JP4007645B2 - 製本方法および製本装置 - Google Patents

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    • B05C1/00Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating
    • B05C1/04Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating for applying liquid or other fluent material to work of indefinite length
    • B05C1/08Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating for applying liquid or other fluent material to work of indefinite length using a roller or other rotating member which contacts the work along a generating line

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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製本方法および製本装置に関し、詳しくは、特に少量の製本に好適な製本方法および製本装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、少量の製本に用いる製本装置が種々提案されている。たとえば、接着剤溜内にホットメルトタイプの接着剤を加熱して溶融し、製本後に背となる用紙束の背面に表紙を接着するために、その溶融した接着剤を塗布するようにした製本装置が提供されている(たとえば、特開昭58−90988号公報)。
【0003】
しかし、この種の装置では、固化した大量の接着剤を一度に加熱するため、加熱を開始してから製本できるようになるまで、たとえば数十分を要し、準備時間が非常に長い。また、接着剤溜に大量の接着剤を加熱して高温に保っておくため、接着剤の臭気が拡散し、悪臭が激しいという問題がある。
【0004】
別のタイプの製本装置としては、予め接着剤を塗布した表紙を加熱して接着剤を溶融して用紙束を接着するようにした製本装置が提供されている。この装置では、表紙の少量の接着剤を溶融するので準備時間は短くなるが、用紙束の厚さに応じて専用の表紙を用いる必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の解決すべき技術的課題は、製本開始までの準備時間が短く、臭気の発生が少なく、所望により任意の表紙を用いることができる製本方法および製本装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用・効果】
上記の技術的課題を解決するため、本発明は、以下の構成の製本方法および製本装置を提供する。
【0007】
製本装置は、用紙束の背面に沿って流動性接着剤を塗布する接着剤塗布手段と前記用紙束の厚さを検出する用紙束厚みセンサを備えたタイプの装置である。上記接着剤塗布手段は、固形接着剤供給手段と、接着剤ノズルと、加熱手段と、ノズル駆動手段とを備える。上記固形接着剤供給手段は、固形接着剤を順次送り出す。上記接着剤ノズルは、上記固形接着剤供給手段から送り出された固形接着剤が挿入されるノズル入口を有する。上記接着剤ノズルは、上記ノズル入口からノズル出口までその内部を貫通する貫通穴を有する。上記加熱手段は、上記接着剤ノズルの上記貫通穴に沿って外側に配置される。上記ノズル駆動手段は、上記接着剤ノズルの上記ノズル出口を、用紙束の背面に接近または当接した状態で用紙束搬送方向に用紙束の背面の一端から他端までかつ、前記用紙束厚みセンサによって検出された前記用紙束の厚さに応じて前記用紙束搬送方向に直角方向に、用紙束の背面に対して相対移動させる。
【0008】
上記構成において、接着剤供給手段によって接着剤ノズルのノズル入口からノズル貫通穴内に順次押し込まれた固形接着剤は、加熱手段によって接着剤ノズルの貫通穴内で加熱されて溶融し、接着剤ノズルのノズル出口から溶融した状態で押し出される。ノズル駆動手段によって用紙束と接着剤ノズルとを相対移動させ、接着剤ノズルから押し出された接着剤を用紙束の背面に所定パターンで塗布する。接着剤ノズルの上記ノズル出口を、用紙束の背面に適宜に押し込んで用紙束の背面をしごいて、隣接する用紙同士を広げながら接着剤を塗布すれば、用紙束の背面が多少不揃いでも、奥まで接着剤を付けて製本することができる。表紙なしで製本することもできるが、所望により、接着剤の塗布後、用紙束の背面に表紙を押し当てて、表紙を用紙束に接着することもできる。
【0009】
上記装置は、固形接着剤を必要な量だけを接着剤ノズル内で少しずつ溶融し、一度に全部の固形接着剤を加熱して溶融しない。しかも、溶融された接着剤は、接着剤ノズル内に密封されており、接着剤ノズルから射出されるとすぐに用紙束の背面に塗布され、接着に用いられる。また、用紙束の厚さに応じて接着剤を用紙束の背面に塗布して、用紙束の背面を接着することができる。
【0010】
したがって、製本開始までの準備時間が短く、臭気の発生が少なく、所望により任意の表紙を用いることができる。
【0011】
好ましくは、上記固形接着剤は、線状で柔軟性を有しリールに巻き付けられ、その一端側が上記固形接着剤供給手段によって順次送り出されて上記リールから解かれる。
【0012】
上記構成によれば、真っ直ぐな棒状の固形接着剤を用いる場合に比べ、より長い固形接着剤を用いることができるので接着剤補給サイクルを長くすることができる。また、直線長さを短くすることができるので装置内のスペースを有効活用できる。
【0013】
好ましくは、回転カッター手段と、回転カッター駆動手段とをさらに備える。上記回転カッター手段は、回転する軸の軸端に切刃を有する。上記回転カッター駆動手段は、上記回転カッター手段の上記切刃を、用紙束の背面に押し当てた状態で用紙束の背面の一端から他端まで大略全体的にたどるように、用紙束の背面に対して相対移動させる。上記ノズル駆動手段は、上記回転カッター駆動手段によって相対移動させられた上記回転カッター手段が用紙の背面を切削した切削跡に沿って、上記接着剤ノズルの上記ノズル出口を用紙の背面に対して相対移動させる。
【0014】
上記構成によれば、用紙束の背面が揃っていなくても、用紙束の背面を切削することによって揃え、その部分に接着剤を塗布することができる。したがって、各用紙を表紙に良好に接着することできる。
【0015】
好ましくは、上記ノズル駆動手段は、一対の用紙束搬送手段と、ノズル往復駆動手段とを有する。上記一対の用紙束搬送手段は、互いに対向して配置され、その間に用紙束を挟持し搬送する。上記ノズル往復駆動手段は、上記接着剤ノズルの上記ノズル出口を、上記用紙束搬送手段の用紙束搬送経路に接近またはわずかに進入した状態で、用紙束搬送方向に対して大略直角方向に往復移動させる。
【0016】
上記構成によれば、用紙束を一対の用紙束搬送手段によって搬送しながら、ノズル往復駆動手段によって接着剤ノズルを搬送方向に大略直角に往復移動させることによって、接着剤を用紙束の背面に、ジグザグに略全体的に塗布することができる。接着剤ノズルは用紙束の厚さ方向に往復移動するだけでよく、移動距離が短い。また、用紙束の厚さに応じて、一対の用紙束搬送手段の間隔と接着剤ノズルの振幅を変え、用紙束の背面の長さに応じて接着剤を供給することによって、サイズや厚さの異なる種々の用紙束について、簡単に製本することが可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、図1〜図9に示した本発明の各実施形態に係る製本装置について詳細に説明する。
【0018】
まず、図1〜図5を参照しながら、本発明の製本装置の概要を説明する。
【0019】
この装置は、図1の概念図に示すように、揃えて重ねられた用紙束2の背面3に、溶融して流動性を有する接着剤6aを接着剤ノズル12から射出して塗布し、用紙束2の背面3に表紙4(図1では不図示)を押し当てて接着する動作を連続的に行うようにした装置である。接着剤ノズル12の周囲にはヒーター13を設け、接着剤ノズル12のノズル入口12aに固形接着剤6を押し込み、接着剤ノズル12の内部でそれを加熱して溶融し、ノズル出口12bから溶融した接着剤6aを射出して、用紙束2の背面3に塗布する。接着剤ノズル12のノズル出口12bは、用紙束2の背面3に接近または当接した状態で、用紙束2の背面3の一端3aから他端3bまで用紙束2の背面3に対して相対移動し、用紙束2の背面3に大略全体的に接着剤6aを塗布するようになっている。
【0020】
後述する一実施形態の製本装置10では、用紙束2の背面3を下に向け、接着剤6aを下から塗布するようになっている。そのため、この製本装置10では、接着剤ノズル12は、図3の断面図および図4の斜視図に示すように、接着剤ノズル12はL型に曲がったものであり、その周囲にヒーター13が設けられ、プーリー対8を用いて固形接着剤6をノズル入口12aに水平方向に押し込み、上を向けたノズル出口12aから加熱されて溶融した接着剤6aを射出するようになっている。ノズル入口12a付近には、ノズル穴の内周面に沿ってOリング12cを設け、接着剤ノズル12の内部で溶融した接着剤6aの逆流を防止している。固形接着剤6は、真っ直ぐな棒状のものを用いてもよいが、図5の斜視図に示すように、適宜な柔軟性を有する固形接着剤6をリールに巻き、その一端側をプーリー対8で挟んで接着剤ノズル12に送り込むようにすれば、接着剤補給サイクルを長くすることができ、また、装置内のスペースを有効活用できる等の利点がある。
【0021】
この装置は、図2の説明図に示すように、装置にセットされた用紙束2がその背面3に沿う方向2sに送られ、各工程を順に実行する。
【0022】
すなわち、製本後に背となる用紙束2の背面3を下向きにして、装置10に用紙束2をセットすると、図2(A)に示すように、接着剤ノズル12から射出された接着剤6aが用紙束2の背面3に塗布される。このとき、用紙束2は、後述する用紙束移動ベルト20,22に挟持されながら、図において右方向2sに送られ、接着剤ノズル12は、ノズル移動モーター28(図8参照)に駆動され、用紙束2の厚さに応じて図において紙面垂直方向に往復移動し、用紙束2の背面3に接着剤6aがジグザグに略全体的に塗布されるようになっている。たとえば、接着剤ノズル12の往復に対応して用紙束12を間欠的に送り、接着剤6aの塗布軌跡が矩形となるようにしても、接着剤ノズル12を一定速度で往復させ用紙束12を一定速度で送ることによって、接着剤6aの塗布軌跡が三角波状となるようにしてもよい。
【0023】
接着剤6aの塗布が完了すると、図2(B)に示すように、表紙4が載置された表紙給送板14が上昇し、用紙束2の背面3に表紙4を押し当てる。表紙給送板14は、表紙押し当てソレノイド14a(図8参照)によって上昇するようになっている。
【0024】
次に、図2(C)に示すように、用紙束2が表紙給送板14から去ると、表紙給紙台14は下降する。用紙束2が表紙4とともに搬送方向2sに移動するときに、用紙束搬送方向に回転するホットローラー16が、下方から表紙4に圧接し、用紙束2の背面3に沿って一端3aから他端3bまで、表紙4を用紙3に順次密着させる。ホットローラー16は、接着剤16aが溶融状態を保つように、ローラーヒーター17(図8参照)によって、室温より高い温度で加熱される。
【0025】
次に、図2(D)に示すように、用紙束2は表紙4とともに右方向に移動し、冷却板18の上に載置される。これによって、表紙4を介して接着剤6aが冷却され、接着剤16aが硬化して、表紙4と用紙束3とは固着される。冷却板18は熱伝達性の優れた金属板であり、接着剤6aを室温まで冷却することができることができる。
【0026】
以上説明したように、製本部数が一部のときは、図2(A)〜(D)に示した各工程を順に実行するが、これらの各工程を同時に並行して処理すれば、多数部数を効率よく製本することが可能である。
【0027】
次に、装置10の具体的な構成について、図6および図7の全体斜視図を参照しながら説明する。
【0028】
装置本体11の内部には、図2に示した接着剤ノズル12、表紙給送板14、ホットローラー16、冷却板18が配置されている。装置本体11の中央には、用紙束2を立てた状態で支持する用紙台30と、用紙束2を挟んで搬送する一対の用紙束移動ベルト20,22とを備える。
【0029】
用紙台30は、断面L字状に配置された水平板34と垂直板32とを有し、用紙搬送経路に沿って全体的に延在する。垂直板32の一部は、用紙束搬送方向2sに切り欠かれ、一方すなわち第1の用紙束移動ベルト20が突出し、水平板34の上方には、垂直板32に対向して、他方すなわち第2の用紙束移動ベルト22が配置されている。第1および第2の用紙束移動ベルト20,22は、互いに他方の用紙束移動ベルト20,22に対向する側がそれぞれ用紙束搬送方向2sに移動するようになっている。第1の用紙束移動ベルト20は、垂直板32に沿う一定経路を循環するようになっている。一方、第2の用紙束移動ベルト22の第1の用紙束移動ベルト20に対向する側は、第1の用紙束移動ベルト20に対して接離自在に支持されている。すなわち、第2の用紙束移動ベルト22を支持する第1の用紙束移動ベルト20側の各ベルト支持ローラー24a,24b,24c,24dは、用紙束搬送方向2sに直角方向に移動自在に装置本体11に支持されており、常時は、第2の用紙束移動ベルト22の第1の用紙束移動ベルト20側部分を第1の用紙束移動ベルト20側に弾力的に付勢するようになっている。これによって、両用紙束移動ベルト20,22の間に挟まれる用紙束2の厚さに応じて、各ベルト支持ローラー24a〜24dが用紙束搬送方向2sに直角な方向に移動する。用紙束2の厚さと搬送経路内での位置とは、これらの各ベルト支持ローラー24a〜24dの移動により、検出センサ22x,22y(図8参照)によって検出されるようになっている。
【0030】
装置本体11の前側には、表紙4を載置するための表紙載置台15と、製本された用紙束を回収する受け板38とを備える。表紙載置台15に載置された表紙4は、用紙束2が送られて来ると、不図示の送りローラーによって装置本体11内に送り込まれ、前述のように、表紙給送板14によって上に持ち上げられて用紙束2の背面3に押し付けられる。用紙束2は、表紙4が押し当てられた状態で装置の右端まで搬送され、冷却板18で接着剤6aが冷却されると、冷却板解放ソレノイド19(図8参照)によって冷却板18が用紙束2の背面3から待避し、用紙束2が下方に落とし込まれ、受け台38まで落下するようになっている。表紙4は、この落下時に用紙束2に沿うように折り曲げられる。
【0031】
装置本体11の上面には操作スイッチ37(図8参照)が配置された操作パネル36を備える。
【0032】
この装置10は、CPU50によって動作が制御されるようになっている。すなわち、図8のブロック図に示すように、CPU50には、ROM52、RAM54、ノズルヒーター13、ローラーヒーター17、ノズル移動モーター28、用紙束移動ベルト駆動モーター26、表紙押し当てソレノイド14a、冷却板解放ソレノイド19、接着剤ノズル12の温度を監視するためのノズル温度センサ12x、ローラー16の温度を監視するためのローラー温度センサ16x、接着剤ノズル12の位置を検出するためのノズル位置センサ12y、用紙束2の厚さを検出するための用紙束厚みセンサ22x、用紙束2の位置を検出するための用紙束位置センサ22y、装置10の操作を行うための操作スイッチ37、および電源56が接続されている。
【0033】
上記構成の装置10は、固形接着剤6を必要に応じて接着剤ノズル12内で少しずつ溶融し、しかも、接着剤ノズル12から射出した接着剤6aは、用紙束2の厚さに応じて、すぐに用紙束2の背面3に略全体的に塗布する。
【0034】
したがって、この装置10は、使用開始までの準備時間が短く、臭気の発生が少なく、任意の表紙を用いることができる。
【0035】
次に、第2実施形態の製本装置について説明する。
【0036】
第2実施形態の製本装置は、第1実施形態の製本装置10と大略同様に構成されるが、相違するのは、図9の斜視図に示すように、モーター42によって回転される軸44の軸端に切刃46を有する回転カッター装置40をさらに備えた点である。回転カッター装置40は、接着剤ノズル12よりも用紙束搬送方向2sの上流側に配置される。回転カッター装置40の切刃46は、用紙束2の背面3に押し当てられるようになっていて、用紙束2の背面3をわずかに切り取って平らな切削面3cを形成できるようになっている。回転カッター装置40は、用紙束搬送方向2sに直角な方向に、接着剤ノズル12とともに、大略、用紙束2の背面3の一端3aから他端3bまで一体的に往復移動し、用紙束2の切削面3cに沿って接着剤6aを塗布するように、接着剤ノズル12および回転カッター装置40の往復移動と用紙束2の搬送とが制御されるようになっている。
【0037】
したがって、用紙束2の背面3があまり揃っていなくても、各用紙の縁に接着剤6aを塗布し、より確実な接着が可能となる。
【0038】
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の製本装置の概念を示した斜視図である。
【図2】 本発明の製本装置の動作の説明図である。
【図3】 本発明の第1実施形態の製本装置で用いる接着剤ノズルの要部断面図である。
【図4】 図3の接着剤ノズルの要部斜視図である。
【図5】 図3の接着剤ノズルに固形接着剤を供給する装置の斜視図である。
【図6】 本発明の第1実施形態の製本装置の全体斜視図である。
【図7】 図6と同様の斜視図である。使用時を示している。
【図8】 図6の製本装置のブロック図である。
【図9】 本発明の第2実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 用紙束
2s 用紙束搬送方向
3 背面
3a 一端
3b 他端
3c 切削面
4 表紙
6 固形接着剤
6a 溶融した接着剤(流動性接着剤)
7 リール
8 プーリー(接着剤塗布手段、固形接着剤供給手段)
10 製本装置
11 装置本体
12 接着剤ノズル(接着剤塗布手段)
12a ノズル入口
12b ノズル出口
12c Oリング
12x ノズル温度センサ
12y ノズル位置センサ
13 ヒーター(接着剤塗布手段、加熱手段)
14 表紙給送板
15 表紙押し当てソレノイド
16 ホットローラー
16x ローラー温度センサ
17 ローラーヒーラー
18 冷却板
19 冷却板開放ソレノイド
20,22 搬送ベルト(接着剤塗布手段、ノズル駆動手段、用紙束搬送手段)
22x 用紙束厚みセンサ
22y 用紙束位置センサ22
24a,24b,24c,24d ベルト支持ローラー
26 用紙束移動ベルト駆動モーター(接着剤塗布手段、ノズル駆動手段、用紙束搬送手段)
28 ノズル移動モーター(接着剤塗布手段、ノズル駆動手段、ノズル往復駆動手段)
30 用紙台
32 垂直板
34 水平板
36 操作パネル
37 操作スイッチ
38 受け台
40 回転カッター装置(回転カッター手段)
42 モーター
44 軸
46 切刃
50 CPU
52 ROM
54 RAM
56 電源

Claims (5)

  1. 用紙束(2)の背面(3)に沿って流動性接着剤(6a)を塗布する接着剤塗布手段(8,12,13,20,22,26,28)を備えた製本装置において、
    前記用紙束(2)の厚さを検出する用紙束厚みセンサ(22x)を有し、
    上記接着剤塗布手段(8,12,13,20,22,26,28)は、
    固形接着剤(6)を順次送り出す固形接着剤供給手段(8)と、
    該固形接着剤供給手段(8)から送り出された固形接着剤(6)が挿入されるノズル入口(12a)を有し、該ノズル入口(12a)からノズル出口(12b)までその内部を貫通する貫通穴を有する接着剤ノズル(12)と、
    該接着剤ノズル(12)の上記貫通穴に沿って外側に配置された加熱手段(13)と、
    上記接着剤ノズル(12)の上記ノズル出口(12a)を、用紙束(2)の背面(3)に接近または当接した状態で用紙束搬送方向に用紙束(2)の背面(3)の一端(3a)から他端(3b)までかつ、前記用紙束厚みセンサによって検出された前記用紙束の厚さに応じて前記用紙束搬送方向に直角方向に、用紙束(2)の背面(3)に対して相対移動させるノズル駆動手段(20,22,26,28)とを備えたことを特徴とする製本装置。
  2. 上記固形接着剤(6)は、線状で柔軟性を有しリール(7)に巻き付けられ、その一端側が上記固形接着剤供給手段(8)によって上記リール(7)から解かれることを特徴とする、請求項1記載の製本装置。
  3. 回転する軸(44)の軸端に切刃(46)を有する回転カッター手段(40)と、
    該回転カッター手段(40)の上記切刃(46)を、用紙束(2)の背面(3)に押し当てた状態で用紙束(2)の該背面(3)の一端(3a)から他端(3b)まで大略全体的にたどるように、用紙束(2)の背面(3)に対して相対移動させる回転カッター駆動手段とをさらに備え、
    上記ノズル駆動手段(20,22,28)は、上記回転カッター駆動手段によって相対移動させられた上記回転カッター手段(40)が用紙(2)の背面(3)を切削した切削跡(3c)に沿って、上記接着剤ノズル(12)の上記ノズル出口(12b)を用紙(2)の背面(3)に対して相対移動させることを特徴とする、請求項1記載の製本装置。
  4. 上記ノズル駆動手段(20,22,26,28)は、互いに対向して配置され、その間に用紙束を挟持し搬送する一対の用紙束搬送手段(20,22,26)と、
    上記接着剤ノズル(12)の上記ノズル出口(12b)を、上記用紙束搬送手段(20,22)の用紙束搬送経路に接近またはわずかに進入した状態で用紙束搬送方向に対して大略直角方向に往復移動させるノズル往復駆動手段(28)とを有することを特徴とする、請求項1記載の製本装置。
  5. 用紙束(2)の背面(3)に接着剤(6a)を塗布する製本方法であって、
    前記用紙束(2)の厚さを測定するステップと、
    線状の固形接着剤(6)を順次加熱溶融して接着剤ノズル(12)から連続的に押し出しつつ、該押し出された接着剤(6a)を、用紙束(2)の背面(3)に接近または当接した状態で用紙束搬送方向に用紙束(2)の背面(3)の一端(3a)から他端(3b)までかつ、前記測定された前記用紙束の厚さに応じて前記用紙束搬送方向に直角方向に、用紙束(2)の背面(3)に対して相対移動させるステップとを備えた、製本方法。
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