JP2020179373A - エアフィルタの端板接着方法及びエアフィルタの端板接着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】端板を濾材に対して精度よく安定して接着することができるエアフィルタの端板接着方法及びエアフィルタの端板接着装置を提供する。【解決手段】エアフィルタの端板接着方法は、針16で端板13を突き刺して支持する端板支持工程と、端板支持工程で支持した端板13を接着剤に接触させながら移動させて端板13に接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、接着剤塗布工程で接着剤が塗布された端板13を濾材12に接触させることによって接着する端板接着工程と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、エアフィルタにおける濾材に端板を接着するエアフィルタの端板接着方法及びエアフィルタの端板接着装置に関する。
従来、エアフィルタとしては、襞折りしたフィルタろ材(濾材)の周囲に矩形板状の不織布シート(端板)をホットメルト樹脂(接着剤)で貼り付けることによって形成されたものが知られている(例えば、特許文献1)。こうしたエアフィルタでは、不織布シートにホットメルト樹脂を塗布し、当該不織布シートに塗布したホットメルト樹脂をドライヤーなどで加熱して溶融させた状態で、当該不織布シートにおけるホットメルト樹脂側の面をフィルタろ材の側面に押し付けることにより不織布シートをフィルタろ材の側面に貼り付けるようにしている。
特開2017−170315号公報
ところで、上述のようなエアフィルタでは、不織布シートにホットメルト樹脂を塗布したり、不織布シートをフィルタろ材の側面に貼り付けたりする場合、不織布シートを支持した状態で移動させる必要がある。しかしながら、不織布シートの支持の仕方によっては、不織布シートに精度よくホットメルト樹脂を塗布したり、不織布シートをフィルタろ材に対して精度よく安定して貼り付けたりすることができないという問題がある。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされた。その目的は、端板を濾材に対して精度よく安定して接着することができるエアフィルタの端板接着方法及びエアフィルタの端板接着装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決するエアフィルタの端板接着方法は、襞折りされた濾材に端板を接着するエアフィルタの端板接着方法であって、針で前記端板を突き刺して支持する端板支持工程と、前記端板支持工程で支持した前記端板を接着剤に接触させながら移動させて前記端板に前記接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、前記接着剤塗布工程で前記接着剤が塗布された前記端板を前記濾材に接触させることによって接着する端板接着工程と、を備えることを要旨とする。
この構成によれば、端板を針で突き刺して支持しているため、端板の支持状態が安定する。このため、端板に対して接着剤を精度よく塗布することができるので、端板を濾材に対して精度よく安定して接着することができる。
上記課題を解決するエアフィルタの端板接着装置は、襞折りされた濾材に端板を接着するエアフィルタの端板接着装置であって、前記端板に針を突き刺して支持する端板支持部と、前記端板支持部を移動可能な移動機構と、前記端板に接着剤を供給可能な接着剤供給部と、前記濾材を支持する濾材支持部と、を備えることを要旨とする。
この構成によれば、端板を針で突き刺して支持しているため、端板の支持状態が安定する。このため、端板を支持した端板支持部を移動機構により接着剤供給部から供給される接着剤に接触させながら移動させて端板に接着剤を塗布することで、端板に対して接着剤を精度よく塗布することができる。したがって、接着剤が塗布された端板を濾材支持部に支持された濾材に接触させることで、端板を濾材に対して精度よく安定して接着することができる。
本発明によれば、端板を濾材に対して精度よく安定して接着することができる。
一実施形態のエアフィルタの端板接着装置を示す模式図。 端板載置台と接着剤供給部と濾材支持部との位置関係を示す平面模式図。 端板支持部の底面模式図。 端板支持部によって端板を支持するときの動作を示す側面模式図。 端板支持部の針を端板に突き刺したときの状態を示す側面模式図。 端板支持部によって支持された端板に接着剤を塗布する直前の状態を示す平面模式図。 端板支持部によって支持された端板に接着剤を塗布しているときの状態を示す平面模式図。 端板支持部によって支持された端板に接着剤を塗布した後の状態を示す平面模式図。 端板支持部によって支持された端板を濾材に接着するときの状態を示す平面模式図。 エアフィルタの斜視図。
以下、エアフィルタの端板接着装置の一実施形態を図面に従って説明する。
図1及び図2に示すように、端板接着装置11は、襞折りされた濾材12に端板13を接着してエアフィルタ14(図10参照)を形成する装置である。端板接着装置11は、端板13が載置される端板載置台15と、端板載置台15上に載置された端板13に針16を突き刺して支持する端板支持部17と、端板支持部17を移動可能な移動機構18と、端板支持部17に支持された端板13に接着剤S(図7参照)を供給可能な接着剤供給部19と、濾材12を支持する濾材支持部20とを備えている。
端板載置台15、接着剤供給部19、及び濾材支持部20は、平面視で隣り合うように並んで配置されている。端板13は、矩形状をなしており、例えば不織布によって構成される。端板13は、直方体状の端板載置台15上に位置決めされた状態で載置される。端板支持部17は、矩形状のガイド板21と、ブロック状の固定アクチュエータ22と、ブロック状の移動アクチュエータ23と、ガイド板21と平行に延びる矩形状の支持板24と、移動アクチュエータ23を移動させるためのアクチュエータ25とを備えている。
固定アクチュエータ22はガイド板21の一方側の面の長手方向における一端部に固定され、移動アクチュエータ23はガイド板21の一方側の面の長手方向における他端部にガイド板21の長手方向において移動可能に取着されている。支持板24は、固定アクチュエータ22及び移動アクチュエータ23を挟んでガイド板21と対向するように配置され、ガイド板21とで固定アクチュエータ22及び移動アクチュエータ23を挟持した状態で連結部材(図示略)によってガイド板21に連結されている。
ガイド板21における両アクチュエータ22,23側とは反対側の面には、移動アクチュエータ23をガイド板21の長手方向に移動させるためのアクチュエータ25が設けられている。ガイド板21には、長手方向に延びる長孔31が貫通するように形成されている。長孔31内には、平板状のスライダ32が長孔31に沿って移動可能に配置されている。スライダ32は、アクチュエータ25と移動アクチュエータ23とを連結している。
したがって、アクチュエータ25は、その駆動により、スライダ32を介して移動アクチュエータ23を固定アクチュエータ22に対して接近する方向及び離れる方向に選択的に移動させる。なお、支持板24は、移動アクチュエータ23を摺動可能に支持しており、移動アクチュエータ23の移動を妨げない。
図1及び図3に示すように、移動アクチュエータ23における支持板24側の端部には、複数(本例では4本)の針16が出没自在に設けられている。すなわち、4本の針16は、移動アクチュエータ23における支持板24側の面から突出する突出位置(図1に示す位置)と、移動アクチュエータ23の内部に収容されて見えなくなる収容位置との間で移動可能になっている。移動アクチュエータ23において4本の針16は、支持板24の短手方向に等間隔となるようにジグザグ(千鳥状)に配置されている。
したがって、4本の針16のうちの2本の針16は移動アクチュエータ23における支持板24の長手方向の中央部側に配置され、4本の針16のうちの残りの2本の針16は移動アクチュエータ23における支持板24の長手方向の中央部側とは反対側の端部側に配置されている。
これら4本の針16のうち、支持板24の長手方向の中央部側に配置された2本の針16は、突出位置にある場合に支持板24の長手方向の中央部側に向かって支持板24に対して斜めに延びるようになっている。一方、4本の針16のうち、支持板24の長手方向の中央部側とは反対側の端部側に配置された残りの2本の針16は、突出位置にある場合に支持板24の長手方向の中央部側とは反対側の端部側に向かって支持板24に対して斜めに延びるようになっている。
つまり、4本の針16のうち、支持板24の長手方向の中央部側に配置された2本の針16と、支持板24の長手方向の中央部側とは反対側の端部側に配置された残りの2本の針16とは、突出位置にある場合に、互いに反対の方向に向かって支持板24に対して例えば30度程度の角度をなすように斜めに延びるようになっている。なお、固定アクチュエータ22は移動しない点以外は、移動アクチュエータ23と全く同一の構成であるため、固定アクチュエータ22の構成の説明は省略する。
支持板24には、長手方向の略全体にわたって互いに平行となるように延びる複数(本例では4つ)の長孔26が、短手方向に等間隔となるように貫通して形成されている。これら4つの長孔26は、支持板24の短手方向に等間隔となるようにジグザグ(千鳥状)に配置された移動アクチュエータ23の4本の針16及び支持板24の短手方向に等間隔となるようにジグザグ(千鳥状)に配置された固定アクチュエータ22の4本の針16と、それぞれ支持板24の短手方向の位置が対応している。
つまり、移動アクチュエータ23の4本の針16及び固定アクチュエータ22の4本の針16は、突出位置にある場合に、支持板24の4つの長孔26を貫通して反対側に突出するようになっている。この場合の各針16の各長孔26からの突出量は、端板13の厚さよりも小さくなるように設定することが好ましく、本実施形態では端板13の厚さの半分程度となるように設定されている。
図1及び図2に示すように、移動機構18は、例えばロボットアームによって構成され、端板支持部17に連結されている。移動機構18は、端板支持部17全体を、3次元的に自在に移動させたり回動させたりして自在に位置や向きを変えることが可能になっている。接着剤供給部19は、内部に収容された接着剤S(図7参照)を徐々に外部に流出させるためのノズル27を備えている。
濾材支持部20は、矩形板状のベース部28と、ベース部28上に形成されるとともに襞折りされた濾材12の複数の凹凸と凹凸嵌合する複数の凹凸部29とを備えている。複数の凹凸部29は、ベース部28の短手方向の全体にわたって延びるとともに長手方向に並んで配置されている。
そして、襞折りされた平面視矩形状をなす濾材12を複数の凹凸部29に凹凸嵌合させて濾材支持部20が濾材12を支持した状態では、濾材12の折目30の延びる方向と、接着剤供給部19のノズル27から接着剤S(図7参照)が流出される方向とが平行になっている。なお、濾材12は、例えば、不織布によって構成される。
次に、本実施形態の作用として、端板接着装置11によって端板13を濾材12に接着する端板接着方法について説明する。
さて、端板載置台15上には、長尺帯状の不織布によって構成された板材をロール状に巻回したものから巻き解かれて所定の長さで切断されることによって矩形状に形成された端板13が、1つずつ順次に位置決めされた状態で載置される。このため、図1に示すように、端板載置台15上に載置された端板13は、長手方向の両端部が巻き癖により若干反っている。
そして、端板載置台15上に載置された端板13を濾材12に接着する場合には、図4に示すように、まず、端板支持部17を移動させて支持板24を端板載置台15上に載置された端板13に押し付ける。このとき、移動アクチュエータ23及び固定アクチュエータ22が端板13の長手方向の両端部とそれぞれ対向するように、移動アクチュエータ23の位置を調整する。
続いて、図5に示すように、移動アクチュエータ23及び固定アクチュエータ22の各針16を突出位置に移動させると、各針16が支持板24の各長孔26を通って端板13に対して斜めに突き刺さる。これにより、移動アクチュエータ23の各針16及び固定アクチュエータ22の各針16によって端板13が支持される(端板支持工程)。
続いて、移動アクチュエータ23を固定アクチュエータ22から遠ざかる方向(図5の矢印で示す方向)に若干移動させると、移動アクチュエータ23の各針16及び固定アクチュエータ22の各針16によって支持された端板13に長手方向の張力が付与された状態になる(張力付与工程)。すると、端板13は、反りが矯正されて真っ直ぐに延びた状態になる。つまり、端板13における端板支持部17側とは反対側の面が平面になる。
続いて、図6に示すように、端板13を支持した状態の端板支持部17を、接着剤供給部19に対して濾材支持部20側とは反対側の位置における接着剤供給部19の近傍位置に移動させる。すなわち、端板13における端板支持部17側とは反対側の面と、接着剤供給部19におけるノズル27が形成された面とが面一になるように、端板13を支持した状態の端板支持部17を移動させる。
続いて、端板13を支持した状態の端板支持部17を接着剤供給部19側に向かって一定の速度で平行移動させる。そして、図7に示すように、端板13の進行方向の前端が接着剤供給部19のノズル27に差し掛かると、ノズル27から接着剤Sが一定の流速で流出され、端板13における端板支持部17側とは反対側の面に接着剤Sが塗布され始める。引き続き、端板13における端板支持部17側とは反対側の面を接着剤Sに接触させながら一定の速度で端板支持部17を濾材支持部20側に向かって平行移動させる。
そして、図8に示すように、端板13の進行方向の後端が接着剤供給部19のノズル27を通過すると、ノズル27からの接着剤Sの流出が停止され、端板13における端板支持部17側とは反対側の面全体に接着剤Sが斑無く均一に塗布される(接着剤塗布工程)。この場合、端板13における接着剤Sが塗布された面が濾材支持部20に支持された濾材12における襞折りの折目30の延びる方向の一方側の端面(端部)と対向すると、端板13を支持した状態の端板支持部17の移動が停止される。
続いて、図9に示すように、端板13における接着剤Sが塗布された面が濾材支持部20に支持された濾材12における襞折りの折目30の延びる方向の一方側の端面に接触するように、端板支持部17を平行移動させる。これにより、端板13が接着剤Sによって濾材12における襞折りの折目30の延びる方向の一方側の端面に接着される(端板接着工程)。この場合、端板13における接着剤Sが塗布される面(端板13における端板支持部17側とは反対側の面)の向きは、接着剤塗布工程と端板接着工程との間で変化しない。
続いて、移動アクチュエータ23及び固定アクチュエータ22の各針16を突出位置から収容位置に移動させると、各針16が端板13から引き抜かれ、端板支持部17による端板13の支持状態が解除される。その後、端板支持部17は、所定の待機位置に移動され、端板載置台15上に載置される次の端板13の支持に備えて待機される。
なお、濾材12における襞折りの折目30の延びる方向の一方側の端面とは反対側の他端側の端面には、別の端板接着装置11によって別の端板13が接着される。これにより、図10に示すエアフィルタ14が形成される。つまりこの場合、濾材12における襞折りの折目30の延びる方向の両側の端面に2台の端板接着装置11により2つの端板13がそれぞれほぼ同時に接着されることによって、エアフィルタ14が形成される。
以上詳述した実施形態によれば、次のような効果が発揮される。
(1)端板接着方法は、針16で端板13を突き刺して支持する端板支持工程と、端板支持工程で支持した端板13を接着剤Sに接触させながら移動させて端板13に接着剤Sを塗布する接着剤塗布工程と、接着剤塗布工程で接着剤Sが塗布された端板13を濾材12に接触させることによって接着する端板接着工程とを備えている。この構成によれば、端板13を針16で突き刺して支持しているため、端板13の支持状態を安定させることができる。このため、端板13に対して接着剤Sを精度よく塗布することができるので、端板13を濾材12に対して精度よく安定して接着することができる。
(2)端板接着方法は、接着剤塗布工程の前に端板支持工程で支持した端板13に張力を付与する張力付与工程を備え、接着剤塗布工程では、張力付与工程で張力が付与された状態の端板13に接着剤Sを塗布する。この構成によれば、端板13が反っている場合でも、端板13に張力を付与することで、端板13を真っ直ぐになるように矯正できる。このため、端板13を長手方向に平行移動させながら端板13に接着剤Sを塗布しても、端板13に対して接着剤Sを斑無く均一に塗布することができる。
(3)端板接着方法において、端板13における接着剤Sが塗布される面の向きは、接着剤塗布工程と端板接着工程との間で変化しない。この構成によれば、接着剤塗布工程から端板接着工程へ進行する過程で端板13の向きを変える必要がないので、接着剤塗布工程から端板接着工程へ効率的に進行させることができる。
(4)端板接着方法において、端板支持工程では、針16を端板13に対して斜めに突き刺している。この構成によれば、針16が端板13から抜けにくくなるので、針16による端板13の支持状態をより一層安定させることができる。
(5)端板接着装置11は、端板13に針16を突き刺して支持する端板支持部17と、端板支持部17を移動可能な移動機構18と、端板13に接着剤Sを供給可能な接着剤供給部19と、濾材12を支持する濾材支持部20とを備えている。この構成によれば、端板13を針16で突き刺して支持しているため、端板13の支持状態を安定させることができる。このため、端板13を支持した端板支持部17を移動機構18により接着剤供給部19から供給される接着剤Sに接触させながら移動させて端板13に接着剤Sを塗布することで、端板13に対して接着剤Sを精度よく塗布することができる。したがって、接着剤Sが塗布された端板13を支持した端板支持部17を移動機構18により移動させて、接着剤Sが塗布された端板13を濾材支持部20に支持された濾材12に接触させることで、端板13を濾材12に対して精度よく安定して接着することができる。
(6)端板接着装置11において、両アクチュエータ22,23の複数(4本ずつ)の針16は、支持板24の短手方向に等間隔となるようにジグザグに配置されている。このため、端板支持部17によって支持する端板13の幅が変わっても、針16によって端板13を確実に突き刺すことができる。
(変更例)
なお、上記実施形態は次のように変更してもよい。
・端板接着装置11において、両アクチュエータ22,23が備える針16の数や配置は、適宜変更してもよい。
・端板13は、必ずしも不織布によって構成する必要はなく、例えば、ゴムやフォーム材によって構成してもよい。
・端板接着方法の端板支持工程において、針16は、必ずしも端板13に対して斜めに突き刺す必要はない。すなわち、針16は、端板13に対して真っ直ぐに突き刺してもよい。この場合、針16が端板13から簡単に抜けないように、針16に返しや凹凸などを設けることが好ましい。
・端板接着方法において、端板13における接着剤Sが塗布される面の向きは、接着剤塗布工程と端板接着工程との間で変化させるようにしてもよい。
・端板接着方法において、張力付与工程は省略してもよい。
11…端板接着装置、12…濾材、13…端板、14…エアフィルタ、16…針、17…端板支持部、18…移動機構、19…接着剤供給部、20…濾材支持部、S…接着剤。

Claims (5)

  1. 襞折りされた濾材に端板を接着するエアフィルタの端板接着方法であって、
    針で前記端板を突き刺して支持する端板支持工程と、
    前記端板支持工程で支持した前記端板を接着剤に接触させながら移動させて前記端板に前記接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、
    前記接着剤塗布工程で前記接着剤が塗布された前記端板を前記濾材に接触させることによって接着する端板接着工程と、
    を備えることを特徴とするエアフィルタの端板接着方法。
  2. 前記接着剤塗布工程の前に前記端板支持工程で支持した前記端板に張力を付与する張力付与工程を備え、
    前記接着剤塗布工程では、前記張力付与工程で張力が付与された状態の前記端板に前記接着剤を塗布することを特徴とする請求項1に記載のエアフィルタの端板接着方法。
  3. 前記端板における前記接着剤が塗布される面の向きは、前記接着剤塗布工程と前記端板接着工程との間で変化しないことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエアフィルタの端板接着方法。
  4. 前記端板支持工程では、前記針を前記端板に対して斜めに突き刺すことを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載のエアフィルタの端板接着方法。
  5. 襞折りされた濾材に端板を接着するエアフィルタの端板接着装置であって、
    前記端板に針を突き刺して支持する端板支持部と、
    前記端板支持部を移動可能な移動機構と、
    前記端板に接着剤を供給可能な接着剤供給部と、
    前記濾材を支持する濾材支持部と、
    を備えることを特徴とするエアフィルタの端板接着装置。
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