JP2020187169A - 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】音声入力により操作する場合にセキュリティを高めつつ、他者に対して快適な環境を提供することが可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、ユーザに対して所定の機能の設定のためのガイダンス情報を出力するガイダンス情報出力手段と、ガイダンス情報に従ってユーザからの音声入力を受け付ける音声受付手段と、音声受付手段で受け付けた音声入力に従って所定の機能の設定処理を実行する設定手段と、ガイダンス情報に基づいてユーザからの音声をマスクするためのマスキング信号を出力するマスキング信号出力手段とを備える。【選択図】図5
Description
本開示は、画像形成装置に関し、音声入力により操作する画像形成装置に関する。
MFP(MFP:Multi-Functional Peripheral)に対して音声入力による操作の要求が高まっている。
クラウドに接続する際には、クラウドと紐付けられたアカウントでログインする必要がある。音声入力による操作でログインする場合には、パスワードを音声入力する必要が発生する。
したがって、パスワードを音声入力する際には他人にパスワードを聞かれる可能性が高くなり、パスワードが漏洩する可能性がある。すなわち、セキュリティ上問題となる。
この点で、特開2006−215206号公報では、他者に対してユーザが発生した音声をマスクするためのマスキング信号を出力する方式が開示されている。
しかしながら、上記文献では音声入力の開始から音声入力の終了までの間、マスキング信号を継続的に出力する場合が示されている。すなわち、ユーザのセキュリティに関する内容以外の音声入力に対してもマスキング信号を出力する。
したがって、MFPの前で操作方法を口頭で確認する場合や、MFPの近くで立ち話をする場合にも同様にマスキング信号を出力するため通常の会話が困難になる可能性があり、近くにいる他者が不快に感じる可能性がある。
本開示は上述のような背景に鑑みてなされたものであって、音声入力により操作する場合にセキュリティを高めつつ、他者に対して快適な環境を提供することが可能な画像形成装置および画像形成装置の制御方法に関する。
ある局面に従う画像形成装置は、ユーザに対して所定の機能の設定のためのガイダンス情報を出力するガイダンス情報出力手段と、ガイダンス情報に従ってユーザからの音声入力を受け付ける音声受付手段と、音声受付手段で受け付けた音声入力に従って所定の機能の設定処理を実行する設定手段と、ガイダンス情報に基づいてユーザからの音声をマスクするためのマスキング信号を出力するマスキング信号出力手段とを備える。
好ましくは、所定の機能の設定は、機密性の高い情報の設定項目と、機密性の低い情報の設定項目とを含む。マスキング信号出力手段は、ガイダンス情報が機密性の高い情報の設定項目の入力を促す場合には、ユーザからの音声をマスクするためのマスキング信号を出力し、ガイダンス情報が機密性の低い情報の設定項目の入力を促す場合には、ユーザからの音声をマスクするためのマスキング信号を出力しない。
好ましくは、所定の機能の設定は、複数の機密性の高い情報の設定項目と、複数の機密性の低い情報の設定項目とを含む。ガイダンス情報出力手段は、複数の機密性の高い情報の設定項目の入力を促す情報が連続して出力されるようにガイダンス情報を出力する。
好ましくは、ユーザ以外の他者が存在するか否かを判断する他者検知手段をさらに備える。マスキング信号出力手段は、他者検知手段で他者が存在すると判断した場合にガイダンス情報に基づいてユーザからの音声をマスクするためのマスキング信号を出力し、他者検知手段で他者が存在しないと判断した場合には、ユーザからの音声をマスクするためのマスキング信号を出力しない。
好ましくは、設定手段は、所定の機能の設定として複数の設定項目の設定処理を順次実行し、複数の設定項目の設定処理のそれぞれの有効性を判断し、複数の設定項目の設定処理のうちの少なくとも1つの設定処理が有効でないと判断した場合には、ガイダンス情報出力手段に通知し、ガイダンス情報出力手段は、当該有効でない設定項目に関するガイダンス情報を出力する。
好ましくは、音声受付手段で受け付けた音声入力を認識して設定手段に出力する音声認識手段をさらに備え、設定手段は、音声認識手段で認識された音声入力情報が機密性の高い情報であるか否かを判断し、音声入力情報が機密性の高い情報であると判断した場合には、マスキング信号出力手段に通知し、マスキング信号出力手段は、ユーザからの音声をマスクするためのマスキング信号を出力する。
本発明のある局面に従う画像形成装置の制御方法であって、ユーザに対して所定の機能の設定のためのガイダンス情報を出力するステップと、ガイダンス情報に従ってユーザからの音声入力を受け付けるステップと、受け付けた音声入力に従って所定の機能の設定処理を実行するステップと、ガイダンス情報に基づいてユーザからの音声をマスクするためのマスキング信号を出力するステップとを備える。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
以下、図面を参照しつつ、本開示に係る技術思想の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
以下の実施形態では、画像形成装置としては、たとえばMFP、プリンター、複写機、またはファクシミリなどが挙げられる。
<実施形態1>
[1.画像形成装置1の構成]
図1は、画像形成装置1の外観を説明する図である。
[1.画像形成装置1の構成]
図1は、画像形成装置1の外観を説明する図である。
図1を参照して、画像形成装置1は、カラープリンターとしての画像形成装置1が示されている。以下では、カラープリンターとしての画像形成装置1について説明するが、画像形成装置1は、カラープリンターに限定されない。たとえば、画像形成装置1は、モノクロプリンターであってもよいし、モノクロプリンターまたはカラープリンターとファクシミリとの複合機(所謂MFP(Multi Functional Peripheral))であってもよい。
画像形成装置1は、画像読取部としてのスキャナー20と、プリンター25とを備える。スキャナー20には、ADF(Auto Document Feeder)24が設けられている。
画像形成装置1は、操作パネル105を備える。本実施形態1においては、操作パネル105における所定の機能の設定のための操作として音声入力により操作する場合について説明する。
図2は、画像形成装置1の構成を説明する図である。
図2を参照して、画像形成装置1の上部には、スキャナー20が設けられている。スキャナー20は、カバー21と、用紙台22と、トレー23と、ADF24とを含む。カバー21の一端は、用紙台22に固定されており、カバー21は、当該一端を支点として開閉可能に構成されている。操作者は、カバー21を開くことで、原稿を用紙台22にセットすることができる。画像形成装置1は、原稿が用紙台22にセットされた状態でスキャン指示を受け付けると、用紙台22にセットされた原稿のスキャンを開始する。また、画像形成装置1は、原稿がトレー23にセットされた状態でスキャン指示を受け付けると、ADF24によって1枚ずつ自動的に原稿を読み取る。
図2を参照して、画像形成装置1の上部には、スキャナー20が設けられている。スキャナー20は、カバー21と、用紙台22と、トレー23と、ADF24とを含む。カバー21の一端は、用紙台22に固定されており、カバー21は、当該一端を支点として開閉可能に構成されている。操作者は、カバー21を開くことで、原稿を用紙台22にセットすることができる。画像形成装置1は、原稿が用紙台22にセットされた状態でスキャン指示を受け付けると、用紙台22にセットされた原稿のスキャンを開始する。また、画像形成装置1は、原稿がトレー23にセットされた状態でスキャン指示を受け付けると、ADF24によって1枚ずつ自動的に原稿を読み取る。
プリンター25は、画像形成部90Y,90M,90C,90Kと、IDC(Image Density Control)センサー19と、転写ベルト30と、一次転写ローラー31と、転写駆動機32と、二次転写ローラー33と、カセット37A〜37Cと、従動ローラー38と、駆動ローラー39と、タイミングローラー40と、クリーニングユニット43と、定着器70とを備える。
画像形成部90Y,90M,90C,90Kは、転写ベルト30に沿って順に並べられている。画像形成部90Yは、トナーボトル15Yからトナーの供給を受けてイエロー(Y)のトナー像を形成する。画像形成部90Mは、トナーボトル15Mからトナーの供給を受けてマゼンタ(M)のトナー像を形成する。画像形成部90Cは、トナーボトル15Cからトナーの供給を受けてシアン(C)のトナー像を形成する。画像形成部90Kは、トナーボトル15Kからトナーの供給を受けてブラック(BK)のトナー像を形成する。
画像形成部90Y,90M,90C,90Kは、それぞれ、転写ベルト30に沿って転写ベルト30の回転方向の順に配置されている。画像形成部90Y,90M,90C,90Kはそれぞれ、回転可能に構成されている感光体10と、帯電装置11と、露光装置13と、現像器14と、クリーニングユニット17と、トナーセンサ18とを備える。
画像形成部90Y,90M,90C,90Kがそれぞれ、上述したように作動した後に、転写駆動機32の転写によって、イエロー(Y)のトナー像、マゼンタ(M)のトナー像、シアン(C)のトナー像、およびブラック(BK)のトナー像が順に重ねられて感光体10から転写ベルト30に転写される。これにより、カラーのトナー像が転写ベルト30上に形成される。
IDCセンサー19は、転写ベルト30上に形成されるトナー像35の濃度を検知する。典型的には、IDCセンサー19は、反射型フォトセンサーからなる光強度センサーであり、転写ベルト30の表面からの反射光強度を検知する。
転写ベルト30は、従動ローラー38と駆動ローラー39とに張架されている。駆動ローラー39はモーター(図示しない)に接続されている。当該モーターを制御することにより、駆動ローラー39は回転する。転写ベルト30および従動ローラー38は、駆動ローラー39に連動して回転する。これにより、転写ベルト30上のトナー像35が二次転写ローラー33に送られる。
カセット37A〜37Cのそれぞれには、異なる大きさの用紙がセットされる。用紙は、記録媒体の一例である。用紙は、カセット37A〜37Cのいずれかから1枚ずつタイミングローラー40によって搬送経路41に沿って二次転写ローラー33に送られる。用紙が送り出されるタイミングに合わせて、二次転写ローラー33に印加する転写電圧を制御する。
二次転写ローラー33は、トナー像35の帯電極性と逆極性の転写電圧を搬送中の用紙に印加する。その結果、トナー像35は、転写ベルト30から二次転写ローラー33に引き付けられ、転写ベルト30上のトナー像35が転写される。二次転写ローラー33への用紙の搬送タイミングは、転写ベルト30上のトナー像35の位置に合わせてタイミングローラー40によって制御される。その結果、転写ベルト30上のトナー像35は、用紙の適切な位置に転写される。
定着器70は、定着器70を通過する用紙を加圧および加熱する。これにより、トナー像は用紙に定着する。その後、用紙は、トレー49に排紙される。
クリーニングユニット43は、転写ベルト30から用紙へのトナー像の転写後に転写ベルト30の表面に残留するトナーを回収する。回収されたトナーは、搬送スクリュー(図示しない)で搬送され、廃トナー容器(図示しない)に貯められる。
[2.ハードウェア構成]
図3は、画像形成装置1の主要なハードウェア構成を示すブロック図である。
図3は、画像形成装置1の主要なハードウェア構成を示すブロック図である。
図3を参照して、画像形成装置1のハードウェア構成の一例について説明する。
画像形成装置1は、スキャナー20およびプリンター25に加え、制御装置101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、ネットワークインターフェイス104と、操作パネル105と、スピーカ106と、マイク108と、記憶装置110とを含む。
画像形成装置1は、スキャナー20およびプリンター25に加え、制御装置101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、ネットワークインターフェイス104と、操作パネル105と、スピーカ106と、マイク108と、記憶装置110とを含む。
制御装置101は、たとえば、少なくとも1つの集積回路によって構成される。集積回路は、たとえば、少なくとも1つのCPU(Central Processing Unit)、少なくとも1つのASIC(Application Specific Integrated Circuit)、少なくとも1つのFPGA(Field Programmable Gate Array)、またはそれらの組み合わせなどによって構成される。
制御装置101は、画像形成装置1の制御パラメーターを調整するためのプログラム112などの各種プログラムを実行することで画像形成装置1の動作を制御する。
制御装置101は、プログラム112の実行命令を受け付けたことに基づいて、記憶装置110からRAM103にプログラム112を読み出す。RAM103は、ワーキングメモリとして機能し、プログラム112の実行に必要な各種データを一時的に格納する。
ネットワークインターフェイス104には、アンテナ(図示しない)などが接続される。画像形成装置1は、アンテナを介して、外部の通信機器との間でデータをやり取りする。外部の通信機器は、たとえば、スマートフォンなどの携帯通信端末、サーバーなどを含む。画像形成装置1は、プログラム112をアンテナを介してサーバーからダウンロードできるように構成されてもよい。
操作パネル105は、ディスプレイとタッチパネルとで構成されている。ディスプレイおよびタッチパネルは互いに重ねられており、画像形成装置1に対する操作をタッチ操作で受け付ける。一例として、操作パネル105は、各種の設定の操作などを受け付ける。
記憶装置110は、たとえば、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)その他の記憶装置である。記憶装置110は、内蔵式、外付け式のいずれであってもよい。記憶装置110は、本実施形態に従うプログラム112などを格納する。ただし、プログラム112の格納場所は記憶装置110に限定されず、制御装置101の記憶領域(たとえば、キャッシュなど)、ROM102、RAM103、外部機器(たとえば、サーバー)などに格納されていてもよい。
プログラム112は、単体のプログラムとしてではなく、任意のプログラムの一部に組み込まれて提供されてもよい。この場合、本実施形態に従う制御処理は、任意のプログラムと協働して実現される。このような一部のモジュールを含まないプログラムであっても、本実施形態に従うプログラム112の趣旨を逸脱するものではない。
さらに、プログラム112によって提供される機能の一部または全部は、専用のハードウェアによって実現されてもよい。さらに、少なくとも1つのサーバーがプログラム112の処理の一部を実行する所謂クラウドサービスのような形態で画像形成装置1が構成されてもよい。
スピーカ106は、外部に音声を出力する。本例においては、ユーザに対して所定の機能の設定のためのガイダンス情報を音声出力する。また、ユーザからの音声をマスクするためのマスキング信号を出力する。
マイク108は、ユーザからの音声の入力を受け付ける。
図4は、画像形成装置1の操作パネル105を説明する図である。
図4は、画像形成装置1の操作パネル105を説明する図である。
図4を参照して、操作パネル105は、スタートキー130と、ストップキー132と、パネルリセットキー134と、ログイン/ログアウトボタン128と、操作ディスプレイ120とを含む。
スタートキー130は、コピー/スキャン等の動作を開始させるために用いられる。ストップキー132は、コピー/スキャン動作の停止を指示するために用いられる。パネルリセットキー134は、設定されているモードおよびジョブを破棄するために用いられる。ログイン/ログアウトボタン128は、操作パネル105を操作する際のログイン入力あるいはログアウト入力するために用いられる。
また、操作ディスプレイ120は、各種モードの表示や設定等を実行するためにタッチパネルが取付けられている。
このタッチパネルによって、操作者は操作ディスプレイ120内の表示内容に従った各種設定を行なうことができる。また、タッチパネルにおける設定画面領域には、通常はコピー動作やスキャン動作を実行する際に行なう基本的/応用的な設定のためのボタンが配置されている。各ボタンを押下するとその詳細設定を行なうための階層画面が表示される。
本例においては、一例として、コピー動作を実行するための各種詳細設定領域が示されており、当該領域内において、倍率を調整するためのアイコン140、濃度を調整するためのアイコン142、画像調整のためのアイコン144、用紙を設定するためのアイコン146がそれぞれ設けられている。
本例においては、コピー動作を実行する場合の各種詳細設定のためのアイコンについて説明したが、スキャン動作についても同様の詳細設定領域が表示される。
また、左側のジョブ情報画面領域にはその時点で画像形成装置1に投入されているジョブ情報が表示される。表示は実行されるべきジョブの順序で並んでいる。特定のジョブに対して消去変更等の操作を行なう場合は、ジョブ操作ボタンを選択した後、操作対象となるジョブ番号ボタンを押下する。それらの操作によってジョブ操作画面が表示され、特定のジョブに対する操作が可能となる。
コピー(Copy)キー122、およびスキャン(Scan)キー124は、画像形成装置1をコピー/スキャナのいずれのモードで動作させるかを設定するための選択キーである。
コピーキー122を押下した場合、画像形成装置1はコピー機として使用可能となる。この状態ではスキャナ動作は実行することはできない。
また、スキャンキー124を押下した場合、画像形成装置1はスキャナとなる。この状態ではコピー動作を実行することはできない。
なお、コピーキー122とスキャンキー124は排他的動作となり、一方を選択すると自動的に他方は非選択状態となる。
また、操作ディスプレイ120には、設定確認ボタン126が設けられている。
設定確認ボタン126は、各種の設定に従うプレビュー画像を表示するためのボタンである。
設定確認ボタン126は、各種の設定に従うプレビュー画像を表示するためのボタンである。
[3.機能ブロック]
図5は、実施形態1に従う制御装置101の機能ブロックを説明する図である。
図5は、実施形態1に従う制御装置101の機能ブロックを説明する図である。
図5を参照して、制御装置101の機能ブロックは、記憶装置110のプログラム112を実行することにより実現される。
制御装置101は、音声受付部200と、音声認識部202と、ガイダンス情報出力部204と、設定部206と、マスキング信号出力部208とを含む。
音声受付部200は、マイク108からのユーザの音声入力を受け付ける。音声受付部200は、マイク108からのユーザの音声入力を受け付ける際にフィルタリング処理によりマスキング信号の周波数帯域をカットしてユーザからの音声のみ音声認識部202に出力するようにしても良い。
音声認識部202は、音声受付部200で受け付けた音声入力された情報を認識して設定部206に出力する。
ガイダンス情報出力部204は、スピーカ106を介してユーザに対して所定の機能の設定のためのガイダンス情報を出力する。
マスキング信号出力部208は、スピーカ106を介してガイダンス情報に基づいてユーザからの音声をマスクするためのマスキング信号を出力する。
設定部206は、音声認識部202で認識された情報に基づいて所定の機能の設定処理を実行する。また、設定部206は、ガイダンス情報出力部204に対して所定のガイダンス情報を出力するように指示する。設定部206は、マスキング信号出力部208に対してマスキング信号を出力するように指示する。
図6は、実施形態1に基づく所定の機能の設定処理の概念図である。
図6に示されるように、画像形成装置1は、ログイン認証として一例としてスピーカ106を介して「パスワードをお願いします。」とのガイダンス情報を音声出力する。
図6に示されるように、画像形成装置1は、ログイン認証として一例としてスピーカ106を介して「パスワードをお願いします。」とのガイダンス情報を音声出力する。
ユーザは、当該画像形成装置1からのガイダンス情報に従ってパスワードを発話する。その際にパスワードが漏洩しないように画像形成装置1は、マスキング信号をスピーカ106を介して出力する。
図7は、実施形態1に基づく所定の機能の設定処理を実行するための設定テーブルを説明する図である。
図7に示されるように、記憶装置110は、設定テーブル300を予め格納している。
設定テーブル300は、複数の項目が予め設けられており、それぞれ番号が予め割り当てられている。各項目に対応して秘匿フラグの有無が予め対応づけられている。
設定テーブル300は、複数の項目が予め設けられており、それぞれ番号が予め割り当てられている。各項目に対応して秘匿フラグの有無が予め対応づけられている。
本例においては、「1」〜「6」の番号がそれぞれ割り当てられており、上から順番に番号に従ってガイダンス情報が出力される。また、ガイダンス情報に従ってユーザが音声入力した情報が設定される。
ガイダンス情報出力部204は、設定テーブルの各項目に対応してガイダンス情報をスピーカ106を介して出力する。音声受付部200は、ガイダンス情報に従ってマイク108からのユーザの音声入力を受け付ける。音声認識部202は、ユーザの音声入力された情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、音声認識部202から出力された情報を設定テーブルの対応する項目に設定する。
「1」の番号の入力項目は、「ユーザ名」である。入力例「Yamada」が設定されている。秘匿フラグは「無し」が対応づけられている。
「2」の番号の入力項目は、「パスワード」である。入力例「Abc123」が設定されている。秘匿フラグは「有り」が対応づけられている。
「3」の番号の入力項目は、「利用機能」である。入力例「スキャン、メール送信」が設定されている。秘匿フラグは「無し」が対応づけられている。
「4」の番号の入力項目は、「宛先」である。入力例「Suzuki@hoge.com」が対応づけられている。秘匿フラグは「有り」が対応づけられている。
「5」の番号の入力項目は、「原稿カラー」である。入力例「カラー」が設定されている。秘匿フラグは「無し」が対応づけられている。
「6」の番号の入力項目は、「ファイル形式」である。入力例「PDF」が対応づけられている。秘匿フラグは「無し」が対応づけられている。
なお、設定テーブル300の各項目は、設定内容に基づいて動的に変更される。例えば、ファイル形式が「PDF」の場合には、暗号化する必要はないが、ファイル形式が「暗号化PDF」の場合には、暗号化する必要がある。したがって、その場合には、暗号化するために必要な暗号キーの入力項目が追加される。
実施形態1において、画像形成装置1は、秘匿フラグ「有り」に対応づけられてマスキング信号を出力する。
図8は、実施形態1に従う画像形成装置1の所定の機能の設定処理の流れを説明する概念図である。
図8に示されるように、ガイダンス情報出力部204は、設定テーブル300の各項目に対応してガイダンス情報をスピーカ106を介して出力する。たとえば、ガイダンス情報出力部204は、入力項目「ユーザ名」に対応して「ユーザ名は?」をスピーカ106を介して出力する。
ユーザは、当該ガイダンス情報に従って「Yamada」を発話する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「Yamada」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「Yamada」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「ユーザ名」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは無しである。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「Yamada」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「Yamada」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「ユーザ名」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは無しである。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
次に、ガイダンス情報出力部204は、設定テーブル300の入力項目「パスワード」に対応して「パスワードは?」をスピーカ106を介して出力する。
ユーザは、当該ガイダンス情報に従って「Abc123」を発話する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「Abc12」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「Abc123」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「パスワード」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「有り」である。マスキング信号出力部208は、ユーザが発話している間においてマスキング信号を出力する。これにより、ユーザの秘匿すべき情報が他者に伝わらないようにすることが可能である。例えば、ガイダンス情報出力部204は、「パスワードは?」をスピーカ106を介して出力した後、秘匿フラグに従ってマスキング信号を出力する。ガイダンス情報出力部204は、音声認識部202が音声入力を受け付けるまで継続してマスキング信号を出力するようにしても良い。あるいは、音声認識部202は、音声認識部202が音声入力を認識するまで継続してマスキング信号を出力するようにしても良い。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「Abc12」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「Abc123」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「パスワード」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「有り」である。マスキング信号出力部208は、ユーザが発話している間においてマスキング信号を出力する。これにより、ユーザの秘匿すべき情報が他者に伝わらないようにすることが可能である。例えば、ガイダンス情報出力部204は、「パスワードは?」をスピーカ106を介して出力した後、秘匿フラグに従ってマスキング信号を出力する。ガイダンス情報出力部204は、音声認識部202が音声入力を受け付けるまで継続してマスキング信号を出力するようにしても良い。あるいは、音声認識部202は、音声認識部202が音声入力を認識するまで継続してマスキング信号を出力するようにしても良い。
次に、ガイダンス情報出力部204は、設定テーブル300の入力項目「利用機能」に対応して「何をしますか?」をスピーカ106を介して出力する。
ユーザは、当該ガイダンス情報に従って「スキャン、メール送信」を発話する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「スキャン、メール送信」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「スキャン、メール送信」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「利用機能」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「無し」である。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「スキャン、メール送信」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「スキャン、メール送信」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「利用機能」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「無し」である。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
次に、ガイダンス情報出力部204は、設定テーブル300の入力項目「宛先」に対応して「宛先は?」をスピーカ106を介して出力する。
ユーザは、当該ガイダンス情報に従って「Suzuki@hoge.com」を発話する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「Suzuki@hoge.com」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「Suzuki@hoge.com」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「宛先」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「有り」である。マスキング信号出力部208は、ユーザが発話している間においてマスキング信号を出力する。これにより、ユーザの秘匿すべき情報が他者に伝わらないようにすることが可能である。例えば、ガイダンス情報出力部204は、「宛先は?」をスピーカ106を介して出力した後、秘匿フラグに従ってマスキング信号を出力する。ガイダンス情報出力部204は、音声認識部202が音声入力を受け付けるまで継続してマスキング信号を出力するようにしても良い。あるいは、音声認識部202は、音声認識部202が音声入力を認識するまで継続してマスキング信号を出力するようにしても良い。
次に、ガイダンス情報出力部204は、設定テーブル300の入力項目「原稿カラー」に対応して「カラーですか?」をスピーカ106を介して出力する。
ユーザは、当該ガイダンス情報に従って「カラー」を発話する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「カラー」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「カラー」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「原稿カラー」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「無し」である。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「カラー」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「カラー」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「原稿カラー」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「無し」である。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
次に、ガイダンス情報出力部204は、設定テーブル300の入力項目「ファイル形式」に対応して「ファイル形式は?」をスピーカ106を介して出力する。
ユーザは、当該ガイダンス情報に従って「PDF」を発話する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「PDF」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「PDF」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「ファイル形式」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「無し」である。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「PDF」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「PDF」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「ファイル形式」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「無し」である。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
図9は、実施形態1に従う画像形成装置1の所定の機能の設定処理のフローを説明するフロー図である。
図9を参照して、設定部206は、記憶装置110に格納されている設定テーブルを取得する(ステップS2)。
設定部206は、設定テーブルを参照して、入力項目を取得する(ステップS4)。
次に、設定部206は、取得した入力項目をガイダンス情報出力部204に出力する。ガイダンス情報出力部204は、設定部206から出力された入力項目に基づいてガイダンス情報を出力する(ステップS6)。具体的には、ガイダンス情報出力部204は、スピーカ106を介して取得した入力項目に対応するガイダンス情報を出力する。
次に、設定部206は、取得した入力項目をガイダンス情報出力部204に出力する。ガイダンス情報出力部204は、設定部206から出力された入力項目に基づいてガイダンス情報を出力する(ステップS6)。具体的には、ガイダンス情報出力部204は、スピーカ106を介して取得した入力項目に対応するガイダンス情報を出力する。
次に、設定部206は、取得した入力項目に対応する秘匿フラグが有るかいなかを判定する(ステップS8)
次に、設定部206は、秘匿フラグが有ると判定した場合(ステップS8においてYES)には、マスキング信号出力部208にマスキング信号を出力するように指示する(ステップS10)。これにより、マスキング信号出力部208は、スピーカ106を介してマスキング信号を出力する。
次に、設定部206は、秘匿フラグが有ると判定した場合(ステップS8においてYES)には、マスキング信号出力部208にマスキング信号を出力するように指示する(ステップS10)。これにより、マスキング信号出力部208は、スピーカ106を介してマスキング信号を出力する。
一方、ステップS8において、設定部206は、秘匿フラグが無いと判定した場合(ステップS8においてNO)には、ステップS10をスキップして、ステップS12に進む。
ステップS12において、音声受付部101は、マイクを介してユーザからの音声入力を受け付けたか否かを判定する(ステップS12)。
ステップS12において、音声受付部101がマイクを介してユーザからの音声入力を受け付けた場合(ステップS12においてYES)には、音声認識部202は、ユーザの音声入力された情報を認識して設定部206に出力する(ステップS14)。
一方、ステップS12において、音声受付部101がマイクを介してユーザからの音声入力を受け付けない場合(ステップS12においてNO)には、ステップS8に戻り上記処理を繰り返す。
次に、設定部206は、音声認識部202から出力された情報を設定テーブル100の対応する項目に設定(更新)する(ステップS16)。
次に、設定部206は、処理が終了したか否かを判定する(ステップS18)。
設定部206は、設定テーブルの全ての項目の設定処理が終了したか否かを判定する。設定部206は、設定テーブルの全ての項目の設定処理が終了したと判定した場合(ステップS18においてYES)には、処理を終了する(エンド)。
設定部206は、設定テーブルの全ての項目の設定処理が終了したか否かを判定する。設定部206は、設定テーブルの全ての項目の設定処理が終了したと判定した場合(ステップS18においてYES)には、処理を終了する(エンド)。
一方、設定部206は、設定テーブルの全ての項目の設定処理が終了していないと判定した場合(ステップS18においてNO)には、次の入力項目を対象とする(ステップS20)。
そして、ステップS4に戻り、設定部206は、入力項目を取得する(ステップS4)。以降の処理は同様である。
当該処理により、秘匿フラグが対応づけられている入力項目においてはマスキング信号が出力されるためセキュリティを高めることが可能である。また、常にマスキング信号が出力されるのではなく、機密性の高い入力項目に関してはマスキング信号が出力され、機密性の低い入力項目についてはマスキング信号は出力されないため、他者に対して不快な印象を与える時間を短くすることが可能である。したがって、他者に対して快適な環境を提供することが可能である。
<実施形態2>
上記の実施形態1においては、設定テーブルの入力項目の順番に従って機密性の高い入力項目に関してマスキング信号を出力し、機密性の低い入力項目についてはマスキング信号を出力しない方式について説明した。
上記の実施形態1においては、設定テーブルの入力項目の順番に従って機密性の高い入力項目に関してマスキング信号を出力し、機密性の低い入力項目についてはマスキング信号を出力しない方式について説明した。
一方で、機密性の高い入力項目と、機密性の低い入力項目とをそれぞれグループ化することにより、マスキング信号を出力する期間を纏めることが可能となる。
図10は、実施形態2に従う画像形成装置1の所定の機能の設定処理の流れを説明する概念図である。
図10に示されるように、実施形態2においては、機密性の高い入力項目と、機密性の低い入力項目とをそれぞれグループ化する。本例においては、機密性の低い入力項目「ユーザ名」、「利用機能」、「原稿カラー」、「ファイル形式」と、機密性の高い入力項目「パスワード」、「宛先」をそれぞれグループ化する。
機密性の低い入力項目群を最初にし、機密性の高い入力項目群を後にする場合が示されている。なお、機密性の高い入力項目群を最初にし、機密性の低い入力項目群を後にしてもよい。
具体的には、ガイダンス情報出力部204は、設定テーブル300の各項目に対応してガイダンス情報をスピーカ106を介して出力する。たとえば、ガイダンス情報出力部204は、入力項目「ユーザ名」に対応して「ユーザ名は?」をスピーカ106を介して出力する。
ユーザは、当該ガイダンス情報に従って「Yamada」を発話する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「Yamada」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「Yamada」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「ユーザ名」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは無しである。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「Yamada」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「Yamada」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「ユーザ名」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは無しである。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
次に、ガイダンス情報出力部204は、設定テーブル300の入力項目「利用機能」に対応して「何をしますか?」をスピーカ106を介して出力する。
ユーザは、当該ガイダンス情報に従って「スキャン、メール送信」を発話する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「スキャン、メール送信」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「スキャン、メール送信」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「利用機能」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「無し」である。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「スキャン、メール送信」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「スキャン、メール送信」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「利用機能」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「無し」である。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
次に、ガイダンス情報出力部204は、設定テーブル300の入力項目「原稿カラー」に対応して「カラーですか?」をスピーカ106を介して出力する。
ユーザは、当該ガイダンス情報に従って「カラー」を発話する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「カラー」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「カラー」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「原稿カラー」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「無し」である。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「カラー」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「カラー」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「原稿カラー」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「無し」である。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
次に、ガイダンス情報出力部204は、設定テーブル300の入力項目「ファイル形式」に対応して「ファイル形式は?」をスピーカ106を介して出力する。
ユーザは、当該ガイダンス情報に従って「PDF」を発話する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「PDF」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「PDF」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「ファイル形式」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「無し」である。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「PDF」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「PDF」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「ファイル形式」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「無し」である。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
次に、ガイダンス情報出力部204は、設定テーブル300の入力項目「パスワード」に対応して「パスワードは?」をスピーカ106を介して出力する。
ユーザは、当該ガイダンス情報に従って「Abc123」を発話する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「Abc12」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「Abc123」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「パスワード」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「有り」である。マスキング信号出力部208は、ユーザが発話している間においてマスキング信号を出力する。これにより、ユーザの秘匿すべき情報が他者に伝わらないようにすることが可能である。例えば、ガイダンス情報出力部204は、「パスワードは?」をスピーカ106を介して出力した後、秘匿フラグに従ってマスキング信号を出力する。ガイダンス情報出力部204は、音声認識部202が音声入力を受け付けるまで継続してマスキング信号を出力するようにしても良い。あるいは、音声認識部202は、音声認識部202が音声入力を認識するまで継続してマスキング信号を出力するようにしても良い。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「Abc12」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「Abc123」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「パスワード」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「有り」である。マスキング信号出力部208は、ユーザが発話している間においてマスキング信号を出力する。これにより、ユーザの秘匿すべき情報が他者に伝わらないようにすることが可能である。例えば、ガイダンス情報出力部204は、「パスワードは?」をスピーカ106を介して出力した後、秘匿フラグに従ってマスキング信号を出力する。ガイダンス情報出力部204は、音声認識部202が音声入力を受け付けるまで継続してマスキング信号を出力するようにしても良い。あるいは、音声認識部202は、音声認識部202が音声入力を認識するまで継続してマスキング信号を出力するようにしても良い。
次に、ガイダンス情報出力部204は、設定テーブル300の入力項目「宛先」に対応して「宛先は?」をスピーカ106を介して出力する。
ユーザは、当該ガイダンス情報に従って「Suzuki@hoge.com」を発話する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「Suzuki@hoge.com」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「Suzuki@hoge.com」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「宛先」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「有り」である。マスキング信号出力部208は、ユーザが発話している間においてマスキング信号を出力する。これにより、ユーザの秘匿すべき情報が他者に伝わらないようにすることが可能である。例えば、ガイダンス情報出力部204は、「宛先は?」をスピーカ106を介して出力した後、秘匿フラグに従ってマスキング信号を出力する。ガイダンス情報出力部204は、音声認識部202が音声入力を受け付けるまで継続してマスキング信号を出力するようにしても良い。あるいは、音声認識部202は、音声認識部202が音声入力を認識するまで継続してマスキング信号を出力するようにしても良い。
当該方式により、マスキング信号を出力する期間を纏めることが可能となるため、他者に対して不快な印象を与える時間を短くすることが可能である。したがって、他者に対して快適な環境を提供することが可能である。
図11は、実施形態2に基づく所定の機能の設定処理を実行するための設定テーブル302を説明する図である。
図11に示されるように、記憶装置110は、設定テーブル302を予め格納している。
設定テーブル302は、複数の項目が予め設けられており、上から順番に番号に従ってガイダンス情報が出力される。また、ガイダンス情報に従ってユーザが音声入力した情報が設定される。
図7の設定テーブルと比較して、機密性の低い項目がテーブルの上位に設けられ、機密性の高い項目がテーブルの下位に設けられている。
具体的には、入力項目の番号「1」、「3」、「5」、「6」、「2」、「4」の順番にテーブルが設定されている。
図12は、実施形態2に従う画像形成装置1の所定の機能の設定処理のフローを説明するフロー図である。
図12を参照して、設定部206は、記憶装置110に格納されている設定テーブルを取得する(ステップS2)。
次に、設定部206は、設定テーブルの配列を変更する(ステップS3)。
具体的には、図11で説明したように設定部206は、機密性の低い入力項目群を最初にし、機密性の高い入力項目群を後にする場合が示されている。なお、機密性の高い入力項目群を最初にし、機密性の低い入力項目群を後にしてもよい。なお、機密性の高い入力項目か否かは秘匿フラグの有無により判断することが可能である。
具体的には、図11で説明したように設定部206は、機密性の低い入力項目群を最初にし、機密性の高い入力項目群を後にする場合が示されている。なお、機密性の高い入力項目群を最初にし、機密性の低い入力項目群を後にしてもよい。なお、機密性の高い入力項目か否かは秘匿フラグの有無により判断することが可能である。
次に、設定部206は、設定テーブルを参照して、入力項目を取得する(ステップS4)。以降の処理については、図9で説明したのと同様であるのでその詳細な説明については繰り返さない。
当該方式により、マスキング信号を出力する期間を纏めることが可能となるため、他者に対して不快な印象を与える時間を短くすることが可能である。したがって、他者に対して快適な環境を提供することが可能である。
<実施形態3>
上記の実施形態1および2においては、機密性の高い入力項目に関してはマスキング信号を出力する場合について説明した。一方で、ユーザが一人しかいない状況においては、マスキング信号を出力する必要が無い。
上記の実施形態1および2においては、機密性の高い入力項目に関してはマスキング信号を出力する場合について説明した。一方で、ユーザが一人しかいない状況においては、マスキング信号を出力する必要が無い。
実施形態3においては、周囲の環境情報も考慮してマスキング信号を出力する場合について説明する。
図13は、実施形態3に従う制御装置101#の機能ブロックを説明する図である。
図13を参照して、制御装置101#は、図5で説明した制御装置101の機能ブロック図と比較して、他者検知部210を追加した点が異なる。
図13を参照して、制御装置101#は、図5で説明した制御装置101の機能ブロック図と比較して、他者検知部210を追加した点が異なる。
その他の構成については、図5で説明したのと同様であるのでその詳細な説明については繰り返さない。
他者検知部210は、マイク108を介して入力される音声情報に基づいてユーザ以外の他者が存在するか否かを判定する。例えば、マイク108で受け付ける所定帯域の音声信号の強度を識別することによりユーザか、ユーザ以外の他者かを判定することが可能である。例えば強度の小さい音声信号が入力される場合には、他者が存在すると判定しても良い。
実施形態3においては、他者検知部210により他者が存在すると判定した場合に、マスキング信号を出力する。他者検知部210により他者が存在しないと判定されている場合には、マスキング信号を出力しない。
図14は、実施形態3に従う画像形成装置1の所定の機能の設定処理の流れを説明する概念図である。本例においては、ユーザ以外の他者が存在しない場合について説明する。
図14に示されるように、ガイダンス情報出力部204は、設定テーブル300の各項目に対応してガイダンス情報をスピーカ106を介して出力する。たとえば、ガイダンス情報出力部204は、入力項目「ユーザ名」に対応して「ユーザ名は?」をスピーカ106を介して出力する。
図8の方式と比較して、ガイダンス情報出力部204は、設定テーブル300の入力項目「パスワード」に対応して「パスワードは?」をスピーカ106を介して出力する。ユーザは、当該ガイダンス情報に従って「Abc123」を発話する。
その際に、実施形態1においては、マスキング信号出力部208は、ユーザが発話している間においてマスキング信号を出力する。
一方で、実施形態3においては、他者検知部210により他者が存在しないと判定されている場合には、マスキング信号を出力しない。他の処理については同様である。
図15は、実施形態3に従う画像形成装置1の所定の機能の設定処理のフローを説明するフロー図である。
図15を参照して、図9のフロー図と比較して、ステップS8において、設定部206は、秘匿フラグが有ると判定した場合(ステップS8においてYES)には、他者が存在しているかいなかを判定する(ステップS9)。具体的には、設定部206は、他者検知部210から他者を検知する旨の通知を受けているか否かを判定する。
ステップS9において、設定部206は、他者が存在していると判定した場合(ステップS9においてYES)には、マスキング信号出力部208にマスキング信号を出力するように指示する(ステップS10)。これにより、マスキング信号出力部208は、スピーカ106を介してマスキング信号を出力する。
一方、ステップS9において、設定部206は、他者が存在しないと判定した場合(ステップS9においてNO)には、ステップS10をスキップして、ステップS12に進む。
以降の処理は同様であるのでその詳細な説明については繰り返さない。
当該処理により、他者が存在するためにマスキング信号を出力する状況か否かを判定し、他者が存在しない場合にはマスキング信号を出力しないようにすることが可能である。これにより不必要な動作を抑制し、消費電力を低減することが可能である。また、他者に対して快適な環境を提供することが可能である。
当該処理により、他者が存在するためにマスキング信号を出力する状況か否かを判定し、他者が存在しない場合にはマスキング信号を出力しないようにすることが可能である。これにより不必要な動作を抑制し、消費電力を低減することが可能である。また、他者に対して快適な環境を提供することが可能である。
<実施形態4>
上記の実施形態においては、ユーザの発話した内容に基づいて設定テーブルに設定する方式について説明した。
上記の実施形態においては、ユーザの発話した内容に基づいて設定テーブルに設定する方式について説明した。
一方で、設定が禁止されている条件をユーザが発話する可能性もある。
それによって、先に入力した設定内容を変更する必要が発生する場合がある。
それによって、先に入力した設定内容を変更する必要が発生する場合がある。
図16は、実施形態4に基づく所定の機能の設定処理を実行するための設定テーブル304を説明する図である。
図16に示されるように、設定テーブル304は、設定テーブル302と比較して、ファイル形式が「PDF」から「暗号化PDF」に変更されるとともに、新たに、「暗号キー」の入力項目が追加される点が異なる。
実施形態4に従う設定部206は、設定テーブル304の設定とともに、当該入力項目の有効性の判断処理を実行する。
入力項目が有効である場合には、次の入力項目の入力処理が実行される。一方、入力項目が有効でない(無効)場合には、有効となるように前の入力項目の入力処理を再度実行する。
本例においては、入力項目「ファイル形式」の設定処理を再度実行して、「PDF」を「暗号化PDF」に変更して再設定した場合が示されている。
図17は、実施形態4に従う禁止条件を示すテーブルを説明する図である。
図17に示されるように、メールの宛先と、ファイル形式(PDF)との関係が示されている。
図17に示されるように、メールの宛先と、ファイル形式(PDF)との関係が示されている。
具体的には、当該テーブルにおいては、メールの宛先として社内の場合には、暗号化された暗号化PDFおよび暗号化されていない通常のPDFのいずれもファイル形式を選択することが可能である。
一方、メールの宛先として社外の場合には、暗号化された暗号化PDFのみファイル形式を選択することが可能であり、暗号化されていない通常のPDFのファイル形式を選択することはできない。
従って、仮にメールの宛先が社外である場合に、ファイル形式として通常のPDFが選択されている場合には設定内容を変更する処理が必要となる。
宛先が社外であるか社内であるかは、「@」記号よりも後ろのアドレスを識別することにより宛先が社外か社内かを判定するようにしても良い。
図18は、実施形態4に従う画像形成装置1の所定の機能の設定処理の流れを説明する概念図である。
図18に示されるように、実施形態4においては、機密性の高い入力項目と、機密性の低い入力項目とをそれぞれグループ化する。本例においては、機密性の低い入力項目「ユーザ名」、「利用機能」、「原稿カラー」、「ファイル形式」と、機密性の高い入力項目「パスワード」、「宛先」をそれぞれグループ化する。
機密性の低い入力項目群を最初にし、機密性の高い入力項目群を後にする場合が示されている。なお、機密性の高い入力項目群を最初にし、機密性の低い入力項目群を後にしてもよい。
具体的には、ガイダンス情報出力部204は、設定テーブル300の各項目に対応してガイダンス情報をスピーカ106を介して出力する。たとえば、ガイダンス情報出力部204は、入力項目「ユーザ名」に対応して「ユーザ名は?」をスピーカ106を介して出力する。
ユーザは、当該ガイダンス情報に従って「Yamada」を発話する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「Yamada」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「Yamada」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「ユーザ名」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは無しである。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「Yamada」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「Yamada」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「ユーザ名」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは無しである。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
次に、ガイダンス情報出力部204は、設定テーブル300の入力項目「利用機能」に対応して「何をしますか?」をスピーカ106を介して出力する。
ユーザは、当該ガイダンス情報に従って「スキャン、メール送信」を発話する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「スキャン、メール送信」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「スキャン、メール送信」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「利用機能」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「無し」である。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「スキャン、メール送信」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「スキャン、メール送信」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「利用機能」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「無し」である。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
次に、ガイダンス情報出力部204は、設定テーブル300の入力項目「原稿カラー」に対応して「カラーですか?」をスピーカ106を介して出力する。
ユーザは、当該ガイダンス情報に従って「カラー」を発話する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「カラー」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「カラー」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「原稿カラー」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「無し」である。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「カラー」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「カラー」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「原稿カラー」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「無し」である。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
次に、ガイダンス情報出力部204は、設定テーブル300の入力項目「ファイル形式」に対応して「ファイル形式は?」をスピーカ106を介して出力する。
ユーザは、当該ガイダンス情報に従って「PDF」を発話する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「PDF」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「PDF」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「ファイル形式」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「無し」である。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「PDF」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「PDF」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「ファイル形式」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「無し」である。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
次に、ガイダンス情報出力部204は、設定テーブル300の入力項目「パスワード」に対応して「パスワードは?」をスピーカ106を介して出力する。
ユーザは、当該ガイダンス情報に従って「Abc123」を発話する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「Abc12」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「Abc123」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「パスワード」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「有り」である。マスキング信号出力部208は、ユーザが発話している間においてマスキング信号を出力する。これにより、ユーザの秘匿すべき情報が他者に伝わらないようにすることが可能である。例えば、ガイダンス情報出力部204は、「パスワードは?」をスピーカ106を介して出力した後、秘匿フラグに従ってマスキング信号を出力する。ガイダンス情報出力部204は、音声認識部202が音声入力を受け付けるまで継続してマスキング信号を出力するようにしても良い。あるいは、音声認識部202は、音声認識部202が音声入力を認識するまで継続してマスキング信号を出力するようにしても良い。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「Abc12」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「Abc123」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「パスワード」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「有り」である。マスキング信号出力部208は、ユーザが発話している間においてマスキング信号を出力する。これにより、ユーザの秘匿すべき情報が他者に伝わらないようにすることが可能である。例えば、ガイダンス情報出力部204は、「パスワードは?」をスピーカ106を介して出力した後、秘匿フラグに従ってマスキング信号を出力する。ガイダンス情報出力部204は、音声認識部202が音声入力を受け付けるまで継続してマスキング信号を出力するようにしても良い。あるいは、音声認識部202は、音声認識部202が音声入力を認識するまで継続してマスキング信号を出力するようにしても良い。
次に、ガイダンス情報出力部204は、設定テーブル300の入力項目「宛先」に対応して「宛先は?」をスピーカ106を介して出力する。
ユーザは、当該ガイダンス情報に従って「Suzuki@hoge.com」を発話する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「Suzuki@hoge.com」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「Suzuki@hoge.com」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「宛先」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「有り」である。マスキング信号出力部208は、ユーザが発話している間においてマスキング信号を出力する。これにより、ユーザの秘匿すべき情報が他者に伝わらないようにすることが可能である。例えば、ガイダンス情報出力部204は、「宛先は?」をスピーカ106を介して出力した後、秘匿フラグに従ってマスキング信号を出力する。ガイダンス情報出力部204は、音声認識部202が音声入力を受け付けるまで継続してマスキング信号を出力するようにしても良い。あるいは、音声認識部202は、音声認識部202が音声入力を認識するまで継続してマスキング信号を出力するようにしても良い。
ここで、「宛先」に設定した「Suzuki@hoge.com」が社外である場合について説明する。
設定部206は、図16で説明した禁止条件を示すテーブルに基づいてファイル形式「PDF」を設定できないと判断する。
設定部206は、変更する設定を抽出してガイダンス情報出力部204に出力する。ガイダンス情報出力部204は、「その宛先にはPDFでは送信できません。ファイル形式は?」をスピーカ106を介して出力する。
ユーザは、当該ガイダンス情報に従って「暗号化PDF」を発話する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「暗号化PDF」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「暗号化PDF」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「ファイル形式」に対応する入力例の欄の情報を更新する。具体的には、「PDF」から「暗号化PDF」に更新する。設定部206は、ファイル形式が「暗号化PDF」の場合には、暗号化するために必要な暗号キーの入力項目を設定テーブルに追加する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「暗号化PDF」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「暗号化PDF」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「ファイル形式」に対応する入力例の欄の情報を更新する。具体的には、「PDF」から「暗号化PDF」に更新する。設定部206は、ファイル形式が「暗号化PDF」の場合には、暗号化するために必要な暗号キーの入力項目を設定テーブルに追加する。
ガイダンス情報出力部204は、設定テーブル300の入力項目「暗号キー」に対応して「暗号キーは?」をスピーカ106を介して出力する。
ユーザは、当該ガイダンス情報に従って「123」を発話する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「123」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「123」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「暗号キー」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「有り」である。マスキング信号出力部208は、ユーザが発話している間においてマスキング信号を出力する。これにより、ユーザの秘匿すべき情報が他者に伝わらないようにすることが可能である。例えば、ガイダンス情報出力部204は、「宛先は?」をスピーカ106を介して出力した後、秘匿フラグに従ってマスキング信号を出力する。ガイダンス情報出力部204は、音声認識部202が音声入力を受け付けるまで継続してマスキング信号を出力するようにしても良い。あるいは、音声認識部202は、音声認識部202が音声入力を認識するまで継続してマスキング信号を出力するようにしても良い。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「123」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「123」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「暗号キー」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「有り」である。マスキング信号出力部208は、ユーザが発話している間においてマスキング信号を出力する。これにより、ユーザの秘匿すべき情報が他者に伝わらないようにすることが可能である。例えば、ガイダンス情報出力部204は、「宛先は?」をスピーカ106を介して出力した後、秘匿フラグに従ってマスキング信号を出力する。ガイダンス情報出力部204は、音声認識部202が音声入力を受け付けるまで継続してマスキング信号を出力するようにしても良い。あるいは、音声認識部202は、音声認識部202が音声入力を認識するまで継続してマスキング信号を出力するようにしても良い。
図19は、実施形態4に従う画像形成装置1の所定の機能の設定処理のフローを説明するフロー図である。
図19を参照して、図12のフローと比較して、ステップS16をステップS16#に置換した点が異なる。その他の点については同様であるのでその詳細な説明については繰り返さない。
図20は、実施形態4に従うテーブルの更新を説明するサブルーチンのフロー図である。
図20を参照して、設定部206は、音声認識部202が認識した内容に基づいて設定テーブルの対応する入力項目を設定する(ステップS32)。
次に、設定部206は、禁則となる設定が有るか否かを判断する(ステップS34)。
ステップS34において、設定部206は、禁則となる設定が無いと判断した場合(ステップS34においてNO)には、処理を終了する(リターン)。
ステップS34において、設定部206は、禁則となる設定が無いと判断した場合(ステップS34においてNO)には、処理を終了する(リターン)。
実施形態4においては、設定部206は、図16で説明したように禁止条件を示すテーブルに基づいて禁則となる設定が有るか否かを判断する。
設定部206は、ファイル形式が「PDF」でメールの宛先が社外であるか否かを判断し、当該条件が成立する場合には禁則となる設定があると判断する。
ステップS34において、設定部206は、禁則となる設定が有ると判断した場合(ステップS34においてYES)には、変更する設定を抽出する(ステップS36)。
具体的には、設定部206は、変更する設定としてファイル形式の入力項目を抽出する。設定部206は、当該変更する入力項目をガイダンス情報出力部204に出力する。
ガイダンス情報出力部204は、設定部206から出力された入力項目に基づいて変更するガイダンス情報を出力する。
そして、図19のステップS8に進む。
以降は、上述した方式と同様である。
以降は、上述した方式と同様である。
図20を参照して、設定部206は、取得した入力項目に対応する秘匿フラグが有るかいなかを判定する(ステップS8)
次に、設定部206は、秘匿フラグが有ると判定した場合(ステップS8においてYES)には、マスキング信号出力部208にマスキング信号を出力するように指示する(ステップS10)。これにより、マスキング信号出力部208は、スピーカ106を介してマスキング信号を出力する。
次に、設定部206は、秘匿フラグが有ると判定した場合(ステップS8においてYES)には、マスキング信号出力部208にマスキング信号を出力するように指示する(ステップS10)。これにより、マスキング信号出力部208は、スピーカ106を介してマスキング信号を出力する。
一方、ステップS8において、設定部206は、秘匿フラグが無いと判定した場合(ステップS8においてNO)には、ステップS10をスキップして、ステップS12に進む。
ステップS12において、音声受付部101は、マイクを介してユーザからの音声入力を受け付けたか否かを判定する(ステップS12)。
ステップS12において、音声受付部101がマイクを介してユーザからの音声入力を受け付けた場合(ステップS12においてYES)には、音声認識部202は、ユーザの音声入力された情報を認識して設定部206に出力する(ステップS14)。
一方、ステップS12において、音声受付部101がマイクを介してユーザからの音声入力を受け付けない場合(ステップS12においてNO)には、ステップS8に戻り上記処理を繰り返す。
次に、設定部206は、音声認識部202から出力された情報を設定テーブル100の対応する項目に設定(更新)する(ステップS16#)。
禁則となる設定が無くなるまで当該処理を繰り返す。
当該処理により、設定が禁止されている条件をユーザが発話した場合においても、先に入力した設定内容を適切に変更して再設定することが可能である。
当該処理により、設定が禁止されている条件をユーザが発話した場合においても、先に入力した設定内容を適切に変更して再設定することが可能である。
<実施形態5>
上記の実施形態においては、入力項目に対応する秘匿フラグがある場合には、マスキング信号を出力する場合について説明した。一方で、ユーザは、ユーザの意図するタイミングで機密性の高い情報を発話する場合も考えられる。当該場合にマスキング信号を出力しない場合には情報が漏洩する可能性もある。
上記の実施形態においては、入力項目に対応する秘匿フラグがある場合には、マスキング信号を出力する場合について説明した。一方で、ユーザは、ユーザの意図するタイミングで機密性の高い情報を発話する場合も考えられる。当該場合にマスキング信号を出力しない場合には情報が漏洩する可能性もある。
実施形態5においては、ユーザが機密性の高い情報を発話した場合には、マスキング信号を出力する方式について説明する。
図21は、実施形態5に従う画像形成装置1の所定の機能の設定処理の流れを説明する概念図である。
図21に示されるように、実施形態5においては、機密性の高い入力項目と、機密性の低い入力項目とをそれぞれグループ化する。本例においては、機密性の低い入力項目「ユーザ名」、「利用機能」、「原稿カラー」、「ファイル形式」と、機密性の高い入力項目「パスワード」、「宛先」をそれぞれグループ化する。
機密性の低い入力項目群を最初にし、機密性の高い入力項目群を後にする場合が示されている。なお、機密性の高い入力項目群を最初にし、機密性の低い入力項目群を後にしてもよい。
具体的には、ガイダンス情報出力部204は、設定テーブル300の各項目に対応してガイダンス情報をスピーカ106を介して出力する。たとえば、ガイダンス情報出力部204は、入力項目「ユーザ名」に対応して「ユーザ名は?」をスピーカ106を介して出力する。
ユーザは、当該ガイダンス情報に従って「Yamada」を発話する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「Yamada」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「Yamada」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「ユーザ名」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは無しである。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「Yamada」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「Yamada」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「ユーザ名」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは無しである。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
次に、ガイダンス情報出力部204は、設定テーブル300の入力項目「利用機能」に対応して「何をしますか?」をスピーカ106を介して出力する。
ユーザは、当該ガイダンス情報に従って「スキャン、メール送信」を発話する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「スキャン、メール送信」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「スキャン、メール送信」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「利用機能」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「無し」である。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「スキャン、メール送信」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「スキャン、メール送信」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「利用機能」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「無し」である。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
次に、ガイダンス情報出力部204は、設定テーブル300の入力項目「原稿カラー」に対応して「カラーですか?」をスピーカ106を介して出力する。
ユーザは、当該ガイダンス情報に従って「カラー」を発話する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「カラー」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「カラー」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「原稿カラー」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「無し」である。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「カラー」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「カラー」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「原稿カラー」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目は、秘匿フラグは「無し」である。マスキング信号出力部208は、マスキング信号を出力しない。
次に、ガイダンス情報出力部204は、設定テーブル300の入力項目「ファイル形式」に対応して「ファイル形式は?」をスピーカ106を介して出力する。
ユーザは、当該ガイダンス情報に従って「暗号化PDF。暗号キーは、」を発話する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「暗号化PDF。暗号キーは」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「暗号化PDF。暗号キーは、」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「ファイル形式」に対応する入力例の欄に当該情報(「暗号化PDF」)を設定する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「暗号化PDF。暗号キーは」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「暗号化PDF。暗号キーは、」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「ファイル形式」に対応する入力例の欄に当該情報(「暗号化PDF」)を設定する。
さらに、設定部206は、ファイル形式が「暗号化PDF」の場合には、暗号化するために必要な暗号キーの入力項目を設定テーブルに追加する。
また、設定部206は、入力項目「暗号キー」に対応する発話であると判断して、当該項目に対応する秘匿フラグを確認する。当該項目は、秘匿フラグ「有り」である。
マスキング信号出力部208は、ユーザが発話している間においてマスキング信号を出力する。すなわち、ユーザが「暗号キーは」と発話した後、「123」と発話している間においてマスキング信号を出力する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「123」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「123」の情報を認識して設定部206に出力する。
設定部206は、入力項目「暗号キー」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。
次に、ガイダンス情報出力部204は、設定テーブル300の入力項目「パスワード」に対応して「パスワードは?」をスピーカ106を介して出力する。
次に、ガイダンス情報出力部204は、設定テーブル300の入力項目「パスワード」に対応して「パスワードは?」をスピーカ106を介して出力する。
ユーザは、当該ガイダンス情報に従って「Abc123」を発話する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「Abc12」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「Abc123」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「パスワード」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目の秘匿フラグは「有り」である。マスキング信号出力部208は、ユーザが発話している間においてマスキング信号を出力する。これにより、ユーザの秘匿すべき情報が他者に伝わらないようにすることが可能である。例えば、ガイダンス情報出力部204は、「パスワードは?」をスピーカ106を介して出力した後、秘匿フラグに従ってマスキング信号を出力する。ガイダンス情報出力部204は、音声認識部202が音声入力を受け付けるまで継続してマスキング信号を出力するようにしても良い。あるいは、音声認識部202は、音声認識部202が音声入力を認識するまで継続してマスキング信号を出力するようにしても良い。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「Abc12」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「Abc123」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「パスワード」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目の秘匿フラグは「有り」である。マスキング信号出力部208は、ユーザが発話している間においてマスキング信号を出力する。これにより、ユーザの秘匿すべき情報が他者に伝わらないようにすることが可能である。例えば、ガイダンス情報出力部204は、「パスワードは?」をスピーカ106を介して出力した後、秘匿フラグに従ってマスキング信号を出力する。ガイダンス情報出力部204は、音声認識部202が音声入力を受け付けるまで継続してマスキング信号を出力するようにしても良い。あるいは、音声認識部202は、音声認識部202が音声入力を認識するまで継続してマスキング信号を出力するようにしても良い。
次に、ガイダンス情報出力部204は、設定テーブル300の入力項目「宛先」に対応して「宛先は?」をスピーカ106を介して出力する。
ユーザは、当該ガイダンス情報に従って「Suzuki@hoge.com」を発話する。
音声受付部200は、マイク108を介して音声入力「Suzuki@hoge.com」を受け付けて、音声認識部202に出力する。音声認識部202は、音声入力「Suzuki@hoge.com」の情報を認識して設定部206に出力する。設定部206は、入力項目「宛先」に対応する入力例の欄に当該情報を設定する。なお、当該項目の秘匿フラグは「有り」である。マスキング信号出力部208は、ユーザが発話している間においてマスキング信号を出力する。これにより、ユーザの秘匿すべき情報が他者に伝わらないようにすることが可能である。例えば、ガイダンス情報出力部204は、「宛先は?」をスピーカ106を介して出力した後、秘匿フラグに従ってマスキング信号を出力する。ガイダンス情報出力部204は、音声認識部202が音声入力を受け付けるまで継続してマスキング信号を出力するようにしても良い。あるいは、音声認識部202は、音声認識部202が音声入力を認識するまで継続してマスキング信号を出力するようにしても良い。
図22は、実施形態5に従う画像形成装置1の所定の機能の設定処理のフローを説明するフロー図である。
図22を参照して、図12のフローと比較して、ステップS17を追加した点が異なる。
具体的には、ステップS16の次に、音声入力情報の解析処理を実行する(ステップS17)。その他の点については同様であるのでその詳細な説明については繰り返さない。
図23は、実施形態5に従う画像形成装置1の音声入力情報の解析処理のサブルーチンのフロー図である。
図23を参照して、設定部206は、音声認識部202が認識した音声入力情報を取得する(ステップS50)。
次に、設定部206は、入力項目以外の他の音声入力情報が含まれているか否かを判断する(ステップS51)。
次に、設定部206は、入力項目以外の他の音声入力情報が含まれていると判断した場合(ステップS51においてYES)には、他の音声入力情報は入力項目で有るか否かを判断する(ステップS52)。
ステップS52において、設定部206は、他の音声入力情報は入力項目であると判断した場合(ステップS52においてYES)には、当該入力項目に対応する秘匿フラグが有るかいなかを判断する(ステップS54)。
ステップS54において、設定部206は、入力項目に対応する秘匿フラグがあると判断した場合(ステップS54においてYES)には、マスキング信号出力部208にマスキング信号を出力するように指示する(ステップS56)。これにより、マスキング信号出力部208は、スピーカ106を介してマスキング信号を出力する。
そして、音声受付部101は、マイクを介してユーザからの音声入力を受け付けたか否かを判定する(ステップS58)。
ステップS58において、音声受付部101がマイクを介してユーザからの音声入力を受け付けた場合(ステップS58においてYES)には、音声認識部202は、ユーザの音声入力された情報を認識して設定部206に出力する(ステップS60)。
一方、ステップS58において、音声受付部101がマイクを介してユーザからの音声入力を受け付けない場合(ステップS58においてNO)には、ステップS54に戻り上記処理を繰り返す。
次に、設定部206は、音声認識部202から出力された情報を設定テーブル100の対応する項目に設定(更新)する(ステップS62)。
そして、処理を終了する(リターン)。
一方、ステップS51において、設定部206は、入力項目以外の他の音声入力情報が含まれていないと判断した場合(ステップS51においてNO)には、処理を終了する(リターン)。
一方、ステップS51において、設定部206は、入力項目以外の他の音声入力情報が含まれていないと判断した場合(ステップS51においてNO)には、処理を終了する(リターン)。
ステップS52において、設定部206は、他の音声入力情報は入力項目で無いと判断した場合(ステップS52においてNO)には、処理を終了する(リターン)。
ステップS54において、設定部206は、入力項目に対応する秘匿フラグが無いと判断した場合(ステップS54においてNO)には、ステップS56をスキップして、ステップS58に進む。
図21で説明したように、ユーザが、ガイダンス情報に従って「暗号化PDF。暗号キーは、」と発話した場合に、設定部206は、「暗号キー」は入力項目であると判断する。そして、設定部206は、「暗号キー」に対応する秘匿フラグに従って、マスキング信号出力部208にマスキング信号を出力するように指示する。したがって、ユーザの意図するタイミングで機密性の高い情報である「暗号キー」を発話した場合にもマスキング信号を出力することが可能であり、情報の漏洩を抑制することが可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 画像形成装置、10 感光体、11 帯電装置、13 露光装置、14 現像器、15C,15K,15M,15Y トナーボトル、17,43 クリーニングユニット、18 トナーセンサ、20 スキャナー、21 カバー、22 用紙台、23,49 トレー、25 プリンター、90C,90K,90M,90Y 画像形成部、101 制御装置、102 ROM、103 RAM、104 ネットワークインターフェイス、105 操作パネル、106 スピーカー、108 マイク、110 記憶装置、112 プログラム。
Claims (7)
- ユーザに対して所定の機能の設定のためのガイダンス情報を出力するガイダンス情報出力手段と、
前記ガイダンス情報に従って前記ユーザからの音声入力を受け付ける音声受付手段と、
前記音声受付手段で受け付けた前記音声入力に従って前記所定の機能の設定処理を実行する設定手段と、
前記ガイダンス情報に基づいて前記ユーザからの音声をマスクするためのマスキング信号を出力するマスキング信号出力手段とを備える、画像形成装置。 - 前記所定の機能の設定は、機密性の高い情報の設定項目と、機密性の低い情報の設定項目とを含み、
前記マスキング信号出力手段は、
前記ガイダンス情報が前記機密性の高い情報の設定項目の入力を促す場合には、前記ユーザからの音声をマスクするためのマスキング信号を出力し、
前記ガイダンス情報が前記機密性の低い情報の設定項目の入力を促す場合には、前記ユーザからの音声をマスクするためのマスキング信号を出力しない、請求項1記載の画像形成装置。 - 前記所定の機能の設定は、複数の前記機密性の高い情報の設定項目と、複数の前記機密性の低い情報の設定項目とを含み、
前記ガイダンス情報出力手段は、前記複数の前記機密性の高い情報の設定項目の入力を促す情報が連続して出力されるように前記ガイダンス情報を出力する、請求項2記載の画像形成装置。 - 前記ユーザ以外の他者が存在するか否かを判断する他者検知手段をさらに備え、
前記マスキング信号出力手段は、
前記他者検知手段で前記他者が存在すると判断した場合に前記ガイダンス情報に基づいて前記ユーザからの音声をマスクするためのマスキング信号を出力し、
前記他者検知手段で前記他者が存在しないと判断した場合には、前記ユーザからの音声をマスクするためのマスキング信号を出力しない、請求項1記載の画像形成装置。 - 前記設定手段は、
前記所定の機能の設定として複数の設定項目の設定処理を順次実行し、
前記複数の設定項目の設定処理のそれぞれの有効性を判断し、
前記複数の設定項目の設定処理のうちの少なくとも1つの設定処理が有効でないと判断した場合には、前記ガイダンス情報出力手段に通知し、
前記ガイダンス情報出力手段は、当該有効でない設定項目に関するガイダンス情報を出力する、請求項1記載の画像形成装置。 - 前記音声受付手段で受け付けた音声入力を認識して前記設定手段に出力する音声認識手段をさらに備え、
前記設定手段は、
前記音声認識手段で認識された音声入力情報が機密性の高い情報であるか否かを判断し、
前記音声入力情報が前記機密性の高い情報であると判断した場合には、前記マスキング信号出力手段に通知し、
前記マスキング信号出力手段は、前記ユーザからの音声をマスクするための前記マスキング信号を出力する、請求項1記載の画像形成装置。 - ユーザに対して所定の機能の設定のためのガイダンス情報を出力するステップと、
前記ガイダンス情報に従って前記ユーザからの音声入力を受け付けるステップと、
受け付けた前記音声入力に従って前記所定の機能の設定処理を実行するステップと、
前記ガイダンス情報に基づいて前記ユーザからの音声をマスクするためのマスキング信号を出力するステップとを備える、画像形成装置の制御方法。
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