JP2020185956A - オーバフロー防止装置、船舶、オーバフロー防止方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】船舶の燃料タンクのオーバフローを防止しながらも、燃料タンクの容積を最大限活用する。【解決手段】第1時刻における船舶に係る温度と第2時刻における船舶に係る温度の差に基づいて、船舶の燃料タンクのオーバフローを防止できる燃料の液位の閾値を計算するので、オーバフローの発生を抑制し、かつ搭載可能な燃料の量を最大化することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、オーバフロー防止装置、船舶、オーバフロー防止方法およびプログラムに関する。
特許文献1には、給油所高所に設けられたホース昇降装置を用いた給油において、給油の開始、終了のあいさつ、給油量を報知することにより、油液が流出する事故を防止する技術が開示されている。
特開昭60−90200号公報
船舶の燃料タンクに注入する燃料は、船舶の運航途中、温度が変化するため、熱膨張により体積が変化し得る。
そのため、船舶の運航途中における燃料タンクの燃料は、オーバフローする可能性がある。そこで、長距離の運航をする船舶の給油においては、燃料タンクの容積より少ない燃料の量を経験則で定め、上述の量の燃料を船舶の燃料タンクに注入することでオーバフローを防止している。
しかしながら、経験測で定められた燃料の量は、燃料タンクの容積および燃料の運航途中の熱膨張による体積変化を考慮して給油できる最大量より、少ない量である。なぜなら、経験により想定される最高温度と最低温度から算出したオーバフローを防止できる燃料の量は、実施の運航での最高温度と最低温度から算出したオーバフローを防止できる燃料の量より少ないためである。そこで、燃料タンクは本来利用できる容積より少ない容積で利用されている。
本発明の目的は、オーバフローの発生を抑制し、かつ搭載可能な燃料の量を最大化することができるオーバフロー防止装置、船舶、オーバフロー防止方法およびプログラムを提供することにある。
本発明の第1態様によれば、オーバフロー防止装置は、第1時刻における船舶に係る温度である第1温度を、取得する第1温度取得部と、前記第1時刻後の第2時刻における前記船舶に係る温度である第2温度を、取得する第2温度取得部と、前記第1温度と前記第2温度の差に基づいて、前記船舶の燃料タンクのオーバフローの防止ができる前記燃料の量を計算する計算部を備える。
本発明の第2態様によれば、第1態様に係るオーバフロー防止装置は、前記第1温度を測定する第1温度測定装置を備え、前記第1温度取得部は、前記第1温度測定装置から前記第1温度を取得してもよい。
本発明の第3態様によれば、第1態様に係るオーバフロー防止装置または第2態様に係るオーバフロー防止装置は、前記船舶の航路を取得する航路取得部を備え、前記第2温度取得部は、時刻別および地理的位置別に係る温度を記憶する気象データベースに基づいて、前記航路に係る時刻別および地理的位置別に係る温度のうち最高温度を第2温度として取得してもよい。
本発明の第4態様によれば、第1態様に係るオーバフロー防止装置または第2態様に係るオーバフロー防止装置は、前記第1時刻における前記船舶の地理的位置である第1位置を取得する第1位置取得部と、前記第1時刻における前記船舶の燃料を用いた場合、前記船舶の前記第1位置からの移動可能域を取得する移動可能域取得部と、前記船舶の前記移動可能域への到達時刻を取得する到達時刻取得部を備え、前記第2温度取得部は、前記第1時刻から前記到達時刻までの時間において、前記移動可能域までの範囲にかかる最高温度を、前記第2温度として、前記気象データベースから取得してもよい。
本発明の第5態様によれば、第4態様に係るオーバフロー防止装置は、前記第1時刻の前記船舶における複数の燃料タンクの使用順番を取得する使用順番取得部を備え、前記移動可能域取得部は、前記複数の燃料タンクそれぞれについての前記使用順番に基づいて、前記第1時刻における前記船舶の燃料を用いた場合、前記燃料タンクの燃料を消費し終えるまでの前記船舶の前記第1位置からの移動可能域を、取得し、前記到達時刻取得部は、前記船舶の燃料タンクごとの前記移動可能域への到達時刻を取得し、前記第2温度取得部は、前記船舶の燃料タンクごとの前記移動可能域と前記到達時刻に基づいて、前記第2温度を、前記気象データベースから取得してもよい。
本発明の第6態様によれば、第1態様に係るオーバフロー防止装置は、前記第1時刻における前記船舶の地理的位置である第1位置を取得する第1位置取得部を備え、前記第1温度取得部は、時刻別および地理的位置別に係る温度を記憶する気象データベースから、前記第1時刻および前記第1位置に基づいて、前記第1温度を取得する。
本発明の第7態様によれば、船舶は、請求項1から請求項6の何れかに記載のオーバフロー防止装置を備える。
本発明の第8態様によれば、オーバフロー防止方法は、第1時刻における船舶に係る温度である第1温度を、取得するステップと、前記第1時刻後の第2時刻における前記船舶に係る温度である第2温度を、取得するステップと、前記第1温度と前記第2温度の差に基づいて、前記船舶の燃料タンクのオーバフローの防止ができる前記燃料の量を計算するステップを有する。
本発明の第9態様によれば、プログラムは、コンピュータを、第1時刻における船舶に係る温度である第1温度を、取得する第1温度取得部、前記第1時刻後の第2時刻における前記船舶に係る温度である第2温度を、取得する第2温度取得部、前記第1温度と前記第2温度の差に基づいて、前記船舶の燃料タンクのオーバフローの防止ができる前記燃料の量を計算する計算部として機能させる。
上記態様のうち少なくとも1つの態様によれば、第1時刻における船舶に係る温度と第2時刻における船舶に係る温度の差に基づいて、船舶の燃料タンクのオーバフローを防止できる前記燃料の量を計算するので、燃料タンクの燃料のオーバフローを防止しながらも、既存のオーバフローを防止するための経験則による燃料の量よりも多くの燃料を燃料タンクに注入できる。
第1の実施形態に係るオーバフロー防止システムの構成を示す概略ブロック図である。 第1の実施形態に係るオーバフロー防止装置の構成を示す概略ブロック図である。 第1の実施形態に係る移動可能域取得部の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る到達時刻取得部の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る第2温度取得部の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る計算部の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係るオーバフロー防止装置の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係るオーバフロー防止装置の構成を示す概略ブロック図である。 第2の実施形態に係る移動可能域取得部の動作に関する図である。 第3の実施形態に係るオーバフロー防止装置の構成を示す概略ブロック図である。 第4の実施形態に係るオーバフロー防止装置の構成を示す概略ブロック図である。 第5の実施形態に係る船舶の構成を示す概略ブロック図である。 少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
〈第1の実施形態〉
以下、図面を参照しながら本発明の第1実施形態について詳しく説明する。
《オーバフロー防止システムの構成》
図1は、第1実施形態に係るオーバフロー防止システム10の構成を示す図である。オーバフロー防止システム10は、オーバフロー防止装置100と、気象データベース300と、位置情報端末400と、燃料タンク500と、燃料注入管600と、センサ700と、警報判定部800と、表示部850を備える。
気象データベース300は、平面座標系における複数の位置の海面温度、気温を記憶するデータベースである。気象データベース300は、例えば、気温のデータを有する各国の気象庁から、上述の海面温度、気温をリアルタイムで取得して記憶する。
位置情報端末400は、GNSS(Global Navigation Satellite System)から取得した信号に基づいて、船舶の位置情報を算出する。
燃料タンク500は、船舶の燃料を蓄えるタンクである。燃料の例としては、重油が挙げられる。
燃料注入管600は、燃料タンク500に燃料を注入する管である。
センサ700は、燃料注入管600に設置され、燃料タンク500が蓄えている燃料の液位をリアルタイムで検知する装置である。
警報判定部800は、センサ700が検知した燃料の液位とオーバフロー防止装置100により設定された燃料の液位の閾値に基づいて、オーバフロー警報を出力するか否かを判定する。オーバフローが防止できる燃料の液位の閾値は、オーバフロー防止装置100によって算出される。警報判定部800は、オーバフロー防止装置100から出力されたオーバフローを防止できる液位の閾値のうち、最新のものを用いる。
警報判定部800は、センサ700がリアルタイムで検知した燃料の液位が、オーバフロー防止装置100により設定された閾値以上である場合、オーバフロー警報を出力すると判定する。
表示部850は、オーバフロー防止装置100により算出されたオーバフローを防止できる燃料の液位の閾値、センサ700が検知した燃料の液位を表示する。また、表示部850は、警報判定部800がオーバフロー警報を出力すると判定した場合、オーバフロー警報を表示する。表示部850の例としては、ディスプレイ装置が挙げられる。
《オーバフロー防止装置の構成》
図2は、第1実施形態に係るオーバフロー防止装置100の構成を示す概略ブロック図である。オーバフロー防止装置100は、演算装置105と、第1温度測定装置130を備える。
演算装置105は、オーバフロー防止装置100における処理装置である。
第1温度測定装置130は、第1時刻における船舶に係る温度を測定する装置である。船舶に係る温度の例としては、船舶の周辺の海面温度や船舶の周辺の気温、燃料タンク500が蓄えている燃料の温度が挙げられる。第1温度測定装置130の例としては、船舶の周辺の海面温度を測定する船舶用水温計や船舶の周辺の気温を測定する気温計、燃料タンク500が蓄えている燃料の温度を測定する温度計が挙げられる。
演算装置105は、入力情報取得部110と、情報記憶部120と、第1温度取得部140と、第1位置取得部150と、移動可能域取得部160と、到達時刻取得部170と、第2温度取得部180と、計算部190を備える。
入力情報取得部110は、ユーザが初期設定した船舶の燃費、船舶の平均速度、燃料タンク500の容積、燃料タンク500の断面積、燃料の体膨張率を取得する。また、入力情報取得部110は、第1時刻を取得する。第1時刻の例として、給油時刻が挙げられる。入力情報取得部110は、オーバフロー防止装置100にかかる船舶が給油する度にその時刻を第1時刻として取得する。体膨張率とは、物体の温度を摂氏1度上げたときの体積の増加量と、もとの体積との比である。燃料の体膨張率の代わりに燃料の線膨張率に3を乗算した値を用いることも可能である。また、燃料タンク500の断面積は、燃料タンク500の液位に直交する断面の面積である。
情報記憶部120は、入力情報取得部110が取得した船舶の燃費、船舶の平均速度、燃料タンク500の容積、燃料タンク500の断面積、燃料の体膨張率を記憶する。また、情報記憶部120は、入力情報取得部110から取得した第1時刻のうち、最新の第1時刻を記憶する。
第1温度取得部140は、第1時刻において第1温度測定装置130が測定した船舶の周辺の海面温度である第1温度を取得する。
第1位置取得部150とは、情報記憶部120が記憶している第1時刻に基づいて、第1時刻における船舶の地理的位置である第1位置を、位置情報端末400から取得する。地理的位置は、例えば、地理座標系を用いて表される。
移動可能域取得部160は、燃料タンク500の容積と同じ体積の燃料を用いた場合における船舶の第1位置からの移動可能域を取得する。
図3は、移動可能域取得部160が移動可能域を取得する動作を示すフローチャートである。
移動可能域取得部160は、情報記憶部120から船舶の燃費と、燃料タンク500の容積を取得する(ステップS1)。
移動可能域取得部160は、ステップS1で得られた船舶の燃費に、ステップS1で得られた船舶の燃料の量を乗算することで、航行可能距離を算出する(ステップS2)。
移動可能域取得部160は、第1位置取得部150から第1位置を取得する(ステップS3)。
移動可能域取得部160は、ステップS3で取得した第1位置を原点とし、ステップS2で得られた航行可能距離を半径とする円を、移動可能域として取得する(ステップS4)。
到達時刻取得部170は、移動可能域取得部160が取得した移動可能域に船舶が到達する時刻を取得する。
図4は、到達時刻取得部170が、船舶の移動可能域への到達時刻を取得する動作を示すフローチャートである。
到達時刻取得部170は、図3のステップS2で得られた航行可能距離を移動可能域取得部160から取得する(ステップS11)。
到達時刻取得部170は、情報記憶部120から、船舶の平均速度を取得する(ステップS12)。
到達時刻取得部170は、ステップS11で取得した航行可能距離を、ステップS12で取得した平均速度で除算することで航行時間を算出する(ステップS13)。 到達時刻取得部170は、情報記憶部120から第1時刻を取得する(ステップS14)。
到達時刻取得部170は、ステップS14で取得した第1時刻に、ステップS13で得られた航行時間を加算して、船舶が移動可能域に到達する到達時刻を取得する(ステップS15)。
第2温度取得部180は、第1時刻から、到達時刻取得部170が取得した船舶の到達時刻までの時間において、第1位置から移動可能域までの範囲にかかる最高温度を、第2温度として気象データベース300から取得する。つまり、第2温度取得部180は、第1時刻以降の時刻において、最高温度となる時刻における船舶の温度を取得する。上述の最高温度となる時刻は第2時刻の一例である。
図5は、第2温度取得部180が、第2温度を取得する動作を示すフローチャートである。
第2温度取得部180は、情報記憶部120から第1時刻を取得する(ステップS21)。
第2温度取得部180は、到達時刻取得部170から、船舶が移動可能域に到達する到達時刻を取得する(ステップS22)。
第2温度取得部180は、移動可能域取得部160から、移動可能域を取得する(ステップS23)。
第2温度取得部180は、第1時刻から上述の船舶の到達時刻までの時間かつ、移動可能域の範囲における最高温度を、気象データベース300から取得する(ステップS24)。最高温度の例としては、最高気温または最高海面温度が挙げられる。
計算部190は、第1温度と第2温度の差に基づいて、燃料タンク500のオーバフローを防止できる燃料の量を計算する。燃料タンク500のオーバフローを防止できる燃料の量とは、船舶の航行によって燃料タンク500内の燃料の熱膨張が生じる場合にも、燃料の体積が燃料タンク500の最大容積を超えない最大の量である。ただし、「最大の量」は、誤差を鑑みた一定の余裕を含むものであってよい。
図6は、計算部190の動作を示すフローチャートである。
計算部190は、第1温度取得部140から第1温度を取得し、第2温度取得部180から第2温度を取得する(ステップS31)。
計算部190は、情報記憶部120から、燃料タンク500の容積、燃料タンク500の断面積、燃料の体膨張率を取得する(ステップS32)。
計算部190は、第2温度から第1温度を減算することで、温度差を算出する(ステップS33)。
計算部190は、ステップS33で算出した温度差が0以下の場合は(ステップS34:YES)、ステップS32で取得した燃料タンク500の容積を、オーバフローを防止できる燃料の量とする(ステップS35)。すなわち、第2温度が第1温度以下である場合、温度変化によって燃料の体積が増加することがないため、燃料タンク500の容積と同じ燃料の体積がオーバフローを防止できる燃料の量である。
計算部190は、ステップS33の値が0以下ではない場合は(ステップS34:NO)ステップS33で得られた温度差にステップS32で取得した体膨張率を乗算する(ステップS36)。
計算部190は、ステップS35で得られた値に1を加算した値を、ステップS32で得られた燃料タンク500の容積から除算した値を、オーバフローを防止できる燃料の量に決定する(ステップS37)。燃料の量の例としては、燃料タンク500が蓄えている燃料の体積、または燃料タンクの容積に対する、燃料タンク500が蓄えている燃料の体積の割合が挙がられる。センサ700が液位を検知する方法の例としては、フロート式およびニューマチック式が挙げられる。
計算部190は、オーバフローを防止できる燃料の量を、燃料タンク500の断面積で除算し、オーバフローを防止できる液位の閾値を算出する(ステップS38)。
計算部190は、ステップS38で算出されたオーバフローを防止できる液位の閾値を警報判定部800と表示部850に出力する(ステップS39)。
《オーバフロー防止装置の動作》
次に、オーバフロー防止装置100の動作について説明する。
図7は、オーバフロー防止装置100の動作を示すフローチャートである。
入力情報取得部110は、ユーザが初期設定した船舶の燃費、船舶の平均速度、燃料タンク500の容積、燃料タンク500の断面積、燃料の体膨張率を取得する(ステップS41)。
入力情報取得部110は、現在時刻である第1時刻を取得する(ステップS42)。
情報記憶部120は、入力情報取得部110が取得した第1時刻および船舶の燃費、船舶の平均速度、燃料タンク500の容積、燃料タンク500の断面積、燃料の体膨張率を記憶する(ステップS43)。
第1温度取得部140は、第1温度測定装置130が測定した第1温度を取得する(ステップS44)。
第1位置取得部150は、情報記憶部120が記憶している第1時刻における船舶の地理的位置を第1位置として、位置情報端末400から取得する(ステップS45)。
移動可能域取得部160は、ステップS45において第1位置取得部150が取得した第1位置と、情報記憶部120が記憶している船舶の燃費と船舶の燃料の量に基づいて、航行可能距離を算出し、移動可能域を取得する(ステップS46)。
到達時刻取得部170は、ステップS46において移動可能域取得部160が算出した航行可能距離と、情報記憶部120が記憶している船舶の平均速度と第1時刻に基づいて、船舶の移動可能域への到達時刻を取得する(ステップS47)。
第2温度取得部180は、ステップS46において移動可能域取得部160が取得した移動可能域と、ステップS47において到達時刻取得部170が取得した到達時刻と、情報記憶部120が記憶している第1時刻に基づいて、気象データベース300から第2温度を取得する(ステップS48)。
計算部190は、ステップS44において第1温度取得部140が取得した第1温度と、ステップS48において第2温度取得部180が取得した第2温度、情報記憶部120が記憶している燃料タンク500の容積、燃料タンク500の断面積、燃料の体膨張率に基づいて、オーバフローを防止できる燃料の液位の閾値を計算する(ステップS49)。
計算部190は、ステップS49において計算されたオーバフローを防止できる燃料の液位の閾値を警報判定部800と表示部850に出力する(ステップS50)。
これにより、船舶のユーザは、表示部850に出力されたオーバフローを防止できる燃料の液位の閾値を見て給油をすることができるため、給油後の船舶の運航においての燃料のオーバフローを防止することができる。
《作用・効果》
このように、第1実施形態によれば、オーバフロー防止装置100は、第1時刻における船舶にかかる第1温度を取得する第1温度取得部140と、第2時刻における船舶にかかる第2温度を取得する第2温度取得部180と、オーバフローを防止できる燃料の量を計算する計算部190を備える。これにより、燃料タンクの燃料のオーバフローを防止しながらも、できる限り多くの燃料を燃料タンクに注入できる。
また、第1実施形態にかかるオーバフロー防止装置100は、第1時刻における船舶にかかる第1温度を測定する第1温度測定装置130を備える。これにより、オーバフロー防止装置100は、ユーザが第1温度を直接入力しない場合においても、第1温度を測定により取得でき、ユーザの手作業を削減できる。
さらに、第1実施形態にかかるオーバフロー防止装置100は、第1時刻における船舶の地理的位置である第1位置を取得する第1位置取得部150と、船舶の移動可能域を取得する移動可能域取得部160と、船舶の移動可能域への到達時刻を取得する到達時刻取得部170を備え、第2温度取得部180が第2温度を気象データベース300から取得する。これにより、第2温度をユーザが直接入力しなくても、オーバフロー防止装置100は、気象データベース300から第2温度を取得でき、ユーザの手作業を削減できる。
〈第2の実施形態〉
以下、図面を参照しながら第2の実施形態について説明する。
《オーバフロー防止装置の構成》
図8は、第2実施形態にかかるオーバフロー防止装置100の構成を示す概略ブロック図である。
第2実施形態にかかるオーバフロー防止装置100は、第1実施形態にかかるオーバフロー防止装置100の構成に、使用順番取得部200を加えた構成となる。
使用順番取得部200は、入力情報取得部110がユーザの入力から取得した、船舶における複数の燃料タンク500の使用順番を、入力情報取得部110から取得する。
移動可能域取得部160は、使用順番取得部200から使用順番を取得し、複数の燃料タンク500それぞれについての使用順番に基づいて、移動可能域を取得する。
図9は、第2実施形態にかかる移動可能域取得部160の動作に関する図である。
図9の例では、船舶900は、燃料タンク500を3つ有している船舶である。燃料タンク500の3つのうち、使用順番が最初となる第1の燃料タンク500の燃料を消費し終えるまでの移動可能域a1は、第1時刻における船舶900の位置である第1位置から、第1の燃料タンクの容積に相当する航行可能距離を半径r1とする円となる。
燃料タンク500の3つのうち、使用順番が2番目となる第2の燃料タンク500の燃料を消費し終えるまでの移動可能域a2は、第1の燃料タンクおよび第2の燃料タンクの容積の和に相当する航行可能距離を半径r2とする円となる。
燃料タンク500の3つのうち、使用順番が最後となる第3の燃料タンク500の燃料を消費し終えるまでの移動可能域a3は、第1の燃料タンクおよび第2の燃料タンク、第3の燃料タンクの容積の和に相当する航行可能距離を半径r3とする円となる。
到達時刻取得部170は、燃料タンク500それぞれについての移動可能域への到達時刻を取得する。例えば、到達時刻取得部170は、図9の船舶900の場合、到達時刻取得部170は、3つの到達時刻を取得する。
第2温度取得部180は、燃料タンク500それぞれについての第2温度を取得する。例えば、第2温度取得部180は、図9の船舶900の場合、3つの第2温度を取得する。
計算部190は、燃料タンク500それぞれについてのオーバフローを防止できる燃料の液位の閾値を算出する。例えば、計算部190は、図9の船舶900の場合、3つのオーバフローを防止できる燃料の液位の閾値を算出する。
《作用・効果》
このように、第2の実施形態によれば、オーバフロー防止装置100は、複数の燃料タンク500の使用順番を取得する使用順番取得部200を備え、燃料タンク500それぞれについて第2温度を取得して、オーバフローを防止できる燃料の量を計算する。これにより、オーバフロー防止装置100は、船舶が複数の燃料タンク500を有する場合、燃料タンクの燃料のオーバフローを防止しながらも、燃料タンクごとにオーバフローを防止できる最大限の燃料を注入できる。
〈第3の実施形態〉
以下、図面を参照しながら第3の実施形態について説明する。
《オーバフロー防止装置の構成》
図10は、第3実施形態にかかるオーバフロー防止装置100の構成を示す概略ブロック図である。
第3実施形態にかかるオーバフロー防止装置100は、第1実施形態にかかるオーバフロー防止装置100の第1位置取得部150、移動可能域取得部160、到達時刻取得部170に代えて、航路取得部210を備える。
第1実施形態にかかる入力情報取得部110は、第1時刻および船舶の燃費、船舶の平均速度、燃料タンク500の容積、燃料タンク500の断面積、燃料の体膨張率のユーザ入力を取得するが、第3実施形態にかかる入力情報取得部110は、第1時刻および船舶の航路、燃料タンク500の容積、燃料タンク500の断面積、燃料の体膨張率のユーザ入力を取得する。ここで、船舶の航路とは、例えば、船舶の移動予定の経路を地理座標系で表したものである。
情報記憶部120は、入力情報取得部110が取得した第1時刻および船舶の航路、燃料タンク500の容積、燃料タンク500の断面積、燃料の体膨張率を記憶する。
航路取得部210は、情報記憶部120が記憶している船舶の航路を取得する。
第2温度取得部180は、気象データベース300に基づいて、航路取得部210が取得した航路の時刻別および地理的位置別の温度のうち、最高温度を第2温度として取得する。上述の最高温度にかかる時刻は第2時刻の一例である。
《作用・効果》
このように、第3の実施形態によれば、オーバフロー防止装置100は、船舶の航路を取得する航路取得部210を備え、航路の時刻別および地理的位置別の温度のうち、最高温度を第2温度として取得する。これにより、オーバフロー防止装置100は、ユーザの航路の入力を受けて、船舶の移動航路にかかる最高温度に備えてオーバフローを防止できる。
〈第4の実施形態〉
以下、図面を参照しながら第4の実施形態について説明する。
《オーバフロー防止装置の構成》
図11は、第4実施形態にかかるオーバフロー防止装置100の構成を示す概略ブロック図である。
第1実施形態にかかるオーバフロー防止装置100は、第1温度測定装置130を有するが、第4実施形態にかかるオーバフロー防止装置100は、第1温度測定装置130を有しなくてよい。
第1位置取得部150は、情報記憶部120が記憶している第1時刻における船舶の位置である第1位置を位置情報端末400から取得する。
第1温度取得部140は、第1位置取得部150が取得した第1位置に基づいて、気象データベース300から第1温度を取得する。
《作用・効果》
このように、第4の実施形態によれば、オーバフロー防止装置100は、第1温度取得部140が第1温度を気象データベース300から取得する。これにより、オーバフロー防止装置100は、直接第1温度を測定できない場合であっても、気象データベース300から第1温度を取得でき、より手作業を削減できる。
〈第5の実施形態〉
以下、図面を参照しながら第5の実施形態について説明する。
《船舶の構成》
図12は、第5実施形態にかかる船舶900の構成を示す図である。
船舶900は、オーバフロー防止システム10を備える船舶である。オーバフロー防止システム10が備えるオーバフロー防止装置100は、上記の第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態、第4実施形態の何れかにかかるオーバフロー防止装置100であっても良い。
《作用・効果》
このように、第5の実施形態によれば、船舶900は、オーバフロー防止装置100を備える。これにより、船舶900は、燃料のオーバフローを防止し、できる限り多くの燃料を燃料タンクに注入して運航できる。
〈他の実施形態〉
以上、図面を参照して一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、第1位置取得部150が取得する地理的位置や航路取得部210が取得する航路は2次元座標系だけでなく、高さを含む3次元座標系によって表されてもよい。この場合、オーバフロー防止装置100は、気象データベース300の3次元座標系にかかる海面温度や気温を用いることができる。
また、オーバフロー防止装置100は、入力情報取得部110に入力した第1時刻を用いることに加え、センサ700が燃料タンク500の燃料の液位の上昇を検知したタイミングにて第1時刻と特定することも可能である。さらに、オーバフロー防止装置100は、航行中の所定タイミングで都度計測した時刻を第1時刻として用いることも可能である。この場合、移動可能域取得部160は、上述の所定タイミングにおいて燃料タンク500が有する燃料を用いて、船舶が上述の所定タイミングにかかる位置を第1位置として、第1位置から移動可能な域を移動可能域として取得する。
オーバフロー防止装置100は、ユーザが入力した将来の時刻を第2時刻として用いることも可能である。また、オーバフロー防止装置100の第2温度取得部180は、到達時刻取得部170が取得した到達時刻を第2時刻として、第2時刻の船舶にかかる温度を第2温度として、取得することも可能である。
オーバフロー防止装置100が複数の燃料タンク500を有する場合、オーバフロー防止装置100は、一部の燃料タンク500においてのオーバフローを防止できる燃料の液位の閾値については、オーバフロー防止装置100の計算部190が算出した値を用いなくてもよい。
オーバフロー防止装置100の第2温度取得部180は、到達時刻取得部170が算出した到達時刻の移動可能域における最高温度を第2温度として用いることも可能である。
また、オーバフロー防止装置100の第2温度取得部180は、位置情報端末400から取得した情報に基づいて、移動可能域のうち、陸域を除いて海域を限定した上で、第2温度を取得することも可能である。この場合、位置情報端末400は、位置情報に基づいて海域か否かを判定できる、2次元座標系または3次元座標系に関連付けられた海域情報を有する。
図13は、少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
コンピュータ1100は、プロセッサ1110、メインメモリ1120、ストレージ1130、インタフェース1140を備える。
上述のオーバフロー防止装置100は、コンピュータ1100に実装される。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式でストレージ1130に記憶されている。プロセッサ1110は、プログラムをストレージ1130から読み出してメインメモリ1120に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、プロセッサ1110は、プログラムに従って、上述した各記憶部に対応する記憶領域をメインメモリ1120に確保する。
プログラムは、コンピュータ1100に発揮させる機能の一部を実現するためのものであってもよい。例えば、プログラムは、ストレージ1130に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせ、または他の装置に実装された他のプログラムとの組み合わせによって機能を発揮させるものであってもよい。なお、他の実施形態においては、コンピュータ1100は、上記構成に加えて、または上記構成に代えてPLD(Programmable Logic Device)などのカスタムLSI(Large Scale Integrated Circuit)を備えてもよい。PLDの例としては、PAL(Programmable Array Logic)、GAL(Generic Array Logic)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)が挙げられる。この場合、プロセッサ1110によって実現される機能の一部または全部が当該集積回路によって実現されてよい。
ストレージ1130の例としては、磁気ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ等が挙げられる。ストレージ1130は、コンピュータ1100のバスに直接接続された内部メディアであってもよいし、インタフェース1140または通信回線を介してコンピュータに接続される外部メディアであってもよい。また、このプログラムが通信回線によってコンピュータ1100に配信される場合、配信を受けたコンピュータ1100が当該プログラムをメインメモリ1120に展開し、上記処理を実行してもよい。少なくとも1つの実施形態において、ストレージ1130は、一時的でない有形の記憶媒体である。
また、当該プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、当該プログラムは、前述した機能をストレージ1130に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせで実現するもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
10 オーバフロー防止システム
100 オーバフロー防止装置
105 演算装置
110 入力情報取得部
120 情報記憶部
130 第1温度測定装置
140 第1温度取得部
150 第1位置取得部
160 移動可能域取得部
170 到達時刻取得部
180 第2温度取得部
190 計算部
200 使用順番取得部
210 航路取得部
300 気象データベース
400 位置情報端末
500 燃料タンク
600 燃料注入管
700 センサ
800 警報判定部
850 表示部
900 船舶
r1 半径
a1 移動可能域
r2 半径
a2 移動可能域
r3 半径
a3 移動可能域
1100 コンピュータ
1110 プロセッサ
1120 メインメモリ
1130 ストレージ
1140 インタフェース

Claims (9)

  1. 第1時刻における船舶に係る温度である第1温度を、取得する第1温度取得部と、
    前記第1時刻後の第2時刻における前記船舶に係る温度である第2温度を、取得する第2温度取得部と、
    前記第1温度と前記第2温度の差に基づいて、前記船舶の燃料タンクのオーバフローの防止ができる前記燃料の量を計算する計算部と、
    を備えるオーバフロー防止装置。
  2. 前記第1温度を測定する第1温度測定装置を備え、
    前記第1温度取得部は、前記第1温度測定装置から前記第1温度を取得する
    請求項1に記載のオーバフロー防止装置。
  3. 前記船舶の航路を取得する航路取得部を備え、
    前記第2温度取得部は、時刻別および地理的位置別に係る温度を記憶する気象データベースに基づいて、前記航路に係る時刻別および地理的位置別に係る温度のうち最高温度を第2温度として取得する
    請求項1または請求項2に記載のオーバフロー防止装置。
  4. 前記第1時刻における前記船舶の地理的位置である第1位置を取得する第1位置取得部と、
    前記第1時刻における前記船舶の燃料を用いた場合、前記船舶の前記第1位置からの移動可能域を取得する移動可能域取得部と、
    前記船舶の前記移動可能域への到達時刻を取得する到達時刻取得部を備え、
    前記第2温度取得部は、前記第1時刻から前記到達時刻までの時間において、前記移動可能域までの範囲にかかる最高温度を、前記第2温度として、前記気象データベースから取得する
    請求項1または請求項2に記載のオーバフロー防止装置。
  5. 前記第1時刻の前記船舶における複数の燃料タンクの使用順番を取得する使用順番取得部を備え、
    前記移動可能域取得部は、前記複数の燃料タンクそれぞれについての前記使用順番に基づいて、前記第1時刻における前記船舶の燃料を用いた場合、前記燃料タンクの燃料を消費し終えるまでの前記船舶の前記第1位置からの移動可能域を、取得し、
    前記到達時刻取得部は、前記船舶の燃料タンクごとの前記移動可能域への到達時刻を取得し、
    前記第2温度取得部は、前記船舶の燃料タンクごとの前記移動可能域と前記到達時刻に基づいて、前記第2温度を、前記気象データベースから取得する
    請求項4に記載のオーバフロー防止装置。
  6. 前記第1時刻における前記船舶の地理的位置である第1位置を取得する第1位置取得部を備え、
    前記第1温度取得部は、時刻別および地理的位置別に係る温度を記憶する気象データベースから、前記第1時刻および前記第1位置に基づいて、前記第1温度を取得する
    請求項1に記載のオーバフロー防止装置。
  7. 請求項1から請求項6の何れかに記載のオーバフロー防止装置を備える船舶。
  8. 第1時刻における船舶に係る温度である第1温度を、取得するステップと、
    前記第1時刻後の第2時刻における前記船舶に係る温度である第2温度を、取得するステップと、
    前記第1温度と前記第2温度の差に基づいて、前記船舶の燃料タンクのオーバフローの防止ができる前記燃料の量を計算するステップと、
    を有するオーバフロー防止方法。
  9. コンピュータを、
    第1時刻における船舶に係る温度である第1温度を、取得する第1温度取得部、
    前記第1時刻後の第2時刻における前記船舶に係る温度である第2温度を、取得する第2温度取得部、
    前記第1温度と前記第2温度の差に基づいて、前記船舶の燃料タンクのオーバフローの防止ができる前記燃料の量を計算する計算部、
    として機能させるためのプログラム。
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