を招かない範囲で、ヒータの能力を十分に活かせるようになる。
なお、本発明は以上に説明した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で、当分野において通常の知識を有する者により、多くの変形および組み合わせが実施可能であることは明白である。例えば、前述した実施の形態に示した警報以外に、測定されている温度が設定値以上となったら警報を発令することもできる。また、ヒータに流れる電流が、設定されている値を超えたら警報を発令することもできる。また、ヒータに印加される電圧が、設定されている値を超えたら警報を発令することもできる。監視項目を増やすことでより強固な負荷保護機能として機能させることができる。
101…ヒータ、102…測定部、103…算出部、104…第1検出部、105…第2検出部、106…第1計測部、107…判断部、108…出力部、120…判定値記憶部、121…制御部。

Claims (8)

  1. ヒータの加熱能力を制御して、制御対象の温度を予め設定された設定温度に制御する温度調節計であって、
    前記ヒータの温度を測定するように構成された測定部と、
    前記測定部が測定した前記ヒータの単位時間当たりの温度上昇変化を昇温速度として求めるように構成された算出部と、
    前記測定部が測定した測定温度が予め設定されている第1値を超えたことを検出するように構成された第1検出部と、
    前記算出部が求めた前記昇温速度が予め設定されている第2値を超えたことを検出するように構成された第2検出部と、
    前記第1検出部が、前記測定温度が前記第1値を超えたことを検出し、かつ前記第2検出部が、前記昇温速度が前記第2値を超えたことを検出している状態が継続する時間を計測するように構成された第1計測部と、
    前記第1計測部が計測する時間が、予め設定されている第1時間を超えると異常と判断するように構成された判断部と、
    前記判断部が異常と判断すると警報を出力する出力部と
    を備える温度調節計。
  2. 請求項1記載の温度調節計において、
    前記測定部が測定した前記測定温度が、前記第1値より高い予め設定されている第3値を超えたことを検出するように構成された第3検出部と、
    前記第3検出部が、前記測定温度が前記第3値を超えたことを検出し、かつ前記第2検出部が、前記昇温速度が前記第2値を超えたことを検出している状態が継続する時間を計測するように構成された第2計測部と
    をさらに備え、
    前記判断部は、前記第1計測部が計測する時間が前記第1時間を超える、または前記第2計測部が計測する時間が予め設定されている第2時間を超えると異常と判断する
    ことを特徴とする温度調節計。
  3. 請求項1記載の温度調節計において、
    前記測定部が測定した前記測定温度が、前記第1値より高い予め設定されている第3値を超えたことを検出するように構成された第3検出部と、
    前記算出部が求めた前記昇温速度が、前記第2値とは異なる予め設定されている第4値を超えたことを検出するように構成された第4検出部と、
    前記第3検出部が、前記測定温度が前記第3値を超えたことを検出し、かつ前記第4検出部が、前記昇温速度が前記第4値を超えたことを検出している状態が継続する時間を計測するように構成された第2計測部と
    をさらに備え、
    前記判断部は、前記第1計測部が計測する時間が前記第1時間を超える、または前記第2計測部が計測する時間が予め設定されている第2時間を超えると異常と判断する
    ことを特徴とする温度調節計。
  4. 請求項2または3記載の温度調節計において、
    前記第1時間と前記第2時間とは、同一であることを特徴とする温度調節計。
  5. 測定されたヒータの単位時間当たりの温度上昇変化を昇温速度として求める第1ステップと、
    測定された前記ヒータの測定温度が予め設定されている第1値を超えたことを検出する第2ステップと、
    前記第1ステップで求められた前記昇温速度が予め設定されている第2値を超えたことを検出する第3ステップと、
    前記第2ステップで、前記測定温度が前記第1値を超えたことが検出され、かつ前記第3ステップで、前記昇温速度が前記第2値を超えたことが検出されている状態が継続する時間を計測する第4ステップと、
    前記第4ステップで計測される時間が、予め設定されている第1時間を超えると異常と判断する第5ステップと
    を備える異常判断方法。
  6. 請求項5記載の異常判断方法において、
    前記測定温度が、前記第1値より高い予め設定されている第3値を超えたことを検出する第6ステップと、
    前記第6ステップで、前記測定温度が前記第3値を超えたことが検出され、かつ前記第3ステップで、前記昇温速度が前記第2値を超えたことが検出されている状態が継続する時間を計測する第7ステップと、
    前記第7ステップで計測される時間が、予め設定されている第2時間を超えると異常と判断する第8ステップと
    をさらに備えることを特徴とする異常判断方法。
  7. 請求項5記載の異常判断方法において、
    前記測定温度が、前記第1値より高い予め設定されている第3値を超えたことを検出する第6ステップと、
    前記第1ステップが求めた前記昇温速度が、前記第2値とは異なる予め設定されている第4値を超えたことを検出する第7ステップと、
    前記第6ステップが、前記測定温度が前記第3値を超えたことを検出し、かつ前記第7ステップが、前記昇温速度が前記第4値を超えたことを検出している状態が継続する時間を計測する第8ステップと
    前記第8ステップで計測される時間が、予め設定されている第2時間を超えると異常と判断する第9ステップと
    をさらに備えることを特徴とする異常判断方法。
  8. 請求項6または7記載の異常判断方法において、
    前記第1時間と前記第2時間とは、同一であることを特徴とする異常判断方法。
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