JP2020181066A - 光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】外力が加わった際のレンズのダメージを軽減する。【解決手段】光学機器は、ベース部材108に対して光軸方向に移動可能な第1レンズ保持部材102および第2のレンズ保持部材105と、第1レンズ保持部材の第1カムフォロア103および第2レンズ保持部材の第2カムフォロア106のそれぞれに係合する第1カム部107aおよび第2カム部107bを有して回転可能なカム部材107とを有する。ベース部材またはカム部材は、カム部材の回転により該カム部材を光軸方向に移動させる第3カム部107cを有する。カム部材に、ストッパ部116aが設けられている。第2レンズ保持部材は、第1レンズと第2レンズとの間の光軸方向での距離が最も短い第1距離となる第1状態において、ストッパ部に対して光軸方向にて第2距離まで近づくストッパ受け部105aを有する。第2距離L2は第1距離L1よりも短い。【選択図】図1

Description

本発明は、カム部材によりレンズを光軸方向に移動させる交換レンズや撮像装置等の光学機器に関する。
上記のような光学機器では、光軸方向において隣り合うレンズ間の間隔をできるだけ狭くすることができるように構成することで、変倍(ズーム)における可動レンズの移動量の確保している。
ただし、光学機器に衝撃等の外力が加わった際に隣り合うレンズ同士が衝突しないように、特許文献1にて開示されているようにレンズとこれに隣り合うレンズを保持するレンズ保持部材とをこれらレンズ同士が当接するより先に当接させる構成を採用している。
特開2011−017930号公報
しかしながら、特許文献1にて開示されたようにレンズとこれに隣り合うレンズ保持部材とを当接させる構成では、レンズ保持部材が当接するレンズに傷や割れ等のダメージが生ずるおそれがある。
本発明は、外力が加わった際のレンズのダメージを軽減することが可能な光学機器を提供する。
本発明の一側面としての光学機器は、ベース部材と、第1レンズを保持し、ベース部材に対して光軸方向に移動可能な第1レンズ保持部材と、第1レンズよりも像側に配置された第2レンズを保持し、ベース部材に対して光軸方向に移動可能な第2のレンズ保持部材と、ベース部材に対して光軸回り方向に回転可能であり、第1レンズ保持部材に設けられた第1カムフォロアおよび第2レンズ保持部材に設けられた第2カムフォロアのそれぞれに係合する第1カム部および第2カム部を有するカム部材とを有する。ベース部材およびカム部材のうち一方は、カム部材の回転により該カム部材をベース部材に対して光軸方向に移動させる第3カム部を有する。カム部材に、ストッパ部が設けられている。第2レンズ保持部材は、第1レンズと第2レンズとの間の光軸方向での距離が最も短い第1距離となる第1状態において、ストッパ部に対して光軸方向にて第2距離まで近づくストッパ受け部を有する。そして、第2距離が第1距離よりも短いことを特徴とする。
本発明によれば、光学機器に外力が加わった際のダメージを軽減することができる。
本発明の実施例である交換レンズ装置の分解斜視図。 実施例の交換レンズ装置の第1の断面図。 実施例の交換レンズ装置における第1レンズ保持部材の斜視図。 実施例の交換レンズ装置における第2レンズ保持部材の斜視図。 実施例の交換レンズ装置におけるカム筒の斜視図。 実施例の交換レンズ装置における案内筒の斜視図。 実施例の交換レンズ装置の第2の断面図。 実施例の交換レンズ装置における操作リングの斜視図。 実施例の交換レンズ装置の第3の断面図。 実施例の交換レンズ装置の第4の断面図。 実施例の交換レンズ装置の第5の断面図。 図2の一部を拡大した図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1および図2は、デジタルカメラやビデオカメラ等の撮像装置に着脱可能な交換レンズ装置(光学機器)の構成を示している。交換レンズ装置は、図の左側である物体側(以下、前側ともいう)から図の右側である像側(像面側:以下、後側ともいう)に順に、第1レンズ101、第2レンズ104、第3レンズ114および第4レンズ115を有する。これら第1〜第4レンズ101,104,114,115は撮像光学系を構成する。第1〜第4レンズ101,104,114,115はそれぞれ、1枚または複数枚のレンズにより構成され、レンズ群やレンズユニットと言い換えることもできる。図2中のAは撮像光学系の光軸を示しており、該光軸Aが延びる方向を光軸方向といい、光軸Aに直交する方向を径方向という。また光軸Aを中心した周方向を、光軸回り方向または周方向という。第1〜第4レンズ101,104,114,115は互いに独立して光軸方向に移動することによって変倍(ズーム)を行う。
102は第1レンズ101を保持する第1レンズ保持部材である。図3は、第1レンズ保持部材102を斜め後側ら見て示している。103は第1レンズ保持部材102の内周部における周方向3箇所に取り付けられた第1カムフォロアである。119は第1レンズ保持部材102の外周部における周方向3箇所に取り付けられた第4カムフォロアである。第1および第4カムフォロア106,119はそれぞれ、その中心部に貫通穴を有し、ここに挿入されたビスの雄ねじ部が第1レンズ保持部材102の雌ねじ部に締め込まれることで第1レンズ保持部材102に対して固定される。
図1および図2において、105は第2レンズ104を保持する第2レンズ保持部材である。図4は、第2レンズ保持部材105を斜め前側から見て示している。106は第2レンズ保持部材105の外周部における周方向3箇所に、第1および第4カムフォロワ103,119と同様の方法により取り付けられた第2カムフォロアである。
図2に示すように、第1レンズ101の最大外径D1は、第2レンズ保持部材105の最大外径(第2カムフォロア106を除いた円筒部の最大外径)D2よりも大きく設定されている。
図1および図2において、107はカム部材としてのカム筒であり、108はカム筒107の径方向内側に配置された案内部材としての案内筒である。案内筒108は、その後端部が固定筒110に一体に固定されており、固定筒110とともに交換レンズ装置のベース部材を構成する。
カム筒107は、案内筒108の外周において該案内筒108に対して光軸回り方向に回転可能である。図5は、カム筒107を斜め前側から見て示している。カム筒107は、その内周部に、案内筒108の外周部と径嵌合する径嵌合部107hを有する。カム筒107には、第1カムフォロア103と係合する第1カム部としての第1カム溝部107aと、第2カムフォロア106と係合する第2カム部としての第2カム溝部107bとがそれぞれ周方向に3本ずつ形成されている。図9および図10は、第1および第2カムフォロア103,106がそれぞれ第1および第2カム溝部107a,107bに係合した状態を示している。
またカム筒107には、案内筒108を斜め前側から見て示す図6に示すように案内筒108の外周部における周方向3箇所に取り付けられた第3カムフォロア109と係合する第3カム部としての第3カム溝部107cが周方向に3本形成されている。図7は、第3カムフォロア109が第3カム溝部107cに係合した状態を示している。なお、第3カム部はカム筒107と案内筒108のうち一方に設けられていればよく、第3カムフォロアはカム筒107と案内筒108のうち他方に設けられていればよい。
さらにカム筒107には、第4レンズ114を保持する第4レンズ保持部材114aおよび第5レンズ115を保持する第5レンズ保持部材115aの外周部に設けられたカムフォロア114b,115bがそれぞれ係合するカム溝部117i,117jが周方向に3本ずつ形成されている。図9には、カムフォロア114b,115bがそれぞれカム溝部117i,117jに係合した状態を示している。
また図2および図5に示すように、カム筒107における前側の端部近傍における周方向3箇所には、カム筒107の径方向内側に突出するストッパ部116aが設けられている。ストッパ部116aは、頭部近傍に雄ねじ部を有し、該雄ねじ部より先端側に雄ねじ部より径が細い先端軸部を有するねじ部材116を用いて設けられている。すなわち、ストッパ部116aはカム筒107とは別部材を用いて設けられている。ねじ部材116は、その雄ねじ部がカム筒107に形成された雌ねじ穴に締め込まれることでカム筒107に固定され、雌ねじ穴からカム筒107の径方向内側に突出した先端軸部がストッパ部116aとなる。
図4に示した第2レンズ保持部材105の前面のうち上記3つのストッパ部116aにそれぞれ対応する周方向3箇所にはストッパ受け部105aが形成されている。第2レンズ保持部材105において、ストッパ受け部105aは、第2カムフォロア106とは周方向において異なる位置(位相)に設けられ、第2レンズ保持部材105の前面より若干後側に凹んだ形状(図2参照)に形成されている。これにより、後述する第2カムフォロア106の係合する案内溝部の配置をストッパ部116aにより妨げられることなく配置することで、移動ストロークの確保が可能となる。
図1および図2において、111は交換レンズ装置をデジタルカメラ等の撮像装置117に着脱可能に装着するためのマウントであり、固定筒110の後側の端部に固定されている。撮像装置117は、撮像光学系により形成された光学像である被写体像を光電変換(撮像)する撮像素子118を備えている。
112は操作リングである。操作リング112は、図9に示すように固定筒110のバヨネット部110aに光軸回り方向に回転可能に結合され、カム筒107の外周における光軸方向定位置にてユーザによる回転操作が可能である。図1および図2に示すように、操作リング112の外周面には、ユーザが操作リング112を回転操作する際の滑り止めとなるラバーリング113が装着されている。また図8に斜め前側から見て示すように、操作リング112の内周部には、第4カム溝部112aが形成されている。第4カム溝部112aには、第1レンズ保持部材102に取り付けられた第4カムフォロア119が係合している。
図6に示した案内筒108には、第1カムフォロア103と係合して第1レンズ保持部材107を光軸方向に案内する(光軸回り方向への回転を阻止する)第1案内部としての第1案内溝部108aと、第2カムフォロア106と係合して第2レンズ保持部材106を光軸方向に案内する第2案内部としての第2案内溝部108bとが光軸方向に直線状に延びるように形成されている。第1案内溝部108aと第2案内溝部108bはそれぞれ、案内筒108における周方向3個所に設けられている。なお、本実施例では第1案内溝部108aと第2案内溝部108bが別々に設けられているが、これらを1つの案内溝部としてまとめてもよい。
案内筒108の外周部における前側の端部近傍には、図6に示すように前述した第3カムフォロア109が周方向3個所に、第1、第2および第4カムフォロワ103,106,119と同様の方法により取り付けられている。図7は、第3カム溝部107cと係合する第3カムフォロア109を示している。また図6に示すように、案内筒108の外周部には、カム筒107の径嵌合部107hと径嵌合する径嵌合部108eが形成されている。
以上のように構成された交換レンズ装置において、操作リング112が回転操作されると、該操作リング112に設けられた第4カム溝部112aが第1レンズ保持部材102に設けられた第4カムフォロア119に対して回転する。このため、第4カム溝部112aのリフトによって第4カムフォロア119を介して第1レンズ保持部材102が光軸方向に駆動される。第1レンズ保持部材102が光軸方向に駆動される際、第1レンズ保持部材102に設けられた第1カムフォロア103がカム筒107に設けられた第1カム溝部107aを介してカム筒107を光軸回り方向に回転駆動する。そして、カム筒107は、その第3カム溝部107cに案内筒108に設けられた第3カムフォロア109が係合していることによって、案内筒108に対して光軸方向に駆動される。
カム筒107が回転すると、その第2のカム溝部107bに第2レンズ保持部材105に設けられた第2カムフォロア106が係合していることで、第2レンズ保持部材105が光軸方向に駆動される。カム筒107は光軸方向に移動しながら回転するため、第2レンズ保持部材105はカム筒107の光軸方向への移動量と第2カム溝部107bのリフトとの和だけ光軸方向に駆動される。
同様に、カム溝部107i,107jに第4および第5レンズ保持部材114a,115aに設けられたカムフォロア114b,115bが係合していることで、第4および第5レンズ保持部材114a,115aが光軸方向に駆動される。この際、第4および第5レンズ保持部材114a,115aは、カム筒107の光軸方向への移動量とカム溝部107i,107jのリフトとの和だけ光軸方向に駆動される。
図5に示すカム筒107において、第2カム部107bのうち広角端(WIDE)状態にて第2カムフォロア106が係合する係合位置107dと望遠端(TELE)状態にて係合する係合位置107eとの間の光軸方向での差分、すなわちWIDE状態とTELE状態との間での第2レンズ104(第2レンズ保持部材105)の移動量をCとする。本実施例では、第2レンズ104はWIDE状態からTELE状態に向かって光軸方向における物体側から像側に移動する。
また第3カム溝部107cのうちWIDE状態にて第3カムフォロア109が係合する係合位置107fとTELE状態にて係合する係合位置107gとの間の光軸方向での差分、すなわちWIDE状態とTELE状態との間でのカム筒107の移動量をAとする。本実施例では、カム筒107はWIDE状態からTELE状態に向かって像側から物体側に移動する。
なお本実施例では、多数のカム溝部が形成されたカム筒107の強度を確保するために、第1カム溝部107aと第2カム溝部107bはカム筒107の円筒部を径方向に貫通する溝形状に形成する一方で、第3カム溝部107cは円筒部を貫通しない溝形状に形成されている。
さらに図6に示すように、案内筒108の前端部における周方向3個所には、カム筒107に設けられた3つのストッパ部116aをそれぞれ光軸方向において収容可能な凹部108cが形成されている。凹部108cは、少なくともWIDE状態においてストッパ部116aを収容することで、ストッパ部116aと案内筒108とが互いに干渉することを回避する。凹部108cは、案内筒108における第1案内溝部108aと第2案内溝部108bとは周方向にて異なる位置に設けられている。第1案内溝部108aと第2案内溝部108bは、凹部108cの後端面(底面)よりも前側まで延びている。このような構成とするとで、案内筒108の光軸方向長さを延ばすことなく、第1および第2案内溝部108a,108bの必要な長さを確保しつつ、案内筒108とストッパ部116aとの干渉を回避することができる。
図2,7,9および10は、第1レンズ101と第2レンズ104が光軸方向において最も接近する状態(第1の状態)としてのWIDE状態を示す。この状態において、ユーザが交換レンズ装置を落下させて第1レンズ保持部材102が地面等に衝突すると、その衝撃によって第1レンズ保持部材102が操作リング112やカム筒107に対してカムフォロアとカム溝部間のガタや各部材の変形等によって像側に変位する。一方、第2レンズ保持部材105は、その重量に応じた慣性力によってカム筒107に対して物体側に変位する。これにより、第1レンズ101と第2レンズ104との間隔がWIDE状態よりも狭くなり、第1レンズ101と第2レンズ104とが当接(衝突)するおそれがある。仮にこのような第1レンズ101と第2レンズ104との当接を回避するためにWIDE状態での第1レンズ101と第2レンズ104との光軸方向での間隔を広げると、光学設計上の制約となる。
このため本実施例では、前述したようにカム筒107にその径方向内側に突出するストッパ部116aを設け、第2レンズ保持部材105にストッパ部116aが光軸方向にて当接可能なストッパ受け部105aを設けている。なお、通常のWIDE状態において、ストッパ部116aとストッパ受け部105aとの間には光軸方向において小さな間隔が設けられている。
図11は、本実施例の交換レンズ装置のTELE状態とWIDE状態での断面を示している。図の上側にTELE状態を、下側にWIDE状態を示す。WIDE状態からTELE状態に向けて操作リング112が回転操作されることで、第1レンズ101と第2レンズ104は物体側に移動する。この際、カム筒107も光軸回りで回転しながら物体側に移動する。
WIDE状態からTELE状態までのカム筒107の光軸方向での移動量Aは、WIDE状態からTELE状態までのカム筒107の光軸回りでの回転量に対応する第3カム溝部107cのリフト量である。またWIDE状態からTELE状態までの第2レンズ104の光軸方向での移動量Bは、上記カム筒107の移動量Aに、WIDE状態からTELE状態までのカム筒107の光軸回りでの回転量に対応する第2カム溝部107bのリフト量に相当する移動量Cを加えた量である。
ここで図5に示したように、第2カム溝部107bは、WIDE状態からTELE状態に近づくほど像側に位置するようにカム筒107に形成されている。また第3カム溝部107cは、WIDE状態からTELE状態に近づくほど物体側に位置するようにカム筒107に形成されている。このため、WIDE状態(第1の状態)からTELE状態までのズーム領域(光学有効領域)におけるWIDE状態以外のすべてのズーム状態(第2の状態)でのWIDE状態からのカム筒107の移動量Aは第2レンズ104の移動量Bよりも大きくなる。言い換えれば、WIDE状態以外のすべてのズーム状態での第2レンズ104の移動量Bはカム筒107の移動量Aよりも小さくなる。
したがって、カム筒107に設けられたストッパ部116aと第2レンズ保持部材105のストッパ受け部105aとの間の光軸方向距離は、第1レンズ101と第2レンズ104とが光軸方向にて最も近接するWIDE状態(第1の状態)で最も短くなり、他のズーム状態(第2の状態)では十分長くなる。しかも、図12に示すように、WIDE状態において、ストッパ部116aと第2レンズ保持部材105のストッパ受け部105aとの間の光軸方向距離(第1の距離)L1は、最も近接している第1レンズ101と第2レンズ104との間の光軸方向距離(第2の距離)L2より短い。
このため、WIDE状態(および他のいずれのズーム状態)においても、衝撃等の外力が交換レンズ装置に作用した際に第1レンズ101と第2レンズ104とが当接する前にストッパ部116aと第2レンズ保持部材105とが当接して第1レンズ101と第2レンズ104との当接が回避される。
このように本実施例によれば、交換レンズ装置に外力が加わった際の第1およよび第2レンズ101,104のダメージを回避または軽減することができ、この結果、交換レンズ装置におけるレンズ配置自由度を高める、言い換えれば光学設計上の制約を少なくすることができる。
上記実施例では交換レンズ装置について説明したが、本発明の光学機器の実施例には、撮像光学系が一体(取り外し不可)に設けられた撮像装置や、撮像装置に一体に取り付けられるレンズ鏡筒を含む。
また上記実施例では操作リング112の回転により第1レンズ保持部材102が光軸方向に移動し、該第1レンズ保持部材102の移動によってカム筒107が光軸回りで回転する場合について説明した。しかし、操作リングの回転によりカム筒が回転されて、該カム筒に設けられたカム部によって第1および第2レンズ保持部材が光軸方向に移動するように構成してもよい。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
101 第1レンズ
102 第1レンズ保持部材
104 第2レンズ
105 第2レンズ保持部材
107 カム筒
108 案内筒
116a ストッパ部

Claims (7)

  1. ベース部材と、
    第1レンズを保持し、前記ベース部材に対して光軸方向に移動可能な第1レンズ保持部材と、
    前記第1レンズよりも像側に配置された第2レンズを保持し、前記ベース部材に対して前記光軸方向に移動可能な第2のレンズ保持部材と、
    前記ベース部材に対して光軸回り方向に回転可能であり、前記第1レンズ保持部材に設けられた第1カムフォロアおよび前記第2レンズ保持部材に設けられた第2カムフォロアのそれぞれに係合する第1カム部および第2カム部を有するカム部材とを有し、
    前記ベース部材および前記カム部材のうち一方は、前記カム部材の回転により該カム部材を前記ベース部材に対して光軸方向に移動させる第3カム部を有し、
    前記カム部材に、ストッパ部が設けられており、
    前記第2レンズ保持部材は、前記第1レンズと前記第2レンズとの間の前記光軸方向での距離が最も短い第1距離となる第1状態において、前記ストッパ部に対して前記光軸方向にて第2距離まで近づくストッパ受け部を有しており、
    前記第2距離が前記第1距離よりも短いことを特徴とする光学機器。
  2. 前記第1レンズの最大外径が、前記第2レンズ保持部材の最大外径より大きいことを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
  3. 前記第1状態と該第1状態とは前記第2レンズ保持部材の前記光軸方向での位置が異なるすべての状態である第2状態との間において、前記第1状態からの前記カム部材の前記光軸方向での移動量が前記第2レンズ保持部材の前記光軸方向での移動量より大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の光学機器。
  4. 前記ベース部材は、前記カム部材とともに前記光軸方向に移動する前記ストッパ部を前記第1状態において収容する凹部を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の光学機器。
  5. 前記ベース部材は、前記第1レンズ保持部材および前記第2レンズ保持部材をそれぞれ前記光軸方向に案内する第1案内部および第2案内部を有し、
    前記凹部は、前記ベース部材のうち前記光軸回り方向において前記第1案内部および前記第2案内部とは異なる位置に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の光学機器。
  6. 前記第2レンズ保持部材において、前記ストッパ受け部は、前記光軸回り方向における前記第2カムフォロアとは異なる位置に設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の光学機器。
  7. 前記ストッパ部は、前記カム部材とは別の部材を取り付けることで設けられていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の光学機器。
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